JP2020141233A - 情報処理装置、制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法およびプログラム Download PDF

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武弘 吉田
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雄資 白川
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浩史 跡部
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裕介 春山
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Abstract

【課題】 印刷物を受け取る際に生じる待ち時間を軽減する方法について考慮されていなかった。【解決手段】 プリントサービスエリアの印刷装置に印刷の開始を指示する情報処理装置は、識別情報と第1の装置で撮影された画像データを受信し、前記識別情報と前記画像データを関連付けて管理し、ユーザが備える第2の装置から前記第2の装置とプリントサービスエリア間の距離を示す距離情報と識別情報を取得する。情報処理装置は、取得された距離情報が示す距離が所定の距離以下である場合、前記プリントサービスエリアの印刷装置に対して前記取得された識別情報と関連付けられた画像データの印刷の開始を指示する。【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置、制御方法およびプログラムに関する。
カメラマンが撮影した印刷するサービスが提供されている。特許文献1には、サーバーが、識別情報とカメラマンが撮影した写真の画像データを関連付けて管理する。そして、印刷要求に含まれる識別情報と関連付けられた画像データを使って印刷する技術が開示されている。
特開2009−181171号公報
しかしながら、特許文献1では、印刷物を受け取る際に生じる待ち時間を軽減する方法については考慮されていなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、プリントサービスエリアの印刷装置に印刷の開始を指示する情報処理装置であって、識別情報と第1の装置で撮影された画像データを受信する受信手段と、前記識別情報と前記画像データを関連付けて管理する管理手段と、ユーザが備える第2の装置から前記第2の装置とプリントサービスエリアの間の距離を示す距離情報と識別情報を取得する取得手段と、前記取得された距離情報が示す距離が所定の距離以下である場合、前記プリントサービスエリアの印刷装置に対して前記取得された識別情報と関連付けられた画像データの印刷の開始を指示する指示手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、印刷物を受け取る際の待ち時間を軽減することが可能となる。
システム構成図の一例を示す図である。 スタジアムの一例を示す図である。 サーバーのハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバーが備える機能ブロックの一例を示す図である。 写真撮影から印刷までの流れを説明するシーケンス図である。 写真撮影から印刷までの流れを説明するシーケンス図である。 サーバーにより実行されるフローチャートである。 サーバーにより実行されるフローチャートである。 スマートフォンにより実行されるフローチャートである。 スマートフォンにより実行されるフローチャートである。 スマートフォンのハードウェア構成の一例を示す図である。 サーバーが管理するテーブルの一例を示す図である。 サーバーにより実行されるフローチャートである。 サーバーにより実行されるフローチャートである。
<第1の実施例>
図1には、本実施形態を実現するシステム構成が図示されている。図1のシステムでは、3台のプリンタ101−103とサーバー104がEthernetを介して接続されている。なお、サーバー104が接続可能なプリンタの台数は、3台に限定されるものではない。また、端末105はカメラマンが保有する端末である。なお、この端末は、カメラマンのデジタルカメラとカメラマンのスマートフォンがUSBで接続されることで構成されている。デジタルカメラで撮影された写真の画像データは、USBを介してカメラマンのスマートフォンに送信され、カメラマンのスマートフォンを使ってサーバー104に送信される。例えば、写真の画像データは、スマートフォンの5G通信を使ってサーバー104に送信される。なお、例えばデジタルカメラが5G等の無線通信により画像データをサーバー104に送信できる場合、端末105はデジタルカメラのみで構成されても良い。スマートフォン106は、後述する観客が所有する端末である。なお、本実施形態では、サーバー104を単に情報処理装置と呼ぶこともある。
カメラマンは、観客から写真撮影の希望を受け付けた場合、例えば、観客と選手を一緒に撮影する。なお、カメラマンは、予めIDとIDに対応するバーコードが印刷された紙を所有している。なお、本実施形態では、以降、このような用紙をID用紙と呼ぶ。そしてカメラマンが撮影を開始する場合、カメラマンは、まずID用紙に印刷されたIDとバーコードをデジタルカメラで撮影してから観客を撮影する。そして、カメラマンは、ID用紙を観客に手渡す。なお、このID用紙の情報が、実際に印刷する際に使用されることになるが詳細な説明は例えば図5等で後述する。
次に、スタジアムの全体図を図2を用いて説明する。10は、スタジアムである。11は、道路であり、例えば、最寄駅からスタジアムに行く際に使用される。
