JP2020133686A - ワンウェイクラッチ - Google Patents
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Abstract
【課題】ワンウェイクラッチとして要求される機能を確保した上で、充分な小型化を図ること。【解決手段】ワンウェイクラッチ1は、内輪3および外輪5と、内輪3および外輪5との間に周方向所定間隔に配置され、内輪3と外輪5とを同軸に且つ相対回転可能に支持する複数の軸受11と、内輪3および外輪5との間に周方向所定間隔に配置され、内輪3と外輪5との間のトルクの伝達に供される複数のローラ7と、複数のローラ7をそれぞれトルク伝達位置に付勢する複数のスプリング9とを有し、複数のスプリング9は複数の軸受11に形成された凹部27にそれぞれ支持されており、対応するローラ7をトルク伝達位置に付勢している。【選択図】図1
Description
本発明は、車両や産業用機械においてトルクの伝達、バックストップ等のために用いられるワンウェイクラッチに関する。
従来、2系統の駆動側部材から入力された回転を1系統の出力部材の回転として出力する入力切替式のクラッチ装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたクラッチ装置は、2つのワンウェイクラッチが同軸上に軸方向に並べて配置され、2つのワンウェイクラッチの内輪が一体化されて共通内輪を形成している。2つのワンウェイクラッチは、内燃機関であるエンジン側または電動モータ側の駆動部材によってそれぞれの外輪が駆動され、これら2系統の動力源のそれぞれから入力される駆動力を、オイルポンプの駆動軸に連結された上記共通内輪に選択的に伝達している。
図2は、このようなクラッチ装置に用いられる従来のワンウェイクラッチ101の構成を示す正面図であり、軸方向一方側から見た状態を示している。
従来のワンウェイクラッチ101は、同軸上に配置された内輪103および外輪105と、内輪103と外輪105との間に介装されたトルク伝達部材である複数のローラ107と、ローラ107を内輪103と外輪105とを結合する方向に付勢するスプリング109と、内輪103と外輪105との径方向間隔を保持し、内輪103と外輪105とを相対回転可能に支持する複数の軸受111と、ローラ107とスプリング109と軸受111とを保持する保持器112とを備えている。軸受111は軸受鋼等の金属で構成され、保持器112は樹脂で構成されている。
従来のワンウェイクラッチ101は、同軸上に配置された内輪103および外輪105と、内輪103と外輪105との間に介装されたトルク伝達部材である複数のローラ107と、ローラ107を内輪103と外輪105とを結合する方向に付勢するスプリング109と、内輪103と外輪105との径方向間隔を保持し、内輪103と外輪105とを相対回転可能に支持する複数の軸受111と、ローラ107とスプリング109と軸受111とを保持する保持器112とを備えている。軸受111は軸受鋼等の金属で構成され、保持器112は樹脂で構成されている。
近年、車両等において、このような入力切替式のクラッチ装置を配置するためのスペースが小さくなってきている。そのため、クラッチ装置自体の小型化の要求がある。このような要求を満たすために、クラッチ装置に用いられているワンウェイクラッチを小型化することが考えられる。ワンウェイクラッチ自体は、構成部品をそれぞれ単純に縮小することにより、ある程度は小型化することが可能である。
図2に示す従来のワンウェイクラッチ101においては、ローラ107およびスプリング109はトルク伝達部材としての機能を確保した上での単純な縮小が構造的に可能である。保持器112はある程度は単純な縮小が可能であるが、過剰に縮小しようとすると、加工面において保持器としての形状を確保することが困難となる懸念がある。また、軸受111もある程度は単純な縮小が可能であるが、過剰に縮小した場合には、軸受としての機能面において、内外輪との焼き付きや空転に対する耐久性を確保することが困難となる懸念がある。
このように、ワンウェイクラッチを構成する個々の部品を単純に縮小することによってワンウェイクラッチの小型化を図ると、ワンウェイクラッチとしての機能の確保が困難となる虞がある。したがって個々の部品の単純な縮小によるワンウェイクラッチの小型化には限界がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、ワンウェイクラッチとして要求される機能を確保した上で、充分な小型化を図ることができるワンウェイクラッチを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るワンウェイクラッチは、
