JP2020125799A - 遮断弁ユニット - Google Patents

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福井 浩人
Hiroto Fukui
浩人 福井
杉山 正樹
Masaki Sugiyama
正樹 杉山
永沼 直人
Naoto Naganuma
直人 永沼
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Abstract

【課題】圧力損失の低減化を図りつつ、コンパクト化を図った遮断弁ユニットを提供する。【解決手段】遮断弁ユニット10は、内部空間を有するケース20と、前記ケース20に開口し、前記内部空間に流体が流入する流入口30aと、前記ケース20にて互いに同一方向に開口するように形成され、前記内部空間から前記流体が流出する複数の流出口41、42と、複数の前記流出口41、42をそれぞれ開閉可能な複数の遮断弁51、52と、を備え、複数の前記遮断弁51、52は、前記ケース20における同一平面に設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、遮断弁ユニットに関する。
従来の遮断弁ユニットとして、特許文献1の遮断弁が知られている。この遮断弁は、弁座を閉塞可能な弁体と、弁体に配された弁軸と、この弁軸が直線運動するよう設けられたガイドと、弁体を変位させる回転駆動機構とを備えている。
特開2003−42324号公報
業務用等の大流量ガスメータに遮断弁を搭載することが要望されているが、大流量の流体が通過するため圧力損失が大きくなる。この圧力損失を低減するため、遮断弁では、弁座の口径を大きくすることが考えられる。しかしながら、弁座の口径の拡大に伴い、弁体が大きく重くなるため、回転駆動機構の回転阻害及び弁体による気密性の低下等の課題が引き起こされる。
そこで、上記特許文献1の遮断弁では、弁体を弁軸及びガイドによって保持し、また、回転駆動機構による回転運動を変換して弁軸を直線運動させている。これにより、大流量に対応するために弁体径を大きくした場合であっても、上記問題に対応している。しかしながら、弁体を支持するガイドを設ける必要があり、遮断弁が大型化するおそれがある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたものであり、圧力損失の低減化を図りつつ、コンパクト化を図った遮断弁ユニットを提供することを目的としている。
本発明のある態様に係る遮断弁ユニットは、内部空間を有するケースと、前記ケースに開口し、前記内部空間に流体が流入する流入口と、前記ケースにて互いに同一方向に開口するように形成され、前記内部空間から前記流体が流出する複数の流出口と、複数の前記流出口をそれぞれ開閉可能な複数の遮断弁と、を備え、複数の前記遮断弁は、前記ケースにおける同一平面に設けられている。
この構成によれば、複数の流出口をケースに設けることにより、流体の流出面積を増やし、大流量の流体の流れに対しても圧力損失の低減化を図ることができる。また、複数の遮断弁を同一平面に設けることにより、遮断弁ユニットの小型化が図られる。
遮断弁ユニットでは、複数の前記流出口は、互いに同じ径であり、前記流入口からの距離が互いに等しくなるように配置されていてもよい。この構成によれば、流入口から複数の流出口への流れる均等化することができ、圧力損失の低減化をさらに図ることができる。
遮断弁ユニットでは、複数の前記流出口は、前記流入口の軸方向に平行な第1方向に直交する第2方向に並んで配置され、前記第2方向に直交し且つ前記流入口の中心軸を含む仮想面に対して対称な位置に配置されていてもよい。この構成によれば、流入口から複数の流出口への流れる均等化することができ、圧力損失の低減化をさらに図ることができる。
遮断弁ユニットでは、前記遮断弁は、前記流出口を開閉する弁体と、前記弁体を全閉位置と全開位置との間で移動させるアクチュエータと、を有し、前記ケースは、前記流出口が開口する第1壁と、前記遮断弁が取り付けられ、前記第1壁に対向する第2壁と、前記全開位置において前記第2壁から突出する前記弁体までの距離と、前記全開位置と前記全閉位置との間の前記弁体のストローク長さとを合わせた寸法を、前記第1壁と前記第2壁との間に有していてもよい。
