JP2020121963A - 皮膚化粧料 - Google Patents
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例えば、特許文献1には、シリコーン系乳化剤、ポリグリセリン変性シリコーンオイル、UV−B吸収剤、UV−A吸収剤、金属酸化物を含有する日焼け止め化粧料が、べたつき感がないことが記載されている。
特許文献2には、UV−A吸収剤とともに、特定の表面処理された微粒子酸化亜鉛及び二酸化チタン、液状油を含有する乳化化粧料が、紫外線防御効果が高く、べたつきがないことが記載されている。
特許文献3では水中油型乳化化粧料にすることで良好な使用感を実現し、同時にこの使用感を維持したまま均一な紫外線防御効果を得るために、油溶性紫外線吸収剤と液状油に加えて、デキストリン脂肪酸エステル、疎水性シリカ及び特定の水溶性高分子を併用した水中油型紫外線防御化粧料が開示されている。
本発明者らは、高いSPFと紫外線防御効果を得るために、難溶性の紫外線吸収剤であるUV−A吸収剤と、金属酸化物の両方を含有する油性化粧料又は油中水型乳化化粧料、すなわち連続相が油相である化粧料組成物において、べたつきなどの使用感を改善するために、比較的多量の揮発性油を配合した場合には、かえってSPFが低下するという課題が生じることを見出した。
(A)油性ゲル化剤 0.05〜5質量%、
(B)揮発性油 20〜55質量%、
(C)UV−A領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤、
(D)金属酸化物
を含有する油性液状皮膚化粧料又は油中水型皮膚化粧料に関する。
本発明においては、成分(B)を多く含み、連続相が油相の組成物であっても、成分(A)を用いることにより、高い紫外線防御効果を実現することができる。本発明の化粧料は、皮膚に塗付後において、成分(C)及び成分(D)がある程度均一に分散した塗膜を肌上に残すことができることから、高いSPFと紫外線防御効果が得られるものと推測される。
成分(A)の油性ゲル化剤としては、例えば、有機変性粘土鉱物、架橋型オルガノポリシロキサン、デキストリン脂肪酸エステル、金属石鹸、ショ糖脂肪酸エステル、25℃で固体の油性成分(ワックス)等が挙げられる。
ここで、第四級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤は、下記式(1):
〔R1R2R3R4N〕+ X- (1)
で表されるものである。
なかでも、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド、ジメチルジステアリルアンモニウムクロリドが好ましく、ジメチルジステアリルアンモニウムクロリドがより好ましい。
具体的には、有機変性粘土鉱物を予め溶媒に分散させたプレミックスゲルを用いることが好ましい。溶媒としては、有機変性粘土鉱物によって増粘可能であれば制限されないが、油の増粘効果の点から、オクチルドデカノール、ミネラルオイル、揮発性シリコーン油等が好ましい。
プレミックスゲル中の有機変性粘土鉱物の含有量は、作業性向上の点、油の増粘効果、及び増粘した油性ゲル自体の油分離を抑制する点から、5〜25質量%が好ましく、10〜20質量%がより好ましく、10〜18質量%がさらに好ましい。
プレミックスゲルとしては、カチオン変性粘土鉱物を10質量%含有するベントンゲルEUGV、ベントンゲルMIOV、18質量%含有するベントンゲルVS−5 PCV、15質量%含有するベントンゲル PTM(以上、エレメンティスジャパン社製)等の市販品を用いることができる。
これらのうち、(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(ジメチコン/フェニルジメチコン)クロスポリマー、(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー、アルキル(C30−45)セテアリルジメチコンクロスポリマー、セテアリルジメチコンクロスポリマーが好ましい。
これらは、固体状のまま使用しても良く、液状油と均一に混合したものを使用しても良い。なかでも、化粧料中への分散性、作業性の点から、液状油によって希釈された分散液として用いるのが好ましく、シリコーン油、炭化水素油、エステル油を用いるのが好ましく、シリコーン油、炭化水素油を用いるのがより好ましく、ジメチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、流動パラフィン、軽質イソパラフィンを用いるのがさらに好ましい。
(ジメチコン/フェニルジメチコン)クロスポリマーとしては、メチルフェニルポリシロキサンとの混合物であるKSG−18(信越化学工業社製)などの市販品を用いることができる。
また、(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマーとしては、流動パラフィンとの混合物であるKSG−41、軽質イソパラフィンとの混合物であるKSG−42、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリルとの混合物であるKSG−43、スクワランとの混合物であるKSG−44(以上、信越化学工業社製)などの市販品を用いることができる。
