JP2020118476A - 風速測定方法および風速計 - Google Patents

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透 大川
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Abstract

【課題】メンテナンス性や小型化の観点で有利であり、屋内、屋外を含む様々な環境で適切に風速を測定できる風速測定方法および風速計を提供する。【解決手段】端部が固定された支持部が有する風受け部が風を受けることにより、前記支持部が有する変位部が変位するステップと、前記変位部に取り付けられる加速度センサが、前記変位部の変位に伴い生じる加速度を検出するステップと、前記加速度センサが検出した加速度から、前記風受け部が受けた風の風速を算出するステップと、を有する風速測定方法。【選択図】図1

Description

本発明は、屋外や施設内などにおける風速を測定する風速測定方法および風速計に関する。
建築物の屋上や農場などの屋外や、ビニールハウスや建物内などの屋内における風速を測定する風速計が、様々な目的で用いられている。たとえば、気象情報の一つとして屋外での風速を測定する場合や、空調機により発生する気流を把握するために屋内での風速を測定する場合がある。
従来、風速計としては、回転軸の周りに風杯や風車が取り付けられており、風の力により回転軸が回転する風杯・風車型風速計や、ヒーター素子と測温素子とを用いて風速を測定する風速計(特許文献1参照)が知られている。しかしながら、風杯・風車型風速計は、風を受けて回転する回転軸を有するため、部品点数が多くなる傾向があり、小型化やメンテナンス性の点で課題を有する。また、回転軸が適切に動くように管理する必要があるため、回転軸の潤滑材によるコンタミネーションの問題が生じる場合がある。この潤滑剤によるコンタミネーションの問題は特に農業分野において、農地での利用にあたり種苗生育の安全性確保の観点から問題となりうる。潤滑剤がコンタミネーションとして農業用水に混在してしまうことで農作物の安全性に影響を及ぼす恐れが生じうるためである。一方、ヒーター素子と測温素子とを用いる風速計では、素子周辺への水分の流入などによる影響により測定値にばらつきが生じる可能性があり、使用可能な条件が限定されるなどの課題がある。
特開2016−118511号公報
本発明は、メンテナンス性や小型化の観点で有利であり、屋内、屋外を含む様々な環境で適切に風速を測定できる風速測定方法および風速計を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の風速測定方法は、
端部が固定された支持部が有する風受け部が風を受けることにより、前記支持部が有する変位部が変位するステップと、
前記変位部に取り付けられる加速度センサが、前記変位部の変位に伴い生じる加速度を検出するステップと、
前記加速度センサが検出した加速度から、前記風受け部が受けた風の風速を算出するステップと、
を有する。
本発明に係る風速測定方法は、変位部の変位に伴い生じる加速度を加速度センサで検出し、加速度センサが検出した加速度から風速を算出するため、回転軸を備える必要がなく、構造が単純な装置で測定を行うことができる。そのため、測定装置の小型化の観点で有利であり、回転軸の潤滑剤などによるコンタミネーションも防止できる。また、加速度センサが防水されていれば、雨天時の屋外などのように測定装置が水分に曝される環境でも、適切に風速を測定することができる。
また、たとえば、前記加速度センサが検出した加速度と、前記風受け部が受けた風の風速との相関関数を定めるステップをさらに有してもよく
前記風受け部が受けた風の風速を算出するステップでは、前記相関関数を用いてもよい。
加速度と風速の相関関数を定めることにより、設置状態や加速度センサの個体差による測定ばらつきを抑制し、より精度の高い風速の測定を行うことができる。
また、たとえば、本発明に係る風速測定方法では、前記加速度センサが検出した加速度または加速度から算出した風速に関する情報を送信部が送信するステップと、
前記送信部が送信した情報を受信部が受信するステップと、を有してもよい。
送信部と受信部との間で情報を送受信する測定方法では、支持部および加速度センサの設置が容易であるため、このような風速測定方法によれば、様々な場所の風速を測定できる。また、受信部が複数の送信部からの情報を受け取ることも可能であり、測定箇所を増やすことも容易である。
