JP2020113686A - ヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板 - Google Patents

ヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板 Download PDF

Info

Publication number
JP2020113686A
JP2020113686A JP2019004829A JP2019004829A JP2020113686A JP 2020113686 A JP2020113686 A JP 2020113686A JP 2019004829 A JP2019004829 A JP 2019004829A JP 2019004829 A JP2019004829 A JP 2019004829A JP 2020113686 A JP2020113686 A JP 2020113686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
circuit board
circuit layer
insulated circuit
insulated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019004829A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7243201B2 (ja
Inventor
航 岩崎
Wataru Iwazaki
航 岩崎
友真 森田
Yuma Morita
友真 森田
長友 義幸
Yoshiyuki Nagatomo
義幸 長友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP2019004829A priority Critical patent/JP7243201B2/ja
Publication of JP2020113686A publication Critical patent/JP2020113686A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7243201B2 publication Critical patent/JP7243201B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

【課題】電子部品等の実装面となる回路層の平坦度を向上できるヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板を提供すること。【解決手段】本発明のヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法では、セラミックス基板の一方の面に回路層が接合された絶縁回路基板の回路層とは反対側の面にヒートシンクを接合する接合工程と、接合工程後に回路層の凸状表面の少なくとも中心部を研磨して平坦な実装面を形成する研磨工程と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、大電流、高電圧を制御する半導体装置に用いられるパワーモジュール用基板等の絶縁回路基板にヒートシンクが接合されたヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板に関する。
パワーモジュール用基板として、窒化アルミニウムを始めとするセラミックス基板からなる絶縁層の一方の面にアルミニウムやアルミニウム合金からなる回路層が形成され、他方の面に金属層が形成された絶縁回路基板にヒートシンクが接合されたヒートシンク付き絶縁回路基板が知られている。このようなヒートシンク付き絶縁回路基板は、通常、回路層とは反対側の体積が回路層の体積に比べて大きく、かつ、ヒートシンクが回路層を構成するアルミニウムよりも硬いアルミニウム合金や銅により構成されている。このため、このようなヒートシンク付き絶縁回路基板は、回路層側に凸状に反る。
このようなヒートシンク付き絶縁回路基板の反りを改善する方法として、例えば、特許文献1に記載のヒートシンク付きパワーモジュール用基板の製造方法が知られている。この製造方法では、ヒートシンクを金属層に対し降伏応力の高い材料により形成し、ヒートシンクとパワーモジュール用基板との接合時において、ヒートシンクとパワーモジュール用基板との積層体を、その積層方向のヒートシンクとは反対側から見て凹状の反りを生じさせた状態とし、加熱した状態で所定時間保持した後に冷却することにより、反りを低減したヒートシンク付きパワーモジュール用基板を得ることとしている。
特開2015−76551号公報
