JP2007014671A - ボールおよびその移動記録の認識・表示システム - Google Patents
ボールおよびその移動記録の認識・表示システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007014671A JP2007014671A JP2005201284A JP2005201284A JP2007014671A JP 2007014671 A JP2007014671 A JP 2007014671A JP 2005201284 A JP2005201284 A JP 2005201284A JP 2005201284 A JP2005201284 A JP 2005201284A JP 2007014671 A JP2007014671 A JP 2007014671A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ball
- record
- sensor
- moving
- movement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】大掛かりでコストのかかる機器類を要さずに、飛行中のボール位置のみならず、ボールの回転状態,移動方向,移動速度などの挙動までもリアルタイムで認識できるようなシステムを提供する。
【解決手段】角速度センサ,加速度センサの少なくとも一方を内部に有すると共に、それにより検出された信号を無線で発信する手段を具備するボールを用いたボール移動記録の認識・表示システムであり、前記ボールから発信された信号を受信して演算処理することにより、ボールの回転状態,移動方向,移動速度,現在位置に関する記録をリアルタイムで得て表示する(あるいは、前記記録をメモリに蓄えておき、しかる後に蓄えた記録を表示する)ことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、時間的に変化するボールの位置や飛行状態を認識・表示するためのシステムに関する。
これまで、ゴルフなどの球技に使われるボールの速度,位置の検出に関する各種手法が提案されている。
特許文献1に係る手法は、
カメラで所定の時間露光して露光開始時から露光終了時までの飛翔体の飛翔軌跡を撮影し、
この撮影された撮影画像内の飛翔軌跡中の露光開始時の飛翔体の輪郭および露光終了時の飛翔体の輪郭から、飛翔体の露光開始時の第1の重心位置と露光終了時の第2の重心位置を検出し、
検出された前記第1の重心位置、前記第2の重心位置、および、前記カメラによる撮影時の露光時間を少なくとも用いて、飛翔体の飛翔パラメータを算出することを特徴とする飛翔体の飛翔挙動測定方法(請求項1)である。
特許文献1に係る手法は、
カメラで所定の時間露光して露光開始時から露光終了時までの飛翔体の飛翔軌跡を撮影し、
この撮影された撮影画像内の飛翔軌跡中の露光開始時の飛翔体の輪郭および露光終了時の飛翔体の輪郭から、飛翔体の露光開始時の第1の重心位置と露光終了時の第2の重心位置を検出し、
検出された前記第1の重心位置、前記第2の重心位置、および、前記カメラによる撮影時の露光時間を少なくとも用いて、飛翔体の飛翔パラメータを算出することを特徴とする飛翔体の飛翔挙動測定方法(請求項1)である。
特許文献2に係る手法は、IPネットワークを利用した手法であり、ボールにRFIDタグを付け、これをゴルフコース内に複数設置したアンテナを用い、最も近いアンテナの場所からボールの位置を検出するシステムについて、下記(0041)に示すように記載されている。
<特許文献2 0041>
サーバ装置021には、固定式通信機能付電波受発信機141から168までの設置位置を予め登録してあり、コース上に常に電波を発信している。また、ゴルフボール内部には予めプレーヤ002が所有者情報を書き込んだRFIDが内蔵してある。プレーヤ002がゴルフボールを打つと、落ちた先に最も近いところにある電波受発信機168からの電波を受信し、内部のRFIDチップが共振して、電波受発信機168はゴルフボールの所有者情報を受信する。
特開2002−202317号公報
特開2004− 97381号公報
特開平8−334330号公報
特開2003−115743号公報
<特許文献2 0041>
サーバ装置021には、固定式通信機能付電波受発信機141から168までの設置位置を予め登録してあり、コース上に常に電波を発信している。また、ゴルフボール内部には予めプレーヤ002が所有者情報を書き込んだRFIDが内蔵してある。プレーヤ002がゴルフボールを打つと、落ちた先に最も近いところにある電波受発信機168からの電波を受信し、内部のRFIDチップが共振して、電波受発信機168はゴルフボールの所有者情報を受信する。
特許文献1に係る方法では、少なくとも1台のカメラおよび撮影された画像を処理して、ボール位置を算出するための画像処理手段が必要であり、どうしても大掛かりでコストの高いものになっていた。
特許文献2に係る方法では、検出できるのは、ボールに最も近いアンテナの位置という大まかな位置しか分からず、さらにボールの初速や飛行中の挙動などについても検出することはできなかった。
本発明は、かかる課題を解決するものであり、大掛かりでコストのかかる機器類を要さずに、飛行中のボール位置のみならず、ボールの回転状態,移動方向,移動速度などの挙動までもリアルタイムで認識できるようなシステムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1によるボールは、