この構成によれば、第1壁と第2壁との間の寸法を、弁体の移動に基づいた最低限長さに設定することができ、遮断弁ユニットの小型化がさらに図られる。また、流出口を平坦な第1壁に設けることができ、圧力損失の低減化をさらに図ることができる。
遮断弁ユニットでは、前記ケースは、前記流入口と前記流出口との間にバッファ空間を有していてもよい。この構成によれば、流入口から流出口への流体の流れにおいて乱れを抑制し、圧力損失の低減化をさらに図ることができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、圧力損失の低減化を図りつつ、コンパクト化を図った遮断弁ユニットを提供することができるという効果を奏する。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
本発明の実施の形態1に係る遮断弁ユニットを示す斜視図である。 図1の遮断弁ユニットを第2壁側から視た図である。 図2に示すA―A線に沿って切断した遮断弁ユニットを示す断面図である。 図1の遮断弁ユニットを計量器に取り付けた状態を示す図である。 変形例1に係る遮断弁ユニットを示す斜視図である。 変形例2に係る遮断弁ユニットを示す斜視図である。 変形例3に係る遮断弁ユニットを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る遮断弁ユニットを示す斜視図である。 図8の遮断弁ユニットを第1壁側から視た図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら具体的に説明する。
(実施の形態1)
<遮断弁ユニットの構成>
実施の形態1に係る遮断弁ユニット10は、図1〜図3に示すように、大流量の流体の流通を遮断可能なユニットであって、例えば、ケース20、流入路30、複数の流出口及び複数の遮断弁を備えている。以下、複数の流出口にとして2つの流出口(第1流出口41及び第2流出口42)、複数の遮断弁として2つの遮断弁(第1遮断弁51及び第2遮断弁52)について説明するが、流出口及び遮断弁の数はこれに限定されず、3つ以上であってもよい。
なお、流入路30の中心軸31に平行な軸方向を第1方向とし、第1方向に直交し且つ互いに直交する方向を第2方向及び第3方向と称する。また、図2の図面では、第2遮断弁52の記載を省略している。
ケース20は、例えば、樹脂及び金属等の、流体に対して影響を受けにくい材料により形成されている。ケース20は、例えば、直方体形状であって、6つの壁(第1〜第6壁21〜26)、及び、これらの壁に囲まれた内部空間を有している。ケース20の角部(第1〜第4角部20a〜20d)は、丸面に面取りされている。
第1壁21及び第2壁22は、第1方向に直交する方向に拡がり、略矩形状の平板であり、例えば、第2方向の長さが第3方向の長さよりも長い。第1壁21及び第2壁22における4つの角はそれぞれ、弧字状に湾曲している。
第1壁21及び第2壁22は、第1方向において間隔を空けて、互いに対向して配置されている。第1壁21には第1流出口41及び第2流出口42が開口し、第2壁22には流入路30、第1遮断弁51及び第2遮断弁52が配置されている。
第3壁23、第4壁24、第5壁25及び第6壁26は、板状体であって、第1壁21と第2壁22と間においてこれらの外周縁に接続されている。これらの壁は、平坦に形成されているが、互いの接続部分(第1〜第4角部20a〜20d)では湾曲する曲面により形成されている。第3壁23及び第5壁25は第3方向に直交し、第4壁24及び第6壁26は第2方向に直交している。
流入路30は、流体がケース20の内部空間へ流入する流路であって、例えば、円筒等の筒形状により形成されており、ケース20の内部空間に連通している。流入路30の基端開口(流入口30a)は、ケース20に開口している。流入路30の直径は、流出口41、42の直径よりも大きい。
流入路30の中心が、例えば、第2方向において第2壁22の中心に一致し、第3方向において第2壁22の中心よりも一方側(例えば、第5壁25側)になるように、流入路30は配置されている。流入路30は、第3方向において、流出口41、42には重ならないが、遮断弁51、52の一部(取付部分等)に重なるように配置されていてもよい。これにより、ケース20の第3方向の寸法Dのコンパクト化が図られる。
