JP2020118712A - 画像形成装置、現像制御方法および現像制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、現像制御方法および現像制御プログラム Download PDF

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【課題】 設置場所に関わらず適切な量の現像剤を排出すること。【解決手段】 画像形成装置は、トナーとキャリアからなる現像剤を用いて像担持体上の静電潜像を現像する現像装置と、現像装置を制御するCPUと、を備え、現像装置は、現像剤を搬送しつつ該現像剤の一部を排出口から排出する第1循環槽と、第1循環槽と隔壁で仕切られ、該隔壁に設けられた第1開口部を通して該第1循環槽から搬送される現像剤および補給口から補給された現像剤を該隔壁に設けられた第2開口部を通して該第1循環槽に搬送することで該第1循環槽と循環経路を形成する第2循環槽と、を備え、CPUは、気圧に応じて排出口からの排出される現像剤の量を制御する(S01、S02)。【選択図】 図7

Description

この発明は、画像形成装置、現像制御方法および現像制御プログラムに関し、特に、トナーを用いて画像を形成する画像形成装置、その画像形成装置で実行される現像制御方法およびコンピューターにその現像制御方法を実行させる現像制御プログラムに関する。
MFP(Multi Function Peripheral)で代表される画像形成装置は、トナーとキャリアとからなる現像剤を現像装置で攪拌することによって摩擦帯電させ、トナー粒子に電荷を付与することによって感光体ドラムにトナー像を形成する。現像装置で現像剤が攪拌されることによって現像剤に物理的なストレスが加わることにより、トナー表面の外添剤がキャリア表面に付着して、キャリアのトナーを帯電させる能力が低下する場合がある。
特開2016−53669号公報には、画像形成装置の長寿命化を図るために、現像剤を少しずつ廃棄しながら新しい現像剤を補給するトリクル方式の画像形成装置が記載されている。このトリクル方式の画像形成装置は、現像剤に対して搬送方向に圧力を加える羽および現像剤に対して逆方向の圧力を加える羽を有するスクリューで現像剤を搬送することにより、搬送方向に搬送される現像剤の圧力と搬送方向と逆方向に搬送される現像剤の圧力とのバランスを利用して、現像装置から排出される現像剤の量を調節する。
しかしながら、現像剤は気圧が変動すると嵩密度が変化するため、標準の気圧で圧力バランスが適切に調整されていたとしても、標準とは異なる気圧では圧力バランスが崩れる場合がある。例えば、標準の気圧より低い気圧では、現像剤の嵩密度が低下するために、見かけ上現像剤量が減少した状態となり、現像剤の排出が進みにくくなる。逆に、標準の気圧より高い気圧では、現像剤の嵩密度が増加するために、見かけ上現像剤量が増加した状態となり、現像剤の排出が進みやすくなる。このように、気圧によって現像剤の排出量が変動するといった問題があった。
特開2016−53669号公報
この発明の目的の1つは、設置場所に関わらず適切な量の現像剤を排出することが可能な画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、設置場所に関わらず適切な量の現像剤を画像形成装置に排出させることが可能な現像制御方法を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、設置場所に関わらず適切な量の現像剤を画像形成装置に排出させることが可能な現像制御プログラムを提供することである。
この発明のある局面によれば、画像形成装置は、トナーとキャリアからなる現像剤を用いて像担持体上の静電潜像を現像する現像装置と、現像装置を制御する制御手段と、を備え、現像装置は、現像剤を搬送しつつ該現像剤の一部を排出口から排出する第1循環槽と、第1循環槽と隔壁で仕切られ、該隔壁に設けられた第1開口部を通して該第1循環槽から搬送される現像剤および補給口から補給された現像剤を該隔壁に設けられた第2開口部を通して該第1循環槽に搬送することで該第1循環槽と循環経路を形成する第2循環槽と、を備え、制御手段は、気圧に基づいて排出口からの排出される現像剤の量を制御する。
この局面に従えば、気圧に基づいて排出口からの排出される現像剤の量を制御するので、現像剤の嵩密度が気圧の変動によって変化する場合であっても適切な量の現像剤を排出することができる。その結果、設置場所に係わらず適切な量の現像剤を排出することが可能な画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、現像装置は、現像剤を搬送するために第1循環槽に設けられた第1スクリューと、現像剤を搬送するために第2循環槽に設けられた第2スクリューと、をさらに備え、第1スクリューは現像剤に対して搬送方向の力を付与する第1羽と第1羽よりも搬送方向下流側に現像剤に対して搬送方向と逆方向の力を付与する第2羽があり、排出口は、第1循環槽において第2羽よりも搬送方向下流側に位置する。
好ましくは、制御手段は、気圧に基づいて第1スクリューの回転速度を決定する。
この局面に従えば、現像剤に対して付与される搬送方向の力と搬送方向と逆方向の力とを調整することができる。
好ましくは、制御手段は、現像装置による現像が完了した後に第1スクリューを回転させる追加回転時間を気圧に基づいて決定する。
この局面に従えば、現像が完了した後に第1スクリューを回転させるので、適切な量の現像剤を排出することができる。
好ましくは、第1循環槽において第2羽の領域で第1循環槽の開口面積を変化させる開口面積変更手段を、さらに備え、制御手段は、気圧に基づいて開口面積を決定する。
この局面に従えば、気圧に応じた量の現像剤が第2羽の領域を通るようにできる。
好ましくは、第1循環槽において第2羽の領域は開口面積が他の領域よりも大きく、第1循環槽の外側で第1循環槽において第2羽の領域に磁界を発生させる磁界発生手段を、さらに備え、制御手段は、気圧に基づいて磁界発生手段に発生させる磁力を決定する。
この局面に従えば、第2羽の領域に気圧に応じた磁力の磁界が発生するので、気圧に応じた量の現像剤が第2羽の領域を通るようにできる。
好ましくは、第1循環槽を傾斜させる傾斜機構を、さらに備え、制御手段は、気圧に基づいて第1循環槽を傾斜させる角度を決定する。
この局面に従えば、現像剤に対して付与される搬送方向の力と搬送方向と逆方向の力とを気圧に応じた値に調整することができる。
好ましくは、気圧を検出する検出手段を、さらに備える。
この局面に従えば、画像形成装置が配置される位置の気圧を検出することができる。
好ましくは、外部の気圧を示す情報を外部から取得する気圧情報取得手段を、さらに備える。
この局面に従えば、気圧を示す情報を容易に取得できる。
この発明の他の局面によれば、現像制御方法は、トナーとキャリアからなる現像剤を用いて像担持体上の静電潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装置で実行される現像制御方法であって、現像装置は、現像剤を搬送しつつ該現像剤の一部を排出口から排出する第1循環槽と、第1循環槽と隔壁で仕切られ、該隔壁に設けられた第1開口部を通して該第1循環槽から搬送される現像剤および補給口から補給された現像剤を該隔壁に設けられた第2開口部を通して該第1循環槽に搬送することで該第1循環槽と循環経路を形成する第2循環槽と、を備え、気圧に基づいて第1循環槽および第2循環槽内の現像剤の量を制御するステップを、画像形成装置に実行させる。
