JP2020122397A - ポンプ装置 - Google Patents

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信樹 小窪
山本 岳
Takeshi Yamamoto
岳 山本
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Daiki Kuratani
大樹 倉谷
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Abstract

【課題】装置の耐圧性の向上を図る。【解決手段】インペラ23と、インペラと連結されたロータ40と、ロータの周囲に配置されたステータ50と、ステータを覆う樹脂封止部材60と、樹脂封止部材の表面に接する接触面を有する金属部材90とを備え、金属部材は、接触面の外縁部から樹脂封止部材側に延出された複数の突出部93を有し、複数の突出部における接触面の中央部側となる部分が樹脂封止部材に対向している。各突出部93は、樹脂封止部材60の膨張変形を抑制する機能を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、モータと一体化されたポンプ装置に関する。
モータと一体化された従来のポンプ装置は、例えば、ポンプケース、羽根車、ロータ、ステータ、回路基板等を備えている。
そして、吸入吐出を行う流体が水等の液体である場合、ポンプ室内の液体からの水密のために、モータのステータと回路基板とを樹脂成形体により封止している。ステータの内側には、ロータが配置され、当該ロータは、ポンプケースのポンプ室内に配置された羽根車に連結されている。
ポンプケースは、吸入口と吐出口を備え、ロータ及び羽根車の回転により、流体を吸入口からポンプ室内に吸入し、吐出口から吐出することができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−166365号公報
近年、ポンプ装置は、高い耐圧性が要求されている。
例えば、減圧器を使用できない環境下で液体の吸引吐出を行う場合、ポンプ装置の下流側で急に液体の流動が阻害されると、ウォーターハンマー現象が発生し、ポンプ装置のポンプ室に高い圧力が加わる。
その場合、樹脂からなる樹脂成形体は圧力で変形を生じたり、破損に到る可能性もあった。
本発明は、装置の耐圧性の向上を図ることをその目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明のポンプ装置は、
インペラと、
前記インペラと連結されたロータと、
前記ロータの周囲に配置されたステータと、
前記ステータを覆う樹脂封止部材と、
前記樹脂封止部材の表面に接する接触面を有する金属部材とを備え、
前記金属部材は、前記接触面の外縁部から前記樹脂封止部材側に延出された複数の突出部を有し、
複数の前記突出部における前記接触面の中央部側となる部分が前記樹脂封止部材に対向していることを特徴とする。
本発明のポンプ装置は、金属部材の接触面の外縁部から樹脂封止部材側に延出された複数の突出部の、接触面の中央部側となる部分が樹脂封止部材に対向している。
ウォーターハンマー現象等の圧力によって樹脂封止部材に圧力が加わり、樹脂封止部材が金属部材の接触面に対して外側に膨張する変形が生じる応力が加わる。
しかしながら、各突出部における接触面の中央部側となる部分がいずれも樹脂封止部材に対向しているので、樹脂封止部材が膨張しても樹脂封止部材が各突出部に当接して膨張
を抑制できる。このため、樹脂封止部材の膨張による樹脂封止部材の変形、破損を抑制できるとともに、金属部材の接触面の変形も抑制できる。
従って、ポンプ装置の耐圧性の向上を図ることが可能である。
本発明のポンプ装置において、
複数の前記突出部における前記接触面の中央部側となる部分が前記樹脂封止部材に当接していることを特徴とする。
本発明のポンプ装置は、各突出部における接触面の中央部側となる部分がいずれも樹脂封止部材に当接することにより、樹脂封止部材の膨張を効果的に抑制できる。
本発明のポンプ装置において、
一部又は全部の前記突出部は、当該突出部の内側を通り、当該突出部の延出方向に沿ったネジにより前記樹脂封止部材に取り付けられていることを特徴とする。
本発明のポンプ装置は、一部又は全部の突出部が、当該突出部の延出方向に沿ったネジにより樹脂封止部材に取り付けられているので、ネジによって、これらの突出部の傾動が抑止される。これに伴い、金属部材の膨張変形も抑制され、樹脂封止部材の変形をより効果的に抑制することが可能となる。
