JP2020124828A - 立体物製造システムおよび立体物製造管理プログラム - Google Patents

立体物製造システムおよび立体物製造管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる立体物製造システムおよび立体物製造管理プログラムを提供する。【解決手段】 立体物製造システムは、立体物の製造装置における立体物を撮影するカメラによって製造装置による立体物の造形中に撮影された画像を利用者に通知し、製造装置による立体物の造形の停止の指示が複数回受け付けられた特定の状況の場合(S127でYESまたはS128でYES)に、製造装置による立体物の造形を停止させる(S129)ことを特徴とする。【選択図】 図9

Description

本発明は、立体物を製造する立体物製造システムおよび立体物製造管理プログラムに関する。
従来の立体物製造システムとして、立体物の造形中において定期的に、カメラで撮影した立体物の画像を電子メールなどの通信手段によって送信するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載されている立体物製造システムは、例えばウェブページなど、ネットワーク化されたユーザーインターフェースである専用画面を介して、立体物の造形の停止の指示をリモートユーザーから受け付けることができる。
特表2015−507250号公報
しかしながら、従来の立体物製造システムにおいては、例えば、立体物の製造装置から離れた場所にいる利用者が、製造装置によって造形されている立体物の画像を電子メールによって確認して立体物の造形に不良が発生していると判断した後、この者が専用画面にアクセスして立体物の造形の停止を指示すると、製造装置が立体物の造形を停止するので、立体物の造形の不良に対する、この者の判断能力が低い場合に、立体物の造形が不必要に停止される可能性があるという問題がある。
そこで、本発明は、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる立体物製造システムおよび立体物製造管理プログラムを提供することを目的とする。
本発明の立体物製造システムは、立体物の製造装置と、前記製造装置における前記立体物を撮影する撮影デバイスによって前記製造装置による前記立体物の造形中に撮影された画像を利用者に通知する画像通知部と、前記造形の処理の変更の指示を受け付ける指示受付部と、前記指示受付部によって前記指示が受け付けられた場合に前記造形の処理を変更する造形処理変更部とを備え、前記造形処理変更部は、前記指示受付部によって前記指示が複数回受け付けられた特定の状況の場合に前記造形の処理を変更することを特徴とする。
この構成により、本発明の立体物製造システムは、製造装置による立体物の造形の処理の変更の指示が複数回受け付けられた特定の状況の場合に造形の処理を変更するので、立体物の造形の不良に対する判断能力が低い利用者から造形の処理の変更の指示を1回受け付けただけで造形の処理を変更する可能性を低減することができ、その結果、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
本発明の立体物製造システムは、前記特定の状況は、2人以上の特定の人数の利用者から前記指示受付部によって前記指示が受け付けられた状況を含んでも良い。
この構成により、本発明の立体物製造システムは、2人以上の特定の人数の利用者から造形の処理の変更の指示を受け付けた場合に造形の処理を変更するので、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
本発明の立体物製造システムにおいて、前記特定の状況は、同一の利用者から前記指示受付部によって前記指示が2回以上の特定の回数受け付けられた状況を含んでも良い。
この構成により、本発明の立体物製造システムは、同一の利用者から造形の処理の変更の指示を2回以上の特定の回数受け付けた場合に造形の処理を変更するので、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
本発明の立体物製造システムは、利用者の権限を複数のレベルで管理する権限管理部を備え、前記造形処理変更部は、前記指示受付部によって前記指示が受け付けられた場合に、この指示を実行した利用者に対して前記権限管理部によって管理されている権限を確認し、確認した権限のレベルに対応付けられた人数の、このレベルで前記権限管理部によって管理されている利用者から前記指示受付部によって前記指示が受け付けられたときに前記造形の処理を変更し、前記複数のレベルは、2人以上の特定の人数に対応付けられたレベルを含んでも良い。
この構成により、本発明の立体物製造システムは、立体物の造形の処理の変更の指示を実行した利用者の権限のレベルによっては、2人以上の特定の人数の利用者から造形の処理の変更の指示を受け付けなければ造形の処理を変更しないので、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
本発明の立体物製造システムにおいて、前記複数のレベルは、下位のレベルほど、多くの人数に対応付けられていても良い。
この構成により、本発明の立体物製造システムは、立体物の造形の処理の変更の指示を実行した利用者の権限のレベルが下位であるほど、多くの人数の利用者から造形の処理の変更の指示を受け付けなければ造形の処理を変更しないので、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
