JP2017184553A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低圧電源が枯渇した場合であっても低圧電源の充電前に車両制御システムの起動が可能な電源装置を提供する。【解決手段】電動機の駆動電源として用いられる高圧電源と、補機類の駆動電源として用いられる低圧電源と、被挿入部材を挿入/抜取り自在とされ、被挿入部材の抜取りに応じて高圧電源から電動機への電力供給を不能化する第一挿抜機構と、被挿入部材を挿入/抜取り自在とされ、被挿入部材の挿入に応じて高圧電源の一部から補機類への電力供給を可能化する第二挿抜機構とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電動機を備えた車両における電源装置に関し、特に、補機類の駆動電源として用いられる低圧電源が枯渇した場合の対策に関する。
特開平8−214409号公報 特開2006−50779号公報
例えば、ハイブリッド車や電気自動車等、電動機の動力により車輪の駆動が可能に構成された電動車両が知られている。電動車両は、電動機を駆動するための比較的高圧な電圧を出力する高圧電源を備えている。この高圧電源は、例えば複数の電池セルを直列に接続したもので、電動機の駆動に必要な数百V(ボルト)程度の電圧を出力する。
また、電動車両には、電動機の他に電力を必要とする機器として、いわゆる補機類としての、例えばECU(Electronic Control Unit)等の各種制御回路や灯具、エアコン等の電装機器がある。これら補機類の動作電力は、高圧電源とは別途に設けられた低圧電源(例えば12V系)より出力される。補機類の動作電力は、高圧電源の一部の電池から得るようにすることも可能であるが、その場合には、該一部の電池のみ電力消費が増大して劣化が早まり、他の電池とのバランスが悪くなってしまうため、上記の低圧電源が別途に設けられている。
また、電動車両においては、高圧電源による出力電圧を降圧するためのDC/DCコンバータ(電力変換器)を備えたものがある。DC/DCコンバータを備えた電動車両においては、該DC/DCコンバータによる降圧電圧を補機類の駆動に用いたり、低圧電圧の充電に用いたりすることが可能とされている。
但し、DC/DCコンバータの降圧電圧によって補機類の駆動や低圧電源の充電が可能となるのは、車両制御システムが起動中の場合である。これは、車両制御システムが起動前の状態(つまりシステム停止中)ではリレーにより高圧電源が回路から遮断された状態にされるためである。
仮に、低圧電源が枯渇する、すなわち低圧電源から補機類への電力供給が不能とされてしまうと、車両制御システムの起動が不能となり、上記のリレーがONされない。リレーがONされなければ、高圧電源に基づくDC/DCコンバータの動作も不能となるため、DC/DCコンバータ経由でのシステム起動も不能とされる。
このため、低圧電源が一端枯渇してしまうと、システム起動が不能な状態に陥ってしまう。
なお、関連する従来技術として、上記特許文献1には、DC/DCコンバータ5に異常が生じた場合に、補機用バッテリ電源6(低圧電源)を走行用バッテリ電源1(高圧電源)の一部のバッテリに直結することが開示されている。
また、上記特許文献2には、補機バッテリSBにバッテリ上がりが生じたときに、メインバッテリMBの出力電圧を降圧するDC/DCコンバータ20の出力電圧によって補機バッテリSBを充電することが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1は、低圧電源が枯渇する前の状態を前提としたものであり、低圧電源が一旦枯渇しシステム起動が不能な状態に陥った場合に、システムの起動を可能とするものではない。特に、特許文献1では、高圧電源の一部を低圧電源に直結させるにあたって電気回路を用いた制御を要するため、低圧電源の枯渇時にこれら電気回路の動作電力を確保できず、システム起動を行うことが不能となる。
また、上記特許文献2は、枯渇した低圧電源が充電されるまでシステムを起動することができない。
そこで、本発明は上記した問題点を克服し、低圧電源が枯渇した場合であっても低圧電源の充電前に車両制御システムの起動が可能な電源装置の提供を目的とする。
