JP2020121457A - 射出成形体の製造装置および製造方法、インサート成形品 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示す本実施の形態1の射出成形装置(射出成形体の製造装置)30は、図5に示す金属部材であるターミナル部材3が配置された金型内に樹脂を射出するインサート成形と、上記インサート成形によって成形された図6に示すインサート成形体15に、図3に示す封止部材4を成形する封止部材成形と、ターミナル部材3の切断と、を行うものである。
本実施の形態2の射出成形体の製造方法は、実施の形態1で用いた射出成形装置30を用いて実施の形態1と同様の処理、すなわち、コネクタ成形(インサート成形、第1の射出制御)、エラストマー成形(封止部材成形、第2の射出制御)、ターミナル部材切断を行うものであるが、その処理手順が実施の形態1と異なっている。
本実施の形態3の射出成形体の製造方法は、実施の形態1で用いた射出成形装置30を用いて実施の形態1と同様の処理、すなわち、コネクタ成形(インサート成形、第1の射出制御)、エラストマー成形(封止部材成形、第2の射出制御)、ターミナル部材切断を行うものであるが、その処理手順が実施の形態1と異なっている。
本実施の形態4の射出成形体の製造方法は、実施の形態3とほぼ同じであるが、実施の形態3と異なる点は、エラストマー成形時に、インサート成形体15の表裏面の周縁部だけでなく、ターミナル部材3の一部の切断部にも樹脂を充填するものである。
本実施の形態5の射出成形体の製造方法は、実施の形態1〜3の何れかの手順で成形したコネクタユニット1に、図13に示すように、後付け(別工程)でシート状のフッ素樹脂多孔質部材17を貼り付けるものである。詳細には、インサート成形時にインサート成形体15の樹脂成形部2に形成された図14(a)に示す穴部(切断部)2dに、図14(b)に示すようにシート状のフッ素樹脂多孔質部材17を貼り付けて、穴部2dを塞ぐものである。
本変形例の射出成形体の製造方法は、3つの射出筒12a,13a,14aを備えた射出成形装置31を用いるとともに、ターンテーブル5をその回転中心Cに対して120°を成す回転位置(第1回転位置と第2回転位置)に往復回転させてそれぞれの回転位置でターンテーブル5上で同時に複数の処理を行うものである。つまり、本変形例では、ターンテーブル5を時計方向と反時計方向とにそれぞれ120°回転させた位置(第1回転位置と第2回転位置)で処理を行う。
2 樹脂成形部
2a ブラシホルダ
2b コネクタ
2c 支持壁
2d 穴部
3 ターミナル部材(金属部材)
3a 切断部
4,4a,4b,4c 封止部材
5 ターンテーブル
6 第1金型
7 第2金型
8 第3金型
9 第4金型
10 第5金型
11 第6金型
12 第1射出装置
12a 射出筒
12b 射出口
13 第2射出装置
13a 射出筒
13b 射出口
14 第3射出装置
14a 射出筒
15 インサート成形体
16 制御部
17 フッ素樹脂多孔質部材
18 チョークコイル
19 キャパシタ
20 ターミナル
30,31 射出成形装置
Claims (8)
- 金属部材が配置された金型内に樹脂を射出するインサート成形と、前記インサート成形によって成形されたインサート成形体に封止部材を成形する封止部材成形と、前記金属部材の切断と、を行う射出成形体の製造装置であって、
回転するターンテーブルと、
前記ターンテーブル上に、当該ターンテーブルの回転方向に沿って所定間隔で配置された第1,第2および第3金型と、
前記第1,第2および第3金型に対して型開き・型締めされる第4,第5および第6金型と、
型締めされた金型内に樹脂を射出する第1および第2射出装置と、
前記ターンテーブルに対して第1および第2の回転制御を実行し、前記第1および第2射出装置に対して第1および第2の射出制御を実行する制御部と、
を有し、
前記制御部が前記第1の回転制御を実行すると、前記第1金型と前記第5金型とが対向し、前記第2金型と前記第6金型とが対向し、かつ、前記第3金型と前記第4金型とが対向するように前記ターンテーブルが回転し、
