JP2020138253A - 砥石及び砥石の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】切れ味の低下を抑制でき、寿命を向上できる砥石及び砥石の製造方法を提供する。【解決手段】砥石10は、複数の多面体の形状の砥粒12と、複数の砥粒12のそれぞれを架橋するブリッジ状に形成され、複数の砥粒12のそれぞれを結合する結合剤14と、を備える。そして、砥粒12は、多面体のそれぞれの面が一つの結晶面12aを構成し、一つの結晶面12aの一部の領域に形成される凹凸部12b及び他部の領域に形成される非凹凸部12cを有し、結合剤14は、一つの結晶面12aにおいて、少なくとも非凹凸部12cの一部に密着しておらず且つ少なくとも凹凸部12bに密着してブリッジ状に形成される。【選択図】図2
Description
本発明は、砥石及び砥石の製造方法に関する。
特許文献1には、砥粒の結晶面の全領域に凹凸を形成して表面積を増加させ、被膜材を凹凸に沿って被覆させた砥粒層を有する砥石が記載されている。この砥石によれば、砥粒層の強度が向上するため、研削時の砥粒の脱落を防止でき、砥石の寿命を向上できる。特許文献2には、多面体の形状の砥粒を結合剤で結合した砥粒層を有する砥石が記載されている。この砥粒は、複数の結晶面のうち一部の結晶面が粗面となり、粗面以外の複数の結晶面のうち一部の結晶面が平滑面となっている。粗面は、結合剤との濡れ性が良く、結合剤との密着力が強く、平滑面は、結合剤との濡れ性が悪く、結合剤との密着力が弱い。この砥石によれば、粗面の結晶面同士の結合で砥粒層の強度が向上するため、研削時の砥粒の脱落を防止でき、砥石の寿命を向上できる。
特許文献1の砥石では、砥粒の全表面が被膜材に覆われることになる。特許文献2の砥石では、一つの結晶面全体が粗面であるため、結合剤が一つの結晶面全体を被覆することになる。よって、特許文献1,2の砥石の表面の砥粒は、結合剤が砥粒刃先を鈍化させるため、切れ味が低下する。
本発明は、切れ味の低下を抑制でき、寿命を向上できる砥石及び砥石の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る砥石は、複数の多面体の形状の砥粒と、前記複数の砥粒のそれぞれを架橋するブリッジ状に形成され、前記複数の砥粒のそれぞれを結合する結合剤と、を備え、前記砥粒は、前記多面体のそれぞれの面が一つの結晶面を構成し、前記一つの結晶面の一部の領域に形成される凹凸部及び他部の領域に形成される非凹凸部を有し、前記結合剤は、前記一つの結晶面において、少なくとも前記非凹凸部の一部に密着しておらず且つ少なくとも前記凹凸部に密着して前記ブリッジ状に形成される。
この砥石によれば、結合剤は、砥粒の一つの結晶面の全領域に密着して複数の砥粒のそれぞれを架橋することはなく、一つの結晶面の一部の領域に密着して複数の砥粒のそれぞれを架橋することになる。よって、砥石表面の砥粒は、結晶面を大きく露出した状態になるため、切れ味が良くなる。また、架橋部は、砥粒の凹凸部に密着しているため、結合力は強固となるので、研削時の砥粒の脱落を抑制でき、砥石の寿命を向上できる。
本発明に係る砥石の製造方法は、複数の多面体の形状であって前記多面体のそれぞれの面が一つの結晶面を構成する砥粒と、前記複数の砥粒のそれぞれを架橋するブリッジ状に形成され、前記複数の砥粒のそれぞれを結合する結合剤と、を備える砥石の製造方法であって、前記砥粒の前記一つの結晶面の一部の領域に凹凸部を形成するとともに他部の領域に非凹凸部を形成する凹凸形成工程と、前記凹凸部及び前記非凹凸部が形成された砥粒及び前記結合剤を混合して中間成形体を作成する混合工程と、前記中間成形体を成形型に投入し加圧して加圧成形体を作成する加圧工程と、前記加圧成形体を加熱して前記結合剤を溶融させ、前記一つの結晶面において、溶融させた前記結合剤を少なくとも前記非凹凸部の一部に密着させず且つ少なくとも前記凹凸部に密着させ前記ブリッジ状に形成して砥石層を作成する加熱工程と、を備える。これにより、切れ味の低下を抑制でき、寿命を向上できる砥石が得られる。
(1.砥石の全体構成)
本発明の実施形態に係る砥石の全体構成について説明する。砥石の種類としては、超砥粒ホイール等がある。砥石の形状としては、平形、テーパ形、ストレートカップ形等がある。砥石を構成する砥石層は、砥粒と、結合剤と、気孔等を備える。超砥粒ホイールの砥石層の砥粒としては、例えば、CBN(立方晶窒化ホウ素)砥粒あるいはダイヤモンド粒等の超砥粒がある。結合剤としては、例えば、ビトリファイドボンド、レジノイド、メタル等がある。
