JP2020121266A - ディスポーザ - Google Patents

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成一 山崎
Seiichi Yamazaki
成一 山崎
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Yasunaga Corp
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Yasunaga Air Pump Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C18/00Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments

Abstract

【課題】粉砕処理により飛散した厨芥を自動的に洗浄するディスポーザを提供すること。【解決手段】ディスポーザ5は、厨芥が投入される投入部PINを上部に備えると共に、前記厨芥を排出する排出部POUTを下部に備える筐体10と、投入部PINを開閉する蓋スイッチ20と、筐体10の内部において厨芥を粉砕する粉砕機構30と、粉砕機構30よりも上部において筐体10の内部に給水する給水部50と、を備え、給水部50は、筐体10の内部に開口する開口部Oに向けて上り勾配となる給水経路51を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、厨芥を粉砕処理して排出するディスポーザに関する。
台所で発生した野菜や魚類等の厨芥は、異臭を発生させる上に不衛生の原因となることから、厨芥を手軽に処理するためのディスポーザが実用化されている。この種のディスポーザは、流し台のシンクの下側に設置されて、入口をシンクの排水口に連結されており、調理に伴って発生した厨芥がシンクの排水口からディスポーザに投入されて、排水口が蓋体で閉鎖されると、内部に設置された粉砕機構が作動して厨芥を粉砕処理するようになっている。
上記のようなディスポーザは、例えば、可動歯やハンマーをモータにより回転駆動して、内壁において環状に列設した固定歯との間で厨芥を粉砕し、粉砕後の厨芥を水と共に下水道に排出するよう構成されている。ここで、粉砕機構に厨芥のみを供給した場合には、粉砕後の厨芥が遠心力で飛散して内壁に付着したままとなり円滑な排出が望めない上に、厨芥が粉砕機構の歯で固化して切れ味を低下させてしまう。そこで、この種のディスポーザでは、粉砕動作の作動中にシンクの蛇口から注水して排水口の内周と蓋体の外周との間隙から水道水を供給するか、又は、粉砕室の内部に直接給水する給水路を設けることにより、粉砕した厨芥を水道水で流して上記不具合を防止している。
特に、近年では、粉砕処理した厨芥を詰まらせないよう十分な量の注水を自動で行うことが出来る直接給水型のディスポーザが主流となっている。例えば、特許文献1には、粉砕室の内部に直接給水しつつ、給水した水を粉砕室の全体に拡散させる生ごみ処理装置が開示されている。また、特許文献2には、複数の散水口が形成された蓋体を介して注水することにより、水をホッパー内に満遍なく供給する生ごみ処理装置が開示されている。
特開2006−43503号公報 特開2007−117878号公報
ところで、ディスポーザは、粉砕処理により跳ね上がった厨芥が粉砕室の上部や蓋体の底面に付着して生ごみ残渣となる場合があり、当該生ごみ残渣を放置すると悪臭の原因となる他、衛生面で問題となる虞が生じる。しかしながら、粉砕処理が終了する度に洗浄作業が要求されるディスポーザでは、ユーザに対する利便性を低下させることになる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、粉砕処理により飛散した厨芥を自動的に洗浄するディスポーザを提供することにある。
<本発明の第1の態様>
本発明の第1の態様は、厨芥が投入される投入部を上部に備えると共に、前記厨芥を排出する排出部を下部に備える筐体と、前記投入部を開閉する蓋体と、前記筐体の内部において前記厨芥を粉砕する粉砕機構と、前記粉砕機構よりも上部において前記筐体の内部に給水する給水部と、を備え、前記給水部は、前記筐体の内部に開口する開口部に向けて上り勾配となる給水経路を有する、ディスポーザである。
