JP2020135216A - 情報処理装置、プログラム、及び制御方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】暗号資産を利用したサービスに関する技術を改善する。【解決手段】情報処理装置は、通信部と、記憶部と、制御部と、を備える。記憶部は、ユーザ毎に、暗号資産の保有数と、値が変化するために時間を要する第1パラメータtと、第1パラメータtを引数とする第1関数で示される第2パラメータaと、スコアと、を記憶する。制御部は、ユーザの第1パラメータtを変化させ、ユーザがサービスにおいて所定のアクティビティを実施すると、暗号資産の保有数に第2パラメータaを乗じた数に基づいてスコアを増加させ、スコアに基づいてユーザに暗号資産を付与する。第1関数は、第1パラメータtの取り得る少なくとも一部の範囲において第1パラメータtの増加に伴い減少し、且つ、少なくとも一部の範囲を中央及びその両側の3つの小範囲に区分したとき、中央の小範囲よりも両側の小範囲の方が第1パラメータtの変化に対して緩やかに変化する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、及び制御方法に関する。
従来、例えば仮想通貨又は暗号トークン等の暗号資産を利用したサービスに関する技術が知られている。例えば特許文献1には、ブロックチェーンで管理される仮想通貨を支払ったユーザに対してコンテンツの利用を許可する技術が開示されている。
特開2016−162431号公報
従来、暗号資産を利用したサービスに関する技術の改善が望まれている。
かかる事情に鑑みてなされた本発明の目的は、暗号資産を利用したサービスに関する技術を改善することにある。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置は、
ネットワークに接続可能な通信部と、記憶部と、制御部と、を備え、暗号資産を利用したサービスをユーザに提供する情報処理装置であって、
前記記憶部は、ユーザ毎に、暗号資産の保有数と、値が変化するために時間を要する第1パラメータtと、前記第1パラメータtを引数とする第1関数v(t)で示される第2パラメータaと、スコアと、を記憶し、
前記制御部は、
ユーザの前記第1パラメータtを変化させ、
ユーザが前記サービスにおいて所定のアクティビティを実施すると、前記ユーザの暗号資産の保有数に前記第2パラメータaを乗じた数に基づいて、前記ユーザの前記スコアを増加させ、
ユーザの前記スコアに基づいて前記ユーザに暗号資産を付与し、
前記第1関数v(t)は、前記第1パラメータtの取り得る少なくとも一部の範囲において前記第1パラメータtの増加に伴い減少し、且つ、前記少なくとも一部の範囲を中央及びその両側の3つの小範囲に区分したとき、中央の前記小範囲よりも両側の前記小範囲の方が前記第1パラメータtの変化に対して緩やかに変化する。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、
暗号資産を利用したサービスをユーザに提供する情報処理装置に、
ユーザ毎に、暗号資産の保有数と、値が変化するために時間を要する第1パラメータtと、前記第1パラメータtを引数とする第1関数v(t)で示される第2パラメータaと、スコアと、を記憶するステップと、
ユーザの前記第1パラメータtを変化させるステップと、
ユーザが前記サービスにおいて所定のアクティビティを実施すると、前記ユーザの暗号資産の保有数に前記第2パラメータaを乗じた数に基づいて、前記ユーザの前記スコアを増加させるステップと、
ユーザの前記スコアに基づいて前記ユーザに暗号資産を付与するステップと、
を実行させ、
前記第1関数v(t)は、前記第1パラメータtの取り得る少なくとも一部の範囲において前記第1パラメータtの増加に伴い減少し、且つ、前記少なくとも一部の範囲を中央及びその両側の3つの小範囲に区分したとき、中央の前記小範囲よりも両側の前記小範囲の方が前記第1パラメータtの変化に対して緩やかに変化する。
本発明の一実施形態に係る制御方法は、
暗号資産を利用したサービスをユーザに提供する情報処理装置の制御方法であって、
ユーザ毎に、暗号資産の保有数と、値が変化するために時間を要する第1パラメータtと、前記第1パラメータtを引数とする第1関数v(t)で示される第2パラメータaと、スコアと、を記憶するステップと、
ユーザの前記第1パラメータtを変化させるステップと、
ユーザが前記サービスにおいて所定のアクティビティを実施すると、前記ユーザの暗号資産の保有数に前記第2パラメータaを乗じた数に基づいて、前記ユーザの前記スコアを増加させるステップと、
ユーザの前記スコアに基づいて前記ユーザに暗号資産を付与するステップと、
を含み、
前記第1関数v(t)は、前記第1パラメータtの取り得る少なくとも一部の範囲において前記第1パラメータtの増加に伴い減少し、且つ、前記少なくとも一部の範囲を中央及びその両側の3つの小範囲に区分したとき、中央の前記小範囲よりも両側の前記小範囲の方が前記第1パラメータtの変化に対して緩やかに変化する。
