JP2020117188A - 車載制御装置 - Google Patents

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晋作 磯村
Shinsaku Isomura
晋作 磯村
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Abstract

【課題】運転席2aが進行方向後側に向いた着座姿勢であるときでも、運転席2aの乗員が車載機器に所定機能を実行させるための操作を容易にできるようにしたパネルECU10を提供する。【解決手段】パネルECU10は、ステップS110にて、運転席2aの着座面3aが前向状態であると判定したときに、乗員がフロントパネル20やフロントシート操作部25を操作したとき所定機能を実行させるように車載機器を制御する。パネルECU10は、ステップS120にて、運転席2aの着座面3aが前向状態であると判定したときに、所定機能(a)〜(o)を示すアイコン90a、90b・・・・95、96の表示を停止させるようにリアパネル30を制御する。パネルECU10は、ステップS130にて、運転席2aの着座面3aが後向状態であると判定したときに、所定機能(a)〜(o)を示すアイコン90a、90b・・・・95、96を表示させるようにリアパネル30を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、車載制御装置に関するものである。
従来、自動運転車両においては、車室内のうち進行方向前側に配置されている運転席や助手席が進行方向前側に向いた着座姿勢から進行方向後側に向いた着座姿勢に切り替えることができるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−39400号公報
一般的に、車室内のうち車両進行方向前側には、運転席や助手席に着座した乗員からの操作を受けるフロントパネルが配置されている。運転席や助手席の乗員が操作部としてのフロントパネルを操作してフロントエアコン等の車載機器に対して運転・停止等を指令する。
車室内のうち車両進行方向後側には、後部座席の乗員からの操作を受ける操作部としてのリアパネルが配置されている。後部座席の乗員がリアパネルを操作してリアエアコン等の車載機器に対して運転・停止等を指令する。
フロントパネルで操作可能な機能と、リアパネルで操作可能な機能とは、乗員による誤操作を未然に防ぐために、互いに異なるように設定されている。例えば、後部座席の乗員がリアパネルを操作しても、フロントエアコン等の車載機器に対して運転・停止等を指令することができないようになっている。
しかし、運転席や助手席が進行方向後側に向いた状態になったときには、運転席や助手席に着座した乗員がフロントパネルを操作することができない。したがって、運転席や助手席が進行方向後側に向いた状態になったときには、フロントエアコン等の車載機器を操作することを容易にすることができない。
本発明は上記点に鑑みて、前部座席が進行方向前側以外の他の向きに向いた状態であるときでも、前部座席の乗員が車載機器を容易に操作できるようにした車載制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、車室内のうち車両進行方向前側に配置されて乗員の背中を支える着座面(3a)を有し、着座面が車両進行方向前側に向く前向状態と着座面が車両進行方向前側以外の向きに向いた反転状態とに切り替えることができる前部座席(2a)と、車室内のうち車両進行方向前側に配置されて車載機器(51、63a、63b、64a、64b)を制御するための操作を乗員から受ける第1操作部(20、25)とを備える車両に適用される車載制御装置であって、
第1制御部(S110)、第2制御部(S110)、および第3制御部(S120)を備え、
車室内には、車載機器を制御するための操作を乗員から受ける第2操作部(30)が配置されており、
第1制御部は、前部座席が前向状態であると判定したときに、乗員が第1操作部を操作したとき所定機能を実行させるように車載機器を制御し、
第2制御部は、前部座席が前向状態であると判定したときに、乗員による第2操作部への操作に基づいて車載機器によって所定機能を実行させることが不可能になるように構成されており、
第3制御部は、前部座席が反転状態であると判定したとき、或いは、前部座席が反転状態になることを予測したとき、乗員による第2操作部への操作に基づいて車載機器によって所定機能を実行させることが可能になるように構成されている。
以上により、前部座席が進行方向前側以外の他の向きに向いた状態であるときでも、前部座席の乗員が車載機器を容易に操作できるようにした車載制御装置を提供することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態における車載操作パネルシステムの電気的の全体構成を示す図である。 第1実施形態における車載操作パネルシステムのうちフロントパネルにおいて、複数のスイッチを示す正面図である 第1実施形態における車載操作パネルシステムが適用される自動車の車室内の運転席、助手席、右側後部座席、および左側後部座席を示す斜視図である。 (a)は第1実施形態における運転席が前向状態であるときに車両幅方向から視た側面図であり、(b)は第1実施形態における運転席が前向状態であるときに上側から視た上面図である。 (a)は第1実施形態における運転席が後向状態であるときに車両幅方向から視た側面図であり、(b)は第1実施形態における運転席が後向状態であるときに上側から視た上面図である。 第1実施形態におけるリアパネル表示パネルに表示される通常SW配置表示画面を示す図である。 第1実施形態におけるリアパネル表示パネルに表示される全空調操作可能SW表示画面を示す図である。 第1実施形態におけるパネルECUの操作制御処理の詳細を示すフローチャートである。 第1実施形態におけるシートセンサの検出シート角度の説明を補助するための図である。 本発明の第2実施形態におけるシートセンサの検出シート角度の説明を補助するための図である。 第2実施形態におけるパネルECUの操作制御処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態におけるパネルECUの操作制御処理の詳細を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態における車載操作パネルシステムの電気的の全体構成を示す図である。 (a)は第4実施形態における携帯端末における制御回路のパネル制御処理の詳細を示すフローチャートであり、(b)は第4実施形態におけるパネルECUのECU制御処理の詳細を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、説明の簡略化を図るべく、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
図1に本発明に係る自動車の車載操作パネルシステムの本第1実施形態を示す。本実施形態の車載操作パネルシステムは、パネルECU10、フロントパネル20、フロントシート操作部25、リアパネル30、および、シートセンサ40を備える。パネルECU10は、マイクロコンピュータやメモリ等によって構成されている電子制御装置である。
パネルECU10は、フロントパネル20、リアパネル30、自動運転スイッチ76、フロントシート操作部25等から出力される操作信号に基づいて、エアコンECU50を介してフロント空調ユニット51、リア空調ユニット52、リアデフォッガ60、シート空調64a〜64d、およびシートヒータ63a〜63dを制御するための制御処理を実行する。
フロント空調ユニット51は、外気導入口および内気導入口のうち少なくとも一方の導入口を開ける内外気切替ドアを備える。外気導入口は、車室外から外気を導入する導入口である。内気導入口は、車室内から内気を導入する導入口である。
フロント空調ユニット51は、冷却用熱交換器、加熱用熱交換器、およびエアミックスドアを備える。
フロント空調ユニット51は、送風機により外気導入口および内気導入口のうち内外気切替ドアにより開けられた導入口から空気流を導入して空気流を冷却用熱交換器、加熱用熱交換器、およびエアミックスドアによって温度を調整して空調風として運転席2a側と助手席2b側とに吹き出す。
フロント空調ユニット51は、空調風をフロントウインドシールド内表面に吹き出すデフロスタ吹出口を備える。
フロント空調ユニット51は、運転席2aの乗員上半身に空気流を吹き出す右側前部フェイス吹出口と、運転席2aの乗員下半身に空気流を吹き出す右側前部フット吹出口とを備える。
フロント空調ユニット51は、助手席2bの乗員上半身に空気流を吹き出す左側前部フェイス吹出口と、助手席2bの乗員上半身に空気流を吹き出す左側前部フット吹出口とを備える。
すなわち、フロント空調ユニット51は、右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口から運転席2a側に吹き出す空調風と、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から助手席2b側に吹き出す空調風とを独立して温度調整する。
フロント空調ユニット51は、デフロスタ吹出口を開閉するデフロスタドアと、右側前部フェイス吹出口を開閉する右側前部フェイスドアと、右側前部フット吹出口を開閉する右側前部フットドアとを備える。
フロント空調ユニット51は、左側前部フェイス吹出口を開閉する左側前部フェイスドアと、左側前部フット吹出口を開閉する左側前部フットドアとを備える。
フロント空調ユニット51には、デフロスタドア、右側前部フェイスドア、右側前部フットドア、左側前部フェイスドア、および左側前部フットドアをリンク機構を介してドア毎に独立して開閉駆動するサーボモータが設けられている。
リア空調ユニット52は、車室内から内気を導入する内気導入口を備える。リア空調ユニット52は、右側後部座席2cの乗員上半身に空気流を吹き出す右側後部フェイス吹出口と、右側後部座席2cの乗員下半身に空気流を吹き出す右側後部フット吹出口とを備える。
リア空調ユニット52は、左側後部座席2dの乗員上半身に空気流を吹き出す左側後部フェイス吹出口と、左側後部座席2dの乗員上半身に空気流を吹き出す左側後部フット吹出口とを備える。
リア空調ユニット52は、加熱用熱交換器、冷却用熱交換器、およびエアミックスドアを備え、内気導入口から導入した内気を席毎に温度調整して右側後部座席2c側と左側後部座席2d側とに吹き出す。
リア空調ユニット52は、右側後部座席2cの乗員上半身に空気流を吹き出す右側後部フェイス吹出口と、右側後部座席2cの乗員下半身に空気流を吹き出す右側後部フット吹出口とを備える。
リア空調ユニット52は、左側後部座席2dの乗員上半身に空気流を吹き出す左側後部フェイス吹出口と、左側後部座席2dの乗員上半身に空気流を吹き出す左側後部フット吹出口とを備える。
すなわち、リア空調ユニット52は、右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口から右側後部座席2e側に吹き出す空気温度と、左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口から左側後部座席2d側に吹き出す空気温度と独立に制御する。
リア空調ユニット52は、右側後部フェイス吹出口を開閉する右側後部フェイスドアと、右側後部フット吹出口を開閉する右側後部フットドアと、左側後部フェイス吹出口を開閉する左側後部フェイスドアと、左側後部フット吹出口を開閉する左側後部フットとを備える。
リア空調ユニット52は、右側後部フェイスドア、右側後部フットドア、左側後部フェイスドア、および左側後部フットドアをリンク機構を介してドア毎に独立して開閉駆動するサーボモータが設けられている。リアデフォッガ60は、リアウインドシールドに曇りが生じることを発熱により防ぐための電気ヒータである。
シート空調64aは、運転席2aの着座面から運転席2aに着座した乗員に空調風を吹き出して乗員に快適性を与える。シート空調64bは、助手席2bの着座面から助手席2bに着座した乗員に空調風を吹き出して乗員に快適性を与える。
シート空調64cは、右側後部座席2cの着座面から右側前部2cに着座した乗員に空調風を吹き出して乗員に快適性を与える。シート空調64dは、左側後部座席2dの着座面から左側後部座席2dに着座した乗員に空調風を吹き出して乗員に快適性を与える。
シートヒータ63aは、運転席2aの着座面に配置されて運転席2aに着座した乗員に対して発熱により温熱感を与える電気ヒータである。シートヒータ63bは、助手席2bの着座面に配置されて助手席2bに着座した乗員に対して発熱により温熱感を与える電気ヒータである。
シートヒータ63cは、右側後部座席2cの着座面に配置されて右側後部座席2cに着座した乗員に対して発熱により温熱感を与える電気ヒータである。シートヒータ63dは、左側後部座席2dの着座面に配置されて左側後部座席2dに着座した乗員に対して発熱により温熱感を与える電気ヒータである。
フロントパネル20、およびフロントシート操作部25は、第1操作部として、車室内のうちインストルメントパネル1aに配置されている。フロントパネル20は、車室内のうち運転席2a、助手席2bに対して車両進行方向前側に配置されている。インストルメントパネル1aは、車速計、エンジン回転数計を含む計器板である。
また、フロントパネル20には、スイッチ21a、21b、21c、21d、21e、21f、21g、21kおよび表示部22a、22bを備える。