本発明に係る電源装置は、電動機を備えた車両における電源装置であって、前記電動機の駆動電源として用いられる高圧電源と、補機類の駆動電源として用いられる低圧電源と、被挿入部材を挿入/抜取り自在とされ、前記被挿入部材の抜取りに応じて前記高圧電源から前記電動機への電力供給を不能化する第一挿抜機構と、前記被挿入部材を挿入/抜取り自在とされ、前記被挿入部材の挿入に応じて前記高圧電源の一部から前記補機類への電力供給を可能化する第二挿抜機構と、を備えるものである。
上記構成によれば、第一挿抜機構から抜取られた被挿入部材が第二挿抜機構に挿入されることで、高圧電源の一部から補機類への電力供給が可能化される。つまりこれにより、低圧電源が枯渇した場合であっても高圧電源の一部を緊急時電源として用いて車両制御システムを起動することが可能とされる。
上記した本発明に係る電源装置においては、前記車両はエンジンを備えており、前記第二挿抜機構への前記被挿入部材の挿入に応じて前記高圧電源の前記一部から供給される電力に基づき起動可能とされ、前記エンジンの始動制御を行うエンジン始動制御部を備えることが可能である。
これにより、高圧電源の一部としての緊急時電源に基づいてエンジンを始動させることが可能とされる。
上記した本発明に係る電源装置においては、前記第二挿抜機構への前記被挿入部材の挿入が検出されたことに応じて、前記車両に設けられた情報出力部により所定の通知情報を出力させる第一通知制御部を備えることが可能である。
これにより、緊急時電源の利用状態であることを運転者等の乗員に通知することが可能とされる。
上記した本発明に係る電源装置においては、前記第二挿抜機構への前記被挿入部材の挿入に応じて、前記高圧電源の前記一部によって前記低圧電源が充電されるように構成することが可能である。
これにより、被挿入部材の第二挿抜機構への挿入に応じては、システム起動が可能化されると共に、枯渇した低圧電源の充電が行われる。
上記した本発明に係る電源装置においては、前記低圧電源の充電量が所定量に達したことに応じて前記車両に設けられた情報出力部により所定の通知情報を出力させる第二通知制御部を備えることが可能である。
これにより、緊急時電源の利用状態を解除可能な状態となったことを運転者等の乗員に通知することが可能とされる。
本発明によれば、低圧電源が枯渇した場合であっても低圧電源の充電前に車両制御システムの起動が可能な電源装置を提供することができる。
実施の形態としての電源装置を備えた車両制御システムの概略構成を示した回路ブロック図である。 第一挿抜機構の概略構造を説明するための図である。 第二挿抜機構の概略構造を説明するための図である。 電源ECUが起動時に実行する処理のフローチャートである。
図1は、本発明に係る実施の形態としての電源装置1を備えた車両制御システム100の概略構成を示した回路ブロック図である。
車両制御システム100は、電動機を備えて該電動機の動力により車輪の駆動が可能に構成された電動車両に設けられている。本例では、車両制御システム100が設けられた車両は、電動機と共にエンジンを備えたハイブリッド車とされている。
図示するように車両制御システム100は、電源装置1と、表示部101と、表示制御部102と、バス103とを少なくとも備えている。
電源装置1は、電動機の駆動電源として用いられる高圧電源2と、補機類の駆動電源として用いられる低圧電源3と、後述する被挿入部材10を挿入/抜取り自在とされ、被挿入部材10の抜取りに応じて高圧電源3から電動機への電力供給を不能化する第一挿抜機構4と、被挿入部材10を挿入/抜取り自在とされ、被挿入部材10の挿入に応じて高圧電源3の一部から補機類への電力供給を可能化する第二挿抜機構5とを備えている。
さらに、電源装置1は、入力電圧を降圧するDC/DCコンバータ6と、車両制御システム100の起動制御を行う電源ECU(Electronic Control Unit)7と、車両におけるエンジンや電動機の駆動に係る各種制御を行うHV−ECU8と、低圧電源3の充電量を検出する検出部9と、車両の運転者等の使用者からの操作入力に応じてON/OFFされるスタートスイッチSwsと、起動用リレーRLsと、高圧電源用リレーRL1、RL2とを備えている。