本発明のポンプ装置において、
前記インペラを格納し、ポンプ室を形成するケース体と、
前記樹脂封止部材を前記ポンプ室内の流体から遮断する隔壁部材とを備え、
前記ロータの軸線方向に沿って、前記ケース体、前記隔壁部材、前記樹脂封止部材及び前記金属部材がこの順番に配置され、
前記ネジは、前記ケース体、前記隔壁部材、前記樹脂封止部材及び前記金属部材を連結することを特徴とする。
本発明のポンプ装置は、ネジが、ケース体、隔壁部材、樹脂封止部材及び金属部材を連結するので、各々の部材を個別に連結する場合に比べて部品点数の低減を図ることが可能となる。
本発明のポンプ装置において、
前記突出部にネジ穴が形成されていることを特徴とする。
本発明のポンプ装置において、
前記ネジ穴は、前記金属部材における前記樹脂封止部材の逆側にまで貫通形成されていることを特徴とする。
本発明のポンプ装置は、ネジ穴が金属部材における樹脂封止部材の逆側にまで貫通形成されているので、ネジ穴のネジが届かない部分を利用して、ポンプ装置を外部の他の構成に固定的に取り付けることが可能である。これによって、ポンプ装置を取り付けるためのネジ穴を低減することができ、製造時の工数を低減したり、他のネジ穴の形成による強度の低下を低減することが可能となる。
本発明のポンプ装置において、
前記金属部材における前記樹脂封止部材の逆側に補強用のリブを有することを特徴とする。
本発明のポンプ装置は、金属部材における樹脂封止部材の逆側に補強用のリブを有する
ので、金属部材の接触面が外側に膨張する変形を抑制し、樹脂封止部材の変形をさらに抑えることが可能となっている。
本発明のポンプ装置において、
前記樹脂封止部材に封止される回路基板を備え、
前記回路基板は、前記ステータよりも前記金属部材側に配置されていることを特徴とする。
本発明のポンプ装置は、樹脂封止部材内で回路基板がステータよりも金属部材側に配置されているので、ステータや回路基板から生じた熱が金属部材に伝達し、放熱するので、回路基板を冷却し、熱から保護することが可能となる。
本願発明のポンプ装置は、金属部材の接触面の外縁部から樹脂封止部材側に延出された複数の突出部の、接触面の中央部側となる部分が樹脂封止部材に対向している。
ウォーターハンマー現象等の圧力によって樹脂封止部材に圧力が加わり、樹脂封止部材が金属部材の接触面に対して外側に膨張する変形が生じる応力が加わる。
しかしながら、各突出部における接触面の中央部側となる部分がいずれも樹脂封止部材に対向しているので、樹脂封止部材が膨張しても樹脂封止部材が各突出部に当接して膨張を抑制できる。このため、延出端部が接触面の中央部側に向かって倒れる方向に傾動を生じても、各突出部が樹脂封止部材に当接して押し戻され、延出端部の傾動が抑制される。このため、樹脂封止部材の膨張による樹脂封止部材の変形や破損を抑制できるとともに、金属部材の接触面の変形も抑制できる。
従って、ポンプ装置の耐圧性の向上を図ることが可能である。
発明の実施形態であるポンプ装置の斜視図である。 ポンプ装置のロータの中心を通る軸線に沿った縦断面図である。 金属部材を斜め上方から見た斜視図である。 金属部材を斜め下方から見た斜視図である。 突出部を通過する軸線に対して垂直な断面を示したポンプ装置の軸垂直断面図である。 ネジ穴の中心を通る断面を示したポンプ装置の部分軸断面図である。
[実施形態の概要]
発明の実施形態として、ポンプ装置10について図面を参照して説明する。図1はポンプ装置10の斜視図、図2はポンプ装置10のロータ40(後述)の中心を通る軸線Lに沿った縦断面図である。
このポンプ装置10は、吸引吐出の対象となる流体が液体であり、例えば、給湯器、洗濯機、食洗機等に搭載され、水道に接続されて、水道水を母体となる装置に供給するための用途に好適である。
なお、以下の説明では、図1及び図2に示すように、ポンプ装置10のロータ軸の軸線Lに沿った一方の方向を装置の「上」側Z1とし、その逆方向を「下」側Z2と便宜的に定義する。また、軸線Lに直交する方向を水平方向とする。そして、水平方向であって、後述する回路基板70のリード接続部71が延出される方向を装置の「前」側Y1とし、その逆方向を「後」側Y2とする。さらに、ポンプ装置10をリード接続部71側から見て左側を装置の「左」側X1とし、その逆方向を「右」側X2とする。
