JP2020136482A - キャリアテープ本体及びキャリアテープ - Google Patents

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Abstract

【課題】ポケット部内の電子部品を効率的に洗浄可能とする。【解決手段】電子部品を収納可能なポケット部11は、X方向の側面に側面穴111(第1開孔部の一例)を有する。側面穴111は、ポケット部11内の電子部品が側面穴111を介してはみ出したりしないように、電子部品のサイズ等に応じたサイズで形成される。また、側面穴111は、1つの側面11aに対して複数設けられてもよい。ポケット部11は、底面11bに穴112(底面穴112)(第2開孔部の一例)を有する。底面穴112は、中央部に設けられ、円形であるが、底面穴112の位置や形状は、洗浄補助機能を有する限り、任意であってよい。また、底面穴112は、1つのポケット部11に対して複数設けられてもよい。【選択図】図1

Description

本開示は、キャリアテープ本体及びキャリアテープに関する。
ポケット部が長手方向に沿って複数設けられ、長手方向でポケット部の間にリブが形成され、電子部品を収納した状態でポケット部を覆うトップカバーテープを備えるキャリアテープが知られている。
国際特許公開第2016/197342号パンフレット
しかしながら、上記のような従来技術では、ポケット部内の電子部品を効率的に洗浄することが難しい。
そこで、1つの側面では、本発明は、ポケット部内の電子部品を効率的に洗浄可能とすることを目的とする。
1つの側面では、電子部品を収納可能なポケット部が長手方向に沿って複数設けられたキャリアテープ本体であって、
前記ポケット部は、側面に第1開孔部と、底面に第2開孔部とを有する、キャリアテープ本体が開示される。
1つの側面では、本発明によれば、ポケット部内の電子部品を効率的に洗浄可能とすることが可能となる。
実施形態1に係る樹脂テープ部を示す斜視図である。 実施形態1におけるXZ平面で切断した際の樹脂テープ部の断面図である。 実施形態1におけるYZ平面で切断した際の樹脂テープ部の断面図である。 実施形態1における樹脂テープ部を備えるキャリアテープを概略的に示す上面図である。 実施形態2に係る樹脂テープ部を示す斜視図である。 実施形態3に係る樹脂テープ部を示す斜視図である。 実施形態3におけるXZ平面で切断した際の樹脂テープ部の断面図である。 実施形態3で好適な電子部品を下方から視た概略的な斜視図である。 実施形態3におけるキャリアテープを下方から示す斜視図である。 実施形態3におけるキャリアテープの断面図である。 実施形態3に係る樹脂テープ部に対する変形例を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施形態について詳細に説明する。なお、添付図面では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る樹脂テープ部110(キャリアテープ本体の一例)を示す斜視図である。図1には、互いに直交する3方向であるX方向、Y方向、及びZ方向が定義されている。この場合、樹脂テープ部110の長手方向がX方向で示され、幅方向がY方向で示されている。以下では、Z方向を上下方向とし、正側を上側とし、負側を下側とする。図2A及び図2Bは、樹脂テープ部110の断面図であり、図2Aは、底面穴112の中心Oを通るXZ平面で切断した際の断面図であり、図2Bは、底面穴112の中心Oを通るYZ平面で切断した際の断面図である。なお、図1及び図2Aには、樹脂テープ部110は、長手方向で一部だけが図示されている。
樹脂テープ部110は、0.2mmから0.6mmの厚さのテープ状の基材を加工して形成されている。テープ状の基材は、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アモルファスポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリプロピレンなどの合成樹脂、これらの樹脂にカーボンを練り込んで導電性を付与したもの、表面に導電コーティングを施したものなどで形成されている。なお、樹脂テープ部110の幅は、8mmから24mm程度が一般的である。
