JP2020136166A - 電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】導電水を介して複数の電池セルが電気的に接続されることの抑制された電池モジュールを提供する。【解決手段】電池モジュールはy方向で並ぶ複数の電池セル11とこれらの並びを保持する筐体31と、を有する。筐体は、底壁34の内底面34aから起立した介在壁37を有する。介在壁における電池セルと対向する介在面37aから電池セル11に向かって突起部40が局所的に突起している。電池セル11は突起部と接触するとともに、介在面における突起部の非成形領域と離間している。底壁には内底面とその裏側の外底面34bとに開口する貫通孔が形成されている。【選択図】図11

Description

本明細書に記載の開示は、複数の電池セルを備える電池モジュールに関するものである。
特許文献1に示されるように、複数の単電池がモジュールケースに収容された電池モジュールが知られている。単電池は発電要素と、発電要素を収容する筐体と、を有する。
特開2016−115599号公報
特許文献1に示される電池モジュールにおいて、不純物を含む導電性の水(導電水)などを介して複数の単電池同士が電気的に接続されると、単電池間で意図しない通電経路が形成される。これによって単電池(電池セル)の筐体の一部がイオン化して電流として流れだす虞がある。
そこで本明細書に記載の開示は、導電水を介して複数の電池セルが電気的に接続されることの抑制された電池モジュールを提供することを目的とする。
開示の1つは、複数の電池セル(11)と、
複数の電池セルを並び方向で離間して並ぶ態様で保持する筐体(31)と、を有し、
筐体は、底壁(34)と、底壁の内底面(34a)から起立して、並び方向で順に並ぶ2つの電池セルの間に介在される介在壁(37)と、介在壁における並び方向で電池セルと対向する側面(37a)から並び方向に局所的に突起した突起部(40)と、を有し、
電池セルは、並び方向で突起部に接触し、側面における突起部の非成形領域と並び方向で離間し、
底壁には、底壁の内底面とその裏側の外底面(34b)とに開口する貫通孔(41)が形成されている。
これによれば、並び方向で順に並ぶ2つの電池セル(11)が突起部(40)と介在壁(37)の分だけ並び方向で離間する。そのために不純物を含む導電性の水(導電水)などが、並び方向で順に並ぶ2つの電池セル(11)の間の突起部(40)と介在壁(37)に連続的に付着したとしても、その導電水の表面張力による連結が切れやすくなる。このため、2つの電池セル(11)の間の突起部(40)と介在壁(37)に連続的に付着した導電水を介して複数の電池セル(11)が電気的に接続されることが抑制される。
また、底壁(34)には内底面(34a)と外底面(34b)とに開口する貫通孔(41)が形成されている。そのために底壁(34)の内底面(34a)に付着した導電水を、貫通孔(41)を介して底壁(34)の外底面(34b)側に排出することができる。これにより内底面(34a)に付着した導電水と電池セル(11)との接触が抑制される。表面張力によって電池セル(11)や筐体(31)の表面に導電水が濡れ広がることが抑制される。導電水を介して複数の電池セル(11)が電気的に接続されることが抑制される。
なお、上記の括弧内の参照番号は、後述の実施形態に記載の構成との対応関係を示すものに過ぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
車載電源を説明するための上面図である。 電池モジュールの内部構成を示す分解斜視図である。 電池モジュールの外観構成を示す斜視図である。 電池モジュールの外観構成を示す斜視図である。 筐体の上面図である。 筐体の側面図である。 図5に破線で囲って示す領域Aを拡大して示す拡大上面図である。 筐体の一部を模式化して部分的に示す拡大上面図である。 図8のIX−IX線に沿う断面図である。 電池セルが収納された筐体の一部を模式化して部分的に示す拡大上面図である。 図10のXI−XI線に沿う断面図である。 図10のXII−XII線に沿う断面図である。 導電水を介して電池セル同士が通電した状態を説明するための模式図である。 筐体の変形例を説明するための上面図である。 筐体の変形例を説明するための断面図である。 筐体の変形例を説明するための断面図である。
以下、実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図13に基づいて本実施形態に係る電池モジュールを説明する。本実施形態の電池モジュールは電気自動車やプラグインハイブリッド自動車などの車両に適用されている。
以下においては互いに直交の関係にある3方向を、x方向、y方向、および、z方向と示す。y方向が並び方向に相当する。
