JP2020136621A - モールドトランスおよびモールドトランスの製造方法 - Google Patents

モールドトランスおよびモールドトランスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コアの特性の劣化を防止し、さらに、コアの電位を固定することができ、コアの放熱経路を確保することができるモールドトランスおよびモールドトランスの製造方法を提供する。【解決手段】コア、前記コアを収容するコアケース、コイル、および、前記コアを収容したコアケースおよび前記コイルを覆う注型樹脂によるモールドを備えるモールドトランスであって、前記コアは2つのE型コアを突き合わせて形成され、対向する2つのベースおよび互いに平行な3つの脚を有しており、前記コアケースは、前記コアの2つのベースおよび3つの脚をそれぞれ収容する部分を有し、複数の部材に分割されており、前記コアを収容した状態で密閉されており、前記コイルは、前記コアの3つの脚の中央の脚が収容されている前記コアケースの部分の外周に装着されている。【選択図】図1

Description

本発明は、コアおよびコイル全体をモールドしたモールドトランスおよびモールドトランスの製造方法に関する。
コイルを樹脂によってモールドしたトランスが、従来から様々な用途で用いられており、様々な構造のトランスが存在している(特許文献1)。コイルだけでなく、コアを含めたトランス全体を樹脂によりモールドしたモールドトランス(特許文献2)も存在している。
トランス全体をモールドしたモールドトランスを製造する際に、注型樹脂を用いた真空注型によってモールドを形成しているが、真空注型を行うと、注型樹脂の硬化収縮応力によってコアの特性が劣化するという問題があり、また、コアの電位の固定が困難である、あるいは、コアの放熱経路を確保するのが困難であるという問題があった。また、トランスにフェライトコアを用いて樹脂モールド成形を行うととフェライトコアの特性が低下するという問題もあった(特許文献3の明細書の段落[0007]参照)。
特開平10−189348号公報 特開2018−46264号公報 特許第3149502号公報
本発明は、コアの特性の劣化を防止し、さらに、コアの電位を固定することができ、コアの放熱経路を確保することができるモールドトランスおよびモールドトランスの製造方法を提供することを目的とする。
本発明のモールドトランスは、コア、前記コアを収容するコアケース、コイル、および、前記コアを収容したコアケースおよび前記コイルを覆う注型樹脂によるモールドを備えるモールドトランスであって、前記コアは2つのE型コアを突き合わせて形成され、対向する2つのベースおよび互いに平行な3つの脚を有しており、前記コアケースは、前記コアの2つのベースおよび3つの脚をそれぞれ収容する部分を有し、複数の部材に分割されており、前記コアを収容した状態で密閉されており、前記コイルは、前記コアの3つの脚の中央の脚が収容されている前記コアケースの部分の外周に装着されていることを特徴とする。
そして、前記コアケースは、前記コアの一方のベースを収容するベース部、および、3つの脚のそれぞれの一部を収容する3つの脚部が一体形成されており、前記ベース部には前記E型コアを挿入するための開口部が設けられ、前記脚部には前記コアの脚が挿入される開口がそれぞれ設けられている第1ケース、前記コアの他方のベースを収容するベース部、および、3つの脚のそれぞれの残りの部分を収容する3つの脚部が一体形成されており、前記ベース部には前記E型コアを挿入するための開口部が設けられ、前記脚部には前記コアの脚が挿入される開口がそれぞれ設けられている第2ケース、前記第1ケースの開口部を閉じる第1蓋、および、前記第2ケースの開口部を閉じる第2蓋から構成され、前記第1ケース、前記第2ケース、前記第1蓋、および、前記第2蓋は、シーリング接着剤によって互いに固定されて、前記コアケースが密閉されている。
前記第1ケースの開口と前記第2ケースの開口とは、篏合凹部および篏合凸部を設けて互いに篏合されている。