さらに、アルキル(C30−45)セテアリルジメチコンクロスポリマーとしては、シクロペンタシロキサンとの混合物であるVelvesil 125(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)などの市販品を用いることができる。
また、セテアリルジメチコンクロスポリマーとしては、ジメチコンの混合物であるVelvesil DM(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)などの市販品を用いることができる。
架橋型ポリエーテル変性シリコーンは、化粧料中への分散性、作業性の点から、液状油によって希釈された分散液として用いるのが好ましく、シリコーン油、炭化水素油、エステル油を用いるのがより好ましく、シリコーン油、炭化水素油を用いるのがよりさらに好ましい。
さらに、揮発性炭化水素油に希釈又は分散されたものが好ましく、揮発性炭化水素油としては、イソドデカンがより好ましい。
具体的には、パルミチン酸デキストリン、パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、パルミチン酸/ステアリン酸デキストリン、オレイン酸デキストリン、イソパルミチン酸デキストリン、イソステアリン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン等が挙げられる。
これらの市販品としては、千葉製粉社製のパルミチン酸デキストリン(レオパール KL2、レオパール KS2、レオパール TL2)、パルミチン酸/2−エチルヘキサン酸デキストリン(レオパール TT2)、ミリスチン酸デキストリン(レオパール MKL2)等が挙げられる。
揮発性油としては、(B1)揮発性シリコーン油、(B2)揮発性炭化水素油が挙げられる。
(B1)揮発性シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン(1cs)、ジメチルポリシロキサン(1.5cs)、ジメチルポリシロキサン(2cs)等の直鎖状ジメチルポリシロキサン;トリス(トリメチルシリル)メチルシラン、テトラキス(トリメチルシリル)シラン等の分岐状シロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状ジメチルシロキサン;カプリリルメチコンなどが挙げられる。
これらのうち、べたつき、化粧持ちの良さや、成分(C)及び(D)の分散性、相溶性の点から、分岐状シロキサン、環状ジメチルシロキサン、カプリリルメチコンが好ましく、環状ジメチルシロキサン、カプリリルメチコンがより好ましい。
(B1)揮発性シリコーン油は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、べたつきがなく、撥水性を有し、化粧持ちを良好にする点から、全組成中に10〜55質量%であるのが好ましく、15〜50質量%がより好ましく、20〜45質量%がさらに好ましく、25〜40質量%がよりさらに好ましい。
成分(D)の金属酸化物としては、通常の化粧料に用いられるもので、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、酸化セリウム、酸化クロム等が挙げられる。
これらの金属酸化物は、そのまま使用することができ、疎水化処理、親水化処理して用いることもできる。
疎水化処理としては、通常の化粧料用粉体に施されている処理であれば制限されず、フッ素化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、アミノ酸系化合物、レシチン、アルキルシラン、油剤、有機チタネート等の表面処理剤を用い、乾式処理、湿式処理等を行えばよい。
表面処理剤の具体例としては、パーフルオロポリエーテル、パーフルオロアルキルリン酸エステル、パーフルオロアルキルアルコキシシラン、フッ素変性シリコーン等のフッ素系化合物;ジメチルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状シリコーン、片末端又は両末端トリアルコキシ基変性オルガノポリシロキサン、架橋型シリコーン、シリコーン樹脂、フッ素変性シリコーン樹脂、アクリル変性シリコーン等のシリコーン系化合物;ステアリン酸アルミニウム、ミリスチン酸アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸マグネシウム等の金属石鹸;プロリン、ヒドロキシプロリン、アラニン、グリシン、サルコシン、グルタミン酸、アスパラギン酸、リジン及びそれらの誘導体、アシル化アミノ酸等のアミノ酸系化合物;レシチン、水添レシチン;メチルトリメトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、オクチルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、トリエトキシカプリリルシラン等のアルキルシラン;ポリイソブチレン、ワックス、油脂、脂肪酸等の油剤;イソプロピルトリイソステアロイルチタネート等の有機チタネートなどが挙げられる。
