JP2020139929A - 検査装置及び検査システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造によって、検査対象となる構造物の壁面上で打音を発生させることができる検査装置及び検査システムを提供する。【解決手段】飛行体10に搭載されて飛行体の飛行によって構造物100の内部の破損を検査する検査装置20において、飛行体から延伸するアーム31の先端において回転自在に保持されて飛行体の飛行によって構造物の壁面101に当接して飛行体の移動に追従して壁面上で回転する回転体33と、回転体にアームを介して振動を付与する振動モータと、振動モータによって付与される振動に基づいて回転体が構造物の壁面上で回転しながら壁面を打突する際に発生する打音を収音するマイク40と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、検査装置及び検査システム、特に、飛行体に搭載されて飛行体の飛行によって構造物の内部の破損を検査する検査装置、及び構造物の内部の破損を検査する検査システムに関する。
対象物を高所から観察したり、上空から地上を空撮したり、あるいは立ち入りが困難な領域を観察したりする場合には、近年、複数のプロペラの回転によって飛行するいわゆるドローンあるいはマルチコプタといった飛行体が用いられることがある。
特許文献1には、飛行体に搭載したカメラで対象物を撮像した画像から三次元の画像を生成することが開示され、特許文献2には、飛行体に搭載したカメラで下水管路を点検することが開示されている。
特開2018−10630公報 特開2016−218813公報
ところで、例えばビルの壁面やトンネルの壁面等といった構造物の内部の破損を点検する場合に、回転自在なボールが保持された打音検査具を構造物の壁面上で往復させて、その壁面上でのボールの回転によって打音を発生させて、打音が変化した場合に構造物の内部に破損が生じていることを検知する検査技術が提案されている。
一方、飛行体を用いて、橋梁の橋脚や橋桁といった人が立ち入ることが困難な領域の構造物の内部の破損を検査する場合において、構造物の壁面上で打音を発生させる上記のような検査技術を実装しようとすれば、打音検査具を構造物の壁面上で往復させる機構を採用する必要がある。
しかし、このような機構は、部品点数が多く構造が複雑であることから、耐久性に懸念が生じたり、飛行体に搭載する観点からは重量が増加することに懸念が生じたりすることが想定される。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構造によって、検査対象となる構造物の壁面上で打音を発生させることができる検査装置及び検査システムを提供することを課題とするものである。
上記課題を達成するための、本発明に係る検査装置は、飛行体に搭載されて飛行体の飛行によって構造物の内部の破損を検査する検査装置において、飛行体から延伸するアームの先端において回転自在に保持されて飛行体の飛行によって構造物の壁面に当接して飛行体の移動に追従して壁面上で回転する回転体と、回転体にアームを介して振動を付与する振動モータと、振動モータによって付与される振動に基づいて回転体が構造物の壁面上で回転しながら壁面を打突する際に発生する打音を収音するマイクと、を備えることを特徴としている。
ここでいう構造物の「壁面」には、構造物の立設方向に倣う面のみならず、構造物の天井面や床面等といった構造物を構成する各種の面が含まれる。
この検査装置によれば、検知部の振動モータの振動によって、アームを介して回転体に振動が付与されて回転体が高速で振動せしめられることから、回転体によって構造物の壁面が高速で打突される。
したがって、振動モータで回転体を高速で振動させるという簡易な構造によって、構造物の壁面上で打音を発生させることができる。
この検査装置は、飛行体によって回転体を介して構造物の壁面に押圧力が付与されることを特徴としており、検査装置のマイクは、回転体に近接して配設されることを特徴としている。
さらに、検査装置は、回転体に入力される衝撃荷重を緩衝する緩衝機構を備えるものであってもよい。
上記課題を達成するための、本発明に係る検査システムは、構造物の内部の破損を検査する検査システムにおいて、飛行体及び飛行体に搭載される検査装置を備え、検査装置は、飛行体から延伸するアームの先端において回転自在に保持されて飛行体の飛行によって構造物の壁面に当接して飛行体の移動に追従して壁面上で回転する回転体と、回転体にアームを介して振動を付与する振動モータと、振動モータによって付与される振動に基づいて回転体が構造物の壁面上で回転しながら壁面を打突する際に発生する打音を収音するマイクと、を備えることを特徴としている。