スイッチ21aは、右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口から運転席2aに吹き出す空調風の設定温度を設定するために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。
スイッチ21bは、左側側前部フェイス吹出口、左側側前部フット吹出口から助手席2bに吹き出す空調風の設定温度を設定するために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。
スイッチ21cは、運転席2a側の吹出モードを設定するために乗員から操作されて操作信号を出力する。スイッチ21dは、助手席2b側の吹出モードを設定するために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。
吹出モードとしては、フェイス吹出口を開けてフット吹出口を閉じるフェイスモード、フェイス吹出口を閉じてフット吹出口を開けるフットモード、フェイス吹出口およびフット吹出口をそれぞれ開けるバイレベルモードが用いられる。
スイッチ21eは、送風機の送風量の設定風量を減少させるために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。スイッチ21nは、送風機の送風量の設定風量を増大させるために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。
すなわち、スイッチ21n、21eは、右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から車室内に吹き出す風量の設定値を調整するために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。
スイッチ21fは、フロントウインドシールドに対する防曇およびその停止を実施するために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。本実施形態のフロントウインドシールドの防曇は、フロント空調ユニット51のデフロスタ開口部からフロントウインドシールドの内表面に空調風を吹き出すことにより実施される。
スイッチ21gは、リアデフォッガ60の運転、およびその停止を実施するために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。
スイッチ21hは、フロント空調ユニット51の自動制御の運転を実施するために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。スイッチ21jは、フロント空調ユニット51の停止を実施するために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。
スイッチ21kは、内外気切替ドアを制御して内外気モードを切り替えるために乗員から操作されて操作信号をパネルECU10に出力する。内外気モードは、内外気切替ドアによって外気導入口を開けて内気導入口を閉じる外気モードと、内外気切替ドアによって外気導入口を閉じて内気導入口を開ける内気モードとを備える。
このため、スイッチ21kは、乗員から操作されて、外気モードから内気モードへ移行、或いは内気モードから外気モードへ移行を指令するための操作信号をパネルECU10に出力することになる。
本実施形態のスイッチ21a、21b、21c、21d、21e、21f、21g、21kとしては、乗員による操作に応じて、オン、オフする機構を備えるスイッチが採用されている。
表示部22aは、パネルECU10によって制御されて、スイッチ21aへの操作によって設定された設定温度を表示する。表示部22bは、パネルECU10によって制御されて、スイッチ21bへの操作によって設定された設定温度を表示する。
フロントシート操作部25は、シート空調64a、64bの運転、およびその停止を実行させるための乗員の操作を受け付けるシート空調用スイッチを備える。シート空調用スイッチは、乗員からの操作に応じてシート空調64a、64bの運転、およびその停止を指令するための操作信号をパネルECU10に出力する。
フロントシート操作部25は、シートヒータ63a、63bの運転、およびその停止を実行させるための乗員の操作を受け付けるシートヒータ用スイッチを備える。シートヒータ用スイッチは、乗員からの操作に応じてシートヒータ63a、63bの運転、およびその停止を指令するための操作信号をパネルECU10に出力する。
図1の自動運転スイッチ76は、車両に自動運転(或いは、自動運転の停止)を実行させるための指令を乗員からの操作として受け付けて操作信号を自動運転ECU70に出力する指令部である。
リアパネル30は、車室内のうち後部座席2c、2dのうち車両幅方向中央部に配置されている。すなわち、リアパネル30は、車室内のうち、フロントパネル20、運転席2a、および助手席2bに対して車両進行方向後側に配置されている。
リアパネル30は、表示パネル(すなわち、表示部)30aおよびタッチセンサ30bを備える。タッチセンサ30bは、表示パネル30aに対してその厚み方向一方側に配置されている。タッチセンサ30bは、透光材料によって構成されて、表示パネル30aを覆うように形成されている。
表示パネル30aは、フロント空調ユニット51、リア空調ユニット52等の車載機器の各種の所定機能を示す複数のアイコンをタッチセンサ30bを通して表示する。つまり、
表示パネル30aに表示される複数のアイコンは、タッチセンサ30bを通して乗員に視認されることになる。
本実施形態のタッチセンサ30bは、表示パネル30aに表示される複数のアイコンのそれぞれへの乗員によるタッチ操作に伴って、パネルECU10にアイコン毎の操作信号を出力する。
表示パネル30aは、パネルECU10によって制御されて、通常SW配置表示画面78(図6参照)や全空調操作可能SW表示画面79(図7参照)をタッチセンサ30bを介して表示する。
通常SW配置表示画面78、全空調操作可能SW表示画面79は、車室内の乗員から、フロント空調ユニット51、リア空調ユニット52、シートヒータ63a〜63d、シート空調64a〜64d等への操作を受け付ける操作画面である。
図6の通常SW配置表示画面78は、運転席2a、助手席2b、後部座席2c、2dのうち後部座席2c、2dのみに着座した乗員が操作することを想定した操作画面である。通常SW配置表示画面78は、アイコン80a、80b・・・83a、83b、84・・88、および表示部89a、89bを含む画面である。
アイコン80aは、右側後部座席2c用のシートヒータ63cの運転、およびその停止を実施する機能を示している。アイコン80bは、左側後部座席2d用のシートヒータ63dの運転、およびその停止を実施させる機能を示している。
アイコン81aは、右側後部座席2c用のシート空調64cの運転、およびその停止を実施させる機能を示している。アイコン81bは、左側後部座席2d用のシート空調64dの運転、およびその停止を実施させる機能を示している。
アイコン82aは、リア空調ユニット52の右側後部フェイス吹出口、および右側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも低下させる機能を示している。
アイコン83aは、リア空調ユニット52の右側後部フェイス吹出口、および右側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも上昇させる機能を示している。
アイコン82bは、リア空調ユニット52の左側後部フェイス吹出口、および左側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも低下させる機能を示している。
アイコン83bは、リア空調ユニット52の左側後部フェイス吹出口、および左側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも上昇させる機能を示している。
アイコン84aは、リア空調ユニット52から右側後部座席2cに空調風を吹き出す吹出モードを変更することを指令する機能を示している。アイコン84bは、リア空調ユニット52から左側後部座席2dに空調風を吹き出す吹出モードを変更することを指令する機能を示している。
アイコン85は、リア空調ユニット52の右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口、左側後部フェイス吹出口、および左側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の風量を現在の風量よりも減少させる機能を示している。
アイコン86は、リア空調ユニット52の右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口、左側後部フェイス吹出口、および左側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の風量を現在の風量よりも増加させる機能を示している。
アイコン87は、リア空調ユニット52の自動制御を運転させる機能を示している。アイコン88は、リア空調ユニット52を停止させる機能を示している。
表示部89aは、リア空調ユニット52の右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を表示する。アイコン88bは、リア空調ユニット52の左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を表示する。
図7の全空調操作可能SW表示画面79は、分割操作画面79a、79bを備える。分割操作画面79aは、通常SW配置表示画面78と同様のアイコン80a、80b・・・83a、83b、84・・85、および表示部89a、88bを含む。
分割操作画面79bは、運転席2a、助手席2bに着座した乗員が操作することを想定した操作画面である。分割操作画面79bは、アイコン90a、90b・・・93a、93b、94・・95、および表示部99a、99bを含む画面である。
アイコン90aは、運転席2a用のシートヒータ63aの運転、およびその停止させっる機能を示している。アイコン90bは、助手席2b用のシートヒータ63bの運転、およびその停止させるを機能を示している。
アイコン91aは、運転席2a用のシート空調64aの運転、およびその停止させる機能を示している。アイコン91bは、助手席2b用のシート空調64bの運転、およびその停止させる機能を示している。
アイコン92aは、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、および右側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも低下させる機能を示している。
アイコン93aは、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、および右側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも高い設定温度に設定させる機能を示している。
アイコン92bは、フロント空調ユニット51の左側前部フェイス吹出口、および左側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも低い設定温度に設定させる機能を示している。
アイコン93bは、フロント空調ユニット51の左側前部フェイス吹出口、および左側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも高い設定温度に設定させる機能を示している。
アイコン94aは、フロント空調ユニット51から運転席2a側に空調風を吹き出す吹出モードを変更することを指令する機能を示している。アイコン94bは、フロント空調ユニット51から助手席2b側に空調風を吹き出す吹出モードを変更することを指令する機能を示している。
アイコン95は、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口、左側前部フェイス吹出口、および左側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の風量を現在の風量よりも減少させる機能を示している。
アイコン96は、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口、左側前部フェイス吹出口、および左側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の風量を現在の風量よりも増加させる機能を示している。
アイコン97は、フロント空調ユニット51の自動制御を運転させる機能を示している。アイコン98は、フロント空調ユニット51を停止させる機能を示している。
表示部99aは、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を示している。アイコン99bは、フロント空調ユニット51の左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を示している。
自動運転ECU70は、カメラ72から出力される画像信号に基づいて走行用駆動源73、操舵装置74、およびブレーキ75を制御して自動車の自動運転を実施する。本実施形態の自動運転とは、運転者の操作を必要としなく、自動車を運転制御するレベル4以上の運転を意味する。
カメラ72は、自動車の周囲を撮像して撮像画像を示す画像信号を自動運転ECU70に出力する。走行用駆動源73は、走行用電動モータや走行用エンジンから構成されて、自動車の駆動輪を駆動する駆動源である。操舵装置74は、自動車の駆動輪を操舵する装置である。ブレーキ75は、自動車の駆動輪を制動する装置である。