また、本発明に係る風速計は、風を受ける風受け部と、設置端部と、前記風受け部が風を受けることにより変位する変位部と、を有する支持部と、
前記変位部に取り付けられ前記変位部の変位に伴い生じる加速度を検出する加速度センサと、
前記加速度センサが検出した加速度から、前記風受け部が受けた風の風速を算出する演算部と、を有する。
本発明に係る風速計は、変位部の変位に伴い生じる加速度を加速度センサで検出し、加速度センサが検出した加速度から風速を算出するため、回転軸を備える必要がなく、構造がシンプルである。そのため、小型化の観点で有利であり、回転軸の潤滑剤などによるコンタミネーションも防止できる。また、加速度センサが防水されていれば、雨天時の屋外などのように風速計が水分に曝される環境でも、適切に風速を測定することができる。
また、たとえば、前記加速度センサは、第1方向と、前記第1方向に直交する第2方向の加速度を検出してもよい。
2軸以上の加速度センサを用いることにより、風向と風速を測定することが可能である。
また、前記支持部は、前記設置端部と前記変位部を接続しており、前記風受け部が風を受けることにより前記変位部が前記設置端部に対して傾くように接続する接続部を有してもよい。
このような接続部を有することにより、加速度センサが取り付けられた変位部が風により適切に変位し、加速度センサが風速に応じた加速度を検出できる。
また、前記支持部は、前記設置端部と前記変位部を接続しており、前記風受け部が風を受けることにより少なくとも一部が弾性変形する接続部を有してもよい。
接続部の弾性変形を利用して変位部を変位させるため、このような風速計は、風杯・風車型風速計のように軸受けなどの摺動部分が必要なく、耐久性が良好である。また、このような風速計は、部品点数も抑制でき、潤滑剤によるコンタミネーションも防止でき、また、気象によって発生しうる測定系への水分の付着を考慮することなく利用可能であるため、農業用途においても安全性を確保できる。
図1は、本発明の実施形態に係る風速計を示す概念図である。 図2は、図1に示す風速計における風速計本体部を示す斜視図である。 図3は、図1に示す風速計における計測モジュールの機能ブロック図である。 図4は、図1に示す風速計における受信側端末の機能ブロック図である。 図5は、図1に示す風速計による風速の測定方法の一例を示すフローチャートである。 図6は、図1に示す風速計における加速度センサの計測結果の一例を示すグラフである。 図7は、図1に示す風速計による風速の測定方法における相関関数の算出ステップの一例を示すグラフである。
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る風速計10を示す概念図である。風速計10は、風速の測定箇所に設置する風速計本体部12と、風速計本体部12から離れた場所に置かれる受信側端末40とを有する。
風速計本体部12は送信部36(図3参照)を有しており、受信側端末40は受信部43(図4参照)を有している。図1に示すように、風速計本体部12と受信側端末40とは、送信部36と受信部43とを用いて無線通信することにより、互いに情報を送受信する。したがって、風速計10は、風速計本体部12が設置される測定箇所から離れた場所において、風速の計測結果を確認したり、風速の計測結果を保存したりすることが可能である。
図2は、風速計本体部12を示す斜視図である。風速計本体部12は、支持部20と、加速度センサ34を含む計測モジュール30とを有する。支持部20の端部には、風速計本体部12を設置・固定するための設置端部26が備えられる。設置端部26は、測定箇所において、風速計本体部12の風受け部24に風が当たるように固定されればよく、たとえば、野外の地面や、設備の床面、壁面、天井面など、任意の場所に固定することができる。
支持部20は、設置端部26の他に、接続部28と、風受け部24と、変位部22とを有する。接続部28は、風速計本体部12の中央部に伸びる棒状の形状を有しており、加速度センサ34を含む計測モジュール30が取り付けられる変位部22と、設置端部26とを接続している。
支持部20は複数(実施形態では4枚)の風受け部24を有しており、それぞれの風受け部24は、接続部28から放射状に設けられている。風受け部24は、効率的に風を受けることができるように、薄板形状を有している。ただし、風受け部24の形状は、支持部20が風を受ける効率を上げることができる形状であれば、どのような形状であってもかまわない。
