JP2020137896A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. メジアン繊維径が１００ｎｍ以上２０００ｎｍ以下である単繊維の絡合によって保形されている不織構造体を備え、
   前記不織構造体は、見かけ密度が０．０５ｇ／ｃｍ^３以上０．６０ｇ／ｃｍ^３以下であり、
   前記単繊維がイオン性界面活性剤を含む、洗浄用部材。
2. 前記不織構造体がシート状であり、該不織構造体に対する水滴の浸透時間が１分以内である、請求項１に記載の洗浄用部材。
3. 前記単繊維は樹脂と前記イオン性界面活性剤とを含む混合物である、請求項１又は２に記載の洗浄用部材。
4. 前記不織構造体は、その空隙率が３０％以上７５％以下である、請求項１〜３のいずれか一項に記載の洗浄用部材。
5. 累積細孔容積を細孔径の対数値で微分した細孔容積分布において、５０μｍ以下の細孔径の範囲にトップピークを有し、且つ５０μｍ超の細孔径の範囲にトップピークを有していない分布を有する、請求項１〜４のいずれか一項に記載の洗浄用部材。
6. 支持部材を更に備え、
   前記支持部材と前記不織構造体とが互いに接するように配されている、請求項１〜５のいずれか一項に記載の洗浄用部材。
7. 前記イオン性界面活性剤の含有量は、前記単繊維の全構成成分１００質量部に対して、２質量部以上１０質量部以下である、請求項１〜６のいずれか一項に記載の洗浄用部材。
8. メジアン繊維径が１００ｎｍ以上２０００ｎｍ以下である単繊維の絡合によって保形されている不織構造体を備え、前記不織構造体は、見かけ密度が０．０５ｇ／ｃｍ ^３ 以上０．６０ｇ／ｃｍ ^３ 以下であり、前記単繊維がイオン性界面活性剤を含む洗浄用部材の製造方法であって、
   イオン性界面活性剤を含む電界紡糸用組成物の溶液又は溶融液を電場中に吐出し、電界紡糸法によって紡糸して、単繊維の堆積体を形成する工程と、
   前記堆積体を押圧して、見かけ密度が０．０５ｇ／ｃｍ ^３ 以上０．６０ｇ／ｃｍ ^３ 以下の不織構造体を形成する工程と、
   前記不織構造体に対して加熱処理を行う工程とを備える、洗浄用部材の製造方法。
9. 前記堆積体に、１０Ｎ／ｃｍ ^２ 以上１０００００Ｎ／ｃｍ ^２ 以下の圧力を加えて、圧縮成形体である不織構造体を形成する、請求項８に記載の洗浄用部材の製造方法。
10. 厚みが０．０４ｍｍ以上の前記不織構造体を形成する、請求項８又は９に記載の洗浄用部材の製造方法。