前記コアケースは、前記コアケースの表面又は前記コアケース自体が、導電性を有している。
前記コアケースの表面に銅線が接合されており、前記銅線の先端に電位固定端子が前記注型樹脂から露出するように設けられている。
前記コアの表面と、前記コアケースの内面との間に熱伝導緩衝材を設けている。
前記第1蓋および前記第2蓋に、少なくとも1つのフィルタ付きのパージ孔を設けている。
前記コアは、フェライトからなる。
本発明のモールドトランスの製造方法は、コア、前記コアを収容するコアケース、コイル、および、前記コアを収容したコアケースおよび前記コイルを覆う注型樹脂によるモールドを備えるモールドトランスの製造方法であって、
前記コアとして、2つのE型コアを用意し、
前記コアケースとして、前記コアの一方のベースを収容するベース部、および、3つの脚のそれぞれの一部を収容する3つの脚部が一体形成されており、前記ベース部には前記E型コアを挿入するための開口部が設けられ、前記脚部には前記コアの脚が挿入される開口がそれぞれ設けられている第1ケース、前記コアの他方のベースを収容するベース部、および、3つの脚のそれぞれの残りの部分を収容する3つの脚部が一体形成されており、前記ベース部には前記E型コアを挿入するための開口部が設けられ、前記脚部には前記コアの脚が挿入される開口がそれぞれ設けられている第2ケース、前記第1ケースの開口部を閉じる第1蓋、および、前記第2ケースの開口部を閉じる第2蓋から構成されたコアケースを用意し、
前記第1ケースの中央の脚部の外周に前記コイルを配置し、
前記第1ケースと前記第2ケースを、開口同士を突き合わせて篏合してシーリング接着剤によって固定し、
前記第1ケースの開口部および前記第2ケースの開口部からそれぞれ前記E型コアを挿入し、2つの前記E型コアを突き合わせて前記コアを形成し、
前記第1ケースの開口部および前記第2ケースの開口部を前記第1蓋および前記第2蓋で閉塞して、シーリング接着剤によって固定して、前記コアケース内に前記コアを収容し、前記コアケースを密閉し、
付属品を所定の場所に配置した後、真空注型を行い、前記コアケースおよび前記コイル全体を、注型樹脂により所定の形状にモールドすることを特徴とする。
銅線を前記第1ケースの中央の脚部の外周に巻き付けて前記コイルを形成する。
銅線から前記コイルを形成し、その後、前記第1ケースの中央の脚部の外周に装着する。
前記第1ケースの開口と前記第2ケースの開口とを突き合わせて篏合する際に、前記第1ケースの開口と前記第2ケースの開口とに設けた篏合凹部および篏合凸部を互いに篏合させる。
前記コアケースを使用する前に、前記コアケースの表面に導電性材料を塗布し導電性層を形成する。
前記付属品を配置する工程として、前記コアケースの表面に銅線を接合し、前記銅線の先端に電位固定端子を半田付けする。
前記第1ケースおよび前記第2ケースに前記E型コアを挿入した後、前記コアのベースの表面に熱伝導緩衝材を貼り付け、その後、前記第1蓋および前記第2蓋で閉塞する。
前記第1蓋および前記第2蓋に、少なくとも1つのパージ孔を設けておき、真空注型を行うまでに、前記パージ孔にフィルターを取り付ける。
前記付属品を配置する工程として、前記コアケースに端子台を設け、前記コイルと銅線で接続された端子を取り付ける。
フェライトで前記コアを形成する。
本発明のモールドトランスは、コア、前記コアを収容するコアケース、コイル、および、前記コアを収容したコアケースおよび前記コイルを覆う注型樹脂によるモールドを備えるモールドトランスであって、前記コアは2つのE型コアを突き合わせて形成され、対向する2つのベースおよび互いに平行な3つの脚を有しており、前記コアケースは、前記コアの2つのベースおよび3つの脚をそれぞれ収容する部分を有し、複数の部材に分割されており、前記コアを収容した状態で密閉されており、前記コイルは、前記コアの3つの脚の中央の脚が収容されている前記コアケースの部分の外周に装着されていることにより、前記注型樹脂の硬化収縮応力による影響からコアを保護することができ、コアの特性の劣化を防止することができる。