4枚の風受け部24は、接続部28に固定されている。4枚の風受け部24は、様々な方向からの風を受けられるように、接続部28を中心として等間隔に設けられている。風受け部24は、設置端部26から離間するように接続部28に固定されており、設置端部26と比較して変位部22の近くに備えられる。
変位部22は、接続部28における設置端部26とは反対側の端部に設けている。変位部22は、図1に示すように、風受け部24が風を受けることにより変位する。すなわち、風受け部24が風を受けることにより、棒状の接続部28の少なくとも一部が弾性変形し、変位部22が設置端部26に対して傾くことにより、変位部22は、図2に示す無風状態のおける位置から変位する。なお、風受け部24と接続部28とは一体であってもよく、別体であってもよい。また、風受け部24の一部が接続部28および変位部22となっていてもよく、計測モジュール30が風受け部24に取り付けられていてもよい。
接続部28の材質は特に限定されないが、風受け部24が風を受けて弾性的にたわむことができ、かつ、風によって強い変形力を受けても塑性変形しにくい樹脂や、炭素繊維強化プラスチック、金属などが好ましい。風受け部24の材質も特に限定されないが、比較的軽量で塑性変形しにくい樹脂や、炭素繊維強化プラスチック、金属などが好ましい。
図1および図2に示すように、加速度センサ34を含む計測モジュール30は、変位部22に取り付けられており、加速度センサ34は、変位部22の変位に伴い生じる加速度を検出する。図3は、計測モジュール30の構成を示す機能ブロック図である。
計測モジュール30は、送信側電源部32、加速度センサ34、送信部36および送信側記憶部38などを有する。計測モジュール30の各部分は、防水性のハウジングに収納されていることが好ましい。送信側電源部32は、加速度センサ34や送信部36などに電力を供給する。送信側電源部32は、全固体電池、二次電池などの電池や、これらの電池または交流電源などの電力を供給するための電源ユニット等を有する。
加速度センサ34は、図1および図2に示すように、計測モジュール30が取り付けられる変位部22の変位に伴い生じる加速度を検出する。加速度センサ34は、単軸のものであってもよく、2軸、3軸など多軸のものであってもよい。実施形態の加速度センサ34は、図2に示す無風状態で鉛直方向に伸びる接続部28に直交する第1方向と、鉛直方向および第1方向に直交する第2方向の加速度を検出する。2軸、3軸またはこれ以上の多軸の加速度センサ34を用いることにより、風向が変化するような条件でも風速を適切に計測できるとともに、検出すされた加速度の方向から、風向を検出することができる。加速度センサ34としては、たとえば、静電容量型や、ピエゾ抵抗型などが挙げられるが、特に限定されない。
図3に示す送信部36は、加速度センサ34が検出した加速度に関する情報を、図1に示す受信側端末40へ送信する。送信部36は、モデムやアンテナ等で構成される。送信部36は、たとえば無線LANなどの通信方式を採用することができるが、送信部36と受信部43との通信方式は特に限定されない。
送信側記憶部38は、不揮発性メモリ等で構成され、加速度センサ34の個体情報や、加速度センサ34が検出した加速度と風受け部24が受けた風の風速との相関関数などを記憶する。送信部36は、送信側記憶部38が記憶する情報を読み出し、受信側端末40へ送信することができる。
図4は、図1に示す受信側端末40の構成を表す機能ブロック図である。受信側端末40は、受信側電源部42、受信部43、演算部44、受信側記憶部45、表示部46、入力部48などを有する。受信側電源部42は、受信側端末40の各部に電力を供給する。受信側電源部42は、全固体電池、二次電池などの電池や、これらの電池または交流電源などの電力を供給するための電源ユニット等を有する。
図4に示す受信部43は、図3に示す計測モジュール30の送信部36が送信した情報を受信する。受信部43は、送信部36と同様にモデムやアンテナ等で構成される。演算部44は、図2に示す風速計本体部12の加速度センサ34(図3参照)で検出され、送信部36および受信部43によって送受信された加速度から、演算部44の風受け部24が受けた風の速度を算出する。演算部44は、マイクロプロセッサ等で構成される。
また、演算部44は、加速度センサ34が検出した加速度と、風受け部24が受けた風の風速との相関関数を定めるための演算を行うことができる。この場合、演算部44は、加速度から風速を算出する際に、予め定めておいた加速度と風速の相関関数を用いることができる。