高圧電源2は、例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の二次電池による電池セル2aを複数備えて構成されている。高圧電源2においては、複数の電池セル2aのうち一部の電池セル2a(以下「一部セル」と表記)と残部の電池セル2a(以下「残部セル」と表記)との間が第一挿抜機構4によって電気的接続を断絶されている。具体的に、高圧電源2を構成する電池セル2aの数をn(図の例では少なくともn≧6)とすると、本例では、一部セルは1個目の電池セル2aと2個目の電池セル2aとが直列接続されて構成され、残部セルは3個目の電池セル2aからn個目の電池セル2aまでの電池セル2aが直列接続されて構成されており、それらの直列接続回路間に第一挿抜機構4が配置されることで、一部セルと残部セルとの間の電気的接続が断絶されている。
本例では、一部セルと残部セルとの間が電気的に接続された際の高圧電源2の出力電圧は数百V(ボルト)程度とされている。また、一部セルによる出力電圧は、低圧電源3の出力電圧(本例では略12V)と略等しくされている。なお、一部セルを構成する電池セル2aの数は、出力電圧が低圧電源3の出力電圧と略等しくなるように定めればよく、例示した2個に限定されるものではない。
一部セルにおいて、1個目の電池セル2aの正極端子は、高圧電源用リレーRL1を介して高圧系の正極側電力出力ラインに接続されると共に、DC/DCコンバータ6の正極入力端子に接続されている。また、1個目の電池セル2aの正極端子は、第二挿抜機構5が備える第一正極端子tp1にも接続されている。さらに、一部セルにおいて、2個目の電池セル2aの負極端子は第二挿抜機構5が備える第一負極端子tm1に接続されると共に、第一挿抜機構4が備える第一端子t1に接続されている。
また、残部セルにおいて、3個目の電池セル2aの正極端子は第一挿抜機構4が備える第二端子t2に接続され、n個目の電池セル2aの負極端子は高圧電源用リレーRL2を介して高圧系の負極側電力出力ラインに接続される共に、DC/DCコンバータ6の負極入力端子に接続されている。
ここで、高圧系の電力出力ラインは、電動機の駆動電圧を出力するラインであり、電動機の駆動を行う不図示のインバータ等の駆動回路に接続されている。
なお、図示は省略したが、本例の車両制御システム100においては、高圧電源2(一部セル、残部セルの双方)は車両に設けられた不図示の発電機により発電された電力又は外部電源からの電力に基づき充電可能とされている。
第一挿抜機構4は、上記した第一端子t1、第二端子t2と共に、第一スイッチSw1を備えている。第一スイッチSw1は、電源ECU7に設けられた所定の入力端子(以下「第一スイッチ信号端子」と表記)とアースとの間に挿入されており、ON状態において第一スイッチ信号端子とアースとの間を電気的に接続し、OFF状態では第一スイッチ信号端子とアースとの間の電気的接続を断絶する。
なお、図1では図示を省略しているが、本例の第一挿抜機構4は、電気的な構成として、第一端子t1’、第二端子t2’、及びこれら第一端子t1’と第二端子t2’との間を接続する電気配線とを備えている。
第一挿抜機構4の機械的な構造については後に改めて説明する。
低圧電源3は、例えば鉛蓄電池等の二次電池で構成され、出力電圧が高圧電源2よりも低い略12Vとされている。
低圧電源3に基づき駆動される補機類としては、電源ECU7やHV−ECU8等の車載ECUや表示部101、表示制御部102など、車両に搭載された各種制御回路を挙げることができる。また、不図示の灯具、エアコン、パワーウィンドウ等の各種電装機器を挙げることができる。
低圧電源3の正極端子は、低圧系の正極側電力出力ラインに接続され、低圧電源3の負極端子はアースに接地されている。これにより、低圧電源3の出力電圧を低圧系の正極側電力出力ラインに接続された各補機類に供給可能とされている。
第二挿抜機構5は、上述のように1個目の電池セル2aの正極端子と接続された第一正極端子tp1と、2個目の電池セル2aの負極端子と接続された第一負極端子tm1とを備えると共に、第二正極端子tp2、第二負極端子tm2、及び第二スイッチSw2を備えている。