本発明の一実施形態によれば、暗号資産を利用したサービスに関する技術が改善する。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 図1に示す情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 図2の記憶部に記憶されるユーザ情報の例を示す図である。 第1関数v(t)を示す図である。 第2関数l(t)を示す図である。 情報処理装置の第1動作を示すフローチャートである。 情報処理装置の第2動作を示すフローチャートである。 情報処理装置の第3動作を示すフローチャートである。 ネットワークの構成例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(情報処理システムの概要)
図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理システム1の概要について説明する。情報処理システム1は、情報処理装置10と、複数の端末装置20と、を備える。情報処理装置10は、例えばサーバ装置であるが、これに限られず情報処理機能を有する任意の装置であってもよい。また、本実施形態に係る情報処理装置10を、互いに通信可能な複数の装置で代替する構成も可能である。端末装置20は、例えば、PC(Personal Computer)又はスマートフォン等の電子機器であるが、これらに限られずユーザによって使用される任意の装置であってもよい。図1では説明の簡便のため、端末装置20については3つのみを図示しているが、情報処理システム1は任意の数の端末装置20を備えてもよい。
情報処理装置10及び端末装置20は、例えば移動体通信網及びインターネット等を含むネットワーク30を介して、互いに通信可能である。また、情報処理装置10は、分散型台帳(例えば、ブロックチェーン)を記憶する分散型ネットワーク(以下、ブロックチェーンネットワークと称する。)上のノードと通信可能であり、或いは情報処理装置10自身がブロックチェーンネットワーク上のノードとして機能する。或いは、例えば図9に示すように、情報処理装置10及び端末装置20のそれぞれがブロックチェーンネットワーク上のノードとして機能してもよい。
まず、本実施形態の概要について説明し、詳細については後述する。情報処理装置10は、暗号資産を利用したサービスをユーザに提供する。暗号資産は、例えば仮想通貨又は暗号トークン等であるが、これらに限られない。暗号資産は、例えばクライアントサーバ型モデルのシステムで管理されてもよく、或いは分散型ネットワーク上で(例えば、ブロックチェーンを用いて)管理されてもよい。ユーザは、例えば端末装置20を用いてアカウント情報(すなわち、ログインID及びパスワード等)を情報処理装置10に送信してログインすることにより、サービスの提供を受ける。当該サービスは、例えば、ユーザが記事等のコンテンツを投稿する投稿機能と、投稿されたコンテンツを他のユーザが評価する評価機能と、コンテンツの投稿者及び評価者に対して暗号資産を付与する暗号資産付与機能と、を有するが、これらに限られず任意の機能を有してもよい。以下、コンテンツの投稿及び評価を、区別せずに「アクティビティ」と称する。
本実施形態では、情報処理装置10は、ユーザ毎に、暗号資産の保有数、第1パラメータt(以下、「温度t」と称する。)、温度tを引数とする第1関数v(t)で示される第2パラメータa(以下、「有効化割合a」と称する。)、及びスコア等を含むユーザ情報を記憶する。温度tは、後述するように、例えば時間経過に応じて変化するパラメータであるが、値が変化するために時間を要する任意のパラメータであってもよい。また温度tは、例えば−50≦t≦50の範囲において変化する。ユーザがアクティビティ(すなわち、コンテンツの投稿又は評価)を実施すると、当該ユーザの暗号資産の保有数に有効化割合aを乗じた数に基づいて、当該ユーザのスコアが増加する。そして、ユーザのスコアに基づいて当該ユーザに暗号資産が付与される。
ここで、第1関数v(t)として非線形関数が用いられる。具体的には、第1関数v(t)は、温度tの取り得る範囲(すなわち、−50≦t≦50)において温度tの増加に伴い減少し、且つ、当該範囲を中央及びその両側の3つの小範囲に区分したとき、中央の小範囲(例えば、−25≦t≦25)よりも両側の小範囲(例えば、−50≦t<−25、及び25<t≦50)の方が、温度tの変化に対して緩やかに変化する、という特徴を有する。