本発明の立体物製造システムは、利用者の権限を複数のレベルで管理する権限管理部を備え、前記造形処理変更部は、前記指示受付部によって前記指示が受け付けられた場合に、この指示を実行した利用者に対して前記権限管理部によって管理されている権限を確認し、確認した権限のレベルに対応付けられた回数、このレベルで前記権限管理部によって管理されている利用者から前記指示受付部によって前記指示が受け付けられたときに前記造形の処理を変更し、前記複数のレベルは、2回以上の特定の回数に対応付けられたレベルを含んでも良い。
この構成により、本発明の立体物製造システムは、立体物の造形の処理の変更の指示を実行した利用者の権限のレベルによっては、2回以上の特定の回数、造形の処理の変更の指示を受け付けなければ造形の処理を変更しないので、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
本発明の立体物製造システムにおいて、前記複数のレベルは、下位のレベルほど、多くの回数に対応付けられていても良い。
この構成により、本発明の立体物製造システムは、立体物の造形の処理の変更の指示を実行した利用者の権限のレベルが下位であるほど、造形の処理の変更の指示を多くの回数受け付けなければ造形の処理を変更しないので、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
本発明の立体物製造システムにおいて、前記画像通知部は、前記画像を電子メールの送信によって通知し、前記指示受付部は、前記画像通知部によって送信された前記電子メールに対する返信の電子メールによって前記指示を受け付けても良い。
この構成により、本発明の立体物製造システムは、立体物の製造装置によって造形中の立体物の画像を電子メールによって確認した利用者が、この立体物の造形の処理を変更する場合に、返信の電子メールによって立体物の造形の処理の変更を指示することができるので、立体物の造形の処理を変更することを利用者が希望する場合に、立体物の造形の処理の変更を指示するための専用画面へ利用者にアクセスさせる必要がなく、利便性を向上することができる。
本発明の立体物製造管理プログラムは、立体物の製造装置における前記立体物を撮影する撮影デバイスによって前記製造装置による前記立体物の造形中に撮影された画像を利用者に通知する画像通知部と、前記造形の処理の変更の指示を受け付ける指示受付部と、前記指示受付部によって前記指示が受け付けられた場合に前記造形の処理を変更する造形処理変更部とをコンピューターに実現させ、前記造形処理変更部は、前記指示受付部によって前記指示が複数回受け付けられた特定の状況の場合に前記造形の処理を変更することを特徴とする。
この構成により、本発明の立体物製造管理プログラムを実行するコンピューターは、製造装置による立体物の造形の処理の変更の指示が複数回受け付けられた特定の状況の場合に造形の処理を変更するので、立体物の造形の不良に対する判断能力が低い利用者から造形の処理の変更の指示を1回受け付けただけで造形の処理を変更する可能性を低減することができ、その結果、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
本発明の立体物製造システムおよび立体物製造管理プログラムは、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る立体物製造システムのブロック図である。 図1に示す製造装置の一部の概略正面図である。 図2に示す製造装置の一部の概略側面図である。 図2に示す製造装置のブロック図である。 図1に示すコンピューターのブロック図である。 図5に示す通知先情報の一例を示す図である。 図5に示す受信回数情報の一例を示す図である。 製造装置による立体物の造形中に立体物の画像を利用者に通知する場合の図5に示すコンピューターの動作のフローチャートである。 製造装置による立体物の造形の停止の指示を受け付ける場合の図5に示すコンピューターの動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る立体物製造システムのコンピューターのブロック図である。 図10に示す通知先情報の一例を示す図である。 製造装置による立体物の造形の停止の指示を受け付ける場合の図10に示すコンピューターの動作のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本発明の第1の実施の形態に係る立体物製造システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る立体物製造システム10のブロック図である。
図1に示すように、立体物製造システム10は、立体物の製造装置20と、製造装置20による立体物の製造を管理するPC(Personal Computer)などのコンピューター40とを備えている。
製造装置20と、コンピューター40とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、通信可能に接続されている。
図2は、製造装置20の一部の概略正面図である。図3は、製造装置20の一部の概略側面図である。
図2および図3に示すように、製造装置20は、立体物90が製造される場合に立体物90の台となる造形台21と、矢印20aで示す鉛直方向において造形台21より上側に配置されていて、鉛直方向と直交する矢印20bで示す左右方向に移動可能なキャリッジ22と、鉛直方向における下側に向けて紫外線硬化型のインクを吐出することによってインク層91を形成する複数のインクジェットヘッド23と、インクジェットヘッド23によって形成されたインク層91の表面91a側の一部を除去することによってインク層91の表面91aを平坦化してインク層91の厚さを特定の厚さに調整する平坦化機構としての平坦化ローラー24と、平坦化ローラー24によって平坦化されたインク層91に向けて紫外線を照射する複数の紫外線照射部25と、キャリッジ22が通過する範囲における障害物を検出するための障害物センサー26と、製造装置20における立体物90を撮影する撮影デバイスとしてのカメラ27とを備えている。製造装置20は、インクによって形成されたインク層91を鉛直方向に積み重ねることによって、最終的に立体物90の全体を製造する装置である。