12は、撮影場所である。カメラマンは、この場所に立ち寄ってくれた観客を撮影する。なお、この撮影場所に選手が待機していても良い。14は、プリントサービスエリアである。観客は、例えば、試合開始前に撮影場所12でカメラマンに写真を撮影してもらう。そして、観客は試合を観戦した後、このプリントサービスエリア14で写真を受け取って、帰宅する。15は、印刷開始のエリアである。例えば、観客が帰りに写真を受け取りに来る時に、例えば、観客がこのエリア15に入ったことをサーバー104が検知した場合、プリンタ101−103のいずれかに印刷の開始を指示する。
次に、サーバー104のハードウェア構成図について図3を用いて説明する。CPU311は、後述するサーバー104におより行われる各機能を制御するための中央演算装置である。ROM312は、CPU311が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みOS(Operating System)プログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM312に格納されている各制御プログラムは、ROM312に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウェア実行制御を行うために用いられる。RAM313は、CPU311が必要に応じてデータの一時的格納やバッファリング等を行う。イーサネット(登録商標)コントローラ301は、有線LANとの通信を制御する。イーサネットコントローラ301は、例えば、有線LANに接続されているプリンタ101−103との通信を制御する。
入力手段302は、例えば、キーボード等であり、カメラの台数、カメラの仕様、プリンタの台数、プリンタの仕様を設定する際に使用される。無線通信部303は、無線通信を行う際に使用される。ここで行う無線通信は、4Gまたは5G等を使った無線通信でも良いし、IEEE802.11シリーズに準拠した無線通信をも良い。なお、4Gとは第5世代移動通信システムであり、5Gとは第5世代移動通信システムである。なお、5Gの通信速度は、4Gの通信速度よりも速い。また、5Gでは、4Gで使われていた3.6GHz以下の周波数帯に加えて、3.6から6GHz帯や、28GHz帯が使用される。
サーバー104は、カメラマンにより撮影された写真の画像データを無線通信部303を介して受信し、ID情報と対応づけて後述する図12のようなテーブルに保持する。表示部314は、サーバー104に入力された様々な情報を表示する。
続いてサーバー104が備える機能ブロック図について図4を用いて説明する。プリンタ能力検出部404は、有線LANを介して接続されているプリンタ101−103の能力を検出する。なお、検出される能力の一例は、プリントスピードであり、例えば、1分間当たり何枚の印刷をできるかを示す情報などが検出される。
フォトフレーム記憶部405は、フォトフレームデータを記憶する。カメラマンが撮影した写真と、フォトフレームデータとが合成された結果が、印刷される。なお、観客は、フォトフレームを選択することが可能である。なお、フォトフレームの選択については図5等で後述する。
人物認識部406は、カメラマンが撮影した写真を解析して、写真に写っている人数を自動的に認識する。具体的には、RAM313に格納されている写真情報を入力して、その写真情報に写っている人物を認識する。ここで、人物としては、顔で認識しても良い。なお、人物認識部406は、写真に写っている人を分析して、写真に写っている観客の人数を算出することも可能である。また、人物認識部406は、選手の顔データを予め認識することも可能である。そのため人物認識部406は、写真の画像データから人物の数を算出し、その中で選手の顔データに一致しない人数を算出する。例えば、カメラマンが1人の選手と2人の観客を撮影した場合、その画像データには3人の人物が写っている。ここで、人物認識部406は、画像データに写っている顔の数と、選手の顔データに一致する顔の数を算出する。そして、人物認識部406が、両者の差異を算出することで観客の人数を算出する。つまり、この例では、3−1=2名が観客の人数として算出される。
プリンタ状況認識部409は、各プリンタの稼働状況、記録紙の残量情報、インクの残量情報を取得する。写真撮影条件設定部410は、写真を撮影する時の解像度、写真を撮影後の圧縮方式の設定をデジタルカメラに通知する。
続いて写真撮影から印刷までの流れを図5および図6を用いて説明する。観客からの依頼を受けてプロカメラマンが観客を撮影する。ここでカメラマンは、予めIDとIDに対応するバーコードが印刷されたID用紙を所持している。カメラマンは、観客を撮影する前に、そのID用紙のIDとバーコードをデジタルカメラで撮影する。その後、カメラマンは、観客を撮影する(501)。その結果、デジタルカメラは、バーコード用紙を撮影することで得られたIDと、観客を撮影することで得られた画像データを関連付ける(502)。そして、デジタルカメラとUSB接続されているカメラマンのスマートフォンに、画像データとIDが送信される。ここで、カメラマンのスマートフォンが、画像データとIDをサーバー104に送信する。この処理により、サーバー104は、IDと画像データを関連付けて図12のようなテーブルに保持する。なお、撮影が終了した後、カメラマンは、ID用紙を観客に渡す。
続いて観客が観客自身のスマートフォン106を使って、本実施形態のプリントサービスに対応するアプリケーションをインストールする(504)。なお、ID用紙にプリントサービスに対応するアプリケーションをダウンロードするためのURLまたはバーコードが印刷されていても良い。そして、スマートフォン106は、インストールされたアプリケーションを起動する。ここで、ユーザがアプリケーションの画面を操作して写真の表示機能を選択すると、スマートフォン106のカメラ機能が起動しID用紙のバーコードを読み取ることが可能となる。そしてスマートフォン106がID用紙のバーコードを読み取ると(505)、サムネイルページをサーバー104に要求する(506)。つまり、スマートフォン106は、ID用紙を読み取ることで得られたIDと、写真とフォトフレームの表示要求をサーバー104に送信する。
