JP2020125654A - ブロック舗装方法、舗装用ブロック及びブロック舗装用強化板 - Google Patents

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Tokihiro Tsuda
外喜弘 津田
寿 津田
Hisashi Tsuda
寿 津田
晢一 稲垣
Norikazu Inagaki
晢一 稲垣
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【課題】 泥等を含む雨水であっても効率よく路盤に浸透させることができ、水はけがよいブロック舗装方法、舗装用ブロック及びブロック舗装用強化板を提供すること。【解決手段】透水性を有する路盤を形成する路盤形成工程と、この路盤形成工程で形成した路盤の上部に複数個の舗装用ブロックを敷設する舗装用ブロック敷設工程とを含むブロック舗装方法であって、前記舗装用ブロックは、その側面に雨水導入口を有する導水部が形成されるとともに、該導水部に連通するように該舗装用ブロックの底面に雨水排出部が形成され、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は道路等を舗装するブロック舗装方法、舗装用ブロック及びブロック舗装用強化板に関する。
従来、強化板を用いたブロック舗装方法等としては、「路盤層本体を形成した後、該路盤層本体の上部に透水シートを敷設し、その上にサンドクッション層を形成した路盤層を形成する路盤形成工程と、この路盤形成工程後に路盤のサンドクッション層の上部に、格子状に縦目地部と横目地部が形成でき、かつ底面に複数個の導水溝および、該導水溝の少なくとも一部の端部に導水溝より深い取水口を形成された多数個の天然石平板を、該天然石平板の取水口をふさぐことのない部位に位置する縦目地板および横目地板が立設された舗装用強化板を角部に配置しながら敷設する天然石平板の敷設工程とからなることを特徴とする天然石平板を用いた透水性舗装方法」が知られている(特許文献1)。
しかしながら、ブロック舗装方法等では、舗装用ブロックの間の目地部に雨水が流れ込んだ際に、取水口から雨水及びこの雨水に含まれる泥までが導水溝に入り込み、雨水に含まれる泥等が比重の関係で導水溝の底部に泥がたまってしまい、雨水が路盤に浸透しづらくなって、水はけが悪くなるという欠点があった。
特許第5346794号公報
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、泥等を含む雨水であっても効率よく路盤に浸透させることができ、水はけがよいブロック舗装方法、舗装用ブロック及びブロック舗装用強化板を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載されたブロック舗装方法は、透水性を有する路盤を形成する路盤形成工程と、この路盤形成工程で形成した路盤の上部に複数個の舗装用ブロックを敷設する舗装用ブロック敷設工程とを含むブロック舗装方法であって、前記舗装用ブロックは、その側面に雨水導入口を有する導水部が形成されるとともに、該導水部に連通するように該舗装用ブロックの底面に雨水排出部が形成され、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れることを特徴とする。
請求項2に記載されたブロック舗装方法は、前記舗装用ブロック敷設工程において、前記複数個の舗装用ブロックの間には、ベース板と該ベース板に略垂直に立設された板状の目地板とからなるブロック舗装用強化板が設けられ、前記目地板は、前記導水部の雨水導入口から雨水の上澄みの取り入れを妨げないように設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載されたブロック舗装方法は、透水性を有する路盤を形成する路盤形成工程と、この路盤形成工程で形成した路盤の上部に、ブロック舗装用強化板を介して複数個の舗装用ブロックを敷設する舗装用ブロック敷設工程とを含むブロック舗装方法であって、前記ブロック舗装用強化板は、ベース板と、該ベース板に略垂直に立設された板状の目地板とで構成されており、前記舗装用ブロックは、その側面上端部側から下端に至るまでの雨水導入口を有する導水部が形成されるとともに、該導水部に連通するように前記舗装用ブロックの底面に雨水排出部が形成され、前記導水部の雨水導入口は、前記ブロック舗装用強化板の目地板により下部付近が塞がれ、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れることを特徴とする。