第二正極端子tp2は、低圧系の正極側電力出力ラインに接続され、第二負極端子tm2はアースに接地されている。また、本例の場合、第二正極端子tp2は、低圧電源3の正極端子にも接続されている。
第二スイッチSw2は、電源ECU7に設けられた所定の入力端子(以下「第二スイッチ信号端子」と表記)とアースとの間に挿入されおり、ON状態において第二スイッチ信号端子とアースとの間を電気的に接続し、OFF状態では第二スイッチ信号端子とアースとの間の電気的接続を断絶する。
なお、図1では図示を省略しているが、本例の第二挿抜機構5は、電気的な構成として、第一正極端子tp1’、第二正極端子tp2’、及びこれら第一正極端子tp1’と第二正極端子tp2’との間を接続する電気配線と、第一負極端子tm1’、第二負極端子tm2’、及びこれら第一負極端子tm1’と第二負極端子tm2’との間を接続する電気配線とを備えている。
第二挿抜機構5の機械的な構造については後に改めて説明する。
DC/DCコンバータ6は、例えば絶縁型のスイッチングコンバータで構成され、高圧電源用リレーRL1、RL2を介して入力される高圧電源3の出力電圧を降圧する。DC/DCコンバータ6の正極出力端子は低圧系の正極側電力出力ラインに接続されている。これにより、DC/DCコンバータ6で得られた降圧電圧は、低圧系の正極側電力出力ラインに接続された各補機類に供給可能とされていると共に、低圧電源3の充電に用いることが可能とされている。
電源ECU7、HV−ECU8は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備えたマイクロコンピュータ等の信号処理装置で構成されている。
これら電源ECU7とHV−ECU8は、例えばCAN(Controller Area Network )などの所定の車内通信規格に従ったバス103を介して接続されており、互いに各種信号の送受信や情報共有が可能とされている。また、電源ECU7とHV−ECU8は、バス103を介して接続された表示制御部102との間でも各種信号の送受信や情報共有が可能とされている。
電源ECU7は低圧系の正極側電力出力ラインに接続され、該正極側電力出力ラインを介して動作電力を入力可能とされており、HV−ECU8は起動用リレーRLsを介して正極側電力出力ラインに接続され、起動用リレーRLsがONされた際に正極側電力出力ラインを介して動作電力を入力可能とされている。
電源ECU7は、スタートスイッチSwsがONされたことを条件として起動用リレーRLsをONさせる。これにより、運転者等による起動指示操作が行われたことを条件に、HV−ECU8が起動される。
また、本例の電源ECU7は、第一スイッチSw1が接続された第一スイッチ信号端子に得られる信号(以下「第一スイッチ信号」と表記)と第二スイッチSw2が接続された第二スイッチ信号端子に得られる信号(以下「第二スイッチ信号」と表記)に基づく通知制御や、検出部9により検出された低圧電源2の充電量に応じた通知制御を行う。
なお、これらの通知制御を含む、電源ECU7の起動時に対応した処理については後に改めて説明する。
HV−ECU8は、起動に応じて高圧電源用リレーRL1、RL2をONさせる。なお、図中では図示の都合から高圧電源用リレーRL1、RL2をONさせる信号を信号Saと表記している。
高圧電源用リレーRL1、RL2がONされることで、高圧電源3からの出力電圧を高圧系の電力出力ライン及びDC/DCコンバータ6に供給可能な状態となる。
表示部101は、車両の車室内の所定位置に設けられた表示画面を備え、運転者等の乗員に対して各種の情報表示を行う。表示制御部102は、CPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータ等の信号処理装置で構成され、表示部101の表示制御を行う。
ここで、上記により説明した車両制御システム100においては、車両の使用にあたって、運転者等の車両の使用者が第一挿抜機構4、第二挿抜機構5の何れか一方に対して被挿入部材10を択一的に挿入することが前提とされている。
