JP2020128633A - 建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】室内空間に用いる仕上げ材に依らず室内空間内の揮発性有機化合物の濃度を抑制することが可能な建物を提供する。【解決手段】本発明に係る建物100は、区画部材によって他の空間R2、R3と区画された室内空間R1を備えた建物100であって、区画部材は、空洞部w3、c3と、空洞部w3、c3を挟んで対向する2つの仕切り部材w1、w2(又はc1、c2)とを有し、2つの仕切り部材w1、w2(又はc1、c2)の少なくとも一方の仕切り部材は、空洞部w3、c3内に露出する面を通じて揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能であり、室内空間R1と空洞部w3、c3とで空気を流通させる空気流通手段a1,a2が設けられていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、室内空間内の揮発性有機化合物の濃度を抑制可能な建物に関する。
シックハウス対策に係る改正建築基準法の施行により、内装仕上げに使用する建築材料について、ホルムアルデヒドの放散速度を管理することが義務付けられている。これに対して、建物の施工業者は、例えばJIS規格の等級(例:F☆☆☆☆(Fフォースター))で管理された建築資材を用いて内装仕上げを行うことで、ホルムアルデヒドの放散速度の管理を行っている。
また、特許文献1には、室内空間に放散されたホルムアルデヒドを捕捉することが可能な内装用建材及び建築物の内装構造が開示されている。このような内装構造を採用することで、建材の組み立て等にホルムアルデヒド系接着剤を使用した場合にも放散したホルムアルデヒドを捕捉して室内のホルムアルデヒド濃度の上昇を抑制することができる。
特開2002−187757号公報
しかし、特許文献1に開示された構成では、ホルムアルデヒドを捕捉することが可能な内装用建材の室内側の面に通気性の良くない仕上げ材を用いた場合には、ホルムアルデヒドの捕捉性能が仕上げ材により阻害され、十分にホルムアルデヒドの濃度上昇を抑制することができない場合があり、改善の余地があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、室内空間に用いる仕上げ材に依らず室内空間内の揮発性有機化合物の濃度を抑制することが可能な建物を提供することにある。
本発明の建物は、
区画部材によって他の空間と区画された室内空間を備えた建物であって、
前記区画部材は、空洞部と、該空洞部を挟んで対向する2つの仕切り部材とを有し、
前記2つの仕切り部材の少なくとも一方の仕切り部材は、前記空洞部内に露出する面を通じて揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能であり、
前記室内空間と前記空洞部とで空気を流通させる空気流通手段が設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明の建物は、上記構成において、前記2つの仕切り部材のうち少なくとも前記空洞部よりも前記室内空間側の仕切り部材は、前記空洞部側の面を通じて揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能であることが好ましい。
また、本発明の建物は、上記構成において、前記室内空間側の仕切り部材は、前記空洞部側の面よりも前記室内空間側の面を通じた揮発性有機化合物の吸着及び分解が抑制されていることが好ましい。
また、本発明の建物は、上記構成において、前記2つの仕切り部材を固定する下地材、又は前記区画部材に内包される軸組架構は、鋼製材料を含むことが好ましい。
また、本発明の建物は、上記構成において、前記区画部材は断熱材を内包する外周壁又は屋根材を含み、該外周壁又は該屋根材の前記空洞部は、前記断熱材の前記室内空間側に配置されていることが好ましい。
また、本発明の建物は、上記構成において、前記区画部材は前記室内空間と該室内空間に隣接する隣接室内空間とを区画する間仕切壁を含み、該間仕切壁の前記空洞部は、平面視において前記室内空間の周囲を連続的に囲むことが好ましい。
また、本発明の建物は、上記構成において、前記区画部材は階間に位置する天井材を含み、該天井材における前記空洞部を挟んで前記室内空間側とは反対側の仕切り部材は、軽量気泡コンクリート建材を含み、及び/又は、鋼製材料を含む梁に支持されていることが好ましい。