内輪および外輪と、
前記内輪と前記外輪との間に周方向所定間隔に配置され、前記内輪と前記外輪とを同軸に且つ相対回転可能に支持する複数の軸受と、
前記内輪と前記外輪との間に周方向所定間隔に配置され、前記内輪と前記外輪との間のトルクの伝達に供される複数のトルク伝達部材と、
前記複数のトルク伝達部材をそれぞれトルク伝達位置に付勢する複数のスプリング部材とを有するワンウェイクラッチにおいて、
前記複数のスプリング部材は前記複数の軸受に形成された支持部にそれぞれ支持されており、対応する前記トルク伝達部材を前記トルク伝達位置に付勢していることを特徴とする。
内輪および外輪と、
前記内輪と前記外輪との間に周方向所定間隔に配置され、前記内輪と前記外輪とを同軸に且つ相対回転可能に支持する複数の軸受と、
前記内輪と前記外輪との間に周方向所定間隔に配置され、前記内輪と前記外輪との間のトルクの伝達に供される複数のトルク伝達部材と、
前記複数のトルク伝達部材をそれぞれトルク伝達位置に付勢する複数のスプリング部材とを有するワンウェイクラッチにおいて、
前記複数のスプリング部材は前記複数の軸受に形成された支持部にそれぞれ支持されており、対応する前記トルク伝達部材を前記トルク伝達位置に付勢していることを特徴とする。
本発明によれば、ワンウェイクラッチとして要求される機能を確保した上で、充分な小型化を図ることができるワンウェイクラッチを提供することができる。
以下、本発明に係るワンウェイクラッチの実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施形態におけるワンウェイクラッチ1の方向について定義する。本実施形態において、軸方向、径方向、周方向とは、ワンウェイクラッチ1の中心軸線に関する軸方向、径方向、周方向のことをいう。図1において、紙面手前側を軸方向一方側とし、紙面奥側を軸方向他方側とし、紙面に向かって右に回転する方向を周方向一方側に向かう方向あるいは時計方向とし、紙面に向かって左に回転する方向を周方向他方側に向かう方向あるいは反時計方向とする。なお、ワンウェイクラッチ1の回転方向については、説明の便宜上、外輪および内輪をそれぞれ入力側および出力側とし、内輪に対する外輪の回転方向について説明するが、内輪の回転と外輪の回転とは相対的なものである。
まず、本実施形態におけるワンウェイクラッチ1の方向について定義する。本実施形態において、軸方向、径方向、周方向とは、ワンウェイクラッチ1の中心軸線に関する軸方向、径方向、周方向のことをいう。図1において、紙面手前側を軸方向一方側とし、紙面奥側を軸方向他方側とし、紙面に向かって右に回転する方向を周方向一方側に向かう方向あるいは時計方向とし、紙面に向かって左に回転する方向を周方向他方側に向かう方向あるいは反時計方向とする。なお、ワンウェイクラッチ1の回転方向については、説明の便宜上、外輪および内輪をそれぞれ入力側および出力側とし、内輪に対する外輪の回転方向について説明するが、内輪の回転と外輪の回転とは相対的なものである。
図1は、一つの実施形態に係るワンウェイクラッチ1の構成を示す正面図であり、軸方向一方側から見た状態を示している。
図1に示すように、ワンウェイクラッチ1は、内輪3と、内輪3に対して径方向外方に離間し、内輪3と同軸に且つ内輪3に対して相対回転可能に配置された外輪5とを有している。ワンウェイクラッチ1はさらに、内輪3と外輪5との間の環状の空間内に、周方向に所定間隔で介装された複数(本実施例においては5つ)のローラ7と、ローラ7を内輪3と外輪5とを結合する方向に付勢するコイル状またはアコーデオン状のスプリング9と、内輪3と外輪5との径方向間隔を保持し、内輪3と外輪5とを同軸に且つ相対回転可能に支持する複数(本実施例においては5つ)の軸受11と、を備えている。ローラ7は内輪3と外輪5とを結合し、内輪3と外輪5との間でトルクの伝達をするためのトルク伝達部材である。