請求項4に記載されたブロック舗装方法は、透水性を有する路盤を形成する路盤形成工程と、この路盤形成工程で形成した路盤の上部にブロック舗装用強化板を介して複数個の舗装用ブロックを敷設する舗装用ブロック敷設工程とを含むブロック舗装方法であって、前記ブロック舗装用強化板は、ベース板と、該ベース板に略垂直に立設された板状の目地板とで構成され、前記目地板の上端部付近に雨水導入口を有する導水部と、該導水部に連通するように前記ベース板の底面に形成された雨水排出部とを有し、前記導水部は、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れることを特徴とする。
請求項5に記載された舗装用ブロックは、透水性を有する路盤に目地部を介して敷設される舗装用ブロックであって、前記舗装用ブロックは、その側面に雨水導入口を有する導水部が形成されるとともに、該導水部に連通するように前記舗装用ブロックの底面に雨水排出部が形成され、前記導水部は、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れることを特徴とする。
請求項6に記載されたブロック舗装用強化板は、透水性を有する路盤に舗装用ブロックが敷設される際に用いられるベース板と該ベース板に略垂直に立設された板状の目地板とからなるブロック舗装用強化板であって、前記ブロック舗装用強化板は、目地板の上端部付近に雨水導入口を有する導水部と、該導水部に連通するように前記ベース板の底面に形成された雨水排出部とを有し、前記導水部は、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れることを特徴とする。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
(1)請求項1乃至請求項6に記載された各発明においては、舗装用ブロックや舗装用強化板に形成された導水部が、降雨時に雨水に含まれる泥を目地部内に沈殿させて、雨水の上澄みを前記導水部から取り入れられる高さに設けられているので、雨水を上方から路盤へ排出することができる。
したがって、雨水に含まれる泥に水分の浸透を阻害されることなく、確実に排水することができる。
図1乃至図8は本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
図9乃至図13は本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
図14乃至図17は本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
図18乃至図22は本発明の第4の実施形態を示す説明図である。
図23乃至図25は本発明の第5の実施形態を示す説明図である。
図26乃至図28は本発明の第6の実施形態を示す説明図である。
第1実施形態のブロック舗装方法の工程図。 路盤形成工程の説明図。 ブロック敷設工程の説明図。 ブロック舗装用強化板の斜視図。 第1実施形態の舗装用ブロックの斜視図。 図5の6−6線断面図。 舗装用ブロックで敷設した状態の平面図。 泥を含んだ雨水が流れ込む状態を示す概略断面図。 第2実施形態のブロック舗装方法の工程図。 第2実施形態の舗装用ブロックの斜視図。 図10の11−11線断面図。 舗装用ブロックを敷設した状態の概略断面図。 泥を含んだ雨水が流れ込む状態を示す概略断面図。 第3実施形態のブロック舗装方法の工程図。 第3実施形態のブロック舗装用強化板の斜視図。 図15の16−16線断面図。 泥を含んだ雨水が流れ込む状態を示す概略断面図。 第4実施形態のブロック舗装方法の工程図。 第4実施形態の舗装用ブロックの斜視図。 図19の20−20線断面図。 第4実施形態のブロック舗装用強化板の斜視図。 図21の22−22線断面図。 第5実施形態のブロック舗装方法の工程図。 第5実施形態の舗装用ブロックの斜視図。 図24の25−25線断面図。 第6実施形態のブロック舗装方法の工程図。 第6実施形態の舗装用ブロックの斜視図。 図27の28−28線断面図。
以下、図面に示す本発明を実施するための形態により、本発明を詳細に説明する。
図1乃至図8に示す本発明を実施するための第1の形態において、1は道路等を舗装する際に用いられるブロック舗装方法である。