また、本発明の建物は、上記構成において、前記区画部材は前記室内空間と該室内空間に隣接する隣接室内空間とを区画する間仕切壁及び階間に位置する天井材を含み、該間仕切壁の前記空洞部と該天井材の前記空洞部は連通していることが好ましい。
また、本発明の建物は、上記構成において、前記空気流通手段は、前記室内空間側の仕切り部材に形成された複数の開口部を有することが好ましい。
また、本発明の建物は、上記構成において、揮発性有機化合物の吸着性又は分解性を備えた部材が前記空洞部内に配置されていることが好ましい。
また、本発明の建物は、上記構成において、前記空気流通手段は、前記室内空間側の仕切り部材又は前記空洞部に配置されたファンを有することが好ましい。
また、本発明の建物は、上記構成において、前記空気流通手段は、前記室内空間側の仕切り部材に配置され、前記室内空間側に吹き出し口を有すると共に前記空洞部側に吸気口を有するエアコンディショナを有することが好ましい。
本発明によれば、室内空間に用いる仕上げ材に依らず室内空間内の揮発性有機化合物の濃度を抑制することが可能な建物を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る建物の概略構成を示す正面断面図である。 図1における、間仕切壁部分の平面断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る建物100の概略構成を示す正面断面図である。まず、建物100の全体構成について説明する。図1に示す建物100は、鉄骨造の軸組みを有する2階建ての工業化住宅である。
なお、本願明細書、及び特許請求の範囲に記載の「揮発性有機化合物」は、JIS A 1901:2015において対象化学物質とされている建築材料の揮発性有機化合物(VOC),ホルムアルデヒド及び他のカルボニル化合物を含むものとする。
建物100は、地盤GLに固定された鉄筋コンクリート造の基礎構造1と、柱部材や梁部材などの軸組部材で構成された軸組架構等を有し、基礎構造1に固定された上部構造体2と、で構成されている。なお、軸組架構を構成する軸組部材は、規格化(標準化)されたものであり、予め工場にて製造された後に建築現場に搬入されて組み立てられる。
基礎構造1は、軸組架構の下方に位置し、軸組架構を支持している。具体的に、基礎構造1は、鉄筋コンクリート造の外周基礎梁10及びフーチング12を備えている。基礎構造1は、地盤GLに埋設されており、フーチング12の底面に当接して配置される杭体をさらに備えていてもよい。また、外周基礎梁10の上端部には、露出型固定柱脚工法により軸組架構の柱部材の柱脚を固定するための柱脚固定部が設けられ、アンカーボルトが外周基礎梁10の上面から突出している。基礎構造1は、上部構造体2の軸組架構からの鉛直荷重を地盤GLに分散して伝達する機能に加えて、上部構造体2における外装部材や床部材を支持する機能を有している。
外周基礎梁10は、鉄筋コンクリート造であり、上部構造体2の下方に位置し、上部構造体2を支持している。また、外周基礎梁10の下方には、外周基礎梁10と一体で形成された、建物100の荷重を地盤GLに伝える鉄筋コンクリート造のフーチング12が設けられている。
上部構造体2は、複数の柱部材及び柱部材間に架設された複数の梁部材から構成される軸組架構と、この軸組架構の外周部に配置される外周壁WL2と、階間に位置し階層間を上階屋内空間と下階屋内空間とに隔てる天井材CLと、室内空間R1と隣接する他の空間R2としての隣接室内空間とを区画する間仕切壁WL1と、を備えている。
外周壁WL2は、外装部材と、断熱部材と、内装部材と、を含んでいる。外装部材は、例えば、軽量気泡コンクリート(以下、「ALC」と記載する。「ALC」とは「autoclaved light weight concrete」の略である。)のパネルにより構成することができ、軸組架構の周囲にALCパネルを複数連接させることにより、外周壁WL2の外層(図1の例では第2仕切り部材w2の外装パネルwp)を形成することができる。断熱部材は、図1の例では例えば第2仕切り部材w2を構成する断熱材hwであり、例えば、フェノールフォーム、ポリスチレンフォーム、ウレタンフォーム等の発泡樹脂系の材料で形成することができる。内装部材は、図1の例では、外周壁WL2を構成する第1仕切り部材w1であり、例えば、揮発性有機化合物の低減効果を有する機能性建材や、石膏ボードの外面に有機化合物の低減効果を有する機能性シートを貼り付けた部材で形成することができる。