図1に示すように、ワンウェイクラッチ1は、内輪3と、内輪3に対して径方向外方に離間し、内輪3と同軸に且つ内輪3に対して相対回転可能に配置された外輪5とを有している。ワンウェイクラッチ1はさらに、内輪3と外輪5との間の環状の空間内に、周方向に所定間隔で介装された複数(本実施例においては5つ)のローラ7と、ローラ7を内輪3と外輪5とを結合する方向に付勢するコイル状またはアコーデオン状のスプリング9と、内輪3と外輪5との径方向間隔を保持し、内輪3と外輪5とを同軸に且つ相対回転可能に支持する複数(本実施例においては5つ)の軸受11と、を備えている。ローラ7は内輪3と外輪5とを結合し、内輪3と外輪5との間でトルクの伝達をするためのトルク伝達部材である。
内輪3の外周面には、径方向内方に窪んだ凹部13が複数形成されている。本実施形態においては、5つの凹部13が周方向に所定間隔で形成されている。凹部13は内輪3の外周面の軸方向全長に亘って形成されている。凹部13にはローラ7が配置されている。凹部13の底面は、ローラ7が係合するカム面15を構成している。カム面15は、凹部13の周方向一方端から周方向他方端へ向かうに従い外輪5の内周面との径方向間隔が大きくなる方向に傾斜した傾斜面である。
ローラ7は円柱状の部材である。ローラ7は、ローラ7自体の軸方向が外輪5および内輪3の軸方向と平行となる向きに凹部13に配置されている。ローラ7は、凹部13のカム面15を摺動または転動する。
本実施形態においては、図2に示す従来用いられていた樹脂製の保持器112に相当する部材を用いずに、軸受11に保持器としての機能を持たせている。以下、軸受11の構成について説明する。
本実施形態のワンウェイクラッチ11は、上述したように、内輪3と外輪5との間に5つの軸受11を有している。これらの軸受11は軸受鋼等の金属で形成され、周方向に所定間隔に配置されている。これらの軸受11は内輪3に固定され、内輪3と一体に回転する。なお、これらの軸受11の内輪3への固定手段は限定されない。例えば、これらの軸受11の軸方向一方側の端部同士、または軸方向他方側の端部同士を連結する環状部材によってこれらの軸受11を環状に連結し、各軸受11の内周面17を内輪3の外周面に嵌合させても良い。あるいは、これらの軸受11を他の固定手段によってそれぞれ内輪3に固定しても良い。
軸受11は内輪3と外輪5との間の環状の空間に沿って周方向に所定の長さ延在している。軸受11は、軸方向から見て、内輪3と外輪5との径方向間隔の幅を有する部分円環状あるいは円弧状をなしている。具体的には、軸受11は、周方向に隣り合う2つの凹部13の周方向間隔に亘って延在している。したがって内輪3の外周面には、軸受11と凹部13とが周方向に交互に配置されている。
軸受11の内周面17は内輪3の外周面に対応する形状を有し、内輪3の外周面に接触している。軸受11は内輪3に固定されているので、軸受11の内周面17は内輪3の外周面に対して摺動不能である。軸受11の外周面19は外輪5の内周面に対応する形状を有し、外輪5の内周面に対して相対的に摺動可能である。すなわち内輪3に対して外輪5が回転する際、外輪5の内周面は潤滑油を介して軸受11の外周面19を滑らかに摺動する。このように、軸受11は、内輪3に対して外輪5を回転可能に支持している。
軸受11の周方向一方側の端面21は、軸受11の周方向一方側に隣接する凹部13のカム面15の周方向他方側端部に隣接し、軸受11の周方向他方側の端面23は、軸受11の周方向他方側に隣接する凹部13のカム面15の周方向一方側端部に隣接している。したがって、周方向に隣り合う2つ軸受11は、周方向一方側の軸受11の周方向他方側の端面23と、周方向他方側の軸受11の周方向一方側の端面21とが、1つの凹部13に関して周方向に対向している。これら周方向に対向する2つの軸受11の端面21、23と、内輪3の凹部13すなわちカム面15と、外輪5の内周面とによって形成される空間25内に、1つのローラ7が配置されている。
軸受11の周方向一方側の端面21には、周方向他方側に向かって凹んだ凹部27が形成されている。凹部27には、ローラ7をカム面15との係合方向すなわち周方向一方側に向けて付勢するためのスプリング9が取り付けられている。軸受11の周方向他方側の端面23は、所定の間隔を介してローラ7と周方向に対向している。
このように、本実施形態のワンウェイクラッチ1は、周方向に所定間隔に配置された複数の軸受11を有し、周方向に隣り合う軸受11間にローラ7およびスプリング9が保持される構成となっている。すなわち周方向に隣り合う軸受11間の空間25が、ローラ7を内輪3と外輪5との間の所定位置に保持するためのローラ保持部を構成している。したがって内輪3と外輪5との間には、軸受11とローラ保持部とが周方向に交互に配置されている。このように本実施形態のワンウェイクラッチ1は、周方向に配置された複数の軸受11がローラ7およびスプリング9を保持する保持器としての機能を備えている。