造形台21は、キャリッジ22に対して鉛直方向に移動可能であるとともに、鉛直方向と直交する矢印20cで示す前後方向にもキャリッジ22に対して移動可能である。
キャリッジ22は、インクジェットヘッド23と、平坦化ローラー24と、紫外線照射部25とを搭載している。
インクジェットヘッド23は、前後方向に並んだ図示していない複数のノズルからインクを吐出する。
平坦化ローラー24は、前後方向に延在していて、前後方向に延在する中心軸24aを中心に回転可能な状態でキャリッジ22に搭載されている。
障害物センサー26は、光を発する発光部26aと、発光部26aによって発せられた光を検出する受光部26bとを備えていて、発光部26aによって発せられた光が受光部26bによって検出されなくなることによって、製造装置20による造形中の立体物90の上面の形状の不良を検出する。
図4は、製造装置20のブロック図である。
図4に示すように、製造装置20は、複数のインクジェットヘッド23と、複数の紫外線照射部25と、障害物センサー26と、カメラ27と、造形台21(図2参照。)を移動させる造形台走査部31と、キャリッジ22(図2参照。)を移動させるキャリッジ走査部32と、平坦化ローラー24(図2参照。)の中心軸24a(図2参照。)を中心に平坦化ローラー24を回転させるローラー回転駆動部33と、平坦化ローラー24を鉛直方向に移動させるローラー移動駆動部34と、ネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部35と、各種の情報を記憶する半導体メモリー、HDD(Hard Disk Drive)などの不揮発性の記憶デバイスである記憶部36と、製造装置20全体を制御する制御部37とを備えている。
造形台走査部31は、鉛直方向と、前後方向とに造形台21を移動させることができる。
キャリッジ走査部32は、左右方向にキャリッジ22を移動させることができる。
ローラー移動駆動部34は、平坦化ローラー24によってインク層91を平坦化させる場合には平坦化ローラー24を下降させ、平坦化ローラー24によってインク層91を平坦化させない場合には平坦化ローラー24を上昇させる。
制御部37は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、制御部37のCPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。制御部37のCPUは、制御部37のROMまたは記憶部36に記憶されているプログラムを実行する。
制御部37は、例えば造形中の立体物90に反りが発生するなどして障害物センサー26が反応した場合、造形中の立体物90にキャリッジ22が接触してキャリッジ22が立体物90の一部を削ったり立体物90の一部を崩したりすることによって、立体物90の造形の不良が発生する可能性があるため、立体物90の造形を一時停止し、コンピューター40の後述の表示部42にエラーを表示させる。
図5は、コンピューター40のブロック図である。
図5に示すように、コンピューター40は、種々の操作が入力される例えばキーボード、マウスなどの入力デバイスである操作部41と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部42と、ネットワーク経由で、または、ネットワークを介さずに有線または無線によって直接に、外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部43と、各種の情報を記憶する例えば半導体メモリー、HDDなどの不揮発性の記憶デバイスである記憶部44と、コンピューター40全体を制御する制御部45とを備えている。
記憶部44は、立体物90の製造を管理するための立体物製造管理プログラム44aを記憶している。立体物製造管理プログラム44aは、例えば、コンピューター40の製造時にコンピューター40にインストールされていても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリー、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)などの外部の記憶媒体からコンピューター40に追加でインストールされても良いし、ネットワーク上からコンピューター40に追加でインストールされても良い。
記憶部44は、カメラ27(図2参照。)によって撮影された画像の通知先としての電子メールアドレスを示す通知先情報44bを記憶している。
図6は、通知先情報44bの一例を示す図である。
図6に示す通知先情報44bは、電子メールアドレスと、この電子メールアドレスを使用する利用者とを対応付けて示している。通知先情報44bに示される電子メールアドレスは、1つでも良いが、1人の利用者に画像が配信されるよりも複数の利用者に画像が配信される方が立体物90の造形の不良が迅速に発見される可能性が高いので、2つ以上であることが好ましい。制御部45は、操作部41または通信部43を介した指示に応じて通知先情報44bを更新することができる。
図5に示すように、記憶部44は、電子メールの受信回数を示す受信回数情報44cを記憶可能である。
図7は、受信回数情報44cの一例を示す図である。
