JP2020115059A - 空調空気吹出部構造 - Google Patents

空調空気吹出部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2020115059A
JP2020115059A JP2019006391A JP2019006391A JP2020115059A JP 2020115059 A JP2020115059 A JP 2020115059A JP 2019006391 A JP2019006391 A JP 2019006391A JP 2019006391 A JP2019006391 A JP 2019006391A JP 2020115059 A JP2020115059 A JP 2020115059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
air
building
air outlet
living room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019006391A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7347733B2 (ja
Inventor
大翼 土田
Daisuke Tsuchida
大翼 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Housing Corp
Original Assignee
Toyota Housing Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Housing Corp filed Critical Toyota Housing Corp
Priority to JP2019006391A priority Critical patent/JP7347733B2/ja
Publication of JP2020115059A publication Critical patent/JP2020115059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7347733B2 publication Critical patent/JP7347733B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Duct Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】居室空間を確保しかつ美観を損なうことなく床面に空気吹出口を設けることができる空調空気吹出部構造を提供する。【解決手段】空調空気吹出部構造10を、建物12の内部に形成された居室部46の縁部92の床面46Aに設けられると共に、建物12の床下空間86に配置され、一端部56Aが空調設備52に接続された空調ダクト56の他端部56Bと連通し、空調ダクト56の内部を流れる空調設備52により空調された空気を居室部46の内部へ吹き出す空調空気吹出口82と、空調空気吹出口82の建物上方側に空調空気吹出口82と離間して設けられ、空調空気吹出口82を見えにくくする目隠し部材104と、を含んで構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、空調空気吹出部構造に関する。
下記特許文献1には、空調機の室内機が居室部の四方の側壁面の一部を構成する側壁部と天井部との接合角部分に取り付けられると共に、送風板が室内機を建物下方側から覆い隠した状態で、いわゆる折下天井として設けられた室内空調構造が開示されている。また、天井裏には、天井部の面方向に沿って仕切板が配置されている。仕切板は、一方の端部が室内機の正面部の建物上下方向略中間部の近傍となるように配置されている。このため、室内機の吹出口から吹出された冷風や温風が吹出された直後に吸込口に戻る、いわゆるショートパスが発生することを回避することができる。これにより、冷暖房効果の立ち上りが遅くなることや暖房時に足元まで温まり難くなることを回避すると共に、空調機の負荷が大きくなることを回避することができる。
特開2012−137237号公報
空調をより効率的に行うためには、居住者に直接空調された空気を届けることができるように床面に空気吹出口を設けることが望ましい。しかしながら、特許文献1に記載された室内空調構造によれば、床面に空気吹出口を設けた場合には、空気の通気経路を確保するために側壁内部に通気のための空間を設ける必要があり、壁面内部を含めた大掛かりな構造となる。また、例えば、床面が畳やタイルのように加工が難しい床材で構成されている居室部では、空気吹出口の周りは板材で構成する必要があるため、居室部の床面の美観を損ないやすい。このため、居室空間を確保しかつ美観を損なうことなく床面に空気吹出口を設けることが望ましい。
本発明は、上記事実を考慮し、居室空間を確保しかつ美観を損なうことなく床面に空気吹出口を設けることができる空調空気吹出部構造を得ることを目的とする。
第1の態様に係る空調空気吹出部構造は、建物の内部に形成された居室部の縁部の床面に設けられると共に、前記建物の床下空間に配置され、一端部が空調設備に接続された空調ダクトの他端部と連通し、前記空調ダクトの内部を流れる前記空調設備により空調された空気を前記居室部の内部へ吹き出す空調空気吹出口と、前記空調空気吹出口の建物上方側に前記空調空気吹出口と離間して設けられ、前記空調空気吹出口を見えにくくする目隠し部材と、を含んで構成されている。