流入路30は、その基端がケース20の第2壁22に接続されており、ケース20の第2面から突出している。第2壁22から第1方向に突出する方向において、流入路30の寸法は遮断弁51、52の寸法よりも長い。
流入路30の先端の外周面には、例えば、一対の円環凸部32が設けられている。円環凸部32は外周面において周方向に延び、一対の円環凸部32は第1方向に間隔を空けて配置されている。
流出口41、42は、流体がケース20の内部空間から流出する開口であって、例えば、円形等の形状により形成されている。第1流出口41及び第2流出口42は、例えば、互いに同じ直径である。
第1流出口41及び第2流出口42は、同一の平面である第1壁21において第2方向に並び、互いに隣接している。この第1流出口41及び第2流出口42は、流入口30aから同じ距離に配置されている。
例えば、第1流出口41及び第2流出口42は、仮想面Pに対して対称な位置に配置されている。この場合、第1流出口41は、仮想面Pよりも第2方向の一方側(第4壁24側)に配置され、第2流出口42は、仮想面Pよりも第2方向の他方側(第6壁26側)に配置されている。この仮想面Pは、第2方向に直交し、且つ、流入路30の中心軸31を含む平面である。
ケース20の内部空間において、第1流出口41と流入口30aとの間に第1バッファ空間27が設けられ、第2流出口42と流入口30aとの間に第2バッファ空間28が設けられている。
第1バッファ空間27は、流入路30の基端側開口と第1流出口41との間に延びる空間だけでなく、第2方向において流入路30よりも第2流出口42側と反対側の空間を含んでいる。例えば、第1バッファ空間27は、流入路30よりも第2方向の第4壁24側であって、且つ、第1流出口41よりも第3方向の第5壁25側の空間も含んでいる。
第2バッファ空間28は、流入路30の基端側開口と第2流出口42との間に延びる空間だけでなく、第2方向において流入路30よりも第1流出口41側と反対側の空間を含んでいる。例えば、第2バッファ空間28は、流入路30よりも第2方向の第6壁26側であって且つ第1流出口41よりも第3方向の第5壁25側の空間も含んでいる。
第1遮断弁51は第1流出口41を開閉可能な弁であって、第2遮断弁52は第2流出口42を開閉可能な弁である。遮断弁51、52は、例えば、家庭用等の小流量用の弁であって、第2方向において互いに隣接して配置されており、弁体53及びアクチュエータを有している。
弁体53は、合成ゴム等の可撓材料により形成されている。但し、弁体53は、樹脂製及び金属製等の板材を可撓性シート等により覆って形成されていてもよい。弁体53は、流出口41、42を覆う形状であって、例えば、円盤形状であって、流出口41、42の直径よりも大きな直径を有している。
弁体53は、ケース20の内部空間に配置されており、流出口41、42に対向する先端面54、及び、先端面54の反対側の基端面を有している。先端面54は突出部54a及び円環部54bを有している。突出部54aは、弁体53の中央に設けられており、円環部54bから突出した曲面で形成されている。円環部54bは、平面であって、突出部54aの周囲を取り囲んでいる。
弁体53が流出口41、42を閉じる際、突出部54aが流出口41、42に嵌り、円環部54bが流出口41、42の周囲の第1壁21に当接する。このため、第1壁21のうち、円環部54bに当接する部分が弁座に相当する。
アクチュエータは、移動部及び駆動部56を有しており、移動部はガイド部57及び軸部58を有している。ガイド部57は、筒形状であって、内周面に螺旋状溝が形成されて、弁体53の基端面に固定されている。軸部58は、棒形状であって、外周面にねじ山が形成されており、ケース20内の第2壁22に固定されている。軸部58は、第1方向に延びて、ねじ山が螺旋状溝に嵌るように、ガイド部57に挿入されている。
駆動部56は、ステッピングモータ等の回転駆動機構であって、ケース20の第2壁22の外側に固定されている。駆動部56は、軸部58に固定されており、軸部58を回転する。これにより、軸部58がガイド部57に対して回転し、ガイド部57が軸部58に対して第1方向に移動する。これに伴い、弁体53は、流出口41、42を塞ぐ全閉位置と、弁体53の可動範囲において流出口41、42から最も離れた全開位置との間を第1方向に移動する。
このように移動する弁体53に対して、ケース20の第1方向の寸法Hが設定されている。寸法Hは、第1壁21と第2壁22との間の寸法であって、第1長さh1と第2長さh2とを合わせた長さ(h1+h2)である。
