JP2020119196A - 中継システム、方法、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】不要にリクエストを転送することなくレスポンスを生成すること。また、リクエストに応じたデータが存在しない場合もデータが存在しない理由によって適切な応答をクライアントに返却すること。【解決手段】中継装置132は、デバイス情報提供システム131からのリクエストで指定されるネットワークデバイスの登録が確認され(S707でYes)、且つ、情報収集に関連する特定の機能があることが確認された場合(S710でYes)、該リクエストをリージョンごとに設けられた稼動監視システム133のいずれかに転送する(S713)。また、該ネットワークデバイスの登録が確認されなかった(S707でNo)、又は、前記特定の機能があることが確認されなかった場合(S713でNo)、該リクエストを転送することなく、デバイス情報提供システム131に適切なコードを含む応答を通知する(S708、S711)。【選択図】図7

Description

本発明は、複数のシステムが連携する際に、一方のシステムが他方のシステムから情報を取得する場合のリクエストの振り分けを行う中継システム、方法、及びプログラムに関する。
画像形成装置のカウンタ情報や発生したエラー情報などを取り扱うインターネット上のサービス(システム)が複数存在する場合について考える。
各システムにおいて、物理的にどの場所(国、地域)のデータセンターにシステムを配置するかは、各システムが重視するものによって異なる。例えば、データセンターの利用料金やインフラの構築コストなどを重視した場合はデータセンターを1箇所(例えば日本など)に集約することで、これらを削減することができる。一方、システムへのアクセス速度を重視した場合は、データセンターを複数箇所(例えば日本、欧州、米州)に配置し、各サービスの利用者を物理的に近いデータセンターにアクセスさせることで、レイテンシーを小さくすることができる。
なお、画像形成装置の識別子が各システムによって異なる可能性がある。例えば、販売会社が自身のテナント配下の画像形成装置のみを管理・閲覧するシステムの場合は、画像形成装置のシリアル番号を識別子とすればよい。一方、テナントの移動などによって、画像形成装置の所属テナントが変更になった場合に、同一シリアル番号であっても移動前と移動後で画像形成装置を区別して管理したい場合も考えられる。その場合は、画像形成装置をテナント配下に登録した際にID(デバイスID)を発行し、デバイスIDを識別子として利用する必要がある。
このように、データセンターのリージョン構成、画像形成装置の識別子に差異がある、複数のシステムA、システムBを想定する。システムAは、データセンターが1箇所(日本)のシステムであり、識別子がシリアル番号であるとする。一方、システムBは、データセンターが3箇所(日本、欧州、米州)のシステムであり、識別子が前述のデバイスIDであるとする。
システムAがシステムBから同一画像形成装置の情報を取得する場合を考える。例えば、特定の画像形成装置で発生したエラーのエラーコード、エラー原因となった部品名がそれぞれ別のシステムA、システムBに送信されている構成において、システムA上でエラーコードと部品名を紐づけて表示したいような場合である。
このとき、システムBの前段に中継サーバーを設け、中継サーバーがリージョン構成及び識別子の差異を解決し、システムAから送信されたリクエストをシステムBに転送することで、システムBから対応するエラー箇所の情報を取得することができる。
特許文献1は、リクエストを処理する第1の処理システムと第2の処理システムに対してリクエストを振り分ける振り分けシステムに関する。この振り分けシステムでは、ネットワークシステムに属する複数の利用者のうち一部の利用者を示す情報に基づき、処理するシステムを決定する。
特開2016―218530号公報
中継サーバーがシステムAからのリクエストをそのままシステムBに転送する構成にすると、例えば以下のような2つの課題が発生する。
1つ目の課題は、リクエストを転送する必要なくシステムBに対応するデータが存在しないと判断できる場合にも、不要にシステムBを呼び出してしまう点である。例えば、システムBにデバイス登録されていない場合や、対象の画像形成装置がシステムBに対象データを送信する能力がない場合である。ここで、「対象データを送信する能力がない」とは、エラー箇所を特定するハードウェアないしはソフトウェア的な機構が対象の画像形成装置に備わっていない場合などである。
2つ目の課題2は、システムBにデータが存在しない場合に、システムBはデータが存在しない理由を切り分けられず、適切なコードをシステムAに返却できない点である。例えば、システムBにデバイス登録されていないからデータが存在しないのか、登録されているがデータが送信されてきていないだけなのか、システムBが判断することはできない。システムBが適切なコードをシステムAに返却できないと、システムAはデータが存在しない理由によって、画面表示を切り替えることができない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明は、不要にリクエストを転送することなくレスポンスを生成し、また、リクエストに応じたデータが存在しない場合もデータが存在しない理由によって適切な応答をクライアントに返却することができる仕組みを提供することを目的とするものである。