第1の態様に係る空調空気吹出部構造によれば、居室部の床面の縁部に設けられた空調空気吹出口から空調された空気が居室部の内部へ吹出される。このため、居住者に直接空調された空気を届けることができる。また、空調空気吹出口に接続され、空調された空気が流れる空調ダクトは、建物の床下空間に配置されている。このため、空気の通気経路を確保するために、例えば、側壁内部に通気のための空間を設ける必要がなく、居室空間を広く確保することができる。
さらに、第1の態様に係る空調空気吹出部構造によれば、空調空気吹出口の建物上方側には、空調空気吹出口と離間して目隠し部材が設けられている。このため、目隠し部材により、空調空気吹出口が見えにくくなるように目隠しすることができる。これにより、美観を損なうことなく居室部の床面に空気吹出口を設けることができる。
第2の態様に係る空調空気吹出部構造は、第1の態様において、前記居室部の前記縁部の前記床面は、前記居室部の前記床面を構成する床材とは別個の吹出部用床材により構成されている。
第2の態様に係る空調空気吹出部構造によれば、空調空気吹出口が設けられる居室部の縁部の床面は、居室部の床面を構成する床材とは別個の吹出部用床材により構成されている。このように縁部とそれ以外の部分で別の床材が用いられた場合であっても、空調空気吹出口が設けられた縁部の建物上方側には目隠し部材が設けられるため、居室部内から空調空気吹出口及び吹出部用床材が見えにくくなるように目隠しされる。これにより、縁部の床面に居室部の床材とは別個の吹出部用床材が使われる場合に、空調空気吹出口が設けられた縁部の床面と縁部以外の床面との境界部分を目立ちにくくすることができる。
第3の態様に係る空調空気吹出部構造は、第1の態様又は第2の態様において、前記空調空気吹出口の建物上方側に、前記床面の前記空調空気吹出口の室外側から前記目隠し部材の下面へ向かうにつれて建物上方側かつ室内側へ向けて延在された板状の傾斜部材が配置されている。
第3の態様に係る空調空気吹出部構造によれば、空調空気吹出口の建物上方側に、空調空気吹出口の室外側から目隠し部材の下面へ向かうにつれて建物上方側かつ室内側へ向けて延在された傾斜部材が、配置されている。このため、空調空気吹出口から吹出された空調された空気は、傾斜部材に沿って流され、空調空気吹出口の建物上方側で淀むことなく、居室部側へ流される。これにより、効率的に居室部内へ空調された空気を吹き出すことができる。
第4の態様に係る空調空気吹出部構造は、第1から第3の態様の何れか1の態様において、前記空調設備は、前記建物の屋内に前記居室部とは別個に設けられ、前記建物の全館空調を行う。
第4の態様に係る空調空気吹出部構造によれば、建物の全館空調を行う空調設備は、建物の屋内に居室部とは別個に設けられている。このため、居室空間を確保しかつ建物の内部の居室空間の空調を均一かつ快適に保つことができる。
第5の態様に係る空調空気吹出部構造は、第1から第4の態様の何れか1の態様において、前記目隠し部材は、前記居室部の前記縁部に設けられた床の間を形成する床板により構成されている。
第5の態様に係る空調空気吹出部構造によれば、目隠し部材は、居室部の縁部に設けられた床の間を形成する床板により構成されている。このため、居住者が違和感を覚えることなく居室部に目隠し部材を設けることができる。これにより、居室空間を確保しかつ美観を損なうことなく床面に空気吹出口を設けることができる。
第6の態様に係る空調空気吹出部構造は、第1から第4の態様の何れか1の態様において、前記目隠し部材は、前記居室部の前記縁部に設けられた収納棚の底部を形成する底板により構成されている。
第6の態様に係る空調空気吹出部構造によれば、目隠し部材は、居室部の縁部に設けられた収納棚の底部を形成する底板により構成されている。このため、居住者が違和感を覚えることなく居室部に目隠し部材を設けることができる。これにより、居室空間を確保しかつ美観を損なうことなく床面に空気吹出口を設けることができる。
以上説明したように、第1の態様に係る空調空気吹出部構造は、居室空間を確保しかつ美観を損なうことなく床面に空気吹出口を設けることができるという優れた効果を有する。
第2の態様に係る空調空気吹出部構造は、縁部の床面に居室部の床材とは別個の吹出部用床材が使われる場合に、空調空気吹出口が設けられた縁部の床面と縁部以外の床面との境界部分を目立ちにくくすることができるという優れた効果を有する。
第3の態様に係る空調空気吹出部構造は、空調空気吹出口の建物上方側で淀むことなく、効率的に居室部内へ空調された空気を吹き出すことができるという優れた効果を有する。
第4の態様に係る空調空気吹出部構造は、居室空間を確保しかつ建物の内部の居室空間の空調を均一かつ快適に保つことができるという優れた効果を有する。
第5の態様に係る空調空気吹出部構造は、居住者が違和感を覚えることなく居室部に目隠し部材を設けることができるため、居室空間を確保しかつ美観を損なうことなく床面に空気吹出口を設けることができるという優れた効果を有する。
第6の態様に係る空調空気吹出部構造は、居住者が違和感を覚えることなく居室部に目隠し部材を設けることができるため、居室空間を確保しかつ美観を損なうことなく床面に空気吹出口を設けることができるという優れた効果を有する。
