JP2020142817A - スクイズボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】括れ部の押し潰しを簡単に繰り返すことができるようにしながら、ラベルを適切に取り付けておくことができる領域や減圧吸収変形用パネル部を形成する領域を確保し、ソースなどの粘性の高い液体調味料を充填する加熱充填に対応した耐熱性を備えたスクイズボトルを利用して、括れ部の押し潰しを繰り返して液体調味料を少量ずつ注出できる取り扱いの良好な容器を提供する。【解決手段】括れ部6に偶数箇所にして突条14を配置して、この括れ部6は、括れ部6をボトル外方から押し潰すときに、一組の突条14、14それぞれが、胴部径方向の外方に向けて折り出される変形をし、折り出される一方の突条14ともう一方の突条14との間の胴部周りに位置して前記一組の突条14、14を通る位置の胴部径方向に沿う直線を間にして対向する括れ部6の胴部壁13、13それぞれが、直線を間にして互いに近接する変形をする構成とした。【選択図】図4

Description

本発明は、液体調味料などの粘性の高い液体を収容し、胴部を繰り返して押し潰すスクイズ操作を行なって収容物の液体を少量ずつ注出する用途に用いられるスクイズボトルに関するものである。
従来から液体調味料などの液体を容器に充填する場合、加熱殺菌されて常温より高い温度となった状態で充填を行なうようにしている。そして、液体調味料などの液体を充填する手持ちできるサイズの合成樹脂製のボトルとしては、耐熱性を有している必要があって、高い温度の液体が接しても収縮しないようにヒートセット加工を施して耐熱性を高めた耐熱性ボトルが用いられる。
また、とんかつソースなどの粘性の高い収容物を入れた容器では、その収容物の注出時の液切れを良好にするために、合成樹脂製のボトルの口部にノズルを有したキャップを取り付けるとともに、ボトルの胴部を繰り返して押し潰すスクイズ操作を行なって、収容物を少量ずつ注出できるようにしている。
このように粘性の高い液体を収容する用途に、注出に際して胴部を押し潰す力を繰り返して加えることでその胴部が復元可能に変形する合成樹脂製のボトルが用いられている。そして、粘性の高い液体調味料を加熱して充填するボトルとして、上記耐熱性ボトルの採用が考えられるが、従来の耐熱性ボトルでは胴部形状が単純な円筒状であるために、また、耐熱性を付与するための加工が施されているために、胴部が硬くなっており、内容物の注出に際して、程良い力では繰り返しの押し潰しが行なえないという不具合が生じる。
特許文献1では、口部と肩部と胴部と底部とを有するようにブロー成形された合成樹脂製のスクイズボトルであって、胴部に括れ部を有し、括れ部のボトル上下方向の長さをその括れ部の最深胴部の胴部径より長くすることで、括れ部で生じる抗力が、押し潰していく途中で急増するようにしており、押し潰しの繰り返しを再現させ易くして、括れ部の部分に対する繰り返しの押し潰しで、取り付けられたキャップのノズルから少量ずつの注出を行なうスクイズボトルの提案が示されている。
上記特許文献1では、ボトルの胴部にその胴部周りに括れ部を設けて胴部の押し潰しが行なえるようにした工夫が示されていることから、ソースなどの粘性の高い液体調味料を加熱充填する耐熱性ボトルに対し、特許文献1で示されているように括れ部を胴部に設ける工夫を採用することで、胴部に対する繰り返しの押し潰し操作で粘性の高い液体調味料を少量ずつ注出できる容器が得られると考えられる。
特開2016−150770号公報
上述したように耐熱性ボトルの胴部に括れ部を設けることで、胴部に対する繰り返しの押し潰しが行なえるスクイズボトルが得られると考えられるが、しかしながら、特許文献1に示されているように括れ部の上下方向の長さを長くしなければならないという不具合がある。
即ち、ソースを含む一般的な液体調味料を収容したボトルタイプの商品では、ラベルとして印刷などにて商品名、原材料の表示、使用方法などの各種の情報を印刷したシュリンクフィルムをボトルの胴部周りに胴巻きにして取り付けるようにしている。そして、このような商品に用いるボトルの胴部に上下方向に長い括れ部を設けるようにしてしまうと、シュリンクフィルムを巻き付ける部分で胴部径が大きく変化したボトル形状となり、胴巻きしたシュリンクフィルムが胴部径の小さい部分でタブ付いてしまい、商品の外観を大きく損ねてしまうことになる。この点は、ラベルをシュリンクフィルムにする場合だけでなく、紙製のものとしても同様の不具合がある。
また、収容物が液体調味料の場合に限られるものではないが、加熱充填に対応した耐熱性ボトルでは、収容物を充填してボトルの口部を蓋付きのキャップで封じた後、収容物の温度が下がってボトル内が減圧されて大気圧に対して負圧状態に転じ易いため、その減圧による凹陥変形をして減圧を軽減する減圧吸収変形用パネル部を、胴部周りの複数個所に設けて、ボトル全体の変形を抑えるようにしている。
しかし、粘性の高い液体調味料を収容する耐熱性のあるボトルにおいて、上記特許文献1で示された上下方向に長さの長い括れ部を胴部に設けた構造とし、収容されている液体調味料を少量ずつ注出する際に胴部の括れ部を繰り返し押し潰す操作を行なうタイプのボトルを得ようとすると、上記減圧吸収変形用パネル部を設ける領域と括れ部での胴部径が徐々に変化する領域とが重なってしまい、減圧吸収変形用パネル部を設ける領域を十分には確保できないという不具合が生じる。
そこで本発明は上記事情に鑑み、ボトルの胴部にその胴部周りにして括れ部を設けて、その括れ部の押し潰しを簡単に繰り返すことができるようにしながらも、ラベルを適切に取り付けておくことができる領域や減圧吸収変形用パネル部を形成する領域を確保することを課題とし、ソースなどの粘性の高い液体調味料を充填する加熱充填に対応した耐熱性を備えたスクイズボトルを利用して、括れ部の押し潰しを繰り返して液体調味料を少量ずつ注出できる取り扱いの良好な容器を提供することを目的とする。
(請求項1の発明)
本発明は上記課題を考慮してなされたもので、口部と肩部と略円筒状の胴部と底部とを有する合成樹脂製のスクイズボトルであって、前記胴部に胴部周りにして括れ部が設けられているとともに、この括れ部と底部との間の胴部が、ラベルを配置するための下胴部とされているスクイズボトルにおいて、
前記括れ部は、胴部径を最小にした最深壁部と、この最深壁部からボトル上方に向けて胴部径を拡径して肩部下端側に至る上拡径壁部と、前記最深壁部からボトル下方に向けて胴部径を拡径して下胴部の上端側に至る下拡径壁部とからなり、