例えば、アラビアゴム、トラガカント、アラビノガラクタン、ローカストビーンガム(キャロブガム)、グアーガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、寒天、クインスシード(マルメロ)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、アルゲコロイド、トラントガム、ローカストビーンガム等の植物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物系高分子;コラーゲン、カゼイン、アルブミン、デオキシリボ核酸(DNA)及びその塩等の動物系高分子;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ニトロセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、結晶セルロース、セルロース末のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子;ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子;ポリエチレングリコール、ポリエチレングリコールシラン等のポリオキシエチレン系高分子;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体系高分子;ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリル酸アミド等のアクリル系高分子など、さらに、シリカなど無機ケイ酸系化合物などが挙げられる。
疎水化処理、親水化処理の処理量は、溶媒へ分散性向上の点から、被覆粉体の量に対して0.1〜15質量%であるのが好ましく、1〜12質量%がより好ましい。
また、SPFがより一層向上するとともに、皮脂を吸着し、化粧持ちに優れる点から、(D2)微粒子酸化亜鉛を含有するのが好ましい。
かかる油剤としては、通常の化粧料に用いられるもので、例えば、エステル油、炭化水素油、高級アルコール、シリコーン油等が挙げられる。
25℃で液状のエステル油としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、例えば、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸オレイル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソステアリル、リシノレイン酸オクチルドデシル、モノイソステアリン酸ジグリセリル、パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサンン酸セチル、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル、酢酸トコフェロール、炭酸プロピレン、リンゴ酸ジイソステアリル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール、ジイソステアリン酸ジグリセリル、ジイソステアリン酸プロパンジオール、モノイソステアリン酸モノミリスチン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジ(カプリン酸/カプリル酸)プロパンジオール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリエチルヘキサノイン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリット、テトライソステアリン酸ペンタエリスリトール、イソステアリン酸ポリグリセリル−2、ジイソスタリン酸ポリグリセリル−2、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2、テトライソステアリン酸ポリグリセリル−2、オクタカプリル酸ポリグリセリル−6、(イソスタリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパンオリゴエステル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、イソステアリン酸トレハロースエステルズ、テトライソステアリン酸ジペンタエリスリチル、ペンタイソステアリン酸ジペンタエリスリチル、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル、フィトステロール脂肪酸エステル、コレステロール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル等のエステル油;アボガド油、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、パーム油、ヤシ油、ヒマシ油、ホホバ油、ヒマワリ油、ツバキ油、トウモロコシ油等の植物油が挙げられる。
これらのうち、成分(C)を溶解し、塗膜中での成分(C)の均一性を向上する点から、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、イソステアリン酸イソプロピル、イソノナン酸イソノニル、ステアリン酸ブチル、オレイン酸オレイル、イソノナン酸イソトリデシル、ミリスチン酸イソステアリル、リシノレイン酸オクチルドデシル、モノイソステアリン酸ジグリセリル、パルミチン酸エチルヘキシル、エチルヘキサンン酸セチル、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル等の脂肪酸と1級アルコールのエステルが好ましく、これに加えて更に幅広い紫外線波長での紫外線防御効果をより一層高める点から、メトキシケイ皮酸エチルヘキシルがより好ましい。