角速度センサ,加速度センサの少なくとも一方を内部に有すると共に、それにより検出された信号を無線で発信する手段を具備することを特徴とする。
角速度センサ,加速度センサの少なくとも一方を内部に有すると共に、それにより検出された信号を無線で発信する手段を具備することを特徴とする。
本発明の請求項2によるボールは、
ボ−ルの芯中央に空洞を設け、ボールSAWデバイス(球状弾性表面波素子)からなるジャイロセンサ(角速度センサおよび加速度センサ)およびそれにより検出された信号を無線で発信する手段を、前記空洞内に封入してなる構成であり、
無線による信号発信手段は、ボールの個別情報も合わせて発信する機能を備えることを特徴とする。
ボ−ルの芯中央に空洞を設け、ボールSAWデバイス(球状弾性表面波素子)からなるジャイロセンサ(角速度センサおよび加速度センサ)およびそれにより検出された信号を無線で発信する手段を、前記空洞内に封入してなる構成であり、
無線による信号発信手段は、ボールの個別情報も合わせて発信する機能を備えることを特徴とする。
また、前記ボールを用いたボール移動記録の認識・表示システムは、
請求項1記載のボールから発信された信号を受信して演算処理することにより、ボールの回転状態,移動方向,移動速度,現在位置に関する記録をリアルタイムで得て表示する(あるいは、前記記録をメモリに蓄えておき、しかる後に蓄えた記録を表示する)ことを特徴とするボール移動記録の認識・表示システムである。
請求項1記載のボールから発信された信号を受信して演算処理することにより、ボールの回転状態,移動方向,移動速度,現在位置に関する記録をリアルタイムで得て表示する(あるいは、前記記録をメモリに蓄えておき、しかる後に蓄えた記録を表示する)ことを特徴とするボール移動記録の認識・表示システムである。
本発明によるボールは、ジャイロスコープを構成する検出素子が1〜10mm程度の径のボールSAWデバイス(球状弾性表面波素子)であり、センサ部と信号発信手段が共にボール内に封入され、ボールに違和感を覚えることがない。
また、上記ボールを用いた認識・表示システムによると、ボールの位置をリアルタイムで正確に認識でき、信号発信手段から無線で受信されたボールの回転状態,移動方向,移動速度,現在位置に関する情報に基づいて、ボール移動記録をモニタ等で表示することが可能である。
また、上記ボールを用いた認識・表示システムによると、ボールの位置をリアルタイムで正確に認識でき、信号発信手段から無線で受信されたボールの回転状態,移動方向,移動速度,現在位置に関する情報に基づいて、ボール移動記録をモニタ等で表示することが可能である。
また、ボール内の信号発信手段から無線で発信される情報には、ボール所有者やボール毎に一意のIDなどの個別情報が含まれるため、移動記録を監視することで、紛失,他人のボールとの間違い,競技中の不正などが解消される。
以下、本発明によるボールおよびボール移動記録の認識・表示システムの実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。
図1は、本発明によるボールの一例について、概念的に示す説明図である。
図1は、本発明によるボールの一例について、概念的に示す説明図である。
同図では、ジャイロセンサ(角速度センサ)2と加速度センサ3とは別々のセンサとして図示されているが、それらを兼ねるジャイロセンサでも良い。
厳密には、両者は以下の様に相違する。
厳密には、両者は以下の様に相違する。
角速度センサは、角速度を検出して(ロボットなどの)姿勢制御を行なうことに利用されており、角速度を積分して傾斜角度を知ることが可能である。
加速度センサーは変化する加速度のみを計測するものであるが、「Gセンサ」と称されるタイプのセンサでは、重力加速度を含む加速度を計測可能であり、重力加速度と加速度の関係から傾斜角を計算制御することも可能である。
加速度センサーは変化する加速度のみを計測するものであるが、「Gセンサ」と称されるタイプのセンサでは、重力加速度を含む加速度を計測可能であり、重力加速度と加速度の関係から傾斜角を計算制御することも可能である。
すなわち、何れか一方のセンサによって、ボールの変位状態(ボール表面の1点が、3次元空間内でどこを向いているか?)が認識され、加速度センサを併用することで、移動するボールの方向や速度も認識され、ボールの座標位置も把握されることになる。
地球に例えると、ボールの変位状態は自転の状態であり、座標位置は公転による3次元空間内での位置情報にあたる。
地球に例えると、ボールの変位状態は自転の状態であり、座標位置は公転による3次元空間内での位置情報にあたる。
ジャイロセンサにより検出された信号を無線で発信する手段を構成するのは、
上記センサ駆動のための駆動回路,信号送信のための蓄電装置,メモリー5,アンテナ6である。(同図では、駆動回路と蓄電装置は、双方を合わせて4としている)
メモリー5には、ボールの個別情報も記憶される。
上記センサ駆動のための駆動回路,信号送信のための蓄電装置,メモリー5,アンテナ6である。(同図では、駆動回路と蓄電装置は、双方を合わせて4としている)
メモリー5には、ボールの個別情報も記憶される。
ボ−ル1の芯中央に空洞を設け、ボールSAWデバイス(球状弾性表面波素子)からなるジャイロセンサ(角速度センサ2および加速度センサ3)および駆動回路/蓄電装置4,メモリー5,アンテナ6を、前記空洞内に封入してなる構成とする。
ここで、ボールSAWデバイス(球状弾性表面波素子)によるジャイロセンサについて説明する。
弾性表面波デバイス(SAWデバイス)は、弾性表面波の伝搬速度が電磁波に比べて非常に遅いため、信号処理デバイスとして非常に小型に作り込むことが可能である。