この樹脂テープ部110には、電子部品を収納するポケット部(エンボス)11が長手方向に所定間隔で設けられている。このポケット部11は、収納する電子部品の形状・寸法に応じたものとされ、本実施形態では、上面視で矩形である。なお、上面視とは、XY平面に垂直な方向に視た場合を意味する。なお、上面視でのポケット部11の形状は、楕円形や円形等であってもよい。
ポケット部11は、非貫通式の凹部であり、底部を有する。ポケット部11の深さは、任意であるが、収納対象の電子部品の高さに応じて決定される。すなわち、ポケット部11の深さは、収納対象の電子部品の高さよりもわずかに大きくてよい。
ポケット部11は、更に、X方向の側面(長手方向であるX方向に交差する側面の一例)に穴111(以下、「側面穴111」と称する)(第1開孔部の一例)を有する。側面穴111は、後述のようにキャリアテープ1を洗浄槽に浸した際に、洗浄槽内とポケット部11内とを連通させて洗浄液を電子部品に作用させる機能(以下、「洗浄補助機能」とも称する)を有する。図1では、側面穴111は、4つの側面11aのうちの、X方向負側の側面11a(第1の側面の一例)に設けられている。図1では、側面穴111は、X方向に視て矩形であり、ポケット部11の幅方向の略全幅にわたって形成されているが、側面穴111の位置や形状、サイズは、洗浄補助機能を有する限り、任意であってよい。ただし、側面穴111は、ポケット部11内の電子部品が側面穴111を介してはみ出したりしないように、電子部品のサイズ等に応じたサイズで形成される。また、側面穴111は、1つの側面11aに対して複数設けられてもよい。また、図1では、側面穴111は、樹脂テープ部110のベース面110aとポケット部11の側面11aとの間の角部に延在する態様で形成されている。すなわち、側面穴111は、ベース面110aに至る態様で形成されている。ただし、他の実施形態では、側面穴111は、ベース面110aに至らない態様で形成されてもよい。
ポケット部11は、底面11bに穴112(以下、「底面穴112」と称する)(第2開孔部の一例)を有する。底面穴112は、後述のようにキャリアテープ1を洗浄槽に浸した際に、洗浄槽内とポケット部11内とを連通させて洗浄液を電子部品に作用させる機能(洗浄補助機能)を有する。図1では、底面穴112は、中央部に設けられ、円形であるが、底面穴112の位置や形状は、洗浄補助機能を有する限り、任意であってよい。また、底面穴112は、1つのポケット部11に対して複数設けられてもよい。なお、底面穴112は、ポケット部11内の電子部品が落下したりはみ出したりしないサイズで形成される。
ポケット部11は、長手方向で等間隔に所定ピッチPt1で設けられる。所定ピッチPt1は任意であるが、例えば1mm〜8mm程度であってよい。
また、樹脂テープ部110には、実装装置などで位置決めに用いられる複数の送り穴(スプロケット孔)12が、長手方向に所定間隔でポケット部11の一方又は両側に穿設されている。送り穴12の形状や間隔は、スプロケットなどの送り機構に合わせて形成されるとよい。なお、送り穴12の直径は、0.8mmから1.5mm程度である。
なお、本実施形態では、樹脂テープ部110は、ポケット部11及び送り穴12以外の領域は、平坦であるが、凹部や凸部等が形成されてもよい。例えば、X方向でポケット部11間の領域には、ポケット部11よりも有意に浅い凹部が形成されてもよい。この場合、当該凹部は、後述するトップカバーテープ70との接合部として利用されてもよい。
図3は、樹脂テープ部110を備えるキャリアテープ1を概略的に示す上面図である。図3では、樹脂テープ部110のポケット部11内に収納された電子部品6が模式的に示される。また、図3では、トップカバーテープ70と樹脂テープ部110との関係が分かるように、トップカバーテープ70の一部の図示が省略されている。
