JP2020118631A - 電子部品搬送装置、電子部品検査装置、供給搬送方法、および回収搬送方法 - Google Patents

電子部品搬送装置、電子部品検査装置、供給搬送方法、および回収搬送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のトレイを収容する収容機を備え設置面積の小さい電子部品搬送装置、電子部品検査装置、供給搬送方法、および回収搬送方法を提供する。【解決手段】容器としてのトレイ200に収容された電子部品としてのICデバイス90を、ICデバイス90の電気的特性を検査する検査部16に搬送する電子部品搬送装置10であって、検査部16による検査がされる前のICデバイス90が収容されたトレイ200が搭載される搭載部30と、トレイ200を収容し、水平軸に沿ってトレイ200を移動させる収容機2と、鉛直軸に沿って移動し、搭載部30にトレイ200を搭載する昇降機5と、収容機2から昇降機5に、トレイ200を移載する移載機3と、搭載部30に搭載されたトレイ200から検査部16にICデバイス90を搬送する搬送部25と、を備え、収容機2を平面視したときに、収容機2は、搬送部25と重なる位置に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、供給搬送方法、および回収搬送方法に関する。
複数個の半導体デバイスを配置したパレットを複数段に積み上げて収納するマガジンを有し、半導体デバイスを検査装置に搬送する搬送装置が特許文献1に開示されている。
特開平10−232262号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている搬送装置は、パレットを収納するマガジンが検査装置と並んで配置されるため、設置面積を削減できないという課題があった。
本願の電子部品搬送装置は、前記検査部による検査がされる前の前記電子部品が収容された前記容器が搭載される搭載部と、重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸とし、前記鉛直軸と直交して延びる直線を水平軸としたときに、前記容器を収容し、前記水平軸に沿って前記容器を移動させる収容機と、前記鉛直軸に沿って移動し、前記搭載部に前記容器を搭載する昇降機と、前記収容機から前記昇降機に、前記容器を移載する移載機と、前記搭載部に搭載される前記容器から前記検査部に前記電子部品を搬送する搬送部と、を備え、前記重力に引かれる向きにおいて前記収容機を平面視したときに、前記収容機は、前記搬送部と重なる位置に配置されている。
上述の電子部品搬送装置において、前記収容機は、前記搭載部の位置より上方に配置されていることとしても良い。
上述の電子部品搬送装置において、前記収容機には、前記鉛直軸に沿って延びる支持部材が設けられていることとしても良い。
上述の電子部品搬送装置において、前記収容機と前記搬送部との間に、遮蔽板が設けられていることとしても良い。
上述の電子部品搬送装置において、前記昇降機には、前記水平軸に沿って可動し、前記容器を保持する突起部が設けられていることとしても良い。
上述の電子部品搬送装置において、前記検査部から前記容器に前記検査部による検査がされた後の前記電子部品を搬送する回収搬送部と、前記電子部品が収容された前記容器が搭載される回収搭載部と、前記容器を前記水平軸に沿って移動させ、前記容器を収容する回収収容機と、を備え、前記回収収容機は、前記回収搭載部の位置より上方に配置されるとともに、前記重力に引かれる向きにおいて前記回収収容機を前記平面視したときに、前記回収搬送部と重なる位置に配置され、前記昇降機は、前記搭載部と前記回収搭載部との間を移動することとしても良い。
本願の電子部品検査装置は、容器に収容された電子部品を検査する電子部品検査装置であって、前記電子部品の電気的特性を検査する検査部と、前記検査部による検査がされる前の前記電子部品が収容された前記容器が搭載される搭載部と、重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸とし、前記鉛直軸と直交して延びる直線を水平軸としたときに、前記容器を収容し、前記水平軸に沿って前記容器を移動させる収容機と、前記鉛直軸に沿って移動し、前記搭載部に前記容器を搭載する昇降機と、前記収容機から前記昇降機に、前記容器を移載する移載機と、前記搭載部に搭載される前記容器から前記検査部に前記電子部品を搬送する搬送部と、を備え、前記重力に引かれる向きにおいて前記収容機を平面視したときに、前記収容機は、前記搬送部と重なる位置に配置されている。
本願の供給搬送方法は、電子部品の電気的特性を検査する電子部品検査装置に前記電子部品が収容された容器を供給する供給搬送方法であって、重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸としたときに、収容機から前記容器を昇降機に移載機で移載し、前記昇降機に移載された前記容器を前記重力に引かれる向きに移動し、前記容器を搭載する搭載部に前記容器を搭載する。
本願の回収搬送方法は、電子部品の電気的特性を検査する電子部品検査装置から検査済みの前記電子部品が収容された容器を回収する回収搬送方法であって、前記容器を搭載する回収搭載部から前記容器を保持し、重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸としたときに、昇降機で前記容器を重力に引かれる向きとは逆向きに移動し、前記容器を前記昇降機から、回収収容機に移載機で移載し、前記容器を前記回収収容機に収容する。
第1実施形態に係る電子部品検査装置の構成を示す概略斜視図。 電子部品検査装置における回収収容機および回収昇降機の構成を示す概略側面図。 電子部品検査装置の搬送構成を示す概略平面図。 収容機および移載機の構成を示す概略側面図。 収容機および移載機の構成を示す概略正面図。 移載機の移載動作を説明する図。 移載機の移載動作を説明する図。 移載機の移載動作を説明する図。 昇降機の構成を示す概略側面図。 昇降機の構成を示す概略正面図。 昇降機の搭載部に容器を搭載する動作を説明する図。 第2実施形態に係る電子部品検査装置の構成を示す概略正面図。