図7に示す受信回数情報44cは、受信した電子メールの送信元の電子メールアドレス毎に受信回数を示している。
図5に示す制御部45は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、制御部45のCPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。制御部45のCPUは、制御部45のROMまたは記憶部44に記憶されているプログラムを実行する。
制御部45は、立体物製造管理プログラム44aを実行することによって、製造装置20(図2参照。)による立体物90(図2参照。)の造形中にカメラ27(図2参照。)によって撮影された画像を利用者に通知する画像通知部45aと、製造装置20による立体物90の造形の処理の変更の指示として造形の停止の指示を受け付ける指示受付部45bと、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示が指示受付部45bによって受け付けられた場合に製造装置20による立体物90の造形を停止させる造形処理変更部としての造形停止部45cとを実現する。
次に、立体物製造システム10の動作について説明する。
まず、製造装置20による立体物90の造形中に立体物90の画像を利用者に通知する場合のコンピューター40の動作について説明する。
図8は、製造装置20による立体物90の造形中に立体物90の画像を利用者に通知する場合のコンピューター40の動作のフローチャートである。
画像通知部45aは、製造装置20による立体物90の造形が開始されると、図8に示す動作を開始する。
図8に示すように、画像通知部45aは、製造装置20による立体物90の造形が終了または停止したか否かを判断する(S101)。
画像通知部45aは、製造装置20による立体物90の造形が終了または停止したとS101において判断すると、図8に示す動作を終了する。
画像通知部45aは、製造装置20による立体物90の造形が終了も停止もしていないとS101において判断すると、製造装置20による立体物90の造形が一定量進んだか否かを判断する(S102)。ここで、S102における一定量の算出の起点は、製造装置20による今回の一連の造形の動作において未だ画像の通知が実行されていない場合には、製造装置20による今回の一連の造形の動作の開始時であり、製造装置20による今回の一連の造形の動作において既に画像の通知が実行されている場合には、前回の通知時である。
画像通知部45aは、製造装置20による立体物90の造形が一定量進んでいないとS102において判断すると、S101の処理を実行する。
画像通知部45aは、製造装置20による立体物90の造形が一定量進んだとS102において判断すると、カメラ27に画像を撮影させる(S103)。
次いで、画像通知部45aは、S103においてカメラ27に撮影させた画像を、通知先情報44bに示される電子メールアドレス宛てに、電子メールの送信によって通知する(S104)。したがって、利用者は、コンピューター40から送信されてきた電子メールを、例えばPC、スマートフォンなどのコンピューターによって受信し、受信した電子メールに含まれる画像を確認することによって、製造装置20による立体物90の造形に不良が発生しているか否かを判断することができる。そして、利用者は、例えば、製造装置20による立体物90の造形に不良が発生していると判断するなどして、製造装置20による立体物90の造形を停止させたい場合、S104において通知された電子メールに対する返信の電子メールを送信することによって、製造装置20による立体物90の造形の停止を指示することができる。
なお、製造装置20による立体物90の造形に不良が発生していることは、上述したように障害物センサー26の反応に基づいて製造装置20の制御部37でも判断可能である。しかしながら、製造装置20による立体物90の造形に不良が発生している場合に、必ず障害物センサー26が反応するわけではない。例えば、製造装置20による造形中の立体物90に、障害物センサー26が反応しない程度に軽く反りが発生している場合や、インクジェットヘッド23によって吐出されたインクの滴の着弾位置のずれによって正常な形状で立体物90を造形することができていない場合や、製造装置20による造形中の立体物90が自重によって崩れている場合などには、製造装置20による立体物90の造形に不良が発生していても障害物センサー26が反応しない。製造装置20による立体物90の造形に不良が発生していても障害物センサー26が反応しない場合には、製造装置20の制御部37によって立体物90の造形が自動で一時停止されることがないので、インクが無駄になってしまう。しかしながら、立体物製造システム10は、カメラ27に撮影された画像を利用者に確認させることによって、製造装置20による立体物90の造形に不良が発生しているか否かを利用者に判断させることができるとともに、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示を利用者から受け付けることができるので、上述したようなインクの無駄の発生を抑えることができる。
画像通知部45aは、S104の処理の後、S101の処理を実行する。
次に、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示を受け付ける場合のコンピューター40の動作について説明する。
指示受付部45bは、製造装置20による立体物90の造形が開始された後、1回目のS104の処理が実行されると、図9に示す動作を開始する。
図9は、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示を受け付ける場合のコンピューター40の動作のフローチャートである。