本発明の第1の態様に係るディスポーザは、厨芥を粉砕処理するための給水を行う給水部において、筐体の内部に開口する開口部に向けて上り勾配となる給水経路が形成されている。このため、給水部から給水される水は、開口部よりも上方において筐体の内側面に放出されて跳ね返ることにより、筐体の投入部を閉じる蓋体の底面に導かれる。これにより、本発明の第1の態様に係るディスポーザによれば、筐体の内部における開口部よりも上方に対して洗浄水を兼ねた給水が可能になるため、粉砕処理により粉砕室の上部や蓋体の底面に飛散した厨芥を自動的に洗浄することができる。
<本発明の第2の態様>
本発明の第2の態様は、上記した本発明の第1の態様において、前記給水部は、前記給水経路の底部から前記筐体の内部に向けて水平又は下り勾配となる連通路を有する、ディスポーザである。
本発明の第2の態様に係るディスポーザは、厨芥を粉砕処理するための給水を行う給水部において、連通路を介して給水経路の底部の水を筐体の内部に向けて排出することができるため、給水経路の勾配に拘らず給水部の内部における水の残留を防止することができる。
<本発明の第3の態様>
本発明の第3の態様は、上記した本発明の第1又は2の態様において、前記筐体は、前記開口部が設けられる第1部分筐体、及び前記第1部分筐体よりも水平断面積が小さく且つ前記第1部分筐体よりも上部に設けられる第2部分筐体を含み、前記給水部は、前記第2部分筐体に向けて給水する方向で前記給水経路が設けられている、ディスポーザである。
本発明の第3の態様に係るディスポーザは、筐体を構成する第1部分筐体と第2部分筐体との間に鉛直方向の段差がある場合に、当該段差よりも上方に向けて給水できるよう給水経路が設けられている。これにより、本発明の第3の態様に係るディスポーザによれば、当該段差で筐体内部の洗浄動作が妨げられる虞を低減することができる。
本発明によれば、粉砕処理により飛散した厨芥を自動的に洗浄するディスポーザを提供することができる。
本発明に係るディスポーザが適用された排水システムを示す全体構成図である。 本発明に係るディスポーザの内部構造を模式的に示す断面図である。 本発明に係るディスポーザの制御手順を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、本発明は以下に説明する内容に限定されるものではなく、その要旨を変更しない範囲において任意に変更して実施することが可能である。また、実施の形態の説明に用いる図面は、いずれも構成部材を模式的に示すものであって、理解を深めるべく部分的な強調、拡大、縮小、または省略などを行っており、構成部材の縮尺や形状等を正確に表すものとはなっていない場合がある。
図1は、本発明に係るディスポーザ5が適用された排水システム1を示す全体構成図である。本発明に係る排水システム1は、厨芥を粉砕処理して水道水と共に排出処理可能な台所の流し台であり、例えばマンション等の集合住宅の各住居で用いられる。本実施形態においては、排水システム1は、水道管2、水道蛇口3、シンク4、ディスポーザ5、排水管6、及び給水制御部7を備える。
より具体的には、排水システム1は、ユーザがシンク4において調理や食器洗いを行うための水道水を、水道管2を介して水道蛇口3から供給する。また、排水システム1は、シンク4の下側に連結されたディスポーザ5へ厨芥が投入されることにより、詳細を後述するようにディスポーザ5が厨芥を粉砕処理し、排水管6を介して水道水と共に厨芥を排出する。
ここで、ディスポーザ5は、上部に設けられた投入部PINにおいてシンク4と連結されると共に、下部に設けられた排出部POUTにおいて排水管6に接続されている。そして、ディスポーザ5は、水道管2から分岐した流路上に設けられる給水制御部7を介して、厨芥の排出に必要となる水が、シンク4を経由することなく直接給水される。
続いて、上記のディスポーザ5の構成をより詳細に説明する。図2は、本発明に係るディスポーザ5の内部構造を模式的に示す断面図である。ディスポーザ5は、筐体10、「蓋体」としての蓋スイッチ20、粉砕機構30、制御部40、及び給水部50を備える。