このブロック舗装方法1は、図1に示すように、フィルター層2の上部に路盤層3を形成するとともに、この路盤層3の上部にサンドクッション層4を形成して路盤5を形成する路盤形成工程6と、この路盤形成工程6後に、この路盤5のサンドクッション層4の上部にベース板7と目地板8を有するブロック舗装用強化板9を介して舗装用ブロック10を敷設するブロック敷設工程11とで構成されている。
路盤形成工程6では、図2に示すように、フィルター層2の上部に路盤層3とサンドクッション層4とで路盤5を形成する工程で、形成される路盤層3は、本実施形態においては、インターロッキングブロック舗装の際に用いられる岩石または玉石をクラッシャで割っただけで篩い分けをしていない砕石(クラッシャラン)を用いて形成される。
この路盤層3の上部に形成されるサンドクッション層4は、主にブロック舗装用敷砂により形成されており、このサンドクッション層4と路盤層3との間に透水性シート等を設けてもよい。このように透水性を有する路盤を形成する。
ブロック敷設工程11は、本実施形態においては、図3に示すように、このサンドクッション層4の上部に複数個のブロック舗装用強化板9を用いて透水性を有するインターロッキングブロックや平板等の舗装用ブロック10を複数個敷設する工程である。
このブロック舗装用強化板9は、図4に示すように、サンドクッション層4の上面に載置され、舗装用ブロック10がその上面に載置される略矩形板状のベース板7と、このベース板7の上面に立設された単数又は複数個の目地板8とからなっており、従来から使用されているものである。舗装用ブロック10は、このブロック舗装用強化板9の目地板8を介してベース板7の左右にそれぞれ載置されて敷設される。
ところで、本実施形態では、目地板8は、平面視十字状の中央目地板8aと、この中央目地板8aの延長線上に配置された複数個の平面視長方形状の端部目地板8bとで構成されており、舗装用ブロック10はこれらの目地板8に周囲が当接する状態で設けられる。
このベース板7は、本実施形態においては、略矩形状に形成されているが、平板状でサンドクッション層4の上面に載置でき、このベース板7の上面に舗装用ブロック10を載置できるものであれば、任意の形状とすることができる。
また、このベース板7の上面に滑り止め等の加工を施してもよい。
本実施形態の目地板8は、この目地板8の中央目地板8aが位置決め部となっており、この部位に舗装用ブロック10の底面側の角部を当接させ、端部目地板8bに舗装用ブロック10の外周部を当接させることにより、隣り合う舗装用ブロック10間の目地部12の幅を所定の幅にすることができる。
なお、本実施形態では、舗装用ブロック10は路盤5の上部に載置されている状態で設けられ、特に路盤5等に固定状態で設けられていない。このように載置状態でも受けることにより、目地部12に泥17が沈殿し、蓄積した場合に、舗装用ブロック10を持ち上げて一時的に除去し、目地部12に蓄積した泥17を除去することができる。
舗装用ブロック10は、図5及び図6に示すように、本実施形態では、透水性を有さない天然石を用い、例えば縦・横・高さ寸法が300mmラ300mmラ60mmの略直方体状に形成された板材で、その側面の上部付近に孔状の導水部13が形成され、底部にはこの導水部13と連通する雨水排出部14が形成されている。
この導水部13は、降雨時に雨水に含まれる泥17を目地部12内に沈殿させて、雨水の上澄み18を取り入れられる高さに設けられている。本実施形態では、舗装用ブロック10の高さ方向の中央部よりも上方に雨水導入口13aが形成されている。
導水部13は、本実施形態では、断面円形状の孔で、この導水部13が舗装用ブロック10の側面から斜め方向に舗装用ブロック10の内部を貫通し、底面に形成されている雨水排出部14に連通している。
雨水排出部14は、本実施形態では、平面視(底面視)略円形状の凹所で、この雨水排出部14の上面に導水部13の他端部が連通している。
ところで、この導水部13や雨水排出部14は1つの舗装用ブロック10に対して1つのみ形成してもよいし、複数個形成してもよい。
降雨時に泥17を含んだ雨水がこの舗装用ブロック10の間に流れ込んだ場合、図7に示すように、泥17が目地部12の下部付近に沈殿し、この雨水のうち、上澄み18の水分のみが雨水導入口13aから取り入れられ、導水部13を通過して雨水排出部14へ流れ、雨水排出部14から透水性を有する路盤5へと雨水の上澄み18の水分のみが排出される。
このように、雨水に泥17が含まれていても、泥17と水分(上澄み18)を分離して排出することができ、泥17による水分(上澄み18)の路盤5への浸透を阻害されることがない。そのため、等を含む雨水であっても効率よく路盤5に浸透させることができ、水はけを向上させることができる。