前記括れ部には、上拡径壁部と下拡径壁部との間に亘って縦リブの形状にして胴部壁を外方に向けて突出させてなる突条を一体に形成して、この突条が、括れ部での胴部周り方向に等間隔にして偶数箇所に配置され、隣り合う突条の間に上拡径壁部と最深壁部と下拡径壁部とからなる指当て凹部が形成されており、
前記突条それぞれは、隣接する前記指当て凹部の胴部壁がボトル内外方向に撓み変形するのを抑止し、突条の稜線部を通る位置での胴部壁の折れによって胴部径方向の外方に折り出るように折曲可能に設けられていて、
前記括れ部は、
ボトル中心を間にして対向する一組の突条を通る位置の胴部径方向に対して直交する方向に括れ部をボトル外方から挟み込みして押し潰す力が加えられたときに、前記一組の突条それぞれが、胴部径方向の外方に向けて折り出される変形をし、前記折り出される一方の突条ともう一方の突条との間の胴部周りに位置して前記一組の突条を通る位置の胴部径方向に沿う直線を間にして対向する括れ部の胴部壁それぞれが、前記直線を間にして互いに近接する変形をする構成とされていることを特徴とするスクイズボトルを提供して、上記課題を解消するものである。
(請求項2の発明)
そして、本発明において、上記突条と上記指当て凹部とが括れ部の胴部周りに交互にして配置されていて、ボトル中心を間にして指当て凹部の胴部径方向での反対側に指当て凹部が配置されていることが良好である。
(請求項3の発明)
また、本発明において、ボトル中心を間にして対向する一組の突条を通る位置の胴部径方向に対して直交する方向で、二つの上記指当て凹部がボトル中心を間にして対向して配置されていることが良好である。
(請求項4の発明)
また、本発明において、上記突条は、括れ部での胴部周り方向に等間隔にして六箇所に配置されていることが良好である。
(請求項5の発明)
また、本発明において、上記下胴部に、収容物が冷却したときに凹陥変形してボトル内の減圧を軽減するための減圧吸収変形用パネル部が、胴部周り方向に等間隔にして偶数箇所に配置され、胴部周り方向で隣り合う前記減圧吸収変形用パネル部の間に縦長の柱形状部が形成されており、上記突条と前記縦長の柱形状部とがボトル上下方向で位置揃えされていることが良好である。
(請求項6の発明)
また、本発明において、上記底部に、収容物が冷却したときに凹陥変形してボトル内の減圧を軽減する凹部が配置されていることが良好である。
(請求項1の発明の効果)
請求項1の本発明によれば、上述したように胴部の括れ部に縦リブの形状にして一体にして形成されている上記突条が、胴部周り方向に等間隔にして偶数箇所に配置され、この隣り合う突条の間に上記指当て凹部が形成されている。
そして、突条それぞれを等間隔にして偶数箇所に、また指当て凹部それぞれを等間隔にして偶数箇所に配した括れ部は、ボトル中心を間にして対向する一組の突条を通る位置の胴部径方向に対して直交する方向に、その括れ部をボトル外方から挟み込みして押し潰すように外力を加えたときに、前記一組の突条が、互いに離間するように胴部径方向外方に向けて折り出る変形をするとともに、前記一組の突条の内の一方の突条からもう一方の突条までの間に胴部周り方向にして亘る括れ部の胴部壁それぞれが互いに近接する変形をするものとしている。
このように括れ部を突条の位置から外方に折り出し易くしていることとなり、スクイズボトルが耐熱性ボトルとされて硬く強度のあるボトルであっても、収容物を少量で注出するときの押し潰し操作に大きな力を要しないものとなる。
さらに、突条の位置での折れを切っ掛けにして括れ部の胴部壁がスムーズに外方に折り出されるようになり、括れ部を上下方向に長くしなくとも、括れ部に対する押し潰しが行なえる。よって、下胴部の上下方向での長さを長くしてシュリンクフィルムや紙材などからなるラベルを配置する領域や減圧吸収変形用パネル部を配置するための領域などが確保し易くなるという効果を奏する。
(請求項2の発明の効果)
請求項2の発明によれば、指先を指当て凹部に当て易くなって括れ部を押し潰すときにズレを生じさせずに適切に押し潰す力を加えることができる。特に、このスクイズボトルを用いた収容物充填済みの容器において、収容物を少量ずつ繰り返して注出させる用途に使用する場合、指当て凹部に当てた指で繰り返しの押し潰し操作をすることになるが、その繰り返し操作を行なっても指先の位置にズレを生じさせないという効果を奏する。
(請求項3の発明の効果)
請求項3の発明によれば、ボトル中心を間にして対向する一組の突条を通る位置の胴部径方向に対して直交する方向で、二つの上記指当て凹部がボトル中心を間にして対向して配置されているので、ボトル中心を間にして胴部径方向に対向配置されている二つの指当て凹部それぞれに指先を当てるだけで、折り出される突条が定まるようになる。
一方、仮にボトル中心を間にして対向する二つの突条の位置それぞれに指先を当てて押し潰すように力を加えた場合、前記突条それぞれが、ボトル外方から押し潰す力で胴部壁がボトル中心側に向けて撓み込むことのないように、突条自体の胴部壁や突条間の胴部壁に抗力を生じさせる働きをするようになる。
そのため、上述したようにボトル中心を間にして対向する二つの指当て凹部それぞれに指先を当てて押し潰しの力を加えるという簡単な操作で、括れ部が押し潰される変形を生じさせることができるという効果を奏する。
(請求項4の発明の効果)
請求項4の発明によれば、上記突条は、括れ部での胴部周り方向に等間隔にして六箇所に配置されているので、括れ部を押し潰す操作をするときに指先を指当て凹部に当てると、常にその指当て凹部の両側に、ボトル外方への折り出しをしない突条が位置していることとなり、押し潰しの力が加えられる側の胴部壁がボトル内方に向けて撓み込みする変形が、より確実に抑え込まれるようになる。
そのため、括れ部に押し潰しの力を加えた際、折り出される一方の突条ともう一方の突条との間の胴部周りに位置する胴部壁、即ち、上記押し潰しの力が加えられる側の胴部壁が、互いにほとんど変形を伴なわずに近付くようになり、括れ部の変形の限度に差し掛かるときに抗力の増し方に変化が生じる。そして、その抗力の増し方の変化が指先に簡単に感じ取られるため(押し込みの限界が指先で感じられるため)、押し潰しの操作を繰り返し易くなるという効果を奏する。
(請求項5の発明の効果)
請求項5の発明によれば、下胴部に複数の減圧吸収変形用パネル部が配置され、隣り合う減圧吸収変形用パネル部の間の柱形状部が、上記突条とボトルの上下方向で位置揃えされた配置としているので、突条と前記柱形状部とがボトルの上下に位置揃えされている部分それぞれで、外部からボトル内方に向けての圧力に抗する強度が高まるようになる。
そのため、ボトルの口部が封じられた状態での容器に充填されている収容物が冷えて、ボトルの内圧が減圧されて大気圧に対して負圧状態となっても、前記減圧吸収変形用パネル部の凹陥変形を適切に生じさせて過度な負圧状態にならないようにすることができる。よって、突条の位置それぞれの位置での不適切な折り出しを防止できるという効果を奏する。
