JP2017006634A - 遠隔作業装置及び制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業部が作業対象に対して接触していることを操作者に対して確実に通知することができる遠隔作業装置及び制御方法を提供する。【解決手段】リモートコントローラ201によって遠隔操作され、遠隔地にある清掃対象を清掃する清掃ロボット101は、清掃ロボット101の移動を制御する移動制御部14と、清掃対象を清掃する清掃ツール11と、清掃ツール11と清掃対象との接触を検知する圧力センサ12と、圧力センサ12によって清掃ツール11と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ201を振動させるための信号をリモートコントローラ201へ送信する通信部13とを備える。【選択図】図4

Description

本開示は、リモートコントローラによって遠隔操作され、遠隔地にある作業対象に対して所定の作業を行う遠隔作業装置、及び当該遠隔作業装置を制御するための制御方法に関するものである。
従来、ビルの外壁及び窓などの人の手が届かない場所を清掃したり、橋梁又はトンネルの老朽化を点検したりすることは非常に困難であった。例えば、特許文献1には、建屋に固定したガイドレールと、このガイドレールに沿って移動する台車本体と、この台車本体に連結された伸縮自在なバーと、このバーの先端に固定され清掃面を撮るモニタカメラ、清掃ツール、このツールを取付けるハンド、及びリモートコントロール部を有する清掃箱と、この清掃箱の移動と対象面の清掃を上記モニタカメラの画像をみながら制御するハンディリモートコントロール操作器とを備える高所清掃リモコンロボットが開示されている。
この従来の高所清掃リモコンロボットによれば、清掃箱の移動と対象面の清掃とが遠隔制御により行われるので、屋外の危険作業が屋内からの安全かつ確実な作業に取って代ることができる。
特開平6−343581号公報
しかしながら、従来の高所清掃リモコンロボットでは、モニタカメラによって清掃対象面を撮影することができるが、清掃ツールが清掃対象面に対して確実に押圧されているかの判断が困難であり、清掃ツールが清掃対象に対して接触していることを操作者に対して確実に通知することができない。
本開示は、上記の問題を解決するためになされたもので、作業部が作業対象に対して接触していることを操作者に対して確実に通知することができる遠隔作業装置及び制御方法を提供することを目的とするものである。
本開示の一局面に係る遠隔作業装置は、リモートコントローラによって遠隔操作され、遠隔地にある作業対象に対して所定の作業を行う遠隔作業装置であって、前記遠隔作業装置の移動を制御する移動制御部と、前記作業対象に対して所定の作業を行うための作業部と、前記作業部と前記作業対象との接触を検知する第1検知部と、前記第1検知部によって前記作業部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラを振動させるための信号を前記リモートコントローラへ送信する通信部と、を備える。
本開示によれば、作業部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラを振動させるための信号がリモートコントローラへ送信され、リモートコントローラが振動するので、作業部が作業対象に対して接触していることを操作者に対して確実に通知することができる。
本開示の実施の形態1における清掃ロボットの外観構成を示す上面図である。 本開示の実施の形態1における清掃ロボットの外観構成を示す正面図である。 本開示の実施の形態1におけるリモートコントローラの外観構成を示す正面図である。 本開示の実施の形態1における清掃システムの構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態1におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態1における清掃ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態2における清掃ロボットの外観構成を示す上面図である。 本開示の実施の形態2における清掃ロボットの外観構成を示す正面図である。 本開示の実施の形態2におけるリモートコントローラの外観構成を示す正面図である。 本開示の実施の形態2における清掃システムの構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態2におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態2における清掃ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態3における清掃システムの構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態3における清掃ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態3におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態4における清掃ロボットの外観構成を示す上面図である。 本開示の実施の形態4における清掃ロボットの外観構成を示す正面図である。 本開示の実施の形態4におけるリモートコントローラの外観構成を示す正面図である。 本開示の実施の形態4における清掃システムの構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態4における清掃ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態4におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態5における清掃ロボットの外観構成を示す上面図である。 本開示の実施の形態5における清掃ロボットの外観構成を示す正面図である。 本開示の実施の形態5におけるリモートコントローラの外観構成を示す正面図である。 本開示の実施の形態5における清掃システムの構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態5における清掃ロボットの動作について説明するための第1のフローチャートである。 本開示の実施の形態5における清掃ロボットの動作について説明するための第2のフローチャートである。 本開示の実施の形態5におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態5において表示部に表示される撮像画像及び接触状態情報の一例を示す図である。 本開示の実施の形態6における清掃ロボットの外観構成を示す上面図である。 本開示の実施の形態6におけるリモートコントローラの外観構成を示す正面図である。 本開示の実施の形態6における清掃システムの構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態6における清掃ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態6におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態7における点検ロボットの外観構成を示す上面図である。 本開示の実施の形態7における点検ツールの外観構成を示す斜視図である。 本開示の実施の形態7における点検システムの構成を示すブロック図である。 本開示の実施の形態7における点検ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。 本開示の実施の形態7におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。
上記の課題を解決すべく本開示の一局面に係る遠隔作業装置は、リモートコントローラによって遠隔操作され、遠隔地にある作業対象に対して所定の作業を行う遠隔作業装置であって、前記遠隔作業装置の移動を制御する移動制御部と、前記作業対象に対して所定の作業を行うための作業部と、前記作業部と前記作業対象との接触を検知する第1検知部と、前記第1検知部によって前記作業部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラを振動させるための信号を前記リモートコントローラへ送信する通信部と、を備える。
この構成によれば、移動制御部は、遠隔作業装置の移動を制御する。作業部は、遠隔地にある作業対象に対して所定の作業を行う。作業部と作業対象との接触が検知され、作業部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラを振動させるための信号がリモートコントローラへ送信される。
したがって、作業部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラを振動させるための信号がリモートコントローラへ送信され、リモートコントローラが振動するので、作業部が作業対象に対して接触していることを操作者に対して確実に通知することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記第1検知部は、前記作業部の右部と前記作業対象との接触を検知する第1センサと、前記作業部の左部と前記作業対象との接触を検知する第2センサとを含み、前記通信部は、前記第1センサによって前記作業部の前記右部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの右側を振動させるための第1信号を前記リモートコントローラへ送信し、前記第2センサによって前記作業部の前記左部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの左側を振動させるための第2信号を前記リモートコントローラへ送信してもよい。
この構成によれば、第1センサは、作業部の右部と作業対象との接触を検知する。第2センサは、作業部の左部と作業対象との接触を検知する。そして、第1センサによって作業部の右部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラの右側を振動させるための第1信号がリモートコントローラへ送信される。また、第2センサによって作業部の左部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラの左側を振動させるための第2信号がリモートコントローラへ送信される。
したがって、作業対象と接触している作業部の位置と、リモートコントローラの振動する位置とが対応付けられるので、作業部の右部又は左部が作業対象に接触しているか否かを容易に確認することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記第1検知部は、前記作業部の右上部と前記作業対象との接触を検知する第1センサと、前記作業部の右下部と前記作業対象との接触を検知する第2センサと、前記作業部の左上部と前記作業対象との接触を検知する第3センサと、前記作業部の左下部と前記作業対象との接触を検知する第4センサとを含み、前記通信部は、前記第1センサによって前記作業部の前記右上部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの右上側を振動させるための第1信号を前記リモートコントローラへ送信し、前記第2センサによって前記作業部の前記右下部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの右下側を振動させるための第2信号を前記リモートコントローラへ送信し、前記第3センサによって前記作業部の前記左上部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの左上側を振動させるための第3信号を前記リモートコントローラへ送信し、前記第4センサによって前記作業部の前記左下部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの左下側を振動させるための第4信号を前記リモートコントローラへ送信してもよい。
この構成によれば、第1センサは、作業部の右上部と作業対象との接触を検知する。第2センサは、作業部の右下部と作業対象との接触を検知する。第3センサは、作業部の左上部と作業対象との接触を検知する。第4センサは、作業部の左下部と作業対象との接触を検知する。そして、第1センサによって作業部の右上部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラの右上側を振動させるための第1信号がリモートコントローラへ送信される。また、第2センサによって作業部の右下部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラの右下側を振動させるための第2信号がリモートコントローラへ送信される。また、第3センサによって作業部の左上部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラの左上側を振動させるための第3信号がリモートコントローラへ送信される。さらに、第4センサによって作業部の左下部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラの左下側を振動させるための第4信号がリモートコントローラへ送信される。
したがって、作業対象と接触している作業部の位置と、リモートコントローラの振動する位置とが対応付けられるので、作業部の右上部、右下部、左上部又は左下部が作業対象に接触しているか否かを容易に確認することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記第1検知部は、前記作業部における前記作業対象との接触面上の第1接触位置と前記作業対象との接触を検知する第1センサと、前記第1接触位置とは異なる前記接触面上の第2接触位置と前記作業対象との接触を検知する第2センサとを含み、前記通信部は、前記第1センサによって前記第1接触位置と前記作業対象との接触が検知され、かつ前記第2センサによって前記第2接触位置と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラを振動させるための信号を前記リモートコントローラへ送信してもよい。
この構成によれば、第1センサは、作業部における作業対象との接触面上の第1接触位置と作業対象との接触を検知する。第2センサは、第1接触位置とは異なる接触面上の第2接触位置と作業対象との接触を検知する。そして、第1センサによって第1接触位置と作業対象との接触が検知され、かつ第2センサによって第2接触位置と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラを振動させるための信号がリモートコントローラへ送信される。
したがって、作業部と作業対象との接触面上の2箇所が接触している場合、リモートコントローラが振動するので、作業部が作業対象に接触しているか否かを確実に通知することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記第1検知部は、前記作業部にかかる圧力値を検出する圧力センサを含み、前記通信部は、前記圧力値に応じて前記リモートコントローラの振動量を変化させるために、前記圧力センサによって検出される前記圧力値を前記リモートコントローラへ送信してもよい。