本発明の実施形態に係る砥石の全体構成について説明する。砥石の種類としては、超砥粒ホイール等がある。砥石の形状としては、平形、テーパ形、ストレートカップ形等がある。砥石を構成する砥石層は、砥粒と、結合剤と、気孔等を備える。超砥粒ホイールの砥石層の砥粒としては、例えば、CBN(立方晶窒化ホウ素)砥粒あるいはダイヤモンド粒等の超砥粒がある。結合剤としては、例えば、ビトリファイドボンド、レジノイド、メタル等がある。
ここでは、砥石は、平形の超砥粒ホイールを例にあげ、砥石層の砥粒は、CBN砥粒、結合剤は、ビトリファイドボンドを例にあげる。従って、図1に示すように、砥石10は、円板状のコア21と、リング状の砥石層22を備える。
コア21は、鋼、アルミニウム、チタン等の金属材料あるいはFRP(繊維強化プラスチック)材、セラミックス等によって形成される。砥石層22は、リング状に焼成され、コア21の外周に接着剤あるいは焼結によって固着され形成される。また、砥石層22は、複数の砥石セグメントを、コア21の外周に接着してリング状になるように形成してもよい。
コア21の中心には、中心穴23が貫通して形成される。中心穴23は、図略の砥石台が備える砥石軸の軸端に突出する芯合わせボスに嵌合する。中心穴23の周囲には、ボルト孔24が、複数(本実施形態では4個)形成される。複数のボルト孔24には、砥石軸の軸端に開口する螺子孔に螺合するボルトが挿通する。これらのボルト孔24にボルトを挿通し、ボルトを螺子孔に螺入することにより、砥石10が砥石軸に固着される。
(2.砥石層の構造)
図2に示すように、砥石層22は、砥粒12と、結合剤14と、気孔16等を備える。図3に示すように、砥粒12は、多面体の形状であり、多面体のそれぞれの面が一つの結晶面12aを構成する。すなわち、砥粒12の表面は、複数の結晶面12aで形成される。一つの結晶面12aは、平面状に形成される。この平面状とは、本例では、凹凸の無い平滑な状態の意味ではなく、微小の凹凸を含む状態の意味で用いている。砥粒12の平均粒径φAは、例えば、100μm程度である。
図2に示すように、砥石層22は、砥粒12と、結合剤14と、気孔16等を備える。図3に示すように、砥粒12は、多面体の形状であり、多面体のそれぞれの面が一つの結晶面12aを構成する。すなわち、砥粒12の表面は、複数の結晶面12aで形成される。一つの結晶面12aは、平面状に形成される。この平面状とは、本例では、凹凸の無い平滑な状態の意味ではなく、微小の凹凸を含む状態の意味で用いている。砥粒12の平均粒径φAは、例えば、100μm程度である。
砥粒12は、一つの結晶面12aの一部の領域に形成される凹凸部12b及び他部の領域に形成される非凹凸部12cを有する。すなわち、凹凸部12b及び非凹凸部12cは、多面体における全ての結晶面12aに形成される。凹凸部12bには、結晶面12a同士の境界線のような大きな凹凸は無く、微小な凹凸が有る。非凹凸部12cには、大小の凹凸が無い。本例では、凹凸部12bは、一つの結晶面12aの中央の領域に一つ形成され、非凹凸部12cは、一つの結晶面12aの中央の領域以外の領域に形成される。そして、凹凸部12bの占有面積は、非凹凸部12cの占有面積よりも小さくなるように形成される。
なお、凹凸部12b及び非凹凸部12cは、多面体における一部の結晶面12aに形成するようにしてもよく、この場合の残部の結晶面12aは、もともとの面状態(平滑面もしくは粗面等)のままでよい。また、一つの結晶面12aにおいて、凹凸部12bと非凹凸部12cともともとの面状態が混在した状態でもよく、凹凸部12bともともとの面状態が混在し非凹凸部12cが無い状態でもよい。
図2に示すように、結合剤14は、砥粒12の一つの結晶面12aにおいて、少なくとも非凹凸部12cの一部に密着しておらず且つ少なくとも凹凸部12bに密着してブリッジ状に形成される。本例では、砥粒12の結晶面12aの凹凸部12bのみに密着して、隣接する砥粒12間をブリッジ状に架橋して結合し、架橋部18を形成する。つまり、架橋部18は、砥石層22において、複数の砥粒12を相互に非接触となるように結合する。このとき、架橋部18の長さ、すなわち隣接する砥粒12間の平均離間距離Lは、砥粒12の平均粒径φAとほぼ同じ大きさである。ただし、平均離間距離Lは、砥粒12の平均粒径φAと同じ大きさである必要はなく、砥石10に対する所望の集中度に応じて任意に設定される。