また、電磁波を一旦、弾性表面波に変換することで、周波数フィルタ,非線型現象を利用した高調波発振素子,あるいは光と弾性波の相互作用に基づく光変調素子など、様々な信号処理デバイスに応用することが可能である。
弾性表面波デバイス(SAWデバイス)は、弾性表面波の伝搬速度が電磁波に比べて非常に遅いため、信号処理デバイスとして非常に小型に作り込むことが可能である。
また、電磁波を一旦、弾性表面波に変換することで、周波数フィルタ,非線型現象を利用した高調波発振素子,あるいは光と弾性波の相互作用に基づく光変調素子など、様々な信号処理デバイスに応用することが可能である。
SAWデバイスは、上述したようなセンサに限らず、回転や方位の変化を検知測定するためのジャイロへの利用が提案されていた(例えば、特許文献3参照)。
図4に示すように、平面型ジャイロ40は、弾性波基体41上に、定在波励起用すだれ状電極42a,42b,反射器43a,43b、弾性表面波摂動体44及び弾性表面波検出用すだれ状電極45a,45bを備えている。
まず、定在波励起用すだれ状電極42a,42bは、弾性波基体41表面に弾性表面波を励起する。
励起された弾性表面波は、基体表面を紙面左右方向に伝搬し、両端の反射器43a,43bで反射され、反射器43a,43b間に定在波を形成する。
定在波の腹の部分では、弾性表面波摂動体44により基体垂直方向に振動成分を持った垂直振動が発生する。
このとき、平面型ジャイロ40が回転すると、弾性波基体41の回転運動に応じて、定在波の腹の垂直振動がコリオリの力によって楕円状の振動に変化する。
この結果、レーリー波等の進行する弾性波が発生し、弾性表面波摂動体44から定在波の経路と直交する方向に伝搬する。
この弾性波を、弾性表面波検出用すだれ状電極45a又は45bにより検出する。
図4に示すように、平面型ジャイロ40は、弾性波基体41上に、定在波励起用すだれ状電極42a,42b,反射器43a,43b、弾性表面波摂動体44及び弾性表面波検出用すだれ状電極45a,45bを備えている。
まず、定在波励起用すだれ状電極42a,42bは、弾性波基体41表面に弾性表面波を励起する。
励起された弾性表面波は、基体表面を紙面左右方向に伝搬し、両端の反射器43a,43bで反射され、反射器43a,43b間に定在波を形成する。
定在波の腹の部分では、弾性表面波摂動体44により基体垂直方向に振動成分を持った垂直振動が発生する。
このとき、平面型ジャイロ40が回転すると、弾性波基体41の回転運動に応じて、定在波の腹の垂直振動がコリオリの力によって楕円状の振動に変化する。
この結果、レーリー波等の進行する弾性波が発生し、弾性表面波摂動体44から定在波の経路と直交する方向に伝搬する。
この弾性波を、弾性表面波検出用すだれ状電極45a又は45bにより検出する。
本願発明では、このようなSAWデバイスにおいて、1対のすだれ状電極相互間を弾性表面波が伝搬する際の伝搬損失を出来る限り小さくし、共振周波数の精度を高める為の一つの提案として、特許文献4に示すような球状弾性表面波素子(ボールSAWデバイス)があり、SAWデバイスのジャイロへの転用にあたり、弾性波基体41として平板状基体ではなく球状基体からなる素子を採用することが、センサの小型化や感度・精度の向上の上でボールSAWデバイスの採用が好適である。
図2は、上記ボール1がゴルフ・ボールの場合に用いられるティー7の一例を概念的に示す説明図である。
ティー7の内部には、無線機能および給電機能を奏するための給電回路/無線回路8とアンテナ9を有している。
本発明で用いる無線通信手段としては、IEEE802.11の無線LAN方式が例示され、導入も安価で安定した通信品質を実現できる。
ティー7の内部には、無線機能および給電機能を奏するための給電回路/無線回路8とアンテナ9を有している。
本発明で用いる無線通信手段としては、IEEE802.11の無線LAN方式が例示され、導入も安価で安定した通信品質を実現できる。
上記ゴルフ・ボール1を用いたボール移動記録の認識・表示システムとしては、
ボールから発信された信号を受信して演算処理することにより、ボールの回転状態,移動方向,移動速度,現在位置に関する記録をリアルタイムで得て表示(あるいは、前記記録をメモリに蓄えておき、しかる後に蓄えた記録を表示)するためのモニタ機能が要求される。
図3は、ボール1内部から発信されたセンサによる情報を受信して、モニタ表示を行なっている場合の一例を示す説明図である。
同図では、画面12には、ゴルフ・コースの特定のホールのマップ13内で、ゴルフ・ボールの現在地14を表示している。
ショットされて飛行中のゴルフ・ボールは、画面内でリアルタイムで位置14が動いて表示されることも可能であり、他プレイヤーのゴルフ・ボールとの相違が明確な形で同一画面内で表示されることも可能である。
ボールから発信された信号を受信して演算処理することにより、ボールの回転状態,移動方向,移動速度,現在位置に関する記録をリアルタイムで得て表示(あるいは、前記記録をメモリに蓄えておき、しかる後に蓄えた記録を表示)するためのモニタ機能が要求される。
図3は、ボール1内部から発信されたセンサによる情報を受信して、モニタ表示を行なっている場合の一例を示す説明図である。
同図では、画面12には、ゴルフ・コースの特定のホールのマップ13内で、ゴルフ・ボールの現在地14を表示している。
ショットされて飛行中のゴルフ・ボールは、画面内でリアルタイムで位置14が動いて表示されることも可能であり、他プレイヤーのゴルフ・ボールとの相違が明確な形で同一画面内で表示されることも可能である。
