JP2015162734A - 携帯端末装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電池残量を考慮した通信方式を用いて他の携帯端末装置と端末間通信が可能な携帯端末装置を提供する。
【解決手段】携帯端末装置101は、複数の通信方式の各々に対して、電池残量の範囲と、消費電力量に基づき予め定められた優先度とを対応付けた第1の情報を記憶している。携帯端末装置101は、基地局装置と通信不能になった場合に、複数の通信方式のうち指定された通信方式を用いて、携帯端末装置Xにおいて利用可能な複数の通信方式のうちの1つ以上の通信方式を表した第2の情報を携帯端末装置Xから受信する。携帯端末装置101は、自装置で利用可能な複数の通信方式のうちから、第2の情報に示された1つ以上の通信方式と同じ通信方式を抽出する。携帯端末装置101は、第1の情報と電池残量とに基づいて、抽出された通信方式から1つの通信方式を選択し、当該選択された通信方式にて基地局装置を介さずに携帯端末装置Xと通信する。
【選択図】図4
【解決手段】携帯端末装置101は、複数の通信方式の各々に対して、電池残量の範囲と、消費電力量に基づき予め定められた優先度とを対応付けた第1の情報を記憶している。携帯端末装置101は、基地局装置と通信不能になった場合に、複数の通信方式のうち指定された通信方式を用いて、携帯端末装置Xにおいて利用可能な複数の通信方式のうちの1つ以上の通信方式を表した第2の情報を携帯端末装置Xから受信する。携帯端末装置101は、自装置で利用可能な複数の通信方式のうちから、第2の情報に示された1つ以上の通信方式と同じ通信方式を抽出する。携帯端末装置101は、第1の情報と電池残量とに基づいて、抽出された通信方式から1つの通信方式を選択し、当該選択された通信方式にて基地局装置を介さずに携帯端末装置Xと通信する。
【選択図】図4
Description
本発明は、基地局装置と通信する携帯端末装置に関する。
従来、相手端末の電池残量を考慮して、当該相手端末と通信を行なう端末が知られている。たとえば、特許文献1には、このような端末を複数有するマルチホップ無線通信網が開示されている。
具体的には、特許文献1のマルチホップ無線通信網においては、各端末は、経路情報を同報送信にて交換するとともに、経路情報の受信頻度にて送信元の信頼性値を決定する。また、各端末は、信頼性値のより高い端末を含む経路を選択する。さらに、各端末は、自端末の電池残量に応じて経路情報の送信間隔を変化させることで、他の端末からみた自端末の信頼性値を変化させる。また、各端末は、電池残量の少ない端末を経由する経路が選択される確率が低くなるように制御して、マルチホップ通信網全体における各端末の電池の残量を均一化する。
また、従来、自端末の電池残量を考慮して、相手端末と通信を行なう通信機器が知られている。たとえば、特許文献2には、このような通信機器と通信する車載通信装置が開示されている。
具体的には、特許文献2の車載通信装置は、ドアセンサ、エアバッグ作動検出装置またはメーデースイッチからの信号に基づき緊急事態を検知すると、車両内または車両近傍に存在する複数の通信機器(通信モジュール、無線LANモジュール、および車両内に持ち込まれた携帯型電話機)から、受信電波レベル、電池残量、および通信速度を入力する。また、車載装置は、複数の通信機器から、受信電波レベルおよび電池残量の各々が通信可能なレベル以上ある通信機器を選択する。さらに、車載通信装置は、選択した通信機器が通信中の場合には、要求されている通信の緊急性が高い場合に限って現在の通信を切断し、要求された通信を開始する。
さらに、従来、基地局装置を介さずに端末同士が直接通信を行なう端末間通信(D2D:device to device)が知られている。
基地局装置が被災し、当該基地局装置を介した通信が不能となった場合、端末間通信を行なうことにより、端末同士が通信可能となる。また、当該端末通信は、複数の通信方式のうち、通信相手同士が互いに利用な可能な通信方式を用いて行なうことができる。たとえば、LTE(Long Term Evolution)に準拠した端末装置同士は、LTEを用いて端末間通信をできる。
しかしながら、上記のようにLTEにより端末間通信を行なう場合、たとえばW−CDMAにより端末間通信を行なう場合よりも、単位時間当たりの電池の消費量が多い。このように、端末間通信に用いる通信方式によって、電池の消費量が変化する。
一方、特許文献1では、通信方式の選択については開示されていない。
また、特許文献2において、複数の通信機器のうち携帯型電話機に着目すると、車載通信装置は、複数の携帯型電話機のうちのいずれかとの間で、基地局装置を介さずに通信を行なう。その際、車載通信装置は、各携帯型電話機の電池残量を少なくとも考慮し、1つの携帯型電話機を選択する。しかしながら、車載通信装置は、携帯型電話機のバッテリに比べて大容量の車載バッテリからの電源供給を受けるため、自装置の電池残量を考慮することはない。