前記コアケースは、前記コアケースの表面又は前記コアケース自体が、導電性を有しており、前記コアケースの表面に銅線が接合されており、前記銅線の先端に電位固定端子が前記注型樹脂から露出するように設けられていることにより、コアの電位を固定することができるようになる。
前記コアの表面と、前記コアケースの内面との間に熱伝導緩衝材を設けていることにより、コアの放熱経路を確保することができるので、モールドトランスの放熱性を高めることができる。
前記第1蓋および前記第2蓋に、少なくとも1つのフィルタ付きのパージ孔を設けていることにより、真空注型時の圧力の変化に対応することができ、コアの特性の劣化を防止することができる。
本発明のモールドトランスの製造方法は、コア、前記コアを収容するコアケース、コイル、および、前記コアを収容したコアケースおよび前記コイルを覆う注型樹脂によるモールドを備えるモールドトランスの製造方法であって、
前記コアとして、2つのE型コアを用意し、
前記コアケースとして、前記コアの一方のベースを収容するベース部、および、3つの脚のそれぞれの一部を収容する3つの脚部が一体形成されており、前記ベース部には前記E型コアを挿入するための開口部が設けられ、前記脚部には前記コアの脚が挿入される開口がそれぞれ設けられている第1ケース、前記コアの他方のベースを収容するベース部、および、3つの脚のそれぞれの残りの部分を収容する3つの脚部が一体形成されており、前記ベース部には前記E型コアを挿入するための開口部が設けられ、前記脚部には前記コアの脚が挿入される開口がそれぞれ設けられている第2ケース、前記第1ケースの開口部を閉じる第1蓋、および、前記第2ケースの開口部を閉じる第2蓋から構成されたコアケースを用意し、
前記第1ケースの中央の脚部にコイルを装着し、
前記第1ケースと前記第2ケースを、開口同士を突き合わせて篏合してシーリング接着剤によって固定し、
前記第1ケースの開口部および前記第2ケースの開口部からそれぞれ前記E型コアを挿入し、2つの前記E型コアを突き合わせて前記コアを形成し、
前記第1ケースの開口部および前記第2ケースの開口部を前記第1蓋および前記第2蓋で閉塞して、シーリング接着剤によって固定して、前記コアケース内に前記コアを収容し、前記コアケースを密閉し、
付属品を所定の場所に配置した後、真空注型を行い、前記コアケースおよび前記コイル全体を、注型樹脂により所定の形状にモールドすることにより、簡単な製造方法で、前記注型樹脂の硬化収縮応力による影響からコアを保護することができ、モールドトランスのコアの特性の劣化を防止することができる。
前記コアケースを使用する前に、前記コアケースの表面に導電性材料を塗布し導電性層を形成し、さらに、前記付属品を配置する工程として、前記コアケースの表面の導電性層に銅線を接合し、前記銅線の先端に電位固定端子を半田付けすることにより、コアの電位を固定したモールドトランスを製造することができるようになる。
前記第1ケースおよび前記第2ケースに前記E型コアを挿入した後、前記コアのベースの表面に熱伝導緩衝材を貼り付け、その後、前記第1蓋および前記第2蓋で閉塞することにより、放熱性の高いモールドトランスを製造することができるようになる。
前記第1蓋および前記第2蓋に、少なくとも1つのパージ孔を設けておき、真空注型を行うまでに、前記パージ孔にフィルターを取り付けることにより、真空注型時の圧力の変化に対応することができるようになる。
本発明のモールドトランスの断面図である。 本発明のモールドトランスの斜視図である。 コアケースの斜視図である。 コアの斜視図である。 コイルの斜視図である。 コアケースの第1ケースをコイルを装着する手順を示す斜視図である。 コアケースの第1ケースと第2ケースを篏合させる手順を示す斜視図である。 コアケースの第1ケースと第2ケースを篏合させた状態の断面図である。 コアケースの第1ケースと第2ケースに、コアを挿入した状態の断面図である。 コアケースの第1ケースと第2ケースにE型コアを挿入する手順を示す斜視図である。 コアケースの第1ケースと第2ケースにコアを挿入した状態の斜視図である。 コアに熱伝導緩衝材を取り付けた状態の斜視図である。 コアに熱伝導緩衝材を取り付けた状態の断面である。 コアケースの第1ケースおよび第2ケースに、第1蓋および第2蓋を取り付ける手順を示す斜視図である。 コアケースの第1ケースおよび第2ケースに、第1蓋および第2蓋を取り付けた状態の斜視図である。 コアケースの第1ケースおよび第2ケースに、第1蓋および第2蓋を取り付けた状態の断面図である。 コアケースの表面の導電性層に銅線を接続し、銅線の先端に電位固定端子を取り付けた状態の斜視図である。