この局面に従えば、設置場所に関わらず適切な量の現像剤を画像形成装置に排出させることが可能な現像制御方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、現像制御プログラムは、トナーとキャリアからなる現像剤を用いて像担持体上の静電潜像を現像する現像装置を制御するコンピューターで実行される現像制御プログラムであって、現像装置は、現像剤を搬送しつつ該現像剤の一部を排出口から排出する第1循環槽と、第1循環槽と隔壁で仕切られ、該隔壁に設けられた第1開口部を通して該第1循環槽から搬送される現像剤および補給口から補給された現像剤を該隔壁に設けられた第2開口部を通して該第1循環槽に搬送することで該第1循環槽と循環経路を形成する第2循環槽と、を備え、気圧に基づいて第1循環槽および第2循環槽内の現像剤の量を制御するステップを、コンピューターに実行させる。
この局面に従えば、設置場所に関わらず適切な量の現像剤を画像形成装置に排出させることが可能な現像制御プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。 MFPのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。 MFPの内部構成を示す模式的断面図である。 現像装置の現像ローラー周辺を、現像装置が有する供給スクリューの中心軸と平行な方向から見た断面図である。 図4のA−A線断面図である。 関連付テーブルの一例を示す図である。 現像制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の変形例における関連付テーブルの一例を示す図である。 第1の変形例における現像制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の変形例における現像装置の一部を供給スクリューの中心軸と直交する方向から見た断面図である。 第2の変形例おける関連付テーブルの一例を示す図である。 第2の変形例における現像装置の一部を供給スクリューの中心軸と直交する方向から見た断面図である。 第3の変形例おける関連付テーブルの一例を示す図である。 第4の変形例おける関連付テーブルの一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。図2は、MFPのハードウェア構成の概要を示すブロック図である。図1および図2を参照して、MFP(Multi Function Peripheral)100は、画像形成装置の一例であり、メイン回路110と、原稿を読み取る原稿読取部130と、原稿を原稿読取部130に搬送する自動原稿搬送装置120と、画像データに基づいて用紙に画像を形成する画像形成部140と、画像形成部140に用紙を供給する給紙部150と、ユーザーインターフェースとしての操作パネル160とを含む。
自動原稿搬送装置120は、原稿トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部130の原稿読み取り位置まで搬送し、原稿読取部130により原稿に形成された画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイ上に排出する。
画像形成部140は、給紙部150により搬送される用紙に、周知の電子写真方式により画像を形成する。本実施の形態では、画像形成部140は、画像データと、用紙の媒体種別に対応する画像形成条件で、給紙部150により搬送される用紙に画像を形成する。画像が形成された用紙は排紙トレイ159に排出される。
メイン回路110は、MFP100の全体を制御するCPU(中央演算処理装置)111と、通信インターフェース(I/F)部112と、ROM(Read OnlY MemorY)113と、RAM(Random Access MemorY)114と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)115と、ファクシミリ部116と、気圧センサー117と、外部記憶装置118と、を含む。CPU111は、プログラムを実行するコンピューターの一例である。CPU111は、プログラムを実行することにより、自動原稿搬送装置120、原稿読取部130、画像形成部140、給紙部150および操作パネル160と接続され、MFP100の全体を制御する。
ROM113は、CPU111が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM114は、CPU111がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM114は、原稿読取部130から連続的に送られてくる画像データを一時的に記憶する。
操作パネル160は、MFP100の上部に設けられる。操作パネル160は、表示部161と操作部163とを含む。表示部161は、例えば、液晶表示装置(LCD)であり、ユーザーに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。なお、LCDに代えて、画像を表示する装置であれば、例えば、有機EL(electroluminescence)ディスプレイを用いることができる。
操作部163は、タッチパネル165と、ハードキー部167とを含む。タッチパネル165は、静電容量方式である。なお、タッチパネル165は、静電容量方式に限らず、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式等の他の方式を用いることができる。ハードキー部167は、複数のハードキーを含む。ハードキーは、例えば接点スイッチである。
通信I/F部112は、ネットワークにMFP100を接続するためのインターフェースである。通信I/F部112は、TCP(Transmission Control Protocol)またはFTP(File Transfer Protocol)等の通信プロトコルで、ネットワークに接続された他のコンピューターまたはデータ処理装置と通信する。通信I/F部112が接続されるネットワークは、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。また、ネットワークは、LANに限らず、ワイドエリアネットワーク(WAN)、公衆交換電話網(PSTN)、インターネット等であってもよい。
ファクシミリ部116は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部116は、受信したファクシミリデータを、HDD115に記憶するとともに、画像形成部140でプリント可能なプリントデータに変換して、画像形成部140に出力する。これにより、画像形成部140は、ファクシミリ部116により受信されたファクシミリデータの画像を用紙に形成する。また、ファクシミリ部116は、HDD115に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリ装置に送信する。