次に、上部構造体2の内装構造について以下に詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る建物100は、室内空間R1を備えている。室内空間R1は、区画部材によって他の空間R2,R3及びOTと区画されている。他の空間R2は、室内空間R1と隣接する室内空間であり、区画部材である間仕切壁WL1によって室内空間R1と区画されている。また、他の空間R3は、室内空間R1の上方に設けられた室内空間であり、区画部材である天井材CLによって室内空間R1と区画されている。また、他の空間OTは建物100の外部の空間であり、区画部材である外周壁WL2によって室内空間R1と区画されている。
間仕切壁WL1は、室内空間R1と他の空間R2とを区画する区画部材である。間仕切壁WL1は、図1に示すように、室内空間R1に面する第1仕切り部材w1と、他の空間R2に面する第2仕切り部材w2と、第1仕切り部材w1と第2仕切り部材w2により形成された空間である空洞部w3とを備えている。第1仕切り部材w1及び第2仕切り部材w2は、空洞部w3を挟んで対向して設けられている。
なお、第1仕切り部材w1は、区画部材のうち空洞部w3よりも室内空間R1側にある部分を指す概念である。同様に、第2仕切り部材w2は、区画部材のうち空洞部w3よりも室内空間R1側とは反対側にある部分を指す概念である。従って、本実施形態では、間仕切壁WL1は、2つの仕切り部材(本実施形態では第1仕切り部材w1及び第2仕切り部材w2)と空洞部w3により構成されている。これは、後述する外周壁WL2、天井材CLについても同様である。
本実施形態において、第1仕切り部材w1には、例えば、揮発性有機化合物の低減効果を有する機能性建材を用いることができる。第1仕切り部材w1に用いる機能性建材には、例えば、特許文献1に開示されたヒドラジド化合物を配合することでホルムアルデヒド等のアルデヒド類やその他の揮発性有機化合物の捕捉性能を高めた建材や、吉野石膏株式会社製のタイガーハイクリンボード(登録商標)等を用いることができる。また、上記以外の揮発性有機化合物の吸着性又は分解性を備えた他の建材を用いてもよい。また、第1仕切り部材w1には、例えば、石膏ボードの少なくとも外面(空洞部w3側の面)に揮発性有機化合物の吸着性又は分解性を備えたシート状部材を貼り付けることで、外面側で揮発性有機化合物の吸着性又は分解性を確保したものを用いてもよい。すなわち、第1仕切り部材w1には、少なくとも外面(空洞部w3側の面)を通じた揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能な機能性建材等の部材を用いることができる。
本実施形態において、第1仕切り部材w1の室内空間R1側には、通気性が良くない仕上げ材wfが設けられている。このように仕上げ材wfを設けることにより、第1仕切り部材w1は、空洞部w3側の面と比較して室内空間R1側の面を通じた揮発性有機化合物を吸着又は分解する機能が抑制される。また、後述するように、室内空間R1と空洞部w3とで空気を流通させることによって、室内空間R1内の揮発性有機化合物は、第1仕切り部材w1の空洞部w3側から吸着又は分解される。
なお、仕上げ材wfには、通気性の良い材料を用いても良い。通気性の良くない仕上げ材wfの例としてはビニールクロス等が挙げられる。一方、通気性が良い仕上げ材wfの例としては布クロス等が挙げられる。
本実施形態において、第2仕切り部材w2には、上述の第1仕切り部材w1と同一の部材を用いている。しかし、この態様には限定されず、第2仕切り部材w2に揮発性有機化合物の低減効果を有していない部材等を用いてもよい。
空洞部w3は、対向して配置された第1仕切り部材w1と第2仕切り部材w2によって形成された空間であり、本実施形態では空気の流通経路を構成している。間仕切壁WL1の第1仕切り部材w1には、室内空間R1と空洞部w3とを連通する開口部a1が設けられている。開口部a1は、第1仕切り部材w1において床材FL近傍の高さ位置に配置されている。本実施形態では、間仕切壁WL1の空洞部w3は、後述する天井材CLの空洞部c3と連通している。
本実施形態において、空洞部w3は、平面視において、室内空間R1の周囲を連続的に囲んでいる。すなわち、空洞部w3は、平面視において室内空間R1の周りを途切れることなく取り囲んでいる。図2は、本実施形態に係る建物100の平面視における、第1仕切り部材w1及び第2仕切り部材w2を支持する下地材bmの配置を示している。例えば図2のように、下地材bmが空洞部w3の幅方向に広がらないように配置することで、平面視において空洞部w3が室内空間R1の周囲を連続的に囲むようにすることができる。これによって、空洞部w3内の空気の流通を促進することができる(空気の流れを矢印で示す)。
