JP2020116821A - 熱転写システム - Google Patents

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Katsuhisa Ono
勝久 小野
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Abstract

【課題】被転写体にオーバーコート層を確実に転写することができ、かつ全体としての構造を簡単化する。【解決手段】熱転写システム39の転写装置18Aは、プラテンローラ19と、プラテンローラ19との間でインクリボン13と被転写体14をニップする加熱体18を有する。加熱体18の下流側にインクリボン13と被転写体14をプラテンローラ19に向かって押付けるニップ体20が設けられている。ニップ体20の外径は、軸方向中央部から軸方向両端部に向かって徐々に小さくなっている。【選択図】図1

Description

本開示は、被転写体に対して転写層を熱転写する熱転写システムに関する。
一般にIDカードにおいては、カード所有者の顔写真などの画像情報と、カード所有者の住所、氏名、生年月日などの文字情報とが、カードに印刷される。例えば特許文献1において、複数の印刷ユニットを備え、ID番号によって対応づけられた画像情報と文字情報とからIDカードを作製するIDカード作製装置が提案されている。
また画像情報および文字情報が印刷されたカードに対して、これら画像情報および文字情報を保護するためオーバーコート層が熱転写される。
特開2006−137198号公報
オーバーコート層を熱転写する熱転写システムとして、プラテンローラと、このプラテンローラとの間でインクリボンとカードを挟持してインクリボンのオーバーコート層をカードに転写する加熱体とを有するシステムが知られている。
このような熱転写システムにおいて、カード上にゴミ等が残っていると、このゴミ周囲でカード上にオーバーコート層が転写されない現象が発生する。またカード表面に凹凸形状が存在すると、この凹凸形状周囲でカード上にオーバーコート層が転写されない現象が発生する。このような場合、熱転写システムの加熱体の下流側に、追加の加熱体および追加のプラテンローラを設けることも考えられるが、装置が全体として複雑化してしまう。
本開示は、このような点を考慮してなされたものであり、被転写体上における転写層の未転写部分を確実になくすことができる熱転写システムを提供することを目的とする。
本開示は、支持層と転写層とを有する熱転写シートを用いて、搬送される被転写体に対して前記転写層を転写する熱転写システムにおいて、前記熱転写シートを前記被転写体に向かって供給する供給部と、前記被転写体側に設けられたプラテンローラと、前記熱転写シート側に設けられ、前記プラテンローラとの間で前記熱転写シートと前記被転写体を挟持して、前記熱転写シートの前記転写層を前記被転写体に対して転写する加熱体とを有する転写装置と、転写済の前記熱転写シートを巻取る巻取部とを備え、前記転写装置は前記加熱体の前記被転写体の搬送方向下流側に設けられ、前記熱転写シートと前記被転写体を再度前記プラテンローラとの間で挟持して、前記熱転写シートの前記転写層を前記被転写体に対して転写するニップ体を更に有し、前記ニップ体は軸方向両端部の外径が、軸方向中央部の外径より小さい、熱転写システムである。
本開示は、前記ニップ体の外径は前記軸方向中央部から前記軸方向両端部に向かって徐々に小さくなる、熱転写システムである。
本開示は、前記ニップ体は金属製の軸芯と、前記軸芯周囲の弾性体とを有し、前記軸芯の前記軸方向両端部の外径が、前記軸方向中央部の外径より小さい、熱転写システムである。
本開示は、前記ニップ体は金属製の軸芯と、前記軸芯周囲の弾性体とを有し、前記軸芯は前記軸方向中央部から前記軸方向両端部に渡り同一外径をもち、前記弾性体の厚みが前記軸方向中央部から前記軸方向両端部に向かって徐々に小さくなる、熱転写システムである。
本開示によれば、未転写部分をなくして被転写体に対して転写層を確実に転写することができる。