例えば、プレイヤーがショットを行なう時、ボールをティーに置いた時の位置を始点として、始点14として設定し、表示画面12に表示する。
プレイヤーがショットを行ない、ボールが打ち出されると、それに応じてジャイロセンサ2および加速度センサ3が反応する。
また、飛行中の空気抵抗や風の影響による加速度や角速度の変化、および着地した際の加速度にも同様にセンサが反応する。
また、飛行中の空気抵抗や風の影響による加速度や角速度の変化、および着地した際の加速度にも同様にセンサが反応する。
ジャイロセンサおよび加速度センサからの信号は無線回路4を経てアンテナ6より無線でボール外部に発信される。
飛行中に電波状況が悪いときはセンサからの信号を一時的に内蔵したメモリー5に蓄えておき電波の安定したところで蓄えた信号を送信する。
この発信された信号は、受信機10における受信アンテナ11により受信する。
ボールからの信号は、ゴルフ場に1つ以上の無線の中継機を設置して中継機から無線、あるいは有線により表示機に送信されてもよい。
また、3箇所以上に無線の中継機を設置することにより無線により中継機とボールの位置関係を計測し、これによりボールの中のセンサからの信号から計算した位置に含まれる誤差を補正しても良い。
受信したジャイロセンサおよび加速度センサの信号から、ティーに置いたときの位置を始点としてボールの現在の位置を計算し表示画面12に表示されているボールの現在位置を更新していくことにより、プレイヤーがボールの位置を知ることができる。
また、ボールの初速や回転の情報も表示すると、上手くショットできているか確認することができる。
また、ボールの初速や回転の情報も表示すると、上手くショットできているか確認することができる。
また、時々刻々変化するボールの過去の位置を表示し続けることにより、ボールの飛んだ軌跡を表示することや、3次元的に表示することや、飛行中の位置・回転の情報を他のコンピュータ,計測器,プリンタ等に出力することも、本発明の主旨を逸脱するものではない。
ボールのメモリに一意のIDを書き込んでおき、これを無線で外から読み出すことにより複数のボールがコース上にあるときでもこれらを区別して検出することができる。
また、これによりボールの所有者を特定することもできる。
また、これによりボールの所有者を特定することもできる。
また、無線機能を付与したカップを用いることにより、カップインを検出して表示機に表示することにより遠距離からでもカップインを確認することができる。
ボールの移動記録にかかる情報を認識するだけでなく、本発明は、以下に説明するような活用例にも応用できる。
<ゴルフ練習場でのショット練習例>
練習場にはプレイヤーを撮影するビデオカメラを設置し、プレイヤーのフォームを撮影し続けておく。
このとき、あとで参照する際のためにランダムアクセスが可能なメディアに保存しておくとよい。
練習場にはプレイヤーを撮影するビデオカメラを設置し、プレイヤーのフォームを撮影し続けておく。
このとき、あとで参照する際のためにランダムアクセスが可能なメディアに保存しておくとよい。
プレイヤーは、あらかじめボールに関して初速あるいは回転数あるいは飛距離等の数値の範囲を指定しておく。
プレイヤーは、無線機能を有するティーを用いることにより、表示機のボールの始点を設定する。
プレイヤーがショットを行なうと、ボールの中の加速度センサおよびジャイロセンサからの信号が送信され表示機が受信する。
表示機においては、ボールからの信号から計算した結果の初速,回転数,飛距離などの数値が先に設定した範囲内にあった場合、音を出す等の方法でプレイヤーに知らせる。
これによりプレイヤーは所望のショットができているかどうかを確認することができる。
これによりプレイヤーは所望のショットができているかどうかを確認することができる。
プレイヤーはそのショットを打ち終わってすぐに、あるいは練習の終わった後にショットしたボールからの信号を参照しながらビデオカメラにより録画された自分のフォームの映像を表示機に再生することができる。
これによりボールの初速や回転とフォームとの関係をプレイヤーが知ることができ練習の効率が上がる。
これによりボールの初速や回転とフォームとの関係をプレイヤーが知ることができ練習の効率が上がる。
1 ボール
2 ジャイロセンサ(角速度センサ)
3 加速度センサ
7 ティー
8 給電回路/無線回路8
9 アンテナ
40 平面型ジャイロ
41 弾性波基体
42a,42b 定在波励起用すだれ状電極
43a,43b 反射器
44 弾性表面波摂動体
45a,45b 弾性表面波検出用すだれ状電極
2 ジャイロセンサ(角速度センサ)
3 加速度センサ
7 ティー
8 給電回路/無線回路8
9 アンテナ
40 平面型ジャイロ
41 弾性波基体
42a,42b 定在波励起用すだれ状電極
43a,43b 反射器
44 弾性表面波摂動体
45a,45b 弾性表面波検出用すだれ状電極
Claims (5)
- 角速度センサ,加速度センサの少なくとも一方を内部に有すると共に、それにより検出された信号を無線で発信する手段を具備することを特徴とするボール。
- ボ−ルの芯中央に空洞を設け、ボールSAWデバイス(球状弾性表面波素子)からなるジャイロセンサ(角速度センサおよび加速度センサ)およびそれにより検出された信号を無線で発信する手段を、前記空洞内に封入してなる構成であり、
無線による信号発信手段は、ボールの個別情報も合わせて発信する機能を備えることを特徴とするボ−ル。 - 請求項1または2に記載のボールから発信された信号を受信して演算処理することにより、ボールの回転状態,移動方向,移動速度,現在位置に関する記録をリアルタイムで得て表示することを特徴とするボール移動記録の認識・表示システム。