<車載電池>
図1に示すように電池モジュール100は車両に複数搭載される。これら複数の電池モジュール100がワイヤハーネス101などによって直列接続される。これにより車載電源200が構成されている。車載電源200は車両の電気負荷に電力供給する機能を果たしている。
図1に示すように車載電源200が備える複数の電池モジュール100それぞれには車両のダクト300が連結される。このダクト300からは、電池モジュール100の備える複数の電池セル11の温度を調整するための流体が供給される。これにより電池セル11の過度な温度変化が抑制されている。なお、複数のダクト300それぞれから供給される流体の流動方向は一律に定められている。
車載電源200の設置場所としては、例えば車両の前部座席下の空間、後部座席下の空間、および、後部座席とトランクルームとの間の空間などを採用することができる。
<電池モジュール>
図2〜図4に示すように電池モジュール100は電池スタック10、ケース30、監視部50、および、カバー70を有する。電池スタック10はケース30の収納空間に収納されている。監視部50はケース30の外部に設けられている。カバー70は監視部50を覆う態様でケース30に連結されている。
電池スタック10はy方向に並ぶ複数の電池セル11を有する。これら複数の電池セル11のy方向の並びがケース30によって保持されている。
ケース30は開口を有する筐体31と、この開口を閉塞する態様で筐体31に固定される蓋体32と、を有する。筐体31には、筐体31と蓋体32とによって構成される収納空間とその外の空間(外部空間)とを連通するためのスリット36が形成されている。ダクト300から供給された流体はこのスリット36を介して収納空間に流入される。収納空間を流動した流体はこのスリット36を介して収納空間の外に流出される。
蓋体32には、複数の電池セル11それぞれの正極端子12と負極端子13を収納空間の外に露出させるための開口が複数形成されている。蓋体32の外壁には、この開口を閉塞する態様で直列バスバが設けられている。直列バスバは、y方向に隣接して並ぶ2つの電池セル11のうちの一方の正極端子12と、他方の負極端子13とに接合される。これにより複数の電池セル11が直列バスバを介して電気的に直列接続されている。
また蓋体32には、複数の電池セル11の出力電圧と電池スタック10の温度を検出するセンサ部が設けられている。センサ部はこれら電池セル11の出力電圧や電池スタック10の温度を示す検出結果をアナログ信号として監視部50に出力する。
具体的に言えば、センサ部は複数の直列バスバそれぞれに一端の接続された複数の電圧検出線を有する。センサ部は電池スタック10の温度を検出するサーミスタと、このサーミスタに一端の接続された温度検出線と、を有する。センサ部はこれら複数の検出線それぞれの他端をまとめるセンサコネクタを有する。
監視部50は、プリント基板51、第1コネクタ52、および、第2コネクタ53を有する。プリント基板51に第1コネクタ52と第2コネクタ53それぞれが搭載されている。第1コネクタ52にワイヤハーネスを介してセンサコネクタが電気的に接続される。第2コネクタ53にワイヤハーネスを介して外部の電池ECUが電気的に接続される。
図示しないが、プリント基板51には第1コネクタ52と第2コネクタ53それぞれと電気的に接続された回路部が形成されている。回路部は第1コネクタ52と電気的に接続された高電圧系回路部と、第2コネクタ53と電気的に接続された低電圧系回路部と、これら2つの回路部を電気的に絶縁しつつ互いに信号を送受信するための絶縁回路部と、を有する。
高電圧系回路部は監視ICチップを有する。監視ICチップはセンサ部から入力された検出結果としてのアナログ信号をデジタル信号に変換する。絶縁回路部は高電圧系回路部から入力されたデジタル信号を低電圧系回路部に出力する。低電圧系回路部は通信用のマイコンを有する。マイコンは電池ECUとの通信によって、絶縁回路部から入力された検出結果としてのデジタル信号を電池ECUに出力する。
電池ECUは入力された電圧や温度の検出結果に基づいて複数の電池セル11それぞれのSOCの均等化を判断する。そして電池ECUはその判断に基づく均等化処理の指示を監視部50に出力する。この指示信号が低電圧系回路部と絶縁回路部を介して高電圧系回路部の監視ICチップに入力される。監視ICチップには、複数の電池セル11それぞれを個別に充放電するためのスイッチが内包されている。監視ICチップは、電池ECUから入力された指示にしたがってスイッチを開閉制御する。これによって複数の電池セル11が個別に充放電される。この結果、複数の電池セル11のSOCが均等化される。SOCはstate of chargeの略である。