シートセンサ40は、運転席2aの回転角度(以下、シート角度という)を検出するポテンショメータある。運転席2aは、図4(b)、図5(b)の矢印Fa、Fbの如く、上下方向に延びる軸線Sを中心として回転自在に車体に対して支持されている。
運転席2aは、図4(a)、図5(a)に示すように、運転者の背中を支える着座面3aを有するシートバック3を備える。運転席2aは、シート角度を変えることにより、着座面3aが車両進行方向前側に向いた前向き状態と着座面3aが車両進行方向後側に向いた後向き状態とに切り替えることができる。
次に、本実施形態のパネルECU10の操作制御処理について図6〜図9を参照して説明する。パネルECU10は、図8のフローチャートにしたがって、操作制御処理を実行する。操作制御処理は、パネルECU10によって繰り返し実行される。
まず、パネルECU10は、シートセンサ40の出力信号に基づいてフロントシート方向が前側であるか否かを判定する(ステップS100)。フロントシート方向とは、運転席2aの着座面3aが向く向きを示している。
パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側を向いているとき、フロントシート方向が前側であると判定する。パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが車両進行方向後側を向いているとき、フロントシート方向が後側であると判定する。
パネルECU10は、運転席2aのシート角度が閾値α以下であるとき、フロントシート方向が前側であると判定する。パネルECU10は、運転席2aのシート角度が閾値β以上であるとき、フロントシート方向が後側であると判定する(図9参照)。閾値αは、閾値β(<α)よりも小さくなっている。
このことにより、フロントシート方向が前側であるか否かの判定に対してヒステリシスが設定されていることになる。
パネルECU10は、フロントシート方向が前側であるとして、ステップS100でYESと判定したとき、リアパネル30の表示パネル30aを制御して表示パネル30aに通常SW配置表示画面78を表示させる(第1制御部、第2制御部:ステップS110)。
一方、パネルECU10は、フロントシート方向が後側であるとして、ステップS100でNOと判定したとき、リアパネル30の表示パネル30aを制御して表示パネル30aに全空調操作可能SW表示画面79を表示させる(ステップS110)。その後、ステップS100に戻る。
このため、パネルECU10は、ステップS100において、フロントシート方向が前側であるか否かを判定する毎に、リアパネル30の表示パネル30aに通常SW配置表示画面78、或いは全空調操作可能SW表示画面79を表示させる(ステップS110)。
このように運転席2aの着座面3aの向き(すなわち、フロントシート方向が後側であるか否か)によって、リアパネル30の表示パネル30aの操作表示画面を切り替えることになる。
例えば、パネルECU10は、リアパネル30の表示パネル30aに通常SW配置表示画面78(図6参照)を表示させている状態で、フロントパネル20、フロントシート操作部25、およびリアパネル30への乗員による操作に応じて、次の(1)〜(29)のように、制御を実施する。
(1)乗員がフロントパネル20のスイッチ21aを操作すると、スイッチ21aからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。スイッチ21aからの操作信号は、スイッチ21aによって設定された運転席2a付近の気温の設定温度を示している。
このため、エアコンECU50は、この設定温度に運転席2a付近の気温を近づけるように、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口から運転席2aに吹き出す空調風の温度を制御する。
表示部22aは、パネルECU10によって制御されて、スイッチ21aへの操作によって設定された設定温度を表示する。
(2)乗員がフロントパネル20のスイッチ21bを操作すると、スイッチ21bからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。スイッチ21bからの操作信号は、スイッチ21bにより設定された助手席2b付近の気温の設定温度を示している。
このため、エアコンECU50は、この設定温度に助手席2b付近の気温を近づけるように、フロント空調ユニット51の左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から助手席2bに吹き出す空調風の温度を制御する。
表示部22bは、パネルECU10によって制御されて、スイッチ21bへの操作によって設定された設定温度を表示する。
(3)乗員がフロントパネル20のスイッチ21cを操作すると、スイッチ21cからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。スイッチ21cからの操作信号は、スイッチ21cにより設定されたフロント空調ユニット51の運転席2a側吹出口の吹出モードを示している。
このため、エアコンECU50は、この運転席2a側吹出モードに実際の運転席2a側吹出モードを合わせるように、サーボモータを介して右側前部フェイスドアおよび右側前部フットドアを制御する。
(4)乗員がフロントパネル20のスイッチ21dを操作すると、スイッチ21dからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。スイッチ21dからの操作信号は、スイッチ21dにより設定されたフロント空調ユニット51の助手席2b側吹出口の吹出モードを示している。
このため、エアコンECU50は、この助手席2b側吹出モードに実際の助手席2b側吹出モードを合わせるように、サーボモータを介して左側前部フェイスドアおよび左側前部フットドアを制御する。
(5)乗員がフロントパネル20のスイッチ21eを操作すると、スイッチ21eからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。乗員がフロントパネル20のスイッチ21nを操作すると、スイッチ21eからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。
スイッチ21e、21nからの操作信号は、スイッチ21eにより設定されたフロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から車室内に吹き出す風量の設定風量を示している。
このため、エアコンECU50は、スイッチ21e、21nからの操作信号に基づいて、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から車室内に吹き出す風量を設定風量に近づけるように送風機を制御する。
(6)乗員がフロントパネル20のスイッチ21fを操作すると、スイッチ21fからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。スイッチ21fからの操作信号は、スイッチ21fにより設定されたフロントウインドシールドに対する防曇、或いはその停止を実施する機能を示している。
このため、エアコンECU50は、スイッチ21fからの操作信号に基づいて、フロント空調ユニット51においてサーボモータを介してデフロスタドアを制御してデフロスタ吹出口を開口、或いは閉塞する。このことにより、フロントウインドシールドに対する防曇、或いはその停止を実施する。
(7)乗員がフロントパネル20のスイッチ21gを操作すると、スイッチ21gからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。スイッチ21gからの操作信号は、スイッチ21gによって設定されたリアデフォッガ60の運転、およびその停止を実施する機能を示している。
このため、エアコンECU50は、スイッチ21gにより設定された機能(すなわち、防曇運転、或いはその停止)をリアデフォッガ60に実施させる。このことにより、リアウインドシールドに対する防曇、或いはその停止を実施する。
(8)乗員がフロントパネル20のスイッチ21hを操作すると、スイッチ21hからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。スイッチ21hからの操作信号は、フロント空調ユニット51の自動制御の運転を実施する機能を示している。
このため、エアコンECU50は、スイッチ21hからの操作信号に基づいて、フロント空調ユニット51の自動制御の運転を実施させる。
このことにより、フロント空調ユニット51は、スイッチ21aにより設定された設定温度、運転席2a付近の気温等に基づいて、右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口からの送風量、空調風の温度、および運転席2a側吹出口モードの切換えを自動制御する。
これに加えて、フロント空調ユニット51は、スイッチ21bにより設定された設定温度、助手席2b付近の気温等に基づいて、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口からの送風量、空調風の温度、および助手席2b側吹出口モードの切換えを自動制御する。
(9)乗員がフロントパネル20のスイッチ21jを操作すると、スイッチ21jからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。スイッチ21jからの操作信号は、フロント空調ユニット51を停止させる機能を示している。
このため、エアコンECU50は、スイッチ21jからの操作信号に基づいて、フロント空調ユニット51を停止させる。このことにより、フロント空調ユニット51は、エアコンECU50によって制御されて、運転を停止する。
(10)乗員がフロントパネル20のスイッチ21kを操作すると、スイッチ21kからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。スイッチ21kからの操作信号は、外気モードおよび内気モードのうち一方のモードから他方のモードに切り替える機能を示している。
このため、エアコンECU50は、スイッチ21kからの操作信号に基づいて、フロント空調ユニット51においてサーボモータを介して内外気切替ドアを制御する。このことにより、フロント空調ユニット51は、内外気切替ドアによって、外気モードから内気モード(或いは、内気モードから外気モード)に切り替える。
(11)乗員がフロントシート操作部25に対してシート空調64aを運転させるために操作すると、フロントシート操作部25から操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。
これに伴い、エアコンECU50は、フロントシート操作部25からの操作信号に基づいて、シート空調64aを制御してシート空調64aを運転させる。このため、運転席2aの着座面から運転席2aに着座した乗員に空調風を吹き出することができる。
(12)乗員がフロントシート操作部25に対してシート空調64bを運転させるために操作すると、フロントシート操作部25から操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。
これに伴い、エアコンECU50は、フロントシート操作部25からの操作信号に基づいて、シート空調64bを制御してシート空調64bを運転させる。このため、助手席2bの着座面から助手席2bに着座した乗員に空調風を吹き出することができる。
(13)乗員がフロントシート操作部25に対してシートヒータ63aを運転させるために操作すると、フロントシート操作部25から操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。
これに伴い、エアコンECU50は、フロントシート操作部25からの操作信号に基づいて、シートヒータ63aを制御してシートヒータ63aを運転させる。このため、シートヒータ63aから運転席2aに着座した乗員に対して発熱により温熱感を与えることができる。
(14)乗員がフロントシート操作部25に対してシートヒータ63bを運転させるために操作すると、フロントシート操作部25から操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。
これに伴い、エアコンECU50は、フロントシート操作部25からの操作信号に基づいて、シートヒータ63bを制御してシートヒータ63bを運転させる。このため、シートヒータ63bから助手席2bに着座した乗員に対して発熱により温熱感を与えることができる。
(15)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン80aにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号には、シートヒータ63cの運転、或いは停止を実施させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、シートヒータ63cを運転(或いは、停止)させる。このため、シートヒータ63cから右側後部座席2cに着座した乗員に対して発熱により温熱感を与えたり、或いは、シートヒータ63cを停止させたりする。