第1長さh1は、第1方向において、全開位置に配置された弁体53の先端面54と第2壁22との間の長さであって、全開位置において弁体53が第2壁22から突出する長さである。第2長さh2は、弁体53のストローク長さであって、弁体53の全開位置と全閉位置と間の長さである。
これにより、弁体53が流出口41、42を塞ぐ位置に第1壁21が配置されることになるため、第1方向においてケース20をさらにコンパクト化することができる。また、流出口41、42と第1壁21とを同一平面に形成することができ、流体は平坦な第1壁21に沿って流出口41、42へ流れる。これにより、流体の流れを阻害したり、流体が滞留したりすることを防止でき、流体の圧力損失をさらに低減することができる。
なお、ケース20の第3方向における寸法Dは、遮断弁51、52の第3方向の寸法と、流入口30aの直径と、遮断弁51、52の取付マージンとの合計寸法と同じ又はそれよりも大きく、例えば、寸法Hの3倍よりも大きい。また、ケース20の第2方向の寸法Wは、第2方向に隣接した第1遮断弁51及び第2遮断弁52を第2壁22に取り付けられる最低限の寸法であって、例えば、2つの遮断弁51、52の第2方向の長さの総和と、遮断弁51、52の第2壁22への取付マージンとの合計寸法である。第2方向においてケース20をコンパクト化することができる。
<遮断弁ユニットの利用方法>
図4に示すように、例えば、遮断弁ユニット10は、ガス等の流体の流量を計測する計量器60(例えば、ガスメータ)内に取り付けられて、地震等の場合に流体の流通を遮断するために用いられる。
計量器60は、業務用であって、15m3/h以上24m3/h以下の大流量のガスが流通する。計量器60は、本体61、入口62、出口63及び計測部を有している。入口62及び出口63は本体61に連通し、本体61内には、ガスの流量を計測する計測部が設けられている。
遮断弁51、52を本体61内に配置し、例えば、流入路30の一対の円環凸部32の間にOリンク等のシール材を嵌め、流入路30を入口62に挿入して、遮断弁ユニット10を計量器60に取り付ける。この際、第1流出口41及び第2流出口42が入口62と出口63との間に挟まれるように、計量器60に対して遮断弁ユニット10を配置する。
遮断弁ユニット10において弁体53を全開位置に配置すると、流体は、入口62から流入路30を介してケース20の内部空間に流入し、ここから流出口41、42を介して本体61内に流出する。
このケース20の内部空間において、流体は流入口30aから流出口41、42へ流れる。この際、流体の一部は、第1バッファ空間27及び第2バッファ空間28を介して流出口41、42へ流れる。このため、流体の乱流等の流れの乱れが抑制され、圧力損失が低減される。
また、流体の一部は、流入口30aに対向するケース20の第1壁21に当たって向きを変え、第1壁21に沿って流れて、第1壁21の流出口41、42へ流れる。この流出口41、42は平坦な第1壁21に開口しているため、ガスはスムーズに流れ、圧力損失が低減される。
また、流入口30aの周囲を取り囲む第3壁23、第4壁24、第5壁25及び第6壁26において、これらが接続される各角部20a〜20dが曲面により形成されている。このため、ガスは、第3〜第6壁23〜26及びこの角部20a〜20dに沿って流出口41、42へスムーズに流れ、圧力損失が低減される。
さらに、第1流出口41及び第2流出口42は、共に第1方向に向かって開口している。このため、流体の流れる方向が揃えられ、圧力損失が低減される。
そして、必要に応じて、遮断弁51、52の駆動部56に通電されると、駆動部56が駆動して、軸部58が回転する。これにより、ガイド部57が第1方向の第1壁21側へ移動し、弁体53が全閉位置に至り流出口41、42を塞ぐ。これにより、計量器60において流体の流通が遮断される。
<遮断弁ユニットの作用、効果>
遮断弁ユニット10は、流入口30a、第1流出口41及び第2流出口42を備えているため、流入口30aに対して流出口41、42の総面積が増える。これにより、大流量の流体が流入口30aから流入するのに対し、小流量の流体が各流出口41、42から流出する場合であっても、流体の圧力損失を低減することができる。