なお、図2において、第1仕切り部材w1及び第2仕切り部材w2を支持する下地材bmは、鋼製材料を含んでいることが好ましい。このような構成によって、下地材bmからは揮発性有機化合物が放出されにくいため、本開示による建物100において揮発性有機化合物の増加を抑制することができる。また、区画部材に内包される下地材bm以外の軸組架構についても、同様の理由により鋼製材料を含んでいることが好ましい。
空洞部w3には、開口部a1から流入した空気の流れを促進するファンを配置してもよい。この場合、ファンは、開口部a1から流入した空気が天井材CLの空洞部c3に向けて流れるように設置することが望ましい。また、開口部a1にファンを配置し、開口部a1から空気を吸い込んで天井材CLに向けて上方に空気を送るように構成してもよい。また、空洞部w3又は開口部a1に配置したファンが天井材CLから下方に向かって空気を送るように構成してもよい。
外周壁WL2は、室内空間R1と他の空間OTとを区画する区画部材である。図1の例では、他の空間OTは建物100の外部の空間である。外周壁WL2は、図1に示すように、室内空間R1に面する第1仕切り部材w1と、他の空間OTに面する第2仕切り部材w2と、第1仕切り部材w1と第2仕切り部材w2により形成された空洞部w3とを備えている。そして、第1仕切り部材w1及び第2仕切り部材w2は、空洞部w3を挟んで対向して設けられている。
本実施形態において、第1仕切り部材w1には、間仕切壁WL1の第1仕切り部材w1と同様に、少なくとも外面(空洞部w3側の面)を通じた揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能な機能性建材等の部材を用いることができる。
本実施形態において、外周壁WL2の第1仕切り部材w1の室内空間R1側の面には、通気性が良くない仕上げ材wfが設けられている。このように仕上げ材wfを設けることにより、第1仕切り部材w1が室内空間R1側から揮発性有機化合物を吸着又は分解することが抑制される。また、後述するように、室内空間R1と空洞部w3とで空気を流通させることによって、室内空間R1内の揮発性有機化合物は、第1仕切り部材w1の空洞部w3側の面を通じて吸着又は分解される。
本実施形態において、第2仕切り部材w2は、空洞部w3に近い側から順に断熱材hw及び外装パネルwpを備えている。外装パネルwpは、ALCパネルで形成されており、軸組架構に固定されている。空洞部w3は、断熱材hwよりも室内空間R1側に配置されている。本実施形態では、断熱材hwは主に室内空間R1から外部の空間に熱が放出するのを抑制する。
空洞部w3は、対向して配置された第1仕切り部材w1と第2仕切り部材w2によって形成された空間であり、本実施形態では空気の流通経路を構成している。外周壁WL2の第1仕切り部材w1には、室内空間R1と空洞部w3とを連通する開口部a1が設けられている。開口部a1は、第1仕切り部材w1において床材FL近傍の高さ位置に配置されている。本実施形態では、外周壁WL2の空洞部w3は、後述する天井材CLの空洞部c3と連通している。
天井材CLは、室内空間R1と他の空間R3とを区画する区画部材である。天井材CLは、図1に示すように、室内空間R1に面する第1仕切り部材c1と、室内空間R1の反対側に位置する第2仕切り部材c2と、第1仕切り部材c1と第2仕切り部材c2により形成された空洞部c3とを備えている。そして、第1仕切り部材c1及び第2仕切り部材c2は、空洞部c3を挟んで対向して設けられている。
本実施形態において、第1仕切り部材c1には、間仕切壁WL1の第1仕切り部材w1と同様に、少なくとも外面(空洞部c3側の面)を通じた揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能な機能性建材等の部材を用いることができる。
本実施形態において、第2仕切り部材c2は、空洞部c3に近い側から天井パネルcp、断熱材hc、及び床部材ffを備えている。天井パネルcpは、外周壁WL2の外装パネルwpと同様にALCパネルで形成されており、軸組架構(例えば、梁など)に固定されている。なお、軸組架構は、鋼製材料を含むようにすることが好ましい。鋼製材料からは揮発性有機化合物が放出されにくいので、本開示による建物100において揮発性有機化合物の増加を抑制することができる。空洞部c3は、断熱材hcよりも室内空間R1側に配置されている。