図9に示すように、指示受付部45bは、受信回数情報44cにおける受信回数を全てゼロにする(S121)。
次いで、指示受付部45bは、製造装置20による立体物90の造形が終了または停止したか否かを判断する(S122)。
指示受付部45bは、製造装置20による立体物90の造形が終了または停止したとS122において判断すると、図9に示す動作を終了する。
指示受付部45bは、製造装置20による立体物90の造形が終了も停止もしていないとS122において判断すると、電子メールの受信を試みる(S123)。
次いで、指示受付部45bは、製造装置20による立体物90の造形の停止を指示する電子メール(以下「造形停止指示メール」という。)をS123において受信したか否かを判断する(S124)。ここで、造形停止指示メールは、例えば、S104において送信された電子メールに対する返信の電子メールである。すなわち、指示受付部45bは、S104において送信された電子メールに対する返信の電子メールによって、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示を受け付ける。なお、指示受付部45bは、例えば、S123において受信した電子メールの送信元の電子メールアドレスが、S104において送信された電子メールの送信先の電子メールアドレスである場合に、S123において受信した電子メールが、S104において送信された電子メールに対する返信の電子メールであると判断しても良い。
指示受付部45bは、造形停止指示メールを受信しなかったとS124において判断すると、S122の処理を実行する。
指示受付部45bは、造形停止指示メールを受信したとS124において判断すると、通知先情報44bに示される電子メールアドレスが1つだけであるか否かを判断する(S125)。
指示受付部45bは、通知先情報44bに示される電子メールアドレスが1つだけではないとS125において判断すると、S124において受信したと判断した造形停止指示メールの送信元の電子メールアドレスの受信回数を受信回数情報44cにおいて1だけ増加させる(S126)。
次いで、造形停止部45cは、製造装置20による今回の一連の造形の動作において2人以上の利用者から造形停止指示メールを受信したか否かを通知先情報44bおよび受信回数情報44cに基づいて判断する(S127)。
造形停止部45cは、2人以上の利用者から造形停止指示メールを受信していないとS127において判断すると、製造装置20による今回の一連の造形の動作において同一の利用者から造形停止指示メールを2回以上受信したか否かを通知先情報44bおよび受信回数情報44cに基づいて判断する(S128)。
指示受付部45bは、同一の利用者から造形停止指示メールを2回以上受信していないとS128において判断されると、S122の処理を実行する。
造形停止部45cは、通知先情報44bに示される電子メールアドレスが1つだけであるとS125において判断されるか、2人以上の利用者から造形停止指示メールを受信したとS127において判断するか、同一の利用者から造形停止指示メールを2回以上受信したとS128において判断すると、製造装置20に造形を停止させて(S129)、図9に示す動作を終了する。
なお、造形停止部45cは、従来技術のように、製造装置20による立体物90の造形の停止を指示するための専用画面を提供しても良い。利用者は、この専用画面へアクセスして、製造装置20による立体物90の造形の停止を指示することができる。造形停止部45cは、製造装置20による立体物90の造形の停止が専用画面を介して指示された場合には、1人の利用者から造形の停止の指示を1回受け付けただけで、製造装置20に造形を直ちに停止させても良い。
以上に説明したように、立体物製造システム10は、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示が複数回受け付けられた特定の状況の場合(S127でYESまたはS128でYES)に造形を停止させる(S129)ので、立体物90の造形の不良に対する判断能力が低い利用者から造形の停止の指示を1回受け付けただけで造形を停止させる可能性を低減することができ、その結果、立体物90の造形が不必要に停止される可能性を低減することができる。
立体物製造システム10は、2人以上の利用者から造形の停止の指示を受け付けた場合(S127でYES)に造形を停止する(S129)ので、立体物90の造形が不必要に停止される可能性を低減することができる。なお、S127における判断の基準の人数は、本実施の形態において2人であるが、2人以上の人数であれば、2人でなくても良い。
立体物製造システム10は、同一の利用者から造形の停止の指示を2回以上受け付けた場合(S128でYES)に造形を停止する(S129)ので、立体物90の造形が不必要に停止される可能性を低減することができる。なお、S128における判断の基準の回数は、本実施の形態において2回であるが、2回以上の回数であれば、2回でなくても良い。
立体物製造システム10は、製造装置20によって造形中の立体物90の画像を電子メールによって確認した利用者が、この立体物90の造形を停止させる場合に、返信の電子メールによって立体物90の造形の停止を指示することができるので、立体物90の造形を停止させることを利用者が希望する場合に、立体物90の造形の停止を指示するための専用画面へ利用者にアクセスさせる必要がなく、利便性を向上することができる。なお、立体物製造システム10は、カメラ27に撮影させた画像を電子メール以外の方法によって通知しても良いし、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示を電子メール以外の方法によって受け付けても良い。