この検査システムによれば、検査装置の検知部の振動モータの振動によって、アームを介して回転体に振動が付与されて回転体が高速で振動せしめられることから、回転体によって構造物の壁面が高速で打突される。
したがって、振動モータで回転体を高速で振動させるという簡易な構造によって、構造物の壁面上で打音を発生させることができる。
この発明によれば、振動モータで回転体を高速で振動させるという簡易な構造によって、構造物の壁面上で打音を発生させることができる。
本発明の実施の形態に係る検査システムの概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係る飛行体のハードウェア構成を説明するブロック図である。 同じく、本実施の形態に係る検査装置の検知部の構成の概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態に係る検査装置の制御ユニットの構成の概略を説明するブロック図である。 同じく、本実施の形態に係る検査装置の制御ユニットにおける制御部の構成の概略を説明するブロック図である。 同じく、本実施の形態の検査システムの作動概略を説明する図である。 同じく、本実施の形態の検査システムの作動概略を説明する図である。 本発明の参考例に係る検査装置の検知部の概略を説明する図である。 本発明の他の実施の形態に係る検査装置の検知部の概略を説明する図である。
次に、図1〜図7に基づいて、本発明の実施の形態に係る検査システムについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る検査システムの概略を説明する図である。図示のように、検査システム1は、飛行体10及びこの飛行体10に搭載される検査装置20を備え、検査対象物である構造物100の内部の破損を検知するものである。
飛行体10は、本実施の形態では、機体11及びこの機体11から放射状に形成される複数のアーム12を備え、これら各アーム12の先端に、モータ18及びモータ18に連結されたプロペラ19が配備された、いわゆるドローンあるいはマルチコプタである。
さらに、飛行体10は、先端に回転自在なキャスタ13aが設けられた複数の脚部13が、機体11に垂下して設けられる。
図2は、本実施の形態に係る飛行体10のハードウェア構成を説明するブロック図である。図示のように、飛行体10は、送受信部14、送受信部14と接続されるフライトコントローラ15、フライトコントローラ15を介して電力を供給するバッテリ16、フライトコントローラ15と接続されてプロペラ19を駆動するモータ18を制御する速度制御部(Electronic Speed Controller:ESC)17を備える。
送受信部14は、例えば、送信機(プロポ)や情報端末、表示装置あるいは他の遠隔の制御器といった複数の外部機器からのデータを送受信するように構成された通信インターフェースである。
この送受信部14は、例えば、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network:LAN)、ワイドエリアネットワーク(Wide Area Network:WAN)、赤外線、無線、WiFi、ポイントツーポイント(P2P)ネットワーク、電気通信ネットワーク、クラウド通信等といった複数の通信網を利用することができる。
さらに、送受信部14は、取得した各種のデータ、フライトコントローラ15が生成した処理結果、各種の制御データ、端末または遠隔の制御器からのユーザコマンド等の複数のデータの送受信を実行する。
フライトコントローラ15は、プロセッサ15A、メモリ15B、及びセンサ類15Cを主要構成として備える。
プロセッサ15Aは、本実施の形態では例えばCPU(Central Processing Unit)で構成され、フライトコントローラ15の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御や、プログラムの実行に必要な処理等を行う。
メモリ15Bは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶装置、及びフラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶装置を備える。
このメモリ15Bは、プロセッサ15Aの作業領域として使用される一方、フライトコントローラ15が実行可能であるロジック、コード、あるいはプログラム命令といった各種の設定情報等が格納される。