また、特許文献2において、複数の通信機器のうち携帯型電話機に着目すると、車載通信装置は、複数の携帯型電話機のうちのいずれかとの間で、基地局装置を介さずに通信を行なう。その際、車載通信装置は、各携帯型電話機の電池残量を少なくとも考慮し、1つの携帯型電話機を選択する。しかしながら、車載通信装置は、携帯型電話機のバッテリに比べて大容量の車載バッテリからの電源供給を受けるため、自装置の電池残量を考慮することはない。
本願発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、電池残量を考慮した通信方式を用いて他の携帯端末装置と端末間通信が可能な携帯端末装置を提供することにある。
本発明のある局面に従うと、携帯端末装置は、複数の通信方式を利用可能である。携帯端末装置は、複数の通信方式のうちのいずれかを用いて基地局装置を介さずに他の携帯端末装置と通信する通信手段と、通信手段を制御する制御手段と、複数の通信方式の各々に対して、携帯端末装置の電池残量の範囲と、消費電力量に基づき予め定められた優先度とを対応付けた第1の情報を記憶した記憶手段と、携帯端末装置の電池残量を検出する検出手段とを備える。通信手段は、基地局装置と通信不能になった場合に、複数の通信方式のうち制御手段によって指定された通信方式を用いて、基地局装置を介さずに他の携帯端末装置から、他の携帯端末装置において利用可能な複数の通信方式のうちの1つ以上の通信方式を表した第2の情報を受信する。制御手段は、携帯端末装置で利用可能な複数の通信方式のうちから、第2の情報に示された1つ以上の通信方式と同じ通信方式を抽出する抽出手段と、第1の情報と検出された電池残量とに基づいて、抽出された通信方式から1つの通信方式を選択する選択手段とを含む。制御手段は、通信手段に、選択された通信方式を用いて基地局装置を介さずに他の携帯端末装置と通信させる。
本発明によれば、電池残量を考慮した通信方式を用いて他の携帯端末装置と端末間通信が可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態に係る通信システムについて説明する。また、以下の説明では、同一の部材には同一の参照符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<A.通信システムの概要>
(a1.通信システムの装置構成)
図1は、本実施の形態に係る通信システム1の概略構成を説明するための図である。図1を参照して、通信システム1は、複数の基地局装置201,202,301,401と、複数の携帯端末装置101,102,103とを備える。
(a1.通信システムの装置構成)
図1は、本実施の形態に係る通信システム1の概略構成を説明するための図である。図1を参照して、通信システム1は、複数の基地局装置201,202,301,401と、複数の携帯端末装置101,102,103とを備える。
基地局装置201,202は、LTEに準拠した基地局装置である。基地局装置301は、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)に準拠した基地局装置である。基地局装置401は、WiMAX(登録商標)に準拠した基地局装置である。
通信システム1では、災害によって、基地局装置201,301,401が使用不可能な状態となっている。基地局装置202は、セル2021を構成する。基地局装置201,301,401は、各々が使用可能な状態にある場合には、それぞれ、セル2011,3011,3011を構成する。
携帯端末装置101は、複数の通信方式を利用可能である。具体的には、携帯端末装置101は、LTEに準拠した通信方式と、W−CDMAに準拠した通信方式と、WiMAXに準拠した通信方式と、無線LAN(Local Area Network)による通信方式と、BLUETOOTH(登録商標)を利用した通信方式とを利用することができる。詳細については後述するが、携帯端末装置101は、基地局装置(たとえば、基地局装置201,301)を介した通信が不可能な場合には、上述した5つの通信方式のうちのいずれかを用いて基地局装置を介さずに他の携帯端末装置と通信(つまり、端末間通信(D2D))する。
携帯端末装置102は、LTEに準拠した通信方式と、W−CDMAに準拠した通信方式と、無線LANによる通信方式と、BLUETOOTH(登録商標)を利用した通信方式とを利用することができる。携帯端末装置102は、基地局装置(たとえば、基地局装置201,301)を介した通信が不可能な場合には、上述した4つの通信方式のうちのいずれかを用いて基地局装置を介さずに他の携帯端末装置と通信(端末間通信)する。
携帯端末装置103は、W−CDMAに準拠した通信方式と、無線LANによる通信方式と、BLUETOOTH(登録商標)を利用した通信方式とを利用することができる。携帯端末装置103は、基地局装置(たとえば、基地局装置301)を介した通信が不可能な場合には、上述した3つの通信方式のうちのいずれかを用いて基地局装置を介さずに他の携帯端末装置と通信(端末間通信)する。
(a2.通信システムにおける処理の概要)
図2は、各携帯端末装置101,102,103において記憶されているデータを説明するための図である。図2を参照して、携帯端末装置101は、データD1を格納している。携帯端末装置102は、データD2を格納している。携帯端末装置103は、データD3を格納している。