カバー70は、蓋体32の外壁とz方向で離間しつつ対向する態様でケース30に連結される。この連結によってカバー70と蓋体32との間に空間が構成されている。この空間に直列バスバ、センサ部、および、監視部50それぞれが設けられている。直列バスバ、センサ部、および、監視部50それぞれがカバー70によって覆われている。
カバー70には、蓋体32とカバー70との間の空間の外に第2コネクタ53を露出させるための開口が形成されている。この開口を介して第2コネクタ53にワイヤハーネスのコネクタが挿抜可能になっている。なおカバー70とケース30との連結としては、例えばスナップフィットを採用することができる。
<電池スタック>
上記したように電池スタック10はy方向に並ぶ複数の電池セル11を有する。これら複数の電池セル11それぞれは、発電要素と、この発電要素を収納する金属製の電池ケースと、を有する。電池ケースは四角柱形状を成している。そのために電池ケース(電池セル11)は6面を有している。
電池セル11はz方向に面する上面11aと下面11bを有する。電池セル11はy方向に面する第1主面11cと第2主面11dを有する。電池セル11はx方向に面する第1横面11eと第2横面11fを有する。これら6面のうち第1主面11cと第2主面11dは他の4面よりも面積が大きくなっている。第1主面11cと第2主面11dが縦面に相当する。第1主面11c、第2主面11d、第1横面11e、および、第2横面11fが連結面に相当する。
電池セル11は二次電池である。具体的には電池セル11はリチウムイオン電池である。リチウムイオン電池は化学反応によって起電圧を生成する。起電圧の生成により電池セル11に電流が流れる。この通電や経年劣化などによって電池セル11はガスを発生する。ガスの発生によって電池セル11は膨張しようとする。金属製の電池ケースの外観形状が変化するほどに電池セル11が膨張した場合、その電池セル11の交換が望まれる。なお電池セル11としてはリチウムイオン電池に限定されない。例えば電池セル11としては、ニッケル水素二次電池、有機ラジカル電池などを採用することができる。
上記したように電池セル11の第1主面11cと第2主面11dは他の4面よりも面積が大きくなっている。そのために電池セル11では第1主面11cと第2主面11dとが膨張しやすくなっている。これにより電池セル11はy方向に膨張する。すなわち電池セル11は複数の電池セル11の並ぶ方向に膨張する。
電池セル11の上面11aに正極端子12と負極端子13が形成されている。正極端子12と負極端子13はx方向に並んでいる。正極端子12は第1横面11e側に位置している。負極端子13は第2横面11f側に位置している。
隣接して並ぶ2つの電池セル11は互いに第1主面11c同士、第2主面11d同士で対向している。これにより隣接して並ぶ2つの電池セル11のうちの一方の正極端子12と他方の負極端子13とがy方向に並んでいる。この結果、電池スタック10では、正極端子12と負極端子13とがy方向で交互に並んでいる。
これらy方向に並んで隣り合う1つの正極端子12と1つの負極端子13とが上記の直列バスバを介して電気的に接続されている。これにより電池スタック10を構成する複数の電池セル11が電気的に直列接続されている。
以上に示した電気的な接続構成により、複数の電池セル11は電位順にy方向に並んでいる。y方向に並ぶ複数の電池セル11のうちの両端の一方側に最高電位の電池セル11が位置している。y方向に並ぶ複数の電池セル11のうちの両端の他方側に最低電位の電池セル11が位置している。この最高電位の電池セル11の正極端子12に正極接続端子14が接続されている。最低電位の電池セル11の負極端子13に負極接続端子15が接続されている。
図3と図4に示すように正極接続端子14と負極接続端子15はケース30の収納空間の外に位置している。正極接続端子14と負極接続端子15はカバー70によって覆われていない。これら正極接続端子14と負極接続端子15との間に複数の電池セル11が位置している。
図1に示すように、x方向で隣り合って並ぶ2つの電池モジュール100のうちの一方の備える正極接続端子14と、他方の備える負極接続端子15とがワイヤハーネス101を介して電気的に接続される。このワイヤハーネス101の配線長をなるべく短くするために、x方向で隣り合って並ぶ2つの電池モジュール100のうちの一方の備える正極接続端子14と他方の備える負極接続端子15とがx方向で並んで配置される。係る配置を実現するために、x方向で隣り合って並ぶ2つの電池モジュール100の配置位置は、z方向まわりの周方向で180°反転している。
<ケース>
上記したようにケース30は筐体31と蓋体32を有する。筐体31と蓋体32はそれぞれ樹脂成形などによって製造される。