(請求項6の発明の効果)
充填する収容物によっては上述したように加熱充填を行なう場合がある。そして、収容物を高温度で充填してから口部をキャップで封じた際に、また封じた後にボトル内圧が上昇し、そのボトル内圧で底部がボトル外方に突出した形状変形を生じることがあり、底部がボトル外方に向けて突出するような形状変形を生じないようにするために、スクイズボトルの底部に、ボトル上方に向けて凸となる補強用の凹部を設けるようにすることが有用である。
また一方、上記減圧吸収変形用パネル部での効果について説明したように、ボトルの口部が封じられた状態での容器に充填されている収容物が冷えて、ボトルの内圧が減圧されて大気圧に対して負圧状態となり、胴部や底部に不適切な変形が発生する可能性がある。
そこで、請求項6の発明によれば、底部に、収容物が冷却したときに凹陥変形してボトル内の減圧を軽減する凹部が配置されているので、容器に充填されている収容物が冷えて、ボトルの内圧が減圧されて大気圧に対して負圧状態となっても、この底部でボトル内に向けて凸となる形状とされている凹部がさらに凹陥変形してボトル内が過度な負圧状態にならないようにして不適切な変形を防止することができるとともに、底部外周側の接地箇所に変形を生じさせないようにして、正置状態を常時確保できるボトルが得られる。
そして、ボトルの下胴部に上記減圧吸収変形用パネル部が配置されているものにあっては、その減圧吸収変形用パネル部と底部の凹部とがともに凹陥変形して収容物の冷却によるボトル内の減圧を軽減し、ボトル内が過度の負圧状態にならないようにすることもできる。
本発明の第一の例を指当て凹部が前面となる側方から見た状態で示す説明図である。 第一の例を突条が前面となる側方から見た状態で示す説明図である。 第一の例での括れ部の最深壁部の位置の断面の形状を示す説明図である。 第一の例での括れ部に押し潰しの力を加えたときの括れ部の変形を最深壁部の位置の断面で示す説明図である。 第二の例として突条が八箇所に配置されている括れ部の最深壁部の位置の断面の形状を示す説明図である。 第三の例として突条が十箇所に配置されている括れ部の最深壁部の位置の断面の形状を示す説明図である。 第四の例を指当て凹部が前面となる側方から見た状態で示す説明図である。 第四の例での括れ部の最深壁部の位置の断面の形状を示す説明図である。 1000mlのスクイズボトルの押し潰し圧力と注出量の関係をグラフで示す説明図である。 330mlのスクイズボトルの押し潰し圧力と注出量の関係をグラフで示す説明図である。
つぎに本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。図中1は合成樹脂製のスクイズボトルであり、粘性の高い液体調味料、例えば濃厚ソースなどの液体調味料を加熱殺菌充填するホットパックに対応できるようにヒートセットなどの加工を施して耐熱性を備えているものである。
そして、このスクイズボトル1は、収容物が充填されてノズルキャップが取り付けられた商品形態時に、所要部分(後述の括れ部)を押し潰す操作を繰り返すことによって、前記ノズルキャップのノズル部分から少量ずつにして収容物が注出できる用途に適応したボトルである。
(ボトル形状の概略)
スクイズボトル1はブロー成形されたボトルであって、図示しないノズルキャップを被せ付けてそのノズルキャップと係合する顎を外周周りに有する口部2と、前記口部2の下端に連続してボトル下方に向けてドーム状に拡径する形状とした肩部3と、前記肩部3の下端に連続して略円筒状にした胴部4と、この胴部4の下端に連続して胴部4の下面を閉じている底部5とを一体にして有している。(図1、図2参照)
(胴部)
胴部4には上記肩部3側での胴部周りにして括れ部6が設けられている。さらに括れ部6と上記底部5との間となる胴部4を、図示しないシュリンクフィルムを胴巻き状に配置するための下胴部7としている。
シュリンクフィルムについては、このスクイズボトル1を用いて収容物を充填し、ノズルキャップにて封じた商品に対する商品名や絵柄、収容物の原料名などの情報が印刷されるラベルとして用いるものであり、未収縮のスリーブ状態にして前記下胴部7の胴部周りに被せ付け、その後に所定の温度にて加熱することで熱収縮して下胴部7の外面を覆うように緊締状態で配置されるフィルムである。
(括れ部)
括れ部6は、スクイズボトル1を用いた上記商品形態の状態となっているときに、この部分を胴部径方向に指先で挟み込んで、収容物を少量ずつ注出するために、繰り返しの押し潰しを行なう部分である。
そして、括れ部6は、胴部4において胴部径を最小にした最深壁部8と、この最深壁部8からボトル上方に向けて胴部径を徐々に拡径して、肩部3の下端に位置する第一の円環形状壁部9に連続する上拡径壁部10と、前記最深壁部8からボトル下方に向けて胴部径を徐々に拡径して、上記下胴部7の上端に位置する第二の円環形状壁部11に達するように連続している下拡径壁部12とからなるものである。
(突条)
括れ部6は、この括れ部6での胴部壁13を胴部径方向の外方に向けて突出させた偶数個の突条14を有しており、図3に示されているように第一の例であるスクイズボトル1では、胴部周りに等間隔にした六箇所に配置されている。
図1と図2に示されているように前記突条14それぞれは、上拡径壁部10と下拡径壁部12との間に亘って縦リブの形状にしていて、胴部壁13を外方に向けて突出させてなるものであることから、この突条14それぞれは上拡径壁部10と最深壁部8と下拡径壁部12と一体に形成されているものである。
(突条の基本的な機能)
突条14の基本的な機能は、上述したようにこの突条14が上拡径壁部10と下拡径壁部12との間に亘って縦リブの形状にされているので、このスクイズボトル1を用いた商品形態での収容物が冷えてボトル内圧が減圧されたときにも、括れ部6においての上拡径壁部10から最深壁部8を経て下拡径壁部12までに亘る胴部壁13の括れ形状が保たれるように補強するものである。
そのため、ボトル内圧が大気圧に対して負圧状態になっても、括れ部6の胴部壁13がボトル内方に向けて大きく入り込むような撓み変形の発生が抑えられる。勿論、突条14自体も、前記負圧状態になってもボトル内方に向けて大きく撓み変形することがないものである。
(突条による折り出しの切っ掛け)
また一方、突条14それぞれは、括れ部6の胴部壁13を外方に向けて凸となるように突出させて縦リブの形状にしたものであることから、括れ部6に外部から押し潰しの力が加わって前記押し潰しの力の入力方向と直交する方向に突条14があるときには、この突条14の稜線部15を通る位置の胴部壁13に折れを生じ易くしている。
