JP2020128223A - 積層発泡シート及び成形体 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱性、剛性、製膜性及び容器成形性のすべてに優れる積層発泡シートを提供すること。【解決手段】ホモポリプロピレン(A)を含有する発泡層と、発泡層上に積層され、ホモポリプロピレン(B)を含有する非発泡層と、を備える積層発泡シートであって、発泡層及び非発泡層の200℃におけるピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分での溶融張力がそれぞれ0.03〜0.08Nであり、発泡層及び非発泡層のメルトマスフローレートがそれぞれ0.50〜5.0g/10分である、積層発泡シート。【選択図】図1

Description

本発明は、積層発泡シート及び成形体に関する。
積層発泡シートは、例えば、食品用容器、包装用容器等の材料として用いることができる。これまでにも、積層発泡シート及びその成形体の特性向上を目的とした種々の提案がなされている。例えば、特許文献1には、発泡層と発泡層の片面又は両面にスキン層を積層し、各スキン層の厚みが1μm以上で、且つスキン層の合計厚みがシート全体の厚みの50%以下であるポリオレフィン系の積層発泡シートであって、発泡層にβ晶核剤を含有することを特徴とする積層発泡シートが開示されている。
特開2017−105171号公報
積層発泡シートには、特許文献1に記載されているような種々の特性が求められる。例えば、積層発泡シートが食品用容器又は包装用容器に用いられる場合、それらの容器がしばしば電子レンジで加熱されることも考慮すると、積層発泡シートは、断熱性、剛性、製膜性及び容器成形性のすべての点で優れていることが望ましい。
本発明は、断熱性、剛性、製膜性及び容器成形性のすべてに優れる積層発泡シートを提供することを目的とする。
本発明は、以下に示す積層発泡シート及び成形体を提供する。
(1)ホモポリプロピレン(A)を含有する発泡層と、発泡層上に積層され、ホモポリプロピレン(B)を含有する非発泡層と、を備える積層発泡シートであって、発泡層及び非発泡層の200℃におけるピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分での溶融張力がそれぞれ0.03〜0.08Nであり、発泡層及び非発泡層のメルトマスフローレートがそれぞれ0.50〜5.0g/10分である、積層発泡シート。
(2)190℃における対数歪み0.3での伸長粘度をη0.3、190℃における対数歪み3.0での伸長粘度をη3.0としたときに、発泡層が、発泡層の全質量を基準として、η0.3/η3.0が1.0〜5.0であるホモポリプロピレン(A1)を80〜99質量%、及びη0.3/η3.0が10〜500であるホモポリプロピレン(A2)を1〜20質量%含有し、非発泡層が、非発泡層の全質量を基準として、η0.3/η3.0が1.0〜5.0であるホモポリプロピレン(B1)を80〜99質量%、及びη0.3/η3.0が10〜500であるホモポリプロピレン(B2)を1〜20質量%含有する、(1)に記載の積層発泡シート。
(3)非発泡層と発泡層と非発泡層とをこの順に備える、(1)又は(2)に記載の積層発泡シート。
(4)発泡層の厚みが0.20〜0.95mmであり、非発泡層の厚みが0.01〜0.25mmである、(1)〜(3)のいずれかに記載の積層発泡シート。
(5)発泡層の密度が0.40〜0.85g/cmである、(1)〜(4)のいずれかに記載の積層発泡シート。
(6)(1)〜(5)のいずれかに記載の積層発泡シートの成形体。
(7)成形体が食品用容器である、(6)に記載の成形体。
(8)電子レンジで加熱して用いられる、(6)又は(7)に記載の成形体。
本発明によれば、断熱性、剛性、製膜性及び容器成形性のすべてに優れる積層発泡シートを提供することができる。
図1(A)は、一実施形態に係る積層発泡シートの断面図であり、図1(B)は、他の一実施形態に係る積層発泡シートの断面図である。 図2は、一実施形態に係る成形体の斜視図である。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。しかし、本発明がこれらの実施形態に限定されないことは自明である。
[積層発泡シート]