以下に、図を用いて本発明のモールドトランス1およびモールドトランス1の製造方法について詳しく説明する。図1は本発明のモールドトランス1の断面図であり、図2が斜視図である。まず初めに、本発明のモールドトランス1について説明する。
本発明のモールドトランス1は、図1,2に示すように、コア2、前記コア2を収容するコアケース3、コイル4、および、前記コア2を収容したコアケース3および前記コイル4全体を覆う注型樹脂によるモールド5を備える。
前記コア2はフェライトで形成されており、図4に示すように、上下に2分割されて、2つのE型コアを組み合わせて構成されており、互いに対向し上下に位置する2つのベース21、および、互いに平行に配置された3つの脚22を有しており、中央の脚22が前記コイル4を装着する部分であり、他の脚22よりも幅が広く形成されている。
前記コアケース3は、図3に示すように、前記コア2と類似の形状を有し、内部に前記コア2全体を収容するために、第1ケース31、第2ケース32、第1蓋33および第2蓋34から構成されており、これらの部材を組み合わせてシーリング接着剤によって固定し、密閉して構成されている。前記コアケース3は熱可塑性樹脂などで形成されており、例えば、ポリエチレンテレフタレート樹脂(PBT)をベースとした結晶性の熱可塑性樹脂で、ポリカーボネート(PC)およびガラスファイバーを含有する樹脂を用いることができる。前記シーリング接着剤は、例えば、一液性加熱硬化型シリコン接着剤などを用いることができる。さらに、前記コアケース3の表面に導電性を持たせるために、導電性材料からなる塗料を吹き付けて導電性層10を形成すること、あるいは、前記コアケース3の材料に導電性材料を含有させることができる。
図3に示すように、前記第1ケース31は、前記コア2の一方のベース21を収容するベース部311、および、3つの脚のそれぞれの一部を収容する3つの脚部312が一体形成されており、前記脚部312は、中央が高く、両側が低く形成されており、略逆山字状を有している。さらに、前記ベース部311は上方が開放されて開口部となっており、前記開口部からE型コアを挿入するようになっている。前記脚部312の各々の下端が開口となっており、各開口に前記コア2の脚が挿入される。さらに、前記脚部312の開口には、篏合凹部313が設けられている。
図3に示すように、前記第2ケース32は、前記コア2の他方のベース21を収容するベース部321、および、3つの脚のそれぞれの残りの部分を収容する3つの脚部322が一体形成されており、前記第1ケース31とは逆で、前記脚部322は、中央が低く、両側が高く形成されている。さらに、前記ベース部321は下方が開放されて開口部となっており、前記開口部からE型コアを挿入するようになっている。前記脚部322の各々の上端が開口となっており、各開口に前記コア2の脚が挿入される。さらに、前記脚部322の開口には、前記篏合凹部313と篏合する篏合凸部323が設けられており、前記第1ケース31と前記第2ケース32とを開口同士を突き合わせると、前記篏合凹部313と前記篏合凸部323が篏合され、前記第1ケース31と前記第2ケース32とが固定される。さらに、篏合部分をシーリング接着剤によって固定する。篏合凹部と篏合凸部は、前記第1ケース31と前記第2ケース32とで逆に設けることも可能である。
