JP2020114079A - 車両用充電制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素なリレー制御でバッテリーの充電に適さない電流がバッテリーに供給されることを抑制できる車両用充電制御装置を得る。【解決手段】本車両用充電制御装置10では、電流供給部22から監視部38及びリレー18を介してバッテリー12へ流れる直流電流の状態がバッテリー12の充電に不適切の場合には、マイコン16によってリレー18が開放され、バッテリー12への直流電流の供給が防止される。この構成では、リレー18の開閉制御で、バッテリー12の充電に不適切の直流電流のバッテリー12への供給を防止できるため、マイコン16によるリレー制御を簡素化できる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に搭載されたバッテリーを充電するための車両用充電制御装置に関する。
下記特許文献1には、補助バッテリーが所謂「バッテリー上がり」の状態になった場合に外部電源が接続されるジャンプスタート用電源接続端子を備える構成が開示されている。外部電源がジャンプスタート用電源接続端子に接続されることによって、外部電源がジャンクションボックス内の配線を介して低電圧負荷に電気的に接続される。これによって、高電圧バッテリーが低電圧直流変換機及びジャンクションボックスを介して補助バッテリーへ電気的に接続され、補助バッテリーが充電される。
ところで、この下記特許文献1に開示された構成は、補助バッテリーとジャンクションボックスとの間のリレー、ジャンプスタート用電源接続端子とジャンクションボックスとの間のリレー、高電圧バッテリーと低電圧直流変換機との間のリレーを備えている。これらのリレーの開閉は、制御部によって制御されており、これによって、例えば、過電流が補助バッテリーに流れることによる補助バッテリーの故障の発生等を防止している。このように複数のリレーを制御する構成とすることで、制御部による制御が複雑になる。
特開2017−104000号公報
本発明は、上記事実を考慮して、簡素なリレー制御でバッテリーの充電に適さない電流がバッテリーに供給されることを抑制できる車両用充電制御装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の車両用充電制御装置は、車両に搭載されたバッテリーと、前記車両に搭載され、前記バッテリー又は他の電源からの電力によって直接又は間接的に作動可能とされ、前記バッテリーとの導通状態で作動されることによって前記バッテリーへ電流を供給して前記バッテリーの充電が可能な電流供給部と、前記バッテリーと前記電流供給部との間に設けられ、閉塞状態では前記バッテリーと前記電流供給部とを導通させ、開放状態では前記バッテリーと前記電流供給部との導通を遮断するリレーと、前記リレーを挟んで前記バッテリーとは反対側に設けられ、前記バッテリーとは異なる外部電源の接続が可能とされ、前記外部電源の接続状態では、前記電流供給部が前記外部電源の電力によって直接又は間接的に作動可能になる外部電源接続端子と、前記電流供給部から前記リレーへ流れる電流の状態を監視し、当該電流の状態に応じた監視信号を出力する監視部と、前記監視部から出力された監視信号に基づいて前記監視部から前記リレーを通って前記バッテリーへ供給される前記電流の状態が前記バッテリーの充電に適した状態の場合は、前記リレーを閉塞状態にし、前記電流の状態が前記バッテリーの充電に適さない状態の場合は、前記リレーを開放状態にする制御部と、を備えている。
請求項1に記載の車両用充電制御装置では、リレーの閉塞状態では、車両に搭載されたバッテリーがリレー及び監視部を介して電流供給部へ電気的に接続される。電流供給部がバッテリーからの電力によって電流供給部が直接又は間接的に作動されると、電流供給部からの電流が監視部及びリレーを介してバッテリーへ流れる。これによって、バッテリーが充電される。
一方、バッテリーが充分に充電されていない所謂「バッテリー上がり」の状態では、外部電源が外部電源接続端子に接続される。この状態では、電流供給部が外部電源の電力によって作動可能な状態にされる。したがって、電流供給部が外部電源の電力によって作動され、更に、この状態でリレーが閉塞されることによって電流供給部からの電流が監視部及びリレーを介してバッテリーへ流れ、バッテリーが充電される。