このような構成のワンウェイクラッチ1は、図1において、内輪3に対して外輪5が時計方向へ回転すると、ローラ7が内輪3のカム面15と外輪5の内周面とに係合し、内輪3は外輪5に対して固定され、内輪3と外輪5とは一体に回転する。すなわちこの状態において、外輪5に入力されたトルクは内輪3へ伝達され、内輪3の中央部のシャフトホール29に固定された図示しない軸部材に出力される。一方、図1において、内輪3に対して外輪5が反時計方向へ回転すると、ローラ7は内輪3のカム面15に係合せず、外輪5は内輪3に対して空転する。この状態においては、外輪5から内輪3へトルクは伝達されない。
次に本実施形態のワンウェイクラッチ1の効果について説明する。
本実施形態のワンウェイクラッチ1の軸受11は、周方向に隣り合う2つの凹部13すなわちカム面15間に亘って延在している。つまり、周方向に隣り合うローラ7の周方向間隔の略全域に亘って延在している。このため、ワンウェイクラッチ1の内輪3および外輪5を従来と比較して小径のものとし、これに伴い軸受11の内周面17および外周面19の曲率半径を小さくして軸受11を小型化しても、軸受11の内周面17は内輪3の外周面と周方向の広い範囲で接触し、軸受11の外周面19は外輪5の内周面と周方向の広い範囲で接触する。また軸受11は軸受鋼等の金属で構成されているため充分な剛性を有している。このような構成により、軸受11は内輪3と外輪5との間隔を周方向に亘って安定して保持することができる。さらに、本実施形態においては軸受11の外周面19は外輪5の内周面と広い範囲で潤滑するため、焼き付きや空転に対する高い耐久性を確保することができる。
本実施形態のワンウェイクラッチ1の軸受11は、周方向に隣り合う2つの凹部13すなわちカム面15間に亘って延在している。つまり、周方向に隣り合うローラ7の周方向間隔の略全域に亘って延在している。このため、ワンウェイクラッチ1の内輪3および外輪5を従来と比較して小径のものとし、これに伴い軸受11の内周面17および外周面19の曲率半径を小さくして軸受11を小型化しても、軸受11の内周面17は内輪3の外周面と周方向の広い範囲で接触し、軸受11の外周面19は外輪5の内周面と周方向の広い範囲で接触する。また軸受11は軸受鋼等の金属で構成されているため充分な剛性を有している。このような構成により、軸受11は内輪3と外輪5との間隔を周方向に亘って安定して保持することができる。さらに、本実施形態においては軸受11の外周面19は外輪5の内周面と広い範囲で潤滑するため、焼き付きや空転に対する高い耐久性を確保することができる。
さらに、本実施形態のワンウェイクラッチ1の軸受11は、トルク伝達部材であるローラ7およびスプリング9を保持する保持器としての機能を有している。したがって本実施形態のワンウェイクラッチ1は、図2に示す従来の樹脂製の保持器112に相当する部材を備えていないので、部品点数の削減に貢献することができる。ローラ7およびスプリング9は、単純に縮小してもトルク伝達部材としての機能を確保できるので、小型化した軸受11に適合するように縮小することができる。このような構成により、本実施形態のワンウェイクラッチ1は、トルク伝達部材を保持する保持器としての機能を有する小型の軸受11を備えているので、内輪3および外輪5を小型化することができる。すなわちワンウェイクラッチとしての機能を確保した上で、充分に小型化を図ることができる。
本実施形態のワンウェイクラッチ1は、例えば、2系統の駆動側部材から入力された回転を1系統の出力部材の回転として出力する入力切替式のクラッチ装置に用いることができる。その結果、クラッチ装置自体の小型化が可能となる。
本実施形態のワンウェイクラッチ1は、上記実施形態に限定されるものではなく、適宜変更が可能である。例えば、上記実施形態においては、内輪3にカム面15を設け、軸受11は内輪3と一体回転する構成であるが、外輪5の内周面にカム面を儲け、軸受11は外輪5と一体回転する構成とすることもできる。また、トルク伝達部材の数は、ワンウェイクラッチ1が伝達するトルク容量によって適宜設計することができる。また、本実施形態のワンウェイクラッチ1は、車両のほか、様々な産業用装置に適用することができる。
1、101 ワンウェイクラッチ
3、103 内輪
5、105 外輪
7、107 ローラ
9、109 スプリング
11、111 軸受