図1は、一実施形態に係る積層発泡シートを示す断面図である。図1(A)に示すように、一実施形態に係る積層発泡シート1Aは、発泡層2と、発泡層2の一方の面上に積層された非発泡層3とを備えている。図1(B)に示すように、他の一実施形態に係る積層発泡シート1Bは、発泡層2と、発泡層2の両方の面上に積層された非発泡層3とを備えている。すなわち、他の一実施形態に係る積層発泡シート1Bでは、非発泡層3と、発泡層2と、非発泡層3とがこの順に積層されている。
本実施形態に係る積層発泡シートは、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、非発泡層と発泡層と非発泡層とをこの順に備えることが好ましい。
(発泡層)
発泡層は、ホモポリプロピレン(A)を含有する。ホモポリプロピレンは、プロピレンのみをモノマー単位として含むポリマーである。
発泡層の200℃におけるピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分での溶融張力は、容器成型性に優れる観点から、0.03N以上であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、0.04N以上、0.045N以上、又は0.05N以上である。発泡層の200℃におけるピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分での溶融張力は、容器成型性に優れる観点から、0.08N以下であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、0.07N以下であり、より好ましくは、0.06N以下である。発泡層の200℃におけるピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分での溶融張力は、0.03〜0.08Nであり、0.04〜0.07N又は0.045〜0.06Nであってよい。上記溶融張力は、株式会社東洋精機製作所キャピログラフ1D(炉体径9.55mm)に、キャピラリー長20mmかつキャピラリー径2mmのキャピラリーを取り付けた装置を用い、200℃において、ピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分の条件で測定される。
上記溶融張力は、ホモポリプロプレン(A)として使用するポリマーの種類を調整することにより、上記範囲内に調整することができる。
発泡層のメルトマスフローレートは、製膜性及び容器成型性に優れる観点から、0.50g/10分以上であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、1.0g/10分以上、1.5g/10分以上、2.0g/10分以上、2.5g/10分以上、又は2.7g/10分以上である。発泡層のメルトマスフローレートは、剛性に優れる観点から、5.0g/10分以下であり、剛性、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、4.5g/10分以下、4.0g/10分以下、3.5g/10分以下、3.3g/10分以下、又は3.0g/10分以下である。発泡層のメルトマスフローレートは、0.50〜5.0g/10分であり、1.0〜4.5g/10分、1.5〜4.0g/10分、2.0〜3.5g/10分、2.5〜3.3g/10分、又は2.7〜3.0g/10分であってよい。メルトマスフローレイトは、ISO 1133:2005に従って、230℃、2.16kgの条件で測定した値である。
上記メルトマスフローレイトは、ホモポリプロプレン(A)として使用するポリマーの種類を調整することにより、上記範囲内に調整することができる。
発泡層は、190℃における対数歪み0.3での伸長粘度をη0.3、190℃における対数歪み3.0での伸長粘度をη3.0としたときに、η0.3/η3.0が1.0〜5.0であるホモポリプロピレン(A1)、及びη0.3/η3.0が10〜500であるホモポリプロピレン(A2)を含有してよい。
190℃における対数歪み0.3での伸長粘度η0.3、及び190℃における対数歪み3.0での伸長粘度η3.0は、TAインスツルメント社DHR−2により測定される。