本発明は、第1システムからのリクエストを、それぞれ異なるネットワークデバイスから収集した情報を管理すべき第2システム及び第3システムのいずれかに転送するための中継システムであって、前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの登録状況の確認に係る第1判定と、前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの情報収集に関連する特定の機能の有無に係る第2判定を実行する実行手段と、前記第1判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの登録が確認され、且つ、前記第2判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスが前記特定の機能を有することが確認された場合、前記第2システム及び前記第3システムのいずれかに前記リクエストを転送する転送手段と、前記第1判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの登録が確認されなかった、又は、前記第2判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスが前記特定の機能を有することが確認されなかった場合、前記リクエストを前記第2システム及び前記第3システムのいずれにも転送することなく、前記第1システムに、所定のコードを含む応答を通知する通知手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、不要にリクエストを転送することなくレスポンスを生成することができる。また、リクエストに応じたデータが存在しない場合もデータが存在しない理由によって適切な応答をクライアントに返却することができる。この結果、クライアントでは、リクエストに応じたデータが存在しない理由によって処理を変更することができる。
本実施形態のシステムの全体構成を例示する図。 本実施形態のシステムを構成する情報処理装置のハードウェア構成図。 デバイス情報提供システムのソフトウェア構成図。 中継装置のソフトウェア構成図。 稼働監視システムのソフトウェア構成図。 デバイス管理システムのソフトウェア構成図。 第1実施形態におけるデバイス情報提供システムが中継装置の中継により稼働監視システムからデータを取得する処理のフローチャート。 第1実施形態における各装置間のリクエスト、レスポンスに含まれるパラメータを例示する図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態の一例を示すシステムの全体構成を例示する図である。
図1に示すように、デバイス情報提供システム131、中継装置132、稼働監視システム133、デバイス管理システム134、画像形成装置121〜124、クライアント端末110がネットワーク102〜104を介して接続されている。
ネットワーク102〜104は、インターネット等のネットワークである。ネットワーク102〜104は、例えばLAN、WAN、電話回線、専用デジタル回線、ATMやフレームリレー回線、ケーブルテレビ回線、データ放送用無線回線等のいずれであり、又はこれらの組み合わせにより実現される、いわゆる通信ネットワークである。ネットワーク102〜104は、データの送受信が可能であればよい。本実施形態では、ネットワーク102〜104はインターネットであり、例えば日本、欧州、米州など地理的に離れたネットワークである。例えば、ネットワーク102は日本、ネットワーク103は欧州、ネットワーク104は米州のネットワークである。
デバイス情報提供システム131、中継装置132、稼働監視システム133、デバイス管理システム134は、サーバーコンピュータ上にて実現される。
デバイス情報提供システム131は、ネットワーク102〜104に存在する画像形成装置121〜124から収集した印刷枚数などの各種カウンタ情報やエラーなどのイベント情報、部品の消耗度等のデータを保持する。
稼働監視システム133は、自身が所属する同一ネットワーク102〜104に存在する画像形成装置121〜124にて発生したエラーの原因情報や、部品の消耗度等のデータを保持する。
画像形成装置121〜124は、データ種別によってデバイス情報提供システム131、稼働監視システム133の両方、もしくは一方にのみデータを送信する。従って、デバイス情報提供システム131、稼働監視システム133は同一のデータを保持してもよいし、片方のシステムにしか存在しないデータを保持してもよい。
デバイス情報提供システム131は、稼働監視システム133と連携することで、デバイス情報提供システム131及び稼働監視システム133の2つのシステムに保存されているデータを関連づけて表示する機能を持つ。例えば、デバイス情報提供システム131は、デバイス情報提供システム131内に保存されているエラーコードと、稼働監視システム133内に保存されているエラー箇所情報とを関連づけて表示する機能を持つ。エラーコードとは、画像形成装置121〜124で発生したエラー内容を表すコードである。また、エラー箇所とは、エラーの原因となった部品を表すコードである。
本実施形態では、上述のエラーコードとエラー箇所とを関連付けて表示する例を中心に説明するが、これに限定されるものではない。その他、例えば、デバイス情報提供システム131は、デバイス情報提供システム131内の部品カウンタと、稼働監視システム133内の部品消耗度情報を関連付けて表示する機能も有する。ここで、部品カウンタ情報とは、部品が交換されてから何枚印刷されたかを表す情報である。また、部品消耗度情報は、ドラムの膜圧等、センサーで測定されるデータやユーザの利用環境などを考慮して算出される値などである。さらに、デバイス情報提供システム131は、印刷枚数などの各種カウンタ情報などのデバイス情報提供システム131に保存されている情報のみを利用した画面を提供する機能を有する。
中継装置132は、デバイス情報提供システム131からのリクエストを、それぞれ異なるネットワークデバイス(画像形成装置)から収集した情報を管理する複数の稼動監視システム133のいずれかに転送するための中継システムを実現する。より具体的には、中継装置132は、デバイス情報提供システム131からリクエストを受け付け、適切なネットワーク102〜104すなわち適切なリージョンに存在する稼働監視システム133にリクエストを転送する。なお、上記リクエストは、デバイス情報提供システム131が稼動監視システム133からデータを取得するためのリクエストに対応する。
デバイス管理システム134は、画像形成装置121〜124がどのリージョンに存在するかなどの各画像形成装置121〜124の属性情報を管理する。