気圧センサー117は、画像形成部140の近傍に配置される。気圧センサー117は、気圧を計測し、計測された気圧を示す気圧情報をCPU111に出力する。
外部記憶装置118は、CPU111により制御され、CD−ROM(Compact Disk Read OnlY MemorY)118A、または半導体メモリが装着される。本実施の形態においては、CPU111は、ROM113に記憶されたプログラムを実行する例を説明するが、CPU111は、外部記憶装置118を制御して、CD−ROM118AからCPU111が実行するためのプログラムを読出し、読み出したプログラムをRAM114に記憶し、実行するようにしてもよい。
CPU111は、画像形成部140を制御し、用紙などの記録媒体に画像データの画像を形成させる。CPU111が画像形成部140に出力する画像データは、原稿読取部130から入力される画像データの他、外部から受信されるプリントデータ等の画像データを含む。
なお、CPU111が実行するためのプログラムを記憶する記録媒体としては、CD−ROM118Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)などの半導体メモリ等の媒体でもよい。さらに、CPU111がネットワークに接続されたコンピューターからプログラムをダウンロードしてHDD115に記憶する、または、ネットワークに接続されたコンピューターがプログラムをHDD115に書込みするようにして、HDD115に記憶されたプログラムをRAM114にロードしてCPU111で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図3は、MFPの内部構成を示す模式的断面図である。図3を参照して、自動原稿搬送装置120は、原稿トレイに載置された1以上の原稿をさばいて、1枚ずつ原稿読取部130に搬送する。原稿読取部130は、自動原稿搬送装置120により原稿ガラス11上にセットされた原稿の画像を、その下方を移動するスライダー12に取付けられた露光ランプ13で露光する。原稿からの反射光は、ミラー14と2枚の反射ミラー15,15Aによりレンズ16に導かれ、CCD(Charge Coupled Devices)センサー18に結像する。
CCDセンサー18に結像した反射光は、CCDセンサー18内で電気信号としての画像データに変換される。画像データは、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の印字用データに変換されて、画像形成部140に出力される。
画像形成部140は、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックそれぞれの画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kを備える。ここで、“Y”、“M”、“C”および“K”は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックを表す。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの少なくとも1つが駆動されることにより、画像が形成される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのすべてが駆動されると、フルカラーの画像が形成される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kには、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの印字用データがそれぞれ入力される。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kは、取扱うトナーの色彩が異なるのみなので、ここでは、イエローの画像を形成するための画像形成ユニット20Yについて説明する。
画像形成ユニット20Yは、イエローの印字用データが入力される露光装置21Yと、像担持体である感光体ドラム23Yと、感光体ドラム23Yの表面を一様に帯電するための帯電ローラー22Yと、現像装置24Yと、廃トナーボックス28Yと、感光体ドラム23Y上に形成されたトナー像を電界力の作用で像担持体である中間転写ベルト30上に転写するための1次転写ローラー25Yと、感光体ドラム23Y上の転写残トナーを除去するためドラム清掃ブレード27Yと、トナーボトル41Yと、トナーホッパー42Yと、を備える。
トナーボトル41Yは、イエローの現像剤を収容する。現像剤は、非磁性体のトナーと磁性体のキャリアとを含む。トナーボトル41Yは、トナーボトルモーターを駆動源として回転し、現像剤を外部に排出する。トナーボトル41Yから排出された現像剤は、トナーホッパー42Yに供給される。トナーホッパー42Yは、現像装置24Yに収容された現像剤の残量が予め定められた下限値以下になることに応じて現像装置24Yに現像剤を供給する。
感光体ドラム23Yの周辺に、帯電ローラー22Y、露光装置21Y、現像装置24Y、1次転写ローラー25Y、ドラム清掃ブレード27Yが、感光体ドラム23Yの回転方向に沿って順に配置される。
感光体ドラム23Yは、帯電ローラー22Yによって帯電された後、露光装置21Yが発光するレーザー光が照射される。露光装置21Yは、感光体ドラム23Yの表面の画像対応部を露光して静電潜像を形成する。これにより、感光体ドラム23Yに静電潜像が形成される。続いて、現像装置24Yが、感光体ドラム23Yに形成された静電潜像を帯電したトナーで現像する。具体的には、感光体ドラム23Yに形成された静電潜像上に電界力の作用でトナーが載せられることにより、トナー像が感光体ドラム23Yに形成される。感光体ドラム23Y上に形成されたトナー像は、像担持体である中間転写ベルト30上に1次転写ローラー25Yにより電界力の作用で転写される。感光体ドラム23Y上で転写されずに残ったトナーは、ドラム清掃ブレード27Yにより感光体ドラム23Yから除去される。
一方、中間転写ベルト30は、駆動ローラー33と従動ローラー34とにより弛まないように懸架されている。駆動ローラー33が図3中で反時計回りに回転すると、中間転写ベルト30が所定の速度で図中反時計回りに回転する。中間転写ベルト30の回転に伴って、従動ローラー34が、反時計回りに回転する。
これにより、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kが、順に中間転写ベルト30上にトナー像を転写する。画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kそれぞれが、中間転写ベルト30上にトナー像を転写するタイミングは、中間転写ベルト30に付された基準マークを検出することにより、調整される。これにより、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像が中間転写ベルト30上に重畳される。