- 請求項1または2に記載のボールから発信された信号を受信して演算処理することにより、ボールの回転状態,移動方向,移動速度,現在位置に関する記録をメモリに蓄えておき、しかる後に蓄えた記録を表示することを特徴とするボール移動記録の認識・表示システム。
- ティー位置あるいはショット位置をボール移動記録の起点と設定する手段を備え、
別途メモリに蓄えておいたコース情報と連動させて、ボール移動記録を表示することを特徴とする請求項3または4に記載のボール移動記録の認識・表示システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005201284A JP2007014671A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | ボールおよびその移動記録の認識・表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005201284A JP2007014671A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | ボールおよびその移動記録の認識・表示システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007014671A true JP2007014671A (ja) | 2007-01-25 |
Family
ID=37752329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005201284A Pending JP2007014671A (ja) | 2005-07-11 | 2005-07-11 | ボールおよびその移動記録の認識・表示システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007014671A (ja) |
Cited By (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010016349A1 (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-11 | 国立大学法人 電気通信大学 | ボール及びエンターテイメントシステム |
JP2011156357A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-18 | Nike Internatl Ltd | ゴルフスウィングのデータ収集方法及びシステム |
JP2011200641A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-10-13 | Nike Internatl Ltd | 圧電物質含有ゴルフボール |
CN102489007A (zh) * | 2011-12-07 | 2012-06-13 | 深圳市江波龙电子有限公司 | 一种智能高尔夫球、终端系统及数据采集分析方法 |
WO2012033732A3 (en) * | 2010-09-07 | 2012-06-21 | Infomotion Sports Technologies, Inc. | Electronic component enclosure for an inflated object |
JP2012518514A (ja) * | 2009-02-26 | 2012-08-16 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 運動システム及び通信方法 |
JP2012223568A (ja) * | 2011-04-19 | 2012-11-15 | Nike Internatl Ltd | ゴルフボール外面上でのデータ表示 |
US8540560B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-09-24 | Infomotion Sports Technologies, Inc. | Monitoring of physical training events |
US8579632B2 (en) | 2008-02-14 | 2013-11-12 | Infomotion Sports Technologies, Inc. | Electronic analysis of athletic performance |
JP2014180576A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-29 | Wilson Sporting Goods Co | ボール感知 |
KR20150017707A (ko) * | 2012-04-18 | 2015-02-17 | 데이비드 빅터 졸리프 | 볼 게임 장치 |
JP2016220904A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | ユーテック株式会社 | 挙動算出システム、移動体、算出装置及び算出プログラム |
WO2017056356A1 (en) | 2015-09-29 | 2017-04-06 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information processing method, and program |
