JP2020116054A - シートパッドの製造方法および成形型 - Google Patents
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Abstract
Description
ビーズ発泡体からなる補助材における上下の面および外周面に開口するように上下に亘って形成された取付スリットを、成形型の型面から延出するように設けられた板状の取付片に嵌め合わせて、該取付片の先端が前記取付スリットから突き出るように、前記補助材を前記成形型にセットし、
前記成形型に画成されたキャビティにおいて発泡体原料を発泡成形することで、前記補助材と異なる発泡体からなるパッド本体を、該補助材と一体的に形成することを要旨とする。
ビーズ発泡体からなる補助材を第1型部または第2型部にセットした状態で、該第1型部および該第2型部により画成されるキャビティで前記補助材と異なる発泡体からなるパッド本体を成形する成形型であって、
前記第1型部および前記第2型部のうちの前記補助材をセットするものに、その型面から延出するように設けられ、前記補助材における上下の面および外周面に開口するように上下に亘って形成された取付スリットが嵌まる板状の取付片を備え、
前記取付片は、前記型面からの延出寸法が、前記取付スリットの上下寸法よりも長く設定されていることを要旨とする。
本発明に係る成形型によれば、シートパッドを効率よく得ることができる。
前述した構成に限定されず、例えば以下のように変更してもよい。
(1)実施例の取付片は、平板状であるが、これに限らず、第1型部(第2型部)の型面から延出する方向に対して厚みが変化する構成や凹凸がある構成などであってもよい。例えば、図8に示すように、取付片28は、第1型部22(第2型部24)の型面に連なる根元側を先端側よりも厚く形成する構成とすることで、補助材14と取付片28とを強く干渉させることができる。
(2)図9に示すように、取付片28は、取付スリット16が嵌め合わせられた際に、第1型部22の型面から離れる方向の補助材14の移動を規制する抜け止め部30を備えていてもよい。このように、取付片28に設けた抜け止め部30によって、取付スリット16を取付片28に嵌めた補助材14における型面から離れる方向の移動を規制することで、補助材14の脱落を防止できる。例えば、抜け止め部30は、取付片28の厚み方向へ出っ張る突起で形成するなど、補助材14と干渉する形状であればよい。なお、図9(a)に示すように、抜け止め部30は、その形状、設置する数や位置を、取付片28の両側で同じとしてもよい。また、図9(b)に示すように、抜け止め部30は、その形状や設置する数や位置等を、取付片28の両側で異ならせてもよい。
(4)実施例では、取付片を型開きおよび型閉じにおいて移動される移動型(第1型部)に設けたが、これに限らず、取付片を型開きおよび型閉じにおいて移動しない固定型(第2型部)に設けてもよい。軸を支点として回動する移動型に取付片を設ける場合、取付片の厚み方向が軸の軸線方向(シートパッドの長手方向)となるように取付片を配置することが好ましい。これに対して、軸を支点として回動する移動型に対応する固定型に取付片を設ける場合、取付片の厚み方向が軸の軸線方向と直交する方向になるように、取付片を配置することが好ましい。
(5)実施例では、補助材の外周面の一面側を保持する取付片と補助材の外周面の他面側を保持する取付片とを、成形型の開閉における軸の軸線方向(シートパッドの長手方向)にずらして配置したが、これに限らない。例えば、補助材の外周面の一面側を保持する取付片と補助材の外周面の他面側を保持する取付片とを、成形型の開閉における軸の軸線方向と直交する方向(シートパッドの短手方向)に直線的に並ぶように配置してもよい。また、複数の取付片を、補助材の外周面の一面側または他面側の一方だけを保持するように、成形型の開閉における軸の軸線方向(シートパッドの長手方向)または該軸線と直交する方向(シートパッドの短手方向)に並べて配置してもよい。
(6)実施例では、複数の取付片を、その厚み方向が何れも同じになるように配置したが、これに限らない。例えば、軸を支点として開閉する成形型において、厚み方向が軸の軸線方向にある取付片と厚み方向が軸の軸線方向と交差する方向にある取付片とを併存させるなど、取付片の向きが異なっていてもよい。
(7)実施例では、取付スリットの開口幅および開口から底までの深さを同じまたは略同じに形成したが、これに限らない。例えば、取付スリットは、その開口幅や、開口から底までの深さが異なっていてもよい。このとき、取付スリットおよび該取付スリットに対応する取付片が干渉する関係になっていることが望ましい。
20 成形型,22 第1型部,24 第2型部,26 キャビティ,
30 抜け止め部
Claims (8)
- ビーズ発泡体からなる補助材における上下の面および外周面に開口するように上下に亘って形成された取付スリットを、成形型の型面から延出するように設けられた板状の取付片に嵌め合わせて、該取付片の先端が前記取付スリットから突き出るように、前記補助材を前記成形型にセットし、
前記成形型に画成されたキャビティにおいて発泡体原料を発泡成形することで、前記補助材と異なる発泡体からなるパッド本体を、該補助材と一体的に形成する
ことを特徴とするシートパッドの製造方法。 - 前記補助材を、複数の前記取付片によって前記成形型にセットする請求項1記載のシートパッドの製造方法。
- 前記補助材を、複数の前記取付片によって該補助材の両側から挟んで前記成形型にセットする請求項1または2記載のシートパッドの製造方法。
- 前記取付片に設けた抜け止め部によって、前記取付スリットを該取付片に嵌めた前記補助材における前記型面から離れる方向の移動を規制する請求項1〜3の何れか一項に記載のシートパッドの製造方法。
- ビーズ発泡体からなる補助材を第1型部または第2型部にセットした状態で、該第1型部および該第2型部により画成されるキャビティで前記補助材と異なる発泡体からなるパッド本体を成形する成形型であって、
前記第1型部および前記第2型部のうちの前記補助材をセットするものに、その型面から延出するように設けられ、前記補助材における上下の面および外周面に開口するように上下に亘って形成された取付スリットが嵌まる板状の取付片を備え、
前記取付片は、前記型面からの延出寸法が、前記取付スリットの上下寸法よりも長く設定されている
ことを特徴とする成形型。 - 前記型面には、1つの前記補助材に対応して、該補助材を保持する複数の前記取付片が設けられている請求項5記載の成形型。
- 前記型面には、複数の前記取付片が、前記補助材を両側から挟むように設けられている請求項5または6記載の成形型。
- 前記取付片は、前記取付スリットに差し込んだ際に、前記型面から離れる方向の前記補助材の移動を規制する抜け止め部を備えている請求項5〜7の何れか一項に記載の成形型。
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