この構成によれば、作業部にかかる圧力値がリモートコントローラへ送信されるので、リモートコントローラは、圧力値に応じて振動量を変化させることができ、操作者は、作業部が作業対象にどの程度の圧力で接触しているかを確認することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記遠隔作業装置の周囲を撮像する撮像部をさらに備え、前記通信部は、前記作業部と前記作業対象とが接触しているか否かを示す情報を、前記撮像部から出力される画像に重畳して前記リモートコントローラに表示させるために、前記画像を前記リモートコントローラへ送信してもよい。
この構成によれば、撮像部は、遠隔作業装置の周囲を撮像する。そして、画像がリモートコントローラへ送信され、作業部と作業対象とが接触しているか否かを示す情報が、撮像部から出力される画像に重畳してリモートコントローラに表示される。
したがって、操作者は、遠隔作業装置の周囲を撮像した画像を確認しながら、作業部と作業対象とが接触しているか否かを確認することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記撮像部は、前記作業部と前記作業対象とが接触する接触位置を撮像してもよい。この構成によれば、操作者は、作業部と作業対象とが接触する接触位置を確認することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記撮像部は、前記作業部の移動先の前記作業対象を撮像してもよい。この構成によれば、操作者は、作業部の移動先の作業対象を確認することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記撮像部は、前記遠隔作業装置の進行方向を撮像する第1撮像モードと、前記作業部の移動先の前記作業対象を撮像する第2撮像モードとを切り替えてもよい。
この構成によれば、遠隔作業装置の進行方向を撮像する第1撮像モードと、作業部の移動先の作業対象を撮像する第2撮像モードとが切り替えられるので、遠隔作業装置を作業対象まで確実に移動させることができるとともに、作業部で作業対象を確実に作業することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記撮像部は、前記第1検知部によって前記作業部と前記作業対象との接触が検知された時は、前記作業部と前記作業対象との接触位置を撮像し、前記第1検知部によって前記作業部と前記作業対象との接触が検知されていない時は、前記作業部の移動先の前記作業対象を撮像してもよい。
この構成によれば、作業部と作業対象との接触が検知された時は、作業部と作業対象との接触位置が撮像され、作業部と作業対象との接触が検知されていない時は、作業部の移動先の作業対象が撮像される。
したがって、作業部と作業対象との接触が検知されたか否かに応じて、自動的に撮像対象を切り替えることができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記遠隔作業装置は、無人飛行機であってもよい。この構成によれば、遠隔作業装置は空中を飛行するので、人間が届かないような高い位置にある作業対象に対して作業を行うことができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記作業部と前記作業対象との接触面以外の位置に配置され、前記遠隔作業装置と前記作業対象以外の物体との接触を検知する第2検知部をさらに備え、前記通信部は、前記第2検知部によって前記遠隔作業装置と前記作業対象以外の物体との接触が検知された場合、操作者に警告を通知するための信号を前記リモートコントローラへ送信してもよい。
この構成によれば、遠隔作業装置と作業対象以外の物体との接触が検知された場合、操作者に警告を通知するための信号がリモートコントローラへ送信されるので、遠隔作業装置と作業対象以外の物体とが接触したことを操作者に通知することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記作業は、前記遠隔地にある清掃対象を清掃する作業であり、前記作業部は、ブラシ、モップ、吸引装置及び放水装置の少なくとも1つを含んでもよい。
この構成によれば、遠隔地にある清掃対象を清掃する作業に遠隔作業装置を適用することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記作業は、前記遠隔地にある点検対象を点検する作業であり、前記作業部は、カメラ、赤外線カメラ及び打音検査装置の少なくとも1つを含んでもよい。
この構成によれば、遠隔地にある点検対象を点検する作業に遠隔作業装置を適用することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記通信部は、点検した位置にマーキングを行うためのマーキング指示信号を前記リモートコントローラから受信し、前記作業部は、前記通信部によって前記マーキング指示信号が受信された場合、前記点検対象に対してマーキングを行うマーキング部をさらに含んでもよい。
この構成によれば、点検した位置にマーキングを行うためのマーキング指示信号がリモートコントローラから受信される。マーキング指示信号が受信された場合、点検対象に対してマーキングが行われる。したがって、異常があった点検対象に対してマーキングすることができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記マーキング部は、前記点検対象を撮影した画像を識別するための画像識別情報、前記点検対象を撮影した赤外線画像を識別するための赤外線画像識別情報、及び前記点検対象を打撃した際に得られる打撃音を識別するための打撃音識別情報の少なくとも1つを記憶する通信装置を前記点検対象に貼り付けてもよい。
この構成によれば、点検対象を撮影した画像を識別するための画像識別情報、点検対象を撮影した赤外線画像を識別するための赤外線画像識別情報、及び点検対象を打撃した際に得られる打撃音を識別するための打撃音識別情報の少なくとも1つを記憶する通信装置が点検対象に貼り付けられる。
したがって、点検対象に貼り付けられた通信装置から、画像識別情報、赤外線画像識別情報及び打撃音識別情報の少なくとも1つが読み出されることにより、点検対象における画像、赤外線画像及び打撃音の少なくとも1つを容易に特定することができ、点検結果を容易に確認することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記遠隔作業装置の位置を測定する位置測定部をさらに備え、前記通信部は、点検した位置を測定するための位置測定指示信号を前記リモートコントローラから受信し、前記位置測定部によって測定された前記遠隔作業装置の位置を示す装置位置情報を、前記点検した位置を示す点検位置情報として前記リモートコントローラに送信してもよい。
この構成によれば、点検した位置を測定するための位置測定指示信号がリモートコントローラから受信される。測定された遠隔作業装置の位置を示す装置位置情報が、点検した位置を示す点検位置情報としてリモートコントローラに送信される。
したがって、遠隔作業装置の位置が、遠隔作業装置が点検した位置としてリモートコントローラに送信されるので、遠隔作業装置が点検した位置を、画像識別情報、赤外線画像識別情報及び打撃音識別情報の少なくとも1つと対応付けて管理することができ、異常があった点検対象の位置を容易に特定することができる。
また、上記の遠隔作業装置において、前記点検対象を撮影した画像を識別するための画像識別情報、前記点検対象を撮影した赤外線画像を識別するための赤外線画像識別情報、及び前記点検対象を打撃した際に得られる打撃音を識別するための打撃音識別情報の少なくとも1つと、前記点検位置情報とを対応付けて記憶する記憶部をさらに備えてもよい。
この構成によれば、点検対象を撮影した画像を識別するための画像識別情報、点検対象を撮影した赤外線画像を識別するための赤外線画像識別情報、及び点検対象を打撃した際に得られる打撃音を識別するための打撃音識別情報の少なくとも1つと、点検位置情報とが対応付けて記憶される。
したがって、遠隔作業装置が点検した位置を、画像識別情報、赤外線画像識別情報及び打撃音識別情報の少なくとも1つと対応付けて管理することができ、異常があった点検対象の位置を容易に特定することができる。
また、本開示の他の局面に係る制御方法は、リモートコントローラによって遠隔操作され、遠隔地にある作業対象に対して所定の作業を行う遠隔作業装置を制御するための制御方法であって、前記遠隔作業装置の移動を制御し、前記作業対象に対して所定の作業を行うための作業部と、前記作業対象との接触を検知し、前記作業部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラを振動させるための信号を前記リモートコントローラへ送信する。
この構成によれば、遠隔作業装置の移動が制御され、遠隔地にある作業対象に対して所定の作業を行うための作業部と、作業対象との接触が検知され、作業部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラを振動させるための信号がリモートコントローラへ送信される。
したがって、作業部と作業対象との接触が検知された場合、リモートコントローラを振動させるための信号がリモートコントローラへ送信され、リモートコントローラが振動するので、作業部が作業対象に対して接触していることを操作者に対して確実に通知することができる。
以下添付図面を参照しながら、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本開示を具体化した一例であって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
(実施の形態1)
図1は、本開示の実施の形態1における清掃ロボットの外観構成を示す上面図であり、図2は、本開示の実施の形態1における清掃ロボットの外観構成を示す正面図であり、図3は、本開示の実施の形態1におけるリモートコントローラの外観構成を示す正面図である。
図1及び図2に示す清掃ロボット(遠隔作業装置)101は、リモートコントローラ201によって遠隔操作され、遠隔地にある清掃対象を清掃する。清掃対象は、例えば、家屋又はビルの外壁又は窓などである。また、清掃対象は、例えば、天井などであってもよい。清掃ロボット101は、リモートコントローラによって遠隔操作され、遠隔地の作業対象に対して所定の作業を行う遠隔作業装置の一例である。
清掃ロボット101は、無人飛行機である。清掃ロボット101は、複数のプロペラ10を備え、空中を自在に飛行することができる。なお、本実施の形態において清掃ロボット101は、4つのプロペラ10を備えているが、本開示は特にこれに限定されず、8つのプロペラを備えてもよく、プロペラの数は特に限定されない。また、清掃ロボット101は、床面を走行してもよい。
また、清掃ロボット101の前面には、清掃ツール(作業部)11が設けられている。清掃ツール11は、清掃対象を清掃する。清掃ツール11は、例えば、汚れを払拭したり、埃などのゴミを吸引したりする。清掃ツール11は、作業対象に対して所定の作業を行うための作業部の一例である。
なお、清掃ツール11は、清掃に使用する道具であればよく、例えば、洗剤を塗布するためのノズル、清掃面を擦るためのブラシ、汚れた液体を吸引するためのバキュームノズル、又はワイパーなどであってもよい。清掃ツール11は、ブラシ、モップ、吸引装置及び放水装置の少なくとも1つを含んでもよい。清掃ツール11は、着脱可能であってもよく、ユーザは、清掃対象又は清掃手順に応じて最適な清掃ツール11に付け替えてもよい。また、清掃ツール11は、清掃ロボット101の本体に固定されているが、本開示は特にこれに限定されず、垂直方向又は水平方向などに移動可能であってもよい。
また、清掃ツール11の清掃対象と接触する面の中央には、圧力センサ12が配置されている。圧力センサ12は、清掃ツール11にかかる圧力を検知する。圧力センサ12は、清掃ツール11と清掃対象との接触を検知する。すなわち、清掃対象を清掃するためには、清掃ツール11が清掃対象を適度に押圧する必要があり、圧力センサ12は、清掃ツール11が清掃対象に押圧されていることを検知する。
なお、本実施の形態において、清掃ツール11は、長辺方向が水平方向に一致する長方形状であるが、本開示は特にこれに限定されず、他の形状であってもよい。また、清掃ツール11は、長辺方向が垂直方向に一致する長方形状であってもよい。また、圧力センサ12は、清掃ツール11の中央に配置されているが、他の位置に配置されていてもよい。さらに、清掃ツール11と清掃対象との接触を検知することが可能であれば、圧力センサ以外のセンサを用いてもよい。
図3に示すリモートコントローラ201は、清掃ロボット101を遠隔操作するための入力部21を備える。リモートコントローラ201は、操作者により両手で把持される。入力部21は、操作者の左手側に設けられた左スティックと、操作者の右手側に設けられた右スティックとを含む。操作者は、左スティック及び右スティックを傾けることにより、傾き角度に関する情報が清掃ロボット101へ送信され、当該傾き角度に応じて清掃ロボット101の動きが制御される。
また、リモートコントローラ201の内部には、振動部22が配置されている。振動部22は、例えば振動モータで構成され、振動部22は、操作者の左手で把持される部分と、操作者の右手で把持される部分との2箇所に配置される。2つの振動部22は、一体に動作し、それぞれ操作者の左手と右手とに振動を伝える。
なお、リモートコントローラ201は2つの振動部22を備えているが、1つの振動部22のみを備えてもよい。また、リモートコントローラ201は、スマートフォン又はタブレット型コンピュータであってもよく、タッチパネルに操作画面を表示し、操作者による入力操作を受け付けてもよい。
図4は、本開示の実施の形態1における清掃システムの構成を示すブロック図である。図4に示す清掃システムは、清掃ロボット101及びリモートコントローラ201を備える。
清掃ロボット101は、圧力センサ12、通信部13、移動制御部14、プロペラ駆動部15及び押圧判断部16を備える。
圧力センサ12は、清掃ツール11と清掃対象との接触を検知する。圧力センサ12は、圧力が検知されたか否かを示すセンシング情報を押圧判断部16へ出力する。
通信部13は、無線により、リモートコントローラ201へ種々の情報を送信すると共に、リモートコントローラ201から種々の情報を受信する。清掃ロボット101とリモートコントローラ201とは、互いに通信可能に接続されており、例えば特定小電力無線により通信を行う。通信部13は、リモートコントローラ201によって送信された入力信号を受信する。入力信号は、清掃ロボット101を操作するための操作情報を含み、操作情報は、例えば左スティック及び右スティックの傾き角度を示す角度情報を含む。
移動制御部14は、清掃ロボット101の移動を制御し、操作者の操作に応じて清掃ロボット101を移動させる。移動制御部14は、通信部13によって受信された入力信号に基づいて、複数のプロペラ10をそれぞれ駆動するための駆動信号を生成し、生成した駆動信号をプロペラ駆動部15へ出力する。清掃ロボット101は、複数のプロペラ10のそれぞれの回転数を制御することにより、前方、後方、左方向、右方向、上方向及び下方向に移動することができる。なお、移動制御部14は、3軸ジャイロセンサ(不図示)及び3軸加速度センサ(不図示)からの出力に応じて飛行姿勢の変化を検知し、飛行姿勢が安定するように自動的に制御してもよい。
プロペラ駆動部15は、移動制御部14によって出力された駆動信号に基づいて、複数のプロペラ10をそれぞれ駆動する。