JP2017146129A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 測定装置、測定方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体 |
KR20180054562A (ko) * | 2015-07-09 | 2018-05-24 | 월드 골프 시스템즈 리미티드 | 공 게임 장치 |
US10076685B2 (en) | 2012-07-02 | 2018-09-18 | Russell Brands, Llc | Operations with instrumented game ball |
JP2019162447A (ja) * | 2011-12-30 | 2019-09-26 | ナイキ イノヴェイト シーヴィーNike Innovate C.V. | ユーザがユーザ自身とランドマークとの間の距離を決定することを支援するシステム |
US10616663B2 (en) | 2012-07-02 | 2020-04-07 | Russell Brands, Llc | Computer-implemented capture of live sporting event data |
JP2020099592A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 株式会社アクロディア | 端末装置、撮像システムおよびコンピュータプログラム |
US10702743B2 (en) | 2014-02-28 | 2020-07-07 | Russell Brands, Llc | Data processing inside gaming device |
US11058937B2 (en) | 2014-05-30 | 2021-07-13 | Nike, Inc. | Golf aid including virtual caddy |
US11229829B2 (en) | 2011-12-30 | 2022-01-25 | Nike, Inc. | Electronic tracking system with heads up display |
US11400356B2 (en) | 2011-12-30 | 2022-08-02 | Nike, Inc. | Electronic tracking system with heads up display |
US11541294B2 (en) | 2014-05-30 | 2023-01-03 | Nike, Inc. | Golf aid including heads up display for green reading |
-
2005
- 2005-07-11 JP JP2005201284A patent/JP2007014671A/ja active Pending
Cited By (43)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9298418B2 (en) | 2008-02-14 | 2016-03-29 | Infomotion Sports Technologies, Inc. | Electronic analysis of athletic performance |
US8579632B2 (en) | 2008-02-14 | 2013-11-12 | Infomotion Sports Technologies, Inc. | Electronic analysis of athletic performance |
WO2010016349A1 (ja) * | 2008-08-08 | 2010-02-11 | 国立大学法人 電気通信大学 | ボール及びエンターテイメントシステム |
JPWO2010016349A1 (ja) * | 2008-08-08 | 2012-01-19 | 国立大学法人電気通信大学 | ボール及びエンターテイメントシステム |
US9227112B2 (en) | 2008-08-08 | 2016-01-05 | Sachiko Muromura | Ball and entertainment system |
US8864609B2 (en) | 2008-08-08 | 2014-10-21 | University Of Electro-Communications | Ball and entertainment system |
JP5464144B2 (ja) * | 2008-08-08 | 2014-04-09 | 国立大学法人電気通信大学 | ボール及びエンターテイメントシステム |
USRE46790E1 (en) | 2009-02-26 | 2018-04-17 | Koninklijke Philips N.V. | Exercise system and a method for communication |
JP2012518514A (ja) * | 2009-02-26 | 2012-08-16 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 運動システム及び通信方法 |
US8540560B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-09-24 | Infomotion Sports Technologies, Inc. | Monitoring of physical training events |