前記第1ケース31および前記第2ケース32の形状については、特に形状を限定するものではなく、様々な形状とすることが可能であり、前記第1ケース31と前記第2ケース32との接続位置についても変更可能であるが、コア2を挿入するための開口は必要であり、また、前記コイル4を装着することを考慮すると、前記第1ケース31の中央の脚部312および前記第2ケース32の中央の脚部322のいずれか一方の高さを前記コイル4を装着することができる高さとすることが好ましいが、残りの脚部312,322の高さについては適宜変更することができる。また、前記コア2の分割位置とは異なる高さとすることが好ましい。
図14に示すように、前記第1蓋33は、前記第1ケース31の開口部に篏合されて、前記第2蓋34は前記第2ケース32の開口部に篏合される。前記第1ケース31には篏合凹部314が設けられ、前記第1蓋33には篏合凸部331が設けられて互いに篏合され、前記第2ケース32には篏合凹部324が設けられ、前記第2蓋34には篏合凸部341が設けられて互いに篏合される。
前記第1ケース31および前記第2ケース32内に前記コア2を収容した状態で、前記第1蓋33および前記第2蓋34を開口部に篏合させ、シーリング接着剤によって互いに固定すると、図16に示すように、前記コアケース3は前記コア2を収容した状態で密閉される。前記コアケース3の内面と前記コア2との間には所定の間隙を設けている(本実施形態では、0.1mm〜1.4mmの間隙)が、前記コア2の位置決めを容易にし、前記コア2が前記コアケース3内でガタつくのを防止するために、スペーサを前記コアケース3と前記コア2との間に設けることも可能である。
前記第1蓋33および前記第2蓋34には、図3に示すように、それぞれパージ孔7を設け、前記パージ孔7にフィルター(図示せず)を取り付けている。これは、真空注型の際に、前記コアケース3の変形などを防止するためであり、位置、個数、大きさなどは特に限定するものではなく、適宜変更することができる。前記フィルタは、例えば、四ふっ化エチレン樹脂多孔質膜を用いることができる。
前記コイル4は、前記コア2の3つの脚22のうち、中央の脚22が収容されている前記コアケース3(本実施形態では、第1ケース31の中央の脚部312)に装着されており、1次コイルと2次コイルが同心円状に、1次コイルの外側に2次コイルが装着されており、前記コイル4は絶縁体によって保護され、さらに、配線として銅線15が接続されている。図2に示すように、各銅線15の先端には端子14が設けられ、一部の端子14は端子台13に固定され、その他の端子14は、前記モールド5の所定に位置に埋め込まれており、端子14の端部が外部に露出されている。前記端子台13は前記第1蓋33の上面に固定されており、2つの端子14が固定されている。前記コイル4の構造については従来の他の構造を用いることも可能であり、特に限定するものではない。
前記コア2の上面および下面には、図2に示すように、それぞれ2つの熱伝導緩衝材6が設けられており、前記熱伝導緩衝材6は前記コア2の表面と前記コアケース3の第1蓋33および前記第2蓋34とに挟まれた状態となっている。このように配置された前記熱伝導緩衝材6によって、前記コア2の放熱経路を確保することができることことから、本発明のモールドトランス1の放熱性を高めることができる。
前記熱伝導緩衝材6は、シリコンゴムなどの熱伝導性に優れた材質によって形成することが好ましい。そして、前記熱伝導緩衝材6の配置場所、個数、材質などは特に限定するものではなく、モールドトランス1の形状、用途などに応じて適宜変更することができる。
図2,17に示すように、導電性を有する前記コアケース3の表面に銅線12が接続され、前記銅線12の端部には、電位固定端子11が設けられている。前記電位固定端子11は前記モールド5の側面から端部が露出した状態で埋め込まれている。このように、前記コアケース3が導電性を有する構造としてさらに前記電位固定端子11を設けることにより、本発明のモールドトランス1は、電位を固定することができるようになる。
本発明のモールドトランス1は、コアケース3を用いることにより、注型樹脂によって全体をモールド5を形成した時に生じる注型樹脂の硬化収縮応力による影響からコア2を保護することができ、そして、コア2の特性の劣化を防止することができるという優れた効果を有する。そして、本発明のモールドトランス1は、コア2としてフェライトコアを用いた場合でもコア2の特性が低下することなく、優れた性能を奏することができる。