押圧判断部16は、圧力センサ12から取得したセンシング情報に基づいて、清掃ツール11が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部16は、清掃ツール11が清掃対象に接触していると判断した場合、清掃ツール11が清掃対象に接触していることを示す接触検知信号を通信部13へ出力する。通信部13は、押圧判断部16によって出力された接触検知信号をリモートコントローラ201へ送信する。通信部13は、圧力センサ12によって清掃ツール11と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ201を振動させるための接触検知信号をリモートコントローラ201へ送信する。
リモートコントローラ201は、入力部21、振動部22、通信部23及び振動制御部24を備える。
入力部21は、操作者による操作を受け付け、清掃ロボット101を操作するための操作情報を含む入力信号を通信部23へ出力する。
振動部22は、リモートコントローラ201を振動させる。
通信部23は、無線により、清掃ロボット101へ種々の情報を送信すると共に、清掃ロボット101から種々の情報を受信する。通信部23は、入力部21によって出力された入力信号を清掃ロボット101へ送信する。通信部23は、清掃ロボット101によって送信された接触検知信号を受信する。
振動制御部24は、通信部23によって接触検知信号が受信された場合、振動部22を振動させる。
続いて、本実施の形態1における清掃ロボット101及びリモートコントローラ201の動作について説明する。
図5は、本開示の実施の形態1におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS1において、入力部21は、操作者による入力操作を受け付け、操作者による入力操作が有ったか否かを判断する。ここで、入力操作がないと判断された場合(ステップS1でNO)、ステップS3の処理へ移行する。
一方、入力操作が有ったと判断された場合(ステップS1でYES)、ステップS2において、通信部23は、入力部21によって受け付けられた入力信号を清掃ロボット101へ送信する。
次に、ステップS3において、振動制御部24は、通信部23が清掃ロボット101によって送信された接触検知信号を受信したか否かを判断する。ここで、通信部23が接触検知信号を受信していないと判断された場合(ステップS3でNO)、ステップS1の処理へ戻る。
一方、通信部23が接触検知信号を受信したと判断された場合(ステップS3でYES)、ステップS4において、振動制御部24は、振動部22を振動させる。これにより、操作者の手に振動が伝わり、清掃ツール11と清掃対象とが接触していることを操作者に通知することができる。
図6は、本開示の実施の形態1における清掃ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。
まず、ステップS11において、移動制御部14は、通信部13がリモートコントローラ201によって送信された入力信号を受信したか否かを判断する。ここで、通信部13が入力信号を受信していないと判断された場合(ステップS11でNO)、ステップS13の処理へ移行する。
一方、通信部13が入力信号を受信したと判断された場合(ステップS11でYES)、ステップS12において、移動制御部14は、通信部13によって受信された入力信号に応じて清掃ロボット101の移動を制御する。
次に、ステップS13において、押圧判断部16は、圧力センサ12に対してセンシング情報を要求し、圧力センサ12からセンシング情報を取得する。
次に、ステップS14において、押圧判断部16は、圧力センサ12から取得したセンシング情報に基づいて、清掃ツール11が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部16は、センシング情報に圧力が検知されたことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11が清掃対象に接触していると判断し、センシング情報に圧力が検知されていないことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11が清掃対象に接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11が清掃対象に接触していないと判断された場合(ステップS14でNO)ステップS11の処理へ戻る。
一方、清掃ツール11が清掃対象に接触していると判断された場合(ステップS14でYES)、ステップS15において、通信部13は、清掃ツール11が清掃対象に接触していることを示す接触検知信号をリモートコントローラ201へ送信する。
このように、本実施の形態1では、清掃ツール11と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ201を振動させるための信号がリモートコントローラ201へ送信され、リモートコントローラ201が振動するので、清掃ツール11が清掃対象に対して接触していることを操作者に対して確実に通知することができる。
特に、操作者は、清掃ロボットを操作している間は、清掃ロボットを見ていることが多い。そのため、清掃ツール11が清掃対象に対して接触していることを、リモートコントローラ201に設けられた表示部に表示することで通知するよりも、リモートコントローラ201に設けられた振動部を振動させることで通知した方が、より確実に清掃ツール11が清掃対象に対して接触していることを通知することができる。
(実施の形態2)
続いて、本実施の形態2における清掃ロボットについて説明する。実施の形態1における清掃ロボットは、1つの圧力センサを備えているが、実施の形態2における清掃ロボットは、2つの圧力センサを備える。
図7は、本開示の実施の形態2における清掃ロボットの外観構成を示す上面図であり、図8は、本開示の実施の形態2における清掃ロボットの外観構成を示す正面図であり、図9は、本開示の実施の形態2におけるリモートコントローラの外観構成を示す正面図である。なお、実施の形態2において、実施の形態1と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図7及び図8に示す清掃ロボット102は、リモートコントローラ202によって遠隔操作され、遠隔地にある清掃対象を清掃する。清掃対象は、例えば、家屋又はビルの外壁又は窓などである。また、清掃対象は、例えば、天井などであってもよい。
清掃ロボット102は、無人飛行機である。また、清掃ロボット102の前面には、清掃ツール11が設けられている。
また、清掃ツール11の清掃対象と接触する面には、第1圧力センサ121及び第2圧力センサ122が配置されている。第1圧力センサ121は、清掃ツール11の右方に配置され、第2圧力センサ122は、清掃ツール11の左方に配置される。
第1圧力センサ121及び第2圧力センサ122は、清掃ツール11にかかる圧力を検知する。第1圧力センサ121は、清掃ツール11の右部と清掃対象との接触を検知する。第2圧力センサ122は、清掃ツール11の左部と清掃対象との接触を検知する。なお、第1圧力センサ121は、清掃ツール11の右端部に配置され、第2圧力センサ122は、清掃ツール11の左端部に配置されることが好ましい。
図9に示すリモートコントローラ202は、清掃ロボット102を遠隔操作するための入力部21を備える。リモートコントローラ202は、操作者により両手で把持される。入力部21は、操作者の左手側に設けられた左スティックと、操作者の右手側に設けられた右スティックとを含む。操作者は、左スティック及び右スティックを傾けることにより、傾き角度に関する情報が清掃ロボット102へ送信され、当該傾き角度に応じて清掃ロボット102の動きが制御される。
また、リモートコントローラ202の内部には、第1振動部221及び第2振動部222が配置されている。第1振動部221及び第2振動部222は、例えば振動モータで構成される。第1振動部221は、操作者の右手で把持される部分に配置され、操作者の右手に振動を伝える。第2振動部222は、操作者の左手で把持される部分に配置され、操作者の左手に振動を伝える。
なお、リモートコントローラ202は、スマートフォン又はタブレット型コンピュータであってもよく、タッチパネルに操作画面を表示し、操作者による入力操作を受け付けてもよい。
図10は、本開示の実施の形態2における清掃システムの構成を示すブロック図である。図10に示す清掃システムは、清掃ロボット102及びリモートコントローラ202を備える。
清掃ロボット102は、第1圧力センサ121、第2圧力センサ122、通信部13、移動制御部14、プロペラ駆動部15及び押圧判断部161を備える。
第1圧力センサ121は、圧力が検知されたか否かを示す第1センシング情報を押圧判断部161へ出力する。第2圧力センサ122は、圧力が検知されたか否かを示す第2センシング情報を押圧判断部161へ出力する。
押圧判断部161は、第1圧力センサ121から取得した第1センシング情報に基づいて、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部161は、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していると判断した場合、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していることを示す第1接触検知信号を通信部13へ出力する。また、押圧判断部161は、第2圧力センサ122から取得した第2センシング情報に基づいて、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部161は、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していると判断した場合、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していることを示す第2接触検知信号を通信部13へ出力する。
通信部13は、押圧判断部161によって出力された第1接触検知信号及び第2接触検知信号をリモートコントローラ202へ送信する。通信部13は、第1圧力センサ121によって清掃ツール11の右部と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ202の右側を振動させるための第1接触検知信号をリモートコントローラ202へ送信する。また、通信部13は、第2圧力センサ122によって清掃ツール11の左部と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ202の左側を振動させるための第2接触検知信号をリモートコントローラ202へ送信する。
リモートコントローラ202は、入力部21、第1振動部221、第2振動部222、通信部23及び振動制御部241を備える。
第1振動部221は、リモートコントローラ202の右方を振動させる。第2振動部222は、リモートコントローラ202の左方を振動させる。
通信部23は、清掃ロボット102によって送信された第1接触検知信号及び第2接触検知信号を受信する。
振動制御部241は、通信部23によって第1接触検知信号が受信された場合、第1振動部221を振動させ、通信部23によって第2接触検知信号が受信された場合、第2振動部222を振動させる。
続いて、本実施の形態2における清掃ロボット102及びリモートコントローラ202の動作について説明する。
図11は、本開示の実施の形態2におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。
図11におけるステップS21及びステップS22の処理は、図5におけるステップS1及びステップS2の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS23において、振動制御部241は、通信部23が清掃ロボット102によって送信された第1接触検知信号を受信したか否かを判断する。ここで、通信部23が第1接触検知信号を受信していないと判断された場合(ステップS23でNO)、ステップS25の処理へ移行する。
一方、通信部23が第1接触検知信号を受信したと判断された場合(ステップS23でYES)、ステップS24において、振動制御部241は、第1振動部221を振動させる。これにより、操作者の右手に振動が伝わり、清掃ツール11の右部と清掃対象とが接触していることを操作者に通知することができる。
次に、ステップS25において、振動制御部241は、通信部23が清掃ロボット102によって送信された第2接触検知信号を受信したか否かを判断する。ここで、通信部23が第2接触検知信号を受信していないと判断された場合(ステップS25でNO)、ステップS21の処理へ戻る。
一方、通信部23が第2接触検知信号を受信したと判断された場合(ステップS25でYES)、ステップS26において、振動制御部241は、第2振動部222を振動させる。これにより、操作者の左手に振動が伝わり、清掃ツール11の左部と清掃対象とが接触していることを操作者に通知することができる。
図12は、本開示の実施の形態2における清掃ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。
図12におけるステップS31及びステップS32の処理は、図6におけるステップS11及びステップS12の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS33において、押圧判断部161は、第1圧力センサ121に対して第1センシング情報を要求し、第1圧力センサ121から第1センシング情報を取得する。
次に、ステップS34において、押圧判断部161は、第1圧力センサ121から取得した第1センシング情報に基づいて、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部161は、第1センシング情報に圧力が検知されたことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していると判断し、第1センシング情報に圧力が検知されていないことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していないと判断された場合(ステップS34でNO)ステップS36の処理へ移行する。
一方、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していると判断された場合(ステップS34でYES)、ステップS35において、通信部13は、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していることを示す第1接触検知信号をリモートコントローラ202へ送信する。
次に、ステップS36において、押圧判断部161は、第2圧力センサ122に対して第2センシング情報を要求し、第2圧力センサ122から第2センシング情報を取得する。
次に、ステップS37において、押圧判断部161は、第2圧力センサ122から取得した第2センシング情報に基づいて、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部161は、第2センシング情報に圧力が検知されたことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していると判断し、第2センシング情報に圧力が検知されていないことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していないと判断された場合(ステップS37でNO)、ステップS31の処理へ戻る。