以下、第一挿抜機構4、第二挿抜機構5に被挿入部材10を挿/抜した際の動作をこれら第一挿抜機構4、第二挿抜機構5の機械的な概略構造を示しつつ説明する。
図2A及び図2Bは、第一挿抜機構4の構造例を示しており、図2Aは被挿入部材10が抜取られた状態、図2Bは被挿入部材10が挿入された状態をそれぞれ示している。また、図3A及び図3Bは、第二挿抜機構5の構造例を示しており、図3Aは被挿入部材10が抜取られた状態、図3Bは被挿入部材10が挿入された状態をそれぞれ示している。なお、これら図2A、図2B、図3A、図3Bにおいては、第一挿抜機構4、第二挿抜機構5を断面により表している。
図2Aに示すように、第一挿抜機構4は、図1に示した第一端子t1、第二端子t2及び第一スイッチSw1と共に、可動部材4aと付勢部材4bとを備えている。可動部材4aには、第一端子t1’、第二端子t2’、及びこれら第一端子t1’と第二端子t2’とを接続する電気配線が形成されている。付勢部材4bは、例えばコイルばね等の弾性体で構成され、可動部材4aを被挿入部材10の挿入方向とは逆方向に付勢している。
第一スイッチSw1は、押圧式のスイッチとされ、本例では押圧状態がON、非押圧状態がOFFとされている。
図3Aにおいて、第二挿抜機構5は、図1に示した第一正極端子tp1、第二正極端子tp2、第一負極端子tm1、第二負極端子tm2及び第一スイッチSw2と共に、第一正極端子tp1’、第二正極端子tp2’、及びこれら第一正極端子tp1’と第二正極端子tp2’とを接続する電気配線と、第一負極端子tm1’、第二負極端子tm2’、及びこれら第一負極端子tm1’と第二負極端子tm2’とを接続する電気配線とが形成された可動部材5aを備えている。また、可動部材5aを被挿入部材10の挿入方向とは逆方向に付勢する例えばコイルばね等の弾性体で構成された付勢部材5bを備えている。
第二スイッチSw2は、第一スイッチSw1と同様に押圧式のスイッチとされ、本例では押圧状態がON、非押圧状態がOFFとされている。
図2Aに示すように、被挿入部材10が抜取られた状態の第一挿抜機構4においては、可動部材4aにおける第一端子t1’と第二端子t2’の位置が第一端子t1と第二端子t2の位置よりも付勢部材4bの付勢方向側にずれており、第一端子t1と第二端子t2との間の電気的な接続が断絶された状態にある。また、該状態では可動部材4aが第一スイッチSw1よりも付勢部材4bの付勢方向側に位置しており、第一スイッチSw1はOFF状態とされている。
同様に、被挿入部材10が抜取られた状態の第二挿抜機構5においては、図3Aに示すように、可動部材5aにおける第一正極端子tp1’、第二正極端子tp2’、第一負極端子tm1’及び第二負極端子tm2’の位置が、第一正極端子tp1、第二正極端子tp2、第一負極端子tm1及び第二負極端子tm2の位置よりも付勢部材5bの付勢方向側にずれており、第一正極端子tp1と第二正極端子tp2との間、及び第一負極端子tm1と第二負極端子tm2との間の電気的な接続が断絶された状態にある。また、該状態では可動部材5aが第二スイッチSw2よりも付勢部材5bの付勢方向側に位置しており、第二スイッチSw2はOFF状態とされている。
一方、第一挿抜機構4に被挿入部材10が挿入された状態では、図2Bに示すように可動部材4aが被挿入部材10の挿入方向側に押し込まれることで、第一端子t1とt1’、及び第二端子t2とt2’がそれぞれ当接し、これにより第一端子t1と第二端子t2とが電気的に接続される。また、第一スイッチSw1が可動部材4aによって押し込まれてONとされる。
第二挿抜機構5に被挿入部材10が挿入された状態では、図3Bに示すように可動部材5aが被挿入部材10の挿入方向側に押し込まれることで、第一正極端子tp1とtp1’、第二正極端子tp2とtp2’、第一負極端子tm1とtm1’、及び第二負極端子tm2とtm2’がそれぞれ当接し、これにより第一正極端子tp1と第二正極端子tp2、及び第一負極端子tm1と第二正極端子tm2がそれぞれ電気的に接続される。また、第二スイッチSw2が可動部材5aによって押し込まれてONとされる。