ホモポリプロピレン(A1)の含有量は、発泡層の全質量を基準として、容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、80質量%以上であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、より好ましくは、82質量%以上、84質量%以上、86質量%以上、又は88質量%以上である。ホモポリプロピレン(A1)の含有量は、発泡層の全質量を基準として、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、99質量%以下、97質量%以下、95質量%以下、93質量%以下、又は91質量%以下である。ホモポリプロピレン(A1)の含有量は、発泡層の全質量を基準として、80〜99質量%、82〜97質量%、84〜95質量%、86〜93質量%、又は88〜92質量%であってよい。
ホモポリプロピレン(A2)の含有量は、発泡層の全質量を基準として、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、1質量%以上、3質量%以上、5質量%以上、又は7質量%以上である。ホモポリプロピレン(A2)の含有量は、発泡層の全質量を基準として、容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、20質量%以下であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、より好ましくは、18質量%以下、15質量%以下、又は13質量%以下である。ホモポリプロピレン(A2)の含有量は、発泡層の全質量を基準として、1〜20質量%、3〜18質量%、5〜15質量%、又は7〜13質量%であってよい。
発泡層は、必要に応じて、無機フィラー(例えば、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、タルク、クレー、マイカ、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ酸カルシウム、ガラス繊維及び炭素繊維)、可塑剤、着色剤、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤等を更に含んでいてもよい。
発泡層の厚みは、断熱性に更に優れる観点から、好ましくは、0.20mm以上、より好ましくは、0.25mm以上、0.30mm以上、0.35mm以上、0.40mm以上、又は0.45mm以上である。発泡層の厚みは、容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、0.95mm以下、0.85mm以下、0.75mm以下、0.65mm以下、0.60mm以下、又は0.55mm以下である。発泡層の厚みは、0.20〜0.95mm、0.25〜0.85mm、0.30〜0.75mm、0.35〜0.65mm、0.40〜0.60mm、又は0.45〜0.55mmであってよい。発泡層の厚みは、株式会社ハイロックス デジタルマイクロスコープを用いて、シート断面から発泡層を観察することにより測定することができる。
発泡層の密度は、容器成形性に更に優れる観点から、好ましくは、0.40g/cm以上であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、より好ましくは、0.55g/cm以上、0.60g/cm以上、又は0.65g/cm以上である。発泡層の密度は、断熱性に更に優れる観点から、好ましくは、0.85g/cm以下、0.80g/cm以下、又は0.75g/cm以下である。発泡層の密度は、0.40〜0.85g/cm、0.55〜0.80g/cm、0.60〜0.75g/cm、又は0.65〜0.75g/cmであってもよい。
発泡層の密度は、電子比重計(例えば、アルファーミラージュ株式会社、MDS−300)により得られる積層発泡シートの密度と、発泡層及び非発泡層の厚み比とから算出することができる。より具体的には、積層発泡シートの密度をd(g/cm)、非発泡層の密度をd1(g/cm)、発泡層の密度をd2(g/cm)、非発泡層の厚みをt1(cm)、発泡層の厚みをt2(cm)、非発泡層の厚みをt2(cm)としたときに、発泡層の密度d2(g/cm)は以下の式(1)から算出される。非発泡層の密度d2(g/cm)は、単層製膜により得られる非発泡層から、電子比重計(例えば、アルファーミラージュ株式会社、MDS−300)により得ることができる。なお、発泡層の密度d2(g/cm)は、積層発泡シートの非発泡層(表層)を取り除き、電子比重計を用いて得られた発泡層単層の密度を測定することにより求めることができる。