サーバー104は、スマートフォン106から写真の表示要求とIDを受信した場合、IDに関連付けられている画像データのサムネイルデータを取得する。さらに、サーバー104は、フォトフレームも取得し、サムネイル画像とフォトフレームをスマートフォン106に送信する(507)。
スマートフォン106のアプリケーションは、サーバー104から受信したサムネイル画像とフォトフレームをアプリケーションの画面内に表示する。観客は、アプリケーションの画面を操作してサムネイル画像、および、フォトフレームを選択して、印刷を指示する。この印刷指示を受け付けた場合、スマートフォン106は、印刷したい写真の画像IDと選択されたフォトフレームの識別情報と印刷予約をサーバー104に送信する(508)。サーバー104は、印刷したい写真の画像IDと選択されたフォトフレームの識別情報と印刷予約とIDを関連付けて図12のようなテーブルにおいて管理する(509)。
続いて観客が撮影した写真をプリントサービスエリア14において受け取る際のシーケンスを図6を用いて説明する。
なお、スマートフォン106では、アプリケーションが起動されている。スマートフォン106がエリア15内においてIDをサーバー104に送信する(601)。なお、このIDはID用紙に印刷されているIDである。
サーバー104は、受信したIDに印刷指示が関連付けられている場合、IDに関連付けられている画像データとフォトフレームを使って印刷データを生成し(602)、印刷データをプリンタ101−103から選択されたプリンタに送信する(603)。なお、この印刷データは、フォトフレームに画像データが収まったデータである。プリンタ101−103は、受信した印刷データに基づいて印刷処理を実行する(604)。その結果、観客は、カメラマンにより撮影場所12において撮影された写真の印刷物を得ることができる。なお、この写真の印刷物は、ユーザが選択したフォトフレームに写真が収まっている印刷物である。
観客は、印刷データに対応する表示用データを取得することも可能である。例えば、図5で上述した508において、表示のための取得要求と共にサムネイル画像とフォトフレームを選択する。この観客の操作により、スマートフォン106は、表示のための取得要求と、表示したい写真の画像データのIDとフォトフレームの識別情報をサーバー104に送信する。続いて、サーバー104が、ユーザにより選択されたサムネイル画像に対応する画像データとフォトフレームに基づいて表示用データを生成し、スマートフォン106に送信する。以上の処理により、観客がフォトフレームに写真が収まっている表示用データを取得することが可能となる。
図7は、サーバーにより実行される処理を説明するフローチャートである。なお、本実施形態においてサーバーにより実行されるフローチャートは、CPU311がフローチャートの処理に関わるプログラムを読み出して実行することで実現される。
CPU311は、カメラマンのデジタルカメラ経由でスマートフォンから写真の画像データとIDを受信したか否かを判定する(S701)。S701においてYesと判定された場合(S701−Yes)、CPU311は、画像データとIDを関連付けて記憶する(S702)。このS702の時点では、例えば、図12のID105のような状態で情報が記憶される。一方、S701においてNoと判定された場合、CPU311はS704へと処理を進める。
続いてCPU311は、IDを観客のスマートフォンから受信したか否かを判定する(S704)。なお、S704においてNoと判定された場合、S701へと処理が戻る。一方、S704においてYesと判定された場合、CPU311は、フォトフレームとサムネイル写真の表示要求か否かを判定する(S705)。図5の506で上述した通り、サーバー104は、スマートフォン106から写真の表示要求とIDを受信する。この表示要求が含まれる場合、サーバー104はS705においてYesと判定、表示要求が含まれない場合、S705においてNoと判定する。
S705においてYesと判定された場合、CPU311は、フォトフレームと、S702においてIDと関連付けて記憶されている画像データのサムネイル画像をIDの送信元であるスマートフォンに送信する(S706)。例えば、表示要求と共にスマートフォン106のIPアドレスが通知されるので、これらの情報を用いてサーバー104はサムネイル画像およびフォトフレームをスマートフォン106に送信する。
なお、S705においてNoと判定された場合、図8のS801へとCPU311の処理は進む。
そして、CPU311は、観客のスマートフォン106から印刷したい写真の画像データの識別情報およびフォトフレームの識別情報と印刷予約を受信する(S707)。CPU311は、選択されたフォトフレームと印刷したい写真に対応する画像データと印刷予約をIDと関連付けて記憶する。このS707の時点では、例えば、図12のID102のような状態で情報が記憶される。
CPU311は、IDに印刷予約が関連付けられているかを判定する(S801)。S801においてYesと判定された、CPU311は、IDに関連付けられている画像データとフォトフレームを使って印刷データを生成し、選択されたプリンタへ送信する(S802)。プリンタは、受信した印刷データに対してレンダリング処理を行い、用紙に対して印刷を行う。一方、S801においてNoと判定された場合、CPU311は、IDと表示のための取得要求が関連付けられているかを判定する(S803)。S803においてYesと判定された場合、CPU311は、IDに関連付けられている画像データとフォトフレームを使って表示用データを生成し、要求元のスマートフォン106へ送信する(S804)。
以上の処理により、観客は、自身が選択した画像データの印刷物または表示用データを取得することができる。