以下、本実施形態に係る電子部品搬送装置、電子部品検査装置、供給搬送方法、および回収搬送方法について、添付図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る電子部品搬送装置、電子部品検査装置、供給搬送方法、および回収搬送方法について、図1〜図9を参照して説明する。なお、以下では、説明の便宜上、互いに直交する3軸をX軸、Y軸、およびZ軸とする。重力に引かれる向きに延びる直線を「鉛直」または「鉛直軸」とし、前記鉛直軸と直交して延びる直線を「水平」または「水平軸」とする。また、X軸とY軸を含むXY平面が水平となるとともに、X軸とY軸とが水平軸となっており、Z軸が鉛直軸となっている。また、X軸に平行な方向を「X方向」とも言い、Y軸に平行な方向を「Y方向」とも言い、Z軸に平行な方向を「Z方向」又は「重力方向」とも言う。また、各軸の矢印が向いた方向を「正方向」、その反対方向を「負方向」と言う。また、本願明細書で言う「水平」とは、完全な水平に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、水平に対して若干、例えば5°未満程度に傾いた状態も含む。また、本願明細書で言う「鉛直」とは、完全な鉛直に限定されず、電子部品の搬送が阻害されない限り、鉛直に対して若干、例えば5°未満程度に傾いた状態も含む。また、鉛直軸において重力に引かれる向きとは逆向き、すなわち、Z軸に沿う正方向を「上」、「上方」、又は「鉛直上方」、鉛直軸において重力に引かれる向き、すなわち、Z軸に沿う負方向を「下」、「下方」、又は「鉛直下方」と言うことがある。また、図2、図4、図6A、図6B、図6C、および図7は、X軸に沿う正方向から見た図であり、図3は、Z軸に沿う正方向から見た図であり、図5、図8、および図9は、Y軸に沿う負方向から見た図である。
<電子部品検査装置>
先ず、図1、図2、および図3を参照して、本実施形態に係る電子部品検査装置1の概要について説明する。
図1は、第1実施形態に係る電子部品検査装置の構成を示す概略斜視図である。図2は、電子部品検査装置における回収収容機および回収昇降機の構成を示す概略側面図である。図3は、電子部品検査装置の搬送構成を示す概略平面図である。
なお、電子部品搬送装置(electric component handler)10は、ハンドラーである。また、電子部品搬送装置10と検査部16とを備える装置を電子部品検査装置(electric component tester)1と言う。
本実施形態に係る電子部品搬送装置10を有する電子部品検査装置1は、例えばBGA(Ball Grid Array)パッケージであるICデバイス等の電子部品を搬送し、その搬送過程で電子部品の電気的特性を検査又は試験する装置である。なお、以下では、説明の便宜上、電子部品としてICデバイスを用いる場合について代表して説明し、電子部品としてのICデバイス90とする。また、電子部品の電気的特性の検査又は試験を以下単に検査と言う。
なお、ICデバイスとしては、例えば、LSI(Large Scale Integration)、CMOS(Complementary MOS)、CCD(Charge Coupled Device)やICデバイスを複数のモジュールにパッケージ化したモジュールIC、また、水晶デバイス、圧力センサー、慣性センサー又は加速度センサー、ジャイロセンサー、指紋センサー等が挙げられる。
電子部品検査装置1は、図1および図2に示すように、電子部品搬送装置10の装置本体101上に設けられた収容機2、回収収容機2A、昇降機5、回収昇降機5A、収容機2内に配置された移載機3(図4参照)、および回収収容機2A内に配置された回収移載機3A(図4参照)と、を備えた電子部品搬送装置10と、検査部16と、を含み構成されている。
電子部品検査装置1のうちの電子部品搬送装置10は、図3に示すように、トレイ供給領域A1と、デバイス供給領域A2と、検査領域A3と、デバイス回収領域A4と、トレイ回収領域A5とを備え、これらの領域は、後述するように各壁部で分けられている。そして、ICデバイス90は、トレイ供給領域A1からトレイ回収領域A5まで前記各領域を矢印α90方向に順に経由し、途中の検査領域A3で検査が行われる。
このように電子部品検査装置1は、未検査の電子部品としてのICデバイス90を収容した容器としてのトレイ200を収容する収容機2、検査済みのICデバイス90を収容したトレイ200を収容する回収収容機2A、未検査のICデバイス90を収容したトレイ200を収容機2からトレイ供給領域A1に設けられた搭載部30へ搬送する昇降機5、検査済みのICデバイス90を収容したトレイ200をトレイ回収領域A5に設けられた回収搭載部30Aから回収収容機2Aへ搬送する回収昇降機5A、および産業用コンピューターで構成されたハンドラー制御部800、を備え、各領域を経由するようにICデバイス90を搬送する搬送部25および回収搬送部25Aを有する電子部品搬送装置10と、検査領域A3内で検査を行なう検査部16と、を備えている。また、電子部品搬送装置10は、その他にも、モニター300と、シグナルランプ400と、操作パネル700と、を備えている。また、静電気によるICデバイス90の破壊を防止するために、装置内部に静電気除去装置を備えている場合もある。
なお、収容機2は、鉛直軸において、搭載部30より上方に配置され、且つ、平面視で、ICデバイス90を検査部16に搬送する搬送部25と重なる位置に配置されている。また、回収収容機2Aも収容機2と同様に、鉛直軸において、回収搭載部30Aより上方に配置され、且つ、平面視で、検査部16からICデバイス90を回収搭載部30Aに搬送する回収搬送部25Aと重なる位置に配置されている。そのため、収容機2や回収収容機2Aの配置面積が電子部品搬送装置10の配置面積内に収まっているので、電子部品搬送装置10の配置面積以外に収容機2や回収収容機2Aの配置面積が必要なくなり、収容機2や回収収容機2Aの配置面積を削減することができる。
また、本実施形態では、収容機2および回収収容機2Aがそれぞれ搭載部30および回収搭載部30Aより上方に配置しているが、これに限定されることはなく、収容機2および回収収容機2Aをそれぞれ搭載部30および回収搭載部30Aより下方に配置し、収容機2が搬送部25と重なる位置に、回収収容機2Aが回収搬送部25Aと重なる位置に、配置されていても構わない。この構成により、収容機2や回収収容機2Aの配置面積を削減することができる。
また、電子部品検査装置1は、トレイ供給領域A1、トレイ回収領域A5が配された方、すなわち、図3中の下方、つまり、Y軸に沿う負方向が正面となり、検査領域A3が配された方、すなわち、図3中の上方つまり、Y軸に沿う正方向が背面として使用される。
また、電子部品検査装置1は、ICデバイス90の種類ごとに交換される「チェンジキット」と呼ばれるものを予め搭載して用いられる。このチェンジキットには、例えば、温度調整部12と、デバイス供給部14と、デバイス回収部18とがある。また、このようなチェンジキットとは別に、ICデバイス90の種類ごとに交換されるものとしては、例えば、ユーザーが用意するトレイ200と、回収用トレイ19と、検査部16とがある。
<電子部品搬送装置>
[装置本体]
電子部品搬送装置10の装置本体101において、トレイ供給領域A1は、未検査状態の複数のICデバイス90が配列されたトレイ200が供給される給材部である。トレイ供給領域A1には、トレイ200を複数積み重ねて搭載可能な搭載部30が設けられている。なお、本実施形態では、各トレイ200には、複数の凹部が行列状に配置されている。各凹部には、ICデバイス90を1つずつ収容することができる。
デバイス供給領域A2は、トレイ供給領域A1から搬送されたトレイ200上の複数のICデバイス90がそれぞれ検査領域A3まで搬送、供給される領域である。なお、トレイ供給領域A1とデバイス供給領域A2とをまたぐように、トレイ200を1枚ずつ水平方向に搬送するトレイ搬送機構11A,11Bが設けられている。