かかる構成によれば、サービスを利用するユーザの定着を促進可能である。すなわち、本実施形態では、アクティビティの実施をトリガとして、ユーザの暗号資産の保有数に有効化割合aを乗じた数に基づいてスコアが増加し、そのスコアに基づいてユーザに暗号資産が付与される。このため、暗号資産を取得しようとするユーザにとって、アクティビティを積極的に実施するとともに、有効化割合aを増加させることが望ましい。上述したように、有効化割合aは、値が変化するために時間を要する温度tを引数とする第1関数v(t)で示される。ここで例えば、時間経過に応じて温度tが減少することを考える。温度tがt=50付近である場合には、時間をかけても有効化割合aは小さい値から変化しにくいが、時間をかけて温度tがt=0付近まで下がると、かけた時間に対して有効化割合aが急激に増加するようになる。そして、更に時間をかけて温度tがt=−50付近まで下がると、有効化割合aは大きい値から変化しにくくなる。したがって、ユーザに対し、アクティビティを長期間継続する動機付けを与えることができるので、サービスを利用するユーザの定着を促進可能である。
次に、情報処理システム1が備える情報処理装置10について、詳細に説明する。
図2に示すように、情報処理装置10は、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、を備える。
通信部11は、ネットワーク30に接続する通信モジュールを含む。当該通信モジュールは、例えば有線LAN(Local Area Network)規格に対応するが、これに限られず任意の通信規格に対応してもよい。本実施形態において、情報処理装置10は、通信部11を介してネットワーク30に接続される。
記憶部12は、1つ以上のメモリを含む。本実施形態において「メモリ」は、例えば半導体メモリ、磁気メモリ、又は光メモリ等であるが、これらに限られない。記憶部12に含まれる各メモリは、例えば主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能してもよい。記憶部12は、情報処理装置10の動作に用いられる任意の情報を記憶する。
本実施形態において、記憶部12は、ユーザ毎にユーザ情報を記憶する。ユーザ情報は、例えば図3に示すように、ユーザIDと、ウォレット情報と、暗号資産の保有数と、温度t(第1パラメータt)と、有効化割合a(第2パラメータa)と、引出可能割合b(第3パラメータb)と、スコアと、変化モードと、を含むがこれらに限られず、例えばアカウント情報等、ユーザに関する任意の情報を含んでもよい。
ユーザIDは、情報処理装置10が提供するサービスにおいてユーザを一意に識別可能な情報である。
ウォレット情報は、ユーザの保有する暗号資産を管理するウォレットに関する情報である。本実施形態において、ウォレットは、オンラインウォレット又はウェブウォレットである。例えば、ウォレット情報は、秘密鍵、公開鍵、及びウォレットアドレスと、を含んでもよい。秘密鍵及び公開鍵は、暗号資産の取引要求をブロックチェーンネットワーク上のノードへ送信する際に用いられる。ウォレットアドレスは、暗号資産を移動させる際に移動元又は移動先として指定される情報である。
暗号資産の保有数は、ユーザがウォレットに保有する暗号資産の数である。ここで暗号資産の「数」は、整数で示されてもよいし、小数で示されてもよい。
温度tは、後述する第1関数v(t)及び第2関数l(t)の媒介変数である。本実施形態において、温度tの取り得る範囲は、−50≦t≦50である。しかしながら、温度tの取り得る範囲はこれに限られない。また温度tの取り得る範囲は、予め定義されてもよい。温度tは、上述した範囲(−50≦t≦50)から逸脱しないように制御される。温度tの初期値は、例えばt=−50であるが、これに限られず任意に定められてもよい。温度tは、値が変化するために時間を要するパラメータである。換言すると、温度tは、時間そのものを引数とする関数、又は値が変化するために時間を要する任意の変数を引数とする関数で示されるパラメータである。具体的には、温度tは、時間経過に応じて変化するパラメータであってもよい。かかる場合において、温度tは、所定時間が経過する度に変化してもよく、リアルタイムに変化してもよい。また具体的には、温度tは、ユーザが投稿したコンテンツに対する他のユーザからの評価数(例えば、いわゆる「いいね!」の数)、ソーシャルネットワークでの中心性(例えば、eccentricity centrality、closeness centrality、若しくはeigenvector centrality)、又はPagerank等に応じて変化するパラメータであってもよい。本実施形態では、後述するように、温度tは、所定時間(例えば、1日)が経過する度に変化するように制御されるものとして例示的に説明する。また本実施形態では、ユーザが温度tの値を直接的に操作、指定、又は変更できないものとして説明する。
有効化割合aは、温度tを引数とする第1関数v(t)で示されるパラメータである。有効化割合aは、後述するようにユーザのスコアを増加させる際に用いられる。詳細には、ユーザの暗号資産の保有数に有効化割合aを乗じた数に基づいて、ユーザのスコアが増加する。第1関数v(t)は、非線形関数であって、温度tの取り得る範囲(すなわち、−50≦t≦50)において温度tの増加に伴い減少し、且つ、当該範囲を中央及びその両側の3つの小範囲に区分したとき、中央の小範囲(例えば、−25≦t≦25)よりも両側の小範囲(例えば、−50≦t<−25、及び25<t≦50)の方が、温度tの変化に対して緩やかに変化する。本実施形態では、第1関数v(t)として、以下の式(1)が採用される。
