JP2020121543A - 射出成形機用冷却装置及び成形品取出システム - Google Patents

射出成形機用冷却装置及び成形品取出システム Download PDF

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Abstract

【課題】除湿エアを生成する装置に要求される除湿エアの生成能力の低減を図れる射出成形機用冷却装置及び成形品取出システムを提供する。【解決手段】この成形品取出システムは、射出成形機(10)により成形された成形品を金型(20)から取り出す取出機(30)と、取り出された成形品にエアを吹き付ける冷却機(40)と、冷却機へエアを供給するエア供給装置(60)と、を備える。そして、エア供給装置(60)は、除湿されたエアを生成する除湿エア生成部(63)と、除湿エア生成部から冷却機へエアを送る第1ダクト(61)と、少なくとも金型が配置される空間を覆うカバー(7)内のエアを第1ダクト(61)の途中から導入する導入口(64b)とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、射出成形機用冷却装置及び成形品取出システムに関する。
例えばペットボトルの中間製品であるプリフォームを一度に多数成形する射出成形システムがある。このような射出成形システムには、成形品を金型から取り出す取出機と、取り出された多数の成形品にエアを吹き付け、成形品を冷却する冷却機とが備わる(特許文献1を参照)。
特開2016−190475号公報
冷却機がエアを吹いて成形品を冷却する際、結露が生じないよう、除湿されたエアが使用される。しかしながら、冷却機から吹き出されるエアの総量は多く、全てのエアを除湿機から生成していたのでは、大型で高い能力の除湿機が必要となる。
本発明は、除湿エアを生成する装置に要求される除湿エアの生成能力の低減を図れる射出成形機用冷却装置及びこのような冷却装置を備えた成形品取出システムを提供することを目的とする。
本発明に係る射出成形機用冷却装置は、
除湿されたエアを生成する除湿エア生成部と、
前記除湿エア生成部から成形品の冷却機へエアを通す第1ダクトと、
金型が配置される空間を少なくとも覆うカバー内のエアを前記第1ダクトの途中から導入する導入口と、
を備える。
本発明に係る成形品取出システムは、
射出成形機により成形された成形品を金型から取り出す取出機と、取り出された成形品にエアを吹き付ける冷却機と、前記冷却機へエアを供給するエア供給装置と、を備え、
前記エア供給装置は、
除湿されたエアを生成する除湿エア生成部と、
前記除湿エア生成部から前記冷却機へエアを送る第1ダクトと、
少なくとも前記金型が配置される空間を覆うカバー内のエアを前記第1ダクトの途中から導入する導入口と、
を含む。
本発明によれば、除湿エア生成部に要求される除湿エアの生成能力の低減を図れるという効果がある。
本発明の実施形態に係る射出成形システムを示す平面図である。 図1の射出成形システムを示す側面図である。 取出機の取出板及び冷却装置の一部を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る射出成形システムを示す平面図である。図2は、図1の射出成形システムを示す側面図である。図3は、取出機の取出板及び冷却装置の一部を示す図である。
本発明の実施形態に係る射出成形システム1は、成形品F(図3)として、例えばペットボトルの中間製品であるプリフォームを一度に多数成形する。射出成形システム1は、金型20のキャビティに成形材料を射出する射出成形機10と、金型20から成形品Fを取り出す取出機30と、取出機30により取り出された成形品Fにエアを吹き付ける冷却機40とを備える。さらに、射出成形システム1は、取出機30から冷却された成形品Fを受け取り、コンベア等が配置された搬出部へ成形品Fを投入する受取機50と、冷却機40に除湿エアを供給するエア供給装置60と、システムの可動部を覆うカバー7とを備える。図1では、カバー7の一部を、天井面を除いた破断面で示しているが、カバー7は可動部の上方も覆っている。エア供給装置60は、本発明に係る射出成形機用冷却装置の一例に相当する。取出機30、冷却機40及びエア供給装置60を含んだ構成が、本発明に係る成形品取出システムの一例に相当する。