図1は、実施の形態における熱転写システムを示す側面図。 図2は、図1に示す熱転写システムの拡大図。 図3は、ニップ体を示す側面図。 図4Aは、ニップ体を示す側断面図。 図4Bは、ニップ体の変形例を示す側断面図。 図5は、本発明による熱転写システムが組込まれたカード発行システムの全体を示す図。 図6は、インクリボンを示す断面図。 図7は、熱転写システムを示す斜視図。 図8Aは、比較例としてのニップ体を示す側面図。 図8Bは、図8Aに示すニップ体の作用を示す図。
<実施の形態>
以下、図1乃至図7を参照して、本実施の形態について説明する。はじめに図5を参照して、本実施の形態による熱転写システムが組み込まれたカード発行システム35全体について説明する。
<カード発行システム>
図5に示すように、カード発行システム35は、ケーシング46と、ケーシング46内上方に設けられ、多数のカードを収納するとともにICカード(被転写体)14(図1参照)を順次排出する4台のカードホッパ31と、カードホッパ31の下流側に設けられ、カードの表面に画像情報および文字情報を印刷する印刷装置30と、を備えている。このうち印刷装置30は画像情報を印刷する昇華印刷部32と、文字情報を印刷する溶融印刷部33とを有する。
また図5に示すように、印刷装置30の下流側には、カードの表面に印刷された画像情報および文字情報を保護する第1保護シート(オーバーコート層ともいう)13b(図6参照)をICカード14の表面上に設ける、本実施の形態による熱転写システムとしての第1保護シート形成部39が設けられている。また第1保護シート形成部39の下流側には、第1保護シート13b上に更に第2保護シートを設ける、熱転写システムとしての第2保護シート形成部40が設けられている。また第2保護シート形成部40の下流側には、カードを集積部45へ振分ける振分け機構44が設けられている。
なお本実施の形態において、所有者の画像情報および文字情報が電子的に格納されたICチップ(図示せず)がICカード14内に実装されていてもよい。この場合、図5に示すリーダライタ37により、ICカード14のICチップに画像情報および文字情報が書き込まれてもよい。
また本実施の形態において、ICカード14の表面だけでなく裏面にも、所有者の画像情報または文字情報が印刷されてもよい。この場合、図5に示す裏面印刷ユニット38により、ICカード14の裏面に画像情報および文字情報が印刷されてもよい。
<熱転写システム>
次に本実施の形態による熱転写システムを構成する第1保護シート形成部39および第2保護シート形成部40について、図1乃至図4により説明する。以下、第1保護シート形成部39について説明するが、第2保護シート形成部40も、第1保護シート形成部39と略同一構成をもつ。
図1および図2に示すように、第1保護シート形成部39は、少なくとも図6に示す支持層13aとオーバーコート層13bとを含むインクリボン13を用いてICカード14にオーバーコート層13bを加熱して転写するものであり、第1保護シート形成部39は本実施の形態による熱転写システムを構成する。この場合、オーバーコート層13bは転写層13bとなり、インクリボン13は熱転写シートとなる。第1保護シート形成部(以下、熱転写システムという)39は、矢印Rで示す方向にインクリボン13を供給する供給部(インクリボン用供給部)27と、供給部27のインクリボン13の送出方向下流側に配置された転写装置18Aと、転写装置18Aの下流側に配置され、矢印Rで示す方向に転写済のインクリボン13を巻き取る巻取部28と、を備えている。図1に示すように、インクリボン13は、供給部27から案内ローラ16によって転写装置18Aまで案内され、転写装置18Aから剥離ローラ17を経て巻取部28に巻取られる。
一方、ICカード14は導入ライン11により転写装置18Aまで搬送され、転写装置18Aから排出ライン12を経て外方へ排出される。また排出ライン12の下流側に排出ローラ41,42が設けられている。