13 凹部
15 カム面
17 軸受の内周面
19 軸受の外周面
21 軸受の周方向一方側の端面
23 軸受の周方向他方側の端面
25 空間
27 凹部
29 シャフトホール
3、103 内輪
5、105 外輪
7、107 ローラ
9、109 スプリング
11、111 軸受
13 凹部
15 カム面
17 軸受の内周面
19 軸受の外周面
21 軸受の周方向一方側の端面
23 軸受の周方向他方側の端面
25 空間
27 凹部
29 シャフトホール
Claims (4)
- 内輪および外輪と、
前記内輪と前記外輪との間に周方向所定間隔に配置され、前記内輪と前記外輪とを同軸に且つ相対回転可能に支持する複数の軸受と、
前記内輪と前記外輪との間に周方向所定間隔に配置され、前記内輪と前記外輪との間のトルクの伝達に供される複数のトルク伝達部材と、
前記複数のトルク伝達部材をそれぞれトルク伝達位置に付勢する複数のスプリング部材とを有するワンウェイクラッチにおいて、
前記複数のスプリング部材は前記複数の軸受に形成された支持部にそれぞれ支持されており、対応する前記トルク伝達部材を前記トルク伝達位置に付勢していることを特徴とするワンウェイクラッチ。 - 前記各軸受は、周方向に隣り合う前記トルク伝達部材の周方向間隔の略全域に亘って延在し、部分円環状をなしていることを特徴とする請求項1に記載のワンウェイクラッチ。
- 周方向に隣り合う前記軸受の周方向に対向する端面によって、前記トルク伝達部材が保持される保持部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のワンウェイクラッチ。
- 前記内輪と前記外輪との間には、前記軸受と前記保持部とが周方向に交互に配置されていることを特徴とする請求項3に記載のワンウェイクラッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019024485A JP2020133686A (ja) | 2019-02-14 | 2019-02-14 | ワンウェイクラッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019024485A JP2020133686A (ja) | 2019-02-14 | 2019-02-14 | ワンウェイクラッチ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019024485A Pending JP2020133686A (ja) | 2019-02-14 | 2019-02-14 | ワンウェイクラッチ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2020133686A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20240012331A (ko) | 2022-07-20 | 2024-01-29 | 가부시기가이샤쯔바기모도체인 | 맞물림 클러치 |
DE102023129942A1 (de) | 2022-11-08 | 2024-05-08 | Tsubakimoto Chain Co. | Formschlüssige Kupplung |
-
2019
- 2019-02-14 JP JP2019024485A patent/JP2020133686A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US12055189B2 (en) | 2022-07-20 | 2024-08-06 | Subakimoto Chain Co. | Positive clutch |
DE102023129942A1 (de) | 2022-11-08 | 2024-05-08 | Tsubakimoto Chain Co. | Formschlüssige Kupplung |
KR20240067023A (ko) | 2022-11-08 | 2024-05-16 | 가부시기가이샤쯔바기모도체인 | 맞물림 클러치 |
US12104663B2 (en) | 2022-11-08 | 2024-10-01 | Tsubakimoto Chain Co. | Positive clutch |
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