本実施形態に係る空調空気吹出部構造が適用されたユニット建物の概略を示す斜視図である。 本実施形態に係る空調空気吹出部構造の概略を示す構成図である。 第1の態様に係る空調空気吹出部構造が適用された居室部内部の斜視図である。 第1の態様に係る空調空気吹出部構造が適用された床の間の縦断面図である。 第1の態様に係る変形例の床の間の縦断面図である。 第2の態様に係る空調空気吹出部構造が適用された居室部内部の斜視図である。 第2の態様に係る空調空気吹出部構造が適用された隅部の縦断面図である。 第2の態様に係る変形例の隅部の縦断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図5を用いて、本発明に係る空調空気吹出部構造の第1実施形態について説明する。
図1及び図2に基づいて、本実施形態に係る空調空気吹出部構造10を備えた建物12について説明する。建物12は、一例として、基礎14上に固定され、建物12の上方側を覆うように設置された図示しない屋根を備えた2階建てユニット式建物として構成されている。建物12は、複数の建物ユニット16が互いに水平方向(縦横)及び上下方向に連結されることによって構成されており、一階部分16Aと二階部分16Bとを有している。
図1には、ユニット式建物を構成する建物ユニット16A1の躯体フレーム18が示されている。躯体フレーム18は、四隅に立設された4本の外柱22と、外柱22の上端部間に架設された天井大梁24により矩形枠状に形成された天井フレーム26と、外柱22の下端部間に架設された床大梁34により矩形枠状に形成された床フレーム36と、により箱型に構成されている。また、外柱22には、方形の鋼管柱が用いられている。
躯体フレーム18の建物上方側を構成する天井フレーム26は、長辺側に配置された一対の桁側の天井大梁24Aと、短辺側に配置された一対の妻側の天井大梁24Bと、を含んで構成されている。桁側の天井大梁24A、妻側の天井大梁24Bはいずれも溝形鋼とされている。また、一対の桁側の天井大梁24A間には、リップ溝形鋼(C形鋼)により一体に形成された複数本の天井小梁28が架け渡されている。天井小梁28の下面側には、矩形平板状に形成された板材の天井パネル30が取り付けられている。なお、桁側の天井梁24Aと妻側の天井梁24Bの両者を区別する必要がない場合は「天井大梁24」と総称する。
躯体フレーム18の建物下方側を構成する床フレーム36は、長辺側に配置された一対の桁側の床大梁34Aと、短辺側に配置された一対の妻側の床大梁34Bと、を含んで構成されている。桁側の床大梁34A、妻側の床大梁34Bはいずれも溝形鋼とされている。また、一対の桁側の床大梁34A間には、角形鋼管により一体に形成され、端部を桁側の床大梁34Aの溝部の内側に溶接されたブラケット(図示省略)に接合された床小梁38が、架け渡されている。床小梁38の上面側には、矩形平板状に形成された板材の床パネル40が取り付けられている。なお、桁側の床大梁34Aと妻側の床大梁34Bの両者を区別する必要がない場合は「床大梁34」と総称する。
図2に示されるように、建物12には、建物ユニット16の内部が間仕切り壁48により区画されることにより、居室部46、47の他、廊下や物入れなどの小部屋が形成されている。居室部46、47の床パネル40の上面には、床材90、110(図4参照)が配置され、床材90、110の上面は、居室部46、47の床面46A、47Aを形成している。また、建物12には、空調設備52を主要部とする全館空調システムが設けられている。空調設備52は、室内機54と、図示しない室外機と、室内機54に接続される空調ダクトとしてのダクト56及びチャンバ58等を含んで構成されている。このように構成された空調設備52により、建物12全体の空間を空調する一連のシステムが構成されている。
具体的には、室内機54が建物12の1階部分における床パネル40に対して貫通配置されると共に、室外機が建物12の外側(屋外)に配置されている。室内機54は、ダクト56やチャンバ58等を介して建物12の一階部分及び二階部分に設けられた複数の居室部46、47と連通されている。これにより、空調設備52は、主に建物12の全体を一体的に空調している。
建物12の一階部分には、機械室60と、複数の居室部46、47が形成されている。機械室60は、建物ユニット16の内部に間仕切り壁48を設けて形成されている。このため、機械室60は、居室部47に隣接するように形成されている。なお、ここでは、機械室60は、建物ユニット16の内部に間仕切り壁48を設けて形成されるとして説明したが、これに限らず、建物12内に設けられる図示しない廊下スペースや、一階部分と二階部分とを連通する図示しない階段下の空間に形成されてもよい。
機械室60内には、空調設備52を構成し、略矩形箱状に形成された筐体を有する室内機54が設置されている。室内機54は、機械室60の床パネル40を貫通するように設置されており、室内機54の建物上方側は、機械室60の床上からその内部へ露出している。室内機54は、略矩形箱状に形成された熱交換ユニット62が略矩形箱状に形成された送風ユニット66の建物上方側にアダプタ64を介して設置することにより一体的に構成されている。略矩形箱状に形成されたアダプタ64は、機械室60の床部60Aに形成された貫通口68に固定されている。このため、熱交換ユニット62が機械室60の床上からその内部へ露出して配置され、送風ユニット66が機械室60の床下に配置される構成とされている。