図4に示す受信側記憶部45は、不揮発性メモリ等で構成され、演算部44によって算出された風速を記憶する。また、受信側記憶部45は、演算部44が定めた相関関数や、受信部43が送信部36から受信した加速度に関する情報などを記憶することができる。演算部44は、受信側記憶部45が記憶する情報を読み出して演算に用いたり、演算結果を受信側記憶部45に記憶させたりすることができる。
図4に示す表示部46は、液晶表示パネルなどで構成され、演算部44による風速などの演算結果を表示する。また、図4に示す入力部48は、キーボードやタッチパネルなどで構成され、操作者が風速計10を操作する際における信号の入力に用いられる。風速計10の操作者は、表示部46により風速計10による風速の測定結果を確認することができ、また、入力部48を用いて、計測モジュール30のON・OFFの切り替えや、測定条件の設定変更などを行うことができる。
図5は、図1〜図4に示す風速計10による風速の測定方法の一例を示すフローチャートである。図5に示すステップS001では、受信側端末40の演算部44が、加速度から風速を求めるために使用する相関関数を決定する。受信端末の演算部44は、受信側記憶部45に記憶されている相関関数を読み出したり、送信側記憶部38に記憶されている相関関数を送受信して取得することにより、相関関数を決定することができる。
また、受信側端末40の演算部44が、加速度から風速を求めるために使用する相関関数を定める他の方法として、風速計10以外から風速を取得できる風を、風速計本体部12の風受け部24に当てて、相関関数を定める方法がある。この場合、所定の風速の風を発生させる送風機の風を風速計本体部12の風受け部24に当てるか、または、別の風速計で風受け部24に当てる風の風速を計測しながら、加速度センサ34により加速度を検出する。加速度センサ34で検出された加速度は、送信部36により受信側端末40に送られて加速度検出時の風速と照合され、演算部44により相関関数が定められる。
図6は、相関関数を定める際に加速度センサ34で検出された、加速度の計測情報の一例を示すグラフである。横軸が第1方向Xの加速度を、縦軸が第2方向Yの加速度を示している。図6に示すような加速度の情報から、演算部44は、第1方向Xの加速度と第2方向Yの加速度のベクトル和を算出し、算出した加速度のベクトル和の大きさを、別途取得された風速の情報と対応させることにより、加速度と風速の相関関数を定める。
図7は、ステップS001において、図6に示す加速度の情報を用いて、演算部44が算出した相関関数50の一例を示している。図7に示す相関関数50は、加速度センサ34で検出された加速度(第1および第2方向のベクトル和の大きさ)yと風速xとの関係を表す1次関数である。ただし、ステップS001で定められる相関関数50としては1次関数に限定されず、他の関数であってもかまわない。
図5に示すステップS002では、図1に示すように、設置端部26が固定された支持部20が有する風受け部24が風を受けることにより、支持部20の接続部28がたわんで、支持部20の変位部22が変位する。これにより、ステップS002では、変位部22に取り付けられる計測モジュール30に含まれる加速度センサ34(図3参照)が、変位部22の変位に伴い生じる加速度を検出する。
図5に示すステップS003では、図3に示す加速度センサ34が検出した加速度に関する情報を、送信部36が受信側端末40(図1および図4参照)に送信する。さらに、図5に示すステップS004では、送信部36が送信した加速度に関する情報を、受信側端末40の受信部43が受信する。
図5に示すステップS005では、図4に示す受信側端末40の演算部44が、加速度センサ34が検出した加速度から、風速計本体部12の風受け部24が受けた風の風速を算出する。この際、演算部44は、ステップS001で定めた相関関数50(図7参照)を用いて、加速度センサ34が検出した加速度から、風受け部24が受けた風の風速を算出する。
以上のように、風速計10および風速計10による風速の測定方法では、変位部22の変位に伴い生じる加速度を加速度センサ34で検出し、加速度センサ34が検出した加速度から風速を算出する。そのため、風速計10は回転軸を備える必要がなく構造が単純であるうえに、回転軸の摩耗による発塵や回転軸の潤滑剤の飛散などによるコンタミネーションを防止できる。そのため、風速計10は、農場、園芸ハウスおよび植物工場のような農業用途において汚染物質の発生防止に対する厳しい要請がある場所でも、好適に用いることができる。また、風速計10は、構造がシンプルであるため、メンテナンス性や小型化の観点で有利である。