図2に示すように、気孔16は、架橋部18で結合された砥粒12間の周囲に形成される。つまり、気孔16は、複数の砥粒12及び架橋部18(結合剤14)以外の部分に形成される。砥石層22の表面に出現した気孔16が露出して穴となった部分は、砥石10が工作物を研削したとき、排出される切屑を一次的に保持するためのチップポケット16aとなる。
(3.砥石層の研削状態)
砥石10の砥石層22の研削状態について図を参照して説明する。図4に示すように、砥石10を時計回りに回転させ、工作物Wを反時計回りに回転させ、砥石10を工作物Wに接触させる。すると、工作物Wに接触する砥粒12A(12)が工作物Wの表面を研削して切屑Vを発生させる。そして、図5に示すように、研削が進んで工作物Wから離脱した切屑Vは、工作物Wに接触していた砥粒12A(12)と、砥石10の回転方向に隣接する砥粒12B(12)と、これらの砥粒12A,12Bを架橋する架橋部18A(18)とで形成されるチップポケット16aに一次的に保持される。
砥石10の砥石層22の研削状態について図を参照して説明する。図4に示すように、砥石10を時計回りに回転させ、工作物Wを反時計回りに回転させ、砥石10を工作物Wに接触させる。すると、工作物Wに接触する砥粒12A(12)が工作物Wの表面を研削して切屑Vを発生させる。そして、図5に示すように、研削が進んで工作物Wから離脱した切屑Vは、工作物Wに接触していた砥粒12A(12)と、砥石10の回転方向に隣接する砥粒12B(12)と、これらの砥粒12A,12Bを架橋する架橋部18A(18)とで形成されるチップポケット16aに一次的に保持される。
この砥石10によれば、結合剤14は、砥粒12の一つの結晶面12aの全領域に密着して複数の砥粒12のそれぞれを架橋することはなく、一つの結晶面12aの一部の領域に密着して複数の砥粒12のそれぞれを架橋することになる。よって、砥石10の表面の砥粒12は、結晶面12aを大きく露出した状態になり、砥石10の切れ味の低下を抑制できる。また、架橋部18は、砥粒12の凹凸部12bに密着しているため、結合力は強固となるので、研削時の砥粒12の脱落を抑制でき、砥石10の寿命を向上できる。また、さらにチップポケット16aは、大きく形成されて切屑Vを大量に保持できるので、砥石10の切れ味の低下を抑制できる。
(4.砥石の製造方法)
次に、砥粒12としてCBN砥粒及び結合剤14としてビトリファイドボンドで成る砥石層22を備える砥石10の製造方法について説明する。砥石10の製造方法は、図6のフローチャートに示すように、凹凸形成工程S12と、混合工程S14と、加圧工程S16と、加熱工程S18と、固着工程S20を備える。
次に、砥粒12としてCBN砥粒及び結合剤14としてビトリファイドボンドで成る砥石層22を備える砥石10の製造方法について説明する。砥石10の製造方法は、図6のフローチャートに示すように、凹凸形成工程S12と、混合工程S14と、加圧工程S16と、加熱工程S18と、固着工程S20を備える。
凹凸形成工程S12では、砥粒12の一つの結晶面12aの一部(例えば、略中央)の領域に凹凸部12bを形成するとともに他部の領域に非凹凸部12cを形成する。これにより、図3に示すように、凹凸部12b及び非凹凸部12cを有する砥粒12が得られる。凹凸部12b及び非凹凸部12cは、具体的には、ダイヤモンド粉末によるブラスト加工、薬剤によるエッチング加工、レーザ光によるレーザ加工、プラズマによるプラズマエッチング加工等の種々の加工によって形成できる。
ここで、CBN砥粒(砥粒12)の結晶面12aは、ミラー指数で示す(100)面と(111)面と(110)面等で構成される。(100)面は、平滑面であり、結合剤14との濡れ性が悪く、結合剤14との結合力が弱い。(111)面は、粗面であり、結合剤14との濡れ性が良く、結合剤14との結合力が強い。(100)面に対しては、上述の種々の加工によって凹凸部12bを形成する。(111)面に対しては、凹凸部12bとなる領域以外を上述の種々の加工によって平滑面に形成する。
混合工程S14では、凹凸形成工程S12で凹凸部12bが形成された複数の砥粒12と、粉末状態の結合剤14とを、攪拌羽根を回転させて攪拌する混合器やエアーを用いて攪拌する混合器等で混合する。これにより、図7に示すように、複数の砥粒12の間に粉末状の結合剤14が粗に介在する中間成形体32が作成される。