ここで、電流供給部が外部電源の電力によって作動された状態で、電流供給部から監視部へ流れる電流の状態がバッテリーの充電に適切ではなく、この状態での監視信号が監視部から出力されると、制御部がこの監視信号に基づきリレーを開放させる。これによって、バッテリーの充電に適切ではない電流がバッテリーに流れることを抑制できる。
また、監視部での電流の状態の監視結果に基づいて本発明を構成するリレーの開閉を制御するだけでよいため、例えば、複数のリレーの開閉を制御する構成に比べてリレーの制御を簡素化できる。
以上、説明したように、請求項1に記載の車両用充電制御装置では、簡素なリレー制御でバッテリーの充電に適さない電流がバッテリーに供給されることを抑制できる。
本発明の一実施の形態に係る車両用充電制御装置を概略的に示すブロック図で、(A)は、本発明の一実施の形態に係る車両用充電制御装置を電気自動車に適用した場合を示し、(B)は、本発明の一実施の形態に係る車両用充電制御装置をエンジン車に適用した場合を示す。
次に、本発明の一実施の形態を図1に基づいて説明する。なお、図1の(A)は、電力によって駆動するモータが車両の駆動装置の少なくとも1つとして適用された「電気自動車(内燃機関を併用するハイブリッド車を含む)」に本実施の形態が適用された構成を示す。これに対して、図1の(B)は、車両の駆動装置がガソリンや軽油等を燃料とする内燃機関のみとされた所謂「エンジン車」に本実施の形態が適用された構成を示す。
<本実施の形態の構成>
図1(A)及び図1(B)に示されるように、本実施の形態に係る車両用充電制御装置10が適用された車両は、バッテリー12を備えている。電気自動車やハイブリッド車では、このバッテリー12は、補機バッテリーと称されることがあり、後述するメインバッテリー24とは区別される。バッテリー12のマイナス端子は、車両のパワーユニットルームを構成する車体の金属部分へ電気的に接続されてアースされている。
バッテリー12のプラス端子は、制御装置としてのバッテリーECU14の制御部としてのマイコン16へ電気的に接続されている。マイコン16は、バッテリー12から供給された電力によって作動される。また、バッテリー12のプラス端子は、バッテリーECU14のリレー18の一方の端子へ電気的に接続されている。リレー18は、マイコン16へ電気的に接続されており、マイコン16から出力された開閉信号S1がリレー18に入力される。マイコン16から所定のレベルの開閉信号S1が出力されると、リレー18の両端子の間が閉塞される(両端子間が導通される)
リレー18の他方の端子は、照合用ECU20へ電気的に接続されている。リレー18の両端子間の閉塞状態では、バッテリー12からの電力が照合用ECU20へ供給され、これによって、照合用ECU20が作動される。
また、リレー18の他方の端子は、電流供給部としての直流電流供給部22側へ電気的に接続されている。図1(A)に示されるように、車両が電気自動車の場合には、直流電流供給部22は、メインバッテリー24を備えている。メインバッテリー24は、バッテリー12よりも電圧が高く設定されている。メインバッテリー24のプラス端子は、パワーコントロールユニットを介して車両の駆動用のモータ(何れも図示省略)へ電気的に接続されており、メインバッテリー24からの直流電流は、パワーコントロールユニットにおいて交流電流に変換されてモータへ供給される。モータは、供給された交流電流によって駆動され、モータにおいて発生した駆動力によって車両の駆動輪が回転する。
また、メインバッテリー24のプラス端子は、DC−DCコンバータ26の一方の端子へ電気的に接続されている。DC−DCコンバータ26は、メインバッテリー24からの直流電流の電圧をバッテリー12の電圧と同等の電圧に降圧する。DC−DCコンバータ26には、照合用ECU20が電気的に接続されており、照合用ECU20から出力された起動信号S2が照合用ECU20のDC−DCコンバータ26に入力される。照合用ECU20が作動され、これによって、照合用ECU20から所定のレベルの起動信号S2が出力されると、DC−DCコンバータ26が作動される。
DC−DCコンバータ26の他方の端子は、リレー18の他方の端子と照合用ECU20との間に電気的に接続されている。リレー18の閉塞状態では、DC−DCコンバータ26によって降圧された直流電流がバッテリー12へ供給され、これによって、バッテリー12が充電される。
これに対して、図1(B)に示されるように、車両がエンジン車の場合には、直流電流供給部22は、エンジンスタータ28を備えている。エンジンスタータ28は、リレー18の他方の端子と照合用ECU20との間に電気的に接続されている。リレー18の閉塞状態では、バッテリー12の直流電流がエンジンスタータ28に供給される。