なお、上記の動作から理解されるように、第一挿抜機構4、第二挿抜機構5は、電気配線についての機械的な結線/結線解除機構を有して、対応する負荷への電力供給を可能化/不能化するものである。
上記の動作説明から理解されるように、第一挿抜機構4のみに被挿入部材10が挿入された状態では、高圧電源2における一部セルと残部セルとが電気的に接続され、これにより高圧電源2における全ての電池セル2aにより得られる出力電圧を高圧電源用リレーRL1、RL2を介して高圧系の電力出力ラインやDC/DCコンバータ6に供給可能な状態となる。このとき、第二挿抜機構5は被挿入部材10が抜取られた状態にあるため、高圧電源2の一部セルによる出力電圧が低圧系の電力出力ライン側に供給されることはない。
一方、低圧電源3の枯渇時には、運転者等の車両の使用者により、被挿入部材10を第一挿抜機構4から抜取り、第二挿抜機構5に挿入することが前提とされている。
第一挿抜機構4から被挿入部材10が抜取られることで、高圧電源2における残部セルが回路から断絶される(3個目の電池セル2aの正極側が回路から断絶されるため)。これにより、車両における高電圧部を使用者が扱う際の安全性を高めることができる。
また、被挿入部材10が第二挿抜機構5に挿入されることで、高圧電源2の一部セルと低圧系の電力出力ラインとが電気的に接続される。すなわち、高圧電源2の一部セルによる出力電圧を補機類に供給可能な状態となる。
これにより、低圧電源3が枯渇した場合であっても、電源ECU7が起動可能となる。すなわち、車両制御システム100の起動が可能な状態となる。
また、本例では、第二挿抜機構5における第二正極端子tp2は低圧系の正極側電力出力ラインのみでなく低圧電源3の正極端子にも接続されているため、第二挿抜機構5への被挿入部材10の挿入に応じては、高圧電源2における一部セルの出力電力によって低圧電源3が充電される。
これにより、低圧電源3の枯渇状態を解消することが可能となる。すなわち、低圧電源3に基づきシステム起動が行われる通常状態へと移行することが可能となる。
また、図示は省略したが、実施の形態の車両には、エンジンのセルモータ(補機類の一種である)が設けられており、HV−ECU8は、起動後において例えばバス103を介して所定の指示信号を受け付けたことに応じて、該セルモータを駆動してエンジンを始動させる。
これにより、エンジンの動力に基づいて車両を移動させることが可能となる。
続いて、電源ECU7が起動時に実行する処理を図4のフローチャートを参照して説明する。
図4において、電源ECU7はステップS101で、第一スイッチ信号ONかつ第二スイッチ信号ONであるか否かを判定する。すなわち、第一スイッチSw1と第二スイッチSw2の双方がONであるか否かを判定するものである。
第一スイッチ信号ONかつ第二スイッチ信号ONである場合、電源ECU7はステップS103に進んで起動NG処理を実行し、図4に示す処理を終える。起動NG処理としては、例えば起動が不能である旨等の所定のメッセージ情報を表示部101に表示させるように表示制御部102に指示を出す処理を実行する。
上述のように、本例では第一挿抜機構4と第二挿抜機構5の何れかのみに被挿入部材10を挿入することを前提としており、第一挿抜機構4と第二挿抜機構5の双方に被挿入部材10が挿入されていると推定される場合には、上記の起動NG処理を実行してHV−ECU8は起動させず、エンジン始動が行われないようにしている。
一方、第一スイッチ信号ONかつ第二スイッチ信号ONでなければ、電源ECU7はステップS102で第一スイッチ信号OFFかつ第二スイッチ信号ONであるか否かを判定する。
第一スイッチ信号OFFかつ第二スイッチ信号ONでなければ、電源ECU7はステップS104に進んで起動用リレーRLsをONとさせ、図4に示す処理を終える。すなわち、第一挿抜機構4のみに被挿入部材10が挿入された通常状態での起動時には、HV−ECU8を起動させる。
なお、第二スイッチSw2がOFFである場合(つまり第二挿抜機構5から被挿入部材10が抜取られた状態)には、電源ECU7は起動不能であるため、ここでは第一スイッチ信号と第二スイッチ信号の双方がOFFであることは想定してしない。