次に転写装置18Aについて説明する。図1に示すように転写装置18AはICカード14を支持するプラテンローラ19と、インクリボン13およびICカード14を挟んでプラテンローラ19と対向するよう設けられた加熱体18、例えば加熱ヘッドとを有している。図1に示すように、加熱体18は、インクリボン13の支持層13a側に設けられている。そして加熱体18とプラテンローラ19とによりICカード14とインクリボン13がニップされ(挟持され)、加熱体18により、インクリボン13のオーバーコート層13bが加熱される。これによって、インクリボン13のオーバーコート層13bがICカード14に対して転写される。ここで加熱ヘッドとは、一般的な複数の発熱素子を有する端面ヘッド、平面ヘッドのような加熱手段をいう。
また転写装置18Aは、図1および図2に示すように、更に加熱体18のICカード14の搬送方向下流側に設けられ、ICカード14とインクリボン13をプラテンローラ19との間で再度挟持する(ニップする)ニップ体20を有する。
図1および図2に示すように、転写装置18Aの加熱体18は、剛性体からなる加熱ヘッドからなり、加熱体18の中心C1は、プラテンローラ19の中心C2を通る垂直線LよりICカード14の搬送方向上流側に位置している。またニップ体20は、加熱体18のICカード14の搬送方向下流側に位置し、後述のように加熱体18に比べて軟質の材料をもつ。
加熱体18は垂直線L上を通る下流側部分18aにおいてインクリボン13とICカード14をプラテンローラ19の中心C2に向かって押圧する。またニップ体20は、プラテンローラ19の外径d1より小さな外径d2をもち、垂直線Lに対して傾斜角αだけ傾斜する直線L1に沿って、インクリボン13とICカード14をプラテンローラ19の中心C2に向かって押圧する。
なお、転写装置18Aは更に、加熱体18とニップ体20を支持する装置本体29を有し、加熱体18はこの装置本体29内に収納されかつ支持され、ニップ体20は装置本体29の下端部に支持されている。
加熱体18とニップ体20を装置本体29により支持する場合、加熱体18とニップ体20を独立して上下方向に移動可能とすることもできる。また加熱体18とニップ体20を装置本体29に対してスプリング(図示せず)を介して弾性的に支持してもよい。
上述のように加熱体18は加熱ヘッドからなり、ニップ体20は加熱体18により加熱されたインクリボン13のオーバーコート層13bをICカード14に対して転写する。この場合、インクリボン13のオーバーコート層13bのうち、加熱体18によって十分に転写されなかった未転写部分をICカード14に転写することができる。
次にニップ体20の構造について、図3、図4Aおよび図4Bにより説明する。ニップ体20は軸23を有し、軸方向両端部22,22の外径d4は軸方向中央部21の外径d3より小さくなっている。このため、ニップ体20は全体として、タイコ状の形状をもつ。
具体的には図3および図4Aに示すように、ニップ体20は例えばステンレスのような金属製の軸23をもつ中実性の軸芯24と、軸芯24の周囲に設けられた弾性体、例えばシリコンゴム25とを有する。
図4Aに示すように、金属製の軸芯24の外径は、軸方向中央部21から軸方向両端部22に向かって徐々に小さくなっている。この場合、軸芯24の軸方向中央部21の外径d5は4.0mm、軸方向両端部22の外径d6は3.71mmとなっている。また軸芯24の周囲に設けられたシリコンゴム25の厚みtは、軸方向中央部21から軸方向両端部22に沿って略均一、例えば1.0mmとなっている。
このようにニップ体20の軸芯24の外径を軸方向中央部21から軸方向両端部22に向かって徐々に小さくし、かつシリコンゴム25の厚みを軸方向中央部21から軸方向両端部22に渡って略均一とすることにより、ニップ体20全体の外径を軸方向中央部から軸方向両端部に向かって徐々に小さくすることができる。すなわちニップ体20の軸方向両端部22の外径は、軸方向中央部21の外径より小さくなる。
なお、軸芯24の外径は、研磨作業により調整可能となっている。
またニップ体20のシリコンゴム25の硬度を適度な値に定めることにより、ICカード14に対してニップ体20を所定位置まで降下させることにより、ICカード14に対してシリコンゴム25から所望の圧力を加えることが可能となる。
さらにまた、ニップ体20の軸芯24を加熱することにより、インクリボン13のオーバーコート層13bをICカード14に確実に転写することができる。