トレイ搬送機構11Aは、搬送部25の一部であり、トレイ200を、当該トレイ200に収容されたICデバイス90ごとY軸に沿う正方向、すなわち、図3中の矢印α11A方向に移動させることができる。これにより、ICデバイス90を安定してデバイス供給領域A2に送り込むことができる。
また、トレイ搬送機構11Bは、空のトレイ200をY軸に沿う負方向、すなわち、図3中の矢印α11B方向に移動させることができる。これにより、空のトレイ200をデバイス供給領域A2からトレイ供給領域A1に移動させることができる。
デバイス供給領域A2には、温度調整部12と、デバイス搬送ヘッド13と、トレイ搬送機構15と、が設けられている。なお、温度調整部12は、「ソークプレート」と呼ばれ、英語表記では「soak plate」、中国語表記では、一例で「均温板」となる。また、デバイス供給領域A2と検査領域A3とをまたぐように移動するデバイス供給部14も設けられている。
温度調整部12は、複数のICデバイス90が収容され、当該収容されたICデバイス90を一括して加熱又は冷却することができる。この温度調整部12により、検査部16で検査される前のICデバイス90を予め加熱又は冷却して、当該検査、すなわち、高温検査や低温検査等に適した温度に調整することができる。
このような温度調整部12は、装置内に固定されている。これにより、当該温度調整部12上でのICデバイス90に対して安定して温度調整することができる。また、温度調整部12は、グランドされている。
図3に示す構成では、温度調整部12は、Y方向に2つ配置され、装置内に固定されている。そして、トレイ搬送機構11Aによってトレイ供給領域A1から搬入されたトレイ200上のICデバイス90は、いずれかの温度調整部12まで搬送される。
デバイス搬送ヘッド13は、ICデバイス90を保持(hold)するものであり、デバイス供給領域A2内でX方向およびY方向に移動可能に支持され、さらにZ方向にも移動可能に支持されている。このデバイス搬送ヘッド13は、搬送部25の一部でもあり、トレイ供給領域A1から搬入されたトレイ200と温度調整部12との間のICデバイス90の搬送と、温度調整部12と後述するデバイス供給部14との間のICデバイス90の搬送とを担うことができる。なお、図3中では、デバイス搬送ヘッド13のX方向の移動を矢印α13Xで示し、デバイス搬送ヘッド13のY方向の移動を矢印α13Yで示している。
デバイス供給部14は、温度調整部12で温度調整されたICデバイス90が収容され、当該ICデバイス90を検査部16近傍まで搬送することができる「供給用シャトルプレート」又は単に「供給シャトル」と呼ばれるものである。このデバイス供給部14も、搬送部25の一部となり得る。このデバイス供給部14は、ICデバイス90が収容される凹部を有している。
また、デバイス供給部14は、デバイス供給領域A2と検査領域A3との間をX方向、すなわち、矢印α14方向に往復移動可能に支持されている。これにより、デバイス供給部14は、ICデバイス90をデバイス供給領域A2から検査領域A3の検査部16近傍まで安定して搬送することができ、また、検査領域A3でICデバイス90がデバイス搬送ヘッド17によって取り去られた後は再度デバイス供給領域A2に戻ることができる。
図3に示す構成では、デバイス供給部14は、Y方向に2つ配置されており、Y軸に沿う負方向がデバイス供給部14Aであり、Y軸に沿う正方向がデバイス供給部14Bである。そして、温度調整部12上のICデバイス90は、デバイス供給領域A2内に位置するデバイス供給部14A又はデバイス供給部14Bまでデバイス搬送ヘッド13によって搬送される。また、デバイス供給部14は、温度調整部12と同様に、当該デバイス供給部14に収容されたICデバイス90を加熱又は冷却可能に構成されている。これにより、温度調整部12で温度調整されたICデバイス90に対して、その温度調整状態を維持して、検査領域A3の検査部16近傍まで搬送することができる。また、デバイス供給部14も、温度調整部12と同様に、グランドされている。
トレイ搬送機構15は、全てのICデバイス90が除去された状態の空のトレイ200をデバイス供給領域A2内でX軸に沿う正方向、すなわち、矢印α15方向に搬送する機構である。そして、この搬送後、空のトレイ200は、トレイ搬送機構11Bによってデバイス供給領域A2からトレイ供給領域A1に戻される。
検査領域A3は、ICデバイス90を検査する領域である。この検査領域A3には、ICデバイス90に対して検査を行なう検査部16と、デバイス搬送ヘッド17とが設けられている。
デバイス搬送ヘッド17は、搬送部25の一部であり、温度調整部12と同様に、保持したICデバイス90を加熱又は冷却可能に構成されている。これにより、温度調整状態が維持されたICデバイス90を保持して、温度調整状態を維持したまま、ICデバイス90を検査領域A3内で搬送することができる。
このようなデバイス搬送ヘッド17は、検査領域A3内でY方向およびZ方向に往復移動可能に支持され、「インデックスアーム」と呼ばれる機構の一部となっている。これにより、デバイス搬送ヘッド17は、デバイス供給部14によってデバイス供給領域A2から検査領域A3に搬入されたICデバイス90を持ち上げて、検査部16上に搬送し、配置することができる。
なお、図3中では、デバイス搬送ヘッド17のY方向の往復移動を矢印α17Yで示している。そして、デバイス搬送ヘッド17は、検査領域A3内に位置するデバイス供給部14Aから検査部16へのICデバイス90の搬送と、検査領域A3内に位置するデバイス供給部14Bから検査部16へのICデバイス90の搬送とを担うことができる。また、デバイス搬送ヘッド17は、Y方向に往復移動可能に支持されているが、これに限定されず、X方向にも往復移動可能に支持されていてもよい。
また、図3に示すように、本実施形態では、デバイス搬送ヘッド17は、Y方向に2つ配置されている。以下、Y方向の負方向がデバイス搬送ヘッド17Aであり、Y軸に沿う正方向がデバイス搬送ヘッド17Bである。デバイス搬送ヘッド17Aは、検査領域A3内で、ICデバイス90のデバイス供給部14Aから検査部16への搬送を担うことができ、デバイス搬送ヘッド17Bは、検査領域A3内で、ICデバイス90のデバイス供給部14Bから検査部16への搬送を担うことができる。また、デバイス搬送ヘッド17Aは、検査領域A3内で、ICデバイス90の検査部16からデバイス回収部18Aへの搬送を担うことができ、デバイス搬送ヘッド17Bは、検査領域A3内で、検査部16からデバイス回収部18Bへの搬送を担うことができる。
検査部16は、電子部品であるICデバイス90を配置して、当該ICデバイス90の電気的特性を検査することができる。検査をする際には、ICデバイス90の端子と検査部16のプローブピンとが電気的に接続される、すなわち、接触することにより、その検査を行なうことができる。なお、検査部16でも、温度調整部12と同様に、ICデバイス90を加熱又は冷却して、当該ICデバイス90を検査に適した温度に調整することができる。