Figure 2020128223
発泡層の密度は、例えば、発泡層の発泡倍率を調整することにより、上記範囲内に調整することができる。
(非発泡層)
非発泡層は、発泡層上に積層されていればよく、発泡層の片方又は両方の面上に積層されていてよい。非発泡層が発泡層の両方の面上に積層されている場合、一方の層(第1の非発泡層)及び第1の非発泡層とは反対側に積層された非発泡層(第2の非発泡層)は、互いに同種であっても、異種であってもよい。
非発泡層は、ホモポリプロピレン(B)を含有する。ホモポリプロピレン(B)は、上述したホモポリプロピレン(A)と同種であっても異種であってもよい。
非発泡層の200℃におけるピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分での溶融張力は、容器成型性に優れる観点から、0.03N以上であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、0.04N以上、0.045N以上、又は0.05N以上である。非発泡層の200℃におけるピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分での溶融張力は、容器成型性に優れる観点から、0.08N以下であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、0.07N以下、又は0.06N以下であってよい。非発泡層の200℃におけるピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分での溶融張力は、0.03〜0.08Nであり、0.04〜0.07N又は0.045〜0.06Nであってよい。非発泡層の上記溶融張力は、発泡層の200℃におけるピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分での溶融張力を測定する方法と同様の方法により測定される。
上記溶融張力は、ホモポリプロプレン(B)として使用するポリマーの種類を調整することにより、上記範囲内に調整することができる。
非発泡層のメルトマスフローレートは、製膜性及び容器成型性に優れる観点から、0.50g/10分以上であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、1.0g/10分以上、1.5g/10分以上、2.0g/10分以上、又は2.5g/10分以上である。非発泡層のメルトマスフローレートは、剛性に優れる観点から、5.0g/10分以下であり、剛性、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、4.5g/10分以下、4.0g/10分以下、3.5g/10分以下、3.3g/10分以下、又は3.0g/10分以下である。非発泡層のメルトマスフローレートは、0.50〜5.0g/10分であり、1.0〜4.5g/10分、1.5〜4.0g/10分、2.0〜3.5g/10分、2.5〜3.3g/10分、又は2.5〜3.0g/10分であってよい。非発泡層のメルトマスフローレイトは、発泡層のメルトマスフローレイトと同様の方法により測定される。
上記メルトマスフローレイトは、ホモポリプロプレン(B)として使用するポリマーの種類を調整することにより、上記範囲内に調整することができる。
非発泡層は、190℃における対数歪み0.3での伸長粘度をη0.3、190℃における対数歪み3.0での伸長粘度をη3.0としたときに、η0.3/η3.0が1.0〜5.0であるホモポリプロピレン(B1)、及びη0.3/η3.0が10〜500であるホモポリプロピレン(B2)を含有してよい。ホモポリプロピレン(B1)は、ホモポリプロピレン(A1)と同種であっても異種であってもよい。また、ホモポリプロピレン(B2)とホモポリプロピレン(A2)とは互いに同種であっても異種であってもよい。
