JP2020123877A - 通信制御装置、端末装置、通信制御方法、及び制御プログラム - Google Patents
通信制御装置、端末装置、通信制御方法、及び制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】移動体通信を行う端末装置において、送信すべき信号を送信できない状況が生じることを抑制することを可能にする。【解決手段】RFモジュール21が、DモードとCモードとのいずれのモードであるかを管理するモード管理部203と、モード管理部203で管理する情報を用いて、RFモジュール21から送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる信号の送信タイミングとDモードの期間とが重なるか否かを判断する競合判断部221と、競合判断部221で送信タイミングとDモードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングをDモードの期間からずらして、RFモジュール21から信号の送信を行わせるデータ送信部202とを備える。【選択図】図3
Description
本開示は、通信制御装置、端末装置、通信制御方法、及び制御プログラムに関するものである。
移動体通信を行う端末装置同士で基地局を介さずに直接的に無線通信を行うD2D(Device to Device)技術が知られている。D2Dは、通信可能な他の端末装置を探索するためのディスカバリ(Discovery)と、通信を行うためのコミュニケーション(Communication)とに大別される。D2Dでは、ディスカバリを行う時間帯であるディスカバリモードと、コミュニケーションを行う時間帯であるコミュニケーションモードとを周期的に切り替えながら、端末装置間での直接的な無線通信を実現する。ディスカバリモードにおいては、端末装置は通信を行うことはできない。
例えば、特許文献1には、ディスカバリモードにあたるセンシングウィンドウの期間にセンシングすることで、他のユーザ装置が送信時に使用する将来のリソースの予約状況を把握し、自装置が送信時に使用するリソースを選択する技術が開示されている。これにより、各ユーザ装置の送信する信号の衝突を抑制することを試みている。なお、リソースとしては、時間,周波数等が挙げられている。
特許文献1に開示の技術では、センシングウィンドウの期間内(つまり、ディスカバリモード)に選択されたリソースを用いることで、コミュニケーションモードにおいて送信する信号の衝突を抑制することは考慮されている。しかしながら、特許文献1では、送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングによっては信号の送信タイミングがディスカバリモードと重なってしまう場合について考慮されていない。よって、送信タイミングがディスカバリモードと重なった場合に、送信すべき信号を送信できない問題が生じる。
送信タイミングがディスカバリモードと重なる場合の例としては、ディスカバリモードとコミュニケーションモードとの切り替えの周期と、周期的な送信イベントの周期とのずれにより、一部の送信タイミングがディスカバリモードと重なってしまう場合が挙げられる。他にも、割り込みで送信イベントが発生する場合に、その送信イベントに対しての送信タイミングがディスカバリモードと重なる場合が挙げられる。
この開示のひとつの目的は、移動体通信を行う端末装置において、送信すべき信号を送信できない状況が生じることを抑制することを可能にする通信制御装置、端末装置、通信制御方法、及び制御プログラムを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、開示の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するために、本開示の通信制御装置は、移動体通信を行う端末装置(2)で用いられ、端末装置に含まれて他の端末装置である他端末装置と基地局(4)を介さない直接的な無線通信を行うことが可能な通信モジュール(21)を制御する通信制御装置であって、通信モジュールが、通信可能な他端末装置を探索するための探索モードと、通信を行うための通信モードと、のいずれのモードであるかを管理するモード管理部(203)と、モード管理部で管理する情報を用いて、通信モジュールから送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、通信モジュールからの信号の送信タイミングと、探索モードの期間と、が重なるか否かを判断する競合判断部(221,221a)と、競合判断部で送信タイミングと探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、競合判断部で送信タイミングと探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを探索モードの期間からずらして、通信モジュールから信号の送信を行わせる送信制御部(202)とを備える。
上記目的を達成するために、本開示の端末装置は、移動体通信を行う端末装置であって、他の端末装置である他端末装置と基地局(4)を介さない直接的な無線通信を行うことが可能な通信モジュール(21)と、通信モジュールを制御する通信制御装置(20,20a)とを含み、通信制御装置は、通信モジュールが、通信可能な他端末装置を探索するための探索モードと、通信を行うための通信モードと、のいずれのモードであるかを管理するモード管理部(203)と、モード管理部で管理する情報を用いて、通信モジュールから送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、通信モジュールからの信号の送信タイミングと、探索モードの期間と、が重なるか否かを判断する競合判断部(221,221a)と、競合判断部で送信タイミングと探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、競合判断部で送信タイミングと探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを探索モードの期間からずらして、通信モジュールから信号の送信を行わせる送信制御部(202)とを備える。
上記目的を達成するために、本開示の通信制御方法は、移動体通信を行う端末装置(2)で用いられ、端末装置に含まれて他の端末装置である他端末装置と基地局(4)を介さない直接的な無線通信を行うことが可能な通信モジュール(21)を制御する通信制御方法であって、通信モジュールが、通信可能な他端末装置を探索するための探索モードと、通信を行うための通信モードと、のいずれのモードであるかを管理し、管理する情報を用いて、通信モジュールから送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、通信モジュールからの信号の送信タイミングと、探索モードの期間と、が重なるか否かを判断し、送信タイミングと探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、送信タイミングと探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを探索モードの期間からずらして、通信モジュールから信号の送信を行わせる。