デバイス回収領域A4は、検査領域A3で検査され、その検査が終了した複数のICデバイス90が回収される領域である。このデバイス回収領域A4には、回収用トレイ19と、デバイス搬送ヘッド20と、トレイ搬送機構21とが設けられている。また、検査領域A3とデバイス回収領域A4とをまたぐように移動するデバイス回収部18も設けられている。また、デバイス回収領域A4には、空のトレイ200も用意されている。
デバイス回収部18は、検査部16で検査が終了したICデバイス90が収容され、当該ICデバイス90をデバイス回収領域A4まで搬送する。このデバイス回収部18も、回収搬送部25Aの一部である。
また、デバイス回収部18は、検査領域A3とデバイス回収領域A4との間をX方向、すなわち、矢印α18方向に沿って往復移動可能に支持されている。また、図3に示す構成では、デバイス回収部18は、デバイス供給部14と同様に、Y方向に2つ配置されており、Y方向の負方向がデバイス回収部18Aであり、Y軸に沿う正方向がデバイス回収部18Bである。そして、検査部16上のICデバイス90は、デバイス回収部18A又はデバイス回収部18Bに搬送され、収容される。そして、デバイス搬送ヘッド17は、検査領域A3内で、ICデバイス90の検査部16からデバイス回収部18Aへの搬送と、ICデバイス90の検査部16からデバイス回収部18Bへの搬送とを担うことができる。また、デバイス回収部18も、温度調整部12やデバイス供給部14と同様に、グランドされている。
回収用トレイ19は、検査部16で検査されたICデバイス90が収容され、デバイス回収領域A4内で移動しないよう固定されている。これにより、デバイス搬送ヘッド20等の各種可動部が比較的多く配置されたデバイス回収領域A4であっても、回収用トレイ19上では、検査済みのICデバイス90が安定して収容されることとなる。なお、図3に示す構成では、回収用トレイ19は、X方向に沿って3つ配置されている。
また、空のトレイ200も、X方向に沿って3つ配置されている。この空のトレイ200も、検査部16で検査されたICデバイス90が収容される。そして、デバイス回収領域A4に移動してきたデバイス回収部18上のICデバイス90は、回収用トレイ19および空のトレイ200のうちのいずれかに搬送され、収容される。これにより、ICデバイス90は、検査結果ごとに分類されて、回収されることとなる。
デバイス搬送ヘッド20は、デバイス回収領域A4内でX方向およびY方向に移動可能に支持され、さらにZ方向にも移動可能な部分を有している。このデバイス搬送ヘッド20は、回収搬送部25Aの一部でありICデバイス90をデバイス回収部18から回収用トレイ19や空のトレイ200に搬送することができる。なお、図3中では、デバイス搬送ヘッド20のX方向の移動を矢印α20Xで示し、デバイス搬送ヘッド20のY方向の移動を矢印α20Yで示している。
トレイ搬送機構21は、トレイ回収領域A5から搬入された空のトレイ200をデバイス回収領域A4内でX方向、すなわち、矢印α21方向に搬送する機構である。そして、この搬送後、空のトレイ200は、ICデバイス90が回収される位置に配されることとなる、すなわち、前記3つの空のトレイ200のうちのいずれかとなり得る。
トレイ回収領域A5は、検査済み状態の複数のICデバイス90が配列されたトレイ200が回収される回収部である。トレイ回収領域A5では、多数のトレイ200を積み重ねることができる回収搭載部30Aが設けられている。
また、デバイス回収領域A4とトレイ回収領域A5とをまたぐように、トレイ200を1枚ずつY方向に搬送するトレイ搬送機構22A、トレイ搬送機構22Bが設けられている。トレイ搬送機構22Aは、回収搬送部25Aの一部であり、トレイ200をY方向、すなわち、矢印α22A方向に往復移動させることができる。これにより、検査済みのICデバイス90をデバイス回収領域A4からトレイ回収領域A5に搬送することができる。また、トレイ搬送機構22Bは、ICデバイス90を回収するための空のトレイ200をY軸に沿う正方向、すなわち、矢印α22B方向に移動させることができる。これにより、空のトレイ200をトレイ回収領域A5からデバイス回収領域A4に移動させることができる。
ハンドラー制御部800は、例えば、トレイ搬送機構11Aと、トレイ搬送機構11Bと、温度調整部12と、デバイス搬送ヘッド13と、デバイス供給部14と、トレイ搬送機構15と、検査部16と、デバイス搬送ヘッド17と、デバイス回収部18と、デバイス搬送ヘッド20と、トレイ搬送機構21と、トレイ搬送機構22Aと、トレイ搬送機構22Bの各部の作動を制御することができる。また、収容機2と、回収収容機2Aと、移載機3と、回収移載機3Aと、昇降機5と、回収昇降機5Aの各部の作動も制御することができる。図3に示すように、このハンドラー制御部800は、例えば、本実施形態では、少なくとも1つのプロセッサー802(at least one processor)と、少なくとも1つのメモリー803とを有している。プロセッサー802は、メモリー803に記憶されている各種情報としての、例えば、判断用プログラム、指示又は命令用プログラム等を読み込み、判断や指令を実行することができる。
また、ハンドラー制御部800は、電子部品搬送装置10の装置本体101に内蔵されていてもよいし、外部のコンピューター等の外部機器に設けられていてもよい。この外部機器は、例えば、電子部品搬送装置10とケーブル等を介して通信される場合、無線通信される場合、例えばインターネット等のネットワークを介して、電子部品搬送装置10と接続されている場合等がある。
オペレーターは、モニター300を介して、電子部品搬送装置10の動作条件等を設定したり、確認したりすることができる。このモニター300は、例えば液晶画面で構成された表示画面301を有し、電子部品搬送装置10の正面側上部に配置されている。図1に示すように、トレイ回収領域A5の図中の右側には、マウスを置くマウス台600が設けられている。このマウスは、モニター300に表示された画面を操作する際に用いられる。
また、モニター300に対して図1の右下方には、操作パネル700が配置されている。操作パネル700は、モニター300とは別に、電子部品搬送装置10に所望の動作を命令するものである。
また、シグナルランプ400は、発光する色の組み合わせにより、電子部品搬送装置10の作動状態等を報知することができる。シグナルランプ400は、電子部品搬送装置10の上部に配置されている。なお、電子部品搬送装置10には、スピーカー500が内蔵されており、このスピーカー500によっても電子部品搬送装置10の作動状態等を報知することもできる。
電子部品搬送装置10は、トレイ供給領域A1とデバイス供給領域A2との間が第1隔壁231によって区切られており、デバイス供給領域A2と検査領域A3との間が第2隔壁232によって区切られており、検査領域A3とデバイス回収領域A4との間が第3隔壁233によって区切られており、デバイス回収領域A4とトレイ回収領域A5との間が第4隔壁234によって区切られている。また、デバイス供給領域A2とデバイス回収領域A4との間も、第5隔壁235によって区切られている。