US10532248B2 (en) | 2009-03-27 | 2020-01-14 | Russell Brands, Llc | Monitoring of physical training events |
US8597095B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-12-03 | Infomotion Sports Technologies, Inc. | Monitoring of physical training events |
US9486692B2 (en) | 2009-03-27 | 2016-11-08 | Russell Brands, Llc | Monitoring of physical training events |
US8951106B2 (en) | 2009-03-27 | 2015-02-10 | Infomotion Sports Technologies, Inc. | Monitoring of physical training events |
US8882606B2 (en) | 2010-01-28 | 2014-11-11 | Nike, Inc. | Golf swing data gathering method and system |
JP2011156357A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-18 | Nike Internatl Ltd | ゴルフスウィングのデータ収集方法及びシステム |
JP2011200641A (ja) * | 2010-03-12 | 2011-10-13 | Nike Internatl Ltd | 圧電物質含有ゴルフボール |
WO2012033732A3 (en) * | 2010-09-07 | 2012-06-21 | Infomotion Sports Technologies, Inc. | Electronic component enclosure for an inflated object |
US8517870B2 (en) | 2010-09-07 | 2013-08-27 | Infomotion Sports Technologies, Inc. | Electronic component enclosure for an inflated object |
CN103269756A (zh) * | 2010-09-07 | 2013-08-28 | 英福摩迅运动科技公司 | 用于充气物体的电子部件封壳 |
JP2012223568A (ja) * | 2011-04-19 | 2012-11-15 | Nike Internatl Ltd | ゴルフボール外面上でのデータ表示 |
CN102489007A (zh) * | 2011-12-07 | 2012-06-13 | 深圳市江波龙电子有限公司 | 一种智能高尔夫球、终端系统及数据采集分析方法 |
JP2019162447A (ja) * | 2011-12-30 | 2019-09-26 | ナイキ イノヴェイト シーヴィーNike Innovate C.V. | ユーザがユーザ自身とランドマークとの間の距離を決定することを支援するシステム |
US11400356B2 (en) | 2011-12-30 | 2022-08-02 | Nike, Inc. | Electronic tracking system with heads up display |
US11229829B2 (en) | 2011-12-30 | 2022-01-25 | Nike, Inc. | Electronic tracking system with heads up display |
JP2021151551A (ja) * | 2011-12-30 | 2021-09-30 | ナイキ イノベイト シーブイ | ユーザがユーザ自身とランドマークとの間の距離を決定することを支援するシステム |
EP2839450B1 (en) * | 2012-04-18 | 2021-04-07 | World Golf Systems Limited | Ball game apparatus |
KR102050891B1 (ko) * | 2012-04-18 | 2019-12-03 | 월드 골프 시스템스 리미티드 | 볼 게임 장치 |
KR20150017707A (ko) * | 2012-04-18 | 2015-02-17 | 데이비드 빅터 졸리프 | 볼 게임 장치 |
US10076685B2 (en) | 2012-07-02 | 2018-09-18 | Russell Brands, Llc | Operations with instrumented game ball |
US10616663B2 (en) | 2012-07-02 | 2020-04-07 | Russell Brands, Llc | Computer-implemented capture of live sporting event data |
JP2014180576A (ja) * | 2013-03-15 | 2014-09-29 | Wilson Sporting Goods Co | ボール感知 |
US10702743B2 (en) | 2014-02-28 | 2020-07-07 | Russell Brands, Llc | Data processing inside gaming device |