S104において送信される電子メールには、製造装置20による立体物90の造形の進捗状況を識別するための進捗状況識別情報が含まれても良い。そして、指示受付部45bは、S123において受信した電子メールに進捗状況識別情報が含まれていない場合、S104において送信された電子メールに対する返信の電子メールであるとS124において判断しなくても良い。更に、指示受付部45bは、同一の進捗状況識別情報が含まれている電子メールを同一の利用者から2回以上受信した場合に、同一の利用者から受信した、同一の進捗状況識別情報が含まれている電子メールのうち、2回目以降に受信した電子メールに関しては、受信回数をS126において増加させなくても良い。
コンピューター40は、電子メールアドレスと、利用者とを通知先情報44bにおいて対応付けて管理している。しかしながら、コンピューター40は、電子メールアドレスの違いを利用者の違いとして扱う場合には、通知先情報44bにおいて利用者を電子メールアドレスに対応付けて管理しなくても良い。
(第2の実施の形態)
まず、本発明の第2の実施の形態に係る立体物製造システムの構成について説明する。
本実施の形態に係る立体物製造システムの構成は、以下に説明する構成を除いて、第1の実施の形態に係る立体物製造システム10(図1参照。)の構成と同様である。本実施の形態に係る立体物製造システムの構成のうち、立体物製造システム10の構成と同様の構成については、立体物製造システム10の構成と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
図10は、本実施の形態に係る立体物製造システムのコンピューター40のブロック図である。
図10に示すように、本実施の形態に係る立体物製造システムのコンピューター40は、立体物製造管理プログラム44a(図5参照。)および通知先情報44b(図5参照。)に代えてそれぞれ立体物製造管理プログラム144aおよび通知先情報144bを記憶している。
図11は、通知先情報144bの一例を示す図である。
図11に示す通知先情報144bは、電子メールアドレスと、この電子メールアドレスを使用する利用者と、この利用者の権限とを対応付けて示している。ここで、権限には、上位権限と、下位権限との2つのレベルが存在する。通知先情報144bに示される電子メールアドレスは、1つでも良いが、1人の利用者に画像が配信されるよりも複数の利用者に画像が配信される方が立体物90の造形の不良が迅速に発見される可能性が高いので、2つ以上であることが好ましい。制御部45は、操作部41または通信部43を介した指示に応じて通知先情報144bを更新することができる。特に、後述の権限管理部145dは、操作部41または通信部43を介した指示に応じて通知先情報144bにおける権限を更新することができるが、更新後の状態が通知先情報144bにおいて上位権限に対応付けられた利用者が少なくとも1人存在する状態である更新のみを受け付け可能でも良い。
図10に示すように、制御部45は、立体物製造管理プログラム144aを実行することによって、画像通知部45aと、製造装置20による立体物90の造形の処理の変更の指示として造形の停止の指示を受け付ける指示受付部145bと、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示が指示受付部145bによって受け付けられた場合に製造装置20による立体物90の造形を停止させる造形処理変更部としての造形停止部145cと、通知先情報144bによって利用者の権限を管理する権限管理部145dとを実現する。
次に、本実施の形態に係る立体物製造システムの動作について説明する。
製造装置20による立体物90の造形中に立体物90の画像を利用者に通知する場合のコンピューター40の動作については、第1の実施の形態に係る立体物製造システム10のコンピューター40の動作と同様であるので、詳細な説明を省略する。
製造装置20による立体物90の造形の停止の指示を受け付ける場合のコンピューター40の動作について説明する。
指示受付部145bは、製造装置20による立体物90の造形が開始された後、1回目のS104の処理が実行されると、図12に示す動作を開始する。
図12は、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示を受け付ける場合のコンピューター40の動作のフローチャートである。
図12に示すように、指示受付部145bは、S121〜S124の処理と同様のS141〜S144の処理を実行する。
指示受付部145bは、造形停止指示メールを受信したとS144において判断すると、S126の処理と同様のS145の処理を実行する。
次いで、造形停止部145cは、S143において受信した造形停止指示メールの送信者の権限、すなわち、製造装置20による造形の停止の指示を実行した利用者の権限を通知先情報144bによって確認し(S146)、確認の結果が上位権限であるか否かを判断する(S147)。
造形停止部145cは、上位権限ではない、すなわち、下位権限であるとS147において判断すると、製造装置20による今回の一連の造形の動作において、下位権限が通知先情報144bにおいて対応付けられている2人以上の利用者から造形停止指示メールを受信したか否かを通知先情報144bおよび受信回数情報44cに基づいて判断する(S148)。
指示受付部145bは、下位権限が対応付けられている2人以上の利用者から造形停止指示メールを受信していないとS148において判断されると、S142の処理を実行する。