このポンプ装置10は、流体の吸入排出を行うポンプ機構部20とその駆動源となるモータ30とを備え、これらが一体化された構造となっている。
そして、ポンプ機構部20は、主に、内側にポンプ室22を形成するケース体21と、ポンプ室22内に配置されたインペラ23とを備えている。
また、モータ30は、ロータ40と、ロータ40の周囲に配置されるステータ50と、ステータ50を覆う樹脂封止部材60と、ステータ50のコイル54に接続された回路基板70と、樹脂封止部材60をポンプ室22内の流体から分離する隔壁部材としての分離板80と、樹脂封止部材60の上端面に設けられた金属部材90とを備えている。
[ポンプ機構部]
ポンプ機構部20のケース体21は、図1及び図2に示すように、軸線Lを中心とする略円筒状の周壁部211と、当該周壁部211の下端部を閉塞する底板部212とを備えている。そして、周壁部211の上端部は、分離板80を介してモータ30の樹脂封止部材60の下端部に連結されている。
なお、周壁部211の軸線Lに垂直な断面の形状は略円形であり、樹脂封止部材60の軸線Lに垂直な断面の形状も略円形である。そして、周壁部211と樹脂封止部材60は、同心となるように連結されている。
底板部212の中央には下側Z2に延出された管状の流体吸入口213が形成されている。また、周壁部211の外周には管状の流体吐出口214が形成されている。
流体吸入口213は、底板部212の中央において、周壁部211と同心に形成されている。
一方、流体吐出口214は、平面視円形の周壁部211の接線方向に平行な水平方向に延出されている。
上記流体吸入口213と流体吐出口214は、いずれも、ケース体21の内部空間であるポンプ室22に連通している。
ケース体21の内部の中心には、後述する軸線Lを中心とする円筒状の第一ロータ支持部215が設けられている。この第一ロータ支持部215は、上側Z1に向かって開口し、ロータ40の回転軸41の下端部を挿入支持する。
第一ロータ支持部215は、流体吸入口213の真上に位置しており、当該流体吸入口213から流入する流体の進路上に位置している。しかしながら、底板部212の上面に立設されたブレード状の三本の脚部(一本は図示略)216によって支持されているので、それぞれの脚部216の間を流体が通過することができ、流体の流入の妨げとはならないようになっている。
前述したように、ポンプ室22の中央には、インペラ23が軸線Lを回転中心とするように配置されている。インペラ23は、中心が開口した円形の回転板232と、回転板232の上面に立設された複数の螺旋状の羽根231とを備えている。
回転板232の中心の開口部には、前述した第一ロータ支持部215及び脚部216が遊挿されている。
インペラ23は、各羽根231の上端部がロータ40の下端部に固定連結されている。
そして、モータ30の駆動によってロータ40と共にインペラ23が軸線Lを中心として回転を行い、複数の羽根231によってポンプ室22内の流体が回転方向に流動する。これにより、流体は、遠心力を生じて、径方向内側は低圧、径方向外側は高圧となり、流体吸入口213からは流体が吸入され、流体吐出口214からは流体が吐出される。
[モータ:樹脂封止部材及び分離板]
樹脂封止部材60は、図2に示すように、軸線Lを中心とする略円筒状の周壁部61と
当該周壁部61の上端部を閉塞する上壁部62とを有している。樹脂封止部材60を構成する周壁部61及び上壁部62は、熱硬化性樹脂材料であるBMC(Bulk Molding Compound)により一体的に成形されている。
上壁部62は、その上面が平坦且つ水平であり、金属部材90が載置装備されている。
また、上壁部62には、当該上壁部62よりも幾分外径の小さい略円形の回路基板70の大部分が水平な状態で埋設されている。
周壁部61は、ステータ50のほぼ全体の構成を内部に樹脂で封止した状態で形成されている。
周壁部61は、下向きに開口しており、当該開口部を塞ぐように、前述したケース体21が分離板80を介して取り付けられている。
周壁部61の内部空間には、ロータ40が配置される。そして、周壁部61の内部空間は、ケース体21のポンプ室22に連通している。但し、そのままの状態では、ポンプ機構部20を通じて、ポンプ室22内の流体が周壁部61に埋設されたステータ50にまで浸入し得るので、樹脂封止部材60とケース体21との間には、流体をシールするための分離板80が設けられている。