図5と図6に示すように筐体31はz方向に開口するとともに底を有する箱形状を成している。筐体31はz方向の厚さの薄い底壁34と、底壁34の内底面34aの縁部からz方向に沿って環状に起立した環状壁35と、を有する。環状壁35の先端側によって筐体31の開口が構成されている。
細分化して説明すると環状壁35は、y方向で離間して対向する第1端壁35aと第2端壁35b、および、x方向で離間して対向する第1側壁35cと第2側壁35dを有する。z方向まわりの周方向で第1端壁35a、第1側壁35c、第2端壁35b、および、第2側壁35dが順に環状に連結されている。
第1側壁35cと第2側壁35dそれぞれには、収納空間側の内側面35eとその裏側の外側面35fとに開口する複数のスリット36が形成されている。これら第1側壁35cに形成されたスリット36と第2側壁35dに形成されたスリット36とはx方向で並んでいる。そして第1側壁35cと第2側壁35dそれぞれで3つ以上のスリット36が所定の間隔を空けてy方向に並んでいる。
<口部>
図4に示すように筐体31は、これまでに説明した底壁34と環状壁35の他に、口部38を有する。口部38はダクト300を電池モジュール100に取り付け固定するためのものである。
口部38は第1側壁35cの外側面35fに形成されている。口部38はケース30の収納空間から離間する態様で外側面35fからx方向に環状に起立している。口部38によって第1側壁35cに形成された全てのスリット36の外側面35f側の開口が囲まれている。この口部38の開口とダクト300の供給通路とが連通する態様で、ダクト300が口部38に取り付け固定される。
<介在壁>
図5に示すように筐体31は、上記した底壁34、環状壁35、および、口部38の他に、複数の介在壁37を有する。複数の介在壁37それぞれは底壁34の内底面34aからz方向に起立している。そして複数の介在壁37それぞれはx方向に延びて第1側壁35cと第2側壁35dそれぞれの内側面35eに連結されている。複数の介在壁37は所定の間隔を空けてy方向に並んでいる。
以上に示した筐体31の構成により、収納空間の内底面34a側の空間は、第1端壁35aと介在壁37との間、y方向で隣り合って並ぶ2つの介在壁37の間、および、介在壁37と第2端壁35bとの間それぞれに区画されている。この区画された複数の配置空間それぞれに電池セル11の下面11b側が設けられる。
なお介在壁37における第1側壁35cの内側面35eとの連結位置は、第1側壁35cにおけるスリット36の形成位置よりも底壁34側になっている。介在壁37における第2側壁35dの内側面35eとの連結位置は、第2側壁35dにおけるスリット36の形成位置よりも底壁34側になっている。介在壁37は、x方向において、第1側壁35cに形成されたスリット36と第2側壁35dに形成されたスリット36との間に位置している。
<流通経路>
複数の電池セル11それぞれは、自身の下面11bが内底面34aに近づく態様で、上記の配置空間に設けられる。電池セル11が配置空間に設けられた状態で、電池セル11の上面11a側は、介在壁37におけるケース30の開口側の上端面37bよりも内底面34aからz方向に離間している。そのためにy方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11それぞれの上面11a側の主面同士がy方向で直に対向した態様で離間している。これら2つの電池セル11の主面同士の間に空隙が構成されている。
このy方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11の主面同士の間の空隙は、x方向において、第1側壁35cに形成されたスリット36と第2側壁35dに形成されたスリット36との間に位置している。第1側壁35cに形成されたスリット36と第2側壁35dに形成されたスリット36とは、y方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11の主面同士の間の空隙を介してx方向に並んでいる。これら2つのスリット36と1つの空隙とによって、収納空間を流体が通るための流通経路が構成されている。
以上に示した2つのスリット36と1つの空隙のx方向の並びのため、ダクト300から供給された流体が第1側壁35cに形成されたスリット36を介して収納空間に流入すると、その流体は2つの電池セル11の主面同士の間の空隙を通る。この空隙を通った流体は第2側壁35dに形成されたスリット36を介して収納空間の外に流出される。
<突起部>