上記目的を達成するために、本開示の制御プログラムは、コンピュータを、移動体通信を行う端末装置(2)で用いられ、端末装置に含まれて他の端末装置である他端末装置と基地局(4)を介さない直接的な無線通信を行うことが可能な通信モジュール(21)を制御する通信制御装置として機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを、通信モジュールが、通信可能な他端末装置を探索するための探索モードと、通信を行うための通信モードと、のいずれのモードであるかを管理するモード管理部(203)と、モード管理部で管理する情報を用いて、通信モジュールから送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、通信モジュールからの信号の送信タイミングと、探索モードの期間と、が重なるか否かを判断する競合判断部(221,221a)と、競合判断部で送信タイミングと探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、競合判断部で送信タイミングと探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを探索モードの期間からずらして、通信モジュールから信号の送信を行わせる送信制御部(202)として機能させる。
これによれば、通信モジュールが、通信可能な他端末装置を探索するための探索モードと、通信を行うための通信モードと、のいずれのモードであるかを管理するので、管理する情報を用いて、通信モジュールから送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、通信モジュールからの信号の送信タイミングと、探索モードの期間と、が重なるか否かを判断することが可能になる。そして、この送信タイミングと探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで通信モジュールから信号の送信を行わせるので、探索モードの期間に重ならないタイミングで信号を送信することが可能になる。また、この送信タイミングと探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを探索モードの期間からずらして、通信モジュールから信号の送信を行わせるので、探索モードの期間に重ならないタイミングで信号を送信することが可能になる。その結果、移動体通信を行う端末装置において、送信すべき信号を送信できない状況が生じることを抑制することが可能になる。
図面を参照しながら、開示のための複数の実施形態を説明する。なお、説明の便宜上、複数の実施形態の間において、それまでの説明に用いた図に示した部分と同一の機能を有する部分については、同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。同一の符号を付した部分については、他の実施形態における説明を参照することができる。
(実施形態1)
<通信システム1の概略構成>
以下、本開示の実施形態1について図面を用いて説明する。図1に示すように、通信システム1は、端末装置2、携帯電話通信網3、基地局4、及びセンタ5を含んでいる。
<通信システム1の概略構成>
以下、本開示の実施形態1について図面を用いて説明する。図1に示すように、通信システム1は、端末装置2、携帯電話通信網3、基地局4、及びセンタ5を含んでいる。
端末装置2は、移動体通信を行う端末装置である。端末装置2は、車両に搭載される車載機器であってもよいし、歩行者等のユーザに携帯される携帯電話機等の携帯端末であってもよい。端末装置2が車両で用いられる場合、車両に搭載して用いられる構成であってもよいし、ユーザによって車両に一時的に持ち込まれて用いられる構成であってもよい。端末装置2の詳細については後述する。
携帯電話通信網3は、移動体通信網の一種であって、音声通信及びインターネット通信に主に利用される通信網である。携帯電話通信網3を利用できる端末装置2は、携帯電話機に限らない。基地局4は、携帯電話通信網3の末端で端末装置2と無線通信を行う設備である。
センタ5は、サーバ装置であって、携帯電話通信網3及び基地局4を介して端末装置2から送信される情報を受信する。本実施形態では、センタ5は、車両で緊急事態が発生した場合にその車両で用いられる端末装置2から送信される、その車両で発生した緊急事態についての情報を受信するセンタである場合を例に挙げて以降の説明を行う。なお、センタ5は、1つのサーバ装置からなるものであってもよいし、複数のサーバ装置からなっているものであってもよい。
端末装置2は、携帯電話通信網3及び基地局4を介した通信(以下、間接通信)を自装置以外の他の端末装置2(以下、他端末装置)及びセンタ5と行うことが可能である。また、端末装置2は、携帯電話通信網3及び基地局4を介さずに他端末装置と直接的に無線通信(以下、直接通信)を行うことが可能となっている。この直接通信は、所謂D2Dと呼ばれるものである。一例として、直接通信は、セルラーV2Xで規格化される通信であってもよいし、LTE(Long Term Evolution) Directで規格化される通信であってもよい。以降では、直接通信がLTE Directで規格化される通信である場合を例に挙げて説明を行う。
直接通信では、通信可能な他端末装置を探索するためのDiscoveryモード(以下、Dモード)と、通信を行うためのCommunicationモード(以下、Cモード)とを交互に切り替えながら端末間通信を実現している。Dモードが探索モードに相当し、Cモードが通信モードに相当する。例えば、Dモードでは、他端末装置からの電波を受信できる周波数帯を探索することで、他端末装置と通信可能な周波数帯を探索するセンシングを行う。そして、Cモードでは、他端末装置と通信可能な周波数としてDモードで探索した周波数で通信を行う。なお、Dモードでは、他端末装置により予約されている時間,周波数等の他のリソースを検知するセンシングを行い、Cモードでの通信に用いるリソースの選択を行ってもよい。
直接通信では、DモードとCモードとは周期的に交互に切り替わる。本実施形態の例として、DモードとCモードとの切り替えの周期として設定される周期(以下、設定周期)は、Dモードの期間が64msec,Cモードの期間が10secであるものとする。設定周期は、必ずしも固定して設定される構成に限らず、調整して設定し直すことが可能な構成であってもよい。
<端末装置2の概略構成>
続いて、図2を用いて端末装置2の概略構成の一例を説明する。ここでは、端末装置2が自動車で用いられる場合の例を挙げて説明を行う。端末装置2は、図2に示すように、通信制御装置20、RFモジュール21、及び外部インターフェース(外部I/F)22を含む。
続いて、図2を用いて端末装置2の概略構成の一例を説明する。ここでは、端末装置2が自動車で用いられる場合の例を挙げて説明を行う。端末装置2は、図2に示すように、通信制御装置20、RFモジュール21、及び外部インターフェース(外部I/F)22を含む。
RF(Radio Frequency)モジュール21は、間接通信を行う機能を備えるとともに、直接通信を行う機能も備える通信モジュールである。一例として、RFモジュール21は、LTEの通信方式を利用して間接通信を行うことが可能であるのに加え、LTE Directで規格化される通信を行うことで、LTEの通信方式を利用して直接通信を行うことも可能である構成とすればよい。
RFモジュール21は、RF帯の電波を送受信可能なRFアンテナを有している。RF帯とは、300kHz〜3THzの周波数帯である。RFモジュール21は、RFアンテナにより受信された信号を復調し、復調したデータを通信制御装置20に出力する。また、RFモジュール21は、通信制御装置20から出力されたデータに対して変調等を行った信号を、RF帯の電波にのせてRFアンテナから送信する。RFモジュール21は、直接通信を行う場合には、前述したように、DモードとCモードとを設定周期に従って交互に切り替えながら、他端末装置と通信を行う。