中間転写ベルト30に形成されたトナー像は、転写部材である2次転写ローラー26によって電界力の作用で用紙に転写される。用紙は、タイミングローラー31により搬送される中間転写ベルト30と2次転写ローラー26とが接するニップ部に搬送される。トナー像が転写された用紙は、定着ローラー32に搬送され、定着ローラー32により加熱および加圧される。これにより、トナーが溶かされて用紙に定着する。その後、用紙は排紙トレイ39に排出される。
中間転写ベルト30の画像形成ユニット20Yの上流に、ベルト清掃ブレード29が設けられている。ベルト清掃ブレード29は、中間転写ベルト30上で用紙に転写されずに残ったトナーを除去する。
給紙カセット35,35A,35Bには、それぞれサイズの異なる用紙がセットされている。給紙カセット35,35A,35Bそれぞれに収容された用紙は、給紙カセット35,35A,35Bにそれぞれ取付けられている取出ローラー36,36A,36Bにより、搬送経路へ供給され、給紙ローラー37によりタイミングローラー31へ送られる。
MFP100は、フルカラーの画像を形成する場合、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのすべてを駆動するが、モノクロの画像を形成する場合、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kのいずれか1つを駆動する。また、画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kの2以上を組み合わせて画像を形成することもできる。なお、ここでは、MFP100は、用紙に4色のトナーそれぞれを形成する画像形成ユニット20Y,20M,20C,20Kを備えたタンデム方式を採用する例について説明するが、1つの感光体ドラムで4色のトナーを順に用紙に転写する4サイクル方式を採用してもよい。
図4は、現像装置の現像ローラー周辺を、現像装置が有する供給スクリューの中心軸と平行な方向から見た断面図である。図5は、図4のA−A線断面図である。現像装置24Yは、キャリアとトナーとからなる現像剤を使用して感光体ドラム23Yにトナー像を形成する。現像装置24Yは、トナーホッパー42Yから現像剤が補給され、余剰な現像剤を排出する。現像装置24Yは、ケース200Y、第2スクリュー203Y、第1スクリュー201Y、現像ローラー221Yを備えている。
ケース200Yに、ケース200Y内の現像剤の量を検出するセンサーが取り付けられている。センサーが検出した現像剤の量が所定値よりも少ない場合には、トナーホッパー42Yからケース200Yに現像剤が供給される。
ケース200Yは、現像剤、第2スクリュー203Y、第1スクリュー201Yおよび現像ローラー221Yを収容する筐体である。ケース200Y内に、現像ローラー221Y、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yがそれぞれ平行な状態で設けられる。なお、以下で、現像ローラー221Y、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yが延在する方向をX軸方向と定義する。また、X軸方向および鉛直方向と直交する方向をY軸方向と定義する。
ケース200Yは、X軸方向に延在する容器であり、X軸方向に延在する隔壁205により区切られた、第1循環槽Sp1および第2循環槽Sp2の2つの空間を有する。隔壁205のX軸方向の負方向側の端部には第2開口部207が設けられ、X軸方向の正方向側の端部近傍には第1開口部209が設けられている。
現像ローラー221Yは、複数の磁極を有する磁石を内蔵したスリーブ状であり、感光体ドラム23Yと僅かな間隔を保持して回転駆動される。現像ローラー221Yは、第1循環槽Sp1内に、第1スクリュー201Yと対向して設けられる。さらに、現像ローラー221Yは、ケース200Yから露出しており、感光体ドラム23Yと対向している。現像ローラー221Yは、磁石を内蔵しており、磁力により磁性体のキャリアを非磁性体のトナーとともに吸着して、第1スクリュー201Yにより搬送されてきた現像剤を担持する。
現像ローラー221Yは、トナーを感光体ドラム23Yに付与して静電潜像を現像する。具体的には、現像ローラー221Yには、現像バイアスが印加されている。これにより、現像ローラー221Yの周面の電位は、感光体ドラム23Yの周面の露光装置21Yによりレーザー光が照射された部分の電位(略0V)よりも低く、かつ、感光体ドラム23Yの周面のレーザー光が照射されていない部分の電位よりも高くなる。現像ローラー221Yが担持している現像剤の内のトナーは、負に帯電しているので、感光体ドラム23Yの周面のレーザー光が照射された部分に付着する。これにより、感光体ドラム23Yの周面には負に帯電したトナーによりトナー像が形成される。
第1循環槽Sp1は、現像ローラー221Yに現像剤を供給するとともに、現像を終えた残りの現像剤を回収するための空間である。第1循環槽Sp1のX軸方向の正方向側の端部には、現像を終えた残りの現像剤を排出するための排出口211Yが配置されている。排出口211Yは、廃トナーボックス28Yに連通する。
第2循環槽Sp2は、第1循環槽Sp1と隔壁205を隔てて平行に隣接する空間であり、現像剤を攪拌混合するための空間である。トナーホッパー42Yから供給される現像剤は、第2循環槽Sp2に設けられた補給口206Yから第2循環槽Sp2に補給される。
第1循環槽Sp1には第1スクリュー201Yが設けられ、第2循環槽Sp2には第2スクリュー203Yが設けられている。第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yそれぞれは、X軸方向に延在する円柱状の回転軸の外周面に螺旋状の羽が設けられた形状を成し、回転することにより現像剤を搬送する。
第1スクリュー201Yは、3つの部分に分けられる。第1スクリュー201Yは、X軸方向の負方向側の端部から正方向側の端部近傍、かつ、第1開口部209のX軸方向の中点c1よりもX軸方向の負方向側までの部分213aに、現像剤をX軸方向の正方向側に向かって搬送するための第1羽W1が設けられる。また、第1スクリュー201Yは、第1羽W1が設けられた部分213aに隣接する第1開口部209の近傍の部分213bは羽が設けられない。さらに、第1スクリュー201Yは、部分213bに隣接するX軸方向の正方向側の部分213cに第2羽W2が設けられる。第2羽W2は第1羽W1と逆巻きである。
ここで、第1開口部209の範囲は、第1羽W1が設けられた部分213aのX軸方向の正方向側の端部と重なる位置から、第2羽W2が設けられた部分213cのX軸方向の負方向側の端部にまで及ぶ。第1スクリュー201Yにおいて、第1羽W1が設けられた部分213aのスクリュー径と第2羽W2が設けられた部分213cのスクリュー径とは同じであり、第1羽W1のピッチP1は、第2羽W2のピッチP2よりも大きい。さらに、X軸方向における羽が設けられていない部分213bの長さは、第1羽W1のピッチP1より小さく、第2羽W2のピッチP2の半分よりも大きい。
第2スクリュー203Yは、第2循環槽Sp2に設けられている。また、第2スクリュー203Yは、その全域に亘って羽が設けられており、第2循環槽Sp2内の現像剤と第2循環槽Sp2に設けられた補給口206Yから補給される現像剤との攪拌および搬送を担っている。第2スクリュー203Yは、現像剤をX軸方向の負方向側に搬送する。