Figure 2020135216
ここでαは、調整パラメータであって、例えば0.03であるが任意に定められてもよい。式(1)によれば、有効化割合aは、例えば図4に示すように、温度tが低下するほど増加し、t=−50において有効化割合aは1(すなわち、100%)となる。しかしながら、第1関数v(t)は上記の式(1)に限られない。例えば、第1関数v(t)は階段関数であってもよい。
引出可能割合bは、温度tを引数とする第2関数l(t)で示されるパラメータである。引出可能割合bは、後述するようにユーザの保有する暗号資産の引出処理を実施する際に用いられる。詳細には、ユーザの暗号資産の保有数に引出可能割合bを乗じた数が、引出上限数に定められる。第2関数l(t)は、非線形関数であって、温度tの取り得る範囲(すなわち、−50≦t≦50)において温度tの増加に伴い増加し、且つ、当該範囲において温度tが当該範囲の上限値(すなわち、50)に近づくほど、温度tの変化に対して急激に変化する。本実施形態では、第2関数l(t)として、以下の式(2)が採用される。
Figure 2020135216
ここでnは、ユーザが保有する全暗号資産を引出すのに必要な引出操作の最大回数(すなわち、t=−50の状態でユーザが全保有暗号資産を引出すのに必要な引出操作の回数)であり、例えば13であるが任意に定められてもよい。式(2)によれば、引出可能割合bは、例えば図5に示すように、温度tが上昇するほど増加し、t=50において引出可能割合bは1(すなわち、100%)となる。しかしながら、第2関数l(t)は上記の式(2)に限られない。例えば、第2関数l(t)は階段関数であってもよい。
スコアは、ユーザがアクティビティを実施することにより増加するパラメータである。スコアの初期値は、例えば0であるが、これに限られず任意に定められてもよい。詳細には、ユーザがアクティビティを実施すると、当該ユーザの暗号資産の保有数に有効化割合aを乗じた数に基づいてスコアが増加する。後述するように、スコアは、ユーザに対して暗号資産を付与する際に用いられる。
変化モードは、時間経過により温度tを変化させる際に用いられるパラメータである。本実施形態では、第1モード(以下、「冷却モード」と称する。)及び第2モード(以下、「加熱モード」と称する。)の一方が、変化モードとして用いられる。変化モードは、例えばユーザの端末装置20からの要求に応じて、冷却モードと加熱モードとの間で切替可能である。変化モードの初期設定は、例えば冷却モードである。上述のように所定時間(例えば、1日)が経過すると、変化モードが冷却モードである場合、例えば以下の式(3)で示される温度変化量Δtだけ温度tが減少する一方、変化モードが加熱モードである場合、温度変化量Δtだけ温度tが増加する。
Figure 2020135216
ここでdは、ユーザが暗号資産を引出可能な機会のインターバル日数であり、例えば7日であるが任意に定められてもよい。
図2に示す制御部13は、1つ以上のプロセッサを備える。本実施形態において「プロセッサ」は、汎用のプロセッサ、又は特定の処理に特化した専用のプロセッサ等であるが、これらに限られない。制御部13は、現在時刻を把握する計時機能を有する。制御部13は、情報処理装置10全体の動作を制御する。
例えば、制御部13は、上述した投稿機能及び評価機能を実現するための処理を実施する。詳細には、制御部13は、ユーザの端末装置20からコンテンツの投稿を受け付ける。コンテンツは、例えばテキストデータ、画像データ、動画データ、及び/又は音楽データ等を含み得るが、これらに限られない。制御部13は、ネットワーク30を介して端末装置20から受信したコンテンツを記憶部12に記憶するとともに、ネットワーク30を介して当該コンテンツを公開する。或いは、制御部13は、コンテンツをブロックチェーンに記憶してもよい。コンテンツの公開対象は、サービスにログインしたユーザに限定してもよいし、ネットワーク30に接続可能な任意の端末装置20としてもよい。また、制御部13は、公開されたコンテンツを閲覧したユーザの端末装置20から、当該コンテンツに対する評価を受け付ける。コンテンツの評価は、例えばコンテンツに対する感想を示すフラグを立てる(例えば、いわゆる「いいね!」をつける等)ことを含んでもよく、コンテンツを採点する(例えば、−5点〜5点のいずれかをつける)ことを含んでもよく、或いはコンテンツに対するコメントを投稿することを含んでもよい。このように、本実施形態では、制御部13は、コンテンツの投稿及び評価の2つのアクティビティを受け付ける。
制御部13によって制御される情報処理装置10のその他の代表的な動作について、図6〜図8を参照して説明する。
図6は、制御部13によって制御される情報処理装置10の第1動作を示すフローチャートである。概要として、第1動作は、ユーザの温度tを変化させる動作である。なお、上述したように温度tは、値が変化するために時間を要するパラメータであるが、ここでは具体例として、所定時間(例えば、1日)が経過する度にユーザの温度tを変化させる構成について説明する。