そして、この稜線部15の位置での胴部壁13の折れを切っ掛けとして、この胴部壁13の折れを伴ないながら突条14が胴部径方向(押し潰しの力の入力方向と直交する方向)の外方に向けて折り出るように折曲可能とされている。
(指当て凹部)
括れ部6において胴部周り方向で隣り合う突条14の間には指当て凹部16が形成されている。突条14が上述したように胴部周り方向に等間隔にして六箇所に配置されていて、括れ部6を胴部周り方向で前記突条14にて区切る状態で指当て凹部16が形成されていることから、この指当て凹部16も胴部周り方向に等間隔にして六箇所に位置し、何れの指当て凹部16も同一形状のものである。
指当て凹部16それぞれは、隣り合う突条14の間での上拡径壁部10と最深壁部8と下拡径壁部12とから形成されていて、この三つの壁部10、8、12の胴部壁13が連続したものであり、またこれらの胴部壁13が胴部周り方向で前記突条14の胴部壁13にも連続してなるものである。そして、上述したように負圧状態となっている場合でも突条14によって補強されて、ボトル内方に入り込むような撓み変形が前記負圧状態時に生じないようにしている。
(指当て凹部の配置)
指当て凹部16は括れ部6での胴部周り方向に突条14と交互にして配置されていて、上述したように胴部周り方向で等間隔にして六箇所に配置されているので、一つの指当て凹部16に対して、他の内の一つの指当て凹部16がボトル中心aを間にして胴部径方向で対向して配置されている。そして、前記一つの指当て凹部16と前記他の内の一つの指当て凹部16が対向している胴部径方向に直交する方向の線上(胴部径方向)に二つの突条14が位置する配置とされている。(図3参照)
このように括れ部6では、ボトル中心aを間にして胴部径方向に対向する二つの指当て凹部16(上記一つの指当て凹部16と他の内の一つの指当て凹部16)からなる組が三組にして形成され、この組それぞれにおいて、対の指当て凹部16の対向方向に直交する方向に二つの突条14が位置している。
(下胴部、減圧吸収変形用パネル部)
実施の形態であるこのスクイズボトル1の下胴部7には、この下胴部7の胴部壁13を略方形にしてボトル内方に向けて凹陥し、凹陥された部分の胴部壁13をボトル内外方向に撓み変形可能にした減圧吸収変形用パネル部17が設けられている。前記減圧吸収変形用パネル部17は、胴部周り方向に等間隔にして六箇所にして配置されている。
(下胴部、柱形状部)
また、胴部周り方向で隣り合う減圧吸収変形用パネル部17同士が胴部周り方向に離間していて、この隣り合う減圧吸収変形用パネル部17の間に、下胴部7の胴部壁13からなる縦長の柱形状部18が形成されている。この柱形状部18は減圧吸収変形用パネル部17に隣接するものであるので、下胴部7の胴部周り方向で等間隔にして六箇所に配置されているものとなる。
そして、柱形状部18の上端は上記第二の円環形状壁部11に連続しているとともに、柱形状部18の下端が、下胴部7の最下端の部分にして底部5との間に介在する第三の円環形状壁部19に連続しており、下胴部7の胴部壁13が全体的にボトル内方に向けて入り込むような座屈が生じないように補強している。
さらに、図2に示されているように柱形状部18と上記突条14とがボトル上下方向で位置揃えされており、前記突条14とこの柱形状部18とが縦方向で並んでいることにより、スクイズボトル1の強度をより高めるように図られている。
(底部)
本スクイズボトル1の底部5は、この底部5の中央部分がボトル上方に向けて凸となる形状にした補強用の凹部20を有しており、収容物を高温度で充填してから口部2をキャップで封じた際にボトル内圧が上昇し、そのボトル内圧で底部5がボトル外方に突出した形状変形を生じないように図られている。
(括れ部に対する押し潰し)
本スクイズボトル1では、このスクイズボトル1に収容物を充填し、口部にノズル付きキャップを取り付けることで、キャップのノズルから収容物を少量ずつにして注出できる容器が得られる。そして、前記容器では、収容物を少量ずつ注出する際には、スクイズボトル1の括れ部6を例えば片手で挟み持つようにしながら容器全体を持ち上げて、さらにキャップ側が下方となるように容器全体を傾けながら、括れ部6を繰り返して押し潰す操作をするものとなる。
このようにスクイズボトル1は、括れ部6を、ボトルを持ち上げて取り扱う際の手掛かりの部分とするばかりでなく、指で挟み持って押し潰すことができるようにしている。繰り返しの押し潰しの力を加えることで括れ部6が変形できるようにするため、括れ部6には上記突条14が胴部周り方向に等間隔にして六箇所に配置されている。
そして、上述したように、ボトル中心aを間にして胴部径方向に対向する二つの指当て凹部16からなる組が三組にして形成され、この組それぞれにおいて、対の指当て凹部16の対向方向に直交する方向に二つの突条14が位置している。
上記括れ部6において、ボトル中心aを間にして対向する三組の指当て凹部16の内、何れか一つの組の指当て凹部16それぞれに指先を当てて挟み込み、その指当て凹部16それぞれをボトル中心aに向けて押し潰すように外力を加えると、図4で示されているように括れ部6では、前記外力が加えられる対の指当て凹部16の対向方向に直交する方向に位置する二つの突条14それぞれが、該突条14の対向方向に沿う直線上にして胴部径方向の外方に向けて折り出される変形をすることとなる。
また、突条14の部分での前記折り出しの変形に伴なって、折り出される一方の突条14ともう一方の突条14との間の胴部周りに位置してこの一組の突条14を通る位置の胴部径方向に沿う直線を間にして対向する胴部壁13それぞれが、前記直線を間にして互いに近接する変形をする。
上記括れ部6の変形を、最深壁部8の平面形状を断面で示す図4に基づいて説明する。図4において、六箇所配置の突条14を右上のものから時計周り方向に14a、〜、14fとし、六箇所配置の指当て凹部16を右上のものから時計周り方向に16a、〜、16fとする。
ボトル中心aを間にして対向する突条14の三組としては、突条14aと突条14d、突条14bと突条14e、突条14cと突条14fである。
また、前記ボトル中心aを間にして対向する対の突条14を通る位置の胴部径方向に対して直交する方向に対向する指当て凹部16については、指当て凹部16aと指当て凹部16d、指当て凹部16bと指当て凹部116e、指当て凹部16cと指当て凹部116fの三組がある。
(突条位置での折り出しの変形)