電子部品搬送装置10は、最外装がカバーで覆われており、当該カバーには、例えばフロントカバー241、サイドカバー242、サイドカバー243、リアカバー244、遮蔽板としてのトップカバー245がある。なお、トップカバー245は、収容機2と搬送部25との間や回収収容機2Aと回収搬送部25Aとの間に遮蔽板として機能し、収容機2を搬送部25の上方に、また、回収収容機2Aを回収搬送部25Aの上方に、容易に設置することができる。また、収容機2や回収収容機2Aに収容されたトレイ200が崩れて、トレイ200やトレイ200に収容されていたICデバイス90が搬送部25や回収搬送部25Aに落下するのを防止することができる。
[収容機、回収収容機]
次に、未検査のICデバイス90を収容したトレイ200を収容する収容機2および検査済みのICデバイス90を収容したトレイ200を収容する回収収容機2Aについて、図4および図5を参照して説明する。
図4は、収容機および移載機の構成を示す概略側面図であり、図5は、収容機および移載機の構成を示す概略正面図である。
収容機2と回収収容機2Aとは、同一の構造であり、図4に示すように、筐体201内に、ベルトコンベア26を備えている。
ベルトコンベア26は、Y方向に離間して配置されたローラー261およびローラー262と、ローラー261およびローラー262に掛け回された搬送ベルト263と、ローラー261を駆動ローラーとして回転駆動させるモーター264とを有している。
ローラー261およびローラー262は、それぞれ、X軸回りに回転可能に支持されている。ローラー261は、駆動ローラーであり、ローラー262は、従動ローラーである。
搬送ベルト263は、無端ベルトで構成されている。搬送ベルト263は、トレイ200が搭載される部分である。この搬送ベルト263上には、トレイ200を収容することができる。
モーター264は、モーター264のローター265に連結されたプーリー266と、ローラー261に連結されたプーリー267と、プーリー266およびプーリー267に掛け回されたタイミングベルト268とを有している。このような構成では、モーター264が作動することにより、その回転力が、プーリー266、タイミングベルト268、プーリー267を順に介して、ローラー261に伝達される。これにより、ローラー261およびローラー262がそれぞれ同方向に回転することで、搬送ベルト263上のトレイ200を鉛直軸と交差するY軸に沿う正方向又は負方向に向かって搬送することができる。
収容機2の搬送ベルト263は、未検査のICデバイス90を収容したトレイ200を搭載部30へ搬送する際に、Y軸に沿う負方向に向かって移動しトレイ200を搬送する。また、回収収容機2Aの搬送ベルト263は、検査済みのICデバイス90を収容したトレイ200を収容する際に、Y軸に沿う正方向に向かって移動しトレイ200を搬送する。
なお、収容機2および回収収容機2Aには、図5に示すように、搬送ベルト263を挟み、鉛直軸の上方に延びる支持部材としてのガイド板260が2つ設けられている。このガイド板260が設けられていることで、トレイ200を複数段に積み上げて収容機2および回収収容機2Aのトレイ200の収容数を増やすことができる。また、複数段に積み上げられたトレイ200が崩れるのを防止することができる。
なお、本実施形態では、装置本体101の上方をカバーするトップカバー245上に接して収容機2および回収収容機2Aを配置しているが、これに限定されることはなく、トップカバー245と収容機2および回収収容機2Aとの間に隙間が設けられる台座を介して設置する構成としても構わない。隙間を設けることで、装置本体101内で発生する静電気を低減する静電気除去装置を設置することができる。また、静電気除去装置が装置本体101の外部に設けられているので、故障した際の修理や保守作業がし易い。
また、本実施形態では、ベルトコンベア26を用いてトレイ200を搬送しているが、これに限定されることはなく、トレイ200が搭載されたテーブルをシリンダーによりガイドレール上を移動させて搬送しても構わない。
[移載機、回収移載機]
次に、収容機2に収容されたトレイ200を収容機2から昇降機5に移載する移載機3と、回収昇降機5Aに保持されたトレイ200を回収昇降機5Aから回収収容機2Aに移載する回収移載機3Aについて、図4、図6A、図6B、および図6Cを参照して説明する。
図4は、収容機および移載機の構成を示す概略側面図であり、図6A〜図6Cは、移載機の移載動作を説明する図である。
移載機3と回収移載機3Aとは、同一の構造であり、図4に示すように、収容機2および回収収容機2Aの筐体201内に配置され、Y方向に移動可能なシリンダーロッド32を有するシリンダー31と、シリンダーロッド32の上方で、Y方向の負方向の端部付近に固定されたZ方向に移動可能なシリンダーロッド35(図6A参照)を有するシリンダー33と、シリンダーロッド35の上方に固定された平板状の搭載板34と、を備えている。
移載機3は、シリンダー33のシリンダーロッド35を上方、つまりZ軸に沿う正方向に移動させることで、図6Aに示すように、収容機2の搬送ベルト263上に収容されているトレイ200を搭載板34上に搭載することができる。次に、シリンダー31のシリンダーロッド32を昇降機5が配置されているY軸に沿う負方向、すなわち、図6B中の矢印α32X方向に移動させることで、図6Bに示すように、搭載板34上のトレイ200を昇降機5の保持部57に設けられたX方向に突出する突起部としてのシリンダーロッド581上に、トレイ200を移動させることができる。次に、シリンダー33のシリンダーロッド35を下方、つまりZ軸に沿う負方向に移動させることで、図6Cに示すように、搭載板34上のトレイ200を保持部57のシリンダーロッド581上に搭載することができる。
回収移載機3Aの場合は、移載機3と逆の動作をさせることで、回収昇降機5Aに保持されたトレイ200を回収収容機2Aに移載することができる。
シリンダー31のシリンダーロッド32を回収昇降機5Aが配置されているY方向の負方向に移動させることで、回収昇降機5Aに保持されたトレイ200の下方に、搭載板34を移動する。次に、シリンダー33のシリンダーロッド35を上方に移動させることで、搭載板34上のトレイ200を保持する。次に、シリンダーロッド32をY軸に沿う正方向に移動させることで、回収収容機2Aの搬送ベルト263の上方に、搭載板34上のトレイ200を移動させることができる。次に、シリンダー33のシリンダーロッド35を下方に移動させることで、回収収容機2Aの搬送ベルト263上にトレイ200を収容することができる。
[昇降機、回収昇降機]
次に、収容機2付近の位置から下降して、昇降機5に保持されたトレイ200を搭載部30に搭載する昇降機5と、回収搭載部30Aに搭載されたトレイ200を回収収容機2A付近の位置まで上昇させる回収昇降機5Aについて、図7、図8、および図9を参照して説明する。