分離板80は、樹脂封止部材60の周壁部61の下端面に密着したフランジ部81と、周壁部61の内周面に密着した円筒部82と、樹脂封止部材60の上壁部62の下面に密着した天井部83と、フランジ部81と円筒部82の間に位置し、下側Z2に膨出した環状の膨出部84とを備えている。
分離板80のフランジ部81と円筒部82と天井部83と膨出部84とは、樹脂材料により、継ぎ目なく一体的に形成されており、これら全体が流体を遮断する機能を備えている。
フランジ部81は、樹脂封止部材60の周壁部61の下端面とケース体21の周壁部211の上端面とに挟まれてこれらの間をシールする。
膨出部84は、膨出してケース体21の周壁部211の上端部の内側に嵌合している。そして、膨出部84の外周と周壁部211の内周との間にはシール材としてのOリング841が設けられ、このOリング841による流体のシールも行われている。
円筒部82の内側には、ロータ40が隙間を空けて配置されている。また、円筒部82の外周側には、ステータ50が配置されており、円筒部82を介して、ロータ40とステータ50とが近接配置されている。
天井部83の下面の中心には、軸線Lを中心とする円筒状の第二ロータ支持部85が配置されている。この第二ロータ支持部85は、下側Z2に向かって開口し、ロータ40の回転軸41の上端部を挿入支持する。
第二ロータ支持部85は、天井部83と同一の樹脂材料により天井部83と一体的に形成されている。
[モータ:ロータ]
ロータ40は、図2に示すように、軸線Lを中心として上下方向に沿って配設された回転軸41と、回転軸41の外周に設けられた磁石42と、磁石42を回転軸41と同心位置で保持する保持部材43とを備えている。
回転軸41は、ステンレス製の丸棒であり、その下端部が前述した第一ロータ支持部215に支持され、その上端部が前述した第二ロータ支持部85に支持されている。
保持部材43は、上部に磁石42を保持する筒状部431を備え、下部に円形のフランジ部432を備えている。
フランジ部432は、インペラ23とほぼ同径の円板であり、その下面側でインペラ23を固定支持している
筒状部431の外周には、環状の磁石42を回転軸41と同心に保持している。また、筒状部431は、内部に滑り軸受であるスリーブ44を備えている。従って、保持部材43は、回転軸41を中心として、磁石42及びインペラ23と共に一体的に回転することができる。
また、筒状部431は、その下端部と上端部の内側にそれぞれ拡径部431a,431bが形成されている。そして、下側の拡径部431aの内側には、前述した第一ロータ支持部215が遊挿されており、上側の拡径部431bの内側には、前述した第二ロータ支持部85が遊挿されている。
これらの拡径部431a,431bにより、第一ロータ支持部215及び第二ロータ支持部85が筒状部431の内側に配置することができ、上下方向についてポンプ装置10の小型化を図ることができる。
磁石42は、前述したように環状であり、その外周において、N極とS極とが周方向に交互に着磁されている。
[モータ:ステータ]
ステータ50は、図2に示すように、分離板80の円筒部82を介してロータ40の磁石42の外周面に対向する環状のステータコア51と、ステータコア51に上下のインシュレータ52,53を介して巻回された複数のコイル54とを備えている。
ステータコア51は、磁性材料から形成されており、軸線Lを中心とする環状部511と、環状部511の内周面から中心の軸線Lに向かって延出された九本の突極部512とを備えている。各突極部512は軸線Lを中心とする周方向に等角度間隔で形成されている。各突極部512の延出端部には、軸線Lを中心とする周方向に拡がる対向部513を備えている。対向部513は、分離板80の円筒部82を介してロータ40の磁石42の外周面に所定のギャップを空けて対向している。
上下のインシュレータ52,53は、樹脂等の絶縁性材料で形成されており、上下一対となって、ステータコア51の突極部512及びその周辺を被覆する。
上側Z1のインシュレータ52は、突極部512の上半分を被覆する半割の筒状体である胴部521と、環状部511の内周面の上半分を被覆する外側鍔部522と、対向部513の外周面の上半分を被覆する内側鍔部523とを備えている。
下側Z2のインシュレータ53は、突極部512の下半分を被覆する半割の筒状体である胴部531と、環状部511の内周面の下半分を被覆する外側鍔部532と、対向部513の外周面の下半分を被覆する内側鍔部533とを備えている。