続いて図9および図10を用いてスマートフォンにおいて実行される処理を説明する。なお、図9および図10は図5の508において印刷予約を受け付けた場合に開始される処理であり、さらに詳細に説明すると上述した図5の504でインストールされたアプリケーションを用いて実行される処理である。また、本実施形態においてスマートフォン106により実行されるフローチャートは、後述する図11のCPU1101がフローチャートの処理に関わるプログラムを読み出して実行することで実現される。なお、図9の処理を実施するに際し、スマートフォンが取得するスマートフォンの現在位置を示す情報(GPSデータ)が必要となる。
そのためCPU1101は、スマートフォンが保持する位置情報の使用許可を得るための表示処理を行う(S901)。
続いてCPU1101は、スマートフォン106が保持している現在の位置とプリントサービスエリア14の距離が所定の距離以内(例えば、160m以内)であるかを判定する(S902)。具体的には、図5の504でアプリケーションをインストールする際に、合わせてプリントサービスエリア14の位置情報がスマートフォン106に保持される。その保持されているプリントサービスエリア14の位置情報と、スマートフォン106の現在の位置情報に基づいて、S902が実行される。
S902においてYesと判定された場合、CPU1101は、サーバー104にアクセスをして、IDと共に160m以内であることを示す情報をサーバー104に送信する(S903)。
CPU1101、S903を実行した時点でのプリントサービスエリア14からスマートフォン106までの距離情報を記憶する(S904)。
CPU1101は、スマートフォン106からプリントサービスエリア14までの距離が、前回、サーバー104に送信した距離情報よりも10m以上近づいたか否かを判定する(S905)。具体的には、CPU1101は、スマートフォン106の現在の位置情報とプリントサービスエリア14の位置情報から計算された距離情報と、S904で記憶した距離情報に基づいて、S905を実行する。
S905においてYesと判定された場合、CPU1101は、サーバー104にアクセスし、スマートフォン106の現在の位置情報とプリントサービスエリア14の位置情報から計算された距離情報とIDをサーバー104に送信する(S906)。そして、CPU1101は、S906で送信した距離情報を記憶する(S907)。
CPU1101は、印刷が開始されたか否かを判定する(S1001)。具体的には、サーバー104は、S802で受信したIDに関連付けられている画像データについて印刷データの開始をプリンタに指示した場合、IDに関連付けられているスマートフォン106に対して印刷開始した旨を通知する。S1001は、この印刷開始の通知があったか否かを判定することで実現される。
S1001においてYesと判定された場合、CPU1101はプリントサービスの位置までの距離測定、ならびに、サーバー104へ距離情報の通知を停止する(S1002)。
そしてCPU1101は、図5の504でインストールしたアプリケーション所定時間経過後にアンインストールする(S1003)。このように所定時間待機することで観客が印刷物を取得した後にアプリケーションをアンインストールする可能性を高めることができる。しかし、アンインストールが行われるタイミングは、S1001でYesと判定された直後でも良い。
S1001においてNoと判定された場合、CPU1101は、プリントサービスが終了されたか否かを判定する(S1004)。具体的には、図5の504でインストールされたアプリケーションの動作が停止されたか否かを判定することでS1004が実現される。また、他の例としては、アプリケーションを用いて印刷キャンセルが押下されたか否かを判定することでS1004が実現されても良い。
S1004においてYesと判定された場合、CPU1101の処理はS1002へと進む。一方、S1004においてNoと判定された場合、CPU1101の処理はS905へと戻る。
続いて図11を用いてスマートフォンのハードウェア構成図を説明する。
CPU1101は、スマートフォンにおいて実行される各機能を制御するための中央演算装置である。ROM1102は、CPU1101が実行する制御プログラムやデータテーブル、組み込みOS(Operating System)プログラム等の固定データを格納する。本実施形態では、ROM1102に格納されている各制御プログラムは、ROM1102に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ、割り込み処理等のソフトウェア実行制御を行うために用いられる。RAM1103は、CPU1101が必要に応じてデータの一時的格納やバッファリング等を行う。
無線通信部1105は、無線通信を行う際に使用される。無線通信部1105は、無線通信を行う際に使用される。なお、無線通信部1105は、無線通信部303と基本的には同じ機能を備えるため詳細な説明は省略する。なお、スマートフォン106は、上述した無線通信よりも通信速度が遅い近距離無線通信部を備えていても良い。近距離無線通信としては、例えば、Near Field Communication(NFC)、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth Low Energy(BLE)などが挙げられる。表示部1104は、様々な情報を表示するなお、表示部1104は、タッチパネル方式であり、入力手段の機能を兼ねても良い。
続いてサーバー104が管理するテーブルについて図12を用いて説明する。図12のテーブルには、ID用紙に印刷されていたID、印刷枚数、観客のスマートフォン106とプリントサービスエリア14との距離情報、印刷状況、画像データのID、フォトフレームのID、要求情報、スマートフォンのアドレスが保持される。なお、要求情報は、印刷予約または表示のための取得要求である。また、スマートフォンのアドレスは、スマートフォンのIPアドレス等である。
図12には、ID101の情報として2レコード分のデータが保持されている。これは1人の観客が、2枚の写真の印刷を指示したことを示す。