機械室60の内部に設置された熱交換ユニット62は、熱交換器(図示省略)と、床上筐体72を含んで構成されている。間仕切り壁48には図示しない両開きの扉が設けられており、床上筐体72の間仕切り壁48に対向する面(窓側の面)には、室内空気を吸い込むための吸込口74が形成されている。吸込口74の外側表面には図示しないフィルタが着脱可能に装着されており、吸い込まれた室内空気がフィルタを通過する際に塵埃が捕集されるように構成されている。
吸込口74の外側には、略矩形箱状に形成された吸音ボックス76が、吸込口74及びフィルタを覆うように配置されている。これにより、熱交換ユニット62で発生した空気音や機械音が室内機54の外側に漏れることを抑制することができる。具体的には、吸音ボックス76は、吸込口74側に開放され、開放された面の周縁部が吸込口74及びフィルタの外周部を囲むように床上筐体72の吸込口74側の面に接続されている。また、吸音ボックス76の下面は建物下方側へ向けて開放された図示しない開口部が形成されており、機械室60に取り込まれた室内空気は、開口部を経て吸込口74に吸い込まれる構成とされている。なお、ここでは、熱交換ユニット62に、吸音ボックス76が設けられているとして説明したが、これに限らず、熱交換ユニットに吸音ボックスを設けない構成としてもよい。
床下に設置された送風ユニット66は、送風機(図示省略)と、床下筐体80と、を含んで構成されている。建物12の床下に載置された床下筐体80の床下空間86と対向する面である前面には、熱交換ユニット62で生成された空調空気を床下に配置されたダクト56へ送るための床下筐体80の吹出口(図示省略)が設けられている。また、床下筐体80の内部には、送風機が配置されている。床下筐体80の内部の送風機から吹き出された空調空気は、床下筐体80の吹出口側に取り付けられたチャンバ58に導入される。チャンバ58には、各居室部46、47と連通する複数のダクト56の一端部としての室外機側端部56Aが接続されている。
アダプタ64は、床パネル40に形成された貫通口68に貫通された状態で熱交換ユニット62と送風ユニット66の間に設置されている。アダプタ64の上端は、図示しないブラケットを介して熱交換ユニット62を構成する床上筐体72の下端と連結されている。また、アダプタ64の下端は、図示しないブラケットを介して送風ユニット66を構成する床下筐体80の上端と連結されている。これにより、熱交換ユニット62及び送風ユニット66は、アダプタ64に固定されている。
本実施形態に係る空調設備52では、空調設備52を運転することにより、居室部46の室内空気は、各居室部46と連通すると共に機械室60に隣接した居室部47に誘導される。居室部47に流れ込んだ空気は、機械室60との間を区切る間仕切り壁48の、例えば、下端部に貫通形成された図示しない通気口を通じて機械室60の内部に誘導される。誘導された空気は、吸音ボックス76の開口部を経由して、吸込口74から熱交換ユニット62に吸い込まれる。さらに、空気が熱交換器を通過することにより熱交換が行われ、空調空気が生成される。空調空気は、アダプタ64を介して床下に配置された送風ユニット66に送られる。送風ユニット66に送られた空調空気は、送風機によりチャンバ58へと送られる。チャンバ58を通過した空調空気は、複数のダクト56を通じてそれぞれの居室部46、47に送られる。このため、空調設備52により、建物12の内部に設けられた複数の居室部46、47の空調を均一かつ快適に保つことができる。
本実施形態に係る一の居室部46には、例えば、図3に示されるように、縁部としての隅部92に床の間94を設けた和室88が構成されている。和室88の隅部92よりも室内側の床パネルの40の上面には、畳90が敷き詰められている。敷き詰められた畳90の上面によって和室88内の床面46Aが形成されている。また、床の間94と側壁96に沿って隣接する部分には、床脇98が形成されている。床の間94と床脇98の間には、これらを区切るために床壁100が立設されており、床壁100の室内側には、床パネル40から天井パネル30にかけて床柱102が立設されている。
床の間94の内側かつ建物下方側には、建物水平方向に沿って板材で形成された目隠し部材としての床板104が配置されている。このため、床板104により、和室88内から床板104の建物下方側に形成された空間S(図4参照)を見ることができないように目隠しされる。また、隅部92とこれに隣接する畳90との境目に沿って、板材により形成され、当該境目に沿った方向を長手方向とする床框106が延在されている。
図4には、床の間94の建物下方側の縦断面図が示されている。床の間94内の床パネル40の上面には、板材で形成された吹出部用床材としてのフローリング材110が配置されている。配置されたフローリング材110の上面により、和室88の床の間94における床面46Aが形成されている。
床框106の内側には、床框106の板厚方向(建物水平方向)に沿って形成された開口にルーバ部108が形成されている。ルーバ部108には、板状に形成された複数の羽板部108Aが建物上下方向に間隔を開けて配置され、各羽板部108Aの間には、空気が通過できるスリット孔108Bが形成されている。このため、和室88内の床面46Aに近い位置から床の間94の建物下方側を見た場合であっても、視界が遮られて床板104の建物下方側に形成された空間Sを覗くことができない。これにより、床の間94の美観を損なわないように床框106から空調空気を和室88内へ向けて吹き出させることができる。