[発明を実施するための異なる形態]
次に、図9乃至図28に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
図9乃至図13に示す本発明を実施するための第2の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、その側面に下端部が前記舗装用ブロックの下端部まで達するいわゆるラッパ口状の導水部13A(雨水導入口13a)が形成され、該導水部13Aに連通するように、底面に左右方向に延在する雨水排出部14Aが形成された舗装用ブロック10Aを用い、この舗装用ブロック10Aの導水部13Aの下部付近をブロック舗装用強化板9の目地板8により塞ぎ、導水部13Aの雨水の上澄みを取り入れられる高さの部位のみを開口状態としたブロック舗装工程11Aを行うブロック舗装方法1Aにした点で、このような構成にしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
本実施形態では、端部目地板8bにより導水部13Aの下部を塞いでおり、この端部目地板8bの高さを、前記導水部13Aの雨水導入口13aから雨水の上澄みを取り入れられる高さとなるように形成している。
図14乃至図17に示す本発明を実施するための第3の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、目地板8bの上端部付近、本実施形態では上面に形成された雨水導入口13aを有する導水部13Bと、この導水部13Bに連通するようにベース板7の底面に形成された雨水排出部14Bとを有したブロック舗装用強化板9Aを用いてブロック敷設工程11Bを行うブロック舗装方法1Bにした点で、このような構成にしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本実施形態では、導水部や雨水排出部を有しない舗装用ブロック10Bを用いているが、他の実施形態に用いられている導水部や雨水排出部を有する舗装用ブロック10を用いてもよい。
本実施形態のブロック舗装用強化板9Aは、目地板の上部の両端部付近に傾斜面15が形成されており、この傾斜面15にも導水部13Bの雨水導入口13aが形成されている。このように形成することにより、より効率よく雨水を雨水排出部14Bから排出することができる。なお、傾斜面15は必ずしも設けなくてもよい。
図18乃至図22に示す本発明を実施するための第4の形態において、前記本発明を実施するための第1の形態と主に異なる点は、略水平又は若干下方へ傾斜した導水部13Cと、略垂直に穿孔され、かつ、導水部13Cに上端部付近の外周部分が連通した雨水排出部14Cを有する舗装用ブロック11Cとし、この舗装用ブロック11Cを用いてブロック敷設工程11Cを行うブロック舗装方法1Cにした点で、このような構成にしても前記本発明を実施するための第1の形態と同様な作用効果が得られる。
また、本実施形態では、目地板8の上端部付近の側面に雨水導入口13aを有する導水部13Bが形成されたブロック舗装用強化板9Bを用いている。
図23乃至図25に示す本発明を実施するための第5の形態において、前記本発明を実施するための第4の形態と主に異なる点は、雨水排出部14Cの下端部付近に左右方向に延在する排出溝15を形成した舗装用ブロック11Dとし、この舗装用ブロック11Dを用いてブロック敷設工程11Dを行うブロック舗装方法1Dにした点で、このような構成にしても前記本発明を実施するための第4の形態と同様な作用効果が得られるとともに、より効率よく雨水を路盤5へ排出することができる。
図26乃至図28に示す本発明を実施するための第6の形態において、前記本発明を実施するための第2の形態と主に異なる点は、舗装用ブロック10Aの導水部13Aの雨水導入口13aの下部付近をキャップ部材16により塞ぎ、導水部13Aの雨水の上澄みを取り入れられる高さの部位のみを開口状態とした舗装用ブロック10Eを用いてブロック舗装工程11Eを行うブロック舗装方法1Eにした点で、このような構成にしても前記本発明を実施するための第2の形態と同様な作用効果が得られる。
なお、本発明の実施形態においては、中央目地板と端部目地板を有するブロック舗装用強化板を用いているが、例えば平面視長方形状の中央目地板のみを有するブロック舗装用強化板を用いて、舗装用ブロックの側面の中央部付近に当接するように設けてもよい。このようなブロック舗装用強化板の目地板(平面視長方形状の中央目地板)にも導水部を形成し、この導水部に連通する雨水排出部を形成することができる。