キャリアテープ1は、樹脂テープ部110と、トップカバーテープ70とを含む。
トップカバーテープ70は、図3に示すように、樹脂テープ部110の上側表面に貼り付けられる。トップカバーテープ70は、ポケット部11内に電子部品6を配置した後に、樹脂テープ部110に貼り付けられる(ポケット部11を覆うように樹脂テープ部110に被せられる)。なお、トップカバーテープ70が貼り付けられた状態の樹脂テープ部110は、「キャリアテープ」と称される。
トップカバーテープ70は、例えば、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネートなどの合成樹脂を用いて形成されたテープ状の基材である。なお、これらの合成樹脂にカーボンを練り込んで導電性を付与したり、テープ状の基材の表面に導電コーティングを施したり、あるいは、帯電防止性を付与したりするものなどを用いてもよい。
トップカバーテープ70は、樹脂テープ部110側の表面の接合部71(図3では、点線で指示)に接着剤又は粘着剤により形成された接着剤層を有している。なお、ヒートシール式の接着材層は、接合部71に加えて、接合部71以外の箇所に形成されてもよい。接着剤としては、アクリル樹脂系、天然ゴム系、ウレタン系、エポキシ系、ポリビニルアルコール系などのものを用いることができる。接合部71は、Y方向で所定距離だけ離間して、X方向に平行に延在する。なお、接合部71は、X方向に連続しているが、X方向に不連続的に設定されてもよい。
トップカバーテープ70は、基本的に、上述した接合部71によって、Y方向でポケット部11の両側の位置で、X方向に沿って連続的に樹脂テープ部110にシールされる。ただし、他の実施形態では、トップカバーテープ70は、更にX方向でポケット部11間の領域(ベース面110a)で点状の接合部で接合されてもよい。
トップカバーテープ70は、好ましくは、図3に示すように、貫通穴である流通口72を有する。流通口72は、後述のようにキャリアテープ1を洗浄槽に浸した際に、洗浄槽内とポケット部11内とを連通させて洗浄液を電子部品に作用させる機能(以下、「洗浄補助機能」とも称する)を有する。図3では、流通口72は、円形であり、Y方向に2列をなしてX方向において所定ピッチで等間隔に形成されている。ただし、流通口72の位置や形状は、洗浄補助機能を有する限り、任意であってよい。なお、流通口72は、ポケット部11の底面穴112と同様、ポケット部11内の電子部品6がはみ出したりしないサイズで形成される。
また、流通口72は、好ましくは、少なくとも1つが1つのポケット部11上に延在する態様で形成される。例えば、トップカバーテープ70を樹脂テープ部110に対してX方向で位置決めせずに貼り付けた場合でも、少なくとも1つの流通口72が各ポケット部11上に延在する態様である。この場合、トップカバーテープ70を樹脂テープ部110に対してX方向で位置決めせずに貼り付けた場合でも、流通口72による洗浄補助機能を、全てのポケット部11に対して機能させることができる。
図3では、流通口72は、ポケット部11のX方向の寸法に対応した間隔(X方向の間隔)でX方向に複数個形成され、かつ、ポケット部11のY方向の寸法に対応した間隔(Y方向の間隔)でY方向に2つ(2列)形成されている。そして、図3では、トップカバーテープ70は、上面視で流通口72がポケット部11の4隅の角部に位置するように、樹脂テープ部110に対して貼り付けられている。
なお、他の実施形態では、トップカバーテープ70は、ポケット部11を部分的に覆う形態であってもよい。この場合、トップカバーテープ70に流通口72を形成しなくても、流通口72と同様の機能(洗浄補助機能)を果たす開口を、ポケット部11の開口側に形成できる。この場合、トップカバーテープ70は、例えばポケット部11のY方向の幅よりも小さい幅であり、X方向のポケット部11間で、樹脂テープ部110のベース面110aに接合されてもよい。
電子部品6は、例えばチップ電極にハンダバンプが接合された半導体チップ、個片化されたMEMS(微小電気機械システム)等であってよい。電子部品6は、キャリアテープ1が超音波洗浄機の洗浄槽の洗浄液に浸漬されることにより、湿式洗浄される。