図7は、昇降機の構成を示す概略側面図であり、図8は、昇降機の構成を示す概略正面図である。図9は、昇降機の搭載部に容器を搭載する動作を説明する図である。
昇降機5と回収昇降機5Aとは、同一構造であり、図7に示すように、リニアガイド52を固定する保持部材51と、リニアガイド52と、ボールネジ53と、モーター54と、カップリング55と、保持部57を固定する支柱59と、トレイ200を保持する保持部57と、保持部57から鉛直軸の上方に延びるガイド板571と、をトレイ200が収容される領域を挟み2つを1組として、それぞれ備えている。
保持部材51は、リニアガイド52と支柱59とを支持、固定する部材である。
リニアガイド52は、保持部材51を保持部57が固定された支柱59ごと鉛直軸に沿った方向であるZ方向に案内するものである。このリニアガイド52は、Z方向に沿って延在するガイドレール521と、ガイドレール521上を摺動するスライダー522とを有している。
ボールネジ53は、Z方向に沿って延在するネジ軸531と、ネジ軸531に螺合するナット532とを有している。ネジ軸531の下端は、カップリング55を介して、モーター54のローター541に連結されている。また、ネジ軸531の上端は、ベアリング56によって回動可能に支持されている。また、ナット532は、保持部材51に連結されている。
このような構成とすることで、モーター54が作動して、ローター541が回転することにより、その回転力がカップリング55を介してネジ軸531に伝達される。これにより、ナット532は、ネジ軸531に沿って、鉛直軸の上下方向、すなわち、図7中の矢印α57Z方向に移動することができる。また、ナット532の移動力は、保持部材51を介して、支柱59に固定された保持部57に伝達される。これにより、保持部57を上下方向に移動させることができる。また、リニアガイド52によって、保持部57の上下方向の移動が安定して円滑に行われる。
また、昇降機5および回収昇降機5Aの保持部57には、図8に示すように、鉛直軸と交差するX方向、つまり2つの保持部57が対向する方向に可動する突起部としてのシリンダーロッド581を有するシリンダー58が備えられている。シリンダーロッド581は、図8中の矢印α581X方向に移動させることができる。そのため、対向するシリンダーロッド581をトレイ200側に突出させることで、シリンダーロッド581上にトレイ200を保持することができる。
移載機3により、収容機2から昇降機5の保持部57に移載されたトレイ200を、昇降機5の保持部57を下降することで、搭載部30に搭載することができる。その後、シリンダーロッド581をトレイ200側から後退させることで、次のトレイ200を搬送するために、昇降機5の保持部57を収容機2からトレイ200が移載できる位置まで、上昇させ戻すことができる。
また、回収昇降機5Aは、回収搭載部30Aに搭載されたトレイ200を回収昇降機5Aの保持部57を下降させた後、トレイ200の底部へ対向するシリンダーロッド581をそれぞれ突出させることで、シリンダーロッド581上にトレイ200を保持することができる。その後、回収昇降機5Aの保持部57を回収収容機2Aへトレイ200が移載できる位置まで、上昇させ、回収移載機3Aで回収収容機2Aにトレイ200を移載することで、回収収容機2Aに検査済みのICデバイス90が収容されたトレイ200を収容することができる。
<供給搬送方法>
次に、未検査のICデバイス90が収容されたトレイ200を収容機2から搭載部30へ搬送する供給搬送方法について、上述した電子部品搬送装置10を参照し、電子部品搬送装置10における構成部位に関しては、上述と同符号で説明する。
先ず、平面視で、未検査のICデバイス90を検査部16に搬送する搬送部25と重なる位置に配置されている収容機2から未検査のICデバイス90が収容されたトレイ200を移載機3のシリンダーロッド35を押し上げて支持する。
次に、移載機3のシリンダーロッド32を昇降機5の保持部57まで伸ばし、保持部57から突出されたシリンダーロッド581の上方にトレイ200を移動する。
次に、トレイ200を支持している移載機3のシリンダーロッド35を引き下げて、昇降機5のシリンダーロッド581上にトレイ200を搭載することで、昇降機5にトレイ200が移載される。
次に、昇降機5のトレイ200が保持されている保持部57を搭載部30の位置まで鉛直軸の下方に移動し、未検査のICデバイス90が収容されたトレイ200を搭載部30に搭載し、トレイ200の収容機2から搭載部30への搬送を完了する。
<回収搬送方法>
次に、検査済みのICデバイス90が収容されたトレイ200を回収搭載部30Aから回収収容機2Aへ搬送する回収搬送方法について、上述した電子部品搬送装置10を参照し、電子部品搬送装置10における構成部位に関しては、上述と同符号で説明する。
先ず、回収昇降機5Aの保持部57を検査済みのICデバイス90が収容されたトレイ200を搭載する回収搭載部30Aの位置まで鉛直軸の下方に移動する。
次に、回収昇降機5Aのシリンダーロッド581を回収搭載部30Aに搭載されたトレイ200側に突出し、シリンダーロッド581上にトレイ200を保持する。
次に、トレイ200を保持した回収昇降機5Aの保持部57を回収収容機2Aへ移載できる位置まで鉛直軸の上方に移動する。
次に、回収移載機3Aにより、回収昇降機5Aの保持部57上のトレイ200を、平面視で、ICデバイス90を検査部16から搬送する回収搬送部25Aと重なる位置に配置されている回収収容機2Aの搬送ベルト263上へ回収移載機3Aで移載する。
次に、搬送ベルト263上のトレイ200は、搬送ベルト263をY軸に沿う正方向へ可動し、所定の位置で停止することで、検査済みのICデバイス90が収容されたトレイ200の回収収容機2Aへの収容を完了する。
[第2実施形態]
以下、図10を参照して、本実施形態に係る電子部品検査装置1Bの概要について説明する。
図10は、第2実施形態に係る電子部品検査装置の構成を示す概略正面図である。
なお、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。また、本実施形態は、電子部品検査装置1Bの昇降機5Bに係る構成が異なること以外は、第1実施形態と同様である。
本実施形態に係る電子部品検査装置1Bは、電子部品搬送装置10Bの装置本体101の上部に設けられたガイドレール102上をX軸に沿う正方向又は負方向に移動可能、すなわち、図10中の矢印α5BX方向に往復移動可能な昇降機5Bを備えている。
この構成とすることにより、昇降機5Bが搭載部30にトレイ200を搭載可能な位置に停止している場合、収容機2から昇降機5Bに未検査のICデバイス90が収容されたトレイ200を移載機3で移載し、昇降機5Bがトレイ200を保持した保持部57を搭載部30の位置まで下降し、未検査のICデバイス90が収容されたトレイ200を搭載部30に搭載することができる。