図7および図8に示すように、介在壁37におけるy方向に面する2つの介在面37aそれぞれには、y方向に局所的に突起する微小な突起部40が形成されている。第1端壁35aと第2端壁35bの収納空間側の内端面35gにもy方向に局所的に突起する微小な突起部40が形成されている。第1側壁35cと第2側壁35dの内側面35eにはx方向に局所的に突起する微小な突起部40が形成されている。介在面37aが側面に相当する。
図9に示すようにこれら複数の突起部40はz方向において内底面34a側から筐体31の開口側へと向かって延びている。突起部40の筐体31の開口側の先端面40aは尖鋭化している。突起部40の先端側は筐体31の開口に近づくにしたがって先細りの形状に成っている。
ただし突起部40の先端面40aは、介在壁37の上端面37bよりも内底面34a側に位置している。そのために先端面40aと上端面37bとは介在面37aを介して連結されている。
<圧入>
電池セル11は、自身の下面11bが内底面34aに近づく態様で、上記の配置空間に圧入される。この圧入によって電池セル11の第1主面11cと第2主面11dそれぞれの下面11b側に介在壁37や端壁に形成された突起部40が接触するとともに、これら突起部40がz方向とy方向とに縮む態様で変形する。同様にして電池セル11の第1横面11eと第2横面11fそれぞれの下面11b側に側壁の突起部40が接触するとともに、この突起部40がz方向とx方向とに縮む態様で変形する。
この変形によって介在壁37と端壁の突起部40はz方向とy方向に復元力を発生する。側壁の突起部40はz方向とx方向に復元力を発生する。これら突起部40の復元力によって電池セル11の収納空間での位置が保持されている。複数の電池セル11のy方向の並び状態が保持されている。
図10〜図12に示すように、電池セル11の収納空間での位置が保持された状態で、電池セル11の第1主面11cと第2主面11dそれぞれは、介在壁37の介在面37aにおける突起部40の非形成領域とy方向で離間している。そのためにy方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11は、1つの介在壁37と2つの突起部40それぞれのy方向の長さ分だけ、y方向に離間している。なお図10では表記が煩雑となることを避けるために、正極端子12と負極端子13の図示を省略している。
また図11と図12に示すように、電池セル11の収納空間での位置が保持された状態で、電池セル11の下面11bと底壁34の内底面34aとがz方向で離間している。この下面11bと内底面34aとの間の空間は、電池セル11の主面と介在面37aとの間の隙間を介して、y方向で隣接して並ぶ2つの電池セル11の主面同士の間の空隙と連通している。なお図11と図12ではy方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11を直列接続する直列バスバを破線で1つだけ図示している。
<貫通孔>
図8と図9、および、図10と図12に示すように、底壁34における配置空間の一部を区画する複数の領域それぞれには、内底面34aとその裏側の外底面34bとに開口する貫通孔41が2つ形成されている。これら2つの貫通孔41はx方向で離間している。これら2つの貫通孔41は、電池セル11の下面11bと内底面34aとの間の空間、および、電池セル11の主面と介在面37aとの間の隙間を介して、y方向で隣接して並ぶ2つの電池セル11の主面同士の間の空隙と連通している。
したがって、電池セル11の上面11a側の主面に不純物を含む水などの導電性の液体(導電水)が結露などによって付着した場合、その導電水は電池セル11の主面と介在面37aとの間の隙間に流れる。この導電水は下面11bと内底面34aとの間の空間を介して内底面34aに流れ着く。そして導電水は貫通孔41の内底面34a側の開口に流れ着くと、貫通孔41を介して、貫通孔41の外底面34b側の開口へと排出される。
<作用効果>
次に電池モジュール100の作用効果を説明する。
例えば図13に示すように、y方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11のy方向の離間距離が長いと、介在壁37の上端面37bに溜まった導電水を介して、2つの電池セル11が電気的に接続される。すると、図13において破線矢印で示すように、これら2つの電池セル11、直列バスバ、および、導電水を介して閉ループが構成される。この閉ループでは2つの電池セル11それぞれの保有する発電要素によって電位が生じる。この電位によって金属製の電池ケースの一部がイオン化し、それが導電水に流れだす虞がある。この結果、電池ケースが劣化する虞がある。