射出成形システム1に組み込まれる金型20には、一度に多数の成形品Fを成形するために、多数のキャビティが設けられている。金型20は、固定金型21と可動金型22と含み、多数のキャビティは固定金型21と可動金型22とが対向する側に縦横複数列に並んで設けられている。可動金型22は、固定金型21に当接する位置から、固定金型21から離間する位置まで往復移動する。可動金型22と固定金型21とが離間した状態で、これらの間に取出板31が進入可能となる。金型20が配置される空間を成形空間V1と表記する。なお、金型20はキャビティごとに分割されていてもよい。
射出成形機10は、成形材料を溶融させて射出する射出装置11と、射出装置11を移動させて射出口を固定金型21に圧接させる可塑化移動装置と、可動金型22を移動させて金型20を開閉及び型締めする型締装置13と、金型20のキャビティ内で固化した成形品Fを可動金型22から押し出すエジェクタ装置とを備える。
取出機30は、可動金型22から成形品Fを取り出し、冷却機40及び受取機50が動作する受取空間V3まで搬送する。具体的には、取出機30は、図3に示すように、複数の筒体32が設けられた取出板31を有する。筒体32には、成形品Fの外形に合わせた収容部32aと、冷却水を流す流路32bと、成形品Fを吸引する吸引口32cとが設けられる。筒体32は、成形品Fを収容部32aに吸引し、成形品Fを外側から冷却する。取出板31には、金型20に設けられた複数のキャビティの整数倍(例えば4倍)の筒体32が設けられている。これにより、取出板31は、金型20により一度に成形される複数の成形品Fを複数セット(例えば4セット)保持することができる。取出機30は、さらに、取出板31を、可動金型22に対向する位置から冷却機40及び受取機50に対向する位置まで移動させるレール35と、レール35に沿って取出板31を移動させる駆動部とを有する。取出板31が移動する空間を受渡空間V2と表記する。
冷却機40は、エアを吹く複数のパイプ41と、複数のパイプ41を保持する保持板42と、取出板31が対向配置された状態で取出板31の方(図1、図2に矢印で示す)へ保持板42を進退させる駆動部とを有する。複数のパイプ41にはエア供給装置60から供給口43を介して除湿エアが送られる。パイプ41が成形品Fの内側に挿入され、パイプ41から除湿エアが吹き付けられることで、成形品Fが内側から冷却される。保持板42には、金型20に設けられた複数の型の数倍(例えば3倍)のパイプ41が設けられている。これにより、冷却機40は、金型20により一度に成形される複数の成形品Fを、複数セット(例えば3セット)一度に冷却できる。保持板42には、取出機30が保持する複数セット分の成形品Fのうち、1セット分の成形品Fをそれぞれ通すことが可能な複数の貫通孔42Bが設けられている。
受取機50は、図1及び図2に示すように、取出機30が保持した成形品Fを、例えば吸引により受け取る筒体51と、筒体51を保持する保持板52と、取出板31が対向配置された状態で取出板31の方(図1、図2に矢印で示す)へ保持板52を進退させる駆動部とを有する。保持板52には、金型20により一度に形成される複数の成形品Fと同数の複数の筒体51が設けられている。複数の筒体51は、冷却機40の保持板42の貫通孔42B(図3)を介して、取出機30から成形品Fを受け取ることができる。受取機50の駆動部は、上述した進退駆動に加えて、筒体51が下方を向くように保持板52を90°回動させる機構を有する。受取機50は、複数の筒体51が下方を向いて複数の成形品Fの吸着を開放することで、複数の成形品Fを下方の搬出部へ落とす。搬出部には、例えばコンベアが設けられ、複数の成形品Fがコンベアにより外部に搬出される。冷却機40及び受取機50が動作する空間を、受取空間V3と表記する。