具体的には、電子部品6を洗浄・乾燥する場合には、先ず、未使用の樹脂テープ部110を用意し、この樹脂テープ部110の複数のポケット部11に汚れた電子部品6をそれぞれ収納し、トップカバーテープ70を熱圧着して電子部品6を部分的に被覆保護する。そして、その後、超音波洗浄機の洗浄槽の洗浄液にキャリアテープ1を所定時間(例えば、1分、3分、5分、10分、30分等)浸漬して電子部品6を超音波洗浄すればよい。
この浸漬の際、繰出リールから巻取リールにキャリアテープ1を連続的に繰り出しながら洗浄槽の洗浄液に電子部品6を浸漬してもよいし、巻取リールにキャリアテープを巻回した後、巻取リールと共にキャリアテープを洗浄槽の洗浄液に浸漬して電子部品6を超音波洗浄してもよい。
洗浄槽の洗浄液は、特に限定されるものではないが、例えばグリコールエーテル系溶液(例えば、PGMEA(プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート)、PGME(プロピレングリコールモノメチルエーテル)等)等が使用される。また、フラックス用の洗浄液としては、限定されるものではないが、パインアルファ(荒川化学工業株式会社製:製品名)やクリンスルー(花王株式会社製:製品名)等が用いられる。
洗浄槽の洗浄液にキャリアテープ1を浸漬すると、洗浄液は、トップカバーテープ70の外部から各流通口72を経由してポケット部11内に流入し、ポケット部11内の汚れた電子部品6を洗浄し、ポケット部11の側面穴111や底面穴112からポケット部11の外部に流出する。また、ポケット部11の外部から側面穴111や底面穴112を経由してポケット部11内に流入し、ポケット部11内の汚れた電子部品6を洗浄し、各流通口72からポケット部11の外部に流出する。このような洗浄液の流通・循環により、汚れた電子部品6を効果的に洗浄して汚染した洗浄液を迅速に排水することができるので、電子部品6に付着した微細なフラックスや樹脂の残渣、保護膜、電子部品6の電極表面の形成膜の除去が可能となる。
電子部品6を超音波洗浄し終えると、洗浄槽からキャリアテープ1を引き上げ、このキャリアテープ1に付着した洗浄液を液切りした後、電子部品6に対して空気を吹き付け循環等すれば、電子部品6を乾燥させることができる。この際、空気は、洗浄液同様、ポケット部11の側面穴111及び底面穴112や流通口72からポケット部11内に流入したり、ポケット部11内から流出したりするので、電子部品6を短時間で迅速に乾燥させ、高品質の電子部品6を得ることができる。
ところで、電子部品には、フラックスや樹脂の残渣、保護膜を除去するため、洗浄が必要とされる。この洗浄の必要性について詳しく説明すると、例えば電子部品がチップ電極にハンダバンプの接合された半導体チップの場合、半導体チップは、プリント基板に実装される。プリント基板に半導体チップを実装する方法には、ワイヤボンディング法やフリップチップ実装法があるが、近年、実装面積の縮小や電気的特性の向上が期待できるフリップチップ実装法が主流となっている。
このようなフリップチップ実装法では、プリント基板に半導体チップのハンダバンプを接合し、アンダーフィル樹脂でハンダ接合部を補強するが、実装時のハンダ接合で使用していたフラックスの残渣が存在していると、この残渣部で空孔が発生する。この空孔は、半導体チップの実装部におけるハンダのマイグレーションを引き起こす空間となり、信頼性を損なう原因となる。また、多量のフラックス残渣が吸湿すると、近傍のハンダ接合部でマイグレーションを引き起こしやすくなる。以上から、半導体チップのハンダバンプ周辺のフラックス残渣や実装後のフラックス残渣の洗浄は有用となる。
また、半導体パッケージの薄型化に伴い、半導体ウェーハの薄型化が進んでいるが、この半導体ウェーハの薄型化においては、半導体ウェーハ裏面の研磨工程や再配線工程等の各種工程でハンダバンプが形成された半導体ウェーハの表面の回路面を樹脂製の保護シートで保護する必要がある。この保護の際、保護シートの樹脂の残渣が接点不良となることがあるので、半導体ウェーハの回路面の洗浄が重要となる。