また、昇降機5Bが回収搭載部30Aからトレイ200を保持可能な位置に停止している場合、昇降機5Bが保持部57を回収搭載部30Aの位置まで下降し、トレイ200の底面にシリンダーロッド581を突出して、検査済みのICデバイス90が収容されたトレイ200を保持する。その後、トレイ200を保持した保持部57を回収移載機3Aがトレイ200を移載可能な位置まで上昇させ、回収移載機3Aでトレイ200を回収収容機2Aへ移載し、回収収容機2Aが搬送ベルト263上のトレイ200を移動し、所定の位置で停止することで、検査済みのICデバイス90が収容されたトレイ200を回収収容機2Aに収容することができる。
このような構成とすることで、未検査のICデバイス90が収容されたトレイ200を収容する収容機2と検査済みのICデバイス90が収容されたトレイ200を収容する回収収容機2Aが装置本体101上に配置されているので、装置本体101の設置面積内に収まり、収容機2と回収収容機2Aの設置面積を削減することができる。また、昇降機5Bが搭載部30と回収搭載部30Aとの間を移動可能なため、1台の昇降機5Bで収容機2や回収収容機2Aへのトレイ200の搬送が可能となる。
以下に、上述した実施形態から導き出される内容を記載する。
電子部品搬送装置は、容器に収容された電子部品を、前記検査部による検査がされる前の前記電子部品が収容された前記容器が搭載される搭載部と、重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸とし、前記鉛直軸と直交して延びる直線を水平軸としたときに、前記容器を収容し、前記水平軸に沿って前記容器を移動させる収容機と、前記鉛直軸に沿って移動し、前記搭載部に前記容器を搭載する昇降機と、前記収容機から前記昇降機に、前記容器を移載する移載機と、前記搭載部に搭載される前記容器から前記検査部に前記電子部品を搬送する搬送部と、を備え、前記重力に引かれる向きにおいて前記収容機を平面視したときに、前記収容機は、前記搬送部と重なる位置に配置されている。
この電子部品搬送装置によれば、電子部品が収容された容器を収容する収容機が平面視で、電子部品を検査部に搬送する搬送部と重なる位置に配置されている。つまり、収容機の配置面積が電子部品搬送装置の配置面積内に収まっているので、電子部品搬送装置の配置面積以外に収容機の配置面積が必要なくなり、収容機の配置面積を削減することができる。
上述の電子部品搬送装置において、前記収容機は、前記搭載部の位置より上方に配置されていることとしても良い。
この電子部品搬送装置によれば、収容機が搭載部の位置より上方に配置されているので、昇降機により収容機に収容されている容器を容易に搭載部へ搭載することができる。
上述の電子部品搬送装置において、前記収容機には、前記鉛直軸に沿って延びる支持部材が設けられていることとしても良い。
この電子部品搬送装置によれば、収容機には、鉛直軸に沿って延びる支持部材が設けられているので、容器を複数段に積み上げて収容機の容器の収容数を増やすことができる。
上述の電子部品搬送装置において、前記収容機と前記搬送部との間に、遮蔽板が設けられていることとしても良い。
この電子部品搬送装置によれば、収容機と搬送部との間に、遮蔽板が設けられているので、収容機を搬送部の上方に容易に設置することができる。
上述の電子部品搬送装置において、前記昇降機には、前記水平軸に沿って可動し、前記容器を保持する突起部が設けられていることとしても良い。
この電子部品搬送装置によれば、昇降機には、水平軸に沿って可動する突起部が設けられているので、突起部を突出することで、容器を保持することができ、容器を鉛直軸に沿って移動することができる。また、突起部を後退することで、搭載部に容器を搭載した後、次の容器を搬送するために、昇降機の突起部を収容機から容器が移載できる位置まで戻すことができる。
上述の電子部品搬送装置において、前記検査部から前記容器に前記検査部による検査がされた後の前記電子部品を搬送する回収搬送部と、前記電子部品が収容された前記容器が搭載される回収搭載部と、前記容器を前記水平軸に沿って移動させ、前記容器を収容する回収収容機と、を備え、前記回収収容機は、前記回収搭載部の位置より上方に配置されるとともに、前記重力に引かれる向きにおいて前記回収収容機を前記平面視したときに、前記回収搬送部と重なる位置に配置され、前記昇降機は、前記搭載部と前記回収搭載部との間を移動することとしても良い。
この電子部品搬送装置によれば、昇降機が搭載部と回収搭載部との間を移動できるので、未検査の電子部品を収容した容器を収容機から搭載部に搬送する機能と、検査済みの電子部品を収容した容器を回収搭載部から回収収容機に搬送する機能と、を1台の昇降機で行うことができる。
電子部品検査装置は、容器に収容された電子部品を検査する電子部品検査装置であって、前記電子部品の電気的特性を検査する検査部と、前記検査部による検査がされる前の前記電子部品が収容された前記容器が搭載される搭載部と、重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸とし、前記鉛直軸と直交して延びる直線を水平軸としたときに、前記容器を収容し、前記水平軸に沿って前記容器を移動させる収容機と、前記鉛直軸に沿って移動し、前記搭載部に前記容器を搭載する昇降機と、前記収容機から前記昇降機に、前記容器を移載する移載機と、前記搭載部に搭載される前記容器から前記検査部に前記電子部品を搬送する搬送部と、を備え、前記重力に引かれる向きにおいて前記収容機を平面視したときに、前記収容機は、前記搬送部と重なる位置に配置されている。
この電子部品検査装置によれば、電子部品が収容された容器を収容する収容機が平面視で、電子部品を検査部に搬送する搬送部と重なる位置に配置されている。つまり、収容機の配置面積が電子部品検査装置の配置面積内に収まっているので、電子部品検査装置の配置面積以外に収容機の配置面積が必要なくなり、収容機の配置面積を削減することができる。
供給搬送方法は、電子部品の電気的特性を検査する電子部品検査装置に前記電子部品が収容された容器を供給する供給搬送方法であって、重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸としたときに、収容機から前記容器を昇降機に移載機で移載し、前記昇降機に移載された前記容器を前記重力に引かれる向きに移動し、前記容器を搭載する搭載部に前記容器を搭載する。
この供給搬送方法によれば、未検査の電子部品が収容された容器を、搬送部と重なる位置に配置されている収容機から電子部品の電気的特性を検査する検査部に搬送する電子部品搬送装置の搭載部に容易に搬送することができる。
回収搬送方法は、電子部品の電気的特性を検査する電子部品検査装置から検査済みの前記電子部品が収容された容器を回収する回収搬送方法であって、前記容器を搭載する回収搭載部から前記容器を保持し、重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸としたときに、昇降機で前記容器を重力に引かれる向きとは逆向きに移動し、前記容器を前記昇降機から、回収収容機に移載機で移載し、前記容器を前記回収収容機に収容する。