ステップS100:制御部13は、ユーザ毎にユーザ情報を記憶部12に記憶する。上述したように、ユーザ情報は、例えばユーザIDと、ウォレット情報と、暗号資産の保有数と、温度t(第1パラメータt)と、有効化割合a(第2パラメータa)と、引出可能割合b(第3パラメータb)と、スコアと、変化モードと、を含む。
ステップS101:制御部13は、所定時間(例えば、1日)が経過したか否かを判定する。詳細には、制御部13は、例えば所定時刻(例えば、00時00分)から所定時間が経過したか否かを判定してもよく、或いは所定時間が経過したと最後に判定したタイミングから所定時間が経過したか否かを判定してもよい。所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS101−No)、プロセスはステップS101を繰り返す。一方、所定時間が経過したと判定した場合(ステップS101−Yes)、プロセスはステップS102に進む。
ステップS102:制御部13は、各ユーザの温度tを変化させる。詳細には、制御部13は、ユーザの温度tを、当該ユーザの変化モードに応じて減少又は増加させる。本実施形態では、制御部13は、ユーザの変化モードが冷却モードである場合、上述した温度変化量Δtだけ温度tを減少させる(すなわち、t=t−Δt)。一方、制御部13は、ユーザの変化モードが加熱モードである場合、温度変化量Δtだけ温度を増加させる(すなわち、t=t+Δt)。その後、プロセスはステップS101に戻る。
図7は、制御部13によって制御される情報処理装置10の第2動作を示すフローチャートである。概要として、第2動作は、ユーザがアクティビティを実施すると当該ユーザのスコアを増加させ、スコアに基づいて当該ユーザに暗号資産を付与する動作である。
ステップS200:制御部13は、ユーザがサービスにおいて所定のアクティビティ(すなわち、コンテンツの投稿又は評価)を実施したか否かを判定する。例えば制御部13は、ユーザの端末装置20からコンテンツの投稿又は評価を受け付けると、当該ユーザがアクティビティを実施したと判定する。ユーザがアクティビティを実施していないと判定した場合(ステップS200−No)、プロセスはステップS202に進む。一方、ユーザがアクティビティを実施したと判定した場合(ステップS200−Yes)、プロセスはステップS201に進む。
ステップS201:制御部13は、ユーザの暗号資産の保有数に有効化割合aを乗じた値に基づいて、当該ユーザのスコアを増加させる。詳細には、制御部13は、暗号資産の保有数に有効化割合aを乗じた値が大きいほど、当該ユーザのスコアを大きく増加させる。
ステップS202:制御部13は、スコア集計期間(例えば、1週間)が満了したか否かを判定する。詳細には、制御部13は、例えば所定時刻(例えば、日曜日の00時00分)から開始してスコア集計期間が満了したか否かを判定してもよく、或いはスコア集計期間が満了したと最後に判定したタイミングから開始した新たなスコア集計期間が満了したか否かを判定してもよい。スコア集計期間が満了していないと判定した場合(ステップS202−No)、プロセスはステップS200に戻る。一方、スコア集計期間が満了したと判定した場合(ステップS202−Yes)、プロセスはステップS203に進む。
ステップS203:制御部13は、ユーザのスコアに基づいて当該ユーザに暗号資産を付与する。詳細には、制御部13は、ユーザのスコアが高いほど、当該ユーザに多くの暗号資産を付与する。なお、暗号資産の付与は、例えばユーザのウォレットに暗号資産を追加する取引要求をブロックチェーンネットワーク上のノードへ送信することにより実施される。
ステップS204:制御部13は、ユーザのスコアをリセットする(すなわち、初期値に戻す)。その後、プロセスはステップS200に戻る。
図8は、制御部13によって制御される情報処理装置10の第3動作を示すフローチャートである。概要として、第3動作は、ユーザが保有暗号資産の引出操作を実施すると、暗号資産の引出上限数を設定して当該ユーザの保有暗号資産の引出処理を実施する動作である。
ステップS300:制御部13は、ユーザが保有暗号資産の引出操作を実施したか否かを判定する。例えば制御部13は、ユーザの端末装置20から保有暗号資産の引出要求を受信すると、当該ユーザが引出操作を実施したと判定する。引出操作を実施していないと判定した場合(ステップS300−No)、プロセスはステップS300を繰り返す。一方、引出操作を実施したと判定した場合(ステップS300−Yes)、プロセスはステップS301に進む。
ステップS301:制御部13は、ユーザの暗号資産の保有数に引出可能割合bを乗じた数を引出上限数として、保有暗号資産の引出処理を実施する。詳細には、制御部13は、ユーザの端末装置20からの引出要求に基づいて、ユーザによって指定された数又は引出上限数のいずれか小さい数の暗号資産をウォレットから他のウォレットへ移動させる取引要求を、ブロックチェーンネットワーク上のノードへ送信する。その後、プロセスはステップS300に戻る。