現像装置24Yにおいては、第1循環槽Sp1において第1スクリュー201YによりX軸方向の正方向側に搬送された現像剤が、第1開口部209を通り第2循環槽Sp2に進入する。第2循環槽Sp2に進入した現像剤は、第2スクリュー203YによりX軸方向の負方向側に搬送され、第2開口部207から第1循環槽Sp1に戻る。このように、現像剤は、第1循環槽Sp1における第2開口部207から第1開口部209までの区間および第2循環槽Sp2における第1開口部209から第2開口部207までの区間を循環する。
また、第1循環槽Sp1内で第1羽W1により搬送される現像剤による圧力が所定の値を超えると、第1循環槽Sp1内を搬送される現像剤の一部は、第1開口部209から第2循環槽Sp2に進入せず、第1スクリュー201Yの第2羽W2を越えて第1循環槽Sp1のX軸方向の正方向側の端部に向かう。そして、第1循環槽Sp1のX軸方向の正方向側の端部に向かった現像剤は排出口211Yから、廃トナーボックス28Yへと排出される。第1循環槽Sp1における排出口211Yが設けられた部分、つまり、第1循環槽Sp1における第1スクリュー201Yの第2羽W2よりもX軸方向の正方向側の領域は、第2循環槽Sp2とY軸方向で連通していない。
本実施の形態における現像装置24Yは、標準の気圧において、第1スクリュー201Yにおける第1羽W1により搬送される現像剤の圧力と、第1スクリュー201Yにおける第2羽W2により搬送される現像剤の圧力とが適切な値になるように、第1羽W1および第2羽W2が設けられている。標準の気圧において、第1スクリュー201Yにおける第1羽W1により搬送されるトナーの圧力が、第1スクリュー201Yにおける第2羽W2により搬送されるトナーの圧力より大きくなるように、第1羽W1のピッチP1および第2羽W2のピッチP2および第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yの回転速度が定められている。これにより、第1羽W1により搬送されるトナーの一部が、第2羽W2により搬送されるトナーを乗り越えて、排出口211Yに到達する。
また、第1スクリュー201Yにおける第1開口部209近傍の部分213bには羽がないため、部分213bにおいて現像剤に過大な圧力が加わることが抑制される。また、第1スクリュー201Yにおける第2羽W2が設けられた部分213cは、第2循環槽Sp2と仕切られた空間に位置する。このため、第2羽W2による現像剤をX軸方向の負方向側へ押し返す圧力が第2循環槽Sp2へ分散されることが抑制され、ケース200Yに収容される現像剤の循環が適正化される。
本実施の形態におけるMFP100においては、気圧の変動に対するために、第1スクリュー201Yにおける第1羽W1により搬送されるトナーの圧力と、第1スクリュー201Yにおける第2羽W2により搬送されるトナーの圧力とが適切な値になるように、気圧に応じて第1スクリュー201Yの回転速度を変更する。
具体的には、MFP100は、気圧と回転速度との関係を定めた関連付テーブルをHDD115に記憶しており、気圧センサー117において測定された気圧に対して関連付テーブルにより定められた回転数で、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yを回転させる。関連付テーブルは、気圧と回転速度との関係を実験により求めることにより、生成されてもよい。
画像形成する時点の気圧が標準の気圧より低い状態では、現像剤の嵩密度が標準の気圧における嵩密度より小さくなるので、第1スクリュー201Yにおける第1羽W1により搬送されるトナーの圧力と、第1スクリュー201Yにおける第2羽W2により搬送されるトナーの圧力とがともに標準の気圧におけるそれらよりも小さくなる。このため、第1羽W1により搬送されるトナーのうち第2羽W2により搬送されるトナーを乗り越えて排出口211Yに到達するトナーの量が標準の気圧におけるそれよりも減少する。このため、関連付テーブルは、第1スクリュー201Yにおける第1羽W1により搬送されるトナーの圧力と、第1スクリュー201Yにおける第2羽W2により搬送されるトナーの圧力との差が、標準の気圧における圧力の差と同じになるように、画像形成時の気圧に対して標準の気圧における回転速度より速い回転速度が関連付けられる。
画像形成する時点の気圧が標準の気圧より高い状態では、現像剤の嵩密度が標準の気圧における嵩密度より大きくなるので、第1スクリュー201Yにおける第1羽W1により搬送されるトナーの圧力と、第1スクリュー201Yにおける第2羽W2により搬送されるトナーの圧力とがともに標準の気圧におけるそれらよりも大きくなる。このため、第1羽W1により搬送されるトナーのうち第2羽W2により搬送されるトナーを乗り越えて排出口211Yに到達するトナーの量が、標準の気圧におけるそれよりも増加する。このため、関連付テーブルは、第1スクリュー201Yにおける第1羽W1により搬送されるトナーの圧力と、第1スクリュー201Yにおける第2羽W2により搬送されるトナーの圧力との差が、標準の気圧における圧力の差と同じになるように、画像形成時の気圧に対して標準の気圧における回転速度より遅い回転速度が関連付けられる。
図6は、関連付テーブルの一例を示す図である。図6を参照して、関連付テーブルは、気圧と第1スクリュー201Yとの関係を定める。標準の気圧は1001〜1050hPaであり、標準の気圧に対する第1スクリュー201Yの回転速度はVrpmである。これに対して、例えば、800hPa以下の気圧に対して第1スクリュー201Yの回転速度として1.21×Vrpmが定められる。また、1051hPaより大きな気圧に対して第1スクリュー201Yの回転速度として0.97×Vrpmが定められる。
図7は、現像制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。現像制御処理は、MFP100が備えるCPU111が、ROM113、HDD115またはCD−ROM118Aに記憶された現像制御プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。なお、CPU111は、MFP100が画像を形成する場合に、現像制御処理を実行して現像装置24Y,24M,24C,24Kを制御するが、現像装置24Y,24M,24C,24Kそれぞれに対する制御は同じなので、ここでは、CPU111が現像装置24Yを制御する場合を例に説明する。
図9を参照して、CPU111は、気圧情報を取得し(ステップS01)、処理をステップS02に進める。気圧を計測する気圧センサー117が出力する気圧情報を取得する。気圧情報は、気圧を示す情報である。なお、ここでは、現時点の気圧を取得する例を示すが、所定の期間の平均の気圧を取得してもよい。また、外部のサーバーからMFP100が設置された地域の気圧を示す情報を取得してもよい。