また、第1遮断弁51及び第2遮断弁52は、ケース20において同一平面(例えば、第2平面)に設けられている。第1方向の一方側において第2壁22から突出する遮断弁51、52の寸法を互いに一致させることができる。また、第1方向の他方側において遮断弁51、52の弁体53のストローク位置も一致させることができる。よって、第1方向における遮断弁ユニット10の寸法が長くなることを抑制し、遮断弁ユニット10のコンパクト化を図ることができる。
しかも、第1遮断弁51及び第2遮断弁52によりそれぞれ開閉される第1流出口41及び第2流出口42も同一平面の第1壁21に配置される。これにより、第1流出口41及び第2流出口42は同じ方向を向き、流体は流出口41、42から同じ方向へ流れる。このため、計量器60内において流体の流れを均一化し、遮断弁ユニット10における流体の圧力損失を低減することができる。さらに、計量器60の空間に応じて流出口41、42の配置を設定し易い。
また、小流量用の遮断弁51、52では、弁体53の寸法が小さい。また、弁体53を移動させる駆動力が小さいため、駆動部56の寸法も小さく抑えることができる。よって、遮断弁ユニット10のコンパクト化が図られる。
さらに、遮断弁51、52に、特殊なものを用いる必要がなく、遮断弁ユニット10のコストの増加を抑制することができる。
さらに、第1流出口41及び第2流出口42は、互いに同じ径であり、流入口30aからの距離が互いに等しくなるように配置されている。これにより、流入口30aから第1流出口41及び第2流出口42のそれぞれへ均等に流すことができ、圧力損失の低減化を図ることができる。
また、第1流出口41及び第2流出口42は、流入路30の中心軸31を含む仮想面Pに対して対称な位置に配置されている。これにより、流入口30aから第1流出口41及び第2流出口42のそれぞれへ均等に流すことができ、圧力損失の低減化を図ることができる。
さらに、ケース20は、流入口30aと流出口41、42との間にバッファ空間27、28を有しているため、これらの間に空間を拡げることができる。このため、小流量用の遮断弁51、52により弁体53のストローク長さが短く、第1方向におけるケース20の寸法が小さくなる場合であっても、流体の圧力損失を低減することができる。
また、第1バッファ空間27は、流入口30aよりも第2方向の第4壁24側であって且つ第1流出口41よりも第3方向の第5壁25側に拡げられ、第2バッファ空間28は、流入口30aよりも第2方向の第6壁26側であって且つ第2流出口42よりも第3方向の第5壁25側に拡げられている。このため、ケース20の寸法W及び寸法Dが大きくならず、遮断弁ユニット10のコンパクト化が維持される。
なお、実施の形態1に係る遮断弁ユニット10について、流通性能を評価した。この結果、圧力損失が33.9Paと、所定値(35Pa)以下であり、所定の流通性能を満たしていた。なお、この圧力損失は、開放系において遮断弁ユニット10に220L/minの空気を流入路30から流入した際の流入路30における圧力と流出口41、42における圧力との差により求めた。
また、実施の形態1に係る遮断弁ユニット10では、ケース20の寸法Hが長さ(h1+h2)以下であり、且つ、寸法Wが第2方向における最低限の寸法である。このため、遮断弁ユニット10は第1方向及び第2方向において優れたコンパクト性を有している。
<変形例1>
図1に示す遮断弁ユニット10では、ケース20が直方体形状であったが、ケース20の形状はこれに限定されない。例えば、変形例1に係る遮断弁ユニット10では、図5に示すように、ケース120は三角柱形状であってもよい。
ケース120は、3つの角部(第1角部120a、第2角部120b及び第3角部120c)を有している。第1角部120a及び第2角部120bは第2方向に並び、第3角部120cは第1角部120a及び第2角部120bよりも第1方向の一方側に配置されている。
第1壁121及び第2壁122は、三角形であって、3つの角は曲線で丸みを帯びており、第1方向に直交する方向に拡がっている。第1壁121及び第2壁122の間には、これらの外周縁に接続される第3壁123、第4壁124及び第5壁125を有している。これらの間の第1角部120a、第2角部120b及び第3角部120cは面取りされている。このため、これらの壁は平坦に形成されているが、互いの接続部分では湾曲した曲面により形成されている。