さらに、電子部品がMEMS等のような脆弱部品の場合、この脆弱部品をレジスト等の保護膜で保護したまま個片化することがあるが、個片化した後には、洗浄による保護膜の除去が必須となる。
この点、電子部品を洗浄する場合、電子部品の洗浄方法として、(1)バスケットに多数の電子部品を収納した後、バスケットを洗浄槽に浸漬させるバッチ式洗浄法、(2)コンベヤ上に多数の電子部品を専用治具を介して配列し、コンベヤにより多数の電子部品を搬送してシャワー洗浄するコンベヤ式洗浄法が採用される。
しかしながら、(1)のバッチ式洗浄法の場合には、バスケットに電子部品を単に収納するだけなので、洗浄時における電子部品の有効な保護が期待できず、電子部品のハンダバンプが損傷したり、チッピングが生じるおそれがある。また、(2)のコンベヤ式洗浄法の場合には、洗浄時に電子部品を適切に収納保護する専用治具を複数準備する必要があるので、工程内部品点数の削減を図ることができず、しかも、洗浄作業の煩雑化や遅延化を招くという問題が生じる。
この点、本実施形態では、上述した構成を備えることで、従来の洗浄方法で生じる問題を効果的に解消できる。
具体的には、本実施形態によれば、汚染した電子部品6の洗浄や乾燥に使用可能なキャリアテープ1を得ることができる。すなわち、ポケット部11に電子部品6を収納して適正な保護を図るので、洗浄時における電子部品6の位置ずれやガタツキを防止することができ、洗浄時に電子部品6のハンダバンプが損傷したり、チッピングが生じるおそれを有効に排除することができる。また、電子部品6を適切に収納保護する専用治具を特に必要としないので、工程内部品点数の削減を図ることができ、しかも、洗浄・乾燥作業の簡素化、迅速化、容易化に資することができる。
また、側面穴111及び底面穴112と流通口72の流通作用により、洗浄液が滞留することなく、流通・循環するので、汚染した洗浄液を迅速に排水し、汚染したフラックスや樹脂の残渣、保護膜、電子部品6の電極表面の形成膜等が電子部品6に再付着するのを有効に防止することが可能になる。また、キャリアテープ1の樹脂テープ部110として、既存の一般的なキャリアテープ1をそのまま流用することができるので、新たな設備投資が不要となる。
また、本実施形態によれば、ポケット部11に側面穴111及び底面穴112が形成されるので、例えば、ポケット部11に側面穴111及び底面穴112のいずれか一方だけが設けられる場合に比べて、洗浄液の流通が促進される。これにより、ポケット部11内の電子部品6を効率的に洗浄できる。また、同様に、ポケット部11内の電子部品6(洗浄後の電子部品6)を効率的に乾燥させることができる。
また、本実施形態によれば、更に、トップカバーテープ70に流通口72が形成されるので、トップカバーテープ70に流通口72が形成されない場合に比べて、ポケット部11の開口側での洗浄液の流通が促進される。これにより、ポケット部11内の電子部品6を効率的に洗浄できる。また、同様に、ポケット部11内の電子部品6(洗浄後の電子部品6)を効率的に乾燥させることができる。
なお、本実施形態では、トップカバーテープ70は、洗浄後も、キャリアテープ1のカバーテープとして利用されるが、洗浄後に剥がされてもよい。この場合、新たなトップカバーテープが、樹脂テープ部110に貼り付けられてもよい。この場合、新たなトップカバーテープは、流通口72を有さなくてもよい。このようなカバーテープの貼着により、樹脂テープ部110を、電子部品6の供給、保管、在庫管理、輸送等に使用することが可能となる。
なお、本実施形態では、側面穴111は、4つの側面11aのうちの、X方向の1つの側面11aに形成されているが、これに限られない。例えば、側面穴111は、4つの側面11aのうちの、X方向の両側の側面11a(第1の側面の一例)に形成されてもよいし、Y方向の一方側の側面11a(X方向の側面に交差する第2の側面の一例)に形成されてもよいし、Y方向の両側の側面11a(第2の側面の一例)に形成されてもよいし、X方向とY方向の側面11aに形成されてもよい。側面穴111がX方向とY方向の側面11aに形成される場合、側面穴111は、4つの側面11aのすべてに形成されてもよいし、4つの側面11aのうちのいくつかの側面11aに形成されてもよい。なお、側面穴111の数が多いほど、上述した洗浄補助機能が高まることを期待できる。また、側面穴111がX方向の両側の側面11aに形成される場合等、側面穴111が対向して対で形成される場合は、洗浄液が流れやすくなり、上述した洗浄補助機能が高まることを期待できる。