ID102の情報として1レコード分のデータが保持されている。これは、別の観客が1枚の写真の印刷を指示したことを示す。
ID104の情報として、枚数と画像IDとスマートフォンのIPアドレスのみ情報が格納されており、他の情報は空欄である。これは、図5の506まで処理が行われており、507以降の処理が行われていないことを示す。
また、ID105の情報として、枚数と画像IDのみ情報が格納されており、他の情報は空欄である。これは、図5の503まで処理が行われており、506以降の処理が行われていないことを示す。
続いてサーバー104が印刷の開始を指示するタイミングをコントロールすることにより観客の待ち時間を軽減する方法について説明する。なお、本実施形態では、観客の待ち時間がある一定時間A(例えば5分以下)になるように、サーバー104はスマートフォン106から受信する距離情報に基づいて印刷の開始を指示する。
サーバー104は、観客がプリントサービスエリア14に近づいてきた時にプリントを開始する。例えば、プリンタ101−103の中に未使用プリンタ(つまり、印刷待機中のプリンタ)があれば、プリントに要する時間Xは、1分×枚数により計算できる。なお、複数の未使用プリンタが存在する場合、サーバー104は、複数の未使用プリンタのいずれかに印刷の開始を指示する。プリンタ101−103の中に未使用プリンタがなければ、サーバー104は最短で印刷を開始できるプリンタを選択する。そして、選択されたプリンタが、現在処理中の印刷完了までに要する時間を計算する。例えば、この時間をYとする。
あるエリアに観客が入ってからプリントサービスエリア14に到着するまでの時間をTとする。あるエリアに入ってからプリントサービスエリア14までの距離は、Zmである。
以上によりT+A=X+Yであり、T=X+Y−A(式1)となる。また、会場が混み合っていることを踏まえて歩く速度を1km/時間とすると、16m/分である。このため、Z/16=T(式2)を求めることができる。
サーバー104は、スマートフォン106から後述の図9のS906で通知される距離情報を歩行速度で除算することにより、観客がプリントサービスエリア14に到着するまでに必要となる時間Tを求めることができる。
ここでサーバー104は、プリントサービスエリア14での待ち時間が所定時間以内(例えば、5分以内)になるように、写真の印刷の開始をプリンタに指示するために以下の処理を行う。つまり、式1と式2により、Z/16=X+Y−Aとなる。
例えば、Aを5分とする。また観客が、8枚の印刷を希望しているとするとX=8分となる。未使用のプリンタが存在する場合、Y=0分である。その結果、Z/16=X+Y−A=8+0−5となり、Z/16=3となる。よって、サーバー104は、Z=48mの時点で印刷の開始をプリンタに指示する。すなわち、観客がプリントサービスのエリアから48mのエリアに入ったことをサーバー104が検知した場合(サーバー104がS906により48m以下の距離情報を受信してから)にプリンタに印刷の開始を指示する。
また同様の状況で観客が1枚の写真の印刷を希望している場合、X=1分となる。また、未使用のプリンタが存在する場合、Y=0分である。その結果、Z/16=X+Y−A=1+0−5=−4となり、Z=−64mが算出される。つまり、Zの値がマイナスである場合、サーバー104は、Z=0でみなす。その結果、観客がプリントサービスエリア14に到達してから(すなわちサーバー104がS906により0mという通知を受信してから)、サーバー104は印刷の開始を指示する。
続いて、未使用のプリンタが存在しない場合について説明する。なお、このケースでは、観客は3枚の印刷を希望しているとする(すなわちX=3)。さらに、最短で印刷が完了するプリンタが現在処理中の印刷を完了するまでに3分の時間が必要であるとする(すなわちY=3)。以上を踏まえるとZ/16=3+3−5=1となる。つまり、Z=16mが算出される。よって、サーバー104は、観客がプリントサービスエリア14から16mのエリアに到達してから(すなわちサーバー104がS906により16m以下の距離情報を受信してから)、サーバー104は印刷の開始を指示する。
図13は、サーバー104が行う印刷開始を指示する処理に関するフローチャートである。なお、図13の処理は、例えば、図8のS801においてYesと判定された場合に開始される。
CPU311は、IDと距離情報を受信したか否かを判定する(S1301)。S1301においてYesと判定された場合、CPU311は、S1301で受信した情報が160m以内に入ったことを示す情報であるか否かを判定する(S1302)。つまり、CPU311は、図9のS903においてスマートフォン106が送信した情報を受信したか否かを判定する。
S1302においてYesと判定された場合、CPU311は、S1301で受信した情報を図12のテーブルに記憶する(S1303)。S1302においてNoと判定された場合、CPU311の処理はS1301へと戻る。
その後、CPU311は、IDと距離情報を受信したか否かを判定する(S1304)。つまり、ここで取得される情報は、観客が備えるスマートフォン106とプリントサービスエリア14間の距離を示す距離情報とID(識別情報)である。S1304においてYesと判定された場合、受信した距離情報が160mより短い距離情報か否かを判定する(S1305)。S1305においてYesと判定された場合、CPU311は、S1305でYesと判定された距離情報を図12のテーブルに記憶する(S1306)。
続いてCPU311は、上述した式であるZ=16×(X+Y−A)を計算する(S1307)。そして、CPU311は、S1306で記憶した距離がS1307で算出されたZより小さい値か否かを判定する(S1308)。
S1308においてYesと判定された場合、CPU311は、プリンタ101−103の中で未使用のプリンタがあるか否かを判定する(S1309)。なお、S1308においてNoと判定された場合、観客は、印刷開始すべき位置まで近づいていないことになる。そのため、CPU311の処理は、S1304へと戻る。