造形停止部145cは、上位権限であるとS147において判断するか、下位権限が対応付けられている2人以上の利用者から造形停止指示メールを受信したとS148において判断すると、製造装置20に造形を停止させて(S149)、図12に示す動作を終了する。
なお、造形停止部145cは、従来技術のように、製造装置20による立体物90の造形の停止を指示するための専用画面を提供しても良い。利用者は、この専用画面へアクセスして、製造装置20による立体物90の造形の停止を指示することができる。造形停止部145cは、製造装置20による立体物90の造形の停止が専用画面を介して指示された場合には、1人の利用者から造形の停止の指示を1回受け付けただけで、製造装置20に造形を直ちに停止させても良い。
以上に説明したように、本実施の形態に係る立体物製造システムは、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示が複数回受け付けられた特定の状況の場合(S148でYES)に造形を停止させる(S149)ので、立体物90の造形の不良に対する判断能力が低い利用者から造形の停止の指示を1回受け付けただけで造形を停止させる可能性を低減することができ、その結果、立体物90の造形が不必要に停止される可能性を低減することができる。
本実施の形態に係る立体物製造システムは、S146において確認した権限が上位権限である場合(S147でYES)には、上位権限に対応付けられた人数の利用者、すなわち、1人の利用者から造形停止指示メールを受信したときに造形を停止させる(S149)とともに、S146において確認した権限が下位権限である場合(S147でNO)には、下位権限に対応付けられた人数の利用者、すなわち、2人以上の利用者から造形停止指示メールを受信したとき(S148でYES)に造形を停止させる(S149)。本実施の形態に係る立体物製造システムは、立体物90の造形の停止の指示を実行した利用者、すなわち、造形停止指示メールを送信した利用者の権限のレベルによっては(S147でNO)、2人以上の利用者から造形停止指示メールを受信しなければ造形を停止しないので、立体物90の造形が不必要に停止される可能性を低減することができる。
なお、権限には、本実施の形態において、上位権限と、下位権限との2つのレベルが存在するが、3つ以上のレベルが存在しても良い。また、製造装置20に立体物90の造形を停止させるために必要な、造形停止指示メールの送信者の人数は、本実施の形態において、上位権限の利用者で1人、下位権限の利用者で2人であるが、これら以外の人数が設定されていても良い。
本実施の形態に係る立体物製造システムは、立体物90の造形の停止の指示を実行した利用者の権限のレベルが下位であるほど、多くの人数の利用者から造形の停止の指示を受け付けなければ造形の処理を変更しない場合、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
造形停止部145cは、本実施の形態において、S143において受信した造形停止指示メールの送信者の権限のレベルに対応付けられた人数の、このレベルで通知先情報144bにおいて対応付けられている利用者から造形停止指示メールを受信した場合に造形を停止させる。しかしながら、造形停止部145cは、権限のレベルに人数ではなく回数を対応付けておいて、S143において受信した造形停止指示メールの送信者の権限のレベルに対応付けられた回数、このレベルで通知先情報144bにおいて対応付けられている利用者から造形停止指示メールを受信した場合に造形を停止させても良い。特に、造形停止部145cは、S143において受信した造形停止指示メールの送信者の権限のレベルに対応付けられた回数、この送信者本人から造形停止指示メールを受信した場合に造形を停止させても良い。権限のレベルに人数ではなく回数を対応付ける場合、権限のレベルは、2回以上の特定の回数に対応付けられたレベルを含む。本実施の形態に係る立体物製造システムは、権限のレベルに人数ではなく回数を対応付ける場合、造形停止指示メールを送信した利用者の権限のレベルによっては、2回以上の特定の回数、造形停止指示メールを受信しなければ造形を停止しないので、立体物90の造形が不必要に停止される可能性を低減することができる。
本実施の形態に係る立体物製造システムは、立体物90の造形の停止の指示を実行した利用者の権限のレベルが下位であるほど、造形の停止の指示を多くの回数受け付けなければ造形の処理を変更しない場合、立体物の造形の処理が不必要に変更される可能性を低減することができる。
本実施の形態に係る立体物製造システムは、製造装置20によって造形中の立体物90の画像を電子メールによって確認した利用者が、この立体物90の造形を停止させる場合に、返信の電子メールによって立体物90の造形の停止を指示することができるので、立体物90の造形を停止させることを利用者が希望する場合に、立体物90の造形の停止を指示するための専用画面へ利用者にアクセスさせる必要がなく、利便性を向上することができる。なお、本実施の形態に係る立体物製造システムは、カメラ27に撮影させた画像を電子メール以外の方法によって通知しても良いし、製造装置20による立体物90の造形の停止の指示を電子メール以外の方法によって受け付けても良い。
S104において送信される電子メールには、製造装置20による立体物90の造形の進捗状況を識別するための進捗状況識別情報が含まれても良い。そして、指示受付部145bは、S143において受信した電子メールに進捗状況識別情報が含まれていない場合、S104において送信された電子メールに対する返信の電子メールであるとS144において判断しなくても良い。更に、指示受付部145bは、同一の進捗状況識別情報が含まれている電子メールを同一の利用者から2回以上受信した場合に、同一の利用者から受信した、同一の進捗状況識別情報が含まれている電子メールのうち、2回目以降に受信した電子メールに関しては、受信回数をS145において増加させなくても良い。