ホモポリプロピレン(B1)の含有量は、発泡層の全質量を基準として、容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、80質量%以上であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、より好ましくは、82質量%以上、84質量%以上、86質量%以上、又は88質量%以上である。ホモポリプロピレン(B1)の含有量は、発泡層の全質量を基準として、製膜性及び容器成型性に優れる観点から、好ましくは、99質量%以下、97質量%以下、95質量%以下、93質量%以下、又は91質量%以下である。ホモポリプロピレン(B1)の含有量は、発泡層の全質量を基準として、80〜99質量%、82〜97質量%、84〜95質量%、86〜93質量%、又は88〜92質量%であってよい。
ホモポリプロピレン(B2)の含有量は、非発泡層の全質量を基準として、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、1質量%以上、3質量%以上、5質量%以上、又は7質量%以上である。ホモポリプロピレン(B2)の含有量は、非発泡層の全質量を基準として、容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、20質量%以下であり、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、より好ましくは、18質量%以下、15質量%以下、又は13質量%以下である。ホモポリプロピレン(B2)の含有量は、非発泡層の全質量を基準として、1〜20質量%、3〜18質量%、5〜15質量%、又は7〜13質量%であってよい。
非発泡層が発泡層の両方の面上に積層されている(第1の非発泡層と、発泡層と、第2の非発泡層とがこの順に積層されている)場合、ホモポリプロピレン(B1)及びホモポリプロピレン(B2)それぞれの含有量は、いずれか一方の非発泡層の質量を基準とする。第1の非発泡層と第2の非発泡層とは、ホモポリプロピレン(B1)及び/又はホモポリプロピレン(B2)の含有量が同じであっても異なっていてもよい。
積層発泡フィルムにおいて、発泡層が、発泡層の全質量を基準として、ホモポリプロピレン(A1)を80〜99質量%、及びホモポリプロピレン(A2)を1〜20質量%含有し、かつ、非発泡層が、非発泡層の全質量を基準として、ホモポリプロピレン(B1)を80〜99質量%、及びホモポリプロピレン(B2)を1〜20質量%含有することが好ましい。この場合、製膜性及び容器成型性が更に優れたものとなる。
非発泡層は、必要に応じて、無機フィラー(例えば、シリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、タルク、クレー、マイカ、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ酸カルシウム、ガラス繊維及び炭素繊維)、可塑剤、着色剤、滑剤、帯電防止剤及び酸化防止剤等を更に含んでいてもよい。
非発泡層の厚みは、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、0.01mm以上であり、剛性、製膜性及び容器成型性に更に優れる観点から、より好ましくは、0.03mm以上、更に好ましくは、0.05mm以上である。非発泡層の厚みは、容器成型性に更に優れる観点から、好ましくは、0.25mm以下であり、剛性及び容器成型性に更に優れる観点から、より好ましくは、0.15mm以下、更に好ましくは、0.10mmである。非発泡層の厚みは、0.01〜0.25mm、0.03〜0.15mm又は0.05〜0.10mmであってよい。非発泡層が発泡層の両方の面上に積層されている場合、非発泡層の厚みは、いずれか一方の非発泡層の厚みである。非発泡層の厚みは、株式会社ハイロックス デジタルマイクロスコープを用いて、シート断面から非発泡層を観察することにより測定することができる。
図1(A)に示した積層発泡シート1Aでは、発泡層2の非発泡層3と反対側の面上、及び/又は、非発泡層3の発泡層2と反対側の面上に、他の層が更に積層されていてもよい。図1(B)に示した積層発泡シート1Bでは、一方又は両方の非発泡層3の発泡層2と反対側の面上に、他の層が更に積層されていてもよい。他の層としては、例えば、印刷層(意匠層)、補強層(耐衝撃性及び強靭性を付与可能な層)、ガスバリア層が挙げられる。
(積層発泡シートの製造方法)
発泡層と非発泡層とを積層する方法としては、共押出成形法、熱ラミネート法、押出ラミネート法等が挙げられる。積層発泡シートは、発泡層を形成した後、発泡層と非発泡層とを積層させることにより製造してもよく、発泡層を形成しながら、非発泡層と積層させることにより製造してもよい。発泡剤として化学発泡剤を用いる場合、例えば、ポリマー及び化学発泡剤を溶融及び混練して得た原料を金型(Tダイ)から吐出すると共に、ポリマーに溶存していたガスが気泡化して、発泡層が形成される。