S1309においてYesと判定された場合、CPU311は、S1301で受信したIDに関連付けられている画像データとフォトフレームを用いて印刷データを生成する。つまり、図8のS802を実行する。これにより、S1309でYesと判定された場合、CPU311は、S1308で特定された未使用プリンタに印刷データを送信して、印刷の開始を指示する。
一方、S1309においてNoと判定された場合、CPU311は、プリンタ101−103の中で残りの印刷枚数が最も少ないプリンタを特定し、その残りの印刷が終了したか否かを判定する(S1310)。S1309においてYesと判定された場合、CPU311は、S1301で受信したIDに関連付けられている画像データとフォトフレームを用いて印刷データを生成する。つまり、図8のS802を実行する。なお、S1310でYesと判定された場合、CPU311は、S1310で特定されたプリンタに印刷データを送信して、印刷の開始を指示する。
以上の処理により、サーバー104は、取得された距離情報が示す距離が所定の距離(すなわちZ)より小さい場合、プリントサービスエリアの印刷装置に対して前記取得された識別情報と関連付けられた画像データの印刷の開始を指示する。なお、サーバー104は、観客がプリントサービスエリア14において印刷物を受け取るための待ち時間が所定時間以下となるように所定の距離(すなわちZ)を決定する。この処理により、サーバー104は、プリントサービスエリア14における観客の待ち時間を軽減することが可能となる。
なお、上記処理に加えて以下のような処理を行っても良い。例えば、スマートフォン106は、距離情報に加えてスマートフォンの向きを示す情報を取得する。そして、CPU311は、S1307においてYesと判定され、かつ、スマートフォン106がプリントサービスエリア14を向いていると判定された場合にS1308の処理へと進んでも良い。
また、さらにサーバー104がプリンタに印刷データを転送するために必要な転送時間(例えば、Wとする)を考慮して、印刷開始のタイミングを決めても良い。つまり、サーバー104は、Z+A=X+Y+Wという式を利用することでZを算出しても良い。
また、上記の計算により印刷開始タイミングを決めたとしても、プリントサービスエリア14に訪れる観客数が急激に増加した場合、観客の待ち時間が増加するおそれがある。そのためサーバー104は、S1309を開始してから所定時間経過してもS1309の判定結果がYesとならない場合、カメラマンのスマートフォンに対して撮影設定の変更を指示する。具体的には、サーバー104は、解像度を低下して撮影するように撮影モードの切り替えを指示する。その結果、サーバー104からプリンタへの転送速度や、プリンタが印刷を開始してから完了するまでの時間を短縮でき観客の待ち時間を軽減することが可能となる。
また、サーバー104は、デジタルカメラの撮影条件によりZの値を修正しても良い。例えば、撮影時のサイズがLサイズである場合、サーバー104は、Zの値を1.2倍する。一方、撮影時のサイズがSサイズである場合、サーバー104は、Zの値を0.8倍する。お、これらの値は一例であり、撮影時のサイズが大きいほどZの値の係数が大きくなり、撮影時のサイズが小さい程Zの係数が小さくなれば良い。
また、サーバー104は、プリンタ101−103の性能によりZの値を修正しても良い。例えば、プリンタの印刷速度が15PPM(Print/Minutes)−20PPMである場合、サーバー104は、Zの値を1.1倍する。また、プリンタの印刷速度が15PPMより小さい場合、サーバー104は、Zの値を1.2倍する。なお、これらの値は一例であり、PPMが小さい値ほどZの値の係数が大きくなれば良い。
また、図13では、S1309において残プリント枚数の最も少ないプリンタの印刷が終了した場合に、サーバー104は印刷の開始を指示しているが、他のタイミングで印刷の開始を指示しても良い。つまり、S1308においてNoと判定された場合、サーバー104は、残プリント枚数の最も少ないプリンタを特定し、特定されたプリンタの残プリント枚数の終了を待つことなく、印刷の開始を指示しても良い。この処理により、より効率的な印刷を実行することが可能となる。
<第2の実施例>
続いて、本実施例では、写真に含まれる人物の人数を検出して部数を設定する処理について説明する。従来、印刷部数の操作負荷を軽減する技術について考慮されていなかった。
図14にサーバー104が実行する処理を説明するフローチャートを示す。なお、図14は、第1の実施例においてS702が行われた後に実行される。
CPU311は、受信したIDと画像データを特定する情報を図12のテーブルに記憶した後、受信した画像データに写っている人物の数をカウントする(S1401)。つまり、印刷対象の画像データに写っている人数がカウントされる。
そしてCPU311は、S1401でカウントされた値を図12のテーブルの枚数に設定する(S1402)。
以上の処理を行うことでCPU311は、S802において印刷データを生成して印刷の開始を指示する場合、図12のテーブルを参照して枚数領域に保持されている情報を部数として設定して印刷の開始を指示することができる。その結果、写真に写っている人数分の印刷物を容易に得ることが可能となる。
なお、S1401において人数をカウントする場合、撮影時写り込んだ無関係な人を除いてカウントしても良い。例えば、S1401において人数をカウントする場合、CPU311は、デジタルカメラによりフォーカスされている人数をカウントしても良い。なお、CPU311は、別の方法で人数をカウントしても良い。例えば、CPU311は、メインとなる人物を検出した後、同じ写真に写っている各人数とカメラとの距離情報に基づいて人数をカウントしても良い。