次にニップ体20の変形例について図4Bにより説明する。図4Aに示す実施の形態において、ニップ体20の軸芯24の外径が軸方向中央部21から軸方向両端部22に向かって徐々に小さくなる例を示したが、これに限らず図4Bに示すように、ニップ体20の軸芯24の外径d7を軸方向中央部21から軸方向両端部22に向かって略均一としてもよい。図4Bにおいて、軸芯24の周囲に設けられたシリコンゴム25の厚みtは軸方向中央部21から軸方向両端部22に向かって徐々に小さくなっている。このため図4Bに示すニップ体20全体の外径は軸方向中央部21から軸方向両端部22に向かって徐々に小さくなっている。
なお、シリコンゴム25の厚みは、シリコンゴム25に対する研磨作業により得られる。
次に支持層13aとオーバーコート層13bとを有するインクリボン13の構成について説明する。
本発明において支持層(基材)13aは、熱転写時に熱が加えられるため、加熱された状態でも取り扱い上支障のない程度の機械的強度を有する材料であることが好ましい。このような支持層の材料としては、ポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム、1,4−ポリシクロヘキシレンジメチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリフェニレンサルフィドフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリサルホンフィルム、アラミドフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、セロハン、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ナイロンフィルム、ポリイミドフィルム、アイオノマーフィルム等が挙げられる。また、支持層の厚さは、2μm以上、20μm以下であることが好ましく、4μm以上、10μm以下であることがより好ましい。
オーバーコート層(転写層)13bとしては、熱溶融性のコート層を用いることができる。オーバーコート層13bはICカード14表面に印画された画像情報および文字情報を上方から覆って、これら画像情報および文字情報を保護する。
なお、上記熱転写システム39の各構成部分、例えば転写装置18A、供給部27、巻取部28等は、カード発行システム35に組込まれた制御部35Aにより駆動制御される。
<本実施の形態の作用>
次に、このような構成からなる本実施の形態による熱転写システム39の作用について説明する。
まず上流側の印刷装置30によって、予め表面に画像情報および文字情報が印画されたIDカード等のICカード14が、熱転写システム39側へ送られる。この際、制御部35Aは図示しない搬送ローラを含む導入ライン11を駆動させて、ICカード14を転写装置18Aに向けて搬送するとともに、ヒータ部15によりICカード14を予備加熱する。一方、制御部35Aは巻取部28を駆動させてインクリボン13を、供給部27から転写装置18Aに向けて供給する。このとき、インクリボン13に対して供給部27に内蔵されたブレーキ機構により張力が加わる。
次にICカード14が転写装置18Aの加熱体18とプラテンローラ19との間に到達すると、制御部35Aにより予備加熱されていた加熱体18がインクリボン13を加熱しながらICカード14に対して押し付ける。これによって、インクリボン13のオーバーコート層13bがICカード14上に転写される。このことにより、ICカード14上に上流側の印刷装置30によって予め印画された画像情報および文字情報がオーバーコート層13bにより覆われて保護される。
他方、転写装置18Aにより転写されたインクリボン13は、剥離ローラ17を介してICカード14から剥離されて巻取部28に巻取られる。
次に、加熱体18により加熱されたインクリボン13およびICカード14は、更にニップ体20側へ送られる。そしてこのニップ体20によりインクリボン13がICカード14に対して押し付けられる。
ところで、ICカード14上に例えば微細なゴミが残存したり、ICカード14に微細な凹凸形状が存在すると、加熱体18によってインクリボン13を加熱押圧してもオーバーコート層13bを十分にICカード14に転写することができず、オーバーコート層13bの未転写部分が残ってしまうことがある。