なお、デバイス情報提供システム131、中継装置132、稼働監視システム133、デバイス管理システム134等のそれぞれの機能は、単体のサーバー又は単体の仮想サーバーによって実現してもよい。また、これらの機能は、複数のサーバー又は複数の仮想サーバーによって実現してもよいし、複数の仮想サーバーが単体のサーバー上で実行される構成でもよい。例えば、これらの1部又は全てが、クラウドサービスを用いて実現されるものでもよい。例えば、デバイス情報提供システム131をネットワーク102に設置されたサーバーマシン上に構築し、各稼動監視システム133をそれぞれクラウドサービス上に構築する構成でもよい。なお、本システムの管理対象は、画像形成装置に限定されるものではなく、ネットワークカメラ、ネットワーク家電、ナビゲーションシステム等の各種ネットワークデバイスであってもよい。
なお、本システムは、現状サービスにより、ネットワークデバイスの保守を行うウェブサイト(サービスポータル)を提供している状態で、新サービス基盤上の新たなサービスが導入された場合等にも有効である。新たなサービスでは、旧サービスでは収集していない、新たな保守向けの情報を収集、管理する。本システムでは、旧サービスがサービスポータルで新たなサービスで収集される情報を提供するために、新たなサービスからそれらの情報を取得する場合の適切なエラー処理を実現することができる。なお、詳細は後述する。
図2は、デバイス情報提供システム131、中継装置132、稼働監視システム133、デバイス管理システム134、クライアント端末110を実現可能な情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。
図2において、CPU(Central Processing Unit)202は、装置全体の制御を行う。CPU202は、HDD205等に格納されているアプリケーションプログラム、OS等を実行し、RAM203にプログラムの実行に必要な情報、ファイル等を一時的に格納する制御を行う。
ROM(Read Only Memory)204は、内部に基本I/Oプログラム等の各種データを記憶する。RAM(Randam Access Memory)203は、CPU202の主メモリ、ワークエリア等として機能する。HDD(Hard Disc Drive)205は、外部記憶装置の一つであり、大容量メモリとして機能し、Webブラウザ等のアプリケーションプログラム、サービスサーバー群のプログラム、OS、関連プログラム等を格納している。なお、HDDの代わりに又は併用してSSD(Solid State Drive)等の他の記憶装置を備える構成でもよい。
ディスプレイ206は表示部であり、キーボード207等から入力したコマンドや各種情報を表示する。キーボード207は、指示入力部であり、マウス等のポインティングデバイスを備えていてもよい。インターフェース208は外部装置I/Fであり、プリンタ、USB機器、周辺機器を接続可能である。NIC(Network Interface Card)209は、該インターフェース209、ネットワーク102〜104を介して外部装置とのデータのやり取りを行う。システムバス201は、装置内におけるデータの流れを司るものである。
なお、上記コンピュータの構成は一例であり、図2の構成例に限定されるものではない。例えば、データやプログラムの格納先は、その特徴に応じてROM204、RAM203、HDD205などで変更することも可能である。
デバイス情報提供システム131の場合、CPU202がHDD205等に記憶されるプログラムに基づき処理を実行することにより、図3で後述するようなソフトウェア構成を実現し、図7で後述するようなフローチャートの各ステップの処理が実現される。
また、中継装置132の場合、CPU202がHDD205等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより、図4で後述するようなソフトウェア構成を実現し、図7で後述するようなフローチャートの各ステップの処理が実現される。
また、稼働監視システム133の場合、CPU202がHDD205等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより、図5で後述するようなソフトウェア構成を実現し、図7で後述するようなフローチャートの各ステップの処理が実現される。
また、デバイス管理システム134の場合、CPU202がHDD205等に記憶されるプログラムに基づき処理を実行することにより、図6で後述するようなソフトウェア構成を実現し、図7で後述するようなフローチャートの各ステップの処理が実現される。
なお、クライアント端末110の場合、デスクトップパソコン、ノートパソコン、モバイルパソコン、PDA(パーソナルデータアシスタント)等や、プログラム実行環境が内蔵された携帯電話であってもよい。クライアント端末110は、ブラウザ211(Webブラウザ、インターネットブラウザ、WWWブラウザ、World Wide Webの利用に供するブラウザ)等のプログラムの実行環境が実現されている。クライアント端末110のCPU202がHDD205に記憶されているブラウザプログラムに基づき処理を実行することによって、ブラウザ211の機能を実現する。
続いて、図3を用いて、デバイス情報提供システム131について説明する。
図3は、デバイス情報提供システム131の本実施形態に関わるソフトウェア機能を抜粋して例示する図である。なお、図3に示す301〜304はソフトウェアの構成要素を示し、デバイス情報提供システム131のHDD205等にプログラムとして保存されており、実行時にRAM203に展開され、CPU202によって実行されることにより機能する。
デバイス情報提供システム131は、ソフトウェアとして、リクエスト受付部301、画面生成部302、デバイス情報管理部303、関連情報問合せ部304等を有する。
リクエスト受付部301は、クライアント端末110上で実行されるブラウザ211から画面生成要求を受け付け、画面生成部302で生成した画面を返却する。
画面生成部302は、デバイス情報管理部303と関連情報問合せ部304とから情報を取得し、該取得した情報を利用して画面を生成する。
表1に、デバイス情報管理部303で記憶管理されるデータの中で、画像形成装置121〜124で発生したエラーに関するデータの一例を示す。なお、表1は一例であり、デバイス情報管理部303で記憶管理されるデータは表1に記載されるデータに限定されるものではない。