射出成形機10が金型20に成形材料を射出して1度に1セット分の成形品Fを成形する周期を1サイクルとすれば、第1サイクルで成形された成形品Fは、第4サイクルで成形された成形品Fを取出機30で取り出した後に受取機50に受け取られる。取出機30の取出板31は、1サイクルごとに成形空間V1と受取空間V3との間を往復する。第1サイクルで成形された成形品Fは、第2、第3、第4サイクルで成形される成形品Fの成形中に冷却機40で冷却される。第4サイクルで成形した成形品Fが取出機30に取出されると、第1サイクルで成形された成形品Fが受取機50に受け取られる。第1サイクルで成形された成形品Fの受取機50への受渡しは、第5サイクルの成形中に行われる。第5サイクルで成形された成形品Fは、取出機30の取出し位置のうち、第1サイクルで成形された成形品Fが収容されていた位置に取出される。すなわち、成形品Fの非成形中に、取出機30が成形品Fを取り出し、成形品Fの成形中に、以前のサイクルで成形された成形品Fの冷却と受取機50への受渡しが行われる。非成形中とは、1サイクルの成形品Fの成形が完了してから次のサイクルの成形品Fの成形を開始するまでの期間を意味する。受取機50へ受け渡された成形品Fは、その後、搬出部へ送られ、1サイクルごとに1セット分の成形品Fが製造される。
本実施形態では、冷却機40と受取機50が別体に設けられ、受取機50が成形品Fを受け取って搬出部まで成形品Fを移動させる間にも、冷却機40が取出機30が保持している他の成形品Fを冷却できる。これにより、冷却効率の向上及び成形サイクルの短縮化を図ることができる。また、冷却機40は、可動金型22を支持する可動プラテンに設けられ、金型20が閉じている際に成形品Fを冷却するように構成されてもよい。
カバー7は、少なくとも、金型20が配置される成形空間V1と、取出板31が成形品Fを搬送する受渡空間V2と、冷却機40と受取機50とが動作する受取空間V3とを覆う。成形空間V1、受渡空間V2及び受取空間V3は、仕切り等により分断されておらず、エアが移動可能につながっている。カバー7は、内部を外部から完全に密封する構成でなくてもよく、外部のエアと内部のエアとが容易に混合しない構成であればよい。なお、カバー7は、少なくとも成形空間V1を覆っていればよい。金型20の結露防止のため金型20の周囲は低湿度雰囲気に制御されている。
カバー7の一部には、取出板31を搬出及び搬入可能な搬出窓71が設けられている。搬出窓71は、例えば、受渡空間V2の一部範囲の上方、カバー7の天井面に設けられている。搬出窓71は、射出成形システム1の通常動作時には閉じられ、成形品Fの形状に合わせて取出板31を交換する際に開放される。
エア供給装置60は、除湿エアを生成する除湿エア生成部63と、除湿エア生成部63で生成された除湿エアを冷却機40へ送る第1ダクト61(61a、61b、61c)と、除湿エア生成部63で生成された除湿エアを成形空間V1へ送る第2ダクト62と、第1ダクト61の途中でカバー7内のエアを導入可能な導入口64bを有するジャンクションボックス64と、第1ダクト61のエアを流すファン65a、65bと、エアの流量を調整する調整弁67とを有する。
除湿エア生成部63は、例えば除湿機であり、所定量の除湿エアを生成し、その一部を第1ダクト61から送出し、残りを第2ダクト62から送出する。
第1ダクト61は、除湿エア生成部63からジャンクションボックス64までに除湿エアを流す上流管61cと、ジャンクションボックス64から冷却機40へエアを流す下流管61a、61bとを含む。特に制限されないが、第1ダクト61はジャンクションボックス64で2分岐され、ジャンクションボックス64には2つの下流管61a、61bが接続されている。
ファン65a、65bは、下流管61a、61bの途中に設けられ、冷却機40に除湿エアを圧送する。第1ダクト61が2分岐されて、2分岐された各下流管61a、61bの両方にファン65a、65bが設けられることで、冷却機40の多数のパイプ41に供給されるエアの圧力の均一化を図れる。なお、第1ダクト61は、3つ以上に分岐され、各下流管にファンが設けられていてもよい。
ジャンクションボックス64は、カバー7の受渡空間V2を覆う天井部分において搬出窓71を除く部位に配置されている。ジャンクションボックス64の下部には導入口64bが設けられ、導入口64bを介して、ジャンクションボックス64内とカバー7内とが連通している。導入口64bには、ここを通過するエアから粉塵等を取り除くフィルタが設けられていてもよい。