以上述べたように、一実施形態に係る情報処理装置10は、ユーザ毎に、ユーザ情報(例えば、暗号資産の保有数、値が変化するために時間を要する温度t、第1関数v(t)で示される有効化割合a、及びスコア等)を記憶し、ユーザの温度tを変化させ、ユーザがサービスにおいて所定のアクティビティを実施すると、当該ユーザの暗号資産の保有数に有効化割合aを乗じた数に基づいて当該ユーザのスコアを増加させ、ユーザのスコアに基づいて当該ユーザに暗号資産を付与する。ここで、第1関数v(t)は、温度tの取り得る範囲において温度tの増加に伴い減少し、且つ、当該範囲を中央及びその両側の3つの小範囲に区分したとき、中央の小範囲よりも両側の小範囲の方が、温度tの変化に対して緩やかに変化する。
かかる構成によれば、サービスを利用するユーザの定着を促進可能である。すなわち、本実施形態では、暗号資産を取得しようとするユーザにとって、アクティビティを積極的に実施するとともに、有効化割合aを増加させることが望ましい。上述したように、有効化割合aは、値が変化するために時間を要する温度tを引数とする第1関数v(t)で示される。ここで例えば、所定時間が経過する度に温度tが減少することを考える。温度tがt=50付近である場合には、時間をかけても有効化割合aは小さい値から変化しにくいが、時間をかけて温度tがt=0付近まで下がると、かけた時間に対して有効化割合aが急激に増加するようになる。そして、更に時間をかけて温度tがt=−50付近まで下がると、有効化割合aは大きい値から変化しにくくなる。したがって、ユーザに対し、アクティビティを長期間継続する動機付けを与えることができるので、サービスを利用するユーザの定着を促進できる。このため、暗号資産を利用したサービスに関する技術が改善する。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理装置10は、ユーザ毎に、第2関数l(t)で示される引出可能割合bを更に記憶し、ユーザが保有暗号資産の引出操作を実施すると、当該ユーザの暗号資産の保有数に引出可能割合bを乗じた数を引出上限数として保有暗号資産の引出処理を実施する。ここで、第2関数l(t)は、温度tの取り得る範囲において温度tの増加に伴い増加し、且つ、当該範囲において温度tが当該範囲の上限値に近づくほど、温度tの変化に対して急激に変化する。
かかる構成によれば、長期間アクティビティを継続するユーザ等、サービスの活性化に有益なユーザがサービスの利用を辞めてしまうリスクを低減可能である。すなわち、ユーザがサービスの利用を辞めるときには、例えば保有暗号資産を外部の取引所で処分して利益を得るために、保有暗号資産を引き出すことが考えられる。一方、長期間に亘ってアクティビティを継続する有益なユーザは、アクティビティの実施に応じてより多くの暗号資産を得るために温度tが比較的低くなっていると考えられる。換言すると、温度tが低く、且つ多くの暗号資産を保有するユーザは、サービスの活性化に有益なユーザであることを示唆している。したがって、上述した引出可能割合bを用いる構成によれば、温度tが低いほど一度に引き出せる保有暗号資産の割合が小さくなるので、サービスの活性化に有益なユーザがサービスの利用を辞めてしまうリスクが低減する。このため、暗号資産を利用したサービスに関する技術が更に改善する。
本開示の実施形態について諸図面を参照して説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形または修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形または修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、または各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能である。例えば、複数の手段またはステップ等を1つに組み合わせたり、あるいは分割したりすることが可能である。
例えば、上述した実施形態においては、温度tが低く且つ多くの暗号資産を保有するユーザは、長期間アクティビティを継続する等、サービスの活性化に有益なユーザである蓋然性が高い。換言すると、温度tが低く且つ暗号資産の保有数が多いことは、そのユーザが有益なユーザであるという信頼性が高いことを意味する。しかしながら、例えば外部の取引所を利用して暗号資産を購入する等、アクティビティの実施以外の経路でユーザが暗号資産を取得することも想定される。かかる場合には、暗号資産の保有数の多いユーザが有益なユーザであるという信頼性が低下してしまう。
これに対して、本発明の他の実施形態では、ユーザが暗号資産を取得すると、その取得経路に応じて温度tを変化させる。具体的には、情報処理装置10の制御部13は、ユーザが暗号資産を取得すると、当該暗号資産が情報処理装置10によって付与された暗号資産(すなわち、アクティビティの実施により付与された暗号資産)であるか否かを判定する。