また、さらに別の方法で人数をカウントしても良い。具体的には、CPU311は、S1401においてカウントされた人数から選手の人数を引いた値をS1402で設定する。つまり、サーバー104は、本プリントサービスを実行する前に、選手の顔情報を保持しておく。そして、S1401により検出された顔情報のうち選手の顔情報に一致する人数を特定する。そして、CPU311は、写真からカウントされた人数から選手として特定された人数の差分をS1402の枚数に設定しても良い。この処理により、効率的な印刷処理を実現することが可能となる。なお、サーバー104が保持する選手の顔情報は、所属選手全員の顔情報でも良いし、撮影場所に来る予定の選手のみでも良い。また、選手を特定する方法に機械学習を用いても良い。例えば、機械学習部は、A選手の横顔の画像データ、A選手の正面の顔の画像データ、A選手を斜めから見た顔の画像データを入力データとし、A選手という情報を教師データとして学習済モデルを生成する。具体的には、機械学習部は、上述した複数の入力データと、教師データを紐付け、ニューラルネットワークを用いて学習させることで学習済モデルを生成する。つまり、この学習済モデルは、選手を特定するための学習済モデルとも言える。そして、推定部は、S801の判定に使用されたIDから特定された画像データを入力データとして、機械学習部により生成された学習済モデルへ入力して推定を行う。推定部が学習済モデルに入力するデータは、機械学習部が学習の際に入力データして用いたデータが望ましい。つまり、A選手の横顔、正面の顔または斜めの顔が含まれる画像データが望ましい。そして推定部は学習済モデルから出力された推定データを基に出力データであるA選手という特定結果を取得する。なお、本実施例ではA選手について記載したが、所属選手全員に対して同様の処理を行っても良いし、撮影場所に来る予定の選手に対して同様の処理を行っても良い。なお、機械学習部および推定部は、サーバー104内に存在していても良い。または、機械学習部はサーバー104とは別の装置に存在し、推定部がサーバー104に存在する形態でも良い。その場合、別の装置の推定部において生成された学習済モデルがサーバー104に保持される。
なお、本実施形態では、サーバー104が印刷部数を設定する処理を行っていたが、例えば、同様の機能を備えているスマートフォン等が同様の処理で印刷部数を設定しても構わない。
本実施形態によれば、印刷部数を設定する際の操作負荷を軽減することが可能となる。
<第3の実施例>
本実施例では、観客1人当たりの印刷枚数に上限が決まっている例について説明する。例えば、プリンタ側の最大プリント能力が4800枚であるとする。また、最初は、観客のIDに対して印刷上限枚数が3枚であったとする。しかしながら、プリンタでの枚数の合計が、閾値(例えば、3500枚)を超えた場合、サーバー104は、それ以降に印刷を希望する観客については上限枚数を2枚に変更する。つまり、サーバー104は、プリントサービスエリアでの累計印刷枚数に基づいて観客の印刷上限数を減らす。
なお、上限枚数を変更する例として例えばスタジアムへ訪れている観客数により変更しても良い。つまり、スタジアムに訪れる観客の合計が、閾値(例えば、1万人)を超えた場合、サーバー104は、それ以降に印刷を希望する観客については上限枚数を2枚に変更しても良い。なお、上述した上限値、閾値および最大プリント能力の枚数は、一例であり、他の値でも良い。
なお、サーバー104は、ここで上限値を変更したとしても、第6の実施例を行う場合には上限値を超えることを許可しても良い。つまり、上述した上限値の変更は、1人の観客が、上限値以上の種類の写真を選択することを防止するための機能である。そのため、例えば、上限値以内の数の写真を選択し、かつ、その写真に上限値以上の人物が写っていた場合、サーバー104は、写真に写っている人数分の枚数の印刷をプリンタに指示しても良い。
<第4の実施例>
上述の実施例では、式を用いてZを計算していたが機械学習を用いても良い。機械学習部は、観客数を入力データとして、Zを教師データとした学習済モデルを生成する。例えば、機械学習部は、観客数が1万人以下ならZ=50、観客数が1万人から2万人ならZ=70、観客数が2万人以上ならZ=100のように、入力データと教師データを紐付け、ニューラルネットワークを用いて学習させることで学習済モデルを生成する。つまり、この学習済モデルは、印刷開始のタイミングを決めるための学習済モデルとも言える。そして推定部は、受信した観客数を入力データとして、機械学習部により生成された学習済モデルへ入力して推定を行う。推定部が学習済モデルに入力するデータは、機械学習部が学習の際に入力データして用いたデータが望ましい。つまり、観客数情報が望ましい。そして推定部は学習済モデルから出力された推定データを基に出力データであるZの値を取得する。なお、機械学習部および推定部は、サーバー104内に存在していても良い。または、機械学習部はサーバー104とは別の装置に存在し、推定部がサーバー104に存在する形態でも良い。その場合、別の装置の推定部において生成された学習済モデルがサーバー104に保持される。
<その他の実施例>
なお上述した実施形態では、サーバー104が印刷データを生成し、印刷データのレンダリング処理をプリンタ側で行う形態として説明してきたが、サーバー104がレンダリング処理まで行い、レンダリング処理結果をプリンタに送信しても良い。
また、上述の実施形態に加えて、様々な情報を使ってZの値を算出しても良い。例えば、カメラの撮影時の解像度、圧縮方式、プリンタの台数を更に使っても良い。
上述した実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。すなわち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(CPU、MPU、プロセッサ等)がプログラムを読み出して実行する処理である。また、プログラムは、1つのコンピュータで実行させても、複数のコンピュータで連動させて実行させるようにしてもよい。また、上記した処理の全てをソフトウェアで実現する必要はなく、処理の一部または全部をASIC等のハードウェアで実現するようにしてもよい。また、CPUも1つのCPUで全ての処理を行うものに限らず、複数のCPUが適宜連携をしながら処理を行うものとしてもよい。