上述した特許文献1に記載のヒートシンク付きパワーモジュール用基板の製造方法により製造されるヒートシンク付きパワーモジュール用基板は、反りが小さいため、これを用いたパワーモジュールのモジュール性能に与える影響はわずかであった。しかしながら、電子部品としてLED素子を用い、ヒートシンク付き絶縁回路基板が配光制御機能を持つLED放熱モジュールとして用いられる場合、回路層における実装面へのLED素子の実装位置やその角度は、極めて精密に制御する必要があるため、パワーモジュールとして用いる場合には問題とならなかったわずかな凸状の反りも各光源の光軸をずらす要因となり、LED放熱モジュールとしての使用が難しい場合があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、電子部品等の実装面となる回路層の平坦度を向上できるヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板を提供することを目的とする。
本発明のヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法は、セラミックス基板の一方の面に回路層が接合された絶縁回路基板の前記回路層とは反対側の面にヒートシンクを接合する接合工程と、前記接合工程後に前記回路層の凸状表面の少なくとも中心部を研磨して平坦な実装面を形成する研磨工程と、を備える。
ここで、ヒートシンク付き絶縁回路基板が回路層側に凸状に反っている場合、この回路層にLED素子等を実装してLED放熱モジュールとして用いた場合、LED素子(LED光源)から放射される光の光軸がずれ、配光制御機能が低下する。これに対し、本発明では、ヒートシンク付き絶縁回路基板は、接合工程により絶縁回路基板にヒートシンクを接合した後、回路層の凸状表面を研磨することで平坦な実装面を形成するので、LED素子等が実装される実装面の平坦度を向上できる。しかも、回路層の凸状表面を研磨する簡単な方法で、実装面の平坦度を向上できる。
本発明のヒートシンク付き絶縁回路基板は、セラミックス基板の一方の面に回路層が形成された絶縁回路基板の前記回路層とは反対側の面にヒートシンクが配置されたヒートシンク付き絶縁回路基板であって、前記回路層の凸状表面の少なくとも中心部に平坦な実装面が形成され、かつ、前記ヒートシンクの前記絶縁回路基板と反対側の面は、凸曲面状に形成されている。
本発明では、ヒートシンクが凸曲面状に構成される、すなわち、ヒートシンク付き絶縁回路基板全体が回路層側に凸状に反っている。このようにヒートシンク付き絶縁回路基板全体が凸状に反っていても、回路層の凸状表面の少なくとも中心部に平坦な実装面が形成されているので、LED素子等の電子部品を適切に実装でき、好適に使用できる。
本発明によれば、電子部品等の実装面となる回路層の平坦度を向上できる。
本発明の一実施形態に係るヒートシンク付き絶縁回路基板にLED素子が取り付けられたLEDモジュールを示す断面図である。 上記実施形態のLEDモジュールの製造工程を示す図である。 上記実施形態の一変形例に係るLEDモジュールを示す断面図である。 上記実施形態の他の変形例に係るLEDモジュールを示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態におけるLEDモジュール40の断面図であり、図2は、LEDモジュール40の製造工程を示す図である。
[LEDモジュールの概略構成]
本実施形態に係るLEDモジュール40は、図1に示すように、ヒートシンク付き絶縁回路基板1にLED素子30を装着することにより構成される。このようなLEDモジュール40は、筐体(図示省略)に取り付けられることにより構成され、例えば、自動車のヘッドランプ等に用いられる。
[ヒートシンク付き絶縁回路基板の構成]
このヒートシンク付き絶縁回路基板1は、絶縁回路基板10にヒートシンク20が接合されたものである。具体的には、絶縁回路基板10は、いわゆるパワーモジュール用基板であり、絶縁回路基板10の上面には、図1に示すように、1つのLED素子30が搭載され、LEDモジュール40となる。なお、本実施形態では、LED素子30が設けられているが、これに限らず、例えば、半導体を備えた電子部品であり、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、FWD(Free Wheeling Diode)等の種々の半導体素子が選択される。
この場合、LED素子30は、図示を省略するが、上部に上部電極部が設けられ、下部に下部電極部が設けられており、下部電極部が回路層12の凸状表面121にはんだ等により接合されることで、LED素子30が回路層12の凸状表面121に搭載される。例えば、本実施形態では、回路層12の凸状表面121における外周部Ar1の内側に位置する実装面Ar2に4つ搭載されている。また、LED素子30の上部電極部は、はんだ等で接合されたリードフレーム等を介して回路層12の回路電極部等に接続され、LEDモジュール40が製造される。