ステップS02においては、気圧情報に基づいて、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yの回転速度が決定され、処理はステップS03に進む。図6に示した関連付テーブルを用いて、ステップS01において取得された気圧情報で定まる気圧に対して、関連付テーブルで定められた回転数が決定される。ステップS03においては、画像形成が開始したか否かが判断される。CPU111は、画像形成指示を受け付けたならば画像形成が開始したと判断する。CPU111は、画像形成が開始するまで待機状態となり(ステップS03でNO)、画像形成が開始したならば(ステップS03でYES)、処理をステップS04に進める。
ステップS04においては、画像形成が開始され、処理はステップS05に進む。CPU111は、画像形成する際に、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203YをステップS02において決定された回転速度で回転させる。ステップS05においては、印字が終了したか否かを判断する。画像形成部140における画像形成が終了したか否かを判断する。CPU111は、画像形成部140による画像形成が終了するまで待機状態となり(ステップS05でNO)、画像形成が終了したならば(ステップS05でYES)、処理を終了する。
<第1の変形例>
第1スクリュー201Yの回転速度の上限が制限される場合がある。例えば、現像ローラー221Yにトナーを付着させるために上限値が定められる場合がある。第1スクリュー201Yの回転速度を上限値にして画像形成した場合に、画像形成する間に、第1羽W1により搬送されるトナーのうち第2羽W2により搬送されるトナーを乗り越えて排出口211Yに到達するトナーの量が目標とする量に達しない場合がある。このため、第1の変形例におけるMFP100は、画像形成が終了した後に、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yを回転させる。
図8は、第1の変形例における関連付テーブルの一例を示す図である。図8を参照して、第1の変形例における関連付テーブルは、気圧と第1スクリュー201Yと、追加回転時間との関係を定める。気圧と第1スクリュー201Yとの関係は、図6に示した関連付テーブルと同じである。追加回転時間は、画像形成が終了した後に、第1スクリュー201Yを回転させる時間である。例えば、800hPa以下の気圧に対して第1スクリュー201Yの回転速度として1.21×Vrpmが定められ、追加回転時間として2sが関連付けられる。また、801hPaより大きく850hPa以下気圧に対して第1スクリュー201Yの回転速度として1.21×Vrpmが定められ、追加回転時間として1sが関連付けられる。
図9は、第1の変形例における現像制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図9を参照して、図7に示した処理と異なる点は、ステップS06およびステップS07が追加された点である。その他の処理は、図7に示した処理と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
ステップS06においては、関連付テーブルによって、ステップS01において取得された気圧情報で定まる気圧に対して追加回転時間が定められているか否かを判断する。追加回転時間が定められているならば処理はステップS07に進むが、そうでなければ処理は終了する。
ステップS07においては、CPU111は、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yを予備回転させ、処理を終了する。CPU111は、関連付テーブルによって、ステップS01において取得された気圧情報で定まる気圧に対して定められた追加回転時間だけ、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yを回転させる。
<第2の変形例>
第2の変形例におけるMFP100は、気圧に応じて、トナーの搬送経路の開口面積を変更する。
図10は、第2の変形例における現像装置の一部を供給スクリューの中心軸と直交する方向から見た断面図である。図10を参照して、図5に示した現像装置24Yと異なる点は、第1循環槽Sp1に通過領域250Yが追加された点、面積変更板252Yおよびモーター253Yが追加された点である。面積変更板252Yは、第1スクリュー201Yの回転軸に直行する方向に移動可能にケース200Yに取り付けられている。面積変更板252Yの位置によって、第1循環槽Sp1における第2羽W2の領域の開口面積が定まる。開口面積は、第1循環槽Sp1における第1スクリュー201Yの回転軸を法線とする面の面積である。モーター253Yは、CPU111により制御され、面積変更板252Yの位置を変更させる。
通過領域250Yが存在することにより、第1羽W1により搬送されるトナーの一部は、第2羽W2を乗り越えることなく通過領域250Yを通過して、排出口211Yに搬送される。通過領域250Yを通過するトナーは、第2羽W2により発生するX軸正方向と反対方向の力を受けないので、通過領域250Yの開口面積が大きいほど、現像剤が排出口211Yに到達しやすくなる。
図11は、第2の変形例おける関連付テーブルの一例を示す図である。図11を参照して、第2の変形例における関連付テーブルは、気圧と開口面積との関係を定める。開口面積は、面積変更板252Yの位置を定める。標準の気圧は1001〜1050hPaであり、標準の気圧に対する開口面積はS平方mmである。これに対して、例えば、800hPa以下の気圧に対して開口面積として1.13×S平方mmが定められる。また、1051hPaより大きな気圧に対して開口面積として0.97×S平方mmが定められる。
第2の変形例におけるMFP100において、CPU111は、図7に示した処理とステップS02およびステップS04を除いて、同じ処理が実行される。第2の変形例におけるMFP100が備えるCPU111は、ステップS02において、気圧に対して第2の変形例における関連付テーブルにおいて定められた開口面積を決定する。そして、ステップS04において、画像形成を開始する前に、モーター253Yを制御して、面積変更板252Yを、開口面積がステップS02において決定された開口面積となる位置に移動させる。第2の変形例においては、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yは、予め定められた回転速度で回転する。なお、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yを、気圧に対して定まる回転数で回転させてもよい。
<第3の変形例>
第3の変形例におけるMFP100は、第2の変形例におけるMFP100と同様に、第1循環槽Sp1の開口面積を広くした通過領域251Yを有し、その通過領域251Yに電界を発生させる。
図12は、第2の変形例における現像装置の一部を供給スクリューの中心軸と直交する方向から見た断面図である。図12を参照して、図5に示した現像装置24Yと異なる点は、第1循環槽Sp1に通過領域251Yが追加された点、磁性体261Yが追加された点である。磁性体261Yは、第1スクリュー201Yの回転軸に直行する方向に移動可能にケース200Yに取り付けられている。CPU111により制御されるモーターによって磁性体261Yの位置が変更され、磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離が定められる。磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離によって、通過領域251Yの磁界の強度が定まる。換言すれば、CPU111は、磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離を決定することによって、通過領域251Yの磁界の強度を決定する。