筐体10は、厨芥が投入される投入部PINを上部に備え、当該投入部PINにおいてシンク4の排水口に接続される。また、筐体10は、厨芥を排出する排出部POUTを下部に備え、当該排出部POUTにおいて排水管6に接続される。そして、本実施形態に係る筐体10は、投入部PINから排出部POUTにかけて、連結筐体11、「第2部分筐体」としてのゴムブーツ12、「第1部分筐体」としての上側ケーシング13、及び下側ケーシング14を含み、厨芥を粉砕処理するための内部空間が形成されている。
連結筐体11は、略円筒形状の金属部材で形成され、シンク4の排水口に連結されることにより投入部PINを構成する。
ゴムブーツ12は、水平断面が略円形に形成されたゴム材料からなり、連結筐体11と上側ケーシング13との間に介在して互いを接続する。ここで、ゴムブーツ12は、筐体外への漏水を防止できるよう連結筐体11と上側ケーシング13との連結部を密閉すると共に、弾性材料から形成されていることによりディスポーザ5の稼働に伴う振動をシンク4に伝搬させないよう構成されている。
上側ケーシング13は、本実施形態においては、円形の水平断面を段階的に有する筒状の金属部材で形成され、後述する粉砕機構30により粉砕される前の厨芥が蓄えられる空間を形成する。
下側ケーシング14は、本実施形態においては、有底円筒状の金属部材で形成され、下部側面に形成された排出部POUTにおいて排水管6に連結されている。
蓋スイッチ20は、筐体10の投入部PINを開閉することができるよう筐体10から取り外し可能に構成されている。また、蓋スイッチ20は、ディスポーザ5を稼働させるためのスイッチを兼ねており、ユーザが厨芥を投入部PINから投入した後、投入部PINを閉じるように嵌め込みつつ水平面内で所定の向きに合わせる操作を行うことにより、筐体10の内部において粉砕処理が開始される。これにより、蓋スイッチ20は、筐体10の内部における厨芥が投入部PINから飛び出さないように閉鎖できると共に、例えば筐体10にユーザの手が挿入された状態でディスポーザ5が稼働しないようにすることができる。
粉砕機構30は、厨芥が排出部POUTよりも下流の流路において詰まりを生じさせないよう、筐体10に投入された厨芥を十分小さく粉砕する機構であり、モータ31、回転板32、ハンマー33、固定歯34、及びインペラ35を含む。
モータ31は、厨芥を粉砕処理するための回転動力を発生させる動力源であり、本実施形態においては筐体10の下方に配置されている。そして、モータ31は、筐体10の底面において筐体10を貫通するように設けられた回転軸を介して、筐体10の内部に当該回転動力を伝達する。
回転板32は、水平面に平行となるように筐体10の内部に設けられた円盤状の部材であり、平面視した場合の直径が筐体10の内側面の直径よりも小さく形成されている。また、回転板32は、筐体10の底面を貫通する回転軸を介してモータ31に連結されることにより、モータ31の回転と連動して回転駆動される。そして、筐体10の内部空間は、回転板32を境界として、上流側の粉砕室Rと下流側の排出室Rとに分けられている。
ハンマー33は、回転板32の上流側の面における縁部分に複数設けられ、回転板32と共に回転することにより、導入された厨芥を放射方向に向けて押し付ける。
固定歯34は、筐体10の内側面に環状に設けられる金属部材であり、中心方向を向く複数の歯が回転板32を囲むように列設されている。これにより、粉砕室Rに導入される厨芥は、ハンマー33と固定歯34との間で粉砕されながら、両者の隙間を通して水道水と共に排出室Rへと送り出される。
インペラ35は、回転板32の下流側の面に設けられ、回転板32と共に回転することにより、排出室Rへ送り出される粉砕後の厨芥及び水道水を排出部POUTから排出する羽根車である。
制御部40は、例えば公知のマイコン制御回路からなり、ディスポーザ5の動作を制御する。より具体的には、制御部40は、蓋スイッチ20が投入部PINに嵌め込まれてディスポーザ5を稼動させる操作が行われた場合に、給水制御部7を制御することにより給水部50から筐体10へ給水させると共に、モータ31を駆動することにより粉砕室Rにおいて厨芥の粉砕処理を実行させる制御を行う。