[実施形態2]
次に、実施形態2について説明する。本実施形態において、上述した実施形態1と同様であってよい構成要素については、同一の参照符号を付して説明を省略する場合がある。
図4は、実施形態2に係る樹脂テープ部110A(キャリアテープ本体の一例)を示す斜視図である。
本実施形態の樹脂テープ部110Aは、上述した実施形態1による樹脂テープ部110に対して、X方向で隣接するポケット部11が対をなし、X方向で対のポケット部11間に溝部110bが形成される点が異なる。樹脂テープ部110Aでは、側面穴111は、X方向で溝部110bが形成されていない側に形成される。
溝部110bは、X方向で対のポケット部11間に延在し、当該対のポケット部11のそれぞれに連通する。溝部110bは、上述のようにキャリアテープを洗浄槽に浸した際に、対のポケット部11間で洗浄液を流通させる機能を有する。溝部110bの深さは任意であるが、ポケット部11よりも有意に浅い。図4では、溝部110bは、対のポケット部11の側面11aの上縁に連続する態様で延在する。また、溝部110bは、ポケット部11の幅方向の略全幅にわたって形成されている。ただし、他の実施形態では、溝部110bは、ポケット部11の幅方向の一部にわたって形成されてもよい。また、他の実施形態では、溝部110bはY方向で分割され、X方向で対のポケット部11間に複数列の溝部がX方向に延在してもよい。
本実施形態の樹脂テープ部110Aの場合も、上述したトップカバーテープ70が利用され、同様のキャリアテープを形成できる。
本実施形態によっても、ポケット部11に側面穴111及び底面穴112が形成されるので、上述した実施形態1と同様の効果が得られる。また、本実施形態によれば、溝部110bを有することで、ポケット部11間での洗浄液の流通が可能となり、電子部品6をより効率的に洗浄できる。
特に、トップカバーテープ70とポケット部11間の領域(ベース面110a)は、隙間が狭いため、汚染した洗浄液が流動せずに滞留しやすいが、溝部110bが設けられることで、トップテープ70との空間が形成され、洗浄液が流通しやすくなる。また、ポケット部11間に対応する箇所にトップカバーテープ70の流通口72が位置することにより、溝部110bを介した流路が形成され、洗浄槽内との連通をより効率的に行うことができる。
[実施形態3]
次に、実施形態3について説明する。本実施形態において、上述した実施形態1と同様であってよい構成要素については、同一の参照符号を付して説明を省略する場合がある。
図5は、実施形態3に係る樹脂テープ部110B(キャリアテープ本体の一例)を示す斜視図である。図6は、底面穴112の中心(図示せず)を通るXZ平面で切断した際の樹脂テープ部110Bの断面図である。
本実施形態の樹脂テープ部110Bは、上述した実施形態1による樹脂テープ部110に対して、側面穴111が側面穴111Bで置換された点が異なる。
側面穴111Bは、上述の実施形態1による側面穴111と同様、上述のようにキャリアテープを洗浄槽に浸した際に、洗浄槽内とポケット部11内とを連通させて洗浄液を電子部品に作用させる機能(洗浄補助機能)を有する。図5では、側面穴111Bは、4つの側面11a(第1及び第2の側面の一例)のすべてに設けられている。図5では、X方向の側面11aに係る側面穴111Bは、X方向に視て矩形であり、ポケット部11の略全幅にわたって形成されているが、側面穴111Bの位置や形状、サイズは、洗浄補助機能を有する限り、任意であってよい。