図2は、各携帯端末装置101,102,103において記憶されているデータを説明するための図である。図2を参照して、携帯端末装置101は、データD1を格納している。携帯端末装置102は、データD2を格納している。携帯端末装置103は、データD3を格納している。
データD1においては、携帯端末装置101が利用可能な通信方式と、電池残量Qの閾値と、優先順位とが対応付けられている。詳しくは、データD1においては、携帯端末装置101が利用可能な5つの通信方式について、原則的には、単位時間当たりの消費電力が多い順に優先順位が与えられている。また、データD1においては、5つの通信方式について、消費電力が多い順に電池残量Qの閾値が大きくなるように設定されている。なお、データD1では、閾値は、70%、40%、40%、20%、0%である。なお、W−CDMA方式と、WiMAX方式とは、消費電力の差異が同程度であるが、本実施の形態では、W−CDMA方式の優先度をWiMAX方式の優先度よりも高く設定している。
データD2においては、携帯端末装置102が利用可能な通信方式と、電池残量Qと、優先順位とが対応付けられている。詳しくは、データD2においては、携帯端末装置102が利用可能な4つの通信方式について、単位時間当たりの消費電力が多い順に優先順位が与えられている。また、データD2においては、4つの通信方式について、消費電力が多い順に電池残量Qの閾値が大きくなるように設定されている。なお、データD2では、閾値は、70%、40%、20%、0%である。
データD3においては、携帯端末装置103が利用可能な通信方式と、電池残量Qと、優先順位とが対応付けられている。詳しくは、データD3においては、携帯端末装置103が利用可能な3つの通信方式について、単位時間当たりの消費電力が多い順に優先順位が与えられている。また、データD3においては、3つの通信方式について、消費電力が多い順に電池残量Qの閾値が大きくなるように設定されている。なお、データD3では、閾値は、60%、30%、0%である。
携帯端末装置101は、データD1を参照して、他の携帯端末装置(たとえば、携帯端末装置102,103)との端末間通信の通信方式を決定する。携帯端末装置102は、データD2を参照して、他の携帯端末装置との端末間通信の通信方式を決定する。携帯端末装置103は、データD3を参照して、他の携帯端末装置との端末間通信の通信方式を決定する。
なお、データD1,D2,D3における電池残量の各閾値は、例示であって、これらの値に限定されるものではない。
<B.制御構造>
(b1.シーケンス)
次に、3つの携帯端末装置101,102,103のうち、携帯端末装置101と携帯端末装置102とが、基地局装置を介さないで通信(端末間通信(D2D))を行なう場合を例に挙げて説明する。
(b1.シーケンス)
次に、3つの携帯端末装置101,102,103のうち、携帯端末装置101と携帯端末装置102とが、基地局装置を介さないで通信(端末間通信(D2D))を行なう場合を例に挙げて説明する。
図3は、携帯端末装置101と携帯端末装置102との間で行なわれる通信処理の一例を説明するためのシーケンスチャートである。図3を参照して、一連の通信処理は、3つの処理α,β,γに分類される。処理αは、シーケンスSQ2〜SQ12までの一連の処理を含む。処理βは、シーケンスSQ14〜SQ16とまでの一連の処理を含む。処理γは、シーケンスSQ18〜SQ24までの一連の処理を含む。処理α、βは、携帯端末装置101が主導する処理である。処理γは、携帯端末装置102が主導する処理である。
(1)処理α
携帯端末装置101は、基地局装置201が故障等により使用不可能となったために携帯端末装置102とLTE通信が不能となった場合、シーケンスSQ2において、基地局装置201を介さないLTE通信によって、携帯端末装置102に対してサーチ用の要求信号を送信する。携帯端末装置102は、要求信号を携帯端末装置101から受信できた場合、シーケンスSQ4において応答信号を携帯端末装置101に送信する。
携帯端末装置101は、基地局装置201が故障等により使用不可能となったために携帯端末装置102とLTE通信が不能となった場合、シーケンスSQ2において、基地局装置201を介さないLTE通信によって、携帯端末装置102に対してサーチ用の要求信号を送信する。携帯端末装置102は、要求信号を携帯端末装置101から受信できた場合、シーケンスSQ4において応答信号を携帯端末装置101に送信する。
携帯端末装置101は、シーケンスSQ6において、希望する通信方式の通知を指示するための要求信号を携帯端末装置102に対して送信する。携帯端末装置102は、シーケンスSQ8において、希望する通信方式を表した応答信号を携帯端末装置101に送信する。以下では、一例として、携帯端末装置102が、LTE、W−CDMA、および無線LANの3つの通信方式を通知したものとする。
携帯端末装置101は、携帯端末装置102から通知された通信方式と自端末の電池残量とを考慮して5つの通信方式から1つの通信方式を選択した後、シーケンスSQ10において、当該選択された通信方式を用いて通信を行なうように、携帯端末装置102に指示をする。シーケンスSQ12において、携帯端末装置101は、携帯端末装置102との間では、携帯端末装置102に指示した通信方式(たとえば、LTE方式)で端末間通信を開始する。