US11058937B2 (en) | 2014-05-30 | 2021-07-13 | Nike, Inc. | Golf aid including virtual caddy |
US11541294B2 (en) | 2014-05-30 | 2023-01-03 | Nike, Inc. | Golf aid including heads up display for green reading |
JP2016220904A (ja) * | 2015-05-29 | 2016-12-28 | ユーテック株式会社 | 挙動算出システム、移動体、算出装置及び算出プログラム |
KR20180054562A (ko) * | 2015-07-09 | 2018-05-24 | 월드 골프 시스템즈 리미티드 | 공 게임 장치 |
KR102587137B1 (ko) | 2015-07-09 | 2023-10-06 | 월드 골프 시스템즈 리미티드 | 공 게임 장치 |
KR20180059439A (ko) | 2015-09-29 | 2018-06-04 | 소니 주식회사 | 정보 처리 장치, 정보 처리 방법 및 프로그램 |
WO2017056356A1 (en) | 2015-09-29 | 2017-04-06 | Sony Corporation | Information processing apparatus, information processing method, and program |
JP2017146129A (ja) * | 2016-02-15 | 2017-08-24 | 国立研究開発法人理化学研究所 | 測定装置、測定方法、プログラム、ならびに、情報記録媒体 |
JP2020099592A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 株式会社アクロディア | 端末装置、撮像システムおよびコンピュータプログラム |
JP7284905B2 (ja) | 2018-12-25 | 2023-06-01 | The Why How Do Company株式会社 | 端末装置、撮像システムおよびコンピュータプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007014671A (ja) | ボールおよびその移動記録の認識・表示システム | |
US7672781B2 (en) | Miniaturized wireless inertial sensing system | |
US7689378B2 (en) | Motion sensing apparatus, systems and techniques | |
US9211439B1 (en) | Three dimensional golf swing analyzer | |
JP2008506421A (ja) | スイング運動診断装置 | |
CN103299252B (zh) | 用于视频游戏的交互实践的设备 | |
CN104225899A (zh) | 运动分析方法以及运动分析装置 | |
JPH09215808A (ja) | スイング型運動用具の練習装置及びスイング型運動用具 | |
KR20060125447A (ko) | 골프 스윙 진단장치 | |
JP6054331B2 (ja) | ゴルフクラブ用の改善されたフィッティングシステム | |
US20210370152A1 (en) | Position reckoning system utilizing a sports ball | |
US20170368425A1 (en) | Position Reckoning System Utilizing a Sports Ball | |
US11285368B2 (en) | Address direction guiding apparatus and method | |
KR101458134B1 (ko) | 골프 클럽 스윙 교정 장치 | |
KR20210094878A (ko) | 골프 영상 제공 방법 및 골프 영상 제공 시스템 | |
KR20140074844A (ko) | 골프 클럽을 위한 개선된 피팅 시스템 | |
US10773141B2 (en) | Exercise analyzing device, exercise analyzing system, and exercise analyzing method | |
JP2016116598A (ja) | ゴルフ支援装置 | |
JP5160221B2 (ja) | 可変操作制御によるゲームシステム | |
KR101778890B1 (ko) | 골프장용 거리 측정을 위한 드론 | |
JP2016127880A (ja) | 情報記録装置、情報記録システム、情報記録方法、及び情報記録プログラム | |
KR200267556Y1 (ko) | 3차원상의 스윙동작을 추적하기 위한 트레이싱 시스템 | |
JP2020178844A (ja) | 高低差把握装置及び飛距離予測システム | |
US20180272210A1 (en) | Swing analyzing device, swing analyzing system, and swing analyzing method | |
JP2014097381A (ja) | センサを具備するスイング測定用ゴルフクラブ |