外部I/F22は、車内LANを介して、端末装置2が用いられる車両に搭載されたECU,ナビゲーション装置,車両センサ等と接続されている。例えば、外部I/F22は、エアバックセンサの信号の入力を受け付けたり、運転支援系のECUから急ブレーキの発生を示す信号の入力を受け付けたりする。
通信制御装置20は、例えばプロセッサ、メモリ、I/O、これらを接続するバスを備え、メモリに記憶された制御プログラムを実行することで無線通信に関する各種の処理を実行する。通信制御装置20は、RFモジュール21の制御を行ったり、RFモジュール21から送信させるデータを生成したりする。無線通信に関する各種の処理には、RFモジュール21からのDモードの期間をずらした信号の送信に関連する処理も含まれる。コンピュータがこの処理の各工程を実施することが、通信制御方法が実行されることに相当する。ここで言うところのメモリは、コンピュータによって読み取り可能なプログラム及びデータを非一時的に格納する非遷移的実体的記憶媒体(non-transitory tangible storage medium)である。また、非遷移的実体的記憶媒体は、半導体メモリ又は磁気ディスクなどによって実現される。なお、通信制御装置20の詳細については、以下で述べる。
<通信制御装置20の概略構成>
続いて、直接通信に関する通信制御装置20の概略構成を説明する。通信制御装置20は、図3に示すように、RF制御部200、サービス提供部210、及びイベント制御部220を機能ブロックとして備えている。なお、通信制御装置20が実行する機能の一部又は全部を、1つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、通信制御装置20が備える機能ブロックの一部又は全部は、プロセッサによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現されてもよい。
続いて、直接通信に関する通信制御装置20の概略構成を説明する。通信制御装置20は、図3に示すように、RF制御部200、サービス提供部210、及びイベント制御部220を機能ブロックとして備えている。なお、通信制御装置20が実行する機能の一部又は全部を、1つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、通信制御装置20が備える機能ブロックの一部又は全部は、プロセッサによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現されてもよい。
RF制御部200は、データ受信部201、データ送信部202、及びモード管理部203をサブ機能ブロックとして備える。サービス提供部210は、受信データ解析部211、イベントトリガ検出部212、サービス機能部213、及び送信データ生成部214をサブ機能ブロックとして備える。イベント制御部220は、競合判断部221及びイベント管理部222をサブ機能ブロックとして備える。
データ受信部201は、RFモジュール21から出力される、RFモジュール21で受信した信号を復調した受信データを取得する。データ受信部201は、RFモジュール21から取得した受信データをサービス提供部210に供給する。
データ送信部202は、サービス提供部210からのデータ送信要求に従って、サービス提供部210から送られてくる送信データをRFモジュール21に出力する。RFモジュール21では、データ送信部202から送信データが出力されると、この送信データの信号をRFアンテナから速やかに送信することになる。このデータ送信部202が送信制御部に相当する。
モード管理部203は、RFモジュール21がDモードとCモードとのいずれのモードであるかを管理する。言い換えると、モード管理部203は、RFモジュール21の現在のモードがDモードかCモードかを特定する。一例として、モード管理部203は、DモードからCモードへの切り替え時に、現在のモードがCモードであることと、この時点のシステム時刻とを紐付けして、現在モード情報としてメモリに格納する。DモードからCモードへの切り替え時点のシステム時刻が、Cモードの開始時刻にあたる。また、モード管理部203は、CモードからDモードへの切り替え時に、現在のモードがDモードであることと、この時点のシステム時刻とを紐付けして、現在モード情報としてメモリに格納する。CモードからDモードへの切り替え時点のシステム時刻が、Dモードの開始時刻にあたる。なお、現在モード情報は、新たな現在モード情報が得られる都度、更新されるものとする。
モード管理部203は、RFモジュール21からDモードとCモードとの切り替えを示す通知を取得可能な場合には、この通知をもとに、DモードとCモードとの切り替え時を特定すればよい。また、モード管理部203は、RFモジュール21からDモードとCモードとの切り替えを示す通知を取得可能でない構成の場合でも、RFモジュール21からセンシングの結果を取得することで、センシングの開始及び終了のタイミングから、DモードとCモードとの切り替え時を特定すればよい。
ここで、図4のフローチャートを用いて、モード管理部203での処理の流れの一例について説明を行う。例えば、図4のフローチャートは、DモードとCモードとの切り替えを特定する都度、開始する構成とすればよい。
まず、ステップS1では、RFモジュール21の現在のモードがDモードと特定する場合(S1でYES)には、ステップS2に移る。一方、RFモジュール21の現在のモードがCモードと特定する場合(S1でNO)には、ステップS4に移る。
ステップS2では、システム時刻を取得する。ステップS3では、現在のモードとタイムスタンプとが紐付けられた現在モード情報の現在のモードをDモードに更新するとともに、現在モード情報のタイムスタンプをS2で取得するシステム時刻に更新し、図4のフローチャートの処理を終了する。
ステップS4では、システム時刻を取得する。ステップS5では、現在モード情報の現在のモードをCモードに更新するとともに、現在モード情報のタイムスタンプをS4で取得するシステム時刻に更新し、図4のフローチャートの処理を終了する。
受信データ解析部211は、データ受信部201から供給される受信データを解析し、解析した受信データをサービス機能部213に送る。
イベントトリガ検出部212は、RFモジュール21から送信を行わせるべき送信イベントのトリガ(以下、イベントトリガ)を検出する。イベントトリガ検出部212は、イベントトリガを検出した場合に、サービス機能部213を動作させる。
本実施形態では、送信イベントとして、周期的な送信イベントと突発的な送信イベントとがあるものとして以降の説明を続ける。なお、送信イベントとして、周期的な送信イベントと突発的な送信イベントとのうちのいずれかしか存在しない構成としてもよい。この場合、以降で説明を行う周期的な送信イベントに関連する処理と突発的な送信イベントに関連する処理とのうち、存在しない送信イベントについての処理を省略すればよい。
イベントトリガ検出部212は、周期的な送信イベントについては、通信制御装置20に内蔵されるタイマ回路によって、周期的な送信イベントの予め設定される周期ごとにイベントトリガを検出する構成とすればよい。周期的な送信イベントの一例としては、自車の現在位置の送信等が挙げられる。イベントトリガ検出部212は、周期的な送信イベントの予め設定される周期をもとに、次回の送信イベントの時刻(以下、次回周期イベント時刻)をイベント制御部220に通知する。周期的な送信イベントの予め設定される周期の一例としては、100msec等が挙げられる。