(16)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン80bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号には、シートヒータ63cの運転、或いは停止を実施させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、シートヒータ63cを運転(或いは、停止)させる。このため、シートヒータ63cから右側後部座席2cに着座した乗員に対して発熱により温熱感を与えたり、或いは、シートヒータ63cを停止させたりする。
(17)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン80bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号には、シートヒータ63dの運転、或いは停止を実施させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、シートヒータ63dを運転(或いは、停止)させる。このため、シートヒータ63dから左側後部座席2dに着座した乗員に対して発熱により温熱感を与えたり、或いは、シートヒータ63dを停止させたりする。
(18)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン81aにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号には、シート空調64cの運転、或いは停止を実施させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、
シート空調64cを運転(或いは、停止)させる。このため、シート空調64cから右側後部座席2cに着座した乗員に対して空調風を吹き出したり、或いは、空調風の吹き出しを停止させたりする。
(19)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン81bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号には、シート空調64dの運転、或いは停止を実施させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、
シート空調64dを運転(或いは、停止)させる。このため、シート空調64dから左側後部座席2dに着座した乗員に対して空調風を吹き出したり、或いは、空調風の吹き出しを停止させたりする。
(20)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン82aにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号は、リア空調ユニット52の右側後部フェイス吹出口、および右側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも低い設定温度に設定させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、リア空調ユニット52を制御する。このため、リア空調ユニット52は、右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口のから吹き出される空調風の温度をアイコン82aへの乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度に近づけることになる。
(21)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン83aにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号は、リア空調ユニット52の右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも高い値に設定させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、リア空調ユニット52を制御する。このため、リア空調ユニット52は、左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口から吹き出される空調風の温度をアイコン82bへの乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度に近づけることになる。
表示部89aは、パネルECU10によって制御されて、アイコン82a(或いは、83a)への乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度を表示する。
(22)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン82bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号は、リア空調ユニット52の左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも低い値に設定させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、リア空調ユニット52を制御する。このため、リア空調ユニット52は、左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口から吹き出される空調風の温度をアイコン82bへの乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度に近づけることになる。
(23)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン83bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号は、リア空調ユニット52の左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも高い値に設定させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、リア空調ユニット52を制御する。このため、リア空調ユニット52は、左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口から吹き出される空調風の温度をアイコン83bへの乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度に近づけることになる。
表示部89bは、パネルECU10によって制御されて、アイコン82b(或いは、83b)への乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度を表示する。
(24)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン84aにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号は、アイコン84aへのタッチ操作により設定されたリア空調ユニット52から右側後部座席2cに空調風を吹き出す吹出モードを示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、リア空調ユニット52においてサーボモータを介して右側後部フェイスドア、右側後部フットドアを制御する。
このため、リア空調ユニット52は、右側後部フェイスドア、右側後部フットドアによって、アイコン84aへの乗員によるタッチ操作によって設定される吹出口モードを実施することになる。
(25)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン84bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号は、アイコン84bへのタッチ操作により設定されたリア空調ユニット52から左側後部座席2dに空調風を吹き出す吹出モードを示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、リア空調ユニット52においてサーボモータを介して左側後部フェイスドア、左側後部フットドアを制御する。
このため、リア空調ユニット52は、左側後部フェイスドア、左側後部フットドアによって、アイコン84bへの乗員によるタッチ操作によって設定される吹出口モードを実施することになる。
(26)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン85にタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。
タッチセンサ30bからの操作信号は、リア空調ユニット52の右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口、左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口から吹き出される空調風の風量を現在の風量よりも低い値に設定させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、リア空調ユニット52における送風機を制御する。
このため、リア空調ユニット52は、右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口、左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口から吹き出される風量をアイコン85への乗員によるタッチ操作によって設定される風量に近づけることになる。
(27)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン86にタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号は、リア空調ユニット52の右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口、左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口から吹き出される空調風の風量を現在の風量よりも大きい値に設定させる旨を示している。
これに伴い、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、リア空調ユニット52における送風機を制御する。このため、リア空調ユニット52は、右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口、左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口から吹き出される風量をアイコン85への乗員によるタッチ操作によって設定される風量に近づけることになる。
(28)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン87にタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号は、リア空調ユニット52の自動制御の運転を開始させる旨を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、リア空調ユニット52の自動制御の運転を実施させる。このことにより、リア空調ユニット52は、アイコン83aへの乗員によるタッチ操作により設定された設定温度、右側後部座席2c付近の気温等に基づいて、右側後部フェイス吹出口、右側後部フット吹出口からの送風量、空調風の温度、および右側後部座席2c側吹出口モードの切換えを自動制御する。
これに加えて、リア空調ユニット52は、アイコン83bへの乗員によるタッチ操作により設定された設定温度、左側後部座席2d付近の気温等に基づいて、左側後部フェイス吹出口、左側後部フット吹出口からの送風量、空調風の温度、および左側後部座席2d側吹出口モードの切換えを自動制御する。
(29)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン88にタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。 タッチセンサ30bからの操作信号は、リア空調ユニット52の運転を停止させる旨を示している。このことにより、リア空調ユニット52は、エアコンECU50によって制御されて、空調運転を停止する。
また、パネルECU10は、リアパネル30の表示パネル30aに全空調操作可能SW表示画面79(図7参照)を表示させている状態で、フロントパネル20、フロントシート操作部25、リアパネル30への乗員による操作に応じて、次の(30)〜(50)のように、制御を実施する。
(30)乗員が フロントパネル20のスイッチ21a、21b、21c、21d、21e、21f、21g、21h、21jのいずれかのスイッチを操作すると、上記(1)〜(9)と同様に、上記いずれかのスイッチからの操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。このため、エアコンECU50は、上記(1)〜(9)と同様に、フロント空調ユニット51を制御する。
(31)乗員がフロントシート操作部25に対して操作すると、上記(11)〜(14)と同様に、フロントシート操作部25から操作信号がパネルECU10を通してエアコンECU50に出力される。
これに伴い、エアコンECU50は、フロントシート操作部25からの操作信号に基づいて、上記(11)〜(14)と同様に、シート空調64a、64b、シートヒータ63a、63bのうち、フロントシート操作部25への乗員による操作に応じた空調機器を制御する。