床パネル40とフローリング材110には、これらを建物上下方向に貫通するように挿通孔112が形成されている。挿通孔112には、その内周側に吹出側チャンバ113が嵌合されている。吹出側チャンバ113の建物下方側には開口が形成され、開口にはダクト56の他端部としての床側端部56Bが接続されている。吹出側チャンバ113の建物上方側の開口には、板状に形成され、床框106の長手方向に沿って延在された蓋部114が配置されている。蓋部114の内側は、スリット状の空調空気吹出口82が形成されている。このため、吹出側チャンバ113を流れる空調空気を、空調空気吹出口82から和室88側へ吹出させることができる。
和室88(居室部46)の側端部の側壁96は、例えば、パーティクルボード等の壁材により構成されている。側壁96の建物外側かつ建物下方側には、下地材として、例えば、石膏ボード116が配置されている。石膏ボード116は、側壁96に建物外側からねじ締結されている。
床框106の建物上方側には、棒状に形成された上側補強材118が床柱102と床柱102に対向する側壁97との間に架け渡されている。また、床框106の建物下方側には、棒状に形成された下側補強材120が床柱102と床柱102に対向する側壁97との間にフローリング材110の上面に沿って架け渡されている。床框106の建物上方側は、上側補強材118にねじ締結され、床框106の建物下方側は、下側補強材120にねじ締結されている。これにより、床框106は、フローリング材110の建物上方側で固定されている。
床板104の建物下方側には、空調空気吹出口82の蓋部114よりも室外側のフローリング材110の上面から床板104の下面へ向かうにつれて建物上方側かつ室内側へ向けて延在された板状の傾斜部材122が配置されている。ここでは、傾斜部材122は、フローリング材110と接続する側壁96の下端部を形成する立上部96Aから床板104の下面へ向けて延在されている。また、傾斜部材122は、床壁100と床壁100に対向する側壁97との間に床框106の長手方向に沿って形成されている。これにより、空調空気吹出口82から吹出した空調空気は、傾斜部材122の傾斜面122Aに沿って床框106側へ流れるように構成されている。なお、ここでは、傾斜部材122の下端は、側壁96の下端部となる立上部96Aに配置されていると説明したが、これに限らず、空調空気吹出口82の蓋部114よりも室外側の所定の位置に配置されてもよい。
傾斜部材122の上面には、木製の補強材124が配置されている。補強材124は、床框106の長手方向を板厚方向とし、側壁96と傾斜部材122と床板104に沿って略三角状に形成された板材により構成されている。補強材124の側壁96側の端部は、石膏ボード116を固定するためのねじ126により石膏ボード116と共に側壁96に固定されている。また、補強材124の床板104側の端部は、床板104の下面に沿って配置された板状の床板側石膏ボード128に挿通されたねじ126を介して固定されている。さらに、補強材124の傾斜部材122側の端部は、傾斜部材122の傾斜面122A側から挿通されたねじ126を介して固定されている。床板104は、床板側石膏ボード128の上面に、例えば、接着材等により固定されている。これにより、床板104を和室88内から見たときの美観を損なわないように構成されている。なお、ここでは、補強材124は、木製と説明したが、これに限らず、ウレタン製の補強材等が用いられてもよい。
次に、本実施形態に係る作用並びに効果について説明する。
本実施形態に係る空調空気吹出部構造10によれば、居室部46(和室88)の隅部92の床面46Aに設けられた空調空気吹出口82から空調空気が居室部46の内部へ吹出される。このため、居住者に直接空調された空気を届けることができる。また、空調された空気が流れ、空調空気吹出口82と接続されたダクト56は、床下空間86に配置されている。このため、空気の通気経路を確保するために側壁96、97の建物外側に通気のための空間を設ける必要がなく、居室空間を広く確保することができる。
また、本実施形態に係る空調空気吹出部構造10によれば、空調空気吹出口82の建物上方側には、空調空気吹出口82と離間して目隠し部材としての床板104が配置されている。このため、床板104により、居室部46内から空調空気吹出口82を直接見ることができないように目隠しすることができる。さらに、床板104とフローリング材110の間に形成された隙間を塞ぐように、隅部92とこれに隣接する畳90との境目に沿って、床框106が配置されている。このため、床板104の建物下方側に形成された空間Sを、居室部46内から直接見ることができないように目隠しすることができる。さらに、隅部92よりも室内側の床面46Aの床材に、隅部92の床面46Aを構成するフローリング材110と異なる畳90が用いられた場合であっても、フローリング材110と畳90との境界部分を目立ちにくくすることができる。これにより、美観を損なうことなく居室部46の隅部92に空調空気吹出口82を設けることができる。