仮に、括れ部6の指当て凹部16cと指当て凹部16fに指先を当てて、この指当て凹部16c、16dそれぞれをボトル中心aに向けて押し潰すように外力を加えると、即ち、胴部径方向の一つとして図4の符号Aで示す直線に沿った方向で押し潰しの外力が加わえられると、直線Aの外力入力方向に直交する方向に対向する二つの突条14bと突条14eとのそれぞれは、この突条14bと突条14eとを通る位置の胴部径方向に沿う直線B上に沿いながらこの胴部径方向の外方に向けて折り出される変形をする。
(相対する胴部壁が近接する変形)
また、折り出される突条14bともう一方の突条14eとの間の胴部周りに位置する胴部壁13それぞれは、上記直線Bの位置を間にして対向する対となっている。この対として対向する胴部壁13は、指当て凹部16bと突条14cと指当て凹部16cと突条14dと指当て凹部16dとが連続している胴部壁13Xと、指当て凹部16eと突条14fと指当て凹部16fと突条14aと指当て凹部16aとが連続している胴部壁13Yである。そして、図上、時計周り方向で突条14bから突条14eに亘る前記胴部壁13Xと、突条14eから突条14bに亘る上記胴部壁13Yとが、前記直線Bの位置を間にして互いに近接する変形をする。
(胴部壁13Xの変形)
上記指先を掛けて押し潰しの力を加える一方の指当て凹部16cには両側に突条14cと突条14dとが位置して連続しており、突条14cと突条14dとが、この突条14c、14dの間の前記指当て凹部16cを補強して、この指当て凹部16cの胴部壁13がボトル内方に向けて大きく折れ込む変形(第一の円環形状壁部と第二の円環形状壁部とが極端に近付くような撓みや折れ込みの変形)を生じさせない。
胴部壁13Xでの前記突条14bと突条14cとの間の指当て凹部16bの胴部壁13も、突条14bと突条14cとによって補強されて、ボトル内方に向けて大きく折れ込む変形が生じない。また、突条14dと突条14eとの間の指当て凹部16dの胴部壁13も、突条14dと突条14eとによって補強され、ボトル内方に向けて大きく折れ込む変形が生じない。
そのため、押し潰しの力が一方の指当て凹部16cに加えられると、突条14aと突条14dとが胴部周り方向で少々開きながら、指当て凹部16bと指当て凹部16cと指当て凹部16dとが上記直線B側へ移動するように変形する。
(胴部壁13Yの変形)
また、押し潰しの力を加えるもう一つの指当て凹部16dにもその両側に突条14fと突条14aが位置して連続しおり、突条14fと突条14aとが、この突条14fと突条14aとの間の前記指当て凹部16fを補強している。そして、指当て凹部16fの胴部壁13がボトル内方に向けて大きく折れ込む変形を生じさせない。
胴部壁13Yでの突条14eと突条14fとの間の指当て凹部16eの胴部壁13も、突条14eと突条14fとによって補強されて、ボトル内方に向けて大きく折れ込む変形が生じない。また、突条14aと突条14bとの間の指当て凹部16aの胴部壁13も、突条14aと突条14bとによって補強され、ボトル内方に向けて大きく折れ込む変形が生じない。
そのため、胴部壁13Y側においても、押し潰しの力が指当て凹部16fに加えられると、突条14fと突条14aとによる胴部周り方向での少量の開きを伴ないながら、指当て凹部16eと指当て凹部16fと指当て凹部16aとが直線B側へ移動するように変形する。
このように指当て凹部16c、16dそれぞれをボトル中心に向けて押し潰すように外力を加えると、直線Aの外力入力方向に直交する方向に対向する二つの突条14bと突条14eとのそれぞれが、突条14bと突条14eとを通る位置の胴部径方向に沿う直線B上に沿いながら胴部径方向の外方に向けて折り出される変形をし、折り出される突条14bと突条14eとの間の胴部周りに位置する胴部壁13Xと胴部壁13Yそれぞれが、互いに近接するように直線A方向に沿って移動する変形をする。
二つの突条14bと突条14eとが折れ出される上記変形と、この二つの突条14bと突条14eとの間に亘る胴部周り方向の二つの胴部壁13Xと胴部壁13Yとが互いに近接するように移動する上記変形とは、折り出る突条14b、14eの稜線部15の胴部壁13に復元力を発生されるとともに、前記胴部壁13X、13Yでの突条14c、14d、14f、14aの抗力を発生させるものである。
そして、上記突条14a、〜、14fは縦リブの形状にして手操作では上下方向に潰れることのない強度を有するものであり、二つの指当て凹部16cと指当て凹部16fとを指で挟むように括れ部6を押し潰す操作の途中で、上記突条14c、14d、14f、14aの抗力が増し、よって手操作による押し潰しの限度を指先で感じることが容易になる。
括れ部6を挟み持つ指先に押し潰しの限度を感じられたときには、押し潰しの力を抜くことで、括れ部6は変形前の形状に自動的に復元する。そして、括れ部6が元の形状に復元した後、或いは復元する手前の段階で、再度押し潰しの力を上記二つの指当て凹部16cと指当て凹部16fに加えることで、括れ部6を上述のように潰れた状態に変化させることができる。
本スクイズボトル1に収容物を充填してノズル付きキャップを取り付けることで口部を封じた商品形態の容器では、収容物を少量ずつ注出する場合、キャップを開き、括れ部6に手を掛けた状態でスクイズボトル1の口部側が下となるように全体を傾け、括れ部6の上記胴部径方向に対向する二つの指当て凹部16に掛かる指先で胴部径方向に押し潰す操作を繰り返すようにすればよく、収容物を少量ずつ注出することが簡単に行なえる。
図3、図4に基づいて括れ部6の押し潰しによる変形を説明したが、本スクイズボトル1の括れ部6を、繰り返しのスクイズ操作をするために指先で押し込む箇所が上記指当て凹部16cと指当て凹部16fに限定されるものではない。折り出される二つの突条14の位置を通る胴部径方向に直交する方向で対向する箇所であればよく、図3、図4で示す例にあっては、指当て凹部16bと指当て凹部16eとの組、指当て凹部16aと指当て凹部16dとの組とすることも可能である。
(第二の例−突条八箇所)
上記スクイズボトル1では、第一の例として、括れ部6に、その胴部周り方向に等間隔にして六箇所に縦リブの形状の突条14が配置されているものとして説明したが、本発明は、括れ部6に胴部周り方向の六箇所に突条14を設けることに限定されるものではない。
図5においては、突条14の配置箇所数を八箇所とした第二の例を示しているもので、上記例での括れ部6の最深壁部8の平断面位置と同じ位置を断面で示している。この第二の例のスクイズボトル1は、括れ部6の胴部周り方向に等間隔にして八箇所に突条14を配置するとともに、隣り合う突条14の間全てに指当て凹部16を形成しており、八箇所の指当て凹部16が胴部周り方向に等間隔にして配置されている。