(32)乗員がリアパネル30に表示される通常SW配置表示画面78中のアイコン80a、80b・・・83a、83b、84・・88のうちいずれかのアイコンにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。
タッチセンサ30bからの操作信号には、乗員がタッチ操作したアイコンの機能を実施させる旨を示している。このため、エアコンECU50は、上記(15)〜(31)と同様に、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて車載機器を制御する。このことにより、上記(15)〜(31)と同様に、車載機器は、乗員がタッチ操作したアイコンが示す機能を実施する。
(33)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン90aにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号には、運転席2a用のシートヒータ63aの運転、或いはその停止を実施させる機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてシートヒータ63aを制御する。このことにより、シートヒータ63aは、アイコン90aへの乗員によるタッチ操作に応じて運転、或いはその停止を実施する。
(34)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン90bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号には、助手席2b用のシートヒータ63bの運転、或いは停止させる機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてシートヒータ63bを制御する。このことにより、シートヒータ63bは、アイコン90bへの乗員によるタッチ操作に応じて運転、或いはその停止を実施する。
(35)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン91aにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号には、運転席2a用のシート空調64aの運転、或いは、停止させる機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてシート空調64aを制御する。このことにより、シート空調64aは、アイコン91aへの乗員によるタッチ操作に応じて運転、或いは停止させる。
(36)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン91bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号には、助手席2b用のシート空調64bの運転、或いは停止させる機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてシート空調64bを制御する。このことにより、シート空調64bは、アイコン91bへの乗員によるタッチ操作に応じて運転、或いは停止させる。
(37)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン92aにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。 タッチセンサ30bからの操作信号は、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、および右側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも低い設定温度に設定する機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてフロント空調ユニット51を制御する。
これに伴い、フロント空調ユニット51は、右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口から吹き出される空調風の空気温度をアイコン92aへの乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度に近づけることになる。
(38)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン93aにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。 タッチセンサ30bからの操作信号は、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、および右側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも高い設定温度に設定する機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてフロント空調ユニット51を制御する。
これに伴い、フロント空調ユニット51は、右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口から吹き出される空調風の空気温度をアイコン93aへの乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度に近づけることになる。
表示部99aは、パネルECU10によって制御されて、アイコン93aへの乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度を表示する。
(39)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン92bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。 タッチセンサ30bからの操作信号は、フロント空調ユニット51の左側前部フェイス吹出口、および左側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも低い設定温度に設定する機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてフロント空調ユニット51を制御する。
これに伴い、フロント空調ユニット51は、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から吹き出される空調風の空気温度をアイコン92bへの乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度に近づけることになる。
(40)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン93bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。 タッチセンサ30bからの操作信号は、フロント空調ユニット51の左側前部フェイス吹出口、および左側前部フット吹出口のそれぞれから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも高い設定温度に設定する機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてフロント空調ユニット51を制御する。
これに伴い、フロント空調ユニット51は、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から吹き出される空調風の空気温度をアイコン93bへの乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度に近づけることになる。
表示部99bは、パネルECU10によって制御されて、アイコン93bへの乗員によるタッチ操作によって設定される設定温度を表示する。
(41)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン94aにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。 タッチセンサ30bからの操作信号は、アイコン94aへのタッチ操作によって設定されたフロント空調ユニット51から運転席2a側に空調風を吹き出す吹出モードを示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてフロント空調ユニット51においてサーボモータを介して右側前部フェイスドアおよび右側前部フットドアを制御する。
これに伴い、フロント空調ユニット51は、右側前部フェイスドア、右側前部フットドアによって、アイコン94aへ乗員によるタッチ操作によって設定される吹出口モードを実施する。
(42)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン94bにタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。 タッチセンサ30bからの操作信号は、アイコン94bへのタッチ操作によって設定されたフロント空調ユニット51から助手席2b側に空調風を吹き出す吹出モードを示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてフロント空調ユニット51においてサーボモータを介して左側前部フェイスドアおよび左側前部フットドアを制御する。
これに伴い、フロント空調ユニット51は、左側前部フェイスドア、左側前部フットドアによって、アイコン94bへ乗員によるタッチ操作によって設定される吹出口モードを実施する。
(43)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン95にタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。 タッチセンサ30bからの操作信号は、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から吹き出される風量の設定風量を現在の設定風量よりも低い設定風量に設定する機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてフロント空調ユニット51において送風機を制御する。
これに伴い、フロント空調ユニット51は、右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から吹き出される風量をアイコン95へ乗員によるタッチ操作によって設定される設定風量に近づけることになる。
(44)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン96にタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。 タッチセンサ30bからの操作信号は、フロント空調ユニット51の右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から吹き出される風量の設定風量を現在の設定風量よりも高い設定風量に設定する機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいてフロント空調ユニット51において送風機を制御する。
これに伴い、フロント空調ユニット51は、右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から吹き出される風量をアイコン96へ乗員によるタッチ操作によって設定される設定風量に近づけることになる。
(45)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン97にタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号は、フロント空調ユニット51の自動制御を運転させる機能を示している。
このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、フロント空調ユニット51の自動制御を運転させる。
フロント空調ユニット51は、アイコン93aへの乗員によるタッチ操作により設定された設定温度、運転席2a付近の気温等に基づいて、右側前部フェイス吹出口、右側前部フット吹出口からの送風量、空調風の温度、および運転席2a側吹出口モードの切換えを自動制御する。
これに加えて、フロント空調ユニット51は、アイコン93bへの乗員によるタッチ操作により設定された設定温度、助手席2b付近の気温等に基づいて、左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口からの送風量、空調風の温度、および助手席2b側吹出口モードの切換えを自動制御する。
(46)乗員がリアパネル30に表示されるアイコン98にタッチ操作すると、タッチセンサ30bは、操作信号をパネルECU10を通してエアコンECU50に出力する。タッチセンサ30bからの操作信号は、フロント空調ユニット51の運転を停止させる機能を示している。このため、エアコンECU50は、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、フロント空調ユニット51の運転を停止させる。