図3は、本発明に係るディスポーザ5の制御手順を示すタイミングチャートである。より詳しくは、図3は、ディスポーザ5の稼動期間において、制御部40がモータ31及び給水制御部7を制御するタイミングの一例を示すタイミングチャートである。
タイミングT0において蓋スイッチ20による稼動操作が行われた場合、制御部40は、給水制御部7に対する制御により給水部50を介した筐体10への給水を開始する。このとき、モータ31の回転は直ちには開始されず、約5秒間かけて厨芥の粉砕処理に必要な所定量の水道水を筐体10の内部に貯留させる。
また、筐体10の内部に所定量の水道水が貯留されたタイミングT1において、制御部40は、モータ31の回転駆動を断続的に繰り返すことにより段階的に厨芥を粉砕処理する制御を行う。
そして、制御部40は、モータ31の断続制御により厨芥をある程度粉砕した後、タイミングT2においてモータ31を連続駆動させる制御に切り替えることにより、モータ31の回転を停止させるタイミングT3までの期間において、全ての厨芥を排出室Rに送り出すことができる程度にまで粉砕する制御を行う。
さらに、制御部40は、モータ31の回転を停止してからタイミングT4までの約10秒間の期間に亘り給水部50からの給水を継続することで、蓋スイッチ20の蓋底面21や、筐体10の内側面、及び粉砕機構30に付着した粉砕処理に伴う厨芥の残渣を洗浄する。これらの一連の制御により、制御部40は、ディスポーザ5における厨芥の粉砕処理とディスポーザ5の洗浄処理とを約1分間で行う。
ここで、図2に戻り、給水部50の構造についてより詳細に説明する。給水部50は、筐体10の側面から接続され、水道管2及び給水制御部7を介して供給される水道水を筐体10の内部に導入するための流路を構成する。また、給水部50は、筐体10の側面における粉砕機構30よりも上部において、筐体10の内部に開口する開口面としての開口部Oが形成され、開口部Oに向けて上り勾配となる給水経路51を有する。これにより、給水部50は、開口部Oから筐体10の内部へ供給される水道水が、水平方向よりも上方に向けて放出されることになる。
ここで、本実施形態における筐体10は、開口部Oが形成される上側ケーシング13と比較してゴムブーツ12の水平断面積が小さく形成されている。そして、給水部50は、開口部Oから筐体10の内部へ供給される水道水が図2の矢印A1で示される方向に放出されるよう給水経路51の方向が設定されている。
そして、筐体10の内部へ放出された水道水は、筐体10の内側面、すなわち、本実施形態においてはゴムブーツ12の内側面において周囲に跳ね返ることにより、その一部が矢印A2で示されるように蓋スイッチ20の蓋底面21に向かうことになる。これにより、ディスポーザ5は、粉砕機構30における粉砕処理により跳ね上がった厨芥が、例えば粉砕室Rの上部、すなわち本実施形態においてはゴムブーツ12の内側面や、蓋スイッチ20の蓋底面21に付着したとしても、給水される水道水によりこれらの部分を洗浄することができるため、生ごみ残渣が生じる虞を低減することができる。
尚、本実施形態においては、図2の矢印A1で示される給水軌道が、筐体10の円筒中心を通るように給水経路51を設ける構成として例示しているが、給水経路51の流路断面積に伴ってある程度の幅をもって給水されることから、筐体10の内側面で跳ね返った水の一部は、筐体10の内側面における周方向に沿って水平方向にも導かれることになる。
また、ディスポーザ5の稼働中においては、給水部50からの給水により粉砕室Rの下部、つまり上側ケーシング13の内側面と回転板32の上流側の面とで形成される空間において、水道水が徐々に貯留されることになる。このとき、粉砕室Rに貯留される水道水には、一体となって回転する回転板32及びハンマー33の影響により、上側ケーシング13の内側面における周方向に沿って水流が形成される。このため、筐体10の内側面のうち開口部Oより下側の部分についても、給水される水道水により洗浄されることになるため、生ごみ残渣が生じる虞を低減することができる。
さらに、給水部50は、給水経路51の底部Bから筐体10の内部に向けて水平又は下り勾配となる「連通路」としてのドレン穴52が形成されている。これにより給水部50は、給水経路51の勾配に伴い内部に残留する水道水を、ドレン穴52を介して粉砕室Rに排出することができる。