調整弁67は、第1ダクト61の上流管61cとジャンクションボックス64との連結部分に設けられ、上流管61cの開度を変更できる。開度の変更により、上流管61cに流れるエアの流量が変化する。調整弁67は、例えばスライド移動して流路の開度を変更する仕切り板、又は、回動して流路の開度を変更するフラップ板などから構成できる。
上記のように構成されるエア供給装置60によれば、除湿エア生成部63が生成した除湿エアの一部が第2ダクト62を介して成形空間V1に送られ、残りの一部が第1ダクト61を介して冷却機40に送られる。
第1ダクト61では、ファン65a、65bによるエアの圧送により、冷却機40が必要とする量のエアが流される。これにより冷却機40の複数のパイプ41から所定の流量の除湿エアが吹き出される。この除湿エアの総量は、エア供給装置60から第1ダクト61に送られるエアよりも多く、これらの差分は、ジャンクションボックス64の導入口64bを介してカバー7内から導入される。カバー7内の受渡空間V2には、第2ダクト62を介して成形空間V1へ送られた除湿エアと、冷却機40から吹き出された除湿エアとが、エアの排出口(例えばカバー7と床面との隙間)に向けて流れている。このため、導入口64bを介してカバー7内からジャンクションボックス64に導入されるエアも低湿度を保っている。エアの排出口の位置を限定することで、除湿エアが多く導入口64bへ流れるように制御されてもよい。ジャンクションボックス64の導入口64bは、水冷される取出板31が往復移動する受渡空間V2を挟んで、高温になる金型20が配置される成形空間V1の反対側に配置されている。これにより、導入口64bから比較的に低温の除湿エアを導入することができる。したがって、これらが混合されたエアが第1ダクト61を介して冷却機40へ送られ、成形品Fの冷却に使用される。混合されたエアは、低湿度を保っており、比較的に低温であることから、冷却機40からの除湿エアの吹き付けにより、結露の発生を抑制しつつ、成形品Fを十分に冷却することができる。
なお、第1ダクト61のファン65a、65bよりも下流において、流路が分岐され、分岐された1つの流路がカバー7の開口に接続されて、受渡空間V2又は受取空間V3へ除湿エアを供給する構成が採用されてもよい。
成形空間V1に供給される除湿エアの量について、調整要求が生じた場合には、ジャンクションボックス64の調整弁67により対応できる。調整弁67が第1ダクト61の上流管61cの開度を変化させることで、除湿エア生成部63が生成する除湿エアのうち、第2ダクト62へ送られる流量と、第1ダクト61へ送られる流量との割合が変化し、第2ダクト62へ送られる流量を変えることができる。除湿エア生成部63から第1ダクト61へ送られる除湿エアの流量が減っても、ファン65a、65bの作用により、導入口64bから導入されるエアの量が増えることで、冷却機40に送られる除湿エアの総量が減ることが抑制される。
以上のように、本実施形態の射出成形システム1及びエア供給装置60によれば、除湿エア生成部63から冷却機40へ除湿エアを流す第1ダクト61の途中に、少なくとも成形空間V1を覆うカバー7内からエアを導入する導入口64bが設けられている。したがって、冷却機40が必要とする除湿エアの流量の全てを、エア供給装置60が供給する必要がなく、必要とする除湿エアの流量の一部をカバー7内から補うことができる。これにより、冷却機40が必要とする除湿エアの流量を全てエア供給装置60が供給する構成と比較して、除湿エア生成部63の除湿エアの生成能力を低減でき、除湿エア生成部63の小型化及びコストの低減を図ることができる。
さらに、本実施形態の射出成形システム1及びエア供給装置60によれば、ファン65a、65bが、第1ダクト61の導入口64bよりも下流側(冷却機40側)に配置されている。これにより、冷却機40が必要とする除湿エアの流量よりも、エア供給装置60から供給される除湿エアが少ないときに、その差分の除湿エアを導入口64bから導入することができる。したがって、エア供給装置60は、冷却機40に必要な流量の除湿エアを供給できる。