(2)処理β
携帯端末装置101は、電池残量が閾値(たとえば、LTE方式における70%)を下回った場合、自端末の電池残量を考慮して5つの通信方式から1つの通信方式(たとえば、W−CDMA方式)を選択した後、シーケンスSQ14において、再度選択された通信方式を用いて通信を行なうように、携帯端末装置102に指示をする。シーケンスSQ16において、携帯端末装置101は、携帯端末装置102との間では、携帯端末装置102に再度指示した通信方式(たとえば、W−CDMA方式)で端末間通信を開始する。
携帯端末装置101は、電池残量が閾値(たとえば、LTE方式における70%)を下回った場合、自端末の電池残量を考慮して5つの通信方式から1つの通信方式(たとえば、W−CDMA方式)を選択した後、シーケンスSQ14において、再度選択された通信方式を用いて通信を行なうように、携帯端末装置102に指示をする。シーケンスSQ16において、携帯端末装置101は、携帯端末装置102との間では、携帯端末装置102に再度指示した通信方式(たとえば、W−CDMA方式)で端末間通信を開始する。
(3)処理γ
携帯端末装置102は、電池残量が閾値(たとえば、W−CDMAにおける40%)を下回った場合、携帯端末装置102は、シーケンスSQ18において、希望する通信方式の通知を指示するための要求信号を携帯端末装置101に対して送信する。携帯端末装置101は、シーケンスSQ20において、希望する通信方式を表した応答信号を携帯端末装置102に送信する。以下では、一例として、携帯端末装置101が、W−CDMA、WiMAX、および無線LANの3つの通信方式を通知したものとする。
携帯端末装置102は、電池残量が閾値(たとえば、W−CDMAにおける40%)を下回った場合、携帯端末装置102は、シーケンスSQ18において、希望する通信方式の通知を指示するための要求信号を携帯端末装置101に対して送信する。携帯端末装置101は、シーケンスSQ20において、希望する通信方式を表した応答信号を携帯端末装置102に送信する。以下では、一例として、携帯端末装置101が、W−CDMA、WiMAX、および無線LANの3つの通信方式を通知したものとする。
携帯端末装置102は、携帯端末装置101から通知された通信方式と自端末の電池残量とを考慮して4つの通信方式から1つの通信方式を選択した後、シーケンスSQ22において、当該選択された通信方式を用いて通信を行なうように、携帯端末装置101に指示をする。シーケンスSQ24において、携帯端末装置102は、携帯端末装置101との間では、携帯端末装置101に指示した通信方式(たとえば、無線LAN方式)で端末間通信を開始する。
以上のように、携帯端末装置101と携帯端末装置102とは、相手装置からの問い合わせに応じて、自装置の電池残量を考慮して自装置が希望する複数の通信方式を相手装置に通知する。通知を受けた携帯端末装置は、通知された複数の通信方式のうちから、自己の電池残量を考慮した1つの通信方式を選択する。当該選択された通信方式によって、携帯端末装置101と携帯端末装置102とは端末間通信を行なう。
(b2.フロー)
次に、携帯端末装置101に着目し、携帯端末装置101で行なわれる処理について説明する。特に、以下では、携帯端末装置101の処理を、図3における一連の処理と対応つけて説明する。
(b2.フロー)
次に、携帯端末装置101に着目し、携帯端末装置101で行なわれる処理について説明する。特に、以下では、携帯端末装置101の処理を、図3における一連の処理と対応つけて説明する。
図4は、携帯端末装置101における前半の処理の流れを説明するための図である。図5は、携帯端末装置101における後半の処理の流れを説明するための図である。図4を参照して、ステップS4において、携帯端末装置101は、基地局装置201および基地局装置301との通信が不能になったか否かを判断する。携帯端末装置101は、不能になっていないと判断された場合(ステップS4においてNO)、処理をステップS4に戻す。携帯端末装置101は、不能になったと判断された場合(ステップS4においてYES)、ステップS6において、LTE通信を用いて、周囲の携帯端末装置をサーチする。ステップS8において、携帯端末装置101は、直前まで通信していた携帯端末装置X(たとえば、携帯端末装置102,103)を発見したか否かを判断する。
携帯端末装置101は、携帯端末装置Xが発見された場合(ステップS8においてYES)、ステップS10において、希望する1つ以上の通信方式の通知を指示するための要求信号を携帯端末装置Xに送信する。ステップS12において、携帯端末装置101は、通信方式を表した情報(応答信号)を携帯端末装置Xから受信したか否かを判断する。