一方、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していると判断された場合(ステップS37でYES)、ステップS38において、通信部13は、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していることを示す第2接触検知信号をリモートコントローラ202へ送信する。
なお、本実施の形態2では、通信部13は、第1圧力センサ121によって清掃ツール11の右部と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ202の右側を振動させるための第1接触検知信号をリモートコントローラ202へ送信し、第2圧力センサ122によって清掃ツール11の左部と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ202の左側を振動させるための第2接触検知信号をリモートコントローラ202へ送信しているが、本開示は特にこれに限定されない。第1圧力センサ121は、清掃ツール11における清掃対象との接触面上の第1接触位置(例えば、清掃ツール11の右部)と清掃対象との接触を検知し、第2圧力センサ122は、第1接触位置とは異なる接触面上の第2接触位置(例えば、清掃ツール11の左部)と清掃対象との接触を検知してもよい。また、通信部13は、第1圧力センサ121によって清掃ツール11の第1接触位置と清掃対象との接触が検知され、かつ第2圧力センサ122によって清掃ツール11の第2接触位置と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ202を振動させるための接触検知信号をリモートコントローラ202へ送信してもよい。この場合、リモートコントローラ202において、通信部23によって接触検知信号が受信されると、振動制御部241は、第1振動部221及び第2振動部222を共に振動させる。
また、本実施の形態2において、清掃ロボット102は、清掃ツール11の接触面に配置された3つ以上の圧力センサを備えてもよい。
(実施の形態3)
続いて、本実施の形態3における清掃ロボットについて説明する。実施の形態1では、振動部を振動させる大きさは一定であるが、実施の形態2では、圧力センサによって検知された圧力値の大きさに応じて振動部を振動させる大きさを変化させる。
図13は、本開示の実施の形態3における清掃システムの構成を示すブロック図である。図13に示す清掃システムは、清掃ロボット103及びリモートコントローラ203を備える。なお、本実施の形態3における清掃ロボット103及びリモートコントローラ203の外観構成は、図1〜図3と同じである。また、実施の形態3において、実施の形態1と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
清掃ロボット103は、圧力センサ12、通信部13、移動制御部14、プロペラ駆動部15及び押圧判断部162を備える。
圧力センサ12は、清掃ツール11にかかる圧力値を検出する。圧力センサ12は、検出した圧力値を含むセンシング情報を押圧判断部162へ出力する。
押圧判断部162は、圧力センサ12から取得したセンシング情報に基づいて、清掃ツール11が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部162は、清掃ツール11が清掃対象に接触していると判断した場合、圧力センサ12によって検出された圧力値を含む接触検知信号を通信部13へ出力する。
通信部13は、圧力値に応じてリモートコントローラ203の振動量を変化させるために、圧力センサ12によって検出される圧力値を含む接触検知信号をリモートコントローラ203へ送信する。
リモートコントローラ202は、入力部21、振動部22、通信部23及び振動制御部242を備える。
振動制御部242は、通信部23によって接触検知信号が受信された場合、接触検知信号に含まれる圧力値の大きさに応じた振動量で振動部22を振動させる。振動制御部242は、圧力値が第1閾値以上であるか否かを判断する。圧力値が第1閾値以上である場合、振動制御部242は、圧力値が第1閾値より大きい第2閾値以上であるか否かを判断する。圧力値が第2閾値以上である場合、振動制御部242は、振動部22を大きく振動させる。一方、圧力値が第2閾値より小さい場合、振動制御部242は、振動部22を小さく振動させる。
続いて、本実施の形態3における清掃ロボット103及びリモートコントローラ203の動作について説明する。
図14は、本開示の実施の形態3における清掃ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。
図14におけるステップS41及びステップS42の処理は、図6におけるステップS11及びステップS12の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS43において、押圧判断部162は、圧力センサ12に対してセンシング情報を要求し、圧力センサ12からセンシング情報を取得する。
次に、ステップS44において、押圧判断部162は、圧力センサ12から取得したセンシング情報に基づいて、清掃ツール11が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部162は、センシング情報に圧力値が含まれている場合、清掃ツール11が清掃対象に接触していると判断し、センシング情報に圧力値が含まれていない場合、清掃ツール11が清掃対象に接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11が清掃対象に接触していないと判断された場合(ステップS44でNO)ステップS41の処理へ戻る。
一方、清掃ツール11が清掃対象に接触していると判断された場合(ステップS44でYES)、ステップS45において、通信部13は、清掃ツール11が清掃対象に接触していることを示すとともに、圧力値を含む接触検知信号をリモートコントローラ201へ送信する。
図15は、本開示の実施の形態3におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。
図15におけるステップS51〜ステップS53の処理は、図5におけるステップS1〜ステップS3の処理と同じであるので、説明を省略する。
通信部23が接触検知信号を受信したと判断された場合(ステップS53でYES)、ステップS54において、振動制御部24は、接触検知信号に含まれる圧力値が第1閾値以上であるか否かを判断する。
ここで、圧力値が第1閾値より小さいと判断された場合(ステップS54でNO)、ステップS51の処理へ戻る。
一方、圧力値が第1閾値以上であると判断された場合(ステップS54でYES)、ステップS55において、振動制御部24は、接触検知信号に含まれる圧力値が第1閾値より大きい第2閾値以上であるか否かを判断する。
ここで、圧力値が第2閾値以上であると判断された場合(ステップS55でYES)、ステップS56において、振動制御部24は、振動部22を大きく振動させる。すなわち、圧力値が第2閾値以上であると判断された場合、振動制御部24は、振動部22を第1振動量で振動させる。
一方、圧力値が第2閾値より小さいと判断された場合(ステップS55でNO)、ステップS57において、振動制御部24は、振動部22を小さく振動させる。すなわち、圧力値が第2閾値より小さいと判断された場合、振動制御部24は、振動部22を第1振動量より小さい第2振動量で振動させる。例えば、振動制御部24は、振動部22のモータの回転数を下げることにより、振動部22を第1振動量より小さい第2振動量で振動させる。
なお、本実施の形態3では、清掃ロボット103が、圧力センサ12によって検出された圧力値をリモートコントローラ203へ送信し、リモートコントローラ203が、圧力値が第1閾値及び第2閾値以上であるか否かを判断し、振動部の振動量を変化させているが、本開示は特にこれに限定されない。清掃ロボット103の押圧判断部162は、圧力センサ12によって検出された圧力値が第1閾値以上であるか否かを判断し、圧力値が第1閾値以上であると判断された場合、圧力値が第2閾値以上であるか否かを判断してもよい。ここで、圧力値が第2閾値以上であると判断された場合、押圧判断部162は、振動部を大きく振動させるための第1振動制御信号をリモートコントローラ203へ送信してもよい。一方、圧力値が第2閾値より小さいと判断された場合、押圧判断部162は、振動部を小さく振動させるための第2振動制御信号をリモートコントローラ203へ送信してもよい。そして、リモートコントローラ203の振動制御部242は、第1振動制御信号を受信したか否かを判断してもよい。ここで、第1振動制御信号を受信したと判断された場合、振動制御部242は、振動部を大きく振動させる。一方、第1振動制御信号を受信していないと判断された場合、振動制御部242は、第2振動制御信号を受信したか否かを判断してもよい。ここで、第2振動制御信号を受信したと判断された場合、振動制御部242は、振動部を小さく振動させる。
また、本実施の形態3では、清掃ロボット103は1つの圧力センサを備えているが、本開示は特にこれに限定されず、実施の形態2のように清掃ロボット103は2つ以上の圧力センサを備えてもよい。
(実施の形態4)
続いて、本実施の形態4における清掃ロボットについて説明する。実施の形態1における清掃ロボットは、1つの圧力センサを備えているが、実施の形態4における清掃ロボットは、4つの圧力センサを備える。
図16は、本開示の実施の形態4における清掃ロボットの外観構成を示す上面図であり、図17は、本開示の実施の形態4における清掃ロボットの外観構成を示す正面図であり、図18は、本開示の実施の形態4におけるリモートコントローラの外観構成を示す正面図である。なお、実施の形態4において、実施の形態1,2と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図16及び図17に示す清掃ロボット104は、リモートコントローラ204によって遠隔操作され、遠隔地にある清掃対象を清掃する。清掃対象は、例えば、家屋又はビルの外壁又は窓などである。また、清掃対象は、例えば、天井などであってもよい。
清掃ロボット104は、無人飛行機である。また、清掃ロボット104の前面には、清掃ツール11が設けられている。
また、清掃ツール11の清掃対象と接触する面には、第1圧力センサ123、第2圧力センサ124、第3圧力センサ125及び第4圧力センサ126が配置されている。第1圧力センサ123は、清掃ツール11の右上方に配置され、第2圧力センサ124は、清掃ツール11の右下方に配置され、第3圧力センサ125は、清掃ツール11の左上方に配置され、第4圧力センサ126は、清掃ツール11の左下方に配置される。
第1圧力センサ123、第2圧力センサ124、第3圧力センサ125及び第4圧力センサ126は、清掃ツール11にかかる圧力を検知する。第1圧力センサ123は、清掃ツール11の右上部と清掃対象との接触を検知する。第2圧力センサ124は、清掃ツール11の右下部と清掃対象との接触を検知する。第3圧力センサ125は、清掃ツール11の左上部と清掃対象との接触を検知する。第4圧力センサ126は、清掃ツール11の左下部と清掃対象との接触を検知する。なお、第1圧力センサ123は、清掃ツール11の右上端部に配置され、第2圧力センサ124は、清掃ツール11の右下端部に配置され、第3圧力センサ125は、清掃ツール11の左上端部に配置され、第4圧力センサ126は、清掃ツール11の左下端部に配置されることが好ましい。
図18に示すリモートコントローラ204は、清掃ロボット104を遠隔操作するための入力部21を備える。リモートコントローラ204は、操作者により両手で把持される。入力部21は、操作者の左手側に設けられた左スティックと、操作者の右手側に設けられた右スティックとを含む。操作者は、左スティック及び右スティックを傾けることにより、傾き角度に関する情報が清掃ロボット102へ送信され、当該傾き角度に応じて清掃ロボット102の動きが制御される。
また、リモートコントローラ204の内部には、第1振動部223、第2振動部224、第3振動部225及び第4振動部226が配置されている。第1振動部223、第2振動部224、第3振動部225及び第4振動部226は、例えば振動モータで構成される。第1振動部223は、リモートコントローラ204の右上端部であり、かつ操作者の右手で把持される部分に配置され、操作者の右手に振動を伝える。第2振動部224は、リモートコントローラ204の右下端部であり、かつ操作者の右手で把持される部分に配置され、操作者の右手に振動を伝える。第3振動部225は、リモートコントローラ204の左上端部であり、かつ操作者の左手で把持される部分に配置され、操作者の左手に振動を伝える。第4振動部226は、リモートコントローラ204の左下端部であり、かつ操作者の左手で把持される部分に配置され、操作者の左手に振動を伝える。
なお、リモートコントローラ204は、スマートフォン又はタブレット型コンピュータであってもよく、タッチパネルに操作画面を表示し、操作者による入力操作を受け付けてもよい。
図19は、本開示の実施の形態4における清掃システムの構成を示すブロック図である。図19に示す清掃システムは、清掃ロボット104及びリモートコントローラ204を備える。
清掃ロボット104は、第1圧力センサ123、第2圧力センサ124、第3圧力センサ125、第4圧力センサ126、通信部13、移動制御部14、プロペラ駆動部15及び押圧判断部163を備える。
第1圧力センサ123は、圧力が検知されたか否かを示す第1センシング情報を押圧判断部163へ出力する。第2圧力センサ124は、圧力が検知されたか否かを示す第2センシング情報を押圧判断部163へ出力する。第3圧力センサ125は、圧力が検知されたか否かを示す第3センシング情報を押圧判断部163へ出力する。第4圧力センサ126は、圧力が検知されたか否かを示す第4センシング情報を押圧判断部163へ出力する。
押圧判断部163は、第1圧力センサ123から取得した第1センシング情報に基づいて、清掃ツール11の右上部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、清掃ツール11の右上部が清掃対象に接触していると判断した場合、清掃ツール11の右上部が清掃対象に接触していることを示す第1接触検知信号を通信部13へ出力する。
また、押圧判断部163は、第2圧力センサ124から取得した第2センシング情報に基づいて、清掃ツール11の右下部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、清掃ツール11の右下部が清掃対象に接触していると判断した場合、清掃ツール11の右下部が清掃対象に接触していることを示す第2接触検知信号を通信部13へ出力する。
また、押圧判断部163は、第3圧力センサ125から取得した第3センシング情報に基づいて、清掃ツール11の左上部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、清掃ツール11の左上部が清掃対象に接触していると判断した場合、清掃ツール11の左上部が清掃対象に接触していることを示す第3接触検知信号を通信部13へ出力する。
また、押圧判断部163は、第4圧力センサ126から取得した第4センシング情報に基づいて、清掃ツール11の左下部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、清掃ツール11の左下部が清掃対象に接触していると判断した場合、清掃ツール11の左下部が清掃対象に接触していることを示す第2接触検知信号を通信部13へ出力する。
通信部13は、押圧判断部163によって出力された第1接触検知信号、第2接触検知信号、第3接触検知信号及び第4接触検知信号をリモートコントローラ204へ送信する。