さらに、本実施形態の射出成形システム1及びエア供給装置60によれば、除湿エア生成部63から成形空間V1へ除湿エアを送る第2ダクト62を備える。これにより、成形空間V1を低湿度に維持し、導入口64bから第1ダクト61に導入されるエアの低湿度を確保できる。
さらに、本実施形態の射出成形システム1及びエア供給装置60によれば、第1ダクト61の導入口64bよりも上流側に調整弁67が設けられている。したがって、調整弁67を用いた調整により、除湿エア生成部63から第2ダクト62を介して成形空間V1に供給される除湿エアの割合を調整することができる。
さらに、本実施形態の射出成形システム1によれば、第1ダクト61の導入口64bが、カバー7における取出板31の搬出窓71を除く部位に配置されている。これにより、取出板31の交換の際に、第1ダクト61の導入口64bを取り外す必要がなく、効率的な取出板31の交換作業を実現できる。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は上記の実施形態に限られない。例えば、上記実施形態では、第1ダクトの導入口と調整弁とを、1つのジャンクションボックス64に設けた構成を一例にとって説明したが、ジャンクションボックス64が無く、導入口と調整弁とが管状の第1ダクトに直接設けられていてもよい。また、導入口とカバーとの間に分岐ダクトが設けられ、カバー内のエアが分岐ダクトを介して第1ダクトの導入口へ送られる構成が採用されてもよい。また、上記実施形態では、冷却機と受取機とが別体の構成を示したが、冷却機と受取機とは一体的な構成であってもよい。また、受取機がなく、冷却機が成形品を冷却した後に、取出機が成形品の保持を解除することで、成形品が搬出される構成が適用されてもよい。その他、実施の形態で示した細部は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 射出成形システム
7 カバー
10 射出成形機
20 金型
21 固定金型
22 可動金型
30 取出機
31 取出板
32 筒体
35 レール
40 冷却機
41 パイプ
42 保持板
50 受取機
51 筒体
52 保持板
60 エア供給装置
61 第1ダクト
62 第2ダクト
63 除湿エア生成部
64 ジャンクションボックス
64b 導入口
65a、65b ファン
67 調整弁
71 搬出窓
V1 成形空間
V2 受渡空間
V3 受取空間

Claims (6)

  1. 除湿されたエアを生成する除湿エア生成部と、
    前記除湿エア生成部から成形品の冷却機へエアを通す第1ダクトと、
    金型が配置される空間を少なくとも覆うカバー内のエアを前記第1ダクトの途中から導入する導入口と、
    を備える射出成形機用冷却装置。
  2. 前記第1ダクト内のエアを前記冷却機の方へ送るファンを更に備え、
    前記ファンが、前記第1ダクトにおける前記導入口よりも前記冷却機側の部位に配置されている、
    請求項1記載の射出成形機用冷却装置。
  3. 前記除湿エア生成部から前記金型が配置される成形空間へエアを送る第2ダクトを更に備える、
    請求項1又は請求項2に記載の射出成形機用冷却装置。
  4. エアの流量を調整する調整弁を更に備え、
    前記調整弁が前記第1ダクトにおける前記導入口と前記除湿エア生成部との間に配置されている、
    請求項3記載の射出成形機用冷却装置。
  5. 射出成形機により成形された成形品を金型から取り出す取出機と、取り出された成形品にエアを吹き付ける冷却機と、前記冷却機へエアを供給するエア供給装置と、を備え、
    前記エア供給装置は、
    除湿されたエアを生成する除湿エア生成部と、
    前記除湿エア生成部から前記冷却機へエアを送る第1ダクトと、
    少なくとも前記金型が配置される空間を覆うカバー内のエアを前記第1ダクトの途中から導入する導入口と、
    を含む成形品取出システム。
  6. 前記導入口は、前記取出機の取出板を可能な前記カバーの搬出窓を除く部位に配置される、
    請求項5記載の成形品取出システム。
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