さらに、本実施形態に係る空調空気吹出部構造10によれば、床板104の建物下方側には、板状の傾斜部材122が配置されている。これにより、空調空気吹出口82から吹出した空調空気は、傾斜部材122の傾斜面122Aに沿って床框106側へ流され、空調空気吹出口82の建物上方側の空間Sで淀むことなく、居室部46内部へ流される。これにより、効率的に居室部46内部へ空調された空気を送り込むことができる。
以上説明したように、本実施形態に係る空調空気吹出部構造10により、居室部46の空間を確保しかつ美観を損なうことなく居室部46の床面46Aに空調空気吹出口82を設けることができる。
さらに、本実施形態に係る空調空気吹出部構造10によれば、建物12内部に設けられた機械室60に設置された空調設備52により、居室部46の室内空気は、他の居室部46と連通すると共に機械室60に隣接した居室部47に誘導される。誘導された空気は、空調設備52の内部で、空調空気に生成される。生成された空調空気は、空調設備52の床下側に配置された送風ユニット66を介して吹出側チャンバ113へと送られる。吹出側チャンバ113を通過した空調空気は、それぞれの居室部46、47の空調空気吹出口82を通じて居室部46、47内に送られる。これにより、居室部46、47の空間を確保した上で複数の居室部46、47の空調を均一かつ快適に保つことができる。
また、本実施形態に係る空調空気吹出部構造10によれば、空調空気吹出口82から吹出した空調空気は、空調空気吹出口82の建物上方側の空間S内で淀むことなく、居室部46の内部へ流される。このため、ルーバ部108から早い風速で空調空気を吹き出させることができる。これにより、床面46A上の埃を遠くまで吹き飛ばすことができ、居室部46の隅部92に埃を溜まりにくくすることができる。
(第1実施形態の変形例)
次に、図5を用いて、本実施形態の変形例について説明する。なお、前述した本実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
本変形例に係る空調空気吹出部構造130によれば、床の間94の内側かつ建物下方側には、フローリング材110とこれに隣接する畳90との境目から側壁96へ向かうにつれて建物上方側かつ室外側へ向けて延在された板状の床板132が配置されている。また、床板132の内側には、床板132の板厚方向に沿って形成された開口にルーバ部134が形成されている。このため、和室88内の床面46Aに近い位置から床の間94の建物下方側を見た場合であっても、視界が遮られて床板104の建物下方側に形成された空間Sを覗くことができない。これにより、床の間94の美観を損なわないように床板132から空調空気を和室88内へ向けて吹き出させることができる。
本変形例によれば、床板132により、居室部46(和室88)内から床板132の建物下方側に形成された空間S及び空調空気吹出口82を直接見ることができないように目隠しすることができる。また、隅部92よりも室内側の床面46Aの床材に、隅部92の床面46Aを構成するフローリング材110と異なる畳90が用いられた場合であっても、フローリング材110と畳90との境界部分を目立ちにくくすることができる。これにより、美観を損なうことなく居室部46の隅部92に空調空気吹出口82を設けることができる。
(第2実施形態)
次に、図6及び図7を用いて、第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
本実施形態に係る空調空気吹出部構造140によれば、フローリング材110が配置された隅部92よりも室内側の床パネル40の上面には、タイル材142が配置されている。このため、隅部92よりも室内側の床面46Aは、タイル材142の上面により形成されている。また、居室部46の縁部としての隅部92には収納棚144が配置されている。収納棚144は、隅部92の床面46Aに設けられた空調空気吹出口82の建物上方側に配置されている。収納棚144の建物下方側の底部は、建物水平方向に沿って配置された板材により構成された目隠し部材としての底板144Aにより形成されている。このため、底板144A(収納棚144)により視界が遮られるため、居室部46内から収納棚144の建物下方側に設けられた空調空気吹出口82を見づらくするように目隠しされる。
本実施形態によれば、底板144Aにより、居室部46内から空調空気吹出口82を直接見づらくするように目隠しすることができる。このため、隅部92よりも室内側の床面46Aの床材に、隅部92の床面46Aを構成するフローリング材110と異なるタイル材142が用いられた場合であっても、フローリング材110とタイル材142との境界部分を目立ちにくくすることができる。これにより、美観を損なうことなく居室部46の隅部92に空調空気吹出口82を設けることができる。
なお、図7に示されるように、フローリング材110とタイル材142との境界部分と収納棚144の底板144Aの外周部との間の隙間を塞ぐように、当該境界部分に沿って板状に形成され、内側にスリット部146Aを備えたフレア部材146が配置されてもよい。これにより、居室部46内の床面46Aに近い位置から隅部92を見た場合であっても、視界が遮られて空調空気吹出口82を直接見ることができない。これにより、居室部46の美観を損なわないように空調空気吹出口82から空調空気を居室部46内へ向けて吹き出させることができる。
(第2実施形態の変形例)