表1において、シリアルNo列は、画像形成装置121〜124を一意に特定するID(識別子)である。エラーID列は、シリアルNoで特定される画像形成装置121〜124内で発生したエラーを一意に特定するIDである。発生時刻列は、エラーが発生した時刻である。エラーコードは、エラーの種別を表すコードであり、例えば「E001−0000」は定着温度異常、「E002−0001」はドラム帯電異常などを表す。
表1に示すデータは、シリアルNo列で表される画像形成装置において、エラーコード列で表される障害が、発生時刻列の時間に発生したことを表す。
関連情報問合せ部304は、画面生成部302からの要求に応じて、中継装置132を介して、データ取得要求を稼働監視システム133に送信し、稼働監視システム133からデータ取得応答を得て、画面生成部302に応答する。例えば、画面生成部302で生成する画面がエラー情報を表示する画面の場合、前記データ取得要求は後述する図8のエラー箇所取得要求801に対応し、前記データ取得応答は図8のエラー箇所取得応答803に対応する。エラー箇所取得要求801、エラー箇所取得応答803の詳細な説明は図8で後述する。
なお、画面生成部302は、画面生成のための情報のみを生成し、クライアントが返却されたデータを用いてJavaScript(登録商標)などにより画面を生成してもよい。
続いて、図4を用いて、中継装置132について説明する。
図4は、中継装置132の本実施形態に関わるソフトウェア機能を抜粋して例示する図である。なお、図4に示す401〜406はソフトウェアの構成要素を示し、中継装置132のHDD205等にプログラムとして保存されており、実行時にRAM203に展開され、CPU202によって実行されることにより機能する。
中継装置132は、ソフトウェアとして、リクエスト受付部401、リクエスト転送部402、転送判断部403、応答生成部404、機種能力管理部405、デバイス登録情報問合せ部406を有する。
リクエスト受付部401は、関連情報問合せ部304からデータ取得要求を受け付け、該要求を応答生成部404に渡し、応答生成部404で生成された応答を返却する。
応答生成部404は、転送判断部403に対して、データ取得要求を稼働監視システム133に転送する必要があるかどうかの判断を依頼する。応答生成部404は、は、転送判断部403での判断に応じて、リクエスト転送部402に対して、稼働監視システム133に対してデータ取得要求の転送を依頼する。そして、応答生成部404は、稼働監視システム133からデータを取得し、該データを用いて応答を生成する。
転送判断部403は、デバイス登録情報問合せ部406に対して、データ取得要求に対応する画像形成装置のデバイス情報の取得を要求する。また、転送判断部403は、機種能力管理部405に対して、データ取得要求に対応する画像形成装置が画像形成装置の情報収集に関連する特定の機能を有するかどうかの情報を要求する。さらに、転送判断部403は、機種能力管理部405、デバイス登録情報問合せ部406から取得した情報を基に、リクエスト受付部401で受けたデータ取得要求を稼働監視システム133に転送する必要があるかどうかを判断する。なお、転送判断部403が転送の要・不要を判断する処理については、図7のフローチャートとともに後述する。
デバイス登録情報問合せ部406は、転送判断部403からの要求に応じて、デバイス管理システム134に問い合わせを行い、デバイス管理システム134から、対象の画像形成装置のデバイス情報を取得する。
機種能力管理部405は、転送判断部403からの要求に応じて、以下の表2の情報を基に、対象の画像形成装置が特定の機能を有するかどうかを判定する。
表2に、機種能力管理部405で管理する情報の一例を示す。
表2において、機種名列は、画像形成装置121〜124の機種名を表す。エラー箇所特定機能列は、機種名列で表される機種がエラー箇所特定機能を持っているかどうかを表す。消耗度算出機能列は、機種名列で表される機種が消耗度算出機能を持っているかどうかを表す。
リクエスト転送部402は、転送判断部403によってデータ取得要求を転送する必要があると判断された場合に、応答生成部404からの依頼に応じて、稼働監視システム133に対してデータ取得要求を転送する。例えば、画面生成部302で生成する画面がエラー情報を表示する画面であれば、上記転送するデータ取得要求は、転送エラー箇所取得要求802である。転送エラー箇所取得要求802の詳細な説明は後述する。
続いて、図5を用いて、稼働監視システム133について説明する。
図5は、稼働監視システム133の本実施形態に関わるソフトウェア機能を抜粋して例示する図である。なお、図5に示す501〜502はソフトウェアの構成要素を示し、稼働監視システム133のHDD205等にプログラムとして保存されており、実行時にRAM203に展開され、CPU202によって実行されることにより機能する。
図5に示すように、稼働監視システム133は、ソフトウェアとして、リクエスト受付部501、デバイス関連情報管理部502を有する。
リクエスト受付部501は、リクエスト転送部402から転送されたデータ取得要求を受け付け、デバイス関連情報管理部502で管理する情報の中から対応するデータを取得して返却する。
表3に、デバイス関連情報管理部502で記憶管理するデータの中で、エラー箇所に関連する情報を示す。なお、表3は一例であり、デバイス関連情報管理部502で記憶管理されるデータは表3に限定されるものではない。
表3において、シリアルNo列、発生時刻列、エラーコード列は、表1の同名の列と同じ情報である。
デバイスID列は、稼働監視システム133内で、画像形成装置121〜124を一意に識別するためのIDである。デバイスID発行の詳細な処理は割愛するが、画像形成装置121〜124が稼働監視システム133に接続するための登録処理の中で、デバイスIDが発行され、後述のデバイス管理システム134に登録される。
エラー箇所列は、エラーコード列で表されるエラーの原因になった部品を表すコードである。
デバイス関連情報管理部502は、リクエスト転送部402から転送されたデータ取得要求から、対応するデータを特定する。リクエスト転送部402から転送されたデータ取得要求が、転送エラー箇所取得要求802(図8)であった場合は、表3から返却すべきエラー箇所を特定して応答する。画像形成装置121〜124は、同一ネットワーク上、すなわち同一リージョンに存在する稼働監視システム133にデータを送信するため、表3に存在するのは同一リージョン内の画像形成装置121〜124に限られる。例えば、ネットワーク103に存在する稼働監視システム133には、エラー箇所情報に関して画像形成装置121、122のデータのみ存在する。