なお、上下のインシュレータ52,53のように、上下の半割構造でステータコア51の各突極部512の周辺を被覆する構成を例示したが、ステータコア51に対して、インサート成形を行って、インシュレータをステータコア51に一体成形する構成としても良い。
コイル54は、ステータコア51の突極部512に上下のインシュレータ52,53を介して巻回されたアルミニウム合金または銅合金からなる導線によって構成される。
モータ30は三相ブラシレスモータであり、九つある突極部512のそれぞれに形成さ
れた九個のコイル54は、三個のU相コイルと三個のV相コイルと三個のW相コイルで構成される。
[モータ:回路基板]
回路基板70は、ロータ40の回転位置を検出するホール素子が設けられている。
また、回路基板70は、前述したステータ50のコイル54の導線が接続されており、ホール素子によって検出されたロータ40の回転位置に応じて各コイル54に流す電流を制御する回路が形成されている。
回路基板70は、平面視形状(軸線Lの方向から見た形状)が全体的に円形であり、樹脂封止部材60の上端部近傍に封止され、ステータ50よりも金属部材90に近い位置に設けられている。
この回路基板70からは、機外の電源回路等に接続するためのリード線72を接続するためのリード接続部71が半径方向外側に延出されている。
リード接続部71は、樹脂封止部材60の前側Y1の上端部近傍から外部に突出しており、樹脂封止部材60の外部においてリード線72が接続されている。
樹脂封止部材60の前側Y1の上端部には、ケース部材75が装備されており、外部に突出したリード接続部71の周囲を囲んで保護している。
[モータ:金属部材]
図3は金属部材90の上面が見えている斜視図、図4は下面が見えている斜視図である。
金属部材90は、前述したように、樹脂封止部材60の上面に設けられる補強部材である。
金属部材90は、その下面が接触面となって、樹脂封止部材60の上面(表面)に密接する円板状の本体部91と、本体部91の上面外周部に形成された環状リブ92と、本体部91の下面外周部に周方向に均一な間隔で設けられた四つの突出部93(図1では二つのみ図示)とを備えている。金属部材90は、金属材料、例えば、アルミダイキャストにより、本体部91と環状リブ92と突出部93が一体的に形成されている。
環状リブ92は、断面が矩形の凸条であり、本体部91の外周に沿って環状に形成されている。環状リブ92は、本体部91の厚さに比べて、断面の径方向の幅と軸方向の幅がいずれも広く、平板状の本体部91に対して高い剛性を付与し、本体部91の撓み或いは本体部91の中央部の膨らみや凹みを効果的に抑制する。
突出部93は、本体部91の下面外周部から下側Z2に突出した円柱状を呈しており、中心を貫通するネジ穴96が形成されている。突出部93及びネジ穴96は、軸線Lに平行である。そして、ネジ穴96は、突出部93の下端面から環状リブ92の上端面まで貫通しており、内部にはネジ穴96の全長に渡ってネジ溝が形成されている。このネジ穴96は、金属部材90を樹脂封止部材60に固定するためのネジ94が螺合する。
また、突出部93及びネジ穴96は、金属部材90の下面外周部において、周方向に90°の間隔で四つ形成されている。
図5は突出部93を通過する軸線Lに対して垂直な断面を示したポンプ装置10の軸垂直断面図であり、図6はネジ穴96の中心を通る断面を示したポンプ装置10の部分軸断面図である。
図5に示すように、各突出部93の中心は、樹脂封止部材60の外周よりも僅かに径方向外側に位置している。一方、樹脂封止部材60の外周の上端部には、各突出部93の外周面における樹脂封止部材60の中心側(軸線L側)の一部分が対向する円弧状に凹んだ凹部66が周方向の四箇所に形成されている。
この凹部66の内周面が各突出部93の外周面における樹脂封止部材60の中心側部分に対向することで、各突出部93の下端部が樹脂封止部材60の中心側に傾動することを抑止している。
なお、各突出部93の外周面における樹脂封止部材60の中心側(軸線L側)の一部分は、各凹部66に対して当接している状態であっても良い。また、これらの間は当接していない場合であっても、より近接していることが好ましい。
また、各突出部93の下端面の下側Z2となる位置には、樹脂封止部材60の外周面に樹脂封止部材60と一体的に形成された四つの柱状部65が形成されている。各柱状部65は、突出部93とほぼ外径が等しい円柱状であり、突出部93のネジ穴96と同心の貫通孔651が形成されている。この貫通孔651は、ネジ穴96より僅かに内径が大きく、ネジ94を挿通させることができる。