本実施形態において、第1仕切り部材c1の室内空間R1側には、通気性が良くない仕上げ材cfが設けられている。このように仕上げ材cfを設けることにより、第1仕切り部材c1が室内空間R1側から揮発性有機化合物を吸着又は分解することが抑制される。また、後述するように、室内空間R1と空洞部c3とで空気を流通させることによって、室内空間R1内の揮発性有機化合物は、第1仕切り部材c1の空洞部c3側から吸着又は分解される。
空洞部c3は、対向して配置された第1仕切り部材c1と第2仕切り部材c2によって形成された空間であり、本実施形態では空気の流通経路を構成している。天井材CLの第1仕切り部材c1には、室内空間R1と空洞部c3とを連通する開口部a2が設けられている。開口部a2は、第1仕切り部材c1における略中央位置に配置されている。本実施形態では、天井材CLの空洞部c3は、上述の間仕切壁WL1の空洞部w3と連通している。
本実施形態では、間仕切壁WL1又は外周壁WL2に配置された開口部a1から空洞部w3内に流入した空気が、各空洞部w3を通って天井材CLの空洞部c3へと運ばれる。天井材CLの第1仕切り部材c1には、開口部a2が形成されており、開口部a1から流入した空気が天井材CLの開口部a2から室内空間R1内に再流入する。つまり、図1の例では、間仕切壁WL1の空洞部w3、外周壁WL2の空洞部w3、及び天井材CLの空洞部c3が空気流通経路を構成している。本実施形態では、間仕切壁WL1及び外周壁WL2の開口部a1に設けたファンが室内空間R1内の空気を空洞部w3内へと導き、天井材CLの開口部a2から室内空間内へと再流入させる(空気の流れを図1内に矢印で示す)。
上述のように、間仕切壁WL1、外周壁WL2、及び天井材CLの第1仕切り部材w1、c1は、少なくとも空洞部w3、c3に面する外側面を通じて揮発性有機化合物を吸着又は分解することによって低減する効果を有している。従って、間仕切壁WL1又は外周壁WL2に配置された開口部a1から空洞部w3内に流入し、天井材CLの空洞部c3を経由した空気は、第1仕切り部材w1、c1が有する揮発性有機化合物の吸着作用又は分解作用によって、空気に含まれる揮発性有機化合物が低減される。そして、空洞部w3、c3を通過した空気は、揮発性有機化合物が低減した状態で室内空間R1内に再度戻る。従って、本実施形態のように、第1仕切り部材w1、c1の室内空間R1に面した内側面に通気性が良くない仕上げ材wf、cfを用いた場合でも、室内空間R1の空気内に含まれる揮発性有機化合物を低減することができる。よって、室内空間R1に面した内側面に使用する仕上げ材wf、cfの選択の幅を広げることができる。
なお、第1仕切り部材w1、c1に揮発性有機化合物の吸着作用又は分解作用を持たせる代わりに、またはそれと同時に空洞部w3、c3内に揮発性有機化合物を吸着又は分解する部材を配置してもよい。これによって、空洞部w3、c3内を流通する空気内の揮発性有機化合物を効果的に低減することができる。つまり、空気流通経路を構成している空洞部w3、c3内に露出する面を通じて揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能であればよい。換言すれば、揮発性有機化合物の吸着性又は分解性を備えた部材自体、又は、ある部材における揮発性有機化合物の吸着性又は分解性を備えた部位が、空気流通経路を構成している空洞部w3、c3に面するように配置されていればよい。
また、本実施形態のように第1仕切り部材w1、c1の室内空間R1に面した内側面に通気性が良くない仕上げ材wf、cfを用いることができるので、第1仕切り部材w1、c1内に吸着された揮発性有機化合物が直接室内空間R1内に再放出されることを抑制することができる。
また、第1仕切り部材w1、c1は、空気が流動する空洞部w3、c3に面した外側面を通じて揮発性有機化合物を吸着又は分解するので、当該外側面における空気の流動性が高まり、空気中の揮発性有機化合物を効果的に低減することができる。