前記制御部が前記第2の回転制御を実行すると、前記第1金型と前記第6金型とが対向し、前記第2金型と前記第4金型とが対向し、かつ、前記第3金型と前記第5金型とが対向するように前記ターンテーブルが回転し、
前記制御部が前記第1の射出制御を実行すると、前記第1射出装置を用いて前記第1,第5金型または前記第3,第5金型において前記インサート成形が行われ、
前記制御部が前記第2の射出制御を実行すると、前記第2射出装置を用いて前記第2,第6金型または前記第1,第6金型において前記封止部材成形が行われ、
前記制御部が何れかの金型の型締めを実行すると、前記金属部材の切断が行われ、
前記封止部材成形では、前記インサート成形体の周縁部に前記封止部材が成形される、射出成形体の製造装置。 - インサート成形体を成形するインサート成形と、封止部材を成形する封止部材成形と、を行う射出成形体の製造方法であって、
(a)ターンテーブルと、前記ターンテーブル上に前記ターンテーブルの回転方向に沿って所定間隔で配置された第1,第2および第3金型と、前記第1,第2および第3金型に対して型開き・型締めされる第4,第5および第6金型と、を有する射出成形体の製造装置において、前記第1金型と前記第5金型とが対向し、前記第2金型と前記第6金型とが対向し、かつ、前記第3金型と前記第4金型とが対向するように前記ターンテーブルを回転させる工程と、
(b)前記第1金型と前記第6金型とが対向し、前記第2金型と前記第4金型とが対向し、かつ、前記第3金型と前記第5金型とが対向するように前記ターンテーブルを回転させる工程と、
(c)前記第1,第5金型または前記第3,第5金型の何れかの金型内に金属部材を配置する工程と、
(d)前記金属部材が配置された前記第1,第5金型または前記第3,第5金型の何れかの金型内に樹脂を射出して前記インサート成形体を成形する工程と、
(e)前記第2,第6金型または前記第1,第6金型において、前記インサート成形によって成形された前記インサート成形体に樹脂を供給して前記封止部材を成形する工程と、
(f)何れかの金型の型締めによって前記金属部材の所定箇所を切断する工程と、
を有し、
前記(d)工程で用いる樹脂と前記(e)工程で用いる樹脂とは、互いに異なる樹脂であり、
前記(e)工程では、前記インサート成形体の周縁部に前記封止部材を成形する、射出成形体の製造方法。 - 請求項2に記載の射出成形体の製造方法において、
前記金属部材の切断は、前記第1,第5金型または前記第3,第5金型において行う前記インサート成形の際の金型の型締めによって行われる、射出成形体の製造方法。 - 請求項2に記載の射出成形体の製造方法において、
前記金属部材の切断は、前記封止部材を成形した後、前記第1,第4金型の型締めによって行われる、射出成形体の製造方法。 - 請求項2に記載の射出成形体の製造方法において、
前記金属部材の切断は、前記インサート成形体が成形される前に、前記第1,第4金型の型締めによって行われる、射出成形体の製造方法。 - 請求項2,3,4または5に記載の射出成形体の製造方法において、
前記封止部材成形および前記金属部材の切断を終了した後、前記インサート成形体にフッ素樹脂多孔質部材を貼り付けて、前記インサート成形時に前記インサート成形体に形成された穴部を塞ぐ、射出成形体の製造方法。 - 請求項3に記載の射出成形体の製造方法において、
前記インサート成形体の樹脂部分における前記金属部材の切断部の上部に、前記封止部材成形時、前記封止部材を成形する樹脂と同一の樹脂を充填する、射出成形体の製造方法。 - 請求項2に記載の射出成形体の製造方法によって形成されたインサート成形品であって、
前記金属部材としてのターミナル部材と樹脂とが一体に成形されたインサート成形体と、
前記インサート成形体に成形された封止部材と、
を有し、
前記インサート成形体を構成する樹脂と前記封止部材を構成する樹脂とは、互いに異なる樹脂であり、
前記封止部材は、前記インサート成形体の周縁部に沿って設けられている、インサート成形品。
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