携帯端末装置101は、受信したと判断された場合(ステップS12においてYES)、ステップS14において、携帯端末装置101で利用可能な複数の通信方式のうちから、通信方式を表した情報に示された通信方式と同じ通信方式を抽出する。たとえば、携帯端末装置101が、携帯端末装置Xから、LTE、W−CDMA、および無線LANの3つの通信方式を表した情報を受信した場合、携帯端末装置101で利用可能な5つの通信方式のうちから、LTE、W−CDMA、および無線LANの3つの通信方式を抽出する。なお、携帯端末装置101は、受信していないと判断された場合(ステップS12においてNO)、処理をステップS12に戻す。
ステップS16において、携帯端末装置101は、データD1と携帯端末装置101の電池残量Qとに基づいて、抽出された通信方式から1つの通信方式を選択する。たとえば、携帯端末装置101は、携帯端末装置101の電池残量Qが80%の場合、データD1を参照することにより、抽出された3つの通信方式(上記の場合、LTE,W−CDMA,無線LAN)から、電池残量Qが80%で利用可能であって、かつ最も優先度の高い通信方式(この場合、LTE方式)を選択する。
ステップS20において、携帯端末装置101は、選択された通信方式を、携帯端末装置Xに通知する。ステップS22において、携帯端末装置101は、携帯端末装置Xとの間で、選択された通信方式を用いた端末間通信を開始する。
一方、ステップS8において携帯端末装置101が携帯端末装置Xを発見できなかった場合(ステップS8においてNO)、ステップS24において、異なる通信方式(たとえば、W−CDMA方式)を用いて周囲の携帯端末装置をサーチする。ステップS26において、携帯端末装置101は、携帯端末装置Xを発見できたか否かを判断する。
携帯端末装置101は、発見できたと判断された場合(ステップS26においてYES)、処理をステップS10に進める。携帯端末装置101は、発見できていないと判断された場合(ステップS26においてNO)、ステップS28において、基地局装置201および基地局装置301のうちの少なくともいずれかと通信可能となったか否かを判断する。携帯端末装置101は、通信可能になったと判断された場合(ステップS28においてYES)、ステップS30において、通信可能になった基地局装置と通信を再開する。その後、携帯端末装置101は、一連の処理を終了する(図5参照)。携帯端末装置101は、通信可能になっていないと判断された場合(ステップS28においてNO)、一連の処理を終了する(図5参照)。
図5を参照して、ステップS22の後は、ステップS32において、携帯端末装置101は、携帯端末装置101の電池残量Qが減少したために通信方式を変更する必要があるか否かを判断する。携帯端末装置101は、変更する必要がないと判断された場合(ステップS32においてNO)、処理をステップS32に戻す。
携帯端末装置101は、変更する必要があると判断された場合(ステップS32においてYES)、ステップS34において、データD1と携帯端末装置101の電池残量Qとに基づいて、ステップS14において抽出された複数の通信方式から1つの通信方式を選択(再選択)する。たとえば、携帯端末装置101は、携帯端末装置101の電池残量Qが60%の場合、データD1を参照することにより、抽出された3つの通信方式(上記の場合、LTE,W−CDMA,無線LAN)から、電池残量Qが60%で利用可能であって、かつ最も優先度の高い通信方式(W−CDMA方式)を選択する。
ステップS36において、携帯端末装置101は、ステップS34において選択された通信方式を携帯端末装置Xに通知する。ステップS38において、携帯端末装置101は、携帯端末装置101との間で、ステップS36において選択された通信方式を用いた端末間通信を開始する。
ステップS40において、携帯端末装置101は、携帯端末装置101が希望する1つ以上の通信方式の通知を指示するための要求信号を、携帯端末装置Xから受信したか否かを判断する。携帯端末装置101は、受信していないと判断された場合(ステップS40においてNO)、処理をステップS32に戻す。
携帯端末装置101は、受信したと判断された場合(ステップS40においてYES)、ステップS42において、通信方式を表した情報(応答信号)を携帯端末装置Xに送信する。ステップS44において、携帯端末装置101は、携帯端末装置Xにおいて選択された通信方式を表す情報を携帯端末装置Xから受信する。ステップS46において、携帯端末装置101は、携帯端末装置Xとの間で、携帯端末装置Xにおいて選択された通信方式を用いて端末間通信を開始する。
ステップS48において、携帯端末装置101は、基地局装置201および基地局装置301のいずれかと通信可能になったか否かを判断する。携帯端末装置101は、通信可能となった場合、携帯端末装置Xが当該通信可能となった基地局装置と通信可能であれば、端末間通信を止めて、当該基地局装置を介して携帯端末装置Xと通信を開始する。
なお、ステップS6〜S30が、図3で示した処理αに対応する。また、ステップS34〜S38が処理βに対応する。さらに、ステップS42〜S46が処理γに対応する。
<C.携帯端末装置の機能的構成>
図6は、携帯端末装置101の機能的構成を説明するための図である。図6を参照して、携帯端末装置101は、通信部151と、制御部152と、記憶部153と、電力供給部154とを備える。制御部152は、抽出部1521と、選択部1522とを含む。記憶部153は、データD1を記憶している。電力供給部154は、検出部1541を含んでいる。