次に、本発明のモールドトランス1の製造方法について説明する。まず初めに、コア2、コアケース3を用意する。図4に示すように、前記コア2として、フェライトによって形成した2つのE型コアを用意する。そして、前記コアケース3として、図3に示すように、樹脂成形した第1ケース31、第2ケース32、第1蓋33および第2蓋34を用意する。
前記第1ケース31、前記第2ケース32、前記第1蓋33および前記第2蓋34をシンナーで洗浄する。その後、導電性塗料を吹き付けて前記第1ケース31、前記第2ケース32、前記第1蓋33および前記第2蓋34の表面に導電性層10を形成する。次に、前記第1蓋33および前記第2蓋34のパージ孔7にフィルターを貼り付ける。前記導電性層10を設ける代わりに、前記コアケース3を導電性材質を含有した樹脂で形成することも可能であり、前記コアケース3の表面に導電性を備えることができれば他の手段を用いることも可能である。
次に、前記第1ケース31にコイル4を配置するが、図6に示すように、予め前記コイル4を形成しておき、前記コイル4に前記第1ケース31の中央の脚部312を挿入することにより、前記コイル4を前記脚部312に配置することができる。その他に、本発明は、コアケース3を用いていることから、予めコイル4を形成しておくのではなく、前記第1ケース31の中央の脚部31の外周に直接、銅線を巻き付けてコイル4を形成することも可能である。
次に、図7に示すように、前記コイル4が装着された前記第1ケース31と前記第2ケース32とを脚部312,322同士を突き合わせて、前記第1ケース31の篏合凹部313と前記第2ケース32の篏合凸部323を篏合させ、その後、シーリング接着剤によって前記第1ケース31の脚部312と前記第2ケース32の脚部322とを互いに固定する。
図8に示すように、前記第1ケース31と前記第2ケース32との固定が完了したら、図10に示すように、2つのE型コアに分割した状態のコア2を用意し、前記第1ケース31の開口部および前記第2ケース32の開口部からそれぞれ1つずつE型コアを挿入し、前記E型コア同士を前記第1ケース31および前記第2ケース32内で突き合わせた状態とすると、図9に示すように、前記コア2の組み立てが完了する。
図12,13に示すように、前記コア2の底面および上面にそれぞれ2つの熱伝導緩衝材6を貼り付ける。その後、図14に示すように、前記第1蓋33の篏合凸部331を前記第1ケース31の開口の篏合凹部314に篏合させ、前記第2蓋34の篏合凸部341を前記第2ケース32の開口の篏合凹部324に篏合させてそれぞれの開口を閉じた後、シーリング接着剤によって前記第1蓋33と前記第1ケース31、前記第2蓋34と前記第2ケース32とを固定すると、図15,16に示すように、前記コアケース3の組み立てが完了する。前記熱伝導緩衝材6の貼り付けについては、前記コア2を前記コアケース3に挿入する前に、予め所定の位置に貼り付けておくことも可能であり、前記第1蓋33および前記第2蓋34を固定する前であれば何時でも可能である。
前記コアケース3の組み立てが完了した後は、前記モールドトランス1に必要な付属品の取り付けを行う。図17に示すように、導電性層10を形成した前記コアケース3の表面に銅線12を接続し、前記銅線12の先端に電位固定端子11を半田付けする。その他に、前記コイル4に接続された銅線15の先端に端子14を半田付けする。そして、前記コアケース3の上面に端子台13を取り付け、前記端子14の一部を前記端子台13に固定し、残りの端子14も所定の位置に配置する。
付属品の取り付けが完了したら、真空注型を行い、前記コアケースおよび前記コイル全体を覆うように、注型樹脂により所定の形状のモールド5を形成する。このようにして、図1,2に示すような本発明のモールドトランス1の製造が完了する。