また、イベントトリガ検出部212は、突発的な送信イベントについては、外部I/F22を介して入力される所定の信号をイベントトリガとして検出する構成とすればよい。所定の信号としては、自車の急ブレーキを示す信号,自車のエアバックの作動を示す信号等が挙げられる。突発的な送信イベントとしては、自車で発生した緊急事態についての情報を送信する送信イベントが挙げられる。一例として、自車の急ブレーキを示す情報を送信する送信イベント,自車の運行不能を示す情報を送信する送信イベント等が挙げられる。
さらに、イベントトリガ検出部212は、後述するイベント管理部222からのイベント通知もイベントトリガとして検出する。
サービス機能部213は、イベントトリガを検出したイベントトリガ検出部212によって動作が開始され、そのイベントトリガに対応する送信イベントによって提供するサービスに必要な処理を行う。例えば、送信イベントが、自車の現在位置の送信の場合には、ナビゲーション装置等から自車の現在位置を取得すればよい。送信イベントが、自車の急ブレーキを示す情報を送信する送信イベントの場合には、ナビゲーション装置等から自車の現在位置を取得したり、車両センサから自車の加減速度を取得したりすればよい。送信イベントが、自車の運行不能を示す情報を送信する送信イベントの場合には、ナビゲーション装置等から自車の現在位置及び直近の走行軌跡を取得すればよい。
送信データ生成部214は、サービス機能部213の処理結果に基づく送信データを生成し、データ送信部202にこの送信データを送るとともに、データ送信部202にこの送信データのデータ送信要求を行う。一例として、送信イベントが、自車の現在位置の送信の場合には、自車の現在位置を含む送信データを直接通信で送信するデータ送信要求を行えばよい。送信イベントが、自車の急ブレーキを示す情報の送信の場合には、自車の現在位置、加減速度、及び急ブレーキの発生を示す情報を含む送信データを直接通信で送信するデータ送信要求を行えばよい。送信イベントが、自車の運行不能を示す情報の送信の場合には、自車の現在位置及び直近の走行軌跡を含む送信データを間接通信でセンタ5に送信するデータ送信要求を行えばよい。
競合判断部221は、モード管理部203で管理する情報を用いて、RFモジュール21から送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミングと、Dモードの期間と、が重なるか否かを判断する。送信イベントの発生タイミングとは、イベントトリガ検出部212でのイベントトリガの検出のタイミングとすればよい。競合判断部221は、イベントトリガ検出部212でのイベントトリガの検出時点に、サービス機能部213及び送信データ生成部214での処理を経ることによる時間差(以下、処理時間差)を加算することで、RFモジュール21からの信号の送信タイミングを特定すればよい。この処理時間差は、送信イベントの種別に予め定められているものとしてもよいし、送信イベントの種別にかかわらない固定値であってもよい。
なお、送信データ生成部214でデータ送信要求を行うタイミングを、RFモジュール21からの信号の送信タイミングとしてもよい。また、処理時間差を0と仮定し、送信イベントの発生タイミングをRFモジュール21からの信号の送信タイミングとしてもよい。
競合判断部221は、周期的な送信イベントについては、モード管理部203で管理する情報と、設定周期と、周期的な送信イベントの、次回の発生タイミングとから、この次回の発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミング(以下、次回周期送信タイミング)と、次回のDモードの期間と、が重なるか否かを判断する。
ここで、図5のフローチャートを用いて、競合判断部221での周期的な送信イベントについての処理の流れの一例について説明を行う。図5のフローチャートは、周期的に行われる構成とすればよい。図5のフローチャートは、例えば周期的な送信イベントに従ってデータ送信部202が送信データをRFモジュール21に出力する都度、開始する構成とすればよい。
まず、ステップS21では、モード管理部203が管理する現在モード情報を取得する。ステップS22では、イベントトリガ検出部212から通知される次回周期イベント時刻を取得する。
ステップS23では、S21で取得する現在モード情報と設定周期とから、モード予測テーブルを作成する。モード予測テーブルは、図6に示すように、現在のモードを含むDモード及びCモードの期間を表すテーブルである。図6は、モード予測テーブルの作成の一例を説明するための図である。モード予測テーブルは、例えば、Dモード及びCモードの期間別に、その期間の開始時刻と終了時刻とが対応付けられたテーブルとすればよい。
ここで、図6を用いて、モード予測テーブルの作成の一例について説明を行う。図6の例では、現在モード情報において、現在のモードがCモードであって、タイムスタンプが時刻T1である場合を例に挙げて説明を行う。図6の例では、現在のモードがCモードであって、タイムスタンプが時刻T1であるので、現在のモードであるCモードの開始時刻が時刻T1と特定される。また、設定周期から、Cモードの期間が10secであることが特定できるので、時刻T1+10secが現在のモードの終了時刻且つ次回のDモードの開始時刻と特定される。さらに、設定周期から、Dモードの期間が64msecであることが特定できるので、時刻T1+10sec+64msecが次回のDモードの終了時刻且つ次回のCモードの開始時刻と特定される。
図5に戻って、ステップS24では、次回周期送信タイミングと、次回のDモードの期間と、が重なるか否かを判断し、図5のフローチャートの処理を終了する。次回周期送信タイミングと次回のDモードの期間とが重なるとは、次回周期送信タイミングの時刻が、次回のDモードの期間の開始時刻から終了時刻までの間に重なることを示す。次回周期送信タイミングは、S22で取得する次回周期イベント時刻に処理時間差を加算することで特定すればよい。次回のDモードの期間は、S23で作成したモード予測テーブルから特定すればよい。
また、競合判断部221は、突発的な送信イベントについては、モード管理部203で管理する情報と、RFモジュール21から送信を行わせるべき突発的な送信イベントの発生タイミングとから、この発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミング(以下、突発送信タイミング)と、Dモードの期間と、が重なるか否かを判断する。
ここで、図7のフローチャートを用いて、競合判断部221での突発的な送信イベントについての処理の流れの一例について説明を行う。図7のフローチャートは、イベントトリガ検出部212で突発的な送信イベントについてのイベントトリガを検出した場合に開始する構成とすればよい。
まず、ステップS41では、モード管理部203が管理する現在モード情報を取得する。ステップS42では、S41で取得する現在モード情報と設定周期とから、S23と同様にして、モード予測テーブルを作成する。
ステップS43では、突発送信タイミングと、Dモードの期間と、が重なるか否かを判断し、図7のフローチャートの処理を終了する。突発送信タイミングとDモードの期間とが重なるとは、突発送信タイミングの時刻が、Dモードの期間の開始時刻から終了時刻までの間に重なることを示す。突発送信タイミングは、現在時刻に処理時間差を加算することで特定すればよい。Dモードの期間は、S42で作成したモード予測テーブルから特定すればよい。