通信部13は、第1圧力センサ123によって清掃ツール11の右上部と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ204の右上側を振動させるための第1接触検知信号をリモートコントローラ204へ送信する。また、通信部13は、第2圧力センサ124によって清掃ツール11の右下部と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ204の右下側を振動させるための第2接触検知信号をリモートコントローラ204へ送信する。また、通信部13は、第3圧力センサ125によって清掃ツール11の左上部と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ204の左上側を振動させるための第3接触検知信号をリモートコントローラ204へ送信する。また、通信部13は、第4圧力センサ126によって清掃ツール11の左下部と清掃対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ204の左下側を振動させるための第4接触検知信号をリモートコントローラ204へ送信する。
リモートコントローラ204は、入力部21、第1振動部223、第2振動部224、第3振動部225、第4振動部226、通信部23及び振動制御部243を備える。
第1振動部223は、リモートコントローラ204の右上方を振動させる。第2振動部224は、リモートコントローラ204の右下方を振動させる。第3振動部225は、リモートコントローラ204の左上方を振動させる。第4振動部226は、リモートコントローラ204の左下方を振動させる。
通信部23は、清掃ロボット104によって送信された第1接触検知信号、第2接触検知信号、第3接触検知信号及び第4接触検知信号を受信する。
振動制御部243は、通信部23によって第1接触検知信号が受信された場合、第1振動部223を振動させ、通信部23によって第2接触検知信号が受信された場合、第2振動部224を振動させ、通信部23によって第3接触検知信号が受信された場合、第3振動部225を振動させ、通信部23によって第4接触検知信号が受信された場合、第4振動部226を振動させる。
続いて、本実施の形態4における清掃ロボット104及びリモートコントローラ204の動作について説明する。
図20は、本開示の実施の形態4における清掃ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。
図20におけるステップS61及びステップS62の処理は、図6におけるステップS11及びステップS12の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS63において、押圧判断部163は、第1圧力センサ123に対して第1センシング情報を要求し、第1圧力センサ123から第1センシング情報を取得する。
次に、ステップS64において、押圧判断部163は、第1圧力センサ123から取得した第1センシング情報に基づいて、清掃ツール11の右上部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、第1センシング情報に圧力が検知されたことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の右上部が清掃対象に接触していると判断し、第1センシング情報に圧力が検知されていないことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の右上部が清掃対象に接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11の右上部が清掃対象に接触していないと判断された場合(ステップS64でNO)ステップS66の処理へ移行する。
一方、清掃ツール11の右上部が清掃対象に接触していると判断された場合(ステップS64でYES)、ステップS65において、通信部13は、清掃ツール11の右上部が清掃対象に接触していることを示す第1接触検知信号をリモートコントローラ204へ送信する。
次に、ステップS66において、押圧判断部163は、第2圧力センサ124に対して第2センシング情報を要求し、第2圧力センサ124から第2センシング情報を取得する。
次に、ステップS67において、押圧判断部163は、第2圧力センサ124から取得した第2センシング情報に基づいて、清掃ツール11の右下部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、第2センシング情報に圧力が検知されたことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の右下部が清掃対象に接触していると判断し、第2センシング情報に圧力が検知されていないことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の右下部が清掃対象に接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11の右下部が清掃対象に接触していないと判断された場合(ステップS67でNO)、ステップS69の処理へ移行する。
一方、清掃ツール11の右下部が清掃対象に接触していると判断された場合(ステップS67でYES)、ステップS68において、通信部13は、清掃ツール11の右下部が清掃対象に接触していることを示す第2接触検知信号をリモートコントローラ204へ送信する。
次に、ステップS69において、押圧判断部163は、第3圧力センサ125に対して第3センシング情報を要求し、第3圧力センサ125から第3センシング情報を取得する。
次に、ステップS70において、押圧判断部163は、第3圧力センサ125から取得した第3センシング情報に基づいて、清掃ツール11の左上部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、第3センシング情報に圧力が検知されたことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の左上部が清掃対象に接触していると判断し、第3センシング情報に圧力が検知されていないことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の左上部が清掃対象に接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11の左上部が清掃対象に接触していないと判断された場合(ステップS70でNO)ステップS72の処理へ移行する。
一方、清掃ツール11の左上部が清掃対象に接触していると判断された場合(ステップS70でYES)、ステップS71において、通信部13は、清掃ツール11の左上部が清掃対象に接触していることを示す第3接触検知信号をリモートコントローラ204へ送信する。
次に、ステップS72において、押圧判断部163は、第4圧力センサ126に対して第4センシング情報を要求し、第4圧力センサ126から第4センシング情報を取得する。
次に、ステップS73において、押圧判断部163は、第4圧力センサ126から取得した第4センシング情報に基づいて、清掃ツール11の左下部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、第4センシング情報に圧力が検知されたことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の左下部が清掃対象に接触していると判断し、第4センシング情報に圧力が検知されていないことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の左下部が清掃対象に接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11の左下部が清掃対象に接触していないと判断された場合(ステップS73でNO)、ステップS61の処理へ戻る。
一方、清掃ツール11の左下部が清掃対象に接触していると判断された場合(ステップS73でYES)、ステップS74において、通信部13は、清掃ツール11の左下部が清掃対象に接触していることを示す第4接触検知信号をリモートコントローラ204へ送信する。
図21は、本開示の実施の形態4におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。
図21におけるステップS81及びステップS82の処理は、図5におけるステップS1及びステップS2の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS83において、振動制御部243は、通信部23が清掃ロボット104によって送信された第1接触検知信号を受信したか否かを判断する。ここで、通信部23が第1接触検知信号を受信していないと判断された場合(ステップS83でNO)、ステップS85の処理へ移行する。
一方、通信部23が第1接触検知信号を受信したと判断された場合(ステップS83でYES)、ステップS84において、振動制御部243は、第1振動部223を振動させる。これにより、リモートコントローラ204の右上部が振動し、操作者の右手に振動が伝わり、清掃ツール11の右上部と清掃対象とが接触していることを操作者に通知することができる。
次に、ステップS85において、振動制御部243は、通信部23が清掃ロボット104によって送信された第2接触検知信号を受信したか否かを判断する。ここで、通信部23が第2接触検知信号を受信していないと判断された場合(ステップS85でNO)、ステップS87の処理へ移行する。
一方、通信部23が第2接触検知信号を受信したと判断された場合(ステップS85でYES)、ステップS86において、振動制御部243は、第2振動部224を振動させる。これにより、リモートコントローラ204の右下部が振動し、操作者の右手に振動が伝わり、清掃ツール11の右下部と清掃対象とが接触していることを操作者に通知することができる。
次に、ステップS87において、振動制御部243は、通信部23が清掃ロボット104によって送信された第3接触検知信号を受信したか否かを判断する。ここで、通信部23が第3接触検知信号を受信していないと判断された場合(ステップS87でNO)、ステップS89の処理へ移行する。
一方、通信部23が第3接触検知信号を受信したと判断された場合(ステップS87でYES)、ステップS88において、振動制御部243は、第3振動部225を振動させる。これにより、リモートコントローラ204の左上部が振動し、操作者の左手に振動が伝わり、清掃ツール11の左上部と清掃対象とが接触していることを操作者に通知することができる。
次に、ステップS89において、振動制御部243は、通信部23が清掃ロボット104によって送信された第4接触検知信号を受信したか否かを判断する。ここで、通信部23が第4接触検知信号を受信していないと判断された場合(ステップS89でNO)、ステップS81の処理へ戻る。
一方、通信部23が第4接触検知信号を受信したと判断された場合(ステップS89でYES)、ステップS90において、振動制御部243は、第4振動部226を振動させる。これにより、リモートコントローラ204の左下部が振動し、操作者の左手に振動が伝わり、清掃ツール11の左下部と清掃対象とが接触していることを操作者に通知することができる。
なお、本実施の形態4においても、実施の形態3と同様に各圧力センサが圧力値を検出し、各振動部が圧力値に応じて振動量を変化させてもよい。
(実施の形態5)
続いて、本実施の形態5における清掃ロボットについて説明する。実施の形態5では、清掃ロボットは、清掃ロボットの周囲を撮像する撮像部を備え、リモートコントローラは、撮像部によって撮像された画像を表示する。
図22は、本開示の実施の形態5における清掃ロボットの外観構成を示す上面図であり、図23は、本開示の実施の形態5における清掃ロボットの外観構成を示す正面図であり、図24は、本開示の実施の形態5におけるリモートコントローラの外観構成を示す正面図である。なお、実施の形態5において、実施の形態2と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図22及び図23に示す清掃ロボット105は、リモートコントローラ205によって遠隔操作され、遠隔地にある清掃対象を清掃する。清掃対象は、例えば、家屋又はビルの外壁又は窓などである。また、清掃対象は、例えば、天井などであってもよい。
清掃ロボット105は、無人飛行機である。また、清掃ロボット105の前面には、清掃ツール11が設けられている。
また、清掃ツール11の清掃対象と接触する面には、第1圧力センサ121及び第2圧力センサ122が配置されている。
さらに、清掃ロボット105の上部には、清掃ロボット105の上面側の周囲を撮像する第1カメラ17が配置され、清掃ロボット105の下部には、清掃ロボット105の下面側の周囲を撮像する第2カメラ18が配置されている。第1カメラ17及び第2カメラ18は、例えば、PTZ(パン/チルト/ズーム)カメラである。第1カメラ17及び第2カメラ18は、レンズの向きを左右方向及び上下方向に動かすとともに、レンズの焦点距離を変化させる。
図24に示すリモートコントローラ205は、清掃ロボット105を遠隔操作するための入力部21を備える。リモートコントローラ205は、操作者により両手で把持される。入力部21は、操作者の左手側に設けられた左スティックと、操作者の右手側に設けられた右スティックとを含む。操作者は、左スティック及び右スティックを傾けることにより、傾き角度に関する情報が清掃ロボット105へ送信され、当該傾き角度に応じて清掃ロボット105の動きが制御される。
また、リモートコントローラ205は、清掃ロボットの進行方向を撮像する第1撮像モードと、清掃ツールの移動先の清掃対象を撮像する第2撮像モードとを切り替えるための画像切替ボタン26を備える。例えば、画像切替ボタン26がオンされると、第1撮像モードに切り替えられ、画像切替ボタン26がオフされると、第2撮像モードに切り替えられる。
また、リモートコントローラ205の内部には、第1振動部221及び第2振動部222が配置されている。
さらに、リモートコントローラ205は、清掃ロボット105の第1カメラ17及び第2カメラ18のいずれか一方で撮像された画像を表示する表示部25を備える。表示部25は、例えば液晶表示装置である。
なお、リモートコントローラ205は、スマートフォン又はタブレット型コンピュータであってもよく、タッチパネルに操作画面を表示し、操作者による入力操作を受け付けてもよい。
図25は、本開示の実施の形態5における清掃システムの構成を示すブロック図である。図25に示す清掃システムは、清掃ロボット105及びリモートコントローラ205を備える。
清掃ロボット105は、第1圧力センサ121、第2圧力センサ122、通信部13、移動制御部14、プロペラ駆動部15、第1カメラ17、第2カメラ18、カメラ選択部19及び押圧判断部161を備える。
通信部13は、清掃ロボット105の進行方向を撮像する第1撮像モードと、清掃ツール11の移動先の清掃対象を撮像する第2撮像モードとのうちのいずれが選択されたかを示すモード選択情報を受信する。
カメラ選択部19は、第1撮像モードが選択されている場合、清掃ロボット105の進行方向に基づいて、第1カメラ17によって撮像された画像と、第2カメラ18によって撮像された画像とのいずれかを選択し、通信部13へ出力する。
また、カメラ選択部19は、第2撮像モードが選択されている場合、第1カメラ17によって撮像された画像を選択し、通信部13へ出力する。このとき、第1カメラ17は、清掃ツール11の移動先の清掃対象を撮像する。