上述の各実施の形態において、造形の処理の変更として、造形の停止について説明している。しかしながら、造形の処理の変更は、造形の停止以外であっても良い。例えば、製造装置20による立体物90の造形の動作モードとして、インクジェットヘッド23によるインクの吐出方法が通常の吐出方法である通常モードと、インクジェットヘッド23によるインクの吐出方法が造形中の立体物90の反りを低減させる特殊な吐出方法である反り低減モードとが存在する場合、造形の処理の変更は、通常モードから反り低減モードに変更することであっても良い。
上述の各実施の形態におけるコンピューター40の各種の機能は、複数のコンピューターによって実現されても良い。また、コンピューター40の各種の機能のうち少なくとも一部は、製造装置20によって実現されても良い。コンピューター40の全ての機能が製造装置20によって実現される場合、上述の各実施の形態に係る立体物製造システムは、製造装置20のみによって実現されることが可能である。
本発明の撮影デバイスは、上述の各実施の形態において製造装置に備えられているが、製造装置とは別に備えられても良い。また、本発明の撮影デバイスは、上述の各実施の形態において1つであるが、様々な方向から立体物90を撮影するために複数備えられても良い。
本発明の製造装置は、上述の各実施の形態においてインクジェット法によって立体物90を造形する装置であるが、例えば粉末焼結積層造形法、熱溶解積層法など、インクジェット法以外の方式によって立体物90を造形する装置でも良い。
10 立体物製造システム
20 製造装置
27 カメラ(撮影デバイス)
40 コンピューター
44a 立体物製造管理プログラム
45a 画像通知部
45b 指示受付部
45c 造形停止部(造形処理変更部)
90 立体物
144a 立体物製造管理プログラム
145b 指示受付部
145c 造形停止部(造形処理変更部)
145d 権限管理部

Claims (9)

  1. 立体物の製造装置と、
    前記製造装置における前記立体物を撮影する撮影デバイスによって前記製造装置による前記立体物の造形中に撮影された画像を利用者に通知する画像通知部と、
    前記造形の処理の変更の指示を受け付ける指示受付部と、
    前記指示受付部によって前記指示が受け付けられた場合に前記造形の処理を変更する造形処理変更部と
    を備え、
    前記造形処理変更部は、前記指示受付部によって前記指示が複数回受け付けられた特定の状況の場合に前記造形の処理を変更することを特徴とする立体物製造システム。
  2. 前記特定の状況は、2人以上の特定の人数の利用者から前記指示受付部によって前記指示が受け付けられた状況を含むことを特徴とする請求項1に記載の立体物製造システム。
  3. 前記特定の状況は、同一の利用者から前記指示受付部によって前記指示が2回以上の特定の回数受け付けられた状況を含むことを特徴とする請求項1に記載の立体物製造システム。
  4. 利用者の権限を複数のレベルで管理する権限管理部を備え、
    前記造形処理変更部は、前記指示受付部によって前記指示が受け付けられた場合に、この指示を実行した利用者に対して前記権限管理部によって管理されている権限を確認し、確認した権限のレベルに対応付けられた人数の、このレベルで前記権限管理部によって管理されている利用者から前記指示受付部によって前記指示が受け付けられたときに前記造形の処理を変更し、
    前記複数のレベルは、2人以上の特定の人数に対応付けられたレベルを含むことを特徴とする請求項1に記載の立体物製造システム。
  5. 前記複数のレベルは、下位のレベルほど、多くの人数に対応付けられていることを特徴とする請求項4に記載の立体物製造システム。
  6. 利用者の権限を複数のレベルで管理する権限管理部を備え、
    前記造形処理変更部は、前記指示受付部によって前記指示が受け付けられた場合に、この指示を実行した利用者に対して前記権限管理部によって管理されている権限を確認し、確認した権限のレベルに対応付けられた回数、このレベルで前記権限管理部によって管理されている利用者から前記指示受付部によって前記指示が受け付けられたときに前記造形の処理を変更し、
    前記複数のレベルは、2回以上の特定の回数に対応付けられたレベルを含むことを特徴とする請求項1に記載の立体物製造システム。
  7. 前記複数のレベルは、下位のレベルほど、多くの回数に対応付けられていることを特徴とする請求項6に記載の立体物製造システム。
  8. 前記画像通知部は、前記画像を電子メールの送信によって通知し、
    前記指示受付部は、前記画像通知部によって送信された前記電子メールに対する返信の電子メールによって前記指示を受け付けることを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の立体物製造システム。
  9. 立体物の製造装置における前記立体物を撮影する撮影デバイスによって前記製造装置による前記立体物の造形中に撮影された画像を利用者に通知する画像通知部と、
    前記造形の処理の変更の指示を受け付ける指示受付部と、
    前記指示受付部によって前記指示が受け付けられた場合に前記造形の処理を変更する造形処理変更部と
    をコンピューターに実現させ、
    前記造形処理変更部は、前記指示受付部によって前記指示が複数回受け付けられた特定の状況の場合に前記造形の処理を変更することを特徴とする立体物製造管理プログラム。
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