同様に、Y方向の側面11aに係る側面穴111Bは、Y方向に視て矩形であり、ポケット部11の略全幅にわたって形成されているが、側面穴111Bの位置や形状、サイズは、洗浄補助機能を有する限り、任意であってよい。ただし、側面穴111Bは、ポケット部11内の電子部品が側面穴111Bを介してはみ出したりしないように、電子部品のサイズ等に応じたサイズで形成される。また、側面穴111Bは、1つの側面11aに対して複数設けられてもよい。また、図5では、側面穴111Bは、ポケット部11の底面11bと側面11aとの間の角部に延在する態様で形成されている。すなわち、側面穴111Bは、ポケット部11の底面11bに至る態様で形成されている。ただし、他の実施形態では、側面穴111Bは、底面11bに至らない態様(底面11bと側面11aとの間の角部で終端する態様)で形成されてもよい。
図7は、電子部品6Bを下方から視た概略的な斜視図である。電子部品6Bは、本実施形態の樹脂テープ部110Bを用いたキャリアテープ1B(図8A等参照)に収容されるのが好適である。電子部品6Bは、図7に示すように、下面にハンダバンプ600を備える。
図8Aは、樹脂テープ部110Bを備えるキャリアテープ1Bを下方から示す斜視図である。図8Bは、キャリアテープ1Bの断面図であり、前出の図6と同様、底面穴112の中心(図示せず)を通るXZ平面で切断した際の断面図である。図8Bには、洗浄液の流れが模式的に矢印R1,R2で示される。
図8A及び図8Bに示すように、ポケット部11内の電子部品6Bは、ハンダバンプ600が底面11b側に位置し、側面穴111Bからハンダバンプ600が可視となる。従って、本実施形態は、このような態様でポケット部11内に収納される電子部品6Bを洗浄することに対して好適となる。具体的には、図8Bに矢印R1、R2で示すように、X方向の側面穴111Bからポケット部11内に流入する洗浄液は、ハンダバンプ600の間を通りながら底面穴112を介してポケット部11外へと流出する。これにより、ハンダバンプ600を効率的に洗浄できる。なお、図8Bでは、XZ平面の断面視で洗浄液の流れを説明したが、YZ平面の断面視でも同様の流れが生じる場合がある。
本実施形態によっても、ポケット部11に側面穴111B及び底面穴112が形成されるので、上述した実施形態1と同様の効果が得られる。また、上述したように、側面穴111Bがポケット部11の底面11b寄りに形成されるので、ハンダバンプ600を底面11b側にして収納される電子部品6Bを効率的に洗浄できる。
なお、本実施形態では、側面穴111Bは、4つの側面11aに形成されているが、これに限られない。例えば、側面穴111Bは、4つの側面11aのうちの、X方向の一方側又は両側の側面11a(第1の側面の一例)に対してのみ形成されてもよいし、Y方向の一方側又は両側の側面11a(第2の側面の一例)に対してのみ形成されてもよいし、X方向とY方向の合わせて3つの側面11aに対してのみ形成されてもよい。また、本実施形態では、側面穴111Bは、図8Aに示すように、収納状態の電子部品6Bのハンダバンプ600の高さに略一致するような高さに上縁を有するが、これに限られない。例えば、図9に示す変形例による樹脂テープ部110Cのように、側面穴111Cは、側面11aの中間高さよりも上方まで延在してもよい。
また、本実施形態は、上述した実施形態2と組み合わせることもできる。具体的には、上述した実施形態2において、本実施形態による側面穴111Bが側面穴111に代えて使用されてもよい。
以下、本発明に係るキャリアテープの実施例を比較例と共に説明する。
本願発明者は、以下の比較試験を行った。
キャリアテープの基材(樹脂テープ部110に対応)は、A−PETからなるシートを使用した。なお、当該シートの表面にはカーボンブラックを含む導電性樹脂層が積層されている。この幅12mmの基材シートに4.6×4.6×1.4mmのエンボス(ポケット部11に対応)をピッチ8mmで形成した。エンボス底面中央にはφ2.0mmの開孔部(底面穴112に対応)を設け、ポケット開口周縁部に幅3mmの開口部(側面穴111に対応)を設ける。キャリアテープの幅方向の端部にはφ1.5mmの送り穴(送り穴12に対応)を設けた。