発泡層を形成するために発泡剤を用いることができる。発泡剤としては、揮発性発泡剤及び化学発泡剤等が挙げられる。揮発性発泡剤としては、二酸化炭素、窒素及び空気等のガス;プロパン、ブタン及びペンタン等の揮発性炭化水素;塩化メチル等のハロゲン化炭化水素、水等が挙げられる。化学発泡剤としては、炭酸水素ナトリウム、無水クエン酸モノナトリウム、炭酸アンモニウム、アゾジカルボンアミド、4,4’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、p−トルエンスルホニルヒドラジド、及びN,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン、トリヒドラジノトリアジン、ベンゼンスルホニルセミカルバジド等が挙げられる。発泡剤は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
発泡剤の配合量は、ホモポリプロピレン(A)100質量部に対して、発泡層の発泡状態をより良好にする観点及び製膜性の観点から、好ましくは、0.1質量部以上であり、好ましくは、6質量部以下である。
発泡層の発泡状態をより一層良好にするために、気泡調整剤を用いてもよい。気泡調整剤としては、炭酸水素ナトリウム−クエン酸系化合物等の無機有機複合系気泡調整剤等が挙げられる。
[成形体]
積層発泡シートは、例えば、熱成形によって所望の形状の成形体に加工することができる。すなわち、積層発泡シートは、例えば、熱成形用積層発泡シートとして用いることができる。積層発泡シートの成形体は、断熱性、剛性、製膜性及び容器成形性のすべてに優れるため、食品用又は包装用容器として好適に用いることができる。積層発泡シートの成形体は、電子レンジで加熱して用いられる容器(電子レンジ加熱用容器)であってよい。
積層発泡シートの成形体の形状及び大きさは特に限定されない。成形体の平面形状は、四辺形、円形、楕円形、多角形などの種々の形状であることが可能である。成形体の立体形状は、箱形(特に弁当箱状)、トレー状及び丼状等の種々の形状であることが可能である。成形体は、蓋と容器本体とを別々に備える容器の一部又は全部、蓋と容器本体とがヒンジ部となる側壁の一部を介して連結された蓋付き容器の一部又は全部であってもよい。
図2は、一実施形態に係る積層発泡シートの成形体を示す斜視図である。図2に示す成形体10は、積層発泡シート1で構成されている。図2に示すように、成形体10は、一面側が開口した中空箱状に成形されており、内部に食品等の収容物を収容可能になっている。成形体10は、容器本体と蓋とを別々に備える容器における容器本体として好適に用いることができる。
以下、実施例を挙げて本発明についてさらに具体的に説明する。ただし、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
発泡層及び非発泡層を形成するために、以下のポリマーを準備した。η0.3は190℃における対数歪み0.3での伸長粘度を示し、η3.0は、190℃における対数歪み3.0での伸長粘度を示す。
<ホモポリプロピレン>
ポリマーIa:ホモポリプロピレン(PL400A、メーカー:サンアロマー株式会社、η0.3:10000Pa・s、η3.0:15000Pa・s、η0.3/η3.0:1.5)
ポリマーIb:ホモポリプロピレン(PL500A、メーカー:サンアロマー株式会社、η0.3:7500Pa・s、η3.0:11000Pa・s、η0.3/η3.0:1.5)
ポリマーIc:ホモポリプロピレン(VS200A、メーカー:サンアロマー株式会社、η0.3:20000Pa・s、η3.0:33000Pa・s、η0.3/η3.0:1.6)
ポリマーId:ホモポリプロピレン(PM801A、メーカー:サンアロマー株式会社、η0.3:5000Pa・s、η3.0:7000Pa・s、η0.3/η3.0:1.4)
<高溶融張力ホモポリプロピレン>
ポリマーII:ホモポリプロピレン(WB140HMS、メーカー:Borealis社、η0.3:22000Pa・s、η3.0:755000Pa・s、η0.3/η3.0:34)
<ブロックポリプロピレン(エチレン−ポリプロピレンブロック共重合体)>