情報処理装置10によって付与された暗号資産であると判定した場合、制御部13は、ユーザの温度tを減少させる。例えば、制御部13は、以下の式(4)に基づいて、ユーザの温度tを減少させる。
Figure 2020135216
ここで、Aはユーザの暗号資産の現在の保有数であり、ΔAはユーザに付与された暗号資産の数であり、tは変化前の温度であり、t´は変化後の温度である。また、関数v-1(a)は、第1関数v(t)の逆関数である。
一方、情報処理装置10によって付与された暗号資産ではないと判定した場合、制御部13はユーザの温度tを増加させる。例えば、制御部13は、以下の式(5)に基づいて、ユーザの温度tを増加させる。
Figure 2020135216
ここで、関数l-1(b)は、第2関数l(t)の逆関数である。かかる構成によれば、例えば外部の取引所を利用して暗号資産を購入したユーザは、購入により暗号資産の保有数が多くなる一方で温度tが高くなるので、誤って当該ユーザが有益なユーザであると直ちに判断される蓋然性が低下する。
また、上述した実施形態では、スコア集計期間が満了するとスコアがリセットされる構成について説明した。しかしながら、情報処理装置10の記憶部12は、ユーザ情報として「スコア積算値」を記憶してもよい。かかる場合、制御部13は、例えばスコアをリセットするに際して、スコア積算値に当該スコアを加算してからスコアをリセットする。スコア積算値が高いユーザは、長期間アクティビティを継続する等、サービスの活性化に有益なユーザである蓋然性が高い。したがって、ユーザが有益なユーザであるか否かの指標としてスコア積算値を利用可能である。
また、上述した実施形態では、温度tの取り得る範囲が−50≦t≦50(ここでは、第1範囲という。)である例について説明した。しかしながら、温度tの取り得る範囲は任意に定められてもよい。例えば、温度tの取り得る範囲を−100≦t≦200(
ここでは、第2範囲という。)等としてもよい。かかる場合において、温度tの取り得る範囲は第2範囲であるが、第2範囲の少なくとも一部である第1範囲において、上述した実施形態が適用可能である。換言すると、上述した実施形態が第1範囲について適用されていれば、第2範囲のうち第1範囲以外の部分については適用されなくてもよい。
また、上述した実施形態では、ユーザがサービスにおいてアクティビティを実施すると、当該ユーザのスコアを増加させる構成について説明した。ここで、例えば実施されたアクティビティの種類(例えば、コンテンツの投稿又は評価)に応じて、スコアの増加量が異なってもよい。また、上述した実施形態では、コンテンツの投稿及び評価の2つのアクティビティについて説明した。しかしながら、サービスの内容に応じて3つ以上のアクティビティが存在してもよい。例えば、ユーザによって投稿されたコンテンツの閲覧、サービスの利用登録(すなわち、アカウント作成)、所定のゲームのシングルプレイ若しくはマルチプレイ、所定のアプリケーションプログラムの実行若しくはダウンロード、又は外部サービスとのアカウント連携等、サービスを通じてユーザが実施し得る任意の活動を「アクティビティ」として扱う構成も可能である。
また、上述した実施形態において、暗号資産を管理するウォレットがオンラインウォレット又はウェブウォレットである例について説明した。しかしながら、ウォレットは、例えばデスクトップウォレット又はモバイルウォレットであってもよい。かかる場合、情報処理装置10に替えて端末装置20がウォレット情報を記憶するとともに、情報処理装置10は端末装置20から暗号資産の保有数の情報を受信すればよい。
また、上述した実施形態において、ユーザの変化モードとして第1モード(冷却モード)及び第2モード(加熱モード)の2つのモードについて説明した。しかしながら、3つ以上の変化モードが存在してもよい。例えば、ユーザの温度tが変化しないように制御する第3モード(以下、「温度維持モード」と称する。)が存在してもよい。具体的には、情報処理装置10の制御部13は、ユーザの変化モードが温度維持モードである間、時間経過によっては当該ユーザの温度tが変化しないように制御する。
上述した一実施形態に係る情報処理装置10として、例えば汎用のコンピュータ等、任意の情報処理装置が採用可能である。例えば、実施形態に係る情報処理装置10の各機能を実現する処理内容を記述したプログラムを、当該装置のメモリに格納し、当該装置のプロセッサに実行させる。したがって、本発明の実施形態はプログラムとしても実現可能である。
1 情報処理システム
10 情報処理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
20 端末装置
30 ネットワーク

Claims (7)

  1. ネットワークに接続可能な通信部と、記憶部と、制御部と、を備え、暗号資産を利用したサービスをユーザに提供する情報処理装置であって、