続いて、図6を用いて、デバイス管理システム134について説明する。
図6は、デバイス管理システム134の本実施形態に関わるソフトウェア機能を抜粋して例示する図である。なお、図6に示す601〜602はソフトウェアの構成要素を示し、デバイス管理システム134のHDD205等にプログラムとして保存されており、実行時にRAM203に展開され、CPU202によって実行されることにより機能する。
図6に示すように、デバイス管理システム134は、ソフトウェアとして、リクエスト受付部601、デバイス情報保持部602を有する。
リクエスト受付部601は、デバイス登録情報問合せ部406からの要求に含まれるシリアルNoに応じて、デバイス情報保持部602から対応するデバイスの情報を取得し、返却する。
表4に、デバイス情報保持部602で記憶管理する情報を示す。なお、表4は一例であり、デバイス情報保持部602で記憶管理されるデータは表4に限定されるものではない。
表4において、シリアルNo列は、表1における同名の列と同じ情報である。
デバイスID列は、表1、表3における同名の列と同じ情報である。
登録日時列は、画像形成装置121〜124がデバイス管理システム134に登録された時刻、すなわち表4にレコードが登録された日時である。登録が複数行われた画像形成装置121〜124に対しては、シリアルNoが同じでデバイスID、登録日時が異なるレコードが存在する。例えば、シリアルNoが「BBB11111」の画像形成装置121〜124は、「2016/3/11」に登録された後、テナント移動などによって「2017/12/23」に再度登録されている。
所属リージョン列は、画像形成装置121〜124がどのリージョンに存在するか、すなわちネットワーク102〜104のどのネットワーク上に存在するかを表した情報である。
なお、デバイス管理システム134は、ネットワーク102〜104上に存在する全ての画像形成装置121〜124の情報を管理する。
以下、図7、図8を用いて、クライアント装置110で動作するブラウザ211上に、デバイス情報提供システム131内のデータと稼働監視システム133内のデータを関連付けた画面を生成する処理について説明する。
図7は、第1実施形態におけるデバイス情報提供システム131が中継装置132の中継により稼働監視システムからデータを取得する処理の一例を示すフローチャートである。なお、本フローチャートにおいて、クライアント端末110の処理は、クライアント端末110のCPU202がHDD205等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより実現される。デバイス情報提供システム131の処理は、デバイス情報提供システム131を構成するコンピュータのCPU202がHDD205等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより実現される。中継装置132の処理は、中継装置132を構成するコンピュータのCPU202がHDD205等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより実現される。稼働監視システム133の処理は、稼働監視システム133を構成するコンピュータのCPU202がHDD205等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより実現される。デバイス管理システム134の処理は、デバイス管理システム134を構成するコンピュータのCPU202がHDD205等に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することにより実現される。
なお、図7のフローチャートでは、表1で表されるエラー情報と、表3で表されるエラー箇所情報を関連付けて表示する例を説明するが、関連付けて表示する情報はこれに限定されるものではない。例えば、前述の通り、デバイス情報提供システム131内の部品カウンタと、稼働監視システム133内の部品消耗度情報を関連付けて表示するケースも同様のフローチャートで実現される。
図8は、第1実施形態における各装置間のリクエスト、レスポンスに含まれるパラメータの一例を示す図である。
ブラウザ211に対するユーザの画面操作等をトリガにして、ブラウザ211は、処理を開始する(S701)。なお、上記操作により、画像形成装置121〜124から特定の画像形成装置が指定される。
まずS702において、ブラウザ211は、上記特定の画像形成装置にて発生したエラーの詳細情報表示画面の生成要求を、デバイス情報提供システム131のリクエスト受付部301を介して画面生成部302に送信する。
画面生成部302は、S703において、デバイス情報管理部303から前記画面生成要求に含まれるシリアルNoに対応するエラーをデバイス情報管理部303から取得する。次にS704にて、画面生成部302は、S703でデバイス情報管理部303から取得したエラーに対して、関連情報問合せ部304、中継装置132のリクエスト受付部401を介して、応答生成部404にエラー箇所取得要求801を送信する。
図8(A)は、エラー箇所取得要求801に含まれるパラメータを例示する図である。
エラー箇所取得要求801において、シリアルNo811、エラー発生時刻813、エラーコード814は、それぞれ表1のシリアルNo列、発生時刻列、エラーコード列で管理される情報に対応する。機種名812はシリアルNo811から一意に特定される機種名である。
エラー箇所取得要求801に対して、応答生成部404は、エラー箇所取得応答803を生成する。
図8(C)は、エラー箇所取得応答803に含まれるパラメータを例示する図である。
エラー箇所取得応答803において、コード831は、応答の種別を表すコードである。詳細コード832は、コード831で表される応答を生成した理由を詳細に説明したコードであるが、空であってもよい。エラー箇所情報833は、表3のエラー箇所列の情報に相当する。エラー箇所が存在しない場合、エラー箇所情報833は空になる。