104 サーバー
106 スマートフォン

Claims (15)

  1. プリントサービスエリアの印刷装置に印刷の開始を指示する情報処理装置であって、
    識別情報と第1の装置で撮影された画像データを受信する受信手段と、
    前記識別情報と前記画像データを関連付けて管理する管理手段と、
    ユーザが備える第2の装置から前記第2の装置とプリントサービスエリアの間の距離を示す距離情報と識別情報を取得する取得手段と、
    前記取得された距離情報が示す距離が所定の距離より小さい場合、前記プリントサービスエリアの印刷装置に対して前記取得された識別情報と関連付けられた画像データの印刷の開始を指示する指示手段を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ユーザが前記プリントサービスエリアにおいて印刷物を受け取るための待ち時間が所定時間以下となるように、前記所定の距離を決定する決定手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定手段は、前記ユーザが希望する印刷枚数、前記印刷装置の印刷速度および前記所定時間に基づいて前記所定の距離を決定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記プリントサービスエリアに印刷待機中の印刷装置が無い場合、前記決定手段は、前記プリントサービスエリアにおける印刷装置の中で最短で印刷が完了する印刷装置を特定し、前記ユーザが希望する印刷枚数、前記特定された印刷装置の印刷速度、前記特定された印刷装置が印刷完了までに要する時間、および、前記所定時間に基づいて前記所定の距離を決定することを特徴とする請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定手段は、前記ユーザが希望する印刷枚数、前記印刷装置の印刷速度、前記情報処理装置から前記印刷装置への印刷データの転送時間、前記所定時間に基づいて前記所定の距離を決定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記決定手段は、機械学習により前記所定の距離を決定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  7. 前記指示手段は、前記取得された距離情報が示す距離が所定の距離より小さく、かつ、前記情報処理装置の向き情報が前記プリントサービスエリアを向いている場合、前記プリントサービスエリアの印刷装置に対して印刷の開始を指示することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記指示手段は、印刷対象の画像データから検出される人物の数に基づいて印刷部数を決定することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記指示手段は、前記印刷対象の画像データにおいてフォーカスされている人物を特定することで前記印刷部数を決定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記指示手段は、印刷対象の画像データから検出される人数から所定の人物の人数を除いた人物の数に基づいて印刷部数を決定することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 画像データに基づいて人物を特定する学習済モデルに対して前記画像データを入力することで前記所定の人物を特定する特定手段を更に備えることを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 前記プリントサービスエリアでの累計印刷枚数に基づいて前記ユーザの印刷上限数を減らすことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  13. 前記印刷上限数は、前記ユーザが異なる画像データを印刷する場合に使用され、印刷対象の画像データから検出される人物の数に基づいて印刷部数を決定する際には使用されないことを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. プリントサービスエリアの印刷装置に印刷の開始を指示する情報処理装置において実行される制御方法であって、
    識別情報と第1の装置で撮影された画像データを受信する受信工程と、
    前記識別情報と前記画像データを関連付けて管理する管理工程と、
    ユーザが備える第2の装置から前記第2の装置とプリントサービスエリアの間の距離を示す距離情報と識別情報を取得する取得工程と、
    前記取得された距離情報が示す距離が所定の距離より小さい場合、前記プリントサービスエリアの印刷装置に対して前記取得された識別情報と関連付けられた画像データの印刷の開始を指示する指示工程を備えることを特徴とする情報処理装置。
  15. プリントサービスエリアの印刷装置に印刷の開始を指示するコンピュータに、
    識別情報と第1の装置で撮影された画像データを受信する受信工程と、
    前記識別情報と前記画像データを関連付けて管理する管理工程と、
    ユーザが備える第2の装置から前記第2の装置とプリントサービスエリアの間の距離を示す距離情報と識別情報を取得する取得工程と、
    前記取得された距離情報が示す距離が所定の距離より小さい場合、前記プリントサービスエリアの印刷装置に対して前記取得された識別情報と関連付けられた画像データの印刷の開始を指示する指示工程を実行させるための前記コンピュータが読取可能なプログラム。
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