通信部13は、清掃ツール11と清掃対象とが接触しているか否かを示す情報を、第1カメラ17又は第2カメラ18から出力される画像に重畳してリモートコントローラ205に表示させるために、画像をリモートコントローラ205へ送信する。
リモートコントローラ205は、入力部21、第1振動部221、第2振動部222、通信部23、表示部25、画像切替ボタン26、表示制御部27及び振動制御部241を備える。
画像切替ボタン26は、清掃ロボット105の進行方向を撮像する第1撮像モードと、清掃ツール11の移動先の清掃対象を撮像する第2撮像モードとのいずれを選択するかを受け付ける。画像切替ボタン26がオンされると、第1撮像モードが選択され、画像切替ボタン26がオフされると、第2撮像モードが選択される。通信部23は、第1撮像モードと第2撮像モードとのうちのいずれが選択されたかを示すモード選択情報を清掃ロボット105へ送信する。なお、通信部23は、画像切替ボタン26のオン/オフが切り替えられた際にモード選択情報を送信する。清掃ロボット105のカメラ選択部19は、モード選択情報に基づいて、第1撮像モードと第2撮像モードとのうちのいずれが選択されているかを記憶してもよい。
通信部23は、清掃ロボット105によって送信された画像を受信する。
表示制御部27は、通信部23によって受信された画像を表示部25に表示する。表示制御部27は、清掃ツール11と清掃対象とが接触しているか否かを示す情報を、第1カメラ17又は第2カメラ18から出力される画像に重畳して表示する。
続いて、本実施の形態5における清掃ロボット105及びリモートコントローラ205の動作について説明する。
図26は、本開示の実施の形態5における清掃ロボットの動作について説明するための第1のフローチャートであり、図27は、本開示の実施の形態5における清掃ロボットの動作について説明するための第2のフローチャートである。
図26におけるステップS101及びステップS102の処理は、図6におけるステップS11及びステップS12の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS103において、カメラ選択部19は、第1撮像モードが選択されているか否かを判断する。ここで、第1撮像モードが選択されていないと判断された場合、すなわち第2撮像モードが選択されている場合(ステップS103でNO)、ステップS104において、カメラ選択部19は、第1カメラ17から清掃ツール11の移動先の撮像画像を取得する。
一方、第1撮像モードが選択されていると判断された場合(ステップS103でYES)、ステップS105において、カメラ選択部19は、清掃ロボット105が上昇しているか否かを判断する。ここで、清掃ロボット105が上昇していると判断された場合(ステップS105でYES)、ステップS106において、カメラ選択部19は、第1カメラ17を選択する。
次に、ステップS107において、カメラ選択部19は、第1カメラ17から進行方向の撮像画像を取得する。
一方、清掃ロボット105が上昇していないと判断された場合(ステップS105でNO)、ステップS108において、カメラ選択部19は、第2カメラ18を選択する。
次に、ステップS109において、カメラ選択部19は、第2カメラ18から進行方向の撮像画像を取得する。
次に、ステップS110において、通信部13は、カメラ選択部19によって取得された撮像画像をリモートコントローラ205へ送信する。
図27におけるステップS111〜ステップS116の処理は、図6におけるステップS33〜ステップS38の処理と同じであるので、説明を省略する。
図28は、本開示の実施の形態5におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。
図28におけるステップS121及びステップS122の処理は、図5におけるステップS1及びステップS2の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップ123において、通信部23は、清掃ロボット105から送信された撮像画像を受信する。
次に、ステップS124において、表示制御部27は、通信部23によって受信された撮像画像を表示部25に表示する。
図28におけるステップS125〜ステップS127の処理は、図11におけるステップS23〜ステップS25の処理と同じであるので、説明を省略する。
ステップS127において、通信部23が第2接触検知信号を受信していないと判断された場合(ステップS127でNO)、ステップS129の処理へ移行する。
一方、通信部23が第2接触検知信号を受信したと判断された場合(ステップS127でYES)、ステップS128において、振動制御部241は、第2振動部222を振動させる。
次に、ステップS129において、表示制御部27は、清掃ツール11の右部と清掃対象とが接触しているか否かを示す接触状態情報及び清掃ツール11の左部と清掃対象とが接触しているか否かを示す接触状態情報を、撮像画像に重畳して表示部25に表示する。
図29は、本開示の実施の形態5において表示部に表示される撮像画像及び接触状態情報の一例を示す図である。
図29に示すように、清掃ロボット105から受信した撮像画像251が表示部25の画面上に表示される。また、画面の中央より右側には、帯状の第1接触状態表示領域252が表示される。第1接触状態表示領域252は、清掃ツール11の右部と清掃対象とが接触しているか否かを示す接触状態情報を表す。例えば、清掃ツール11の右部と清掃対象とが接触している場合、第1接触状態表示領域252は青色で表示され、清掃ツール11の右部と清掃対象とが接触していない場合、第1接触状態表示領域252は赤色で表示される。
また、画面の中央より左側には、帯状の第2接触状態表示領域253が表示される。第2接触状態表示領域253は、清掃ツール11の左部と清掃対象とが接触しているか否かを示す接触状態情報を表す。例えば、清掃ツール11の左部と清掃対象とが接触している場合、第2接触状態表示領域253は青色で表示され、清掃ツール11の左部と清掃対象とが接触していない場合、第2接触状態表示領域253は赤色で表示される。
このように、清掃ツール11と清掃対象とが接触している場合と清掃ツール11と清掃対象とが接触していない場合とで、表示態様を異ならせることにより、操作者は、振動に加えて、表示部25に表示される画面でも、清掃ツール11と清掃対象とが接触しているか否かを確認することができる。
なお、第1カメラ17又は第2カメラ18は、清掃ツール11と清掃対象とが接触する接触位置を撮像してもよい。また、第1カメラ17又は第2カメラ18は、押圧判断部161によって清掃ツール11と清掃対象との接触が検知された時は、清掃ツール11と清掃対象との接触位置を撮像し、押圧判断部161によって清掃ツール11と清掃対象との接触が検知されていない時は、清掃ツール11の移動先の清掃対象を撮像してもよい。
また、本実施の形態5では、カメラ選択部19は、第2撮像モードが選択されている場合、第1カメラ17によって撮像された画像を選択し、通信部13へ出力しているが、本開示は特にこれに限定されない。カメラ選択部19は、第2撮像モードが選択されている場合、第2カメラ18によって撮像された画像を選択し、通信部13へ出力してもよい。このとき、第2カメラ18は、清掃ツール11の移動先の清掃対象を撮像する。
(実施の形態6)
続いて、本実施の形態6における清掃ロボットについて説明する。実施の形態1〜5では、清掃ツールにのみ圧力センサが配置されているが、実施の形態6では、清掃ツールと清掃対象との接触面以外の位置に配置され、清掃ロボットと清掃対象以外の物体との接触を検知する圧力センサがさらに配置される。
図30は、本開示の実施の形態6における清掃ロボットの外観構成を示す上面図であり、図31は、本開示の実施の形態6におけるリモートコントローラの外観構成を示す正面図である。なお、実施の形態6において、実施の形態1,2と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図30に示す清掃ロボット106は、リモートコントローラ206によって遠隔操作され、遠隔地にある清掃対象を清掃する。清掃対象は、例えば、家屋又はビルの外壁又は窓などである。また、清掃対象は、例えば、天井などであってもよい。
清掃ロボット106は、無人飛行機である。また、清掃ロボット106の前面には、清掃ツール11が設けられている。
また、清掃ツール11の清掃対象と接触する面には、第1圧力センサ121及び第2圧力センサ122が配置されている。
さらに、清掃ツール11の清掃対象と接触する面以外の面には、複数の圧力センサを含む圧力センサ群131が配置されている。例えば、清掃ロボット106の右側面には2つの圧力センサが水平方向に並んで配置され、清掃ロボット106の左側面には2つの圧力センサが水平方向に並んで配置され、清掃ロボット106の後ろ面には2つの圧力センサが水平方向に並んで配置される。なお、圧力センサ群131が配置される位置は特に限定されない。圧力センサ群131は、物体と接触する可能性がある面に配置されることが好ましい。
図31に示すリモートコントローラ206は、清掃ロボット106を遠隔操作するための入力部21を備える。リモートコントローラ206は、操作者により両手で把持される。入力部21は、操作者の左手側に設けられた左スティックと、操作者の右手側に設けられた右スティックとを含む。操作者は、左スティック及び右スティックを傾けることにより、傾き角度に関する情報が清掃ロボット106へ送信され、当該傾き角度に応じて清掃ロボット106の動きが制御される。
また、リモートコントローラ206の内部には、振動部22が配置されている。
さらに、リモートコントローラ206は、音声を出力するスピーカ28を備える。
なお、リモートコントローラ206は、スマートフォン又はタブレット型コンピュータであってもよく、タッチパネルに操作画面を表示し、操作者による入力操作を受け付けてもよい。
図32は、本開示の実施の形態6における清掃システムの構成を示すブロック図である。図32に示す清掃システムは、清掃ロボット106及びリモートコントローラ206を備える。
清掃ロボット106は、第1圧力センサ121、第2圧力センサ122、通信部13、移動制御部14、プロペラ駆動部15、圧力センサ群131及び押圧判断部164を備える。
圧力センサ群131は、清掃ツール11と清掃対象との接触面以外の位置に配置され、清掃ロボット106と清掃対象以外の物体との接触を検知する。圧力センサ群131を構成する各圧力センサは、圧力が検知されたか否かを示すセンシング情報を押圧判断部164へ出力する。
押圧判断部164は、第1圧力センサ121から取得した第1センシング情報に基づいて、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。また、押圧判断部164は、第2圧力センサ122から取得した第2センシング情報に基づいて、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部164は、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していると判断し、かつ清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していると判断した場合、清掃ツール11が清掃対象に接触していることを示す接触検知信号を通信部13へ出力する。
また、押圧判断部164は、圧力センサ群131から取得したセンシング情報に基づいて、清掃ツール11以外の部分が接触しているか否かを判断する。押圧判断部164は、清掃ツール11以外の部分が接触していると判断した場合、操作者に警告を通知するための警告通知信号を通信部13へ出力する。
通信部13は、圧力センサ群131によって清掃ロボット106と清掃対象以外の物体との接触が検知された場合、操作者に警告を通知するための警告通知信号をリモートコントローラ206へ送信する。
リモートコントローラ206は、入力部21、振動部22、通信部23、振動制御部24、スピーカ28及び音声制御部29を備える。
通信部23は、清掃ロボット106によって送信された接触検知信号及び警告通知信号を受信する。
音声制御部29は、通信部23によって警告通知信号が受信された場合、警告音をスピーカ28から出力する。
続いて、本実施の形態6における清掃ロボット106及びリモートコントローラ206の動作について説明する。
図33は、本開示の実施の形態6における清掃ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。
図33におけるステップS131及びステップS132の処理は、図6におけるステップS11及びステップS12の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS133において、押圧判断部164は、第1圧力センサ121に対して第1センシング情報を要求し、第1圧力センサ121から第1センシング情報を取得する。
次に、ステップS134において、押圧判断部164は、第1圧力センサ121から取得した第1センシング情報に基づいて、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部164は、第1センシング情報に圧力が検知されたことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していると判断し、第1センシング情報に圧力が検知されていないことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していないと判断された場合(ステップS134でNO)ステップS138の処理へ移行する。
一方、清掃ツール11の右部が清掃対象に接触していると判断された場合(ステップS134でYES)、ステップS135において、押圧判断部164は、第2圧力センサ122に対して第2センシング情報を要求し、第2圧力センサ122から第2センシング情報を取得する。
次に、ステップS136において、押圧判断部164は、第2圧力センサ122から取得した第2センシング情報に基づいて、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部164は、第2センシング情報に圧力が検知されたことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していると判断し、第2センシング情報に圧力が検知されていないことを示す情報が含まれている場合、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していないと判断された場合(ステップS136でNO)、ステップS138の処理へ移行する。
一方、清掃ツール11の左部が清掃対象に接触していると判断された場合(ステップS136でYES)、ステップS137において、通信部13は、清掃ツール11が清掃対象に接触していることを示す接触検知信号をリモートコントローラ206へ送信する。このように、本実施の形態6では、清掃ツール11の右部と左部との両方が清掃対象に接触していると判断された場合に、接触検知信号がリモートコントローラ206へ送信される。
次に、ステップS138において、押圧判断部164は、圧力センサ群131のそれぞれに対してセンシング情報を要求し、圧力センサ群131からそれぞれのセンシング情報を取得する。
次に、ステップS139において、押圧判断部164は、圧力センサ群131のそれぞれから取得した複数のセンシング情報に基づいて、清掃ツール11以外の部分が接触しているか否かを判断する。押圧判断部164は、複数のセンシング情報の中に、圧力が検知されたことを示す情報が含まれているセンシング情報が存在する場合、清掃ツール11以外の部分が接触していると判断し、複数のセンシング情報の中に、圧力が検知されていないことを示す情報が含まれているセンシング情報が存在する場合、清掃ツール11以外の部分が接触していないと判断する。