以上のように、本発明に係るディスポーザ5は、厨芥を粉砕処理するための給水を行う給水部50において、筐体10の内部に開口する開口部Oに向けて上り勾配となる給水経路51が形成されている。これにより、給水部50から給水される水は、開口部Oよりも上方において筐体10の内側面に放出されて跳ね返ることにより、筐体10の投入部PINを閉じる蓋スイッチ20の蓋底面21に導かれる。このように本発明に係るディスポーザ5によれば、筐体10の内部における開口部Oよりも上方に対して洗浄水を兼ねた給水が可能になるため、粉砕処理により飛散した厨芥を自動的に洗浄することができる。
また、本発明に係るディスポーザ5は、厨芥を粉砕処理するための給水を行う給水部50において、給水経路51の底部Bから筐体10の内部に向けて水平又は下り勾配となるドレン穴を有することから、給水経路51の勾配に拘らず、給水部50の内部における水の残留を防止することができる。
さらに、本実施形態におけるディスポーザ5の筐体10は、必須の構成ではないものの、開口部Oが設けられる上側ケーシング13、及び上側ケーシング13よりも水平断面積が小さく且つ上側ケーシング13よりも上部に設けられるゴムブーツ12を含んでいる。そして、本発明に係るディスポーザ5は、このように筐体10に鉛直方向の段差がある場合であっても、当該段差よりも上方に向けて給水できるよう給水経路51が設けられていることにより、当該段差で洗浄動作が妨げられる虞を低減することができる。
以上で、本発明に係るディスポーザの実施形態についての説明を終えるが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば上記の実施形態では、開口部Oからの給水軌道が、筐体10の円筒中心を通るように給水経路51を設ける構成を例示したが、鉛直方向から見た場合の給水軌道が筐体10の内側面に沿う角度となるように給水経路51を設けてもよい。この場合、開口部Oから放出された水道水が筐体10の内側面に沿ってらせん状に上昇する水流を形成することで、洗浄力の向上を図ることができると共に、洗浄可能な範囲を拡大することができる。
また、上記の実施形態では、厨芥の排出に必要となる水が、シンク4を経由することなく筐体10の内部へ直接給水されている構成を例示したが、蓋スイッチ20に間隙を設けることでシンク4からディスポーザ5への水の流入を可能としてもよい。この場合、ディスポーザ5の稼働中においてもシンク4から排水することができる。
さらに、上記の実施形態では、連結筐体11、上側ケーシング13、及び下側ケーシング14が全て金属部材からなる構成を例示したが、これらはいずれも金属部材である必要はなく、例えば樹脂部材を用いても構わない。
1 排水システム
2 水道管
3 水道蛇口
4 シンク
5 ディスポーザ
6 排水管
7 給水制御部
10 筐体
11 連結筐体
12 ゴムブーツ
13 上側ケーシング
14 下側ケーシング
20 蓋スイッチ
21 蓋底面
30 粉砕機構
31 モータ
32 回転板
33 ハンマー
34 固定歯
35 インペラ
40 制御部
50 給水部
51 給水経路
52 ドレン穴
IN 投入部
OUT 排出部
粉砕室
排出室
B 底部

Claims (3)

  1. 厨芥が投入される投入部を上部に備えると共に、前記厨芥を排出する排出部を下部に備える筐体と、
    前記投入部を開閉する蓋体と、
    前記筐体の内部において前記厨芥を粉砕する粉砕機構と、
    前記粉砕機構よりも上部において前記筐体の内部に給水する給水部と、を備え、
    前記給水部は、前記筐体の内部に開口する開口部に向けて上り勾配となる給水経路を有する、ディスポーザ。
  2. 前記給水部は、前記給水経路の底部から前記筐体の内部に向けて水平又は下り勾配となる連通路を有する、請求項1に記載のディスポーザ。
  3. 前記筐体は、前記開口部が設けられる第1部分筐体、及び前記第1部分筐体よりも水平断面積が小さく且つ前記第1部分筐体よりも上部に設けられる第2部分筐体を含み、
    前記給水部は、前記第2部分筐体に向けて給水する方向で前記給水経路が設けられている、請求項1又は2に記載のディスポーザ。
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