イベント管理部222は、競合判断部221で判断した結果に基づいて、イベントトリガ検出部212にイベント通知を行う。イベント管理部222は、競合判断部221で次回周期送信タイミングとDモードの期間とが重なると判断する場合には、次回周期送信タイミングがDモードの期間とずれるタイミングでイベント通知を行う。一方、イベント管理部222は、競合判断部221で次回周期送信タイミングとDモードの期間とが重ならないと判断する場合には、イベント通知を行わない。
ここで、図8のフローチャートを用いて、イベント管理部222での周期的な送信イベントについての処理の流れの一例について説明を行う。図8のフローチャートは、競合判断部221で、周期的な送信イベントについて、次回周期送信タイミングとDモードの期間とが重なるか否かが判断された場合に、開始する構成とすればよい。
まず、ステップS61では、競合判断部221で次回周期送信タイミングとDモードの期間とが重なると判断する場合(S61でYES)には、ステップS62に移る。一方、競合判断部221で次回周期送信タイミングとDモードの期間とが重ならないと判断する場合(S61でNO)には、イベント通知を行わずに、図8のフローチャートの処理を終了する。
イベント管理部222がイベント通知を行わない場合、イベントトリガ検出部212は、周期的な送信イベントについて、周期的な送信イベントの予め設定される周期ごとにイベントトリガを検出する。そして、この周期に沿って、RFモジュール21から信号が送信されることになる。
ステップS62では、現在のモードがCモードの場合(S62でYES)には、ステップS63に移る。一方、現在のモードがDモードの場合(S62でNO)には、ステップS64に移る。現在のモードがCモードかDモードかの判断は、イベント管理部222が現在モード情報から判断すればよい。
ステップS63では、図9に示すように、次回のDモードの開始時刻のΔTa[msec]前に、イベントトリガ検出部212にイベント通知を行い、図8のフローチャートの処理を終了する。イベント管理部222は、次回のDモードの開始時刻を、競合判断部221で作成するモード予測テーブルと現在モード情報のうちの現在のモードのタイムスタンプとから特定すればよい。ΔTaは、任意に設定可能な第1の所定時間であり、イベント通知に従ってサービス機能部213及び送信データ生成部214での処理が行われてRFモジュール21から送信される信号の全パケットが、次回のDモードの開始時刻よりも前に送信完了するだけの余裕のある時間であればよい。
次回周期送信タイミングと次回のDモードの期間とが重なってしまう場合、周期的な送信イベントにおいてRFモジュール21から送信すべき信号は、次回のDモードの期間に送信が失敗する。これに対して、S63の処理によれば、次回のDモードの開始時刻よりも前のCモードの期間中に、周期的な送信イベントにおいてRFモジュール21から送信すべき信号を送信することが可能になる。
よって、次回のCモードの期間まで待つことなく、より速やかに、RFモジュール21から送信すべき信号を送信することが可能になる。つまり、周期的な送信イベントの周期性は維持したまま、イベント管理部222からイベント通知を行うことで、Dモードの期間にRFモジュール21から送信できない信号を、Dモードの期間からずらして送信可能とする。言い換えると、Dモードの期間にRFモジュール21から送信できない信号とは別に、RFモジュール21から送信すべき信号を次回のDモードの期間よりも前に送信する。よって、周期的な送信イベントの周期性を、Dモードの期間に重なる都度変更する手間を抑えながらも、RFモジュール21から送信すべき信号を送信することが可能になる。
ステップS64では、図10に示すように、次回のCモードの開始時刻のΔTb[msec]後に、イベントトリガ検出部212にイベント通知を行い、図8のフローチャートの処理を終了する。イベント管理部222は、次回のCモードの開始時刻を、競合判断部221で作成するモード予測テーブルと現在モード情報のうちの現在のモードのタイムスタンプとから特定すればよい。ΔTbは、任意に設定可能な第2の所定時間であり、DモードからCモードに切り替わる際の、Dモードで選択した周波数帯への切り替えが完了するだけの余裕のある時間であればよい。ΔTaとΔTbとは、異なる時間であってもよいし、同じ時間であってもよい。
次回周期送信タイミングと現在のモードであるDモードの期間とが重なってしまう場合、周期的な送信イベントにおいてRFモジュール21から送信すべき信号は、現在のモードであるDモードの期間に送信が失敗する。これに対して、S64の処理によれば、次回のCモードの期間中に、周期的な送信イベントにおいてRFモジュール21から送信すべき信号を送信することが可能になる。言い換えると、Dモードの期間にRFモジュール21から送信できない信号とは別に、RFモジュール21から送信すべき信号を次回のCモードの期間に送信する。よって、周期的な送信イベントの周期性を、Dモードの期間に重なる都度変更する手間を抑えながらも、RFモジュール21から送信すべき信号を送信することが可能になる。
また、イベント管理部222は、競合判断部221で突発送信タイミングとDモードの期間とが重なると判断する場合には、突発送信タイミングがDモードの期間とずれるタイミングでイベント通知を行う。一方、イベント管理部222は、競合判断部221で突発送信タイミングとDモードの期間とが重ならないと判断する場合には、イベント通知を行わない。
ここで、図11のフローチャートを用いて、イベント管理部222での突発的な送信イベントについての処理の流れの一例について説明を行う。図11のフローチャートは、競合判断部221で、突発的な送信イベントについて、突発送信タイミングとDモードの期間とが重なるか否かが判断された場合に、開始する構成とすればよい。
まず、ステップS81では、競合判断部221で突発送信タイミングとDモードの期間とが重なると判断する場合(S81でYES)には、ステップS82に移る。一方、競合判断部221で突発送信タイミングとDモードの期間とが重ならないと判断する場合(S81でNO)には、ステップS83に移る。競合判断部221で突発送信タイミングとDモードの期間とが重ならない場合には、現在のモードはCモードであるものとする。
ステップS82では、図12に示すように、次回のCモードの開始時刻のΔTb[msec]後に、イベントトリガ検出部212にイベント通知を行い、図11のフローチャートの処理を終了する。
突発送信タイミングとDモードの期間とが重なってしまう場合、突発的な送信イベントにおいてRFモジュール21から送信すべき信号は、このDモードの期間に送信が失敗する。これに対して、S82の処理によれば、次回のCモードの期間中に、突発的な送信イベントにおいてRFモジュール21から送信すべき信号を送信することが可能になる。
ステップS83では、イベントトリガ検出部212にイベント通知を行わず、図11のフローチャートの処理を終了する。イベント管理部222がイベント通知を行わない場合、イベントトリガ検出部212は、突発的な送信イベントについてのイベントトリガを検出すると直ちに、サービス機能部213を動作させる。よって、現在のモードであるCモードの期間において、RFモジュール21から送信すべき信号を送信することが可能になる。