このように、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側に向いた前向き状態であると判定したとき、乗員がフロントパネル20やフロントシート操作部25を操作したとき所定機能を実行させるように車載機器を制御する(ステップS110)。
本実施形態の車載機器としては、フロント空調ユニット51、シートヒータ63a、63b、およびシート空調64a、64bが用いられる。所定機能としては、次の(a)(b)(c)(d)(e)(f)(g)(h)(i)(j)(k)(l)(m)(n)(o)を用いることができる。
(a)シートヒータ63aの発熱によって運転席2aに着座した乗員に温熱感を与える機能である。(b)シートヒータ63bの発熱によって助手席2bに着座した乗員に温熱感を与える機能である。(c)シートヒータ63aの発熱を停止する機能である。(d)シートヒータ63bの発熱を停止する機能である。
(f)シート空調64aによって運転席2aの着座面から空調風を吹き出す機能である。(g)シート空調64bによって助手席2bの着座面から空調風を吹き出す機能である。(h)シート空調64aの運転を停止する機能である。(i)シート空調64aの運転を停止する機能である。
(j)フロント空調ユニット51から運転席2a側に空調風を吹き出す吹出モードを変更する機能である。(k)フロント空調ユニット51から助手席2b側に空調風を吹き出す吹出モードを変更する機能である。
(l)フロント空調ユニット51の左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口から吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも低い設定温度(或いは、高い設定温度)に設定させる機能である。
(m)フロント空調ユニット51の左側前部フェイス吹出口、左側前部フット吹出口のから吹き出される空調風の設定温度を現在の設定温度よりも高い設定温度(或いは、低い設定温度)に設定させる機能である。
(n)フロント空調ユニット51の自動制御の運転を開始させる機能である。(o)フロント空調ユニット51の運転を停止させる機能である。
一方、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが前向き状態であると判定したとき、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を示すアイコンを表示パネル30aに表示させることを停止させるようにリアパネル30を制御する(ステップS110)。
つまり、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側に向いた前向き状態であると判定したとき、乗員がリアパネル30を操作しても、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)の実行が不可能になっている。
さらに、パネルECU10は、運転席2aが後向き状態であると判定したとき、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を示すアイコンを表示パネル30aに表示させるようにリアパネル30を制御する(第2制御部:ステップS120)。
以上説明した本実施形態では、パネルECU10は、運転席2aと、車室内のうち車両進行方向前側に配置されて車載機器(51、63a、63b、64a、64b)を制御するため操作を乗員から受けるフロントパネル20、フロントシート操作部25とを備える車両に適用される。
運転席2aは、車室内のうち車両進行方向前側に配置されて乗員の背中を支える着座面3aを有し、着座面3aが車両進行方向前側に向く前向状態と着座面が車両進行方向後側に向いた反転状態とに切り替えることができる。
車室内のうち右側後部座席2cおよび左側後部座席2dの間には、車載機器(51、63a、63b、64a、64b)を制御するための操作を乗員から受けるリアパネル30が配置されている。
リアパネル30は、アイコン90a・・・96を表示パネル30aに表示させた状態で、アイコン90a・・・96への乗員によるタッチ操作を受けたとき、タッチ操作されたアイコンに対応する所定機能を車載機器に実行させる操作信号をパネルECU10を介してエアコンECU50に出力する。これに伴い、エアコンECU50は、乗員によりタッチ操作されたアイコンに対応する所定機能を車載機器に実行させるように車載機器を制御する。
パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが前向状態であると判定したときに、乗員がフロントパネル20やフロントシート操作部25を操作したとき所定機能(a)〜(o)を実行させるように車載機器を制御する(第1制御部:ステップS110)。
パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが前向状態であると判定したときに、所定機能(a)〜(o)を示すアイコン90a、90b・・・・95、96の表示を停止させるようにリアパネル30を制御する(第2制御部:ステップS120)。
このことにより、乗員によるリアパネル30のタッチ操作に基づいて車載機器によって所定機能(a)〜(o)を実行させることが不可能になるようにリアパネル30を制御する。
すなわち、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが前向状態であると判定したときに、乗員によるリアパネル30のタッチ操作に基づいて車載機器によって所定機能(a)〜(o)を実行させることが不可能になるように構成されている。
パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが後向状態であると判定したときに、所定機能(a)〜(o)を示すアイコン90a、90b・・・・95、96を表示させるようにリアパネル30を制御する(第3制御部:ステップS130)。
このことにより、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側以外の向きに向いていると判定したとき、乗員によるリアパネル30へのタッチ操作に応じて、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を車載機器に実行させることが可能になる。
すなわち、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側以外の向きに向いていると判定したとき、乗員によるリアパネル30のタッチ操作に基づいて車載機器によって所定機能(a)〜(o)を実行させることが可能になるように構成されている。
以上により、運転席2aが進行方向後側に向いた着座姿勢であるときでも、運転席2aの乗員が車載機器に上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を実行させるための操作を容易にできるようにしたパネルECU10を提供することができる。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、シートセンサ40としては、運転席2aの回転角度を検出するポテンショメータを用いた例について説明した。
しかし、これに代えて、運転席2aに押圧されてオンする一方、運転席2aによる押圧が解除されてオフするポジションスイッチをシートセンサ40として採用する本第2実施形態について図10、図11を参照して説明する。
本第2実施形態では、図10に示すように、運転席2aが前向き状態であるとき、シートセンサ40は運転席2aによって押圧されてオンする。この際に、シートセンサ40はオンを示す操作信号をパネルECU10に出力する。
一方、運転席2aが前向き以外の他の向き(後向き、車両幅方向の右向き、左向き)を向いているときシートセンサ40は運転席2aによる押圧が解除されてオフする。この際に、シートセンサ40はオンを示す操作信号をパネルECU10に出力する。
このようにシートセンサ40は、運転席2aの回転角度に応じてオン、オフして操作信号をパネルECU10に出力する。
そこで、本実施形態のパネルECU10は、シートセンサ40からの操作信号に応じて
表示切替制御処理を実行する。具体的には、パネルECU10は、図8に代わる図11のフローチャートにしたがって、表示切替制御処理を実行する。
図11中ステップS100Aは、図8中ステップS100に代えて用いられる。図11中ステップS110は、図8中ステップS110と同一であり、図11中ステップS110は、図6中ステップS110と同一である。
まず、パネルECU10は、シートセンサ40の出力信号に基づいて、シートセンサ40(すなわち、ポジションスイッチ)がオンしているか否かを判定する(ステップS100A)。
パネルECU10は、シートセンサ40がオンしているとき運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側を向いているとして、ステップS100AでYESと判定する。この際に、パネルECU10は、上記第1実施形態と同様、リアパネル30の表示パネル30aを制御して表示パネル30aに通常SW配置表示画面78を表示させる(ステップS110)。
つまり、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが前向き状態であると判定したとき、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を示すアイコンを表示パネル30aに表示させることを停止させるようにリアパネル30を制御する。
これにより、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側に向いた前向き状態であると判定したとき、乗員がリアパネル30を操作しても、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)の実行が不可能になっている。
一方、パネルECU10は、シートセンサ40がオフしているとき運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側以外の他の向きを向いているとして、ステップS100でYESと判定する。
この際に、パネルECU10は、ステップS100AでNOと判定したとき、リアパネル30の表示パネル30aを制御して表示パネル30aに全空調操作可能SW表示画面79を表示させる(ステップS120)。
このことにより、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側以外の向きに向いていると判定したとき、乗員によるリアパネル30へのタッチ操作に応じて、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を車載機器に実行させることが可能になる。
以上により、運転席2aが進行方向後側に向いた着座姿勢であるときでも、運転席2aの乗員が車載機器に上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を実行させるための操作を容易にできるようにしたパネルECU10を提供することができる。
(第3実施形態)
上記第1実施形態では、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが車両進行方向後側に向いていると判定したとき、リアパネル30の表示パネル30aを制御して表示パネル30aに全空調操作可能SW表示画面79を表示させる例について説明した。
しかし、これに代えて、パネルECU10が、運転席2aが車両進行方向前側以外の他の向き(後側、車両幅方向右側、左側)に向いた反転状態になることを予測したとき、表示パネル30aに全空調操作可能SW表示画面79を表示させる本第3実施形態について図12を参照して説明する。
本実施形態のパネルECU10は、シートセンサ40の出力信号ではなく、自動運転スイッチ76から自動運転ECU70を通して与えられる操作信号に基づいて、表示切替制御処理を実行する。具体的には、パネルECU10は、図8に代わる図12のフローチャートにしたがって、表示切替制御処理を実行する。
図12中ステップS100Bは、図8中ステップS100に代えて用いられる。図12中ステップS110は、図8中ステップS110と同一であり、図12中ステップS110は、図8中ステップS110と同一である。
まず、パネルECU10は、自動運転スイッチ76から自動運転ECU70を通して与えられる操作信号に基づいて、自動車の運転モードが通常運転モードであるか否かを判定する(ステップS100B)。このことにより、運転席2aが反転状態になることを予測されるか否かを判定する。
通常運転モードとは、運転者によりアクセルペダル、操舵装置、ブレーキへの操作に応じて自動車が運転されるモードである。
乗員が自動運転スイッチ76へ操作していなく、自動運転スイッチ76から自動運転ECU70に通常運転モードを実施するように指令しているときには、パネルECU10は、自動車の運転モードが通常運転モードであるとして、ステップS100BにおいてYESと判定する。
このことにより、運転席2aが反転状態になることを予測されないと判定されることになる。この際に、パネルECU10は、上記第1実施形態と同様、リアパネル30の表示パネル30aを制御して表示パネル30aに通常SW配置表示画面78を表示させる(ステップS110)。
つまり、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが前向き状態であると判定したとき、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を示すアイコンを表示パネル30aに表示させることを停止させるようにリアパネル30を制御する。