[絶縁回路基板の構成]
絶縁回路基板10は、セラミックス基板11と、セラミックス基板11の一方の面に形成された回路層12と、セラミックス基板11の他方の面に形成された金属層13とを備える。
セラミックス基板11は、回路層12と金属層13の間の電気的接続を防止する絶縁材であって、例えば窒化アルミニウム(AlN)、窒化珪素(Si)、アルミナ(Al)等により形成され、その板厚は0.2mm〜1.2mmである。
回路層12は、セラミックス基板11に接合されている。この回路層12は、純度99質量%以上の純アルミニウム(例えば、JIS規格では1000番台の純アルミニウム、特に1N90(純度99.9質量%以上:いわゆる3Nアルミニウム)又は、1N99(純度99.99質量%以上:いわゆる4Nアルミニウム)や、A6063系等のアルミニウム合金等を用いることができ、その厚さは0.05mm〜0.2mmに設定されている。また、無酸素銅などの純銅、又は、銅合金を用いることも可能である。
この回路層12の凸状表面121の中心部に位置する実装面122は、平面視で矩形状に形成され、平坦面により構成されている。例えば、実装面122は、13mm角の矩形状に形成され、その反り量が10μm以下に設定されている。なお、実装面122のサイズは、13mm角の矩形状としたが、これに限らず、例えば50mm角の矩形状等であってもよい。この場合も、反り量は10μm以下に設定される。すなわち、実装面122のサイズにかかわらず、反り量は、10μm以下に設定されることが好ましい。
金属層13は、純度99質量%以上の純アルミニウム又はアルミニウム合金が用いられ、JIS規格では1000番台のアルミニウム、特に1N99(純度99.99質量%以上:いわゆる4Nアルミニウム)を用いることができ、その厚さは0.6mm〜1.6mmに設定されている。また、無酸素銅などの純銅、又は、銅合金を用いることも可能である。
そして、これら回路層12及び金属層13は、回路層12、セラミックス基板11、及び金属層13の順に、例えば、Al−Si系やAl−Si−Mg系のろう材を介して積層され、これらを積層方向に加圧して加熱することにより接合されて絶縁回路基板10となる。
[ヒートシンクの構成]
この絶縁回路基板10に接合されるヒートシンク20は、A6063系等のアルミニウム合金を鍛造により成形することにより形成される。このヒートシンク20の上面に絶縁回路基板10の金属層13が、Al−Si−Mg系のろう材を介して積層され、これらを積層方向に加圧して加熱することにより絶縁回路基板10にヒートシンク20が接合されて、ヒートシンク付き絶縁回路基板1となる。
なお、本実施形態では、ヒートシンク付き絶縁回路基板1全体が回路層12側に凸状に反っている。すなわち、ヒートシンク20の絶縁回路基板10とは反対側の面は、凸曲面状に形成されている。
次に、本実施形態のヒートシンク付き絶縁回路基板1(LEDモジュール40)の製造方法について説明する。
このようなヒートシンク付き絶縁回路基板1は、絶縁回路基板10のセラミックス基板11の回路層12とは反対側の面にヒートシンク20を接合する接合工程と、接合工程後に回路層12の凸状表面121を研磨してその中心部に平坦な実装面122を形成する研磨工程と、を備えている。
[接合工程]
接合工程では、図2(a)に示すように、セラミックス基板11の一方の面に回路層12が接合され、他方の面に金属層13が接合された絶縁回路基板10の金属層13にヒートシンク20を接合する。具体的には、ヒートシンク20の上面にAl−Si−Mg系のろう材を塗布し、その上に絶縁回路基板10の金属層13が位置するように積層し、これらを積層方向に加圧して加熱することにより絶縁回路基板10にヒートシンク20が接合されて、ヒートシンク付き絶縁回路基板1となる。
なお、接合工程では、絶縁回路基板10及びヒートシンク20を加圧して加熱する際には、反っておらず平坦状であるが、接合後、これらの温度が低下し常温となった際には、図2(b)に示すように、ヒートシンク付き絶縁回路基板1全体が回路層12側に凸状に沿った形状となる。
[研磨工程]
接合工程後、ヒートシンク付き絶縁回路基板1が常温となった後、図2(c)に示すように、回路層12の凸状表面の少なくとも中心部を研磨して平坦な実装面を形成する研磨工程を実行する。この研磨工程では、回路層12の中心部を研磨紙や研磨布により研磨する。例えば、200番〜4000番のエメリー紙により、加圧力0N以上5N以下で湿式研磨する。これにより、実装面122の反り量を10μm以下とする。この際、エメリー紙が200番未満であるとエメリー紙が粗すぎて実装面122を均一に平坦とすることが難しく、4000番を超えるとエメリー紙が細かすぎて実装面122を平坦とするのに時間がかかる。また、エメリー紙を押圧する加圧力が5Nを超えると、その加圧力が大き過ぎるので、実装面122を均一に平坦とすることが難しい。また、本実施形態では、湿式研磨により回路層12を研磨するので、回路層12を冷却しながら研磨及び加工でき、エメリー紙と回路層12との双方の焼けを防止できる。