また、中央目地板の形状は、平面視略十字型のものについて説明したが、平面視略T字型や平面視略I字型の中央目地板を用いてもよく、このような形状の中央目地板にも導水部を形成し、この導水部に連通する雨水排出部を形成することができる。
本発明はブロック舗装を行う産業で利用される。
1、1A、1B、1C、1D、1E:ブロック舗装方法、
2:フィルター層、 3:路盤層、
4:サンドクッション層、 5:路盤、
6:路盤形成工程、 7:ベース板、
8:目地板、 9、9A、9B:ブロック舗装用強化板、
10、10A、10B、10C、10D、10E:舗装用ブロック、
11、11A、11B、11C、11D、11E:ブロック敷設工程、
12:目地部、 13、13A、13B、13C:導水部、
14、14A、14B、14C:雨水排出部、
15:排出溝、 16:キャップ部材、
17:泥、 18:上澄み。

Claims (6)

  1. 透水性を有する路盤を形成する路盤形成工程と、この路盤形成工程で形成した路盤の上部に複数個の舗装用ブロックを敷設する舗装用ブロック敷設工程とを含むブロック舗装方法であって、前記舗装用ブロックは、その側面に雨水導入口を有する導水部が形成されるとともに、該導水部に連通するように該舗装用ブロックの底面に雨水排出部が形成され、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れるブロック舗装方法。
  2. 前記舗装用ブロック敷設工程において、前記複数個の舗装用ブロックの間には、ベース板と該ベース板に略垂直に立設された板状の目地板とからなるブロック舗装用強化板が設けられ、前記目地板は、前記導水部の雨水導入口から雨水の上澄みの取り入れを妨げないように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のブロック舗装方法。
  3. 透水性を有する路盤を形成する路盤形成工程と、この路盤形成工程で形成した路盤の上部に、ブロック舗装用強化板を介して複数個の舗装用ブロックを敷設する舗装用ブロック敷設工程とを含むブロック舗装方法であって、前記ブロック舗装用強化板は、ベース板と、該ベース板に略垂直に立設された板状の目地板とで構成されており、
    前記舗装用ブロックは、その側面上端部側から下端に至るまでの雨水導入口を有する導水部が形成されるとともに、該導水部に連通するように前記舗装用ブロックの底面に雨水排出部が形成され、前記導水部の雨水導入口は、前記ブロック舗装用強化板の目地板により下部付近が塞がれ、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れるブロック舗装方法。
  4. 透水性を有する路盤を形成する路盤形成工程と、この路盤形成工程で形成した路盤の上部にブロック舗装用強化板を介して複数個の舗装用ブロックを敷設する舗装用ブロック敷設工程とを含むブロック舗装方法であって、
    前記ブロック舗装用強化板は、ベース板と、該ベース板に略垂直に立設された板状の目地板とで構成され、前記目地板の上端部付近に雨水導入口を有する導水部と、該導水部に連通するように前記ベース板の底面に形成された雨水排出部とを有し、前記導水部は、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れるブロック舗装方法。
  5. 透水性を有する路盤に目地部を介して敷設される舗装用ブロックであって、前記舗装用ブロックは、その側面に雨水導入口を有する導水部が形成されるとともに、該導水部に連通するように前記舗装用ブロックの底面に雨水排出部が形成され、
    前記導水部は、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れる舗装用ブロック。
  6. 透水性を有する路盤に舗装用ブロックが敷設される際に用いられるベース板と該ベース板に略垂直に立設された板状の目地板とからなるブロック舗装用強化板であって、前記ブロック舗装用強化板は、目地板の上端部付近に雨水導入口を有する導水部と、該導水部に連通するように前記ベース板の底面に形成された雨水排出部とを有し、
    前記導水部は、降雨時、前記複数の舗装用ブロックの隣り合う側面の目地部内に雨水に含まれる泥を沈殿させ、一方、前記目地部内の雨水の上澄みを前記導水部の雨水導入口から取り入れるブロック舗装用強化板。
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