    前記記憶部は、ユーザ毎に、暗号資産の保有数と、値が変化するために時間を要する第1パラメータtと、前記第1パラメータtを引数とする第1関数v(t)で示される第2パラメータaと、スコアと、を記憶し、
    前記制御部は、
    ユーザの前記第1パラメータtを変化させ、
    ユーザが前記サービスにおいて所定のアクティビティを実施すると、前記ユーザの暗号資産の保有数に前記第2パラメータaを乗じた数に基づいて、前記ユーザの前記スコアを増加させ、
    ユーザの前記スコアに基づいて前記ユーザに暗号資産を付与し、
    前記第1関数v(t)は、前記第1パラメータtの取り得る少なくとも一部の範囲において前記第1パラメータtの増加に伴い減少し、且つ、前記少なくとも一部の範囲を中央及びその両側の3つの小範囲に区分したとき、中央の前記小範囲よりも両側の前記小範囲の方が前記第1パラメータtの変化に対して緩やかに変化する、情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記記憶部は、ユーザ毎に、前記第1パラメータtを引数とする第2関数l(t)で示される第3パラメータbを更に記憶し、
    前記制御部は、ユーザが保有暗号資産の引出操作を実施すると、前記ユーザの暗号資産の保有数に前記第3パラメータbを乗じた数を引出上限数として前記ユーザの保有暗号資産の引出処理を実施し、
    前記第2関数l(t)は、前記第1パラメータtの取り得る前記少なくとも一部の範囲において前記第1パラメータtの増加に伴い増加し、且つ、前記少なくとも一部の範囲において前記第1パラメータtが前記一部の範囲の上限値に近づくほど、前記第1パラメータtの変化に対して急激に変化する、情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
    前記記憶部は、ユーザ毎に変化モードを更に記憶し、
    前記制御部は、ユーザの前記第1パラメータtを、前記ユーザの前記変化モードに応じて減少又は増加させる、情報処理装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、
    ユーザが暗号資産を取得すると、前記暗号資産が前記情報処理装置によって付与された暗号資産であるか否かを判定し、
    前記暗号資産が前記情報処理装置によって付与された暗号資産であると判定した場合、前記ユーザの前記第1パラメータtを減少させ、
    前記暗号資産が前記情報処理装置によって付与された暗号資産ではないと判定した場合、前記ユーザの前記第1パラメータtを増加させる、情報処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、時間経過に応じてユーザの前記第1パラメータtを変化させる、情報処理装置。
  6. 暗号資産を利用したサービスをユーザに提供する情報処理装置に、
    ユーザ毎に、暗号資産の保有数と、値が変化するために時間を要する第1パラメータtと、前記第1パラメータtを引数とする第1関数v(t)で示される第2パラメータaと、スコアと、を記憶するステップと、
    ユーザの前記第1パラメータtを変化させるステップと、
    ユーザが前記サービスにおいて所定のアクティビティを実施すると、前記ユーザの暗号資産の保有数に前記第2パラメータaを乗じた数に基づいて、前記ユーザの前記スコアを増加させるステップと、
    ユーザの前記スコアに基づいて前記ユーザに暗号資産を付与するステップと、
    を実行させ、
    前記第1関数v(t)は、前記第1パラメータtの取り得る少なくとも一部の範囲において前記第1パラメータtの増加に伴い減少し、且つ、前記少なくとも一部の範囲を中央及びその両側の3つの小範囲に区分したとき、中央の前記小範囲よりも両側の前記小範囲の方が前記第1パラメータtの変化に対して緩やかに変化する、プログラム。
  7. 暗号資産を利用したサービスをユーザに提供する情報処理装置の制御方法であって、
    ユーザ毎に、暗号資産の保有数と、値が変化するために時間を要する第1パラメータtと、前記第1パラメータtを引数とする第1関数v(t)で示される第2パラメータaと、スコアと、を記憶するステップと、
    ユーザの前記第1パラメータtを変化させるステップと、
    ユーザが前記サービスにおいて所定のアクティビティを実施すると、前記ユーザの暗号資産の保有数に前記第2パラメータaを乗じた数に基づいて、前記ユーザの前記スコアを増加させるステップと、
    ユーザの前記スコアに基づいて前記ユーザに暗号資産を付与するステップと、
    を含み、
    前記第1関数v(t)は、前記第1パラメータtの取り得る少なくとも一部の範囲において前記第1パラメータtの増加に伴い減少し、且つ、前記少なくとも一部の範囲を中央及びその両側の3つの小範囲に区分したとき、中央の前記小範囲よりも両側の前記小範囲の方が前記第1パラメータtの変化に対して緩やかに変化する、制御方法。
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