さらに、このメモリ15Bに、センサ類15C等から取得したデータが直接的に伝達されて記憶されるように構成してもよい。本実施の形態では、飛行体10の飛行記録が後述する飛行軌跡データとしてメモリ15Bに格納される。
センサ類15Cは、本実施の形態では、GPS衛星から電波を受信するGPSセンサ、大気圧を測定する気圧センサ、温度を測定する温度センサや加速度センサといった各種のセンサによって構成される。
図1で示すように、検査装置20は、検知部30、マイク40、カメラ50、及びこれらを電気的に制御する制御ユニット60を主要構成として備える。
図3は、検知部30の構成の概略を説明する図である。図示のように、検知部30は、基端31a及び先端31bを有する側面視で略L字状であって飛行体10から延伸するアーム31、アーム31の先端31bに設けられたカプラ32、及びカプラ32を介してアーム31の先端31bにおいて回転自在に保持された回転体である回転ボール33を備える。
検知部30は、アーム31に形成された支持部31Aにおいてアーム31を揺動可能に軸支するブラケット34、ブラケット34及びアーム31を介して回転ボール33に振動を付与する振動モータ35、振動モータ35による振動をブラケット34に伝達するウォーム36a及びウォームホイール36bからなるウォームギヤ36を備える。
さらに検知部30は、アーム31の基端31a側に取り付けられる保持部37を介してアーム31に連結される緩衝機構であるシリンダ38を備え、シリンダロッド38aの伸縮によって回転ボール33に入力される衝撃荷重を緩衝する。
再び図1で示すように、マイク40は、コンデンサマイクによって実装されるものであって、信号対雑音比(SN比)を高めて雑音の影響を低減させる観点から、本実施の形態では、回転ボール33に近接して配設されるようにアーム31に取り付けられる。
カメラ50は、本実施の形態では、飛行体10から垂下して設けられ、構造物100の壁面101を撮像する。カメラで撮像した画像(映像)に基づいて、構造物100の壁面101のひび割れや欠落といった破損を検知することができる。
図4は、制御ユニット60の構成の概略を説明するブロック図である。図示のように、制御ユニット60は、制御部61、オーディオインターフェース62、モータ制御部63、モータ制御部63に接続される切替スイッチ64、制御部61に電力を供給するバッテリ65及びモータ制御部63に電力を供給するバッテリ66を備える。
この制御ユニット60は、本実施の形態では、マイク40がオーディオインターフェース62を介して制御部61に接続されるとともに、カメラ50及びモータ制御部63が制御部61に接続される。
制御部61は、マイク40、カメラ50及びモータ制御部62を制御するものであって、本実施の形態では、小型のコンピュータによって実装される。
図5は、制御部61の構成の概略を説明するブロック図である。図示のように、制御部61は、プロセッサ61a、メモリ61b、ストレージ61c、送受信部61d、及び入出力部61eを主要構成として備え、これらが互いにバス61fを介して電気的に接続される。
プロセッサ61aは、制御部61の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御や、プログラムの実行に必要な処理等を行う演算装置である。
このプロセッサ61aは、本実施の形態では例えばCPU(Central Processing Unit)であり、後述するストレージ61cに格納されてメモリ61bに展開されたプログラムを実行して各処理を行う。
メモリ61bは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶装置、及びフラッシュメモリやHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶装置を備える。
このメモリ61bは、プロセッサ61aの作業領域として使用される一方、制御部61の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、及び各種の設定情報等が格納される。
ストレージ61cは、プログラムや各種の処理に用いられる情報等が格納されている。さらに、本実施の形態では、マイク40で収音した後述する打音が打音データとして格納される。
送受信部61dは、制御部61をインターネット網等のネットワークに接続するものであって、Bluetooth(登録商標)やBLE(Bluetooth Low Energy)といった近距離通信インターフェースを具備するものであってもよい。
本実施の形態では、ストレージ61cに格納された打音データが、この送受信部61dを介して、例えば外部の管理サーバ等に送信される。