また、通信制御装置20は、共通の通信方式を利用する直接通信と間接通信とを並行して行うことが可能な場合には、間接通信によって送信を行う送信イベント(以下、間接送信イベント)の発生タイミングに従って定まる送信タイミングも、Dモードの期間からずらして、RFモジュール21から信号の送信を行わせることが好ましい。これは、共通の通信方式を利用する直接通信と間接通信とでは、間接通信でのセンタ5への信号の送信がDモードの期間は行うことができないと考えられるためである。間接送信イベントとしては、自車の運行不能を示す情報をセンタ5に送信する送信イベント等が挙げられる。
一例として、競合判断部221が、間接送信イベントの発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミング(以下、間接送信タイミング)と、Dモードの期間と、が重なるか否かを前述したのと同様に判断すればよい。また、イベント管理部222が、競合判断部221で間接送信タイミングとDモードの期間とが重なると判断する場合に、この間接送信タイミングをDモードの期間からずらして、RFモジュール21から信号の送信を行わせればよい。一方、イベント管理部222は、競合判断部221で間接送信タイミングとDモードの期間とが重ならないと判断する場合には、イベント通知を行わない構成とすればよい。これにより、データ送信部202は、競合判断部221で間接送信イベントの発生タイミングに従って定まる送信タイミングとDモードの期間とが重なると判断する場合に、この送信タイミングをDモードの期間からずらして、RFモジュール21から信号の送信を行わせることになる。
<実施形態1のまとめ>
実施形態1の構成によれば、RFモジュール21が、通信可能な他端末装置を探索するためのDモードと、通信を行うためのCモードと、のいずれのモードであるかをモード管理部203で管理する。よって、モード管理部203で管理する情報を用いて、RFモジュール21から送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミングと、Dモードの期間と、が重なるか否かを競合判断部221で判断することが可能になる。そして、この送信タイミングとDモードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングでRFモジュール21から信号の送信を行わせるので、Dモードの期間に重ならないタイミングで信号を送信することが可能になる。また、この送信タイミングとDモードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングをDモードの期間からずらして、RFモジュール21から信号の送信を行わせるので、Dモードの期間に重ならないタイミングで信号を送信することが可能になる。その結果、移動体通信を行う端末装置2において、送信すべき信号を送信できない状況が生じることを抑制することが可能になる。
実施形態1の構成によれば、RFモジュール21が、通信可能な他端末装置を探索するためのDモードと、通信を行うためのCモードと、のいずれのモードであるかをモード管理部203で管理する。よって、モード管理部203で管理する情報を用いて、RFモジュール21から送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミングと、Dモードの期間と、が重なるか否かを競合判断部221で判断することが可能になる。そして、この送信タイミングとDモードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングでRFモジュール21から信号の送信を行わせるので、Dモードの期間に重ならないタイミングで信号を送信することが可能になる。また、この送信タイミングとDモードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングをDモードの期間からずらして、RFモジュール21から信号の送信を行わせるので、Dモードの期間に重ならないタイミングで信号を送信することが可能になる。その結果、移動体通信を行う端末装置2において、送信すべき信号を送信できない状況が生じることを抑制することが可能になる。
また、実施形態1の構成によれば、周期的な送信イベント及び突発的な送信イベントのいずれについても、送信すべき信号を送信できない状況が生じることを抑制することが可能になる。
(実施形態2)
実施形態1では、周期的な送信イベントについて、次回周期送信タイミングとDモードの期間とが重なるか否かが競合判断部221で判断された場合に、イベント管理部222が、現在のモードがCモードかDモードかに応じた処理を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、周期的な送信イベントについて、次回周期送信タイミングとDモードの期間とが重なるか否かが判断された場合に、イベント管理部222が、現在のモードがCモードかDモードかにかかわらず、次回のCモードの開始時刻のΔTb[msec]後に、イベントトリガ検出部212にイベント通知を行う構成としてもよい。
実施形態1では、周期的な送信イベントについて、次回周期送信タイミングとDモードの期間とが重なるか否かが競合判断部221で判断された場合に、イベント管理部222が、現在のモードがCモードかDモードかに応じた処理を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、周期的な送信イベントについて、次回周期送信タイミングとDモードの期間とが重なるか否かが判断された場合に、イベント管理部222が、現在のモードがCモードかDモードかにかかわらず、次回のCモードの開始時刻のΔTb[msec]後に、イベントトリガ検出部212にイベント通知を行う構成としてもよい。
(実施形態3)
実施形態1では、次回周期送信タイミングと次回のDモードの期間とが重なる場合、且つ、現在のモードがCモードの場合に、次回のDモードの開始時刻のΔTa前に、イベント管理部222がイベントトリガ検出部212にイベント通知を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。
実施形態1では、次回周期送信タイミングと次回のDモードの期間とが重なる場合、且つ、現在のモードがCモードの場合に、次回のDモードの開始時刻のΔTa前に、イベント管理部222がイベントトリガ検出部212にイベント通知を行う構成を示したが、必ずしもこれに限らない。
例えば、次回周期送信タイミングと次回のDモードの期間とが重なる場合、且つ、現在のモードがCモードの場合であっても、現在時刻から次回のDモードの開始時刻までの時間がΔTa未満の場合には、イベント管理部222が、次回のCモードの開始時刻のΔTb後に、イベントトリガ検出部212にイベント通知を行う構成とすればよい。これによれば、より精度良く、Dモードの期間からずらしてRFモジュール21から信号の送信を行わせることが可能になる。
(実施形態4)
実施形態1では、RFモジュール21から送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミングと、Dモードの期間と、が重なる場合に、Dモードの期間からずらしてRFモジュール21から信号の送信を行わせる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、送信イベントの種類に応じて、この送信タイミングとDモードの期間とが重なる場合であっても、Dモードの期間からずらしてRFモジュール21から信号の送信を行わせる処理の有無を切り替える構成(以下、実施形態4)としてもよい。