ポリマーIII:エチレン−ポリプロピレンブロック共重合体(PM472W、メーカー:サンアロマー株式会社、η0.3:12000Pa・s、η3.0:15000Pa・s、η0.3/η3.0:1.25)
<高溶融張力ブロックポリプロピレン>
ポリマーIV:エチレン−ポリプロピレンブロック共重合体(EX6000、メーカー:日本ポリプロ株式会社、η0.3:16000Pa・s、η3.0:431000Pa・s、η0.3/η3.0:27)
190℃における対数歪み0.3での伸長粘度η0.3、及び190℃における対数歪み3.0での伸長粘度η3.0は、及び190℃における対数歪み3.0での伸長粘度η3.0は、TAインスツルメント社DHR−2により測定した値である。
(実施例1)
以下の方法により、発泡層と、発泡層の両方の面上に積層された非発泡層とを備える、実施例1の積層発泡シートを得た。
発泡層を製造する40mmφ単軸押出機、非発泡層を製造する40mmφ単軸押出機、及び2種3層用フィードブロックを用いて、溶融した各原料を積層させ、コートハンガーダイにより、3層共押出成形を行った。発泡層は、押出機から溶融した発泡層の原料が吐出すると共に、発泡層の原料に溶け込んでいた発泡ガスが解放されることにより、形成される。
発泡層の原料として、ポリマーIa及びポリマーIIを合計98.5質量%、重曹系化学発泡剤マスターバッチを1.5質量%使用した。非発泡層の原料として、ポリマーIa及びポリマーIIを合計100質量%使用した。上記方法にて、実施例1の積層発泡シートを得た。発泡層及び非発泡層において、ポリマーIa及びポリマーIIそれぞれの含有量は、発泡層の全質量を基準として、表1に示すとおりであった。
(実施例2〜7、9〜20)
表1〜2に示すポリマーを表1〜2に示す量用いたこと以外は、実施例1と同様の手順で、実施例2〜7及び9〜20の積層発泡シートを得た。
(実施例8)
以下の方法により、発泡層と、発泡層の片方の面上に積層された非発泡層とを備える実施例2の積層発泡シートを得た。
発泡層を製造する40mmφ単軸押出機、非発泡層を製造する40mmφ単軸押出機、及び2種2層用フィードブロックを用いて、溶融した各原料を積層させ、コートハンガーダイにより、2層共押出成形を行った。
発泡層の原料として、ポリマーIa及びポリマーIIを合計98.5質量%、重曹系化学発泡剤マスターバッチを1.5質量%使用した。非発泡層の原料として、ポリマーIa及びポリマーIIを合計100質量%使用した。上記方法にて、実施例1の積層発泡シートを得た。発泡層及び非発泡層において、ポリマーIa及びポリマーIIそれぞれの含有量は、発泡層の全質量を基準として、表1に示すとおりであった。
(比較例1〜7)
表3に示すポリマーを表3に示す量用いたこと以外は、実施例1と同様の手順で、比較例1〜7の積層発泡シートを得た。
(比較例8〜9)
以下の方法により、発泡層又は非発泡層を備える比較用シートを得た。発泡層あるいは非発泡層を製造する40mmφ単軸押出機を用いて、コートハンガーダイにて単層押出成形を行った。
(メルトマスフローレイト、溶融張力、厚み及び密度の測定)
メルトマスフローレイト(MFR)は、ISO 1133:2005に従って、230℃、2.16kgの条件で測定した。
溶融張力は、200℃、ピストンスピード10mm/分、引取速度20m/分の条件で、株式会社東洋精機製作所キャピログラフ1D(炉体径9.55mm)に、キャピラリー長20mmかつキャピラリー径2mmのキャピラリーを取り付けた装置により測定した。
発泡層及び非発泡層それぞれの厚みは、株式会社ハイロックス デジタルマイクロスコープを用いて、シート断面から発泡層及び非発泡層を観察することにより測定した。
発泡層の密度は、電子比重計(アルファーミラージュ株式会社、MDS−300)により得られる積層発泡シートの密度及び非発泡層の密度、並びに、発泡層及び非発泡層の厚みから算出した。
(評価方法)
(1)断熱性
製造した積層発泡シートを内径90mm×深さ30mmの形状の容器に真空圧空単発成形機(脇坂エンジニアリング社、FVS−500)を使って成形し、95℃、120mlのお湯を成形した容器に入れて、下記の基準で判定した。
A:お湯を入れた直後に、素手で容器の底を掴んで持ち上げて、熱いと感じるまでの時間が7秒以上
B:お湯を入れた直後に、素手で容器の底を掴んで持ち上げて、熱いと感じるまでの時間が5秒以上