本実施形態では、コード831は、HTTPステータスコードとし、また詳細コード832、エラー箇所情報833は、HTTPのBodyに含まれるものとするが、その構成に限定されるものではない。
応答生成部404は、転送判断部403に対して、稼働監視システム133にエラー箇所取得要求801を転送する必要があるかどうかの判断を依頼する。
転送判断部403は、S705において、デバイス登録情報問合せ部406、デバイス管理システム134のリクエスト受付部601を介して、シリアルNo811に対応するデバイス情報をデバイス情報保持部602に要求する。
デバイス情報保持部602は、S706において、上記S705の要求に応じて、対応するデバイス情報を取得し、転送判断部403に応答する
次にS707にて、転送判断部403は、シリアルNo811に対応するデバイス情報がデバイス情報保持部602から取得できたか否か、すなわちデバイス管理システム134に対応するデバイス情報の登録状況を確認し、登録されているか否かを判定する。そして、シリアルNo811に対応するデバイス情報の登録がなかったと判定された場合(S707でNoの場合)、転送判断部403は、そのことを応答生成部404に応答する。該応答に応じて、応答生成部404は、S708に処理を進める。
S708において、応答生成部404は、コード831、詳細コード832にそれぞれデータ無し(HTTPステータスコードなら「404」(NotFound)、登録無しに相当するコードが入ったエラー箇所取得応答803を生成する。該応答生成部404が生成したエラー箇所取得応答803を、リクエスト受付部401が、関連情報問合せ部304に応答する。関連情報問合せ部304は、該応答を画面生成部302に渡す。
一方、上記S707にて、シリアルNo811に対応するデバイス情報の登録があったと判定された場合(S707でYesの場合)、応答生成部404は、S709に処理を進める。
S709において、転送判断部403は、該当する機種名812の画像形成装置の機能を機種能力管理部405で管理する表2の情報を基にチェックする。続いて、S710において、転送判断部403は、該当する機種名812の画像形成装置がエラー箇所特定機能を有するかどうかを判定する。そして、機能無しと判定した場合(S710でNoの場合)、転送判断部403は、そのことを応答生成部404に応答する。該応答に応じて、応答生成部404は、S711に処理を進める。
S711において、応答生成部404は、コード831、詳細コード832にそれぞれデータ無し(HTTPステータスコードなら「404」(NotFound)、機能無しに相当するコードが入ったエラー箇所取得応答803を生成する。該応答生成部404が生成したエラー箇所取得応答803を、リクエスト受付部401が、関連情報問合せ部304に応答する。関連情報問合せ部304は、該応答を画面生成部302に渡す。
なお、本フローチャートでは、リクエスト受付部401に対して送信された要求がエラー箇所取得要求801であったため、上記S709にて「エラー箇所特定機能」を有するかどうかを判定したが、前記リクエストの種別によって確認する機能は異なる。
一方、上記S710において、機能有りと判定した場合(S710でYesの場合)、転送判断部403は、上記S706にて取得したデバイス情報を、応答生成部404に応答する。該応答に応じて、応答生成部404は、リクエスト転送部402に対して、エラー箇所取得要求801及び上記S706にて取得したデバイス情報とともに、稼働監視システム133に対して、エラー箇所取得要求801の転送を依頼する。
リクエスト転送部402は、S712において、稼働監視システム133に対するリクエストURL、転送エラー箇所取得要求802を生成する。ここで、リクエストURLは表4の所属リージョンから一意に生成可能である。
図8(B)は、転送エラー箇所取得要求802に含まれるパラメータを例示する図である。
転送エラー箇所取得要求802において、エラー発生時刻822、エラーコード823は、エラー箇所取得要求801に含まれるものと同一の情報である。
デバイスID821は、表4のデバイスID列に相当する値である。
なお、シリアルNo811に対して複数のデバイスIDが存在する場合には、リクエスト転送部402は、登録日時が最も新しい画像形成装置の情報を基にリクエストURL及び転送エラー箇所取得要求802を生成する。
上記S712の処理によって、デバイス情報提供システム131と稼働監視システム133のリージョン構成、識別子の違いを吸収することができる。
次にS713において、リクエスト転送部402は、転送エラー箇所取得要求802を、リクエストURLが示す稼動監視システム133のリクエスト受付部501に送信する。転送エラー箇所取得要求802の受信に応じて、リクエスト受付部501は、S714において、該受信した転送エラー箇所取得要求802に対応するエラー箇所を、デバイス関連情報管理部502から取得し、応答生成部404に応答する。なお、転送エラー箇所取得要求802に対応するエラー箇所を取得できなかった場合、リクエスト受付部501は、エラー箇所データを含まない応答を、応答生成部404に行う。
応答生成部404は、S715において、デバイス関連情報管理部502において関連する情報を取得できたかどうか、すなわち上述のリクエストに応じて該リクエストの転送先のシステムから情報を取得できたかどうかを確認する。これは、デバイス関連情報管理部502からの応答にエラー箇所(関連データ)が含まれているかどうかを確認することで確認する。
そして、エラー箇所データ(関連データ)が存在しない場合(S715でNoの場合)、すなわちリクエストの転送先のシステムから情報を取得できなかった場合、応答生成部404は、S716に処理を進める。
S716において、応答生成部404は、コード831にデータ無し(HTTPステータスコードなら「204」(No Content))に相当するコードが入ったエラー箇所取得応答803を生成する。該応答生成部404が生成したエラー箇所取得応答803を、リクエスト受付部401が、関連情報問合せ部304に応答する。関連情報問合せ部304は、該応答を画面生成部302に渡す。
一方、エラー箇所データ(関連データ)が存在する場合(S715でYesの場合)、すなわち上述のリクエストの転送先のシステムから情報を取得できた場合、応答生成部404は、S717に処理を進める。