図6は、携帯端末装置101の機能的構成を説明するための図である。図6を参照して、携帯端末装置101は、通信部151と、制御部152と、記憶部153と、電力供給部154とを備える。制御部152は、抽出部1521と、選択部1522とを含む。記憶部153は、データD1を記憶している。電力供給部154は、検出部1541を含んでいる。
(1)携帯端末装置101は、複数の通信方式を利用可能である。通信部151は、複数の通信方式のうちのいずれかを用いて基地局装置201,301,401等を介さずに他の携帯端末装置(以下、説明の便宜上、「携帯端末装置102」とする)と通信するように構成されている。つまり、通信部151は、端末間通信が可能である。制御部152は、携帯端末装置101の全体の動作を制御する。特に、制御部152は、通信部151を制御する。
記憶部153に記憶されているデータD1(以下、「第1の情報」とも称する)は、複数の通信方式の各々に対して、携帯端末装置101の電池残量の範囲と、消費電力量に基づき予め定められた優先度とを対応付けたデータである。検出部1541は、携帯端末装置101の電池残量Qを検出するように構成されている。
通信部151は、基地局装置(以下、「基地局装置BS」と称する)と通信不能になった場合に、複数の通信方式のうち制御部152によって指定された通信方式を用いて、基地局装置BSを介さずに携帯端末装置102から、携帯端末装置102において利用可能な複数の通信方式のうちの1つ以上の通信方式を表した情報(以下、「第2の情報」とも称する)を受信する。
制御部152の抽出部1521は、携帯端末装置101で利用可能な複数の通信方式のうちから、上記第2の情報に示された1つ以上の通信方式と同じ通信方式を抽出する。制御部152の選択部1522は、第1の情報と検出された電池残量Qとに基づいて、上記抽出された通信方式から1つの通信方式を選択する。制御部152は、通信部151に、上記選択された通信方式を用いて基地局装置BSを介さずに携帯端末装置102と通信させる。
上記の構成によれば、携帯端末装置101は、電池残量を考慮した通信方式を用いて他の携帯端末装置と端末間通信が可能となる。
(2)制御部152は、通信部151に、上記選択された通信方式を表す情報(以下、「第3の情報」とも称する)を、上記指定された通信方式を利用して携帯端末装置102に送信させる。制御部152は、第3の情報を送信したことに基づき、通信部151に、上記選択された通信方式を用いて基地局装置BSを介さずに携帯端末装置102と通信させる。このように、携帯端末装置101は、相手の携帯端末装置に通信方式を事前に通知する。それゆえ、相手の携帯端末装置は、端末間通信をする際の通信方式を知ることができる。
(3)第1の情報(データD1)においては、消費電力が高い通信方式ほど優先度が高く設定されている。選択部1522は、抽出された通信方式から、検出された電池残量Qが含まれる電池残量の範囲に対応付けられた通信方式を特定する。選択部1522は、当該特定された通信方式のうちで最も優先度が高い通信方式を選択する。このように、携帯端末装置101は、優先度を利用した選択処理を行なう。それゆえ、端末間通信を行なう携帯端末装置同士は、少なくとも一方の電池残量Qが少なくない場合には、消費電力の低い通信方式を選択することが可能となる。したがって、当該携帯端末装置同士は、電池残量に基づいて通信方式を選択しない構成に比べて、長い時間通信を行なうことが可能となる。
(4)検出部1541は、電池残量Qを再度検出する。制御部152は、電池残量Qが再度検出されると、上記第1の情報と当該再度検出された電池残量とに基づいて、上記抽出された通信方式から1つの通信方式を再度選択する。制御部152は、通信部151に、再度選択された通信方式を用いて基地局装置BSを介さずに携帯端末装置102と通信させる。このように、携帯端末装置101は、自装置において電池残量がある閾値を下回った場合、通信方式の再選択を行なう。それゆえ、携帯端末装置101は、消費電力の低下に応じて、通信方式を変更することができる。
(5)上記基地局装置BSと通信不能になった後に基地局装置BSと通信可能になった場合、制御部152は、通信部151に、基地局装置BSを介して携帯端末装置102と通信させる。つまり、携帯端末装置101は、携帯端末装置102との端末間通信を止めて、携帯端末装置102との間で基地局装置BSを介した通信を行なうことが可能となる。
<D.携帯端末装置のハードウェア構成>
図7は、携帯端末装置101のハードウェア構成を説明するための図である。図7を参照して、携帯端末装置101は、プログラムを実行するCPU1010と、ROM(Read Only Memory)1020と、RAM(Random Access Memory)1030と、フラッシュメモリ1040と、操作キー1050と、スピーカ1060と、カメラ1070と、タッチスクリーン1080と、無線通信IF(Interface)1090と、アンテナ1101,1102,1103,1104,1105とを、少なくとも含んで構成されている。タッチスクリーン1080は、上述したように、ディスプレイ1081と、タッチパネル1082とを含む。無線通信IF1090は、アンテナ1101に接続されたLTE用IF1091と、アンテナ1102に接続されたW−CDMA用IF1092と、アンテナ1103に接続されたWiMAX用IF1093と、アンテナ1104に接続された無線LAN用IF1094と、アンテナ1105に接続されたBLUETOOTH用IF1095とを含む。