これに対して電池モジュール100では、y方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11が2つの突起部40と1つ介在壁37の分だけy方向で離間している。そのために導電水がy方向で隣り合って並ぶ2つの電池セル11の間の2つの突起部40と1つの介在壁37に連続的に付着したとしても、その導電水の表面張力による連結が切れやすくなる。このため、2つの電池セル11の間の突起部40と介在壁37に連続的に付着した導電水を介して複数の電池セル11が電気的に接続されることが抑制される。
また、底壁34には内底面34aと外底面34bとに開口する貫通孔41が形成されている。そのために底壁34の内底面34aに付着した導電水を、貫通孔41を介して底壁34の外底面34b側に排出することができる。これにより内底面34aに付着した導電水と電池セル11との接触が抑制される。表面張力によって電池セル11や筐体31の表面に導電水が濡れ広がることが抑制される。導電水を介して複数の電池セル11が電気的に接続されることが抑制される。以上により、導電水を介した複数の電池セル11間の通電による電池ケースの劣化が抑制される。
さらに言えば、電池セル11は内底面34aと離間している。そのため、内底面34aに導電水が滞留したとしても、その導電水と電池セル11との接触が抑制される。
突起部40の先端は、内底面34a側から筐体31の開口側に向かうにしたがって先細りになっている。これによれば、突起部40の先端面40aに付着した導電水の表面張力による連結が、導電水の自重によって切れやすくなる。これにより導電水が突起部40の先端面40a側から底壁34の内底面34a側へと流れやすくなる。この結果、突起部40の先端面40aに付着した導電水を介して複数の電池セル11が電気的に接続されることが抑制される。
突起部40の先端面40aは、介在壁37の上端面37bよりも内底面34a側に位置している。そのために先端面40aと上端面37bとがy方向で非連続になっている。また先端面40aと上端面37bとが介在面37aを介して連結される。これにより先端面40aと上端面37bとの沿面距離が長くなっている。
以上に示した非連続的なつながりと沿面距離の延長のため、先端面40aと上端面37bとに導電水が連続して付着することが効果的に抑制される。2つの電池セル11の間の突起部40と介在壁37に連続的に付着した導電水を介して複数の電池セル11が電気的に接続されることが効果的に抑制される。
以上、本開示物の好ましい実施形態について説明したが、本開示物は上記した実施形態になんら制限されることなく、本開示物の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
(第1の変形例)
本実施形態では図10に示すように電池セル11の2つの主面それぞれにおける横面側に突起部40が接触する例を示した。これに対して例えば図14に示すように電池セル11の2つの主面それぞれにおけるx方向の中点に突起部40が接触する構成を採用することができる。
本実施形態で説明したように、通電や経年劣化などによって電池セル11でガスが発生すると、電池セル11は2つの主面がy方向で互いに離間する態様で膨張しやすくなる。より詳しく説明すると、電池セル11は主面におけるx方向とz方向の中点を頂点とする態様でy方向に膨張しやすくなる。この膨張の結果、y方向で並ぶ2つの電池セル11のy方向の離間距離が狭まる虞がある。y方向で隣接して並ぶ2つの電池セル11が導電水を介して電気的に接続されやすくなる虞がある。
これに対して本変形例では、上記したように主面における2つのx方向の中点に突起部40が接触している。これにより電池セル11が主面の中点を頂点とする態様でy方向に膨張することが抑制される。y方向で並ぶ2つの電池セル11のy方向の離間距離が狭まることが抑制される。この結果、y方向で並ぶ2つの電池セル11が導電水を介して電気的に接続されやすくなることが抑制される。
(第2の変形例)
本実施形態では図8および図9に示すように1つの配置空間を区画する介在面37aと内端面35gに4つの突起部40が形成された例を示した。内側面35eに2つの突起部40が形成された例を示した。しかしながら1つの面に形成される突起部40の数としては上記例に限定されない。例えば図14に示すように1つの面に形成される突起部40の数としては単数を採用することもできる。
(第3の変形例)
本実施形態では図9に示すように突起部40の先端側が先細りの形状を成す例を示した。しかしながら突起部40の形状としては上記例に限定されない。例えば図15に示すように突起部40の全体形状が、内底面34aから筐体31の開口側に向かうにしたがって先細りとなっていてもよい。図示しないが、突起部40の形状としては例えば円柱や角柱などを採用することもできる。
(第4の変形例)