また、エンジンスタータ28は、照合用ECU20に電気的に接続されており、照合用ECU20から出力された起動信号S2がエンジンスタータ28に入力される。照合用ECU20から出力された所定のレベルの起動信号S2がエンジンスタータ28に入力されると、エンジンスタータ28のセルモータ(図示省略)が駆動される。エンジンスタータ28のセルモータは、内燃機関の一態様であるエンジン30に機械的に接続されており、セルモータの駆動力によってエンジン30が駆動され、エンジン30の駆動力によって車両の駆動輪が回転される。
また、エンジン30は、発電装置としてのオルタネータ32に機械的に接続されており、エンジン30の駆動力がオルタネータ32に伝わると、オルタネータ32が作動される。オルタネータ32ではエンジン30の駆動力によって交流電流が発電される。オルタネータ32は、整流器(図示省略)を備えており、オルタネータ32にて発電された交流電流は、整流器によって直流電流に変換される。オルタネータ32は、リレー18の他方の端子と照合用ECU20との間に電気的に接続されている。リレー18の閉塞状態では、オルタネータ32から出力された直流電流がバッテリー12へ供給され、これによって、バッテリー12が充電される。
なお、本実施の形態では、オルタネータ32とは別にエンジンスタータ28がセルモータを備え、セルモータの駆動力によってエンジン30を駆動させる構成であった。しかしながら、例えば、バッテリー12から出力された直流電流をオルタネータ32で交流電流に変換し、この交流電流でオルタネータ32を駆動させ、オルタネータ32から出力された駆動力によってエンジン30を駆動させる構成であってもよい。
一方、図1(A)及び図1(B)の双方に示されるように、リレー18の他方の端子と照合用ECU20との間には、外部電源接続端子34が電気的に接続されている。外部電源接続端子34は、車両に搭載されたバッテリー12及びメインバッテリー24とは別の直流の外部電源36(一例としては、他の車両に搭載されたバッテリー)を機械的且つ電気的に接続可能とされている。外部電源36が外部電源接続端子34へ電気的に接続された状態では、リレー18の開放状態(リレー18の両端子間の導通が遮断された状態)であっても、照合用ECU20、エンジンスタータ28等へ直流電流を供給できる。
さらに、バッテリーECU14は、監視部38を備えている。監視部38の一方の端子は、リレー18の他方の端子に接続されており、監視部38の他方の端子は、照合用ECU20へ電気的に接続されていると共に、監視部38の他方の端子は、照合用ECU20へ電気的に接続されている。また、図1(A)に示されるように、車両が電気自動車の場合には、監視部38の他方の端子は、DC−DCコンバータ26へ電気的に接続されている。リレー18の閉塞状態では、DC−DCコンバータ26によって降圧された直流電流が監視部38を通ってバッテリー12に供給される。
これに対して、図1(B)に示されるように、車両がエンジン車の場合には、監視部38の他方の端子は、エンジンスタータ28へ電気的に接続されていると共に、オルタネータへ電気的に接続されている。リレー18の閉塞状態で照合用ECU20から出力された起動信号S2がエンジンスタータ28に入力されると、バッテリー12から出力された直流電流がエンジンスタータ28に供給される。これによって、エンジンスタータ28が作動され、エンジンスタータ28のセルモータが駆動される。また、エンジン30の駆動力によってオルタネータ32が作動され、これによって、オルタネータ32によって発電された直流電流は、監視部38を通ってバッテリー12に供給される。
監視部38では、リレー18とは反対側(すなわち、DC−DCコンバータ26又はオルタネータ32)から流れる直流電流の電流値、電圧値等の直流電流の状態を検出している。また、監視部38は、バッテリーECU14のマイコン16へ電気的に接続されており、リレー18とは反対側から監視部38に流れる直流電流の状態に応じた監視信号S3が監視部38から出力される。監視部38から出力された監視信号S3は、マイコン16に入力される。所定のレベルの監視信号S3がマイコン16に入力されると、マイコン16は、所定のレベルの開閉信号S1を出力してリレー18を開放させる。