そして、第二の例においては、ボトル中心aを間にして対向する一組の突条14を通る位置の胴部径方向に対して直交する方向であって、かつボトル中心aを間にして対向する部分には、二つの突条14が配置されている。即ち、第一の例においては、突条14が胴部周り方向で角度60度ごとの位置に配置され、指当て凹部16も角度60度ごとの位置に配置されるが、第二の例では、突条14が胴回り方向で角度45度ごとの位置に配置されているため、括れ部6を押し潰すときに指先を当てる箇所にも、突条14が対応するものとなる。
このように第二の例では、胴部径方向に対向する一組の突条14それぞれの位置がその胴部径方向の外方に折り出されるようにする際、前記一組の突条14の対向方向と直交方向に押し潰す力を加える部分がそれぞれ突条14が位置している部分となるため、括れ部6を押し潰す際に加える力は、第一の例に比べて多少多く必要となる可能性がある。
しかし、対向する一組の突条14がボトル外方に折り出るように括れ部6の押し潰しを行なえば、上述した第一の例と同じように、その突条14(折り出し位置の突条)それぞれが、胴部径方向の外方に移動する変形と、この折り出しされる一つの突条14の位置からもう一つの突条14の位置までに胴部周り方向にして亘る対の胴部壁13それぞれが、互いに近付くように移動する変形とが行なわれる。
そして、一つの突条14の位置からもう一つの突条14の位置までに亘る胴部壁13の部分に位置する突条14(折り出し位置以外の突条)が、胴部周り方向に少量で開く変形をしながら、指当て凹部16のボトル内方に向けての撓み込みを抑えるので、一つの突条14の位置からもう一つの突条14の位置までに亘る胴部壁13それぞれの移動による変形が限度に近付くときに、押し潰しをする指先に伝わる抗力が増し、これによって、第一の例と同じように、押し潰しの力を抜くタイミングが分かり易くなり、押し潰しを繰り返す操作を繰り返しさせ易いものである。
(第三の例−突条十箇所)
図6には、突条14の配置箇所数を十箇所とした第三の例を示している。この第三の例のスクイズボトル1は、括れ部6の胴部周り方向に等間隔にして十箇所に突条14を配置するとともに、隣り合う突条14の間全てに指当て凹部16を形成しており、十箇所の指当て凹部16が胴部周り方向に等間隔にして配置されている。
第三の例は、第一の例と同じように、ボトル中心aを間にして対向する一組の突条14を通る位置の胴部径方向に対して直交する方向であって、かつボトル中心aを間にして対向する部分に、二つの指当て凹部16が配置されている。
この第三の例においても、対向する一組の突条14がボトル外方に折り出るように括れ部6の押し潰しを行なえば、上述した第一の例と同じように、前記折り出し位置の突条14それぞれが、胴部径方向の外方に移動する変形と、この折り出しされる一つの突条14の位置からもう一つの突条14の位置までに胴部周り方向にして亘る対の胴部壁13それぞれが、互いに近付くように移動する変形とが行なわれる。
そして、第一の例や第二の例と同じように、一つの突条14の位置からもう一つの突条14の位置までに亘る胴部壁13それぞれの移動による変形が限度に近付くときに、押し潰しをする指先に伝わる抗力が増し、これによって、押し潰しの力を抜くタイミングが分かり易くなり、押し潰しを繰り返す操作を繰り返しさせ易いものである。
(第四の例)
上記実施の例の括れ部6は、上拡径壁部10のボトル上下方向での断面の形状が、ボトル内方に向けて凸となるようにしてこの上拡径壁部10の外面が凹曲面を呈するように形成され、下拡径壁部12のボトル上下方向での断面の形状が、ボトル内方に向けて凸となるようにして下拡径壁部12の外面が凹曲面を呈するように形成されている。そして、突条14についても、稜線部15のボトル上下方向での断面の形状がボトル内方に向けて凸となるように湾曲した形状に形成されている。
このように上記実施の例の括れ部6では、上拡径壁部10と下拡径壁部12との外面をボトル内方に向けて凸となる凹曲面にするとともに、突条14の稜線部15のボトル上下方向の断面の形状もボトル内方に向けて凸となる湾曲した形状にしているが、括れ部6において上拡径壁部10と下拡径壁部12との外面の形状は上記実施の例に限定されず、突条14の稜線部15の縦断面の形状も上記実施の例に限定されない。
図7と図8は、上拡径壁部10と下拡径壁部12との外面の形状が上記の例と異なり、突条14の稜線部15の縦断面での形状も上記の例と異なっている第四の例が示されている。なお、この第四の例での突条14と指当て凹部16との胴部周りの配置は上記第一の例と同様であって、括れ部6を押し潰すときに、二つの突条14の部分が胴部径方向へ折れ出るとともに、前記二つの突条14の胴部周り方向に亘る胴部壁13が互いに近付く変形を行なう変形についても同様である。
第四の例の括れ部6では、上拡径壁部10が、上記第一の円環形状壁部9の下縁位置から最深壁部8の上縁位置までに亘って略テーパー状にして先細りする外面形状を呈するように設けられている。また、下拡径壁部12にあっては、前記最深壁部8の下縁位置から上記第二の円環形状壁部11の上縁位置までに亘っての外面が、ボトル外方に向けて凸となる凸曲面を呈するように形成されている。
さらにこの第四の例での括れ部6において、突条14は上記上拡径壁部10から下拡径壁部12との間に縦リブの形状とされているが、上記実施の例と異なって上拡径壁部10から下拡径壁部12に亘って直線的な柱状に形成されている。そして、この突条14の稜線部15の部分の胴部壁13は、胴部周り方向にある程度の幅を有しており、平断面の形状として尖頭状にせずとも、平頭状に胴部壁13を胴部径方向の外方に突出した形状とすることができるものである。
(突条の突出量)
上述のように括れ部6の胴部周り方向に配置されている上記突条14それぞれがボトル外方に向けて突出していて、最深壁部8の外面から突出している突出量は、ボトル上下方向の同じ高さ位置でそれぞれ同一とされており、ボトル中心aから突条14の稜線部15までの長さがいずれも同一とされている。このように胴部周りに配置された複数の突条14について最深壁部8からの突出量が同じであり、前記複数の突条14についてボトル中心aから稜線部15までの長さが同じである点は、上記各実施の例で同様である。
また、括れ部6での上記最深壁部8の高さ位置において、ボトル中心aから突条14の稜線部15までの寸法に対し、ボトル中心から最深壁部8までの寸法の割合は、約90%であることが好ましい。
(第一の例のスクイズボトルの各寸法)
例えば上記第一の例で示された構成のスクイズボトル1を、収容物の充填量を1000ミリリットルとする耐熱ボトルであって、重量(成形樹脂量)を37gとし、成形素材をPETとする。
そして、
・ボトル高さ寸法H1を、231.0mm、