一方、第一スイッチ信号OFFかつ第二スイッチ信号ONであれば、電源ECU7はステップS105に進んで起動用リレーRLsをONとさせ、続くステップS106で緊急モード通知処理を実行する。緊急モード通知処理としては、表示部101に所定の通知情報を表示させるように表示制御部102に指示を出す処理を実行する。具体的には、例えば高圧電源2の一部としての、いわば緊急用電源が用いられている旨を表すメッセージ情報を表示部101に表示させる処理を行う。
ステップS106に続くステップS107で電源ECU7は、低圧電源充電量取得処理として、検出部9が検出した低圧電源3の充電量を取得する処理を実行し、次のステップS108で充電量が所定の閾値th以上となるまで待機する。
充電量が閾値th以上であれば、電源ECU7はステップS109で充電完了通知処理を実行し、図4に示す処理を終える。充電完了通知処理としては、低圧電源3の充電が完了した旨を表すメッセージ情報等、所定の通知情報を表示部101に表示させるように表示制御部102に指示を出す処理を実行する。
以上で説明したように、実施の形態の電源装置(1)は、電動機を備えた車両における電源装置であって、電動機の駆動電源として用いられる高圧電源(2)と、補機類の駆動電源として用いられる低圧電源(3)と、被挿入部材(10)を挿入/抜取り自在とされ、被挿入部材の抜取りに応じて高圧電源から電動機への電力供給を不能化する第一挿抜機構(4)と、被挿入部材を挿入/抜取り自在とされ、被挿入部材の挿入に応じて高圧電源の一部から補機類への電力供給を可能化する第二挿抜機構(5)とを備えている。
上記構成によれば、第一挿抜機構から抜取られた被挿入部材が第二挿抜機構に挿入されることで、高圧電源の一部から補機類への電力供給が可能化される。つまりこれにより、低圧電源が枯渇した場合であっても高圧電源の一部を緊急時電源として用いて車両制御システムを起動することが可能とされる。
従って、低圧電源が枯渇した場合であっても、低圧電源の充電前に車両制御システムの起動が可能な電源装置を提供することができる。
また、第二挿抜機構は、第一挿抜機構から抜取られた被挿入部材を挿入可能とされているため、実施の形態で例示したように被挿入部材を第一挿抜機構と第二挿抜機構の何れか一方にのみ挿入する使用法を採ることができる。このため、高圧電源の一部を緊急時電源として使用中においては、第一挿抜機構が被挿入部材を抜取られた状態にすることが可能とされる。すなわち、高圧電源の一部以外を回路から遮断された状態とすることが可能とされるものである。これにより、安全性を高めることができる。
また、実施の形態の電源装置においては、車両はエンジンを備えており、第二挿抜機構への被挿入部材の挿入に応じて高圧電源の一部から供給される電力に基づき起動可能とされ、エンジンの始動制御を行うエンジン始動制御部(HV−ECU8)を備えている。
これにより、高圧電源の一部としての緊急時電源に基づいてエンジンを始動させることが可能とされる。
従って、緊急時電源に基づいて車両を移動させることが可能となり、安全性を高めることができる。
さらに、実施の形態の電源装置においては、第二挿抜機構への被挿入部材の挿入が検出されたことに応じて、車両に設けられた情報出力部(表示部101)により所定の通知情報を出力させる第一通知制御部(電源ECU7)を備えている。
これにより、緊急時電源の利用状態であることを運転者等の乗員に通知することが可能とされる。
すなわち、第二挿抜機構への被挿入部材の挿入により緊急時電源の利用状態に移行されたことを運転者等の乗員に確認させることができる。
さらにまた、実施の形態の電源装置においては、第二挿抜機構への被挿入部材の挿入に応じて、高圧電源の一部によって低圧電源が充電される。
これにより、被挿入部材の第二挿抜機構への挿入に応じては、システム起動が可能化されると共に、枯渇した低圧電源の充電が行われる。
従って、低圧電源が枯渇した状態でのシステム起動を実現できると共に、低圧電源に基づきシステム起動が行われる正常状態へと移行させることができる。
また、実施の形態の電源装置においては、低圧電源の充電量が所定量に達したことに応じて車両に設けられた情報出力部により所定の通知情報を出力させる第二通知制御部(電源ECU7)を備えている。