第2壁122において、流入路30は第3角部120c側に配置され、第1遮断弁51は第1角部120a側に配置され、第2遮断弁52は第2角部120b側に配置されている。このため、第1遮断弁51及び第2遮断弁52は第2方向に並び、互いに隣接して配置されている。
第3角部120cは、流入路30の半径と同じ半径で湾曲しており、第1方向において流入路30の一部と連続している。第1角部120aは第1遮断弁51の外周縁に沿って湾曲し、第2角部120bは第2遮断弁52の外周縁に沿って湾曲している。このように、ケース120は、流入路30、第1遮断弁51及び第2遮断弁52の周囲を取り囲む範囲から外側へ突出していないため、遮断弁ユニット10はコンパクト化されている。
ケース120の寸法Hは、長さ(h1+h2)である。これにより、弁体53が流出口41、42を塞ぐ位置に第1壁121が配置され、第1方向においてケース120をコンパクト化することができる。また、流出口41、42及び第1壁121を同一平面上に形成することができ、流体の圧力損失を低減することができる。
この変形例1に係る遮断弁ユニット10について、上記と同様の方法により圧力損失を測定したところ、圧力損失が55.3Paであった。また、変形例1に係る遮断弁ユニット10では、ケース120の寸法Hが長さ(h1+h2)以下であり、且つ、寸法Wが最低限の寸法である。このため、遮断弁ユニット10は第1方向及び第2方向において優れたコンパクト性を有している。
<変形例2>
図5に示す遮断弁ユニット10では、ケース120の寸法Hは、長さ(h1+h2)に設定されていた。但し、図6に示す遮断弁ユニット10のように、ケース220における第1壁221と第2壁222との間の寸法Hは長さ(h1+h2)よりも大きくてもよい。このように、寸法Hを大きくすることにより、バッファ空間27、28が第1方向に拡がるため、遮断弁ユニット10の圧力損失を低減することができる。
この変形例2に係る遮断弁ユニット10について、上記と同様の方法により圧力損失を測定したところ、圧力損失が39.6Paであった。また、変形例2に係る遮断弁ユニット10は、ケース220の寸法Wが最低限寸法であって、優れたコンパクト性を有している。
<変形例3>
図1に示す遮断弁ユニット10では、第1遮断弁51及び第2遮断弁52が互いに隣接するように配置したが、遮断弁51、52の配置方法はこれに限定されない。例えば、図7に示すように、第1遮断弁51及び第2遮断弁52の間に流入路30を挟むように、遮断弁51、52を配置してもよい。例えば、2つの遮断弁51、52では、ケース320の第2壁322において、第1遮断弁51、流入路30及び第2遮断弁52がこの順で第2方向に一列に並ぶように配置される。
例えば、図1の遮断弁ユニット10では、第3方向において流入路30は第1遮断弁51の一部及び第2遮断弁52の一部と重なるように配置されている。このため、第1バッファ空間27の一部と第2バッファ空間28の一部が互いに重なる。
これに対し、図7の遮断弁ユニット10では、第1遮断弁51及び第2遮断弁52は、第2方向において流入路30から互いに反対側に配置されている。これにより、第1バッファ空間27と第2バッファ空間28が互いに重ならないため、バッファ空間を大きく採ることができる。よって、遮断弁ユニット10の圧力損失をさらに低減することができる。
ケース320は、直方体形状であり、段差部329が設けられている。なお、ケース320には段差部329が設けられていなくてもよい。また、ケース320の角部は面取りされ、曲面で形成されてもよい。
段差部329は、第2壁322と第3壁323との間、及び、第2壁322と第5壁325との間に配置されており、第2壁322から第1方向に窪み、第3壁323及び第5壁325から第3方向に窪み、第2方向に延びている。この段差部329によって、第1方向において第2壁322から第1壁321に向かってケース320の面積は拡がっている。このため、流入路30から第1方向に沿って流入する流体はケース320内に流入しやすく、遮断弁ユニット10の圧力損失を低減することができる。
ケース320の寸法Hは、長さ(h1+h2)に設定されている。このため、第1方向において遮断弁ユニット10のコンパクト化が図られる。
但し、変形例2と同様に、ケース320の寸法Hをこれよりも大きく設定することができる。