本実施の形態によれば、加熱体18だけではオーバーコート層13bを十分にICカード14に転写することができなくても、加熱体18の下流側にニップ体20を設けたことにより、このニップ体20によりインクリボン13のオーバーコート層13bを十分かつ確実にICカード14に転写することができる。
この場合、ニップ体20は、装置本体29により支持されており、ニップ体20を図示しない駆動機構により下方へ降下させることによってニップ体20とプラテンローラ19とにより、インクリボン13をICカード14側へ押し付けることができる。またニップ体20は上述のように、軸方向両端部22の外径d4が軸方向中央部の外径d5より小さくなっている。
このためニップ体20の曲げ剛性を高めて、一般にたわみが大きくなる軸方向中央部21のたわみ量を小さく抑えることができる。
ニップ体20の外径が軸方向に沿って同一となる比較例において、ニップ体20を双方の軸23に下向きの力をかけてニップ体20によりインクリボン13とICカード14をプラテンローラ19側へ押圧した場合、ニップ体20の軸方向中央部21が上方へたわみ、オーバーコート層13bの転写不良部分Aが生じる恐れがある(図8Aおよび図8B参照)。
これに対して本実施の形態によれば、上述のようにニップ体20の曲げ剛性を高めて、軸方向中央部21のたわみ量を小さく抑えて、オーバーコート層13bの転写不良部分Aをなくすか、または最小限に抑えることができる。
このように表面にオーバーコート層13bが転写されたICカード14は、次に排出ライン12から外方へ排出される。
以上のように、本実施の形態によれば、ニップ体20の曲げ剛性を高めて、軸方向中央部21のたわみ量を抑えることができ、これによりニップ体20により、インクリボン13のオーバーコート層13bをより確実にICカード14に転写することができる。
11 導入ライン
12 排出ライン
13 熱転写シート(インクリボン)
13a 支持層
13b オーバーコート層
14 ICカード
15 ヒータ部
16 案内ローラ
17 剥離ローラ
18 加熱体
18A 転写装置
19 プラテンローラ
20 ニップ体
21 軸方向中央部
22 軸方向両端部
23 軸
24 軸芯
25 シリコンゴム
27 供給部
28 巻取部
30 印刷装置
31 カードホッパ
39 第1保護シート形成部(熱転写システム)
40 第2保護シート形成部(熱転写システム)

Claims (4)

  1. 支持層と転写層とを有する熱転写シートを用いて、搬送される被転写体に対して前記転写層を転写する熱転写システムにおいて、
    前記熱転写シートを前記被転写体に向かって供給する供給部と、
    前記被転写体側に設けられたプラテンローラと、前記熱転写シート側に設けられ、前記プラテンローラとの間で前記熱転写シートと前記被転写体を挟持して、前記熱転写シートの前記転写層を前記被転写体に対して転写する加熱体とを有する転写装置と、
    転写済の前記熱転写シートを巻取る巻取部とを備え、
    前記転写装置は前記加熱体の前記被転写体の搬送方向下流側に設けられ、前記熱転写シートと前記被転写体を再度前記プラテンローラとの間で挟持して、前記熱転写シートの前記転写層を前記被転写体に対して転写するニップ体を更に有し、
    前記ニップ体は軸方向両端部の外径が、軸方向中央部の外径より小さい、熱転写システム。
  2. 前記ニップ体の外径は前記軸方向中央部から前記軸方向両端部に向かって徐々に小さくなる、請求項1記載の熱転写システム。
  3. 前記ニップ体は金属製の軸芯と、前記軸芯周囲の弾性体とを有し、前記軸芯の前記軸方向両端部の外径が、前記軸方向中央部の外径より小さい、請求項1または2記載の熱転写システム。
  4. 前記ニップ体は金属製の軸芯と、前記軸芯周囲の弾性体とを有し、前記軸芯は前記軸方向中央部から前記軸方向両端部に渡り同一外径をもち、前記弾性体の厚みが前記軸方向中央部から前記軸方向両端部に向かって徐々に小さくなる、請求項1または2記載の熱転写システム。
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