また、樹脂封止部材60の各柱状部65の下端面の下側Z2となる位置には、分離板80のフランジ部81の外周面に当該フランジ部81と一体的に形成された四つの円形部86が形成されている。各円形部86は、柱状部65とほぼ外径が等しい円板状であり、貫通孔651と同心且つ同径の貫通孔861が形成されている。
また、分離板80の各円形部86の下端面の下側Z2となる位置には、ケース体21の周壁部211の外周面に当該周壁部211と一体的に形成された四つの柱状部24が形成されている。各柱状部24は、円形部86とほぼ外径が等しい円柱状であり、貫通孔861と同心且つ同径の貫通孔241が形成されている。
軸線Lの方向に沿って、上から下側Z2に向かって順番に金属部材90、樹脂封止部材60、分離板80及びケース体21が並んで配設されている。そして、ケース体21の各貫通孔241の下端部から上側Z1に向かって個別にネジ94が挿入され、貫通孔241,861,651を通って、当該ネジ94の上端部は、各突出部93のネジ穴96に螺入されている。各ネジ94の締結により、金属部材90、樹脂封止部材60、分離板80及びケース体21は軸線Lの方向に沿って圧迫され、隙間なく密接して連結されている。
各ネジ94は、締結状態において、各ネジ穴96の軸線方向中間部に僅かに達しない程度の長さに設定されている。
従って、各ネジ穴96は、その上端部から深さ半分程度までが余分に開放されている。
各ネジ穴96の上端部から深さ半分程度までの未使用部分は、ポンプ装置10を外部の設置箇所等に取り付けるための取り付け穴として利用することができる。
[ポンプ装置の動作]
上記構成からなるポンプ装置10は、各リード線72の外側となる端部が装置外部の電源等に接続されることで、回路基板70を通じてモータ30の複数のコイル54に対して所定の順番で通電が行われ、ロータ40が回転を行う。
これに伴い、ポンプ機構部20のインペラ23が回転し、ポンプ室22内において、流体が軸線Lを中心とする周回方向に流動し、流体吸入口213からポンプ室22内に流体が吸入され、流体吐出口214から吸入された流体が吐出される。
[発明の実施形態の技術的効果]
上記ポンプ装置10は、金属部材90の複数の突出部93の外周面における金属部材90の下面の中央部側(軸線L側)となる部分が樹脂封止部材60の凹部66に対向している。このため、樹脂封止部材60が内部から上方に加圧された場合でも、各突出部93が凹部66に支えられて、その下端部が中央側に傾動することを抑止されることで、金属部材90の本体部91の上方の膨らみが抑制される。
さらに、各突出部93の外周面における金属部材90の下面の中央部側(軸線L側)と
なる部分がいずれも樹脂封止部材60の凹部66に対向しているので、樹脂封止部材60が膨張しても樹脂封止部材60が各突出部93に当接して膨張を抑制できる。
従って、樹脂封止部材60の変形が抑えられ、ポンプ装置10の耐圧性の向上を図ることが可能である。
また、ポンプ装置10の金属部材90の複数の突出部93の外周面における金属部材90の下面の中央部側となる部分が樹脂封止部材60の凹部66に当接する構成とした場合には、突出部93と凹部66の間にあそびがなくなり、樹脂封止部材60の変形をより効果的に抑制することができる。
また、金属部材90の各突出部93は、軸線Lに平行なネジ94によって樹脂封止部材60に取り付けられているので、各ネジ94も各突出部93の傾動を抑止し、金属部材90の本体部91の膨らみや樹脂封止部材60の膨張を抑制して、樹脂封止部材60の変形を抑えることが可能である。
また、各ネジ94は、ケース体21、隔壁部材80、樹脂封止部材60及び金属部材90を上下に貫通してネジ穴96に締結されているので、ケース体21、隔壁部材80、樹脂封止部材60及び金属部材90を上下から圧接させると共に各突出部93には下方への張力を加える。従って、ネジ94による張力によって各突出部93の傾動を抑える作用も生じ、これに起因する、金属部材90の本体部91の膨らみの抑制、さらには、樹脂封止部材60の変形の抑制効果も得ることができる。
また、各ネジ穴96は、金属部材90の上面まで貫通しているので、ネジ穴96の上側部分を、ポンプ装置10の取り付け穴として利用することができ、取り付けのための部品点数の低減や取付構造の製造の工数を省略することが可能となる。
さらに、金属部材90の本体部91の上面には環状の補強用の環状リブ92を有するので、これによっても、金属部材90の本体部91の膨張が押さえられ、樹脂封止部材60の変形をさらに抑えることが可能である。