実施形態1では、RFモジュール21から送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミングと、Dモードの期間と、が重なる場合に、Dモードの期間からずらしてRFモジュール21から信号の送信を行わせる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、送信イベントの種類に応じて、この送信タイミングとDモードの期間とが重なる場合であっても、Dモードの期間からずらしてRFモジュール21から信号の送信を行わせる処理の有無を切り替える構成(以下、実施形態4)としてもよい。
以下、本開示の実施形態4について図面を用いて説明する。実施形態4の通信システム1は、端末装置2が通信制御装置20の代わりに通信制御装置20aを備える点を除けば、実施形態1の通信システム1と同様である。
通信制御装置20aは、図13に示すように、RF制御部200、サービス提供部210a、及びイベント制御部220aを機能ブロックとして備えている。通信制御装置20aは、サービス提供部210及びイベント制御部220の代わりにサービス提供部210a及びイベント制御部220aを備える点を除けば、実施形態1の通信制御装置20と同様である。
サービス提供部210aは、図13に示すように、受信データ解析部211、イベントトリガ検出部212a、サービス機能部213、及び送信データ生成部214をサブ機能ブロックとして備える。サービス提供部210aは、イベントトリガ検出部212の代わりにイベントトリガ検出部212aを備える点を除けば、実施形態1のサービス提供部210と同様である。
イベントトリガ検出部212aは、実施形態1のイベントトリガ検出部212と同様に、RFモジュール21から送信を行わせるべき送信イベントのイベントトリガを検出する。イベントトリガ検出部212aは、後述するイベント管理部222aからのイベント通知もイベントトリガとして検出する。
また、イベントトリガ検出部212aは、イベントトリガを検出した送信イベントの種類を区別する。具体的には、緊急性の高い送信イベント(以下、高緊急性イベント)か緊急性の低い送信イベント(以下、低緊急性イベント)かを区別する。このイベントトリガ検出部212aが区別部に相当する。高緊急性イベントとしては、安全系のサービスに関する送信イベントが挙げられる。低緊急性イベントとしては、エンターテイメントの提供等といった利便快適系のサービスに関する送信イベントが挙げられる。
イベント制御部220aは、図13に示すように、競合判断部221a及びイベント管理部222aをサブ機能ブロックとして備える。
競合判断部221aは、イベントトリガ検出部212aで高緊急性イベントと区別した送信イベントについては、実施形態1の競合判断部221と同様にして、その送信イベントの発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミングと、Dモードの期間と、が重なるか否かを判断する。一方、競合判断部221aは、イベントトリガ検出部212aで低緊急性イベントと区別した送信イベントについては、その送信イベントの発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミングと、Dモードの期間と、が重なるか否かの判断を行わない。
イベント管理部222aは、イベントトリガ検出部212aで高緊急性イベントと区別した送信イベントについては、実施形態1のイベント管理部222と同様にして、競合判断部221aで判断した結果に基づいて、イベントトリガ検出部212aにイベント通知を行う。一方、イベント管理部222aは、イベントトリガ検出部212aで低緊急性イベントと区別した送信イベントについては、イベントトリガ検出部212aにイベント通知を行わない。よって、低緊急性イベントについては、その低緊急性イベントの発生タイミングに沿って、RFモジュール21からの信号の送信が行われる。つまり、低緊急性イベントの発生タイミングに従って定まる、RFモジュール21からの信号の送信タイミングについては、この送信タイミングとDモードの期間とが重なるか否かにかかわらず、データ送信部202が、この送信タイミングでRFモジュール21から信号の送信を行わせることになる。
実施形態4の構成によれば、緊急性の高い送信イベントに絞って、送信タイミングをDモードの期間からずらす処理を行うことが可能になる。よって、緊急性の低い送信イベントについてまでも、送信タイミングとDモードの期間とが重なるか否かに応じて送信タイミングをずらす処理を行う無駄を省くことが可能になる。
なお、本開示は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。また、本開示に記載の制御部及びその手法は、コンピュータプログラムにより具体化された一つ乃至は複数の機能を実行するようにプログラムされたプロセッサを構成する専用コンピュータにより、実現されてもよい。あるいは、本開示に記載の装置及びその手法は、専用ハードウェア論理回路により、実現されてもよい。もしくは、本開示に記載の装置及びその手法は、コンピュータプログラムを実行するプロセッサと一つ以上のハードウェア論理回路との組み合わせにより構成された一つ以上の専用コンピュータにより、実現されてもよい。また、コンピュータプログラムは、コンピュータにより実行されるインストラクションとして、コンピュータ読み取り可能な非遷移有形記録媒体に記憶されていてもよい。
1 通信システム、2 端末装置、3 携帯電話通信網、4 基地局、5 センタ、20,20a 通信制御装置、21 RFモジュール(通信モジュール)、22 外部I/F、200 RF制御部、201 データ受信部、202 データ送信部(送信制御部)、203 モード管理部、210,210a サービス提供部、211 受信データ解析部、212 イベントトリガ検出部、212a イベントトリガ検出部(区別部)、213 サービス機能部、214 送信データ生成部、220,220a イベント制御部、221,221a 競合判断部、222,222a イベント管理部
Claims (9)
- 移動体通信を行う端末装置(2)で用いられ、
前記端末装置に含まれて他の端末装置である他端末装置と基地局(4)を介さない直接的な無線通信を行うことが可能な通信モジュール(21)を制御する通信制御装置であって、
前記通信モジュールが、通信可能な前記他端末装置を探索するための探索モードと、通信を行うための通信モードと、のいずれのモードであるかを管理するモード管理部(203)と、
前記モード管理部で管理する情報を用いて、前記通信モジュールから送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、前記通信モジュールからの信号の送信タイミングと、前記探索モードの期間と、が重なるか否かを判断する競合判断部(221,221a)と、
前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで前記通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを前記探索モードの期間からずらして、前記通信モジュールから信号の送信を行わせる送信制御部(202)とを備える通信制御装置。 - 前記モード管理部は、前記通信モジュールが、設定される設定周期で切り替わる、前記探索モードと前記通信モードとのいずれのモードであるかを管理するものであり、