図7は、携帯端末装置101のハードウェア構成を説明するための図である。図7を参照して、携帯端末装置101は、プログラムを実行するCPU1010と、ROM(Read Only Memory)1020と、RAM(Random Access Memory)1030と、フラッシュメモリ1040と、操作キー1050と、スピーカ1060と、カメラ1070と、タッチスクリーン1080と、無線通信IF(Interface)1090と、アンテナ1101,1102,1103,1104,1105とを、少なくとも含んで構成されている。タッチスクリーン1080は、上述したように、ディスプレイ1081と、タッチパネル1082とを含む。無線通信IF1090は、アンテナ1101に接続されたLTE用IF1091と、アンテナ1102に接続されたW−CDMA用IF1092と、アンテナ1103に接続されたWiMAX用IF1093と、アンテナ1104に接続された無線LAN用IF1094と、アンテナ1105に接続されたBLUETOOTH用IF1095とを含む。
構成要素1010,1020,1030,1040,1050,1060,1070,1080,1090は、相互にデータバスによって接続されている。
ROM1020は、不揮発性の半導体メモリである。ROM1020は、携帯端末装置101のブートプログラムが予め格納されている。フラッシュメモリ1040は、不揮発性の半導体メモリである。フラッシュメモリ1040は、一例としてNAND型で構成してもよい。フラッシュメモリ1040は、携帯端末装置101のオペレーティングシステム、携帯端末装置101を制御するための各種のプログラム、並びに、携帯端末装置101が生成したデータ、携帯端末装置101の外部装置から取得したデータ等の各種データを揮発的に格納する。
携帯端末装置101における処理は、各ハードウェアおよびCPU1010により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、フラッシュメモリ1040に予め記憶されている場合がある。また、ソフトウェアは、図示しないメモリカードその他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合もある。このようなソフトウェアは、アンテナおよび無線通信IF1090を介してダウンロードされた後、フラッシュメモリ1040に一旦格納される。そのソフトウェアは、CPU1010によってフラッシュメモリ1040から読み出され、さらにフラッシュメモリ1040に実行可能なプログラムの形式で格納される。CPU1010は、そのプログラムを実行する。
同図に示される携帯端末装置101を構成する各構成要素は、一般的なものである。したがって、本発明の本質的な部分は、フラッシュメモリ1040その他の記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。
なお、記録媒体としては、DVD-ROM、CD−ROM、FD、ハードディスクに限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。また、記録媒体は、当該プログラム等をコンピュータが読取可能な一時的でない媒体である。また、ここでいうプログラムとは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
なお、携帯端末装置102は、WiMAX用IF1093とアンテナ1103とを備えていない点を除けば、携帯端末装置101のハードウェア構成を有する。また、携帯端末装置103は、LTE用IF1091とアンテナ1101とWiMAX用IF1093とアンテナ1103とを備えていない点を除けば、携帯端末装置101のハードウェア構成を有する。したがって、ここでは、携帯端末装置102,103についてのハードウェア構成の説明を繰り返さない。
<E.変形例>
(1)上記においては、通信方式として、LTE、W−CDMA、WiMAX、無線LAN、BLUETOOTHを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。通信方式としては、他に、GSM(登録商標)、cdma2000、TD−SCDMAが挙げられる。これらの通信方式について、消費電力の大小関係を表すと、以下のとおりである。
(1)上記においては、通信方式として、LTE、W−CDMA、WiMAX、無線LAN、BLUETOOTHを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。通信方式としては、他に、GSM(登録商標)、cdma2000、TD−SCDMAが挙げられる。これらの通信方式について、消費電力の大小関係を表すと、以下のとおりである。