カバーテープ(トップカバーテープ70に対応)は、幅9.5mmにピッチ4mmの間隔でφ2.0mmの穴(流通口72に対応)を2列設けた。カバーテープ基材は金属酸化物をコーティングしたPETを使用した。上記のキャリアテープにサイズ4×4×0.8mm(バンプ込の厚み)の電子部品を収納し、上記カバーテープの両側部を熱圧着させた。
カバーテープで封止した後、30KHzで30分間超音波洗浄を行った。洗浄液としては、パインアルファ(荒川化学工業株式会社製:製品名)を使用した。洗浄処理後にリンス処理として、第一リンス工程(液温40℃の脱イオン水への浸漬)、第二リンス工程(液温25℃の脱イオン水への浸漬)を行った。乾燥処理として、当該穴に向けて0.5MPaの圧空を10秒間付与し乾燥を行った。
洗浄結果は、電子部品に対して残存異物の状態について、光学顕微鏡で外観観察を行い、効果を確認した。乾燥結果の判定は、エンボス内の残存状態において行った。具体的には、洗浄結果は、電子部品に対する残存異物の有無、及び電子部品の電極表面をEDXで成分分析してその効果を確認することとし、結果が良好な場合には「○」とし、結果が不良の場合には「×」とした。また、乾燥結果は、エンボス内に洗浄液が残存しているか否かにより判定することとし、洗浄液が残存していない場合には「○」とし、洗浄液が残存していた場合には「×」とした。
比較例としては、比較例1〜4を用意した。比較例1は、下記の表1に示すように、実施例1では備えている底面穴112、側面穴111、及び流通口72に対応する各開孔部が存在しない。比較例2は、下記の表1に示すように、底面穴112に対応する開孔部を備えているものの、実施例1では備えている側面穴111及び流通口72に対応する各開孔部が存在しない。以下、比較例3,4も同様に、底面穴112、側面穴111、及び流通口72に対応する各開孔部のうちの、いずれかが存在しない構成であり、表1のとおりである。
表1からわかるように、実施例1では、洗浄結果及び乾燥結果がともに良好であり、比較例2から4との比較で、底面穴112、側面穴111、及び流通口72の有用性が確認できた。なお、比較例1は、洗浄自体が不能であるが、比較例3は、チップ端部に異物が残存し、比較例2,4では、比較例3よりも多く異物が残存した。
以上、各実施形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施形態の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
1 キャリアテープ
11 ポケット部(エンボス)
11a 側壁
110、110A〜C 樹脂テープ部
111 側面穴
112 底面穴
12 送り穴
70 トップカバーテープ
72 流通口

Claims (6)

  1. 電子部品を収納可能なポケット部が長手方向に沿って複数設けられたキャリアテープ本体であって、
    前記ポケット部は、側面に第1開孔部と、底面に第2開孔部とを有する、キャリアテープ本体。
  2. 前記第1開孔部は、前記長手方向に交差する第1の側面に形成される、請求項1に記載のキャリアテープ本体。
  3. 前記第1開孔部は、前記第1の側面に交差する第2の側面に形成される、請求項1又は2に記載のキャリアテープ本体。
  4. 前記第1開孔部は、底面に至る態様で形成される、請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のキャリアテープ本体。
  5. 前記長手方向で前記ポケット部の間に、前記ポケット部に連通する溝部が形成される、請求項1から4のうちのいずれか1項に記載のキャリアテープ本体。
  6. 請求項1から5のうちのいずれか1項に記載のキャリアテープ本体と、
    前記キャリアテープ本体に貼り付けられたトップカバーテープとを含み、
    前記トップカバーテープは、前記ポケット部を部分的に覆う、又は、前記ポケット部を覆う領域に貫通穴を有する、キャリアテープ。
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