S717において、応答生成部404は、コードにデータ有り(HTTPステータスコードなら「200」(OK))、エラー箇所情報833に上記S714で取得したエラー箇所データが入ったエラー箇所取得応答803を生成する。該応答生成部404が生成したエラー箇所取得応答803を、リクエスト受付部401が、関連情報問合せ部304に応答する。関連情報問合せ部304は、該応答を画面生成部302に渡す。
本フローチャートでは、リクエスト受付部401に対して送信された要求がエラー箇所取得要求801であったため、上記S709にてエラー箇所が含まれているかどうか判定したが、前記リクエストの種別によって確認するデータ種別は異なる。
S718において、画面生成部302は、関連情報問合せ部304を介して取得したエラー箇所取得応答803を用いて、エラー画面を生成する。リクエスト受付部301は、画面生成部302で生成した画面を、クライアント端末110のブラウザ211に返却する。
表5に、エラー箇所取得応答803に含まれるコード、詳細コードと画面上でのメッセージの対応関係を示す。
表5において、コード列は、HTTPステータスコードに対応する。すなわち「200」はOK、「204」はNo Content、「404」はNot Foundを表す。
詳細コード列は、独自に定義したHTTPステータスコードの応答が返った理由の詳細なコードであり、「200」はデバイス未登録、「201」はデバイス機能無しを表す。メッセージ列は、コード列、詳細コード列に対応して、デバイス情報提供システム131が提供するメッセージを示す。コード列が「200」の場合には、例えば「部品XXが故障」等のメッセージが、デバイス情報提供システム131により提供される。また、コード列が「204」の場合には、例えば「データ未受信です」等のメッセージが、デバイス情報提供システム131により提供される。また、コード列が「404」且つ詳細コード列が「200」の場合には、例えば「デバイス未登録です」等のメッセージが、デバイス情報提供システム131により提供される。なお、表5には示していないが、コード列が「404」且つ詳細コード列が「201」の場合にも、デバイス情報提供システム131がクライアント端末110のブラウザ211にメッセージを提供してもよい。例えば、「デバイスにエラー箇所特定機能がありません」や「デバイスに消耗度算出機能がありません」等のメッセージを提供してもよい。
リクエスト受付部301からの応答を受信したブラウザ211は、S719において、該応答に応じた画面(上記S718で生成したエラー画面)を表示する。これにより、一連の処理が終了する(S720)。
以上のように、中継装置132は、デバイス管理システム134からデータ取得できなかった、又は該リクエストで指定される画像形成装置に特定の機能がない場合、該リクエストを稼動監視システム133に転送することなく、所定のコードを含む応答を行う。このような構成により、本実施形態によれば、デバイス情報提供システム131が中継装置132を介して稼働監視システム133からデータを取得する場合に、不要に稼働監視システムにリクエストする必要がなくなる。これにより、稼働監視システム133のリソースを不要に消費する必要がなくなる。この結果、稼働監視システム133が実行時間によって課金されるようなクラウドサービス上で動作している場合には、不要なインフラコストを抑えることができる。
また、稼働監視システム133が関連データを保持していない場合には、デバイス情報提供システム131は、関連データが存在しない理由を知ることができるため、表5のように表示メッセージを切り替えることができるようになる。これにより、デバイス未登録の場合には、サービスマンを画像形成装置121〜124の設置場所に派遣して、デバイス登録処理を行うなど、表示メッセージに応じた適切な対応が可能になる。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、S707にてデバイス登録有無の判断をした後、S710にて機能有無の判断を行う構成について説明した。しかし、S707にてデバイス登録有りと判断された画像形成装置121〜124が、S710にて機能無しと判断されると、不要にデバイス情報管理に問い合わせをしてしまう。そこで、第2実施形態では、S709〜S710の処理を先に行った後に、S705〜S707の判定を行うように構成する。
以上の構成により、第2実施形態は、第1実施形態の効果に加え、以下の効果を有する。第2実施形態によれば、他サービスに問い合わせる必要のある判定よりも先に、他サービスに問い合わせる必要のない判定を行うことで、不要に他サービスにリクエストすることなくレスポンスを生成することができる。
以上、各実施形態では、画像形成装置がリクエスト先のシステムに登録されていない場合及び画像形成装置の機種名からデータが存在しないことが判断できる場合には、リクエスト先のシステムにリクエストを転送することなく中継装置でレスポンスを返す。すなわち、中継装置から、デバイス情報提供システムに、適切なコードを含む応答(レスポンス)を通知する。
この構成により、データセンターの構成、画像形成装置の識別子が異なる、同一画像形成装置のデータを扱う2つのシステムが連携する場合に、一方のシステムが他方のシステムから、同一画像形成装置のデータを取得するケースで、以下の効果を奏する。
このような構成により、取得先のシステムに対して不要にリクエストを転送することなくレスポンスを生成することができる。また、データが存在しない理由にデータ存在しない理由によって適切なコードをクライアントに返却することができる。この結果、クライアントでは、データが存在しない理由によって処理を変えること等が可能となる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されていてもよい。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。

Claims (10)

  1. 第1システムからのリクエストを、それぞれ異なるネットワークデバイスから収集した情報を管理すべき第2システム及び第3システムのいずれかに転送するための中継システムであって、