また、加速度センサ34を含む計測部が防水ハウジングに収納されていれば、雨天時の屋外などのように風速計本体部12に水分が付着する環境でも、精度よく風速を測定することができる。
また、風速計10では、加速度と風速の相関関数50を定めることにより、風速計本体部12の設置状態や加速度センサ34の個体差による測定ばらつきを抑制し、より精度の高い風速の測定を行うことができる。
上述した実施形態に係る風速計10およびこれを用いた風速の計測方法は一例にすぎず、本発明は他の多くの実施形態や変形例を含むことは言うまでもない。たとえば、図1〜図4に示す風速計10では、風速の算出を受信側端末40で行っているが、これとは異なり、風速計本体部12に備えられる計測モジュール30が、加速度から風速を算出する演算部44を有していてもよい。このような変形例に係る風速計では、風速計本体部12の送信部36は、計測モジュールにおいて加速度から算出した風速に関する情報を、受信側端末40の受信部43へ送信することができる。
また、本発明に係る風速計は、風速計本体部12と受信側端末40との間で通信するもののみに限定されず、風速計本体部と受信側端末とが有線接続されているものや、風速計本体部12単独で風速の算出およびデータ保存まで行えるものも、本発明の一態様に含まれる。
また、本発明に係る風速計には、複数の風速計本体部12を有しており、複数の風速計本体部12から情報を、1台または複数の受信側端末40で受信するものも含まれる。また、風速計本体部は、加速度センサ34のほかに、温度センサやGPS受信機を備えていてもよい。このような風速計本体部を有する風速計は、風速に加えて、測定箇所の温度や位置情報を受信側端末40で認識することができる。
10… 風速計
12… 風速計本体部
20… 支持部
22… 変位部
24… 風受け部
26… 設置端部
28… 接続部
30… 計測モジュール
32… 送信側電源部
34… 加速度センサ
36… 送信部
38… 送信側記憶部
40… 受信側端末
42… 受信側電源部
43… 受信部
44… 演算部
45… 受信側記憶部
46… 表示部
48… 入力部
X… 第1方向
Y… 第2方向
50… 相関関数

Claims (7)

  1. 端部が固定された支持部が有する風受け部が風を受けることにより、前記支持部が有する変位部が変位するステップと、
    前記変位部に取り付けられる加速度センサが、前記変位部の変位に伴い生じる加速度を検出するステップと、
    前記加速度センサが検出した加速度から、前記風受け部が受けた風の風速を算出するステップと、
    を有する風速測定方法。
  2. 前記加速度センサが検出した加速度と、前記風受け部が受けた風の風速との相関関数を定めるステップをさらに有し、
    前記風受け部が受けた風の風速を算出するステップでは、前記相関関数を用いることを特徴とする請求項1に記載の風速測定方法。
  3. 前記加速度センサが検出した加速度または加速度から算出した風速に関する情報を送信部が送信するステップと、
    前記送信部が送信した情報を受信部が受信するステップと、を有する請求項1または請求項2に記載の風速測定方法。
  4. 風を受ける風受け部と、設置端部と、前記風受け部が風を受けることにより変位する変位部と、を有する支持部と、
    前記変位部に取り付けられ前記変位部の変位に伴い生じる加速度を検出する加速度センサと、
    前記加速度センサが検出した加速度から、前記風受け部が受けた風の風速を算出する演算部と、を有する風速計。
  5. 前記加速度センサは、第1方向と、前記第1方向に直交する第2方向の加速度を検出することを特徴とする請求項4に記載の風速計。
  6. 前記支持部は、前記設置端部と前記変位部を接続しており、前記風受け部が風を受けることにより前記変位部が前記設置端部に対して傾くように接続する接続部を有する請求項4または請求項5に記載の風速計。
  7. 前記支持部は、前記設置端部と前記変位部を接続しており、前記風受け部が風を受けることにより少なくとも一部が弾性変形する接続部を有する請求項4から請求項6までのいずれかに記載の風速計。
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