・ボトル最大径(胴部径)である第一、第二、第三の円環形状壁部9、11、19の外径寸法φ1、φ2、φ3を、86.5mm、
・ボトル上端(口部上端)から括れ部6の上縁高さ位置までの長さ寸法L1を、59.0mm、
・前記括れ部6の上縁高さ位置から括れ部6の下縁高さ位置までの長さ寸法L2を、56.4mm、
・前記括れ部6の下縁高さ位置から、第二の円環形状壁部11と下胴部7と第三の円環形状壁部19を経て、ボトル下端(底部5の位置)までの長さ寸法L3を、115.6mm、
とする。
この第一の例の形態のスクイズボトル1において、スクイズボトル1の括れ部6を、片手で掴み易くするために、
・最深壁部8の外径寸法φ4を、67.0mm
とする。そして、
・胴部径方向に対向する一方の突条14の稜線部15(稜線部15の最深部分)から他方の突条14の稜線部15(稜線部15の最深部分)までの長さ寸法φ5を、73.0mm
とする。(稜線部15は同一ボトル高さ位置において円周上に配置)(図3参照)
上記ボトル高さ、括れ部6の上記長さ寸法、括れ部6の最深壁部8の上記外径寸法にてスクイズボトル1を成形するに際し、胴部径方向に対向する上記一方の突条14の稜線部15の位置からもう一方の突条14の稜線部15の位置までの外径寸法φ5を上記の73.0mmとし、この前記対の稜線部15の間の寸法に対する最深壁部8の外径寸法φ4の割合を約90%とすることにより、括れ部6を押し潰す操作の繰り返しが、後述するように行なえるものとなる。
(第四の例のスクイズボトルの各寸法)
また、第四の例のスクイズボトル1として、収容物の充填量を330ミリリットルとするボトルであって、重量(成形樹脂量)を23gとし、成形素材をPETとする。そして、この第四の例のスクイズボトル1の形状では、
・ボトル高さ寸法H1を、171.0mm、
・肩部3下端に連続する第一の円環形状壁部9の外径寸法φ1を、59.0mm、
・括れ部6の下の第二の円環形状壁部11の外径寸法φ2を、51.0mm、
・第三の円環形状壁部19の外径寸法φ3を、63.6mm、
・ボトル上端(口部上端)から括れ部6の上縁高さ位置までの長さ寸法L1を、45.0mm、
・括れ部6の上縁高さ位置から括れ部6の下縁高さ位置までの長さ寸法L2を、23.0mm、
・括れ部6の下縁高さ位置から、第二の円環形状壁部11と下胴部7と第三の円環形状壁部19を経て、ボトル下端(底部5の位置)までの長さ寸法L3を、103.0mm、
とする。
第四の例での形態のスクイズボトル1において、このスクイズボトル1の括れ部6を、片手で掴み易くするために、
・最深壁部8の外径寸法φ4を、44.6mm
とする。そして、
・胴部径方向に対向する一方の突条14の稜線部15から他方の突条14の稜線部15までの長さ寸法φ5を、48.92mm(稜線部15は同一ボトル高さ位置において円周上に配置)、
・突条14それぞれの稜線部15の平頭部分の幅寸法(胴部周り方向の幅)D1を5.47mm
とする。(図8参照)
この第四の例における上記寸法のスクイズボトル1では、上述したように胴部径方向に対向する一方の突条14の稜線部15の位置からもう一方の突条14の稜線部15の位置までの長さ寸法φ5を上述のように48.92mmとし、この対の稜線部15の間の長さ寸法φ5に対する最深壁部8の外径寸法φ4(上記44.6mm)の割合が、約90%とされており、括れ部6を押し潰す操作の繰り返しが、後述するように行なえるものとなる。
(図9、グラフ−1000mlのスクイズボトルの押し潰し圧力と注出量の関係)
図9はスクイズボトル(収容物充填量1000ミリリットル)の収容物注出時の押し潰し圧力(ニュートン、N)に対する注出量(ml)の関係を示している。所定の注出量を得る上で括れ部の肉厚が厚くなると押し込み荷重(押し潰し圧力)は比例して高くなるために適切に設定しなければならない。
図9のグラフ22は、スクイズボトルの括れ部の肉厚分布が0.30〜0.40mmの実施例であり、20〜30Nの荷重で20〜40ミリリットルの収容物が注出できることが示されている。また、図9のグラフ21は、括れ部の肉厚分布が0.40〜0.60mmの実施例であるが、このスクイズボトルの場合、同量の収容物を注出するためには40〜50Nの荷重が必要になることが示されている。
(図10、330mlのグラフ−スクイズボトルの押し潰し圧力と注出量の関係)
図10はスクイズボトル(収容物充填量330ミリリットル)の収容物注出時の押し潰し圧力(N)に対する注出量(ml)の関係を示している。収容物充填量が330ミリリットルのスクイズボトルも、上述したように所定の注出量を得る上で括れ部の肉厚が厚くなると押し込み荷重は比例して高くなるために適切に設定しなければならない。
図10のグラフ24は、スクイズボトルの括れ部の肉厚分布が0.25〜0.30mmの実施例であり、20Nの荷重で約15mlの収容物を注出できることが示されている。また、図10のグラフ23は、括れ部の肉厚分布が0.50〜0.60mmと厚くなっている実施例であり、括れ部が0.50〜0.60mmと厚くなっているために、10mlの収容物を注出するためには60N以上の荷重が必要であることが示されている。
上記グラフから明らかなようにこれらスクイズボトルは成形時の肉厚分布に応じて押し潰しの荷重が変化するために、適正に肉厚分布を設定することが必要である。また、加える荷重に応じて収容物の注出量を変化させることができ、荷重が大きい場合でも繰り返しの押し潰し操作で少量ずつ収容物を注出する容器として用いることができる。
(突条の個数)
本発明において、突条14は偶数箇所に配置されるものとしており、実施の例として六箇所、八箇所、十箇所に配置した例を上述した。そして、突条14を偶数箇所としていることから、二つの突条14が胴部径方向に折り出るようにした括れ部6としては、突条14を胴部周り方向に等間隔にして二箇所や四箇所に配置する場合も想定されるが、最深壁部8の外径寸法によっては、隣り合う突条14の胴部周り方向での距離が長くなって、その隣り合う突条14の間の胴部壁に指先を当ててしまう可能性があるので、前記最深壁部8の外径寸法に応じて、突条14の配置個数を考慮する必要はある。
また、二つの突条14が折り出るようにしながら胴部径方向に対向する二つの指当て凹部16に指先を当てる例として、突条14が六箇所に配置されている場合(第一の例)や十箇所に配置されている場合(第三の例)などが挙げられる。しかし、最深壁部8の外径寸法にもよるが、突条14の配置数が第三の例の十箇所としても指当て凹部16を適正に確保することができない場合もある。よって、この場合も最深壁部8の外径寸法に応じて、突条14の配置個数を考慮する必要はある。
(ラベルの他例)