入出力部61eには、入出力機器が接続されるインターフェースであって、本実施の形態では、Universal Serial Bus(USB)によって実装される。
本実施の形態では、オーディオインターフェース62を介したマイク40、カメラ50及びモータ制御部62のいずれもが、この入出力部61eを介して接続される。
バス61fは、接続したプロセッサ61a、メモリ61b、ストレージ61c、送受信部61d及び入出力部61eの間において、例えばアドレス信号、データ信号及び各種の制御信号を伝達する。
図4で示すように、モータ制御部63は、切替スイッチ64のオン/オフを切り替えることによって振動モータ35の作動を制御するものであって、本実施の形態では、Arduino基板及び電界効果トランジスタ(MOSFET:metal−oxide−semiconductor field−effect transistor)が組み込まれて実装される。
次に、本実施の形態の検査システム1の作動概略を、図6及び図7に基づいて説明する。
図6で示すように、検査システム1は、飛行体10の飛行によって、検査装置20の検知部30が、検査対象物である構造物100の壁面101の検査開始位置Sに当接される。
具体的には、検知部30のアーム31の先端31bに設けられた回転ボール33が、構造物100の壁面101の検査開始位置Sに当接される。
このとき、本実施の形態では、矢線Aで示す飛行体10が構造物100の壁面101に対して近接する方向に飛行体10が傾斜せしめられて、回転ボール33を介して構造物100の壁面101に押圧力が付与される。
一方、構造物100の壁面101の検査開始位置Sに回転ボール33を当接させる前あるいは当接させた後に、振動モータ35が作動せしめられることによって、ブラケット34及びアーム31を介して回転ボール33に振動が付与される。
これにより、回転ボール33が水平方向に高速で振動せしめられて、構造物100の壁面101の検査開始位置Sが回転ボール33によって高速で打突されることによって、打音が発生する。
続いて、図7で示すように、飛行体10が、構造物100の壁面101上を水平方向に往復移動しながら、検査開始位置Sから検査終了位置Eに向かって蛇行状の飛行軌跡Tを形成するように飛行する。
飛行体10の飛行記録は、本実施の形態では飛行軌跡データとしてフライトコントローラ15のメモリ15Bに格納される。
飛行体10の飛行による移動に追従して、壁面101に当接されて壁面101に押圧力を付与しながら壁面101を高速で打突している回転ボール33が壁面101上で回転することによって発生する打音が、マイク40で収音される。
一方、飛行体10が風に煽られて検知部30の回転ボール33が壁面101に衝突して回転ボール33に衝撃荷重が入力されたり、飛行体10の誤操作により回転ボール33が壁面101に衝突して回転ボール33に衝撃荷重が入力されたりすると、アーム31を介してシリンダ38で衝撃荷重が緩衝される。
あるいは、飛行軌跡T上における壁面101に、例えば欠損等によって形成された凹部Hが存在し、検知部30の回転ボール33がこの凹部Hに落ち込んで壁面101から回転ボール33に衝撃荷重が入力されるような場合も、アーム31を介してシリンダ38で衝撃荷重が緩衝される。
これにより、回転ボール33に入力された衝撃荷重によって、飛行体10に影響が及ぼされることが抑制される。
このように、飛行体10が検査開始位置Sから検査終了位置Eに向かって飛行しながらマイク40で収音した打音が、打音データとして制御ユニット60の制御部61のストレージ61cに格納される。
ストレージ61cに格納された打音データは、本実施の形態では、構造物100の内部の破損の有無を検査するための解析に供される。
この解析において、飛行軌跡データと飛行軌跡T上の飛行体10の飛行時刻とに基づいて算出した飛行軌跡T上の地点Pにおいて収音した打音が、飛行軌跡T上の他の地点で収音した打音と異なっている、すなわち地点Pで収音した打音が他の地点の打音から変化していることが判明した場合には、この地点Pにおける構造物100の内部に破損が生じていると判断される。
なお、打音データの解析は例えば、打音データの音声周波数の波形画像に基づいて実行される。
このように、本実施の形態の検査システム1によれば、検査装置20の検知部30の振動モータ35の振動によって、アーム31を介して回転ボール33に振動が付与されて回転ボール33が高速で振動せしめられることから、回転ボール33によって構造物100の壁面101が高速で打突される。
したがって、振動モータ35で回転ボール33を高速で振動させるという簡易な構造によって、構造物100の壁面101上で打音を発生させることができる。