    前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの登録状況の確認に係る第1判定と、前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの情報収集に関連する特定の機能の有無に係る第2判定を実行する実行手段と、
    前記第1判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの登録が確認され、且つ、前記第2判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスが前記特定の機能を有することが確認された場合、前記第2システム及び前記第3システムのいずれかに前記リクエストを転送する転送手段と、
    前記第1判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの登録が確認されなかった、又は、前記第2判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスが前記特定の機能を有することが確認されなかった場合、前記リクエストを前記第2システム及び前記第3システムのいずれにも転送することなく、前記第1システムに、所定のコードを含む応答を通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする中継システム。
  2. 前記転送手段により転送された前記リクエストに応じて転送先のシステムから情報を取得できた場合、前記通知手段は、前記第1システムに、前記リクエストに応じて取得した情報に基づく応答を通知することを特徴とする請求項1に記載の中継システム。
  3. 前記転送手段により転送された前記リクエストに応じて転送先のシステムから情報を取得できなかった場合、前記通知手段は、前記第1システムに、前記リクエストに応じて情報を取得できなかったことを示すコードを含む応答を通知し、
    前記第1システムでは、前記リクエストで指定されたネットワークデバイスからデータを未受信であることを示すメッセージが提供される
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の中継システム。
  4. 前記第1判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの登録が確認されなかった場合、前記通知手段は、前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの情報が登録されていないことを示すコードを含む応答を行い、
    前記第1システムでは、前記リクエストで指定されるネットワークデバイスが未登録であることを示すメッセージが提供される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の中継システム。
  5. 前記第1判定は、第4システムに前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの情報を問い合わせることで行われることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の中継システム。
  6. 前記転送手段は、前記第4システムから取得される前記ネットワークデバイスの情報に基づいて特定される、前記第2システム及び前記第3システムのいずれかに、前記リクエストを転送することを特徴とする請求項5に記載の中継システム。
  7. 前記第2判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスが前記特定の機能を有することが確認されなかった場合、前記通知手段は、前記リクエストで指定されるネットワークデバイスに前記特定の機能がないことを示すコードを含む応答を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の中継システム。
  8. 前記実行手段は、前記第2判定を実行し、前記第2判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスが前記特定の機能を有することが確認された場合に、前記第1判定を実行することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の中継システム。
  9. 第1システムからのリクエストを、それぞれ異なるネットワークデバイスから収集した情報を管理すべき第2システム及び第3システムのいずれかに転送するための中継システムにおける方法であって、
    前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの登録状況の確認に係る第1判定と、前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの情報収集に関連する特定の機能の有無に係る第2判定を実行する実行工程と、
    前記第1判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの登録が確認され、且つ、前記第2判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスが前記特定の機能を有することが確認された場合、前記第2システム及び前記第3システムのいずれかに前記リクエストを転送する転送工程と、
    前記第1判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスの登録が確認されなかった、又は、前記第2判定の結果として前記リクエストで指定されるネットワークデバイスが前記特定の機能を有することが確認されなかった場合、前記リクエストを前記第2システム及び前記第3システムのいずれにも転送することなく、前記第1システムに、所定のコードを含む応答を通知する通知工程と、
    を有することを特徴とする方法。
  10. コンピュータを、請求項1〜8のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
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