上記実施の例において下胴部7に取り付けるラベルとして、胴巻きするシュリンクフィルムを挙げたが、ラベルはシュリンクフィルムに限定されるものではなく、例えば紙材からなるものであってもよい。
(底部の凹部の他の構成)
上述した各例のスクイズボトル1においてその底部5には上記凹部20が補強用として設けられているものであって、上述したように加熱充填してから口部2を封じた際にボトル内圧が上昇した際にそのボトル内圧で底部5がボトル外方に突出した形状変形を生じないようにしているものである。
また、底部5に配置する凹部20としては、上記減圧吸収変形用パネル部17と同じ機能を持たせる構成とすることも可能である。即ち、底部5を、収容物が冷却したときに凹陥変形してボトル内の減圧を軽減する凹部20が配置されているものとしてもよいものである。このようにすることで、容器に充填されている収容物が冷えて、ボトルの内圧が減圧されて大気圧に対して負圧状態となっても、ボトル内に向けて凸となる形状とされている凹部20がさらに凹陥変形してボトル内が過度な負圧状態にならないようにするとともに、底部外周側の接地箇所に変形を生じさせないようにして、正置状態を常時確保できるものとなる。
そして、上述した各実施の例で示されているようにスクイズボトル1の下胴部7に減圧吸収変形用パネル部17が配置されているものにあっては、減圧吸収変形用パネル部17と凹部20とがともに凹陥変形することで協同して収容物の冷却によるボトル内の減圧を軽減し、過度の負圧状態にならない構成とすることが一層容易になる。
またさらに、上記凹部20の凹陥変形の動きの一つとして、その凹部20の一部、例えば凹部天面部をボトル上方に反転凹入させるようにして、この凹部20の凹陥変形にて、ボトル上方に向けて凸のドーム状に形状維持可能な反転凹入部分が形成されるものとしてもよい。このようにすることで、スクイズボトル1を用いた容器の初期開封時に収容物の液面が下がるのを抑えることができるようになる。
(非耐熱ボトルについて)
上記各実施の例では、収容物を加熱充填するときに収縮が生じないようにヒートセット加工などを施して耐熱用とされたスクイズボトルを挙げたが、本発明は耐熱用とされたスクイズボトルに限定されるものではなく、非耐熱のスクイズボトルについても実施できるものである。
1…スクイズボトル
4…胴部
6…括れ部
7…下胴部
8…最深壁部
9…第一の円環形状壁部
10…上拡径壁部
11…第二の円環形状壁部
12…下拡径壁部
13…胴部壁
13X…括れ部図下側の胴部壁
13Y…括れ部図上側の胴部壁
14、14a、〜、14f…突条
15…稜線部
16、16a、〜、16f…指当て凹部
17…減圧吸収変形用パネル部
18…柱形状部
19…第三の円環形状壁部
20…底部の凹部
21…1000mlボトルの括れ部肉厚分布0.40〜0.60mmの押し込み圧力と注出量の関係を示すグラフ
22…1000mlボトルの括れ部肉厚分布0.30〜0.40mmの押し込み圧力と注出量の関係を示すグラフ
23…330mlボトルの括れ部肉厚分布0.50〜0.60mmの押し込み圧力と注出量の関係を示すグラフ
24…330mlボトルの括れ部肉厚分布0.25〜0.30mmの押し込み圧力と注出量の関係を示すグラフ
H1…ボトル高さ寸法
φ1…第一の円環形状壁部の外径寸法
φ2…第二の円環形状壁部の外径寸法
φ3…第三の円環形状壁部の外径寸法
φ4…最深壁部の外径寸法
φ5…稜線部の対向間隔の長さ寸法
L1…口部から括れ部上端までの長さ寸法
L2…括れ部のボトル上下方向の長さ寸法
L3…括れ部下端から底部までの長さ寸法
D1…平頭部分の幅寸法
A…括れ部の押し潰しをする胴部径方向の直線
B…突条の部分が折り出しされる胴部径方向の直線
a…ボトル中心

Claims (6)

  1. 口部と肩部と略円筒状の胴部と底部とを有する合成樹脂製のスクイズボトルであって、前記胴部に胴部周りにして括れ部が設けられているとともに、この括れ部と底部との間の胴部が、ラベルを配置するための下胴部とされているスクイズボトルにおいて、
    前記括れ部は、胴部径を最小にした最深壁部と、この最深壁部からボトル上方に向けて胴部径を拡径して肩部下端側に至る上拡径壁部と、前記最深壁部からボトル下方に向けて胴部径を拡径して下胴部の上端側に至る下拡径壁部とからなり、
    前記括れ部には、上拡径壁部と下拡径壁部との間に亘って縦リブの形状にして胴部壁を外方に向けて突出させてなる突条を一体に形成して、この突条が、括れ部での胴部周り方向に等間隔にして偶数箇所に配置され、隣り合う突条の間に上拡径壁部と最深壁部と下拡径壁部とからなる指当て凹部が形成されており、
    前記突条それぞれは、隣接する前記指当て凹部の胴部壁がボトル内外方向に撓み変形するのを抑止し、突条の稜線部を通る位置での胴部壁の折れによって胴部径方向の外方に折り出るように折曲可能に設けられていて、
    前記括れ部は、
    ボトル中心を間にして対向する一組の突条を通る位置の胴部径方向に対して直交する方向に括れ部をボトル外方から挟み込みして押し潰す力が加えられたときに、前記一組の突条それぞれが、胴部径方向の外方に向けて折り出される変形をし、前記折り出される一方の突条ともう一方の突条との間の胴部周りに位置して前記一組の突条を通る位置の胴部径方向に沿う直線を間にして対向する括れ部の胴部壁それぞれが、前記直線を間にして互いに近接する変形をする構成とされていることを特徴とするスクイズボトル。
  2. 上記突条と上記指当て凹部とが括れ部の胴部周りに交互にして配置されていて、ボトル中心を間にして指当て凹部の胴部径方向での反対側に指当て凹部が配置されている請求項1に記載のスクイズボトル。
  3. ボトル中心を間にして対向する一組の突条を通る位置の胴部径方向に対して直交する方向で、二つの上記指当て凹部がボトル中心を間にして対向して配置されている請求項1または2に記載のスクイズボトル。
  4. 上記突条は、括れ部での胴部周り方向に等間隔にして六箇所に配置されている請求項3に記載のスクイズボトル。
  5. 上記下胴部に、収容物が冷却したときに凹陥変形してボトル内の減圧を軽減するための減圧吸収変形用パネル部が、胴部周り方向に等間隔にして偶数箇所に配置され、胴部周り方向で隣り合う前記減圧吸収変形用パネル部の間に縦長の柱形状部が形成されており、上記突条と前記縦長の柱形状部とがボトル上下方向で位置揃えされている請求項1から4の何れか一項に記載のスクイズボトル。
  6. 上記底部に、収容物が冷却したときに凹陥変形してボトル内の減圧を軽減する凹部が配置されている請求項1から5の何れか一項に記載のスクイズボトル。
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