本実施形態では図9に示すように介在壁37の上端面37bがz方向に対して平坦である例を示した。これに対して例えば図15に示すように上端面37bは内底面34aとのz方向での離間距離が変動することで、z方向に対して傾斜した構成を採用することもできる。
特に図15では、介在壁37の上端面37bにおける貫通孔41とy方向で並ぶ部位を基準部位とすると、上端面37bは、2つの横面それぞれから基準部位に近づくにしたがって内底面34aとの離間距離が狭まる態様で、z方向に傾斜している。
これによれば上端面37bに付着した導電水は上端面37bの基準部位側へと導かれやすくなる。そして上端面37bの基準部位から底壁34の内底面34aへと導電水が流れやすくなる。この結果、導電水が貫通孔41の内底面34aの開口に導かれやすくなる。これにより導電水が貫通孔41を介して底壁34の外底面34b側に排出されやすくなる。
(第5の変形例)
本実施形態では底壁34における1つの配置空間の一部を区画する領域に、2つの貫通孔41が形成された例を示した。しかしながら形成される貫通孔41の数としては特に限定されない。例えば図15に示すように1つの貫通孔41が底壁34における1つの配置空間の一部を区画する領域に形成された構成を採用することができる。
(第6の変形例)
例えば図16に示すようにy方向で隣り合って並ぶ2つの配置空間の間に介在される介在壁37に、2つの配置空間を連通するための連通孔42の形成された構成を採用することもできる。連通孔42は介在壁37の備える2つの介在面37aそれぞれに開口している。図16に示す変形例では、連通孔42と貫通孔41とが互いに連通している。
10…電池スタック、11…電池セル、11a…上面、11b…下面、11c…第1主面、11d…第2主面、11e…第1横面、11f…第2横面、12…正極端子、13…負極端子、31…筐体、34…底壁、34a…内底面、34b…外底面、37…介在壁、37a…介在面、37b…上端面、40…突起部、40a…先端面、41…貫通孔、42…連通孔、100…電池モジュール

Claims (9)

  1. 複数の電池セル(11)と、
    複数の前記電池セルを並び方向で離間して並ぶ態様で保持する筐体(31)と、を有し、
    前記筐体は、底壁(34)と、前記底壁の内底面(34a)から起立して、前記並び方向で順に並ぶ2つの前記電池セルの間に介在される介在壁(37)と、前記介在壁における前記並び方向で前記電池セルと対向する側面(37a)から前記並び方向に局所的に突起した突起部(40)と、を有し、
    前記電池セルは、前記並び方向で前記突起部に接触し、前記側面における前記突起部の非成形領域と前記並び方向で離間し、
    前記底壁には、前記底壁の前記内底面とその裏側の外底面(34b)とに開口する貫通孔(41)が形成されている電池モジュール。
  2. 前記電池セルは前記内底面と離間している請求項1に記載の電池モジュール。
  3. 前記電池セルは、正極端子(12)と負極端子(13)の形成された上面(11a)、その裏側の下面(11b)、および、前記上面と前記下面とを連結する連結面(11c〜11f)を有し、
    前記連結面は、前記並び方向に並ぶ2つの縦面(11c,11d)と、2つの前記縦面を連結する2つの横面(11e,11f)と、有し、
    前記縦面の一部に前記突起部が接触し、前記下面が前記内底面と離間している請求項2に記載の電池モジュール。
  4. 前記突起部は、前記下面側から前記上面側に向かうにしたがって先細りになっている請求項3に記載の電池モジュール。
  5. 前記突起部の前記上面側の先端面(40a)は、前記介在壁の前記上面側の上端面(37b)よりも前記下面側に位置している請求項3または請求項4に記載の電池モジュール。
  6. 前記上端面は前記電池セルの有する2つの前記横面の一方側から他方側へと向かって延びており、
    前記上端面における前記貫通孔と前記並び方向で並ぶ部位を基準部位とすると、
    前記上端面は、前記電池セルの有する2つの前記横面側それぞれから前記基準部位に近づくにしたがって、前記内底面との離間距離が狭まる態様で傾斜している請求項5に記載の電池モジュール。
  7. 前記縦面における2つの前記横面側それぞれに前記突起部が接触している請求項3〜6いずれか1項に記載の電池モジュール。
  8. 前記縦面は前記横面よりも面積が広く、
    前記縦面における2つの前記横面の間の中点に前記突起部が接触している請求項3〜6いずれか1項に記載の電池モジュール。
  9. 前記筐体は前記介在壁を複数有し、
    複数の前記介在壁それぞれには、前記介在壁それぞれの有する2つの前記側面に開口する連通孔(42)が形成されている請求項1〜8いずれか1項に記載の電池モジュール。
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