なお、本実施形態では、エメリー紙を用いることとしたが、サンド紙等を用いてもよい。また、本実施形態では、湿式研磨としたが、乾式研磨であってもよい。すなわち、上記実装面122の反り量を10μm以下とすることができれば、その方法は問わない。
そして、上記製造方法により製造されたヒートシンク付き絶縁回路基板1の実装面122に対して、LED素子30を実装することにより、図1に示すLEDモジュール40となる。
本実施形態では、ヒートシンク付き絶縁回路基板1は、接合工程により絶縁回路基板10にヒートシンク20を接合した後、回路層12の凸状表面121の中心部を研磨することで、平坦な実装面122を形成するので、回路層12におけるLED素子30が実装される実装面122の平坦度を向上できる。しかも、回路層12の凸状表面121を研磨する簡単な方法で、実装面122の平坦度を向上できる。また、ヒートシンク付き絶縁回路基板1全体が凸状に反っていても、回路層12の凸状表面121の少なくとも中心部に平坦な実装面122が形成されているので、LED素子30を適切に実装でき、好適に使用できる。
その他、細部構成は実施形態の構成のものに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、回路層12の実装面122には、LED素子30を搭載することとしたが、これに限らず、その他の電子部品を搭載してもよい。すなわち、本発明は、LEDモジュールに限らず、パワーモジュール等にも適用できる。
上記実施形態では、絶縁回路基板10は、セラミックス基板11と回路層12と金属層13とにより構成されることとしたが、これに限らない。例えば、回路層12Aは、図3に示すように、セラミックス基板11に接合するアルミニウム又はアルミニウム合金からなる第一回路層14と、第一回路層14上に接合される銅又は銅合金からなる第二回路層15と、からなることとしてもよい。
上記実施形態では、絶縁回路基板10は、金属層13を備えることとしたが、これに限らない。例えば、図4に示すように、絶縁回路基板10は、金属層13を備えなくてもよい。この場合、セラミックス基板11の回路層12とは反対側の面に、ヒートシンク20が直接接合されればよい。また、ヒートシンク20は、絶縁回路基板10とは反対側の面から突出する複数のピン状フィンを有していてもよい。
絶縁回路基板として、窒化アルミニウム(AlN)により形成された平面視で20mm×20mm、厚さ0.635mmのセラミックス基板の一方の面にA6063系のアルミニウム合金からなる回路層、他方の面に4Nアルミからなる金属層を接合したものを用い、これに、外径が50mm×50mm、厚さ5mmのヒートシンクを接合したヒートシンク付き絶縁回路基板を製造した。なお、これらの接合については、回路層、セラミックス基板、金属層をAl−Si−Mg系ろう材を介して積層し、これらを積層方向に加圧して加熱することにより絶縁回路基板を製造し、これにヒートシンクをAl−Si−Mg系のろう材を介して積層し、これらを積層方向に加圧して加熱することにより接合し、ヒートシンク付き絶縁回路基板を製造した。実施例1では、回路層の中心部に対して、1000番のエメリー紙を用いて、0.5Nの加圧力で30秒間、湿式研磨して13mm×13mmの平坦な実装面を形成し、その実装面の中央に4つのLED光源を縦2つ、横2つ(2×2)となるよう搭載し、LEDモジュールとした。
一方、比較例1では、上記方法により製造されたヒートシンク付き絶縁回路の回路層に対して何の処置も施さず、回路層の中央に4つの単LED光源を縦2つ、横2つ(2×2)となるよう搭載してLEDモジュールとした。
このようにして製造された実施例1及び比較例1のLEDモジュールについて、全光量に対する直進した光量の比率(光量比)を評価した。
(回路層(実装面)の反り量)
実装面の反り量は、回路層の上面における外周部の内側に位置する実装面(13mm×13mm)を測定面とし、AkroMetrix社製Thermoire PS200を用い、測定面のプロファイルから最小二乗面を求め、その最小二乗面を基準として、最高点と最低点の差分を反り量として測定した。
(光量比)
光量比は、全光量に対する直進した光量の比率であり、照度計(アズワン社製LM331)を用いて、測定した。具体的には、LED光源の先端から照度計の検出部までの距離を1000mmとし、LED光源の直径を10mm、検出部の直径も10mmとした。この条件下において、LED光源の全光量に対するLED光源から直進した光(検出部により検