なお、本実施形態では、ファンを用いることで室内空間R1内の空気が空洞部w3、c3内を流動するように構成したが、この態様には限定されず、例えばエアコンディショナを利用するように構成してもよい。より具体的には、例えばエアコンディショナを第1仕切り部材w1に配置し、エアコンディショナの吸気口を空洞部w3側に配置すると共に吹き出し口を室内空間R1側に配置するように構成してもよい。また、室内空間R1又は空洞部w3内を局所的に温めて、空気を対流により流動させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、室内空間R1と他の空間R2,R3,OTとを区画する区画部材として間仕切壁WL1、外周壁WL2、及び天井材CLを例に説明したが、この態様には限定されない。例えば、区画部材として、屋根材(図1には図示しない)又は床材FLを用いるようにしてもよい。区画部材として屋根材を採用する場合には、図1の第2仕切り部材c2として屋根を構成する部材を採用し、当該屋根を構成する部材と第1仕切り部材c1との間に空洞部c3を設けるように構成すればよい。この場合、屋根を構成する部材が断熱材を含むようにすることが好ましい。また、区画部材として床材FLを採用する場合には、図1の床材FLを第1仕切り部材として用いると共に床材FLの下方に第2仕切り部材の役割を持つ部材を更に配置し、床材FLと新たに追加した部材との間の空間を空洞部として室内空間R1内の空気を流通させるように構成すればよい。また、図1において床材FLと地盤GLとの間の空間を空洞部として用いるようにしてもよい。
以上述べたように、本実施形態は、区画部材によって他の空間R2、R3と区画された室内空間R1を備えた建物100であって、区画部材は、空洞部w3、c3と、空洞部w3、c3を挟んで対向する2つの仕切り部材w1、w2(又はc1、c2)とを有し、2つの仕切り部材w1、w2(又はc1、c2)の少なくとも一方の仕切り部材は、空洞部w3、c3内に露出する面を通じて揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能であり、室内空間R1と空洞部w3、c3とで空気を流通させる空気流通手段が設けられるように構成した。このような構成の採用によって、間仕切壁WL1に配置された開口部a1から空洞部w3内に流入し、天井材CLの空洞部c3を経由した空気は、空洞部w3、c3内において露出する面を通じて揮発性有機化合物が吸着又は分解され、空気に含まれる揮発性有機化合物の濃度が低減される。そして、空洞部w3、c3を通過した空気は、揮発性有機化合物が低減した状態で室内空間R1内に再度戻る。従って、第1仕切り部材w1、c1の室内空間R1に面した内面に通気性が良くない仕上げ材wf、cfを用いた場合でも、室内空間R1の空気内に含まれる揮発性有機化合物の濃度を低減することができる。よって、室内空間R1の内面に使用する仕上げ材wf、cfの選択の幅を広げることができる。
また、本実施形態では、2つの仕切り部材w1、w2(又はc1、c2)のうち少なくとも空洞部w3、c3よりも室内空間R1側の仕切り部材w1、c1は、空洞部w3、c3側の面を通じて揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能であるように構成した。このような構成の採用によって、室内空間R1に面する部材のみを揮発性有機化合物の吸着又は分解に対応した部材に置き換えるだけでよいので、既存の建物にも導入し易くなる。
また、本実施形態では、室内空間R1側の仕切り部材w1、c1は、空洞部w3、c3側の面よりも室内空間側R1の面を通じた揮発性有機化合物の吸着及び分解が抑制されるように構成した。このような構成の採用によって、第1仕切り部材w1、c1内に吸着された揮発性有機化合物が直接室内空間R1内に再放出されることを抑制することができる。
また、本実施形態では、2つの仕切り部材w1、w2(又はc1、c2)を固定する下地材bm、又は区画部材に内包される軸組架構は、鋼製材料を含むように構成した。このような構成の採用によって、下地材bmや軸組架構からは揮発性有機化合物が放出されないため、下地材bmや軸組架構に木材等を用いた場合と比較して揮発性有機化合物の濃度を抑制することができる。
また、本実施形態では、区画部材は断熱材を内包する外周壁WL2又は屋根材を含み、外周壁WL2又は屋根材の空洞部w3は、断熱材hwの室内空間R1側に配置されるように構成した。このような構成の採用によって、外周壁WL2や屋根材から熱が放出されるのを抑制しつつ、これらの部位において揮発性有機化合物の吸着又は分解を促進することができる。
また、本実施形態では、区画部材は室内空間R1と室内空間R1に隣接する隣接室内空間(他の空間R2)とを区画する間仕切壁WL1を含み、間仕切壁WL1の空洞部w3は、平面視において室内空間R1の周囲を連続的に囲むように構成した。このような構成の採用によって、空洞部w3内の空気の流通が促進されるので、空洞部w3内における揮発性有機化合物の吸着性又は分解性を向上させることができる。