また、本発明の化粧料は、化粧下地、ファンデーション、コンシーラー;ほお紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、オーバーコート剤、口紅等のメイクアップ化粧料;日やけ止め乳液、日焼け止めクリーム等の紫外線防御化粧料;スキンケア乳液、スキンケアクリーム、BBクリーム、美容液等のスキンケア化粧料などとして適用することができる。なかでも、紫外線防御化粧料やメイクアップ化粧料が好ましい。また、本発明の皮膚化粧料は、肌が明るく見え、色ムラが生じにくいことから、メイクアップ化粧料がより好ましく、化粧下地、ファンデーションがさらに好ましい。
表1に示す組成の油中水型乳化化粧料を常法により製造し、SPF値を測定するとともに、化粧持続性、仕上がりの均一性、べたつきのなさ、保存安定性及び化粧効果を評価した。結果を表1に併せて示す。
(1)SPF値:
PMMA板上に、各化粧料を1.4mg/cm2 になるように1分間均一に塗布し、冷暗所で15分乾燥させた。試料乾燥後、SPFアナライザー(UV2000S, 米国Labsphere製)にて、正方形のPMMA板上の中点、各頂点、各頂点を結んだ辺の中点の計9箇所の吸収スペクトル(波長350nm)の透過率(%)を測定し、9箇所の平均を求めた。その透過率(%)から、SPF値(−)を求めた。
専門パネラー3名により、洗顔、整肌後、全顔に各化粧料を塗布し、それぞれの化粧の持続性について目視評価を行った。基準を5段階に分け、6時間化粧の仕上がりに変化がない場合を5、2時間内に変化がある場合を1として評価した。結果は、パネラー3名の平均値で示した。
専門パネラー3名により、洗顔、整肌後、全顔に各化粧料を塗布し、それぞれの仕上がりの均一性について目視評価を行った。基準を5段階に分け、顔の局所的な部位による塗りむらがない場合を5、毛穴落ちや塗りむらができやすく、塗膜にばらつきがある場合を1とした。結果は、パネラー3名の平均値で示した。
専門パネラー3名により、洗顔、整肌後、全顔に各化粧料を塗布し、仕上がった塗膜のべたつきについて官能評価を行った。基準を5段階に分け、仕上がった肌にべたつきを感じない場合を5、仕上がった肌に油分等での不快なべたつきを感じる場合を1とした。結果は、パネラー3名の平均値で示した。
各化粧料について、45℃の恒温槽に1ヶ月間保管した後の状態を目視により観察し、以下の判定基準により判定した。
〔保存安定性判定基準〕
A:品質に変化なし。
B:品質の変化をやや感じる。
C:品質の変化を感じる。
D:明らかな品質の変化を感じる。
専門パネラー3名により、洗顔、整肌後、全顔に各化粧料を塗布し、仕上がった塗膜の化粧効果について、目視により評価を行った。基準を5段階に分け、肌の色ムラが抑えられる、または肌が明るく見える場合を5、肌の色ムラが隠せず、肌が明るく見えない場合を1とした。結果は、パネラー3名の平均値で示した。
表2〜表6に示す組成の油中水型乳化化粧料を常法により製造し、実施例1〜5と同様にして、SPF値を測定した。結果を表2〜表6に併せて示す。
また、実施例6〜10の油中水型乳化化粧料はいずれも、持続性に優れ、仕上がりが均一であり、べたつきがなく、保存安定性、化粧効果も良好であることを確認した。
Claims (9)
- 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)油性ゲル化剤 0.05〜5質量%、
(B)揮発性油 20〜55質量%、
(C)UV−A領域の紫外線を吸収する紫外線吸収剤、
(D)金属酸化物
を含有する油性液状皮膚化粧料又は油中水型皮膚化粧料。 - 成分(A)が、ジステアルジモニウムヘクトライト及びトリベヘニンから選ばれる1種又は2種以上である請求項1記載の皮膚化粧料。
- 成分(B)が、(B1)揮発性シリコーン油を含有する請求項1又は2記載の皮膚化粧料。
- 成分(B)と、成分(B)以外の25℃で液状の油剤の合計含有量が、20〜80質量%である請求項1〜3のいずれか1項記載の皮膚化粧料。
- 成分(D)が、(D1)アルキルトリアルコキシシラン、アシル化アミノ酸及び脂肪酸から選ばれる1種以上と、シリコーンの両方で表面処理した酸化チタンを含有する請求項1〜4のいずれか1項記載の皮膚化粧料。
- 成分(D)が、(D2)微粒子酸化亜鉛を含有する請求項1〜5のいずれか1項記載の皮膚化粧料。
- 成分(B1)の含有量が全組成中に20〜45質量%である請求項3〜6のいずれか1項記載の皮膚化粧料。
- 更に、(E)成分(B)以外の25℃で液状の油剤を含有し、成分(C)に対する成分(E)の質量割合が、(E)/(C)=2〜30である請求項1〜7のいずれか1項記載の皮膚化粧料。
- 成分(E)が、成分(E1)エステル油を含有し、成分(E1)の含有量が、全組成中に5〜15質量%である請求項8記載の皮膚化粧料。
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