本発明のモールドトランス1の製造方法は、前記コア2を前記コアケース3内に収容するために、それぞれを複数のパーツに分割しているが、簡単に、かつ、正確に組み立てることができ、真空注型時の注型樹脂の硬化収縮応力による影響からコア2を保護することができ、その結果、本発明のモールドトランス1の特性の劣化を防止することができる。
また、本発明のモールドトランス1、および、その製造方法は、前記コア2と前記コアケース3に特徴があり、その他の構成要素、例えば、前記コイル4および付属品などについては、前記モールドトランス1に適用可能であれば、従来のトランスの様々な構造を用いることが可能であり、特に限定するものではなく、製造方法についても従来の工程を追加することも可能である。
1 モールドトランス
2 コア
21 ベース
22 脚
3 コアケース
31 第1ケース
311 ベース部
312 脚部
313 篏合凹部
314 篏合凹部
32 第2ケース
321 ベース部
322 脚部
323 篏合凸部
324 篏合凹部
33 第1蓋
331 篏合凸部
34 第2蓋
341 篏合凸部
4 コイル
5 モールド
6 熱伝導緩衝材
7 パージ孔
10 導電性層
11 電位固定端子
12 銅線
13 端子台
14 端子
15 銅線

Claims (18)

  1. コア、前記コアを収容するコアケース、コイル、および、前記コアを収容したコアケースおよび前記コイルを覆う注型樹脂によるモールドを備えるモールドトランスであって、
    前記コアは2つのE型コアを突き合わせて形成され、対向する2つのベースおよび互いに平行な3つの脚を有しており、
    前記コアケースは、前記コアの2つのベースおよび3つの脚をそれぞれ収容する部分を有し、複数の部材に分割されており、前記コアを収容した状態で密閉されており、
    前記コイルは、前記コアの3つの脚の中央の脚が収容されている前記コアケースの部分の外周に装着されていることを特徴とするモールドトランス。
  2. 前記コアケースは、
    前記コアの一方のベースを収容するベース部、および、3つの脚のそれぞれの一部を収容する3つの脚部が一体形成されており、前記ベース部には前記E型コアを挿入するための開口部が設けられ、前記脚部には前記コアの脚が挿入される開口がそれぞれ設けられている第1ケース、
    前記コアの他方のベースを収容するベース部、および、3つの脚のそれぞれの残りの部分を収容する3つの脚部が一体形成されており、前記ベース部には前記E型コアを挿入するための開口部が設けられ、前記脚部には前記コアの脚が挿入される開口がそれぞれ設けられている第2ケース、
    前記第1ケースの開口部を閉じる第1蓋、および、
    前記第2ケースの開口部を閉じる第2蓋から構成され、
    前記第1ケース、前記第2ケース、前記第1蓋、および、前記第2蓋は、シーリング接着剤によって互いに固定されて、前記コアケースが密閉されていることを特徴とする請求項1に記載のモールドトランス。
  3. 前記第1ケースの開口と前記第2ケースの開口とは、篏合凹部および篏合凸部を設けて互いに篏合されていることを特徴とする請求項2に記載のモールドトランス。
  4. 前記コアケースは、前記コアケースの表面又は前記コアケース自体が、導電性を有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のモールドトランス。
  5. 前記コアケースの表面に銅線が接合されており、前記銅線の先端に電位固定端子が前記注型樹脂から露出するように設けられていることを特徴とする請求項4に記載のモールドトランス。
  6. 前記コアの表面と、前記コアケースの内面との間に熱伝導緩衝材を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のモールドトランス。
  7. 前記第1蓋および前記第2蓋に、少なくとも1つのフィルタ付きのパージ孔を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のモールドトランス。