LTE>W−CDMA≒cdma2000≒TD−SCDMA≒WiMAX>無線LAN>BLUETOOTH
(2)上記においては、各通信方式における周波数帯を考慮しない説明を行なったが、一方の携帯端末装置が、通信方式を通知する際に、当該通信方式で利用可能な周波数帯を相手の携帯端末装置に通知することが好ましい。たとえば、携帯端末装置102がW−CDMA方式を希望することを携帯端末装置101に通知する際には、W−CDMA方式において利用可能な1つ以上の周波数帯域(たとえば、800MHz帯、1.7GHz帯、2GHz帯)を通知することが好ましい。
(2)上記においては、各通信方式における周波数帯を考慮しない説明を行なったが、一方の携帯端末装置が、通信方式を通知する際に、当該通信方式で利用可能な周波数帯を相手の携帯端末装置に通知することが好ましい。たとえば、携帯端末装置102がW−CDMA方式を希望することを携帯端末装置101に通知する際には、W−CDMA方式において利用可能な1つ以上の周波数帯域(たとえば、800MHz帯、1.7GHz帯、2GHz帯)を通知することが好ましい。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 通信システム、101,102,103 携帯端末装置、151 通信部、152 制御部、153 記憶部、154 電力供給部、201,202,301,401 基地局装置、1010 CPU、1020 ROM、1030 RAM、1040 フラッシュメモリ、1090 無線通信IF、1091 LTE用IF,1092 W−CDMA用IF,1093 WiMAX用IF,1094 無線LAN用IF,1095 BLUETOOTH用IF、1101,1102,1103,1104,1105 アンテナ、1521 抽出部、1522 選択部、1541 検出部、2011,2021,3011 セル、D1,D2,D3 データ。
Claims (5)
- 複数の通信方式を利用可能な携帯端末装置であって、
前記複数の通信方式のうちのいずれかを用いて基地局装置を介さずに他の携帯端末装置と通信する通信手段と、
前記通信手段を制御する制御手段と、
前記複数の通信方式の各々に対して、前記携帯端末装置の電池残量の範囲と、消費電力量に基づき予め定められた優先度とを対応付けた第1の情報を記憶した記憶手段と、
前記携帯端末装置の電池残量を検出する検出手段とを備え、
前記通信手段は、前記基地局装置と通信不能になった場合に、前記複数の通信方式のうち前記制御手段によって指定された通信方式を用いて、前記基地局装置を介さずに前記他の携帯端末装置から、前記他の携帯端末装置において利用可能な複数の通信方式のうちの1つ以上の通信方式を表した第2の情報を受信し、
前記制御手段は、
前記携帯端末装置で利用可能な前記複数の通信方式のうちから、前記第2の情報に示された前記1つ以上の通信方式と同じ通信方式を抽出する抽出手段と、
前記第1の情報と前記検出された電池残量とに基づいて、前記抽出された通信方式から1つの通信方式を選択する選択手段とを含み、
前記通信手段に、前記選択された通信方式を用いて前記基地局装置を介さずに前記他の携帯端末装置と通信させる、携帯端末装置。 - 前記制御手段は、前記通信手段に、前記選択された通信方式を表す第3の情報を前記指定された通信方式を利用して前記他の携帯端末装置に送信させ、
前記第3の情報を送信したことに基づき、前記通信手段に、前記選択された通信方式を用いて前記基地局装置を介さずに前記他の携帯端末装置と通信させる、請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記第1の情報においては、前記消費電力が高い通信方式ほど前記優先度が高く設定されており、
前記選択手段は、
前記抽出された通信方式から、前記検出された電池残量が含まれる前記電池残量の範囲に対応付けられた通信方式を特定し、
前記特定された通信方式のうちで最も優先度が高い通信方式を選択する、請求項1または2に記載の携帯端末装置。 - 前記検出手段は、前記電池残量を再度検出し、
前記制御手段は、
前記電池残量が再度検出されると、前記第1の情報と当該検出された電池残量とに基づいて、前記抽出された通信方式から1つの通信方式を再度選択し、
前記通信手段に、前記再度選択された通信方式を用いて前記基地局装置を介さずに前記他の携帯端末装置と通信させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。 - 前記基地局装置と通信不能になった後に前記基地局装置と通信可能になった場合、前記制御手段は、前記通信手段に、前記基地局装置を介して前記他の携帯端末装置と通信させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
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2014
- 2014-02-26 JP JP2014035581A patent/JP2015162734A/ja active Pending
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