また、本実施形態では、区画部材は階間に位置する天井材CLを含み、天井材CLにおける空洞部c3を挟んで室内空間R1側とは反対側の仕切り部材c2は、軽量気泡コンクリート建材を含むように構成した。このような構成の採用によって、軽量気泡コンクリート建材は揮発性有機化合物の吸着機能を有するため、空洞部c3を流通する空気の揮発性有機化合物を吸着して室内空間R1内の揮発性有機化合物の濃度を抑制することができる。
また、本実施形態では、区画部材は階間に位置する天井材CLを含み、天井材CLにおける空洞部c3を挟んで室内空間R1側とは反対側の仕切り部材c2を支持する梁は、鋼製材料を含むように構成した。このような構成の採用によって、仕切り部材c2を支持する梁からは揮発性有機化合物が放出されにくいため、仕切り部材c2を支持する梁に木材等を用いた場合と比較して揮発性有機化合物の濃度を抑制することができる。
また、本実施形態では、区画部材は室内空間R1と室内空間R1に隣接する隣接室内空間(他の空間R2)とを区画する間仕切壁WL1及び階間に位置する天井材CLを含み、間仕切壁WL1の空洞部w3と天井材CLの空洞部c3は連通するように構成した。このような構成の採用によって、間仕切壁WL1の空洞部w3に空気を流入させ、更に天井材CLの空洞部c3を通過させて天井から室内空間R1に戻すことができる。従って、空気を空洞部w3、c3内の長い距離を移動させることができるので、揮発性有機化合物の吸着性又は分解性を備えた部材に長時間晒して、空気中の揮発性有機化合物の濃度を抑制することができる。
また、本実施形態では、空気流通手段は、室内空間R1側の仕切り部材w1、c1に形成された複数の開口部a1,a2を有するように構成した。このような構成の採用によって、室内空間R1内の空気を一の開口部から流出させると共に、一の開口部から離間した他の開口部から再度室内空間R1内に戻すことができるので、室内空間R1内の空気を広範囲で流動させることができる。従って、室内空間R1内の空気から偏り無く揮発性有機化合物を除去することができる。
また、本実施形態では、複数の開口部は、室内空間R1と隣接室内空間(他の空間R2)とを区画する間仕切壁WL1及び階間に位置する天井材CLにそれぞれ設けられるように構成した。このような構成の採用によって、室内空間R1内の空気を間仕切壁WL1の開口部a1から流出させると共に、開口部a1から離間した天井材CLの開口部a2から再度室内空間R1内に戻すことができるので、室内空間R1内の空気をより広範囲で流動させることができる。従って、室内空間R1内の空気から偏り無く揮発性有機化合物を除去することができる。
また、本実施形態では、複数の開口部のうち、間仕切壁WL1に設けられている開口部a1は、間仕切壁WL1における室内空間R1の床材FL近傍に形成されるように構成した。このような構成の採用によって、間仕切壁WL1の開口部a1と天井材CLの開口部a2とをより離間させることができるので、室内空間R1内の空気を更に広範囲で流動させることができる。従って、室内空間R1内の空気から偏り無く揮発性有機化合物を除去することができる。
また、本実施形態では、揮発性有機化合物の吸着性又は分解性を備えた部材が空洞部w3、c3内に配置されるように構成した。このような構成の採用によって、間仕切壁WL1や天井材CLの材質を変更することなく、室内空間R1内の揮発性有機化合物の濃度を低減することができる。
また、本実施形態では、空気流通手段は、室内空間R1側の仕切り部材w1、c1又は空洞部w3、c3に配置されたファンを有するように構成した。このような構成の採用によって、室内空間R1と空洞部w3、c3とで空気を効率よく流通させて室内空間R1内の揮発性有機化合物の濃度を低減することができる。
また、本実施形態では、空気流通手段は、室内空間R1側の仕切り部材w1、c1に配置され、室内空間R1側に吹き出し口を有すると共に空洞部w3、c3側に吸気口を有するエアコンディショナを有するように構成した。このような構成の採用によって、室内空間R1内の揮発性有機化合物の濃度を低減するためにファンを設ける必要がなく、通常の室内空間R1に設置されているエアコンディショナを用いて室内空間R1と空洞部w3、c3とで空気を効率よく流通させて室内空間R1内の揮発性有機化合物の濃度を低減することができる。