加圧工程S16では、混合工程S14で作成された中間成形体32(砥粒12+結合剤14)を成形型に投入し、成形型内を加圧する。これにより、図8に示すように、各隣接する砥粒12間に結合剤14が密に介在する加圧成形体34が作成される。加圧成形体34は、中間成形体32が、加圧力によって一体的に成形された構造体である。本実施形態においては、加圧成形体34は、砥石層22に対応するリング状を呈する。
加熱工程S18では、加圧工程S16で作成された加圧成形体34を成形型から抜き出し、結合剤14の適正な焼成温度(例えば、1,000°C前後)で加熱する。この加熱によって、温度が600°C以上に上昇すると、結合剤14が溶融して隣接する砥粒12の凹凸部12b間を架橋して架橋部18を形成する。また、気孔16が、結合剤14が架橋された砥粒12間の周囲に形成される。このようにして、図9に示すように、砥石層22が作成される。その後、固着工程では、焼成された砥石層22をコア21の外周に接着剤を用いて固着させる。これにより、図1に示すように、平形の砥石10が完成する。
(5.その他)
上記実施形態では、砥粒12の凹凸部12bは、一つの結晶面12aの中央の領域に形成し、非凹凸部12cは、上記中央の領域以外の領域に形成するようにしたが、図10に示すように、凹凸部12bは、一つの結晶面12aに点在する複数の領域に形成し、非凹凸部12cは、上記複数の領域以外の領域に形成するようにしてもよい。
上記実施形態では、砥粒12の凹凸部12bは、一つの結晶面12aの中央の領域に形成し、非凹凸部12cは、上記中央の領域以外の領域に形成するようにしたが、図10に示すように、凹凸部12bは、一つの結晶面12aに点在する複数の領域に形成し、非凹凸部12cは、上記複数の領域以外の領域に形成するようにしてもよい。
10;砥石、 12;砥粒、 12a;結晶面、 12b;凹凸部、 12c;非凹凸部、 14;結合剤、16;気孔、 16a;チップポケット、 18;架橋部、 21;コア、 22;砥石層
Claims (7)
- 複数の多面体の形状の砥粒と、
前記複数の砥粒のそれぞれを架橋するブリッジ状に形成され、前記複数の砥粒のそれぞれを結合する結合剤と、
を備え、
前記砥粒は、前記多面体のそれぞれの面が一つの結晶面を構成し、前記一つの結晶面の一部の領域に形成される凹凸部及び他部の領域に形成される非凹凸部を有し、
前記結合剤は、前記一つの結晶面において、少なくとも前記非凹凸部の一部に密着しておらず且つ少なくとも前記凹凸部に密着して前記ブリッジ状に形成される、砥石。 - 前記凹凸部は、前記一つの結晶面の中央の領域に一つ形成され、前記非凹凸部は、前記一つの結晶面の中央の領域以外の領域に形成される、請求項1に記載の砥石。
- 前記凹凸部は、前記結晶面に点在する複数の領域に形成される、請求項1に記載の砥石。
- 前記凹凸部及び前記非凹凸部は、前記多面体における全ての前記結晶面に形成される、請求項1−3の何れか一項に記載の砥石。
- 前記凹凸部及び前記非凹凸部は、前記多面体における一部の前記結晶面に形成される、請求項1−3の何れか一項に記載の砥石。
- 前記凹凸部の占有面積は、前記非凹凸部の占有面積よりも小さくなるように形成される、請求項1−5の何れか一項に記載の砥石。
- 複数の多面体の形状であって前記多面体のそれぞれの面が一つの結晶面を構成する砥粒と、前記複数の砥粒のそれぞれを架橋するブリッジ状に形成され、前記複数の砥粒のそれぞれを結合する結合剤と、を備える砥石の製造方法であって、
前記砥粒の前記一つの結晶面の一部の領域に凹凸部を形成するとともに他部の領域に非凹凸部を形成する凹凸形成工程と、
前記凹凸部及び前記非凹凸部が形成された砥粒及び前記結合剤を混合して中間成形体を作成する混合工程と、
前記中間成形体を成形型に投入し加圧して加圧成形体を作成する加圧工程と、
前記加圧成形体を加熱して前記結合剤を溶融させ、前記一つの結晶面において、溶融させた前記結合剤を少なくとも前記非凹凸部の一部に密着させず且つ少なくとも前記凹凸部に密着させ前記ブリッジ状に形成して砥石層を作成する加熱工程と、
を備える、砥石の製造方法。
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JP2019033697A JP2020138253A (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | 砥石及び砥石の製造方法 |
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