ここで、清掃ツール11以外の部分が接触していないと判断された場合(ステップS139でNO)、ステップS131の処理へ戻る。
一方、清掃ツール11以外の部分が接触していると判断された場合(ステップS139でYES)、ステップS140において、通信部13は、清掃ツール11以外の部分が接触していることを示す警告通知信号をリモートコントローラ206へ送信する。
図34は、本開示の実施の形態6におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。
図34におけるステップS151及びステップS152の処理は、図5におけるステップS1及びステップS2の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS153において、振動制御部24は、通信部23が清掃ロボット106によって送信された接触検知信号を受信したか否かを判断する。ここで、通信部23が接触検知信号を受信していないと判断された場合(ステップS153でNO)、ステップS155の処理へ移行する。
一方、通信部23が接触検知信号を受信したと判断された場合(ステップS153でYES)、ステップS154において、振動制御部24は、振動部22を振動させる。
次に、ステップS155において、振動制御部24は、通信部23が清掃ロボット106によって送信された警告通知信号を受信したか否かを判断する。ここで、通信部23が警告通知信号を受信していないと判断された場合(ステップS155でNO)、ステップS151の処理へ戻る。
一方、通信部23が警告通知信号を受信したと判断された場合(ステップS155でYES)、ステップS156において、音声制御部29は、警告音をスピーカ28から出力させる。
このように、清掃ロボット106の清掃ツール11以外の部分が何らかの物体に接触した場合、警告音が出力されるので、操作者は、安全に清掃ロボット106を操作することができる。
(実施の形態7)
続いて、本実施の形態7における点検ロボットについて説明する。実施の形態1〜6では、清掃対象を清掃する清掃ツールを備える清掃ロボットについて説明しているが、実施の形態7では、点検対象を点検する点検ツールを備える点検ロボットについて説明する。
図35は、本開示の実施の形態7における点検ロボットの外観構成を示す上面図であり、図36は、本開示の実施の形態7における点検ツールの外観構成を示す斜視図である。なお、実施の形態7において、実施の形態1〜6と同じ構成については同じ符号を付し、説明を省略する。
図35及び図36に示す点検ロボット(遠隔作業装置)107は、リモートコントローラによって遠隔操作され、遠隔地にある点検対象を点検する。点検対象は、例えば、家屋、ビル又は橋梁などの外壁、又はトンネルの内壁などである。点検ロボット107は、作業員の手が届かないような高所における構造物の損傷又は劣化を点検する。点検ロボット107は、リモートコントローラによって遠隔操作され、遠隔地の作業対象に対して所定の作業を行う遠隔作業装置の一例である。
点検ロボット107は、無人飛行機である。また、点検ロボット107の前面には、点検ツール(作業部)31が設けられている。点検ツール31は、打音検査装置310、第1圧力センサ311、第2圧力センサ312、第3圧力センサ313、第4圧力センサ314及びカメラ317を備える。点検ツール31は、作業対象に対して所定の作業を行うための作業部の一例である。
第1圧力センサ311、第2圧力センサ312、第3圧力センサ313及び第4圧力センサ314は、点検ツール31の点検対象と接触する面に配置されている。第1圧力センサ311は、点検ツール31の右上方に配置され、第2圧力センサ312は、点検ツール31の右下方に配置され、第3圧力センサ313は、点検ツール31の左上方に配置され、第4圧力センサ314は、点検ツール31の左下方に配置される。
第1圧力センサ311、第2圧力センサ312、第3圧力センサ313及び第4圧力センサ314は、点検ツール31にかかる圧力を検知する。第1圧力センサ311は、点検ツール31の右上部と点検対象との接触を検知する。第2圧力センサ312は、点検ツール31の右下部と点検対象との接触を検知する。第3圧力センサ313は、点検ツール31の左上部と点検対象との接触を検知する。第4圧力センサ314は、点検ツール31の左下部と点検対象との接触を検知する。なお、第1圧力センサ311は、点検ツール31の右上端部に配置され、第2圧力センサ312は、点検ツール31の右下端部に配置され、第3圧力センサ313は、点検ツール31の左上端部に配置され、第4圧力センサ314は、点検ツール31の左下端部に配置されることが好ましい。
打音検査装置310は、ハンマー315及びマイク316を備える。
ハンマー315は、点検ツール31の点検対象と接触する面の中央に配置されている。点検ツール31の点検対象と接触する面の中央には、凹部が形成されており、凹部内に棒状のハンマー315が配置されている。ハンマー315は、前後方向(水平方向)に移動可能であり、凹部から突出することにより、点検対象を叩く。
マイク316は、ハンマー315の近傍に配置され、ハンマー315が点検対象を叩いた際に得られる打撃音を収音する。なお、打音検査装置310は、2つのマイク316を備えているが、マイク316の数は特に限定されない。
カメラ317は、点検ツール31の点検対象と接触する面の上部に配置され、点検対象を撮影する。
なお、本実施の形態7では、点検ツール31は、4つの圧力センサを備えているが、本開示は特にこれに限定されず、他の実施の形態と同様に、点検ツール31は、1つの圧力センサ、2つの圧力センサ又は3つの圧力センサを備えてもよく、圧力センサの数は特に限定されない。
図37は、本開示の実施の形態7における点検システムの構成を示すブロック図である。図37に示す点検システムは、点検ロボット107及びリモートコントローラ207を備える。
点検ロボット107は、第1圧力センサ311、第2圧力センサ312、第3圧力センサ313、第4圧力センサ314、マイク316、カメラ317、ハンマー駆動部318、通信部13、移動制御部14、プロペラ駆動部15及び押圧判断部163を備える。
第1圧力センサ311は、圧力が検知されたか否かを示す第1センシング情報を押圧判断部163へ出力する。第2圧力センサ312は、圧力が検知されたか否かを示す第2センシング情報を押圧判断部163へ出力する。第3圧力センサ313は、圧力が検知されたか否かを示す第3センシング情報を押圧判断部163へ出力する。第4圧力センサ314は、圧力が検知されたか否かを示す第4センシング情報を押圧判断部163へ出力する。
押圧判断部163は、第1圧力センサ311から取得した第1センシング情報に基づいて、点検ツール31の右上部が点検対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、点検ツール31の右上部が点検対象に接触していると判断した場合、点検ツール31の右上部が点検対象に接触していることを示す第1接触検知信号を通信部13へ出力する。
また、押圧判断部163は、第2圧力センサ312から取得した第2センシング情報に基づいて、点検ツール31の右下部が点検対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、点検ツール31の右下部が点検対象に接触していると判断した場合、点検ツール31の右下部が点検対象に接触していることを示す第2接触検知信号を通信部13へ出力する。
また、押圧判断部163は、第3圧力センサ313から取得した第3センシング情報に基づいて、点検ツール31の左上部が点検対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、点検ツール31の左上部が点検対象に接触していると判断した場合、点検ツール31の左上部が点検対象に接触していることを示す第3接触検知信号を通信部13へ出力する。
また、押圧判断部163は、第4圧力センサ314から取得した第4センシング情報に基づいて、点検ツール31の左下部が点検対象に接触しているか否かを判断する。押圧判断部163は、点検ツール31の左下部が点検対象に接触していると判断した場合、点検ツール31の左下部が点検対象に接触していることを示す第2接触検知信号を通信部13へ出力する。
通信部13は、押圧判断部163によって出力された第1接触検知信号、第2接触検知信号、第3接触検知信号及び第4接触検知信号をリモートコントローラ207へ送信する。
通信部13は、第1圧力センサ311によって点検ツール31の右上部と点検対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ207の右上側を振動させるための第1接触検知信号をリモートコントローラ207へ送信する。また、通信部13は、第2圧力センサ312によって点検ツール31の右下部と点検対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ207の右下側を振動させるための第2接触検知信号をリモートコントローラ207へ送信する。また、通信部13は、第3圧力センサ313によって点検ツール31の左上部と点検対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ207の左上側を振動させるための第3接触検知信号をリモートコントローラ207へ送信する。また、通信部13は、第4圧力センサ314によって点検ツール31の左下部と点検対象との接触が検知された場合、リモートコントローラ207の左下側を振動させるための第4接触検知信号をリモートコントローラ207へ送信する。
通信部13は、打音検査を開始するための検査開始信号を受信する。ハンマー駆動部318は、通信部13によって検査開始信号が受信された場合、ハンマー315を駆動し、ハンマー315で点検対象を打撃する。マイク316は、ハンマー315が点検対象を叩いた際に得られる打撃音を収音する。マイク316は、収音したアナログの打撃音をデジタルの打撃音データに変換し、打撃音データを通信部13に出力する。カメラ317は、点検対象を撮影し、撮影した画像データを通信部13に出力する。
通信部13は、マイク316によって取得された打撃音データをリモートコントローラ207へ送信する。また、通信部13は、カメラ317によって取得された画像データをリモートコントローラ207へ送信する。
なお、通信部13は、打撃音データと画像データとを個別に送信してもよい。また、通信部13は、打撃音データと、打撃音データが取得された際に撮影された画像データとを対応付けて送信してもよい。
リモートコントローラ207は、入力部21、第1振動部223、第2振動部224、第3振動部225、第4振動部226、通信部23、振動制御部243、打音検査開始指示部41、データ記憶部42、表示制御部43、表示部44及びスピーカ45を備える。
第1振動部223は、リモートコントローラ207の右上方を振動させる。第2振動部224は、リモートコントローラ207の右下方を振動させる。第3振動部225は、リモートコントローラ207の左上方を振動させる。第4振動部226は、リモートコントローラ207の左下方を振動させる。
通信部23は、点検ロボット107によって送信された第1接触検知信号、第2接触検知信号、第3接触検知信号及び第4接触検知信号を受信する。
振動制御部243は、通信部23によって第1接触検知信号が受信された場合、第1振動部223を振動させ、通信部23によって第2接触検知信号が受信された場合、第2振動部224を振動させ、通信部23によって第3接触検知信号が受信された場合、第3振動部225を振動させ、通信部23によって第4接触検知信号が受信された場合、第4振動部226を振動させる。
打音検査開始指示部41は、操作者により打音検査を開始するための検査開始指示を受け付ける。なお、打音検査開始指示部41は、例えばボタンで構成され、ボタンが押下されることにより検査開始指示を受け付ける。通信部23は、打音検査開始指示部41によって検査開始指示が受け付けられた場合、打音検査を開始するための検査開始信号を点検ロボット107へ送信する。
通信部23は、点検ロボット107によって送信された打撃音データを受信し、受信した打撃音データをデータ記憶部42に記憶する。データ記憶部42は、打撃音データを記憶する。
また、通信部23は、受信した打撃音データをスピーカ45へ出力する。スピーカ45は、通信部23によって受信された打撃音データを外部に出力する。これにより、ユーザは、スピーカ45から出力される打撃音を聞くことができ、打撃音が清音及び濁音のいずれであるかを確認することができる。
また、通信部23は、点検ロボット107によって送信された画像データを受信する。表示制御部43は、通信部23によって受信された画像データを表示部44に表示する。表示部44は、点検対象を撮影した画像を表示する。
なお、通信部23は、点検ロボット107によって送信された画像データと打撃音データとを対応付けてデータ記憶部42に記憶してもよい。
また、本実施の形態7では、点検ロボット107の通信部13は、打撃音データ及び画像データをリモートコントローラ207へ送信しているが、本開示は特にこれに限定されず、通信部13は、打撃音データ及び画像データを、リモートコントローラ207とは異なる端末装置へ送信してもよい。この場合、端末装置は、例えば、スマートフォン、タブレット型コンピュータ、ノート型コンピュータ又はパーソナルコンピュータである。
また、本実施の形態7では、打撃音データがスピーカ45から出力されるが、本開示は特にこれに限定されず、打撃音データはデータ記憶部42に記憶されるだけで、スピーカ45から出力されなくてもよい。
また、リモートコントローラ207は、打撃音データの振幅又は周波数分布を算出する算出部を備えてもよく、表示制御部43は、算出部によって算出された打撃音データの振幅又は周波数分布を表示部44に表示してもよい。この場合、リモートコントローラ207は、スピーカ45を備えていなくてもよい。これにより、ユーザは、打撃音データの振幅又は周波数分布を視認することにより、点検対象に異常がないかを確認することができる。また、リモートコントローラ207は、打撃音データの振幅又は周波数分布を解析し、点検対象に異常があるか否かを自動的に判断する判断部を備えてもよい。そして、リモートコントローラ207は、点検対象に異常があると判断された場合のみ、点検対象に異常があることをユーザに通知してもよい。
また、本実施の形態7では、リモートコントローラ207は、4つの振動部を備えているが、本開示は特にこれに限定されず、他の実施の形態と同様に、リモートコントローラ207は、1つの振動部又は2つの振動部を備えてもよく、振動部の数は特に限定されない。
続いて、本実施の形態7における点検ロボット107及びリモートコントローラ207の動作について説明する。
図38は、本開示の実施の形態7における点検ロボットの動作について説明するためのフローチャートである。
図38におけるステップS161〜ステップS174の処理は、図20におけるステップS61〜ステップS74の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS175において、通信部13は、打音検査を開始するための検査開始信号を受信したか否かを判断する。ここで、検査開始信号を受信していないと判断された場合(ステップS175でNO)、ステップS161の処理に戻る。
一方、検査開始信号を受信したと判断された場合(ステップS175でYES)、ステップS176において、カメラ317は、点検対象の画像を撮影し、撮影した画像データを通信部13へ出力する。