また、ケース320の寸法Dは、第3方向の最低限寸法であって、遮断弁51、52の直径と、遮断弁51、52の取付マージンとの合計寸法である。このため、第3方向において遮断弁ユニット10のコンパクト化が図られる。
この変形例3に係る遮断弁ユニット10について、上記と同様の方法により圧力損失を測定したところ、圧力損失が29.9Paと、所定値以下であって、優れた流通性能を有している。また、変形例3に係る遮断弁ユニット10は、ケース320の寸法Hが長さ(h1+h2)以下であり、優れたコンパクト性を有している。
(実施の形態2)
実施の形態1に係る遮断弁ユニット10では、遮断弁51、52が取り付けられた第2壁22に、流入路30が設けられていたが、流入路30の配置はこれに限定されない。例えば、実施の形態2に係る遮断弁ユニット10は、図8及び図9に示すように、ケース420の第1壁421及び第2壁422に接続された第3壁423に流入路30が配置されている。
ケース420は、例えば、直方体形状である。なお、ケース420の角部は、面取りされていてもよい。第1壁421及び第2壁422は、第3方向に直交する方向に拡がり、矩形状の平板である。第1壁421には第1流出口41及び第2流出口42が開口し、第2壁422には第1遮断弁51及び第2遮断弁52が配置されている。第1壁421と第2壁422との間の寸法(ケース420の寸法H)は、長さ(h1+h2)に設定されている。
ケース420は、第1壁421に凸状部421aを有している。凸状部421aは、第1方向に直交する断面が円弧形状であって、第1方向に延びている。凸状部421aは、第2方向の中央に配置され、第1壁421から第3方向に突出している。
第3壁423、第4壁424、第5壁425及び第6壁426は、板状体であって、第1壁421と第2壁422と間においてこれらの外周縁に接続されている。第3壁423及び第5壁425は第1方向に直交し、第4壁424及び第6壁426は第2方向に直交している。
流入路30は、第3壁423から第1方向に突出している。流入路30は、第2方向において第3壁423の中央であって、第1遮断弁51と第2遮断弁52との中間点が流入路30の中心軸31上に位置するように配置されている。流入路30は、第1方向において第1遮断弁51の一部及び第2遮断弁52の一部と重なるが、流出口41、42と重ならないように配置されている。
流入路30の直径は、第3壁423の第3方向の寸法(ケース420の寸法H)より大きい。このため、第3方向において、流入路30の一端は第2壁422上に配置され、流入路30の他端は第1壁421から突出している。この突出している部分は、第1壁421の凸状部421aに接続されている。
第1流出口41及び第2流出口42は、第1壁421において第2方向に並び、互いの間に凸状部421aを挟むように配置されている。また、第1流出口41及び第2流出口42は、仮想面Pに対して対称な位置であって、流入路30から同じ距離になるように配置されている。
第1遮断弁51及び第2遮断弁52は、第2壁422において第2方向に並び、弁体53が流出口41、42に対向するように配置されている。このため、ケース420の第2方向の寸法Wは、第1遮断弁51及び第2遮断弁52を第2壁422に取り付けられるように、例えば、2つの遮断弁51、52の第2方向の寸法の総和と、遮断弁51、52の取付マージンとの合計により設定される。ケース420の第1方向の寸法Dは、遮断弁51、52の第1方向の寸法と、遮断弁51、52の取付マージンとの合計により設定される。
このケース420の内部空間において、第1流出口41と流入路30との間の第1バッファ空間27、及び、第2流出口42と流入路30との間の第2バッファ空間28が設けられている。例えば、第1バッファ空間27は、第2方向において流入路30よりも第2流出口42側と反対側の空間を含んでいる。第2バッファ空間28は、第2方向において流入路30よりも第1流出口41側と反対側の空間を含んでいる。
このような遮断弁ユニット10は、1つの流入路30、第1流出口41及び第2流出口42を備えているため、流体の圧力損失を低減することができる。また、第1遮断弁51及び第2遮断弁52は、ケース420において同一平面(例えば、第2壁422)に設けられているため、遮断弁ユニット10のコンパクト化及び圧力損失の低減を図ることができる。
また、小流量用の遮断弁51、52では、遮断弁ユニット10の小型化及びコスト増加の抑制を行うことができる。