さらに、マイコン16は、モニタ制御装置(図示省略)へ電気的に接続されている。モニタ制御装置は、車両の室内に設置されたモニタ(図示省略)へ電気的に接続されており、モニタ制御装置は、モニタに映し出す映像(画像)等を制御する。マイコン16から出力された所定のレベルのモニタ制御信号がモニタ制御装置に入力されると、監視部38を流れる直流電流の状態等に応じたメッセージがモニタに表示される。
<本実施の形態の作用、効果>
本実施の形態では、通常は、リレー18が閉塞されており、バッテリー12から出力される直流電流は、照合用ECU20に供給される。この状態で、照合用ECU20から所定のレベルの起動信号S2が出力されると、車両が電気自動車の場合には、DC−DCコンバータ26が作動され、メインバッテリー24からDC−DCコンバータ26に流れた直流電流が降圧されてバッテリーECU14の監視部38へ流れる。
これに対して、車両がエンジン車の場合には、リレー18の閉塞状態で照合用ECU20から出力された起動信号S2は、エンジンスタータ28に入力される。所定のレベルの起動信号S2がエンジンスタータ28に入力されると、エンジンスタータ28のセルモータが駆動され、これによって、エンジン30が駆動される。エンジン30の駆動力がオルタネータ32に伝わることでオルタネータ32が作動されると、交流電流がオルタネータ32によって発電される。オルタネータ32によって発電された交流電流は、オルタネータ32の整流器によって直流電流に変換されてバッテリーECU14の監視部38へ流れる。
以上のようにしてDC−DCコンバータ26又はオルタネータ32から監視部38を流れた直流電流は、バッテリー12へ供給されて、これによってバッテリー12が充電される。
また、バッテリー12の充電量が所定値に到達すると、マイコン16によってリレー18が開放される。これによって、DC−DCコンバータ26又はオルタネータ32からバッテリー12への直流電流の供給が停止され、バッテリー12の過充電を防止できる。さらに、DC−DCコンバータ26又はエンジン30が停止されると、リレー18がマイコン16によって閉塞される。
一方、例えば、バッテリー12の自然放電やバッテリー12の経年劣化等によってバッテリー12の充電量が充分でない場合(所謂、バッテリー上がりの場合又はバッテリー上がりの直前の場合)には、バッテリーECU14のマイコン16から出力される開閉信号S1によってリレー18が開放される(リレー18の両端子間の導通が遮断される)。これによって、照合用ECU20や、エンジンスタータ28、DC−DCコンバータ26等へのバッテリー12の直流電流の供給が遮断される。
したがって、この状態では、バッテリー12の電力消費を大きく抑制でき、例えば、バッテリー12の過放電を抑制できる。但し、この状態では、照合用ECU20から所定のレベルの起動信号S2を出力することができず、エンジンスタータ28やDC−DCコンバータ26を作動させることができない。
この状態で、外部電源36が外部電源接続端子34に接続されると、外部電源36からの直流電流が照合用ECU20、エンジンスタータ28、DC−DCコンバータ26等へ供給される。したがって、この状態で、照合用ECU20から所定のレベルの起動信号S2が出力されると、DC−DCコンバータ26又はエンジンスタータ28が作動される。
次いで、このように外部電源36の直流電流によってDC−DCコンバータ26又はエンジンスタータ28が作動され、これによって、DC−DCコンバータ26又はオルタネータ32からバッテリーECU14へ直流電流が流れる。このようにしてバッテリーECU14へ流れた直流電流は、バッテリーECU14の監視部38を流れる。監視部38では、直流電流の電流値や電圧値等の直流電流の状態が検出される。
例えば、監視部38では、直流電流の状態(例えば、直流電流の電流値や電圧値等)が所定の範囲以内であれば、監視部38から出力された監視信号S3によってマイコン16では、バッテリー12への充電が可能な状態と判定される。この状態では、マイコン16から出力された開閉信号S1によってリレー18が閉塞され、直流電流が監視部38及びリレー18を流れてバッテリー12に供給される。これによって、バッテリー12を充電できる。
これに対して、例えば、DC−DCコンバータ26又はオルタネータ32からバッテリーECU14へ流れた直流電流の電流値、電圧値等の直流電流の状態が、所定の範囲よりも大きい又は所定の範囲よりも小さい場合には、監視部38から出力された監視信号S3によってマイコン16では、バッテリー12への充電が不可能な状態と判定される。この状態では、マイコン16から出力された開閉信号S1によってリレー18の開放状態が維持される。