次に、図8を用いて、本実施形態の第1変形例について説明する。なお、前述した本実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
本変形例に係る空調空気吹出部構造150によれば、収納棚144の底板144Aの建物下方側には、底板144Aの下面から隅部92の床面46Aへ向かうにつれて建物下方側かつ室外側へ傾斜された傾斜部材152が配置されている。
本変形例によれば、底板144Aの建物下方側には、板状の傾斜部材152が配置されている。これにより、空調空気吹出口82から吹出した空調空気は、空調空気吹出口82の建物上方側で淀むことなく、傾斜部材152の傾斜面152Aに沿って居室部46内部へ流される。これにより、効率的に居室部46内部へ空調空気を送り込むことができる。さらに、空調空気吹出口82から吹出した空調空気は、空調空気吹出口82の建物上方側の空間内で淀むことなく、居室部46の内部へ流されるため、早い風速で空調空気を吹き出させることができる。これにより、床面46Aの埃を遠くまで吹き飛ばすことができ、居室部46の隅部92に埃を溜まりにくくすることができる。
なお、ここでは、隅部92の床材には、フローリング材110が用いられ、隅部92以外の床面には畳90及びタイル材142が用いられるとして説明したが、これに限らず、隅部及び隅部以外の床面の床材に、これらとは異なる床材が用いられてもよい。
10 空調空気吹出部構造
12 建物
46 居室部
46A 床面
52 空調設備
56 ダクト(空調ダクト)
56A 室外機側端部(一端部)
56B 床側端部(他端部)
82 空調空気吹出口
86 床下空間
88 和室(居室部)
92 隅部(縁部)
90 畳(床材)
94 床の間
104 床板(目隠し部材)
110 フローリング材(吹出部用床材)
122 傾斜部材
130 空調空気吹出部構造
132 床板(目隠し部材)
140 空調空気吹出部構造
142 タイル材(床材)
144 収納棚
144A 底板(目隠し部材)
150 空調空気吹出部構造
152 傾斜部材

Claims (6)

  1. 建物の内部に形成された居室部の縁部の床面に設けられると共に、前記建物の床下空間に配置され、一端部が空調設備に接続された空調ダクトの他端部と連通し、前記空調ダクトの内部を流れる前記空調設備により空調された空気を前記居室部の内部へ吹き出す空調空気吹出口と、
    前記空調空気吹出口の建物上方側に前記空調空気吹出口と離間して設けられ、前記空調空気吹出口を見えにくくする目隠し部材と、
    を含んで構成された空調空気吹出部構造。
  2. 前記居室部の前記縁部の前記床面は、前記居室部の前記床面を構成する床材とは別個の吹出部用床材により構成された請求項1に記載の空調空気吹出部構造。
  3. 前記空調空気吹出口の建物上方側に、前記床面の前記空調空気吹出口の室外側から前記目隠し部材の下面へ向かうにつれて建物上方側かつ室内側へ向けて延在された板状の傾斜部材が配置された請求項1又は請求項2に記載の空調空気吹出部構造。
  4. 前記空調設備は、前記建物の屋内に前記居室部とは別個に設けられ、前記建物の全館空調を行う請求項1から3の何れか1項に記載の空調空気吹出部構造。
  5. 前記目隠し部材は、前記居室部の前記縁部に設けられた床の間を形成する床板により構成された請求項1から4の何れか1項に記載の空調空気吹出部構造。
  6. 前記目隠し部材は、前記居室部の前記縁部に設けられた収納棚の底部を形成する底板により構成された請求項1から4の何れか1項に記載の空調空気吹出部構造。
JP2019006391A 2019-01-17 2019-01-17 空調空気吹出部構造 Active JP7347733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019006391A JP7347733B2 (ja) 2019-01-17 2019-01-17 空調空気吹出部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019006391A JP7347733B2 (ja) 2019-01-17 2019-01-17 空調空気吹出部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020115059A true JP2020115059A (ja) 2020-07-30
JP7347733B2 JP7347733B2 (ja) 2023-09-20

Family

ID=71778484

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019006391A Active JP7347733B2 (ja) 2019-01-17 2019-01-17 空調空気吹出部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7347733B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7288104B1 (ja) 2022-01-31 2023-06-06 大建工業株式会社 冷暖房用温調空気還流装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5795518U (ja) * 1980-12-02 1982-06-12