これにより、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側に向いた前向き状態であると判定したとき、乗員がリアパネル30を操作しても、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)の実行が不可能になっている。
一方、乗員が自動運転スイッチ76へ操作して自動運転スイッチ76から自動運転ECU70に自動運転モードを実施するように指令しているときには、パネルECU10は、自動車の運転モードが自動運転モードであるとして、ステップS100BにおいてYESと判定する。自動運転モードとは、自動車に自動運転を実施させるモードである。
パネルECU10は、自動車の運転モードが自動運転モードであるとして、ステップS100BにおいてNOと判定する。このことにより、パネルECU10は、運転席2aが
車両進行方向前側以外の他の向き(後側、車両幅方向右側、左側)に向いた反転状態になることを予測することになる。
この際に、パネルECU10は、ステップS100BでNOと判定したとき、リアパネル30の表示パネル30aを制御して表示パネル30aに全空調操作可能SW表示画面79を表示させる(ステップS120)。
したがって、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を示すアイコンを表示パネル30aに表示させるようにリアパネル30を制御することになる。
このことにより、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側以外の向きに向いていると判定したとき、乗員によるリアパネル30へのタッチ操作に応じて、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を車載機器に実行させることが可能になる。
以上説明した本実施形態によれば、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが前向状態であると判定したときに、乗員がフロントパネル20やフロントシート操作部25を操作したとき所定機能(a)〜(o)を実行させるように車載機器を制御する。
パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが前向状態であると判定したときに、所定機能(a)〜(o)を示すアイコン90a、90b・・・・95、96の表示を停止させるようにリアパネル30を制御する。
このことにより、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが前向状態であると判定したときに、乗員によるリアパネル30のタッチ操作に基づいて車載機器によって所定機能(a)〜(o)を実行させることが不可能になるように構成されている。
パネルECU10は、第3制御部(ステップS130)において、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側以外の他の向きに向くことを予測したときに、所定機能(a)〜(o)を示すアイコン90a、90b・・・・95、96を表示させるようにリアパネル30を制御する。
すなわち、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側以外の向きに向いていると判定したとき、乗員によるリアパネル30へのタッチ操作に応じて、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を車載機器に実行させることが可能になるように構成されている。
これにより、運転席2aが進行方向後側や車両幅方向右側(或いは、左側)に向いた状態であるときでも、運転席2aの乗員が車載機器に上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を実行させるための操作を容易にできるようにしたパネルECU10を提供することができる。
(第4実施形態)
上記第1実施形態では、パネルECU10との間で信号線等で接続されるタッチパネルをリアパネル30として用いた例について説明した。
しかし、これに代えて、リアパネル30に代えて携帯端末30Aによって構成する本第4実施形態について図13、図14を参照して説明する。
本実施形態の車載操作パネルシステムは、上記第1実施形態において、リアパネル30に代わる携帯端末30Aと、携帯端末30AとパネルECU10との間のインターフェースを構成する無線ECU100とを備えるだけで、その他の構成は、同様である。
携帯端末30Aは、表示パネル30a、タッチセンサ30b、無線回路30c、および制御回路30dを備える。
表示パネル30aは、制御回路30dによって制御されて、上記第1実施形態のリアパネル30と同様に、通常SW配置表示画面78(図6参照)や全空調操作可能SW表示画面79(図7参照)をタッチセンサ30bを介して表示する。
具体的には、表示パネル30aは、フロント空調ユニット51、リア空調ユニット52等の車載機器の各種の所定機能を示す複数のアイコンをタッチセンサ30bを通して表示する。つまり、表示パネル30aに表示される複数のアイコンは、タッチセンサ30bを通して乗員に視認されることになる。
タッチセンサ30bは、表示パネル30aに対してその厚み方向一方側に配置されている。タッチセンサ30bは、透光材料によって構成されて、表示パネル30aを覆うように形成されている。
本実施形態のタッチセンサ30bは、表示パネル30aに表示される複数のアイコンのそれぞれへの乗員によるタッチ操作に伴って、制御回路30d、無線回路30c、無線ECU100を介してパネルECU10にアイコン毎の操作信号を出力する。
無線回路30cは、制御回路30dによって制御されて、無線ECU100との間で無線通信を行う。制御回路30dは、パネルECU10からの指令信号に応じて表示パネル30aを制御したり、タッチセンサ30bからの操作信号を無線回路30cから無線ECU100に出力する。
無線ECU100は、パネルECU10によって制御されて、無線回路30cとの間で無線通信する。本実施形態の携帯端末30Aとして、タブレット端末、スマートフォン等の電話機能付き無線端末が用いられる。
次に、本実施形態のパネルECU10の操作制御処理について図8、図14を参照して説明する。
パネルECU10は、図8のフローチャートにしたがって、操作制御処理を実行する。操作制御処理は、パネルECU10によって繰り返し実行される。
まず、パネルECU10は、ステップS100において、シートセンサ40の出力信号に基づいて、フロントシート方向が前側であると判定すると、ステップS100でYESとする。
この際に、パネルECU10は、携帯端末30Aの表示パネル30aに通常SW配置表示画面78を表示させるための指令信号を無線ECU100に出力する(ステップS110)。
これに伴い、無線ECU100は、指令信号を電波を介して送信する。すると、無線回路30cが指令信号を電波を介して受信すると、この受信した指令信号を制御回路30dに出力する。
この際に、制御回路30dは、無線回路30cからの指令信号に基づいて、携帯端末30Aの表示パネル30aを制御して表示パネル30aに通常SW配置表示画面78を表示させる。
一方、パネルECU10は、フロントシート方向が後側であるとして、ステップS100でNOと判定したとき、携帯端末30Aの表示パネル30aに全空調操作可能SW表示画面79を表示させるための指令信号を無線ECU100に出力する(ステップS120)。
これに伴い、無線ECU100は、指令信号を電波を介して送信する。すると、無線回路30cが指令信号を電波を介して受信すると、この受信した指令信号を制御回路30dに出力する。
この際に、制御回路30dは、無線回路30cからの指令信号に基づいて、携帯端末30Aの表示パネル30aを制御して表示パネル30aに全空調操作可能SW表示画面79を表示させる。
このように、携帯端末30Aの表示パネル30aは、運転席2aの着座面3aの向きに応じて、通常SW配置表示画面78や全空調操作可能SW表示画面79を表示する。つまり、表示パネル30aは、所定機能(a)〜(o)等の各種アインコンを表示することになる。
そこで、本実施形態の携帯端末30Aは、乗員による表示パネル30aに表示されるアイコンへのタッチ操作に応じてアイコン毎に決められている所定機能を車載機器に実行させるパネル制御処理を実行する。
以下、本実施形態の携帯端末30Aにおけるパネル制御処理について図14(a)(b)を参照して説明する。
図14(a)は、携帯端末30Aにおけるパネル制御処理の詳細を示すフローチャートである。図14(b)は、パネルECU10におけるECU制御処理である。ECU制御処理は、携帯端末30Aにおけるパネル制御処理に連係して車載機器を制御する処理である。
まず、パネルECU10におけるECU制御処理に先だって、携帯端末30Aにおけるパネル制御処理について説明する。
まず、制御回路30dは、タッチセンサ30bからの操作信号に基づいて、乗員が表示パネル30aに表示される複数のアイコンのうち1つのアイコンをタッチ操作したか否かを判定する(ステップ200)。
このとき、制御回路30dは、乗員が表示パネル30aに表示される複数のアイコンのうち1つのアイコンをタッチ操作したとして、ステップ200でYESと判定すると、このタッチ操作された1つのアイコン(以下、タッチ操作アイコンという)を示す操作信号を無線回路30cから電波を介して送信する(ステップS210)。
次に、無線ECU100が無線回路30cからの操作信号を電波を介して受信すると、この操作信号をパネルECU10に送信する。すると、パネルECU10は、無線ECU100からの操作信号に応じて上記タッチ操作アイコンに対応する所定機能を実行させるようにエアコンECU50を介して車載機器を制御する(ステップS310)。
例えば、制御回路30dは、携帯端末30Aの表示パネル30aにアイコン90aが表示された状態で、このアイコン90aに乗員がタッチ操作すると、ステップ200でYESと判定する。
すると、制御回路30dは、タッチ操作アイコンとしてのアイコン90aを示す操作信号を無線回路30cから電波を介して送信する(ステップS210)。
次に、無線ECU100が無線回路30cからの操作信号を電波を介して受信すると、この操作信号をパネルECU10に送信する。すると、パネルECU10は、携帯端末30Aからの操作信号をエアコンECU50に出力する。
すると、エアコンECU50は、アイコン90a(すなわち、タッチ操作アイコン)に対応する所定機能を実行させるようにエアコンECU50を介して運転席2a用のシートヒータ63aを制御する(ステップS310)。
これにより、シートヒータ63aは、アイコン90aへの乗員によるタッチ操作に応じて運転、或いはその停止を実施する。
以上により、携帯端末30Aへの乗員のタッチ操作に応じて車載機器に所定機能を実行させることができる。
以上説明した本実施形態では、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが前向き状態であると判定したとき、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を示すアイコンを表示パネル30aに表示させることを停止させるように携帯端末30Aを制御する(ステップS110)。
つまり、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側に向いた前向き状態であると判定したとき、乗員が携帯端末30Aを操作しても、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)の実行が不可能になっている。
さらに、パネルECU10は、運転席2aが後向き状態であると判定したとき、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を示すアイコンを表示パネル30aに表示させるように携帯端末30Aを制御する(ステップS120)。
以上により、運転席2aが進行方向後側に向いた着座姿勢であるときでも、運転席2aの乗員が車載機器に上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を実行させるための操作を容易にできるようにしたパネルECU10を提供することができる。
(他の実施形態)
(1)上記第1〜第4実施形態では、運転席2aを手動で回転させる例について説明したが、これに代えて、ステッピングモータ等の電動モータによって運転席2aを回転させるようにしてもよい。
つまり、ステッピングモータ等の電動モータの駆動力によって運転席2aを前向状態や反転状態に切り替えることができる。
運転席2aを回転させるためにステッピングモータを用いる場合には、モータ駆動回路がステッピングモータを駆動する際にモータ駆動回路からステッピングモータに出力されるパルス信号のパルス数をカウントしてステッピングモータのロータの回転角度(すなわち、運転席2aの回転角度)を検出する。
このことにより、運転席2aの回転角度を検出するセンサを用いることなく、運転席2aの着座面3aが向く向きを検出することができる。
(2)上記第1〜第4実施形態では、運転席2aが前向状態であるか否かによって表示パネル30aに表示される画面(図6、図7参照)を切り替える例について説明した。
しかし、これに代えて、運転席2aに代わる助手席2bが前向状態であるか否かによって表示パネル30aに表示される画面を切り替えるようにしてもよい。