(参考例)
次に、図8に基づいて、本発明の参考例に係る検査装置の検知部について説明する。
なお、本参考例では、上記実施の形態の検知部30と異なる構成のみを説明することとし、この検知部30と同様の構成には同一の符号を付して、その説明を省略する。
図示のように、検知部30のアーム31は、アーム31の基端31a側に形成された取付部31Bにおいて、検査装置20の図示しない筐体(検査装置20が図示しないフレーム体によって形成される場合はフレーム体)に固定される。
このアームの先端31bに、本参考例では振動モータ35aが内蔵され、この振動モータ35aの振動が、アーム31を経由しないで直接的に回転ボール33に付与される。
なお、本発明は上記実施の形態及び上記参考例に限定されることはなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施の形態では、振動モータ35の振動がアーム31を介して回転ボール33に付与される場合を説明したが、例えば図9で示すように、振動モータ35とは別途でアームの先端31bに振動モータ35aが内蔵されるように構成し、振動モータ35による振動と選択的に、振動モータ35aによってアーム31を経由しないで直接的に回転ボール33に振動が付与されるように構成してもよい。
上記実施の形態では、構造物100の壁面101に対して近接する方向に飛行体10が傾斜せしめられて、回転ボール33を介して構造物100の壁面101に押圧力が付与される場合を説明したが、シリンダ38の作動力によってアーム31を作動させて、回転ボール33を介して構造物100の壁面101に押圧力が付与されるように構成してもよい。
上記実施の形態では、ウォームギヤ36によって、振動モータ35による振動がブラケット34に伝達される場合を説明したが、ブラケット34にクランク板を取り付け、このクランク板に形成されたクランク溝に係合するクランクが振動モータ35によって駆動されることによって、振動モータ35による振動がブラケット34に伝達されるように構成してもよい。
1 検査システム
10 飛行体
20 検査装置
30 検知部
31 アーム
31b 先端
33 回転ボール(回転体)
35 振動モータ
38 シリンダ(緩衝機構)
40 マイク
50 カメラ
60 制御ユニット
100 構造物
101 壁面

Claims (5)

  1. 飛行体に搭載されて該飛行体の飛行によって構造物の内部の破損を検査する検査装置において、
    前記飛行体から延伸するアームの先端において回転自在に保持されて前記飛行体の飛行によって前記構造物の壁面に当接して前記飛行体の移動に追従して前記壁面上で回転する回転体と、
    該回転体に前記アームを介して振動を付与する振動モータと、
    該振動モータによって付与される振動に基づいて前記回転体が前記構造物の壁面上で回転しながら前記壁面を打突する際に発生する打音を収音するマイクと、
    を備えることを特徴とする検査装置。
  2. 前記飛行体によって前記回転体を介して前記構造物の壁面に押圧力が付与されることを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記マイクは、
    前記回転体に近接して配設されることを特徴とする請求項1または2に記載の検査装置。
  4. 前記回転体に入力される衝撃荷重を緩衝する緩衝機構を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の検査装置。
  5. 構造物の内部の破損を検査する検査システムにおいて、
    飛行体及び該飛行体に搭載される検査装置を備え、
    該検査装置は、
    前記飛行体から延伸するアームの先端において回転自在に保持されて前記飛行体の飛行によって前記構造物の壁面に当接して前記飛行体の移動に追従して前記壁面上で回転する回転体と、
    該回転体に前記アームを介して振動を付与する振動モータと、
    該振動モータによって付与される振動に基づいて前記回転体が前記構造物の壁面上で回転しながら前記壁面を打突する際に発生する打音を収音するマイクと、
    を備えることを特徴とする検査システム。
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KR102486225B1 (ko) * 2021-11-24 2023-01-12 주식회사 케이엠티엘 균열진단장치를 구비한 등벽드론 및 이를 이용한 시설물 외관조사방법
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