JPS57172327U (ja) * 1981-04-22 1982-10-29
JPH0678748A (ja) * 1992-09-01 1994-03-22 Fuji Electric Co Ltd 細菌検査装置
JPH06207438A (ja) * 1993-09-13 1994-07-26 Natl House Ind Co Ltd 床下空気導入構造
JPH0678748U (ja) * 1993-04-07 1994-11-04 ミサワホーム株式会社 家具を用いた空調ダクト構造
JP2012176001A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Toyota Home Kk 収納棚
JP2017180959A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 トヨタホーム株式会社 空調設備及び全館空調システム

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5795518U (ja) * 1980-12-02 1982-06-12
JPS57172327U (ja) * 1981-04-22 1982-10-29
JPH0678748A (ja) * 1992-09-01 1994-03-22 Fuji Electric Co Ltd 細菌検査装置
JPH0678748U (ja) * 1993-04-07 1994-11-04 ミサワホーム株式会社 家具を用いた空調ダクト構造
JPH06207438A (ja) * 1993-09-13 1994-07-26 Natl House Ind Co Ltd 床下空気導入構造
JP2012176001A (ja) * 2011-02-25 2012-09-13 Toyota Home Kk 収納棚
JP2017180959A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 トヨタホーム株式会社 空調設備及び全館空調システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7288104B1 (ja) 2022-01-31 2023-06-06 大建工業株式会社 冷暖房用温調空気還流装置
JP2023111548A (ja) * 2022-01-31 2023-08-10 大建工業株式会社 冷暖房用温調空気還流装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7347733B2 (ja) 2023-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11441796B2 (en) Construction method and design method of air-conditioning system
JP2020115059A (ja) 空調空気吹出部構造
JP4824992B2 (ja) 換気構造
JP3440066B2 (ja) 室内簡易組立家屋
JP6221134B2 (ja) 空調設備
JP6554543B2 (ja) 通風装置の空気吐出口
JP7412149B2 (ja) 空調制御室
JP3613909B2 (ja) 空調用通路付き建材
JP6788473B2 (ja) 空調システム
JPH07190415A (ja) 空気調和機
JP5759767B2 (ja) 建物の間仕切壁構造及びそれを備えた通気制御システム
JP7330673B2 (ja) 全館空調システム
JP7191557B2 (ja) 全館空調システム
JP5809434B2 (ja) 建物
JP7387255B2 (ja) 全館空調システム
JP3169477B2 (ja) 床組込み換気装置
JPH07180898A (ja) セントラル空調方法および空調装置
JP7033486B2 (ja) パーソナル空調システム
JP7169250B2 (ja) 置換換気空調システム
JP7049105B2 (ja) 送風構造
JPH10140684A (ja) 空調用通路付き建材及びその接続用建材
JP2981404B2 (ja) 床下空調及びペリメータ空調の複合空調システム
JPH06300350A (ja) 床構造および空調装置および床暖房装置
JP2022060545A (ja) パーソナル空調システム
JP2018066489A (ja) 空調システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221102

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230424

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230808

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230824

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7347733

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150