通過領域251Yが存在することにより、第1羽W1により搬送されるトナーの一部は、第2羽W2を乗り越えることなく通過領域251Yを通過して、排出口211Yに搬送される。通過領域251Yを通過するトナーは、第2羽W2により発生するX軸正方向と反対方向の力を受けないので、通過領域251Yの開口面積が大きいほど、現像剤が排出口211Yに到達しやすくなる。
また、現像剤は、磁性体であるキャリアを含むので、磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離が短いほど、キャリアが通過領域251Yに進入し易くなる。
図13は、第3の変形例おける関連付テーブルの一例を示す図である。図13を参照して、第3の変形例における関連付テーブルは、気圧と、磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離との関係を定める。標準の気圧は1001〜1050hPaであり、標準の気圧に対する磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離はdmmである。これに対して、例えば、800hPa以下の気圧に対して磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離として1.13×dmmが定められる。また、1051hPaより大きい気圧に対して磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離として0.97×dmmが定められる。
第3の変形例におけるMFP100において、CPU111は、図7に示した処理とステップS02およびステップS04を除いて、同じ処理が実行される。第3の変形例におけるMFP100が備えるCPU111は、ステップS02において、気圧に対して第3の変形例における関連付テーブルにおいて定められた磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離を決定する。そして、CPU111は、ステップS04において、画像形成を開始する前に、磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離となる位置に磁性体261Yを移動させる。第3の変形例においては、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yは、予め定められた回転速度で回転する。なお、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yを、気圧に対して定まる回転数で回転させてもよい。
<第4の変形例>
第4の変形例におけるMFP100は、気圧に応じて、現像装置24Yの傾きを変更する。具体的には、MFP100は、現像装置24Yの排出口211Yが他の部分よりも低くなるように現像装置24Yを傾ける。現像装置24Yに収容される現像剤が、重力によって排出口211Yに向かう方向の力を受ける。このため、現像装置24Yの傾きが大きいほど、現像剤が排出口211Yに到達しやすくなる。
図14は、第4の変形例おける関連付テーブルの一例を示す図である。図14を参照して、第4の変形例における関連付テーブルは、気圧と傾斜角度との関係を定める。標準の気圧は1001〜1050hPaであり、標準の気圧に対する傾斜角度は0度である。これに対して、例えば、800hPa以下の気圧に対して傾斜角度として0.5度が定められる。また、1051hPaより大きな気圧に対して傾斜角度として−0.1度が定められる。
第4の変形例におけるMFP100において、CPU111は、図7に示した処理とステップS02およびステップS04を除いて、同じ処理が実行される。第4の変形例におけるMFP100が備えるCPU111は、ステップS02において、気圧に対して第4の変形例における関連付テーブルにおいて定められた傾斜角度を決定する。そして、CPU111は、ステップS04において、画像形成を開始する前に、現像装置24Yの傾斜角度をステップS02において決定された傾斜角度となるように現像装置24Yを傾斜させる。第4の変形例においては、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yは、予め定められた回転速度で回転する。なお、第1スクリュー201Yおよび第2スクリュー203Yを、気圧に対して定まる回転数で回転させてもよい。
以上説明したように本実施の形態におけるMFP100は、画像形成装置として機能し、現像装置24Yは、第1循環槽Sp1と、第1循環槽Sp1と隔壁205で仕切られ、該隔壁205に設けられた第1開口部209を通して該第1循環槽Sp1から搬送される現像剤および補給口206Yから補給された現像剤を該隔壁205に設けられた第2開口部207を通して該第1循環槽Sp1に搬送することで該第1循環槽Sp1と循環経路を形成する第2循環槽Sp2と、を備え、CPU111は、気圧に応じて排出口211Yからの排出される現像剤の量を制御する。このため、気圧に応じて排出口211Yからの排出される現像剤の量が制御されるので、現像剤の嵩密度が気圧の変動によって変化する場合であっても適切な量の現像剤を排出することができる。したがって、MFP100が設置される設置場所に関わらず、MFP100は適切な量の現像剤を排出することができる。
また、現像装置24Yは、第1循環槽Sp1に設けられた第1スクリュー201Yと、第2循環槽Sp2に設けられた第2スクリュー203Yと、をさらに備え、第1スクリュー201Yは現像剤に対して搬送方向の力を付与する第1羽W1と第1羽W1よりも搬送方向下流側に現像剤に対して搬送方向と逆方向の力を付与する第2羽W2があり、排出口211Yは、第1循環槽Sp1において第2羽W2よりも搬送方向下流側に位置し、CPU111は、気圧に基づいて第1スクリュー201Yの回転速度を決定する。このため、気圧に応じて、現像剤に対して与えられる搬送方向の力と搬送方向と逆方向の力とを調整することができる。
また、MFP100は、気圧センサー117で気圧を検出するので、MFP100が配置される位置の気圧を検出することができる。
また、MFP100は、外部の気圧を示す情報を外部のコンピューターから取得するので、気圧を示す情報を容易に取得できる。
また、第1の変形例におけるMFP100は、現像装置24Yによる現像が完了した後に第1スクリュー201Yを回転させる追加回転時間を気圧に基づいて決定する。このため、画像形成が完了した後に第1スクリュー201Yを回転させるので、適切な量の現像剤を排出することができる。
また、第2の変形例におけるMFP100は、第1循環槽Sp1において第2羽W2の領域である通過領域250Yで第1循環槽Sp1の開口面積を変化させる面積変更板252Yおよびモーター253Yを備え、CPU111は、気圧に応じて、開口面積を決定する。このため、気圧に応じた量の現像剤が通過領域250Yを通るようにできる。