  8. 前記コアは、フェライトからなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のモールドトランス。
  9. コア、前記コアを収容するコアケース、コイル、および、前記コアを収容したコアケースおよび前記コイルを覆う注型樹脂によるモールドを備えるモールドトランスの製造方法であって、
    前記コアとして、2つのE型コアを用意し、
    前記コアケースとして、
    前記コアの一方のベースを収容するベース部、および、3つの脚のそれぞれの一部を収容する3つの脚部が一体形成されており、前記ベース部には前記E型コアを挿入するための開口部が設けられ、前記脚部には前記コアの脚が挿入される開口がそれぞれ設けられている第1ケース、
    前記コアの他方のベースを収容するベース部、および、3つの脚のそれぞれの残りの部分を収容する3つの脚部が一体形成されており、前記ベース部には前記E型コアを挿入するための開口部が設けられ、前記脚部には前記コアの脚が挿入される開口がそれぞれ設けられている第2ケース、
    前記第1ケースの開口部を閉じる第1蓋、および、
    前記第2ケースの開口部を閉じる第2蓋から構成されたコアケースを用意し、
    前記第1ケースの中央の脚部の外周に前記コイルを配置し、
    前記第1ケースと前記第2ケースを、開口同士を突き合わせて篏合してシーリング接着剤によって固定し、
    前記第1ケースの開口部および前記第2ケースの開口部からそれぞれ前記E型コアを挿入し、2つの前記E型コアを突き合わせて前記コアを形成し、
    前記第1ケースの開口部および前記第2ケースの開口部を前記第1蓋および前記第2蓋で閉塞して、シーリング接着剤によって固定して、前記コアケース内に前記コアを収容し、前記コアケースを密閉し、
    付属品を所定の場所に配置した後、真空注型を行い、前記コアケースおよび前記コイル全体を、注型樹脂により所定の形状にモールドすることを特徴とするモールドトランスの製造方法。
  10. 銅線を前記第1ケースの中央の脚部の外周に巻き付けて前記コイルを形成することを特徴とする請求項9に記載のモールドトランスの製造方法。
  11. 銅線から前記コイルを形成し、その後、前記第1ケースの中央の脚部の外周に装着することを特徴とする請求項9に記載のモールドトランスの製造方法。
  12. 前記第1ケースの開口と前記第2ケースの開口とを突き合わせて篏合する際に、前記第1ケースの開口と前記第2ケースの開口とに設けた篏合凹部および篏合凸部を互いに篏合させることを特徴とする請求項9〜11のいずれか1項に記載のモールドトランスの製造方法。
  13. 前記コアケースを使用する前に、前記コアケースの表面に導電性材料を塗布し、導電性層を形成することを特徴とする請求項9〜12のいずれか1項に記載のモールドトランスの製造方法。
  14. 前記付属品を配置する工程として、前記コアケースの表面の導電性に銅線を接合し、前記銅線の先端に電位固定端子を半田付けすることを特徴とする請求項13に記載のモールドトランスの製造方法。
  15. 前記第1ケースおよび前記第2ケースに前記E型コアを挿入した後、前記コアのベースの表面に熱伝導緩衝材を貼り付け、その後、前記第1蓋および前記第2蓋で閉塞することを特徴とする請求項9〜14のいずれか1項に記載のモールドトランスの製造方法。
  16. 前記第1蓋および前記第2蓋に、少なくとも1つのパージ孔を設けておき、真空注型を行うまでに、前記パージ孔にフィルターを取り付けることを特徴とする請求項9〜15のいずれか1項に記載のモールドトランスの製造方法。
  17. 前記付属品を配置する工程として、前記コアケースに端子台を設け、前記コイルと銅線で接続された端子を取り付けることを特徴とする請求項9〜16のいずれか1項に記載のモールドトランスの製造方法。
  18. フェライトで前記コアを形成することを特徴とする請求項9〜17のいずれか1項に記載のモールドトランスの製造方法。
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