次に、ステップS177において、ハンマー駆動部318は、ハンマー315を駆動し、点検対象をハンマー315で叩く。
次に、ステップS178において、マイク316は、点検対象をハンマー315で叩くことによって発生した打撃音を収音し、収音した打撃音データを通信部13へ出力する。
次に、ステップS179において、通信部13は、カメラ317によって取得された画像データとマイク316によって取得された打撃音データとを含む検査データをリモートコントローラ207へ送信し、ステップS161の処理へ戻る。
図39は、本開示の実施の形態7におけるリモートコントローラの動作について説明するためのフローチャートである。
図39におけるステップS181〜ステップS190の処理は、図21におけるステップS81〜ステップS90の処理と同じであるので、説明を省略する。
次に、ステップS191において、通信部23は、打音検査開始指示部41によって操作者により打音検査を開始するための検査開始指示が受け付けられたか否かを判断する。ここで、検査開始指示が受け付けられていないと判断された場合(ステップS191でNO)、ステップS181の処理へ戻る。
一方、検査開始指示が受け付けられたと判断された場合(ステップS191でYES)、ステップS192において、通信部23は、打音検査を開始するための検査開始信号を点検ロボット107へ送信する。
次に、ステップS193において、通信部23は、画像データ及び打撃音データを含む検査データを点検ロボット107から受信する。なお、所定時間を経過しても検査データが点検ロボット107から受信されない場合は、ステップS181の処理に戻ってもよい。
次に、ステップS194において、通信部23は、受信した検査データに含まれる画像データ及び打撃音データをデータ記憶部42に記憶する。
なお、本実施の形態7における点検ツール31は、点検対象を撮影するカメラ317と、打音検査を行う打音検査装置310とを備えているが、本開示は特にこれに限定されず、点検ツール31は、カメラ317及び打音検査装置310のいずれかのみを備えてもよい。また、点検ツール31は、赤外線画像を撮影する赤外線カメラを備えてもよい。赤外線画像が解析されることにより、点検対象である構造物の表面の剥離箇所を検出することが可能となる。このように、点検ツール31は、カメラ、赤外線カメラ及び打音検査装置の少なくとも1つを含んでもよい。
また、点検ツール31は、点検対象のX線画像を撮影するX線カメラを含んでもよい。さらに、点検ツール31は、点検対象に対して超音波を放出するとともに、点検対象を反射した超音波を受信することにより、点検対象の内部の状態を表す画像を取得する超音波検査装置を含んでもよい。
また、打音検査により異常箇所が発見された場合、異常箇所を補修する必要があるため、点検ツール31は、異常箇所に印を付けることが好ましい。そこで、リモートコントローラ207は、点検した位置にマーキングを行うためのマーキング指示のユーザによる入力を受け付けるマーキング指示部をさらに備えてもよい。通信部23は、点検した位置にマーキングを行うためのマーキング指示信号を点検ロボット107へ送信する。点検ロボット107の通信部13は、マーキング指示信号をリモートコントローラ207から受信する。点検ツール31は、通信部13によってマーキング指示信号が受信された場合、点検対象に対してマーキングを行うマーキング部をさらに含んでもよい。
マーキング部は、点検対象を撮影した画像を識別するための画像識別情報、点検対象を撮影した赤外線画像を識別するための赤外線画像識別情報、及び点検対象を打撃した際に得られる打撃音を識別するための打撃音識別情報の少なくとも1つを記憶するRF(Radio Frequency)タグを点検対象に貼り付けてもよい。マーキング部は、画像識別情報、赤外線画像識別情報、及び打撃音識別情報の少なくとも1つをRFタグに記憶し、RFタグを点検対象に貼り付ける。RFタグは、通信装置の一例であり、例えば近接無線通信により、記憶している情報をリーダへ送信する。
また、点検ツール31は、点検対象において発見された異常箇所を補修する補修部を含んでもよい。補修部は、例えば、点検対象において発見されたひび割れ箇所に樹脂を注入する。
また、点検ロボット107は、点検ロボット107の位置を測定する位置測定部をさらに備えてもよい。位置測定部は、例えばGPS(Global Positioning System)又はジャイロセンサであり、点検ロボット107の位置を測定する。点検ロボット107の位置は、例えば、緯度、経度、高度及び傾き角度で表される。
リモートコントローラ207は、点検した位置を測定するための位置測定指示のユーザによる入力を受け付ける位置測定指示部をさらに備えてもよい。通信部23は、点検した位置を測定するための位置測定指示信号を点検ロボット107へ送信する。点検ロボット107の通信部13は、位置測定指示信号をリモートコントローラ207から受信し、位置測定部によって測定された点検ロボット107の位置を示す装置位置情報を、点検した位置を示す点検位置情報としてリモートコントローラ207に送信する。リモートコントローラ207の通信部23は、受信した点検位置情報を、ユーザにより位置測定指示が受け付けられた直前に取得された打撃音データ及び画像データに対応付けてデータ記憶部42に記憶する。これにより、点検対象において発見された異常箇所の位置を記憶することができる。
また、リモートコントローラ207のデータ記憶部42が、打撃音データ及び画像データに対応付けて点検位置情報を記憶しているが、本開示は特にこれに限定されず、点検ロボット107は、点検対象を撮影した画像を識別するための画像識別情報、点検対象を撮影した赤外線画像を識別するための赤外線画像識別情報、及び点検対象を打撃した際に得られる打撃音を識別するための打撃音識別情報の少なくとも1つと、点検位置情報とを対応付けて記憶するデータ記憶部をさらに備えてもよい。
本開示に係る遠隔作業装置及び制御方法は、作業部が作業対象に対して接触していることを操作者に対して確実に通知することができ、リモートコントローラによって遠隔操作され、遠隔地にある作業対象に対して所定の作業を行う遠隔作業装置、及び当該遠隔作業装置を制御するための制御方法として有用である。
10 プロペラ
11 清掃ツール
12 圧力センサ
13 通信部
14 移動制御部
15 プロペラ駆動部
16 押圧判断部
17 第1カメラ
18 第2カメラ
19 カメラ選択部
21 入力部
22 振動部
23 通信部
24 振動制御部
25 表示部
26 画像切替ボタン
27 表示制御部
28 スピーカ
29 音声制御部
31 点検ツール
41 打音検査開始指示部
42 データ記憶部
43 表示制御部
44 表示部
45 スピーカ
101,102,103,104,105,106,107 清掃ロボット
121,123,311 第1圧力センサ
122,124,312 第2圧力センサ
125,313 第3圧力センサ
126,314 第4圧力センサ
131 圧力センサ群
161,162,163,164 押圧判断部
201,202,203,204,205,206,207 リモートコントローラ
221,223 第1振動部
222,224 第2振動部
225 第3振動部
226 第4振動部
241,242,243 振動制御部
310 打音検査装置
315 ハンマー
316 マイク
317 カメラ
318 ハンマー駆動部

Claims (19)

  1. リモートコントローラによって遠隔操作され、遠隔地の作業対象に対して所定の作業を行う遠隔作業装置であって、
    前記遠隔作業装置の移動を制御する移動制御部と、
    前記作業対象に対して所定の作業を行うための作業部と、
    前記作業部と前記作業対象との接触を検知する第1検知部と、
    前記第1検知部によって前記作業部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラを振動させるための信号を前記リモートコントローラへ送信する通信部と、
    を備える遠隔作業装置。
  2. 前記第1検知部は、前記作業部の右部と前記作業対象との接触を検知する第1センサと、前記作業部の左部と前記作業対象との接触を検知する第2センサとを含み、
    前記通信部は、前記第1センサによって前記作業部の前記右部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの右側を振動させるための第1信号を前記リモートコントローラへ送信し、前記第2センサによって前記作業部の前記左部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの左側を振動させるための第2信号を前記リモートコントローラへ送信する、
    請求項1記載の遠隔作業装置。
  3. 前記第1検知部は、前記作業部の右上部と前記作業対象との接触を検知する第1センサと、前記作業部の右下部と前記作業対象との接触を検知する第2センサと、前記作業部の左上部と前記作業対象との接触を検知する第3センサと、前記作業部の左下部と前記作業対象との接触を検知する第4センサとを含み、
    前記通信部は、前記第1センサによって前記作業部の前記右上部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの右上側を振動させるための第1信号を前記リモートコントローラへ送信し、前記第2センサによって前記作業部の前記右下部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの右下側を振動させるための第2信号を前記リモートコントローラへ送信し、前記第3センサによって前記作業部の前記左上部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの左上側を振動させるための第3信号を前記リモートコントローラへ送信し、前記第4センサによって前記作業部の前記左下部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラの左下側を振動させるための第4信号を前記リモートコントローラへ送信する、
    請求項1記載の遠隔作業装置。
  4. 前記第1検知部は、前記作業部における前記作業対象との接触面上の第1接触位置と前記作業対象との接触を検知する第1センサと、前記第1接触位置とは異なる前記接触面上の第2接触位置と前記作業対象との接触を検知する第2センサとを含み、
    前記通信部は、前記第1センサによって前記第1接触位置と前記作業対象との接触が検知され、かつ前記第2センサによって前記第2接触位置と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラを振動させるための信号を前記リモートコントローラへ送信する、
    請求項1記載の遠隔作業装置。
  5. 前記第1検知部は、前記作業部にかかる圧力値を検出する圧力センサを含み、
    前記通信部は、前記圧力値に応じて前記リモートコントローラの振動量を変化させるために、前記圧力センサによって検出される前記圧力値を前記リモートコントローラへ送信する、
    請求項1記載の遠隔作業装置。
  6. 前記遠隔作業装置の周囲を撮像する撮像部をさらに備え、
    前記通信部は、前記作業部と前記作業対象とが接触しているか否かを示す情報を、前記撮像部から出力される画像に重畳して前記リモートコントローラに表示させるために、前記画像を前記リモートコントローラへ送信する、
    請求項1記載の遠隔作業装置。
  7. 前記撮像部は、前記作業部と前記作業対象とが接触する接触位置を撮像する、
    請求項6記載の遠隔作業装置。
  8. 前記撮像部は、前記作業部の移動先の前記作業対象を撮像する、
    請求項6記載の遠隔作業装置。
  9. 前記撮像部は、前記遠隔作業装置の進行方向を撮像する第1撮像モードと、前記作業部の移動先の前記作業対象を撮像する第2撮像モードとを切り替える、
    請求項6記載の遠隔作業装置。
  10. 前記撮像部は、前記第1検知部によって前記作業部と前記作業対象との接触が検知された時は、前記作業部と前記作業対象との接触位置を撮像し、前記第1検知部によって前記作業部と前記作業対象との接触が検知されていない時は、前記作業部の移動先の前記作業対象を撮像する、
    請求項6に記載の遠隔作業装置。
  11. 前記遠隔作業装置は、無人飛行機である、
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の遠隔作業装置。
  12. 前記作業部と前記作業対象との接触面以外の位置に配置され、前記遠隔作業装置と前記作業対象以外の物体との接触を検知する第2検知部をさらに備え、
    前記通信部は、前記第2検知部によって前記遠隔作業装置と前記作業対象以外の物体との接触が検知された場合、操作者に警告を通知するための信号を前記リモートコントローラへ送信する、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の遠隔作業装置。
  13. 前記作業は、前記遠隔地にある清掃対象を清掃する作業であり、
    前記作業部は、ブラシ、モップ、吸引装置及び放水装置の少なくとも1つを含む、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の遠隔作業装置。
  14. 前記作業は、前記遠隔地にある点検対象を点検する作業であり、
    前記作業部は、カメラ、赤外線カメラ及び打音検査装置の少なくとも1つを含む、
    請求項1〜12のいずれか1項に記載の遠隔作業装置。
  15. 前記通信部は、点検した位置にマーキングを行うためのマーキング指示信号を前記リモートコントローラから受信し、
    前記作業部は、前記通信部によって前記マーキング指示信号が受信された場合、前記点検対象に対してマーキングを行うマーキング部をさらに含む、
    請求項14記載の遠隔作業装置。
  16. 前記マーキング部は、前記点検対象を撮影した画像を識別するための画像識別情報、前記点検対象を撮影した赤外線画像を識別するための赤外線画像識別情報、及び前記点検対象を打撃した際に得られる打撃音を識別するための打撃音識別情報の少なくとも1つを記憶する通信装置を前記点検対象に貼り付ける、
    請求項15記載の遠隔作業装置。
  17. 前記遠隔作業装置の位置を測定する位置測定部をさらに備え、
    前記通信部は、点検した位置を測定するための位置測定指示信号を前記リモートコントローラから受信し、前記位置測定部によって測定された前記遠隔作業装置の位置を示す装置位置情報を、前記点検した位置を示す点検位置情報として前記リモートコントローラに送信する、
    請求項14に記載の遠隔作業装置。
  18. 前記点検対象を撮影した画像を識別するための画像識別情報、前記点検対象を撮影した赤外線画像を識別するための赤外線画像識別情報、及び前記点検対象を打撃した際に得られる打撃音を識別するための打撃音識別情報の少なくとも1つと、前記点検位置情報とを対応付けて記憶する記憶部をさらに備える、
    請求項17記載の遠隔作業装置。
  19. リモートコントローラによって遠隔操作され、遠隔地にある作業対象に対して所定の作業を行う遠隔作業装置を制御するための制御方法であって、
    前記遠隔作業装置の移動を制御し、
    前記作業対象に対して所定の作業を行うための作業部と、前記作業対象との接触を検知し、
    前記作業部と前記作業対象との接触が検知された場合、前記リモートコントローラを振動させるための信号を前記リモートコントローラへ送信する、
    制御方法。
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