この回収搬送方法によれば、検査済みの電子部品が収容された容器を、電子部品の電気的特性を検査する検査部に搬送する電子部品搬送装置の回収搭載部から回収搬送部と重なる位置に配置されている回収収容機に容易に搬送することができる。
1,1B…電子部品検査装置、2…収容機、2A…回収収容機、3…移載機、3A…回収移載機、5,5B…昇降機、5A…回収昇降機、10,10B…電子部品搬送装置、11A,11B…トレイ搬送機構、12…温度調整部、13…デバイス搬送ヘッド、14,14A,14B…デバイス供給部、15…トレイ搬送機構、16…検査部、17,17A,17B…デバイス搬送ヘッド、18,18A,18B…デバイス回収部、19…回収用トレイ、20…デバイス搬送ヘッド、21,22A,22B…トレイ搬送機構、231…第1隔壁、232…第2隔壁、233…第3隔壁、234…第4隔壁、235…第5隔壁、241…フロントカバー、242…サイドカバー、243…サイドカバー、244…リアカバー、245…遮蔽板としてのトップカバー、25…搬送部、25A…回収搬送部、26…ベルトコンベア、260…支持部材としてのガイド板、261…ローラー、262…ローラー、263…搬送ベルト、264…モーター、265…ローター、266…プーリー、267…プーリー、268…タイミングベルト、30…搭載部、30A…回収搭載部、31…シリンダー、32…シリンダーロッド、33…シリンダー、34…搭載板、35…シリンダーロッド、51…支持部材、52…リニアガイド、521…ガイドレール、522…スライダー、53…ボールネジ、531…ネジ軸、532…ナット、54…モーター、541…ローター、55…カップリング、56…ベアリング、57…保持部、571…ガイド板、58…シリンダー、581…突起部としてのシリンダーロッド、59…支柱、90…電子部品としてのICデバイス、101…装置本体、102…ガイドレール、200…容器としてのトレイ、201…筐体、300…モニター、301…表示画面、400…シグナルランプ、500…スピーカー、600…マウス台、700…操作パネル、800…ハンドラー制御部、802…プロセッサー、803…メモリー、A1…トレイ供給領域、A2…デバイス供給領域、A3…検査領域、A4…デバイス回収領域、A5…トレイ回収領域、α11A,α11B,α13X,α13Y,α14,α15,α17Y,α18,α20X,α20Y,α21,α22A,α22B,α32X,α5BX,α57Z,α581X,α90…矢印。

Claims (9)

  1. 容器に収容された電子部品を、前記電子部品の電気的特性を検査する検査部に搬送する電子部品搬送装置であって、
    前記検査部による検査がされる前の前記電子部品が収容された前記容器が搭載される搭載部と、
    重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸とし、前記鉛直軸と直交して延びる直線を水平軸としたときに、前記容器を収容し、前記水平軸に沿って前記容器を移動させる収容機と、
    前記鉛直軸に沿って移動し、前記搭載部に前記容器を搭載する昇降機と、
    前記収容機から前記昇降機に、前記容器を移載する移載機と、
    前記搭載部に搭載される前記容器から前記検査部に前記電子部品を搬送する搬送部と、を備え、
    前記重力に引かれる向きにおいて前記収容機を平面視したときに、前記収容機は、前記搬送部と重なる位置に配置されている、
    電子部品搬送装置。
  2. 前記収容機は、前記搭載部の位置より上方に配置されている、
    請求項1に記載の電子部品搬送装置。
  3. 前記収容機には、前記鉛直軸に沿って延びる支持部材が設けられている、
    請求項1又は請求項2に記載の電子部品搬送装置。
  4. 前記収容機と前記搬送部との間に遮蔽板が設けられている、
    請求項2又は請求項3に記載の電子部品搬送装置。
  5. 前記昇降機には、前記水平軸に沿って可動し、前記容器を保持する突起部が設けられている、
    請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の電子部品搬送装置。
  6. 前記検査部から前記容器に前記検査部による検査がされた後の前記電子部品を搬送する回収搬送部と、
    前記電子部品が収容された前記容器が搭載される回収搭載部と、
    前記容器を前記水平軸に沿って移動させ、前記容器を収容する回収収容機と、
    を備え、
    前記回収収容機は、前記回収搭載部の位置より上方に配置されるとともに、前記重力に引かれる向きにおいて前記回収収容機を前記平面視したときに、前記回収搬送部と重なる位置に配置され、
    前記昇降機は、前記搭載部と前記回収搭載部との間を移動する、
    請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の電子部品搬送装置。
  7. 容器に収容された電子部品を検査する電子部品検査装置であって、
    前記電子部品の電気的特性を検査する検査部と、
    前記検査部による検査がされる前の前記電子部品が収容された前記容器が搭載される搭載部と、
    重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸とし、前記鉛直軸と直交して延びる直線を水平軸としたときに、前記容器を収容し、前記水平軸に沿って前記容器を移動させる収容機と、
    前記鉛直軸に沿って移動し、前記搭載部に前記容器を搭載する昇降機と、
    前記収容機から前記昇降機に、前記容器を移載する移載機と、
    前記搭載部に搭載される前記容器から前記検査部に前記電子部品を搬送する搬送部と、
    を備え、
    前記重力に引かれる向きにおいて前記収容機を平面視したときに、前記収容機は、前記搬送部と重なる位置に配置されている、
    電子部品検査装置。
  8. 電子部品の電気的特性を検査する電子部品検査装置に前記電子部品が収容された容器を供給する供給搬送方法であって、
    重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸としたときに、収容機から前記容器を昇降機に移載機で移載し、
    前記昇降機に移載された前記容器を前記重力に引かれる向きに移動し、
    前記容器を搭載する搭載部に前記容器を搭載する、
    供給搬送方法。
  9. 電子部品の電気的特性を検査する電子部品検査装置から検査済みの前記電子部品が収容された容器を回収する回収搬送方法であって、
    前記容器を搭載する回収搭載部から前記容器を保持し、
    重力に引かれる向きに延びる直線を鉛直軸としたときに、昇降機で前記容器を重力に引かれる向きとは逆向きに移動し、
    前記容器を前記昇降機から、回収収容機に移載機で移載し、
    前記容器を前記回収収容機に収容する、
    回収搬送方法。
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