第3の変形例におけるMFP100は、第1循環槽Sp1において第2羽W2の領域である通過領域251Yは開口面積が他の領域よりも大きく、第1循環槽Sp1の外側で第1循環槽Sp1において第2羽W2の通貨領域に磁界を発生させる磁性体261Yを、さらに備え、CPU111は、気圧に応じて磁性体261Yと通過領域251Yとの間の距離を決定し、通過領域251Yにおける磁界の磁力を決定する。このため、通過領域251Yに気圧に応じた磁力の磁界が発生するので、気圧に応じた量の現像剤が通過領域251Yを通るようにできる。
また、第4の変形例におけるMFP100は、第1循環槽Sp1を傾斜させる傾斜機構を、さらに備え、CPU111は、気圧に応じて第1循環槽Sp1を傾斜させる角度を決定し、傾斜させる。このため、現像剤に対して付与される搬送方向の力と搬送方向と逆方向の力とを気圧に応じた値に調整することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 MFP、111 CPU、20Y,20M,20C,20K 画像形成ユニット、21Y,21M,21C,21K 露光装置、22Y、22M,22C,22K 帯電ローラー、23Y,23M,23C,23K 感光体ドラム、24Y,24M,24C,24K 現像装置、25Y,25M,25C,25K 1次転写ローラー、26 2次転写ローラー、27Y,27M,27C,27K ドラム清掃ブレード、28Y,28M,28C,28K 廃トナーボトル、29 ベルト清掃ブレード、30 中間転写ベルト、31 タイミングローラー、32 定着ローラー、33 駆動ローラー、34 従動ローラー、35,35A,35B 給紙カセット、37 給紙ローラー、39 排紙トレイ、41Y、41M,41C,41K トナーボトル、42Y、42M,42C,42K トナーホッパー、200Y ケース、Sp1 第1循環槽、Sp2 第2循環槽、201Y 第1スクリュー、203Y 第2スクリュー、W1,W2 羽、205 隔壁、206Y 補給口、207,209 開口部、211Y 排出口、221Y 現像ローラー、250Y,251Y 通過領域、252Y 面積変更板、253Y モーター、261Y 磁性体。

Claims (11)

  1. トナーとキャリアからなる現像剤を用いて像担持体上の静電潜像を現像する現像装置と、
    前記現像装置を制御する制御手段と、を備え、
    前記現像装置は、前記現像剤を搬送しつつ該現像剤の一部を排出口から排出する第1循環槽と、
    前記第1循環槽と隔壁で仕切られ、該隔壁に設けられた第1開口部を通して該第1循環槽から搬送される前記現像剤および補給口から補給された前記現像剤を該隔壁に設けられた第2開口部を通して該第1循環槽に搬送することで該第1循環槽と循環経路を形成する第2循環槽と、を備え、
    前記制御手段は、気圧に基づいて前記排出口からの排出される前記現像剤の量を制御する、画像形成装置。
  2. 前記現像装置は、前記現像剤を搬送するために前記第1循環槽に設けられた第1スクリューと、
    前記現像剤を搬送するために前記第2循環槽に設けられた第2スクリューと、をさらに備え、
    前記第1スクリューは前記現像剤に対して搬送方向の力を付与する第1羽と前記第1羽よりも搬送方向下流側に前記現像剤に対して搬送方向と逆方向の力を付与する第2羽があり、
    前記排出口は、前記第1循環槽において前記第2羽よりも搬送方向下流側に位置する、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、気圧に基づいて前記第1スクリューの回転速度を決定する、請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記現像装置による現像が完了した後に前記第1スクリューを回転させる追加回転時間を気圧に基づいて決定する、請求項2または3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第1循環槽において前記第2羽の領域で前記第1循環槽の開口面積を変化させる開口面積変更手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、気圧に基づいて前記開口面積を決定する、請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第1循環槽において前記第2羽の領域は開口面積が他の領域よりも大きく、
    前記第1循環槽の外側で前記第1循環槽において前記第2羽の領域に磁界を発生させる磁界発生手段を、さらに備え、
    前記制御手段は、気圧に基づいて前記磁界発生手段に発生させる磁力を決定する、請求項2〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記第1循環槽を傾斜させる傾斜機構を、さらに備え、
    前記制御手段は、気圧に基づいて前記第1循環槽を傾斜させる角度を決定する、請求項1〜6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 気圧を検出する検出手段を、さらに備えた請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 外部の気圧を示す情報を外部から取得する気圧情報取得手段を、さらに備えた請求項1〜7のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. トナーとキャリアからなる現像剤を用いて像担持体上の静電潜像を現像する現像装置を備えた画像形成装置で実行される現像制御方法であって、
    前記現像装置は、前記現像剤を搬送しつつ該現像剤の一部を排出口から排出する第1循環槽と、
    前記第1循環槽と隔壁で仕切られ、該隔壁に設けられた第1開口部を通して該第1循環槽から搬送される前記現像剤および補給口から補給された前記現像剤を該隔壁に設けられた第2開口部を通して該第1循環槽に搬送することで該第1循環槽と循環経路を形成する第2循環槽と、を備え、
    気圧に基づいて前記第1循環槽および前記第2循環槽内の前記現像剤の量を制御するステップを、前記画像形成装置に実行させる、現像制御方法。
  11. トナーとキャリアからなる現像剤を用いて像担持体上の静電潜像を現像する現像装置を制御するコンピューターで実行される現像制御プログラムであって、
    前記現像装置は、前記現像剤を搬送しつつ該現像剤の一部を排出口から排出する第1循環槽と、
    前記第1循環槽と隔壁で仕切られ、該隔壁に設けられた第1開口部を通して該第1循環槽から搬送される前記現像剤および補給口から補給された前記現像剤を該隔壁に設けられた第2開口部を通して該第1循環槽に搬送することで該第1循環槽と循環経路を形成する第2循環槽と、を備え、
    気圧に基づいて前記第1循環槽および前記第2循環槽内の前記現像剤の量を制御するステップを、前記コンピューターに実行させる、現像制御プログラム。
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