また、樹脂封止部材60の上端面の近傍には回路基板70が埋設されており、樹脂封止部材60の上端面に対向して金属部材90が設けられている。従って、金属部材90は、ステータ50よりも回路基板70に近接した配置となり、ステータ50や回路基板70から生じた熱が金属部材90に伝達し、金属部材90は、その熱伝導性により良好に放熱するので、回路基板70を冷却し、熱から保護することが可能である。
また、金属部材90がネジ94により締結されているので、樹脂封止部材60に対して密着性が高められ、より良好に放熱することができる。
[その他]
その他、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、金属部材90の突出部93の数は四つに限定されず、増減可能だが、複数有することが望ましい。また、本体部91の下面において、外周に分散して配置することが望ましい。
また、突出部93が複数ある場合に、全ての突出部93にネジ穴96を設けなくともよい。
また、金属部材90は、ネジ94に限らず、他の方法で樹脂封止部材60に装備しても良い。
また、金属部材90は、樹脂封止部材60との接触面以外の表面に高効率で輻射する塗料やコーティングを施す、放熱構造や放熱フィンを設ける等により、回路基板70を効率
的に冷却可能としても良い。
また、金属部材90の接触面と樹脂封止部材60との間には、放熱グリースを介在させて放熱性を高めてもよい。
また、回路基板70において発熱する部品を樹脂封止部材60の上面から露出させて、金属部材90に直接的に接触させることで放熱性を高めてもよい。
10 ポンプ装置
20 ポンプ機構部
21 ケース体
22 ポンプ室
23 インペラ
24 柱状部
30 モータ
40 ロータ
41 回転軸
50 ステータ
54 コイル
60 樹脂封止部材
65 柱状部
66 凹部
70 回路基板
80 分離板(隔壁部材)
86 円形部
90 金属部材
91 本体部
92 環状リブ
93 突出部
94 ネジ
96 ネジ穴
241,861,651 貫通孔
L 軸線

Claims (8)

  1. インペラと、
    前記インペラと連結されたロータと、
    前記ロータの周囲に配置されたステータと、
    前記ステータを覆う樹脂封止部材と、
    前記樹脂封止部材の表面に接する接触面を有する金属部材とを備え、
    前記金属部材は、前記接触面の外縁部から前記樹脂封止部材側に延出された複数の突出部を有し、
    複数の前記突出部における前記接触面の中央部側となる部分が前記樹脂封止部材に対向していることを特徴とするポンプ装置。
  2. 複数の前記突出部における前記接触面の中央部側となる部分が前記樹脂封止部材に当接していることを特徴とする請求項1に記載のポンプ装置。
  3. 一部又は全部の前記突出部は、当該突出部の内側を通り、当該突出部の延出方向に沿ったネジにより前記樹脂封止部材に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のポンプ装置。
  4. 前記インペラを格納し、ポンプ室を形成するケース体と、
    前記樹脂封止部材を前記ポンプ室内の流体から遮断する隔壁部材とを備え、
    前記ロータの軸線方向に沿って、前記ケース体、前記隔壁部材、前記樹脂封止部材及び前記金属部材がこの順番に配置され、
    前記ネジは、前記ケース体、前記隔壁部材、前記樹脂封止部材及び前記金属部材を連結することを特徴とする請求項3に記載のポンプ装置。
  5. 前記突出部にネジ穴が形成されていることを特徴とする請求項4に記載のポンプ装置。
  6. 前記ネジ穴は、前記金属部材における前記樹脂封止部材の逆側にまで貫通形成されていることを特徴とする請求項5に記載のポンプ装置。
  7. 前記金属部材における前記樹脂封止部材の逆側に補強用のリブを有することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のポンプ装置。
  8. 前記樹脂封止部材に封止される回路基板を備え、
    前記回路基板は、前記ステータよりも前記金属部材側に配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載のポンプ装置。
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