電流値、電圧値等の直流電流の状態が、所定の範囲よりも大きい又は所定の範囲よりも小さい直流電流がバッテリー12に供給されると、バッテリー12が故障したり、又は、バッテリー12の充電ができなかったりする。したがって、このような状態では、リレー18の開放状態が維持され、所定の範囲外の直流電流のバッテリー12への供給が遮断されることによってバッテリー12の故障の発生等を防止できる。
また、この状態では、マイコン16からのモニタ制御信号が入力されたモニタ制御装置によって「バッテリーへの充電不可」、「外部電源を外してください」等の外部電源36を外部電源接続端子34から外すことを促すメッセージが車両室内のモニタに表示される。すなわち、DC−DCコンバータ26又はオルタネータ32からの直流電流の状態が所定範囲内、すなわち、バッテリー12の充電に適した状態であっても、外部電源36の影響によって所定の範囲外になる可能性がある。したがって、上記のようなメッセージがモニタに表示され、このメッセージを車両の乗員等が視認することによって、外部電源36が乗員等によって外部電源接続端子34から外される。
このようにして、外部電源36が外部電源接続端子34から外されることで、DC−DCコンバータ26又はオルタネータ32からの直流電流に対する外部電源36の影響がなくなり、これによって、直流電流の状態が所定範囲内になると、マイコン16は、監視部38からの監視信号S3に基づきリレー18を閉塞させる。さらに、この状態では、マイコン16からのモニタ制御信号が入力されたモニタ制御装置によって外部電源36を外部電源接続端子34から外すことを促すメッセージがモニタから消される。
ここで、本実施の形態では、リレー18は、バッテリー12と監視部38との間に設けられているが、照合用ECU20、DC−DCコンバータ26、エンジンスタータ28、オルタネータ32等と外部電源接続端子34との間にはリレーが設けられていない。このため、マイコン16等によるリレー制御は、リレー18の制御だけでよい。これによって、バッテリー12を充電するための制御を簡素化できる。
また、本実施の形態では、リレー18の閉塞状態であれば、バッテリーECU14の監視部38を通った直流電流は、直流電流の電流値、電圧値等の状態が変わることなくバッテリー12に供給されてバッテリー12が充電される。このため、直流電流の供給源(すなわち、図1(A)に示される電気自動車の場合には、DC−DCコンバータ26、図1(B)に示されるエンジン車の場合には、オルタネータ32)の構成に拘わらず監視部38、ひいては、バッテリーECU14を適用できる。このため、例えば、バッテリーECU14を電気自動車とエンジン車とで異なる構成にしなくてもよい。
10 車両用充電制御装置
12 バッテリー
16 マイコン(制御部)
18 リレー
22 直流電流供給部
34 外部電源接続端子
36 外部電源
38 監視部
S3 監視信号

Claims (1)

  1. 車両に搭載されたバッテリーと、
    前記車両に搭載され、前記バッテリー又は他の電源からの電力によって直接又は間接的に作動可能とされ、前記バッテリーとの導通状態で作動されることによって前記バッテリーへ電流を供給して前記バッテリーの充電が可能な電流供給部と、
    前記バッテリーと前記電流供給部との間に設けられ、閉塞状態では前記バッテリーと前記電流供給部とを導通させ、開放状態では前記バッテリーと前記電流供給部との導通を遮断するリレーと、
    前記リレーを挟んで前記バッテリーとは反対側に設けられ、前記バッテリーとは異なる外部電源の接続が可能とされ、前記外部電源の接続状態では、前記電流供給部が前記外部電源の電力によって直接又は間接的に作動可能になる外部電源接続端子と、
    前記電流供給部から前記リレーへ流れる電流の状態を監視し、当該電流の状態に応じた監視信号を出力する監視部と、
    前記監視部から出力された監視信号に基づいて前記監視部から前記リレーを通って前記バッテリーへ供給される前記電流の状態が前記バッテリーの充電に適した状態の場合は、前記リレーを閉塞状態にし、前記電流の状態が前記バッテリーの充電に適さない状態の場合は、前記リレーを開放状態にする制御部と、
    を備える車両用充電制御装置。
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