さらに、第1流出口41及び第2流出口42は、互いに同じ径であり、流入路30からの距離が互いに等しくなるように配置されているため、圧力損失の低減化を図ることができる。また、第1流出口41及び第2流出口42は、流入路30の中心軸31を含む仮想面Pに対して対称な位置に配置されていることにより、圧力損失の低減化を図ることができる。
さらに、ケース420は、流入路30と各流出口41、42との間にバッファ空間27、28を有しているため、流体の圧力損失を低減することができる。
なお、実施の形態2に係る遮断弁ユニット10においても、変形例1の遮断弁ユニット10と同様に、ケース420は三角柱形状であってもよい。また、実施の形態2に係る遮断弁ユニット10においても、変形例2の遮断弁ユニット10と同様に、ケース420の寸法Hは、長さ(h1+h2)よりも大きくしてもよい。
この実施の形態2に係る遮断弁ユニット10について、上記と同様の方法により圧力損失を測定したところ、圧力損失が33.4Paと、所定値以下であって、優れた流通性能を有している。また、実施の形態2に係る遮断弁ユニット10は、ケース420の寸法Hが長さ(h1+h2)以下であり、且つ、寸法Wが最低限寸法であって、優れたコンパクト性を有している。
<その他の実施の形態>
なお、上記全ての実施の形態において、移動部にガイド部57及び軸部58を用いたが、弁体53が流出口41、42を開閉できれば、移動部の機構はこれに限定されない。例えば、移動部に、カム機構を用いてもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の遮断弁ユニットは、圧力損失の低減化を図りつつ、コンパクト化を図った遮断弁ユニット等として有用である。
10 :遮断弁ユニット
20 :ケース
21 :第1壁
22 :第2壁
27 :第1バッファ空間(バッファ空間)
28 :第2バッファ空間(バッファ空間)
30a :流入口
41 :第1流出口(流出口)
42 :第2流出口(流出口)
51 :第1遮断弁(遮断弁)
52 :第2遮断弁(遮断弁)
53 :弁体
56 :駆動部(アクチュエータ)
57 :ガイド部(アクチュエータ)
58 :軸部(アクチュエータ)
120 :ケース
121 :第1壁
122 :第2壁
220 :ケース
221 :第1壁
222 :第2壁
320 :ケース
321 :第1壁
322 :第2壁
420 :ケース
421 :第1壁
422 :第2壁

Claims (5)

  1. 内部空間を有するケースと、
    前記ケースに開口し、前記内部空間に流体が流入する流入口と、
    前記ケースにて互いに同一方向に開口するように形成され、前記内部空間から前記流体が流出する複数の流出口と、
    複数の前記流出口をそれぞれ開閉可能な複数の遮断弁と、を備え、
    複数の前記遮断弁は、前記ケースにおける同一平面に設けられている、遮断弁ユニット。
  2. 複数の前記流出口は、互いに同じ径であり、前記流入口からの距離が互いに等しくなるように配置されている、請求項1の遮断弁ユニット。
  3. 複数の前記流出口は、前記流入口の軸方向に平行な第1方向に直交する第2方向に並んで配置され、前記第2方向に直交し且つ前記流入口の中心軸を含む仮想面に対して対称な位置に配置されている、請求項1又は2に記載の遮断弁ユニット。
  4. 前記遮断弁は、
    前記流出口を開閉する弁体と、
    前記弁体を全閉位置と全開位置との間で移動させるアクチュエータと、を有し、
    前記ケースは、
    前記流出口が開口する第1壁と、
    前記遮断弁が取り付けられ、前記第1壁に対向する第2壁と、
    前記全開位置において前記第2壁から突出する前記弁体までの距離と、前記全開位置と前記全閉位置との間の前記弁体のストローク長さとを合わせた寸法を、前記第1壁と前記第2壁との間に有している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の遮断弁ユニット。
  5. 前記ケースは、前記流入口と前記流出口との間にバッファ空間を有している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の遮断弁ユニット。
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