本発明を諸図面および実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形または修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形または修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
例えば、本実施形態では、複数の開口部a1,a2が間仕切壁WL1、外周壁WL2及び天井材CLにそれぞれ設けられるように構成したが、この態様には限定されない。複数の開口部a1,a2は室内空間に面する間仕切壁WL1、外周壁WL2、天井材CL、屋根材、及び床材のうち、いずれか2か所に設けられるように構成してもよい。また、同じ間仕切壁WL1の上部と下部にそれぞれ開口部を設けるなど、同種の区画部材内に複数の開口部が設けられていてもよい。また、開口部は、4か所以上に設けられるように構成してもよい。
1 基礎構造
2 上部構造体
10 外周基礎梁
12 フーチング
100 建物
CL 天井材
FL 床材
GL 地盤
OT 他の空間
R1 室内空間
R2 他の空間(隣接室内空間)
R3 他の空間
WL1 間仕切壁
WL2 外周壁
a1 開口部
a2 開口部
bm 下地材
c1 第1仕切り部材
c2 第2仕切り部材
c3 空洞部
cf 仕上げ材
cp 天井パネル
ff 床部材
hc 断熱材
hw 断熱材
w1 第1仕切り部材
w2 第2仕切り部材
w3 空洞部
wf 仕上げ材
wp 外装パネル

Claims (12)

  1. 区画部材によって他の空間と区画された室内空間を備えた建物であって、
    前記区画部材は、空洞部と、該空洞部を挟んで対向する2つの仕切り部材とを有し、
    前記2つの仕切り部材の少なくとも一方の仕切り部材は、前記空洞部内に露出する面を通じて揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能であり、
    前記室内空間と前記空洞部とで空気を流通させる空気流通手段が設けられていることを特徴とする建物。
  2. 前記2つの仕切り部材のうち少なくとも前記空洞部よりも前記室内空間側の仕切り部材は、前記空洞部側の面を通じて揮発性有機化合物の吸着又は分解が可能である、請求項1に記載の建物。
  3. 前記室内空間側の仕切り部材は、前記空洞部側の面よりも前記室内空間側の面を通じた揮発性有機化合物の吸着及び分解が抑制されている、請求項2に記載の建物。
  4. 前記2つの仕切り部材を固定する下地材、又は前記区画部材に内包される軸組架構は、鋼製材料を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の建物。
  5. 前記区画部材は断熱材を内包する外周壁又は屋根材を含み、該外周壁又は該屋根材の前記空洞部は、前記断熱材の前記室内空間側に配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の建物。
  6. 前記区画部材は前記室内空間と該室内空間に隣接する隣接室内空間とを区画する間仕切壁を含み、該間仕切壁の前記空洞部は、平面視において前記室内空間の周囲を連続的に囲む、請求項1から5のいずれか一項に記載の建物。
  7. 前記区画部材は階間に位置する天井材を含み、該天井材における前記空洞部を挟んで前記室内空間側とは反対側の仕切り部材は、軽量気泡コンクリート建材を含み、及び/又は、鋼製材料を含む梁に支持されている、請求項1から6のいずれか一項に記載の建物。
  8. 前記区画部材は前記室内空間と該室内空間に隣接する隣接室内空間とを区画する間仕切壁及び階間に位置する天井材を含み、該間仕切壁の前記空洞部と該天井材の前記空洞部は連通している、請求項1から5のいずれか一項に記載の建物。
  9. 前記空気流通手段は、前記室内空間側の仕切り部材に形成された複数の開口部を有する、請求項1から8のいずれか一項に記載の建物。
  10. 揮発性有機化合物の吸着性又は分解性を備えた部材が前記空洞部内に配置されている、請求項1から9のいずれか一項に記載の建物。
  11. 前記空気流通手段は、前記室内空間側の仕切り部材又は前記空洞部に配置されたファンを有する、請求項1から10のいずれか一項に記載の建物。
  12. 前記空気流通手段は、前記室内空間側の仕切り部材に配置され、前記室内空間側に吹き出し口を有すると共に前記空洞部側に吸気口を有するエアコンディショナを有する、請求項1から11のいずれか一項に記載の建物。
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