前記競合判断部は、前記モード管理部で管理する情報と、前記設定周期と、前記通信モジュールから送信を行わせるべき周期的な前記送信イベントの、次回の発生タイミングとから、この次回の発生タイミングに従って定まる、前記通信モジュールからの信号の送信タイミングと、前記探索モードの期間と、が重なるか否かを予測して判断する請求項1に記載の通信制御装置。 - 前記送信制御部は、
前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重ならないと予測して判断することをもとに、この送信タイミングで前記通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、
前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重なると予測して判断する場合であって、且つ、前記モード管理部で管理する情報から特定される現在のモードが前記通信モードの場合は、この送信タイミングを次回の前記探索モードの期間の開始時刻よりも前にずらして、前記通信モジュールから信号の送信を行わせ、
前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重なると予測して判断する場合であって、且つ、前記モード管理部で管理する情報から特定される現在のモードが前記探索モードの場合は、この送信タイミングを次回の前記通信モードの期間にずらして、前記通信モジュールから信号の送信を行わせる請求項2に記載の通信制御装置。 - 前記モード管理部は、前記通信モジュールが、設定される設定周期で切り替わる、前記探索モードと前記通信モードとのいずれのモードであるかを管理するものであり、
前記競合判断部は、前記モード管理部で管理する情報と、前記通信モジュールから送信を行わせるべき突発的な前記送信イベントの発生タイミングとから、この発生タイミングに従って定まる、前記通信モジュールからの信号の送信タイミングと、前記探索モードの期間と、が重なるか否かを判断し、
前記送信制御部は、
前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで前記通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、
前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを次回の前記通信モードの期間にずらして、前記通信モジュールから信号の送信を行わせる請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信制御装置。 - 車両で用いられるものであって、
突発的な前記送信イベントは、前記車両で発生した緊急事態についての情報を送信する送信イベントである請求項4に記載の通信制御装置。 - 前記送信イベントが、緊急性の高い送信イベントか緊急性の低い送信イベントかを区別する区別部(212a)を備え、
前記送信制御部は、
前記区別部で緊急性の高い送信イベントと区別した前記送信イベントの発生タイミングに従って定まる、前記通信モジュールからの信号の送信タイミングについては、前記競合判断部(221a)でこの送信タイミングと前記探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで前記通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを前記探索モードの期間からずらして、前記通信モジュールから信号の送信を行わせ、
前記区別部で緊急性の低い送信イベントと区別した前記送信イベントの発生タイミングに従って定まる、前記通信モジュールからの信号の送信タイミングについては、この送信タイミングと前記探索モードの期間とが重なるか否かにかかわらず、この送信タイミングで前記通信モジュールから信号の送信を行わせる請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信制御装置。 - 移動体通信を行う端末装置であって、
他の端末装置である他端末装置と基地局(4)を介さない直接的な無線通信を行うことが可能な通信モジュール(21)と、
前記通信モジュールを制御する通信制御装置(20,20a)とを含み、
前記通信制御装置は、
前記通信モジュールが、通信可能な前記他端末装置を探索するための探索モードと、通信を行うための通信モードと、のいずれのモードであるかを管理するモード管理部(203)と、
前記モード管理部で管理する情報を用いて、前記通信モジュールから送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、前記通信モジュールからの信号の送信タイミングと、前記探索モードの期間と、が重なるか否かを判断する競合判断部(221,221a)と、
前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで前記通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを前記探索モードの期間からずらして、前記通信モジュールから信号の送信を行わせる送信制御部(202)とを備える端末装置。 - 移動体通信を行う端末装置(2)で用いられ、
前記端末装置に含まれて他の端末装置である他端末装置と基地局(4)を介さない直接的な無線通信を行うことが可能な通信モジュール(21)を制御する通信制御方法であって、
前記通信モジュールが、通信可能な前記他端末装置を探索するための探索モードと、通信を行うための通信モードと、のいずれのモードであるかを管理し、
管理する情報を用いて、前記通信モジュールから送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、前記通信モジュールからの信号の送信タイミングと、前記探索モードの期間と、が重なるか否かを判断し、
前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで前記通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを前記探索モードの期間からずらして、前記通信モジュールから信号の送信を行わせる通信制御方法。 - コンピュータを、移動体通信を行う端末装置(2)で用いられ、前記端末装置に含まれて他の端末装置である他端末装置と基地局(4)を介さない直接的な無線通信を行うことが可能な通信モジュール(21)を制御する通信制御装置として機能させるための制御プログラムであって、
コンピュータを、
前記通信モジュールが、通信可能な前記他端末装置を探索するための探索モードと、通信を行うための通信モードと、のいずれのモードであるかを管理するモード管理部(203)と、
前記モード管理部で管理する情報を用いて、前記通信モジュールから送信を行わせるべき送信イベントの発生タイミングに従って定まる、前記通信モジュールからの信号の送信タイミングと、前記探索モードの期間と、が重なるか否かを判断する競合判断部(221,221a)と、
前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重ならないと判断することをもとに、この送信タイミングで前記通信モジュールから信号の送信を行わせる一方、前記競合判断部で前記送信タイミングと前記探索モードの期間とが重なると判断する場合は、この送信タイミングを前記探索モードの期間からずらして、前記通信モジュールから信号の送信を行わせる送信制御部(202)として機能させるための制御プログラム。
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