これにより、緊急時電源の利用状態を解除可能な状態となったことを運転者等の乗員に通知することが可能とされる。
すなわち、運転者等の乗員に対して被挿入部材を第二挿抜機構から第一挿抜機構に挿し替えるべきタイミングを適切に知らせることができる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は上記で説明した具体例に限定されず、多様な変形例が考えられるものである。
例えば、上記では、本発明の電源装置がハイブリッド車に適用される場合を例示したが、本発明は電動機を備えた電動車両一般に広く好適に適用できるものである。
また、上記では、電力供給を可能化/不能化するにあたって用いる電気配線や端子が可動部材4aや可動部材5aとしての挿抜機構の一部に形成される場合を例示したが、該電気配線や端子は被挿入部材側に形成することもできる。
また、上記では、通知情報の出力の例として表示出力を行う場合を示したが、表示出力と共に、或いは表示出力に代えて音声出力を行うこともできる。
また、上記では、電源ECU7が起動時において、第一スイッチ信号ONかつ第二スイッチ信号ONである場合はHV−ECU8を起動しないようにして意図しない大電流が高圧電源2から低圧電源3に流れないようにしている。これに加えて、第一挿抜機構4に被挿入部材10が挿入されて電源ECU7が起動しているときに、誤って、第二挿抜機構5にも別の被挿入部材10が挿入されることがないよう、第二挿抜機構5に第一スイッチSw1と連動するカバー(例えば防塵カバー)を設けることができる。すなわち、該カバーは第一スイッチSw1がONのときに第二挿抜機構5の開口部を閉じ、OFFのときに開くよう構成することで、電源ECU7が起動しているときに、第一挿抜機構4と第二挿抜機構5に同時に被挿入部材10が挿入されてしまうことの防止を図ることができる。
1 電源装置、2 高圧電源、2a 電池セル、3 低圧電源、4 第一挿抜機構、4a、5a 可動部材、4b、5b 付勢部材、5 第二挿抜機構、7 電源ECU、8 HV−ECU、RLs 起動用リレー、RL1、RL2 高圧電源用リレー、Sws スタートスイッチ、Sw1 第一スイッチ、Sw2 第二スイッチ、10 被挿入部材、100 車両制御システム、101 表示部、102 表示制御部

Claims (5)

  1. 電動機を備えた車両における電源装置であって、
    前記電動機の駆動電源として用いられる高圧電源と、
    補機類の駆動電源として用いられる低圧電源と、
    被挿入部材を挿入/抜取り自在とされ、前記被挿入部材の抜取りに応じて前記高圧電源から前記電動機への電力供給を不能化する第一挿抜機構と、
    前記被挿入部材を挿入/抜取り自在とされ、前記被挿入部材の挿入に応じて前記高圧電源の一部から前記補機類への電力供給を可能化する第二挿抜機構と、を備える
    電源装置。
  2. 前記車両はエンジンを備えており、
    前記第二挿抜機構への前記被挿入部材の挿入に応じて前記高圧電源の前記一部から供給される電力に基づき起動可能とされ、前記エンジンの始動制御を行うエンジン始動制御部を備える
    請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記第二挿抜機構への前記被挿入部材の挿入が検出されたことに応じて、前記車両に設けられた情報出力部により所定の通知情報を出力させる第一通知制御部を備える
    請求項1又は請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記第二挿抜機構への前記被挿入部材の挿入に応じて、前記高圧電源の前記一部によって前記低圧電源が充電される
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の電源装置。
  5. 前記低圧電源の充電量が所定量に達したことに応じて前記車両に設けられた情報出力部により所定の通知情報を出力させる第二通知制御部を備える
    請求項4に記載の電源装置。
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