C:お湯を入れた直後に、素手で容器の底を掴んで持ち上げて、熱いと感じるまでの時間が2秒以上
D:お湯を入れた直後に、素手で容器の底を掴んで持ち上げて、熱いと感じるまでの時間が2秒未満
(2)剛性
製造した積層発泡シートを弁当容器(デンカポリマー株式会社、AB−200本体、容器サイズ長手240mm、短手190mm、高さ30mm)に真空圧空成形機(脇坂エンジニアリング社、FVS−500)を使って成形し、500gの錘を入れ、蓋をした弁当容器を3段重ね、24時間静置後の本体容器の変形量を測定し、下記の基準で判定した。
A:深さ方向の変形量が5%未満
B:深さ方向の変形量が10%未満
C:深さ方向の変形量が20%未満
D:深さ方向の変形量が20%以上、又は割れが生じる
(3)製膜性
発泡層を製造する40mmφ単軸押出機、非発泡層を製造する40mmφ単軸押出機、及び積層用フィードブロックを用いて、溶融した各原料を積層させ、コートハンガーダイにより得られたシートの表面外観を観察し、以下の基準で判定した。
A:非発泡層の穴あきがなく、表面に光沢がある
B:非発泡層の穴あきはないが、表面に光沢はない
C:非発泡層の穴あきがわずかに見られる
D:非発泡層の穴あきが見られる
(4)容器成形性
製造した積層発泡シートを弁当容器(デンカポリマー株式会社、AB−200本体、容器サイズ長手240mm、短手190mm、高さ30mm)に真空圧空成形機(脇坂エンジニアリング社、FVS−500)を使って成形し、外観を下記の基準で判定した。
A:良好
B:コーナー部に僅かな形状不良
C:コーナー部に僅かな表面荒れ
D:寸法と異なる形状又はコーナー部に著しい表面荒れ
メルトマスフローレイト(MFR)、溶融張力、厚み及び密度の測定の測定結果、並びに、断熱性、剛性、製膜性及び容器成形性の評価結果を表1〜3に示す。なお、断熱性、剛性、製膜性及び容器成形性のすべての評価において、「A」、「B」又は「C」であれば、断熱性、剛性、製膜性及び容器成形性のすべてに優れていると判断される。
Figure 2020128223
Figure 2020128223
Figure 2020128223
1,1A,1B…積層発泡シート、2…発泡層、3…非発泡層、10…成形体。

Claims (8)

  1. ホモポリプロピレン(A)を含有する発泡層と、前記発泡層上に積層され、ホモポリプロピレン(B)を含有する非発泡層と、を備える積層発泡シートであって、
    前記発泡層及び前記非発泡層の200℃におけるピストンスピード10mm/分かつ引取速度20m/分での溶融張力がそれぞれ0.03〜0.08Nであり、
    前記発泡層及び前記非発泡層のメルトマスフローレートがそれぞれ0.50〜5.0g/10分である、積層発泡シート。
  2. 190℃における対数歪み0.3での伸長粘度をη0.3、190℃における対数歪み3.0での伸長粘度をη3.0としたときに、
    前記発泡層が、前記発泡層の全質量を基準として、η0.3/η3.0が1.0〜5.0であるホモポリプロピレン(A1)を80〜99質量%、及びη0.3/η3.0が10〜500であるホモポリプロピレン(A2)を1〜20質量%含有し、
    前記非発泡層が、前記非発泡層の全質量を基準として、η0.3/η3.0が1.0〜5.0であるホモポリプロピレン(B1)を80〜99質量%、及びη0.3/η3.0が10〜500であるホモポリプロピレン(B2)を1〜20質量%含有する、請求項1に記載の積層発泡シート。
  3. 前記非発泡層と前記発泡層と前記非発泡層とをこの順に備える、請求項1又は2に記載の積層発泡シート。
  4. 前記発泡層の厚みが0.20〜0.95mmであり、前記非発泡層の厚みが0.01〜0.25mmである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の積層発泡シート。
  5. 前記発泡層の密度が0.40〜0.85g/cmである、請求項1〜4のいずれか一項に記載の積層発泡シート。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の積層発泡シートの成形体。
  7. 前記成形体が食品用容器である、請求項6に記載の成形体。
  8. 電子レンジで加熱して用いられる、請求項6又は7に記載の成形体。
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