或いは、運転席2aおよび助手席2bのうち少なくとも一方の前部座席が前向状態であるか否かによって表示パネル30aに表示される画面を切り替えるようにしてもよい。
(3)上記第1〜第3実施形態では、リアパネル30を車室内のうち後部座席2c、2dのうち車両幅方向中央部に配置した例について説明したが、これに代えて、リアパネル30を車室内のうちインストルメントパネル1a以外の部位ならば、どの位置に配置してもよい。
例えば、車室内のうちリアパネル30を配置する箇所としては、インストルメントパネル1a(すなわち、フロントパネル20)よりも車両進行方向後側であることが好適である。
(4)上記第1〜第4実施形態では、シート空調64aとしては、運転席2aの着座面から運転席2aに着座した乗員に空調風を吹き出する空調装置を用いた例について説明した。
しかし、これに代えて、シート空調64aとしては、運転席2aの着座面3aから空調風を吸い込んで運転席2aに着座した乗員に快適性を与える空調装置を用いてもよい。
同様に、シート空調64b、64c、64dとしては、座席2b、2c、2dの着座面3aから座席2b、2c、2dに着座した乗員に空調風を吹き出する空調装置を用いた例について説明した。
しかし、これに代えて、シート空調64b、64c、64dとしては、座席2b、2c、2dの着座面3aから空調風を吸い込んで運転席2aに着座した乗員に快適性を与える空調装置を用いてもよい。
(6)上記第1〜第4実施形態では、自動運転が実施可能である自動車に本発明の車載操作パネルシステムを適用した例について説明したが、これに代えて、自動運転の実施が不可能である自動車に車載操作パネルシステムを適用してもよい。
つまり、運転者が操作して運転する自動車に本発明の車載操作パネルシステムを適用してもよい。この場合、自動車の停車中に、パネルECU10は、図8のフローチャートにしたがって、操作制御処理を実行する。
(7)上記第1〜第4実施形態では、自動運転を実施、或いは停止させるための指令を操作として乗員から受け付ける指令受付部としての自動運転スイッチ76を用いる例について説明した。
これに代えて、自動運転を実施、或いは停止させるための指令を乗員からの音声として受け付ける指令受付部を自動車に構成してもよい。つまり、乗員からの音声によって自動運転を実施、或いは停止させるための指令をパネルECU10に発令するようにしてもよい。
(8)上記第2実施形態では、運転席2aが前向き状態であるとき、シートセンサ40は運転席2aによって押圧されてオンする一方、運転席2aが前向き以外の他の向きに向いているときシートセンサ40は運転席2aによる押圧が解除されてオフする例について説明した。
しかし、これに代えて、運転席2aが前向き以外の他の向きに向いているとき、シートセンサ40は運転席2aによって押圧されてオンする一方、運転席2aが前向き状態であるときシートセンサ40は運転席2aによる押圧が解除されてオフするようにしてもよい。
(9)上記第3実施形態では、シートセンサ40としては、運転席2aの回転角度を検出するポテンショメータを用いた例について説明した。
しかし、これに代えて、上記第2実施形態と同様に、運転席2aの回転に伴って運転席2aに押圧されてオンする一方、運転席2aによる押圧が解除されてオフするポジションスイッチをシートセンサ40として用いてもよい。
(10)上記第2、第3実施形態では、第2操作部としてリアパネル30を用いた例について説明した。しかし、これに代えて、上記第4実施形態と同様に携帯端末30Aを第2操作部として用いてもよい。
(11)上記第1〜第4実施形態では、表示パネル30aおよびタッチセンサ30bによってリアパネル30を第2操作部とした例について説明したが、これに代えて、乗員による操作に応じて、オン、オフする機構を備える複数のスイッチを備えるリアパネル30を第2操作部としてもよい。
この場合、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側であると判定したときに、リアパネル30の複数のスイッチへの乗員による操作に応じて、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を車載機器に実行させることが不可能になるように構成されている。
パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側以外の他の向きに向いている状態(例えば、後向状態)であると判定したときに、乗員による複数のスイッチへの操作に応じて、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を車載機器に実行させることが可能になるように構成されている。
例えば、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが他の向きに向いている状態であると判定したときに、乗員による複数のスイッチのうち2つ以上のスイッチへの操作に応じて、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を車載機器に実行させることが可能になるように構成されている。
より具体的には、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが他の向きに向いている状態であると判定したときに、乗員が複数のスイッチのうち2つ以上のスイッチを同時に押下したとき、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を車載機器に実行させることが可能になるように構成されている。
(12)上記第1〜第4実施形態では、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側以外の他の向きに向いている状態であると判定したときに、リアパネル30の表示パネル30aにおいて分割操作画面79a、79bに表示させる例について説明した。
しかし、これに代えて、パネルECU10は、運転席2aの着座面3aが車両進行方向前側以外の他の向きに向いている状態であると判定したときに、リアパネル30の表示パネル30aにおいて通常SW配置表示画面78を表示させる。
この場合、パネルECU10は、通常SW配置表示画面78に含まれるアイコン80a、80b・・・83a、83b、84・・88のうち2つ以上のアイコンへの乗員によるタッチ操作によって、上述の所定機能(a)(b)(c)・・・(o)を車載機器に実行させることが可能になるように構成されている。
(13)なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。また、上記各実施形態は、互いに無関係なものではなく、組み合わせが明らかに不可な場合を除き、適宜組み合わせが可能である。また、上記各実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、上記各実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。また、上記各実施形態において、センサから車両の外部環境情報(例えば車外の湿度)を取得することが記載されている場合、そのセンサを廃し、車両の外部のサーバまたはクラウドからその外部環境情報を受信することも可能である。あるいは、そのセンサを廃し、車両の外部のサーバまたはクラウドからその外部環境情報に関連する関連情報を取得し、取得した関連情報からその外部環境情報を推定することも可能である。
(まとめ)
上記第1〜第4実施形態、および他の実施形態の一部または全部に記載された第1の観点によれば、車載制御装置は、車室内のうち車両進行方向前側に配置されて乗員の背中を支える着座面を有し、着座面が車両進行方向前側に向く前向状態と着座面が車両進行方向前側以外の向きに向いた反転状態とに回転によって切り替えることができる前部座席と、車室内のうち車両進行方向前側に配置されて車載機器を制御するための操作を乗員から受ける第1操作部とを備える車両に適用される。
車載制御装置は、第1制御部、第2制御部、および第3制御部を備える。車室内には、車載機器を制御するための操作を乗員から受ける第2操作部が配置されている。
第1制御部は、前部座席が前向状態であると判定したときに、乗員が第1操作部を操作したとき所定機能を実行させるように車載機器を制御する。
第2制御部は、前部座席が前向状態であると判定したときに、乗員による第2操作部への操作に基づいて車載機器によって所定機能を実行させることが不可能になるように構成されている。
第3制御部は、前部座席が反転状態であると判定したとき、或いは、前部座席が反転状態になることを予測したとき、乗員による第2操作部への操作に基づいて車載機器によって所定機能を実行させることが可能になるように構成されている。
第2の観点によれば、車両は、自動運転が実行されるように構成されている。
第3の観点によれば、第3制御部は、車両に自動運転を実行させるための指令を乗員から受け付ける指令受付部が車両に設けられており、第3制御部は、車両に自動運転を実行させるための指令を指令受付部が受け付けたとき、前部座席が反転状態になることを予測する。
第4の観点によれば、第2操作部は、前部座席に対して車両進行方向後側に配置されている後部座席に着座する乗員のために、車室内のうち第1操作部に対して車両進行方向後側に配置されているリア操作部である。
第5の観点によれば、車室内には、第2操作部を構成する携帯端末が配置されている。
第6の観点によれば、第2操作部は、所定機能を示すアイコンを表示する表示部を備え、アイコンを表示部に表示した状態で乗員によるアイコンへのタッチ操作を受けたとき、所定機能を車載機器に実行させることを指令する操作信号を出力する。
第2制御部は、アイコンの表示を停止させるように第2操作部を制御することにより、乗員による第2操作部への操作に基づいて車載機器によって所定機能を実行させることが不可能になるように構成されている。
第3制御部は、アイコンを表示させるように第2操作部を制御することにより、乗員によるアイコンへのタッチ操作に基づいて車載機器によって所定機能を実行させることが可能になるように構成されている。
10 パネルECU
20 フロントパネル
25 フロントシート操作部
30 リアパネル
30A 携帯端末
40 シートセンサ
76 自動運転スイッチ
50 エアコンECU
51 フロント空調ユニット
52 リア空調ユニット
60 リアデフォッガ
63a〜63d シートヒータ
64a〜64d シート空調

Claims (6)

  1. 車室内のうち車両進行方向前側に配置されて乗員の背中を支える着座面(3a)を有し、前記着座面が車両進行方向前側に向く前向状態と前記着座面が車両進行方向前側以外の向きに向いた反転状態とに回転によって切り替えることができる前部座席(2a)と、前記車室内のうち車両進行方向前側に配置されて車載機器(51、63a、63b、64a、64b)を制御するための操作を乗員から受ける第1操作部(20、25)とを備える車両に適用される車載制御装置であって、
    第1制御部(S110)、第2制御部(S110)、および第3制御部(S120)を備え、
    前記車室内には、前記車載機器を制御するための操作を乗員から受ける第2操作部(30、30A)が配置されており、
    前記第1制御部は、前記前部座席が前記前向状態であると判定したときに、前記乗員が前記第1操作部を操作したとき所定機能を実行させるように前記車載機器を制御し、
    前記第2制御部は、前記前部座席が前記前向状態であると判定したときに、前記乗員による前記第2操作部への操作に基づいて前記車載機器によって前記所定機能を実行させることが不可能になるように構成されており、
    前記第3制御部は、前記前部座席が前記反転状態であると判定したとき、或いは、前記前部座席が前記反転状態になることを予測したとき、前記乗員による前記第2操作部への操作に基づいて前記車載機器によって前記所定機能を実行させることが可能になるように構成されている車載制御装置。
  2. 前記車両は、自動運転が実行されるように構成されている請求項1に記載の車載制御装置。
  3. 前記車両に前記自動運転を実行させるための指令を前記乗員から受け付ける指令受付部(76)が前記車両に設けられており、
    前記第3制御部は、前記車両に前記自動運転を実行させるための指令を前記指令受付部が受け付けたとき、前記前部座席が前記反転状態になることを予測する請求項2に記載の車載制御装置。
  4. 前記第2操作部は、前記車室内のうち前記第1操作部に対して前記車両進行方向後側に配置されているリア操作部(30)である請求項2または3に記載の車載制御装置。
  5. 前記車室内には、前記第2操作部を構成する携帯端末(30A)が配置されている請求項1ないし4のいずれか1つに記載の車載制御装置。
  6. 前記第2操作部は、前記所定機能を示すアイコンを表示する表示部(30a)を備え、前記アイコンを前記表示部に表示した状態で前記乗員による前記アイコンへのタッチ操作を受けたとき、前記所定機能を前記車載機器に実行させることを指令する操作信号を出力し、
    前記第2制御部は、前記アイコンの表示を停止させるように前記第2操作部を制御することにより、前記乗員による前記第2操作部への操作に基づいて前記車載機器によって前記所定機能を実行させることが不可能になるように構成されており、
    前記第3制御部は、前記アイコンを表示させるように前記第2操作部を制御することにより、前記乗員による前記アイコンへのタッチ操作に基づいて前記車載機器によって前記所定機能を実行させることが可能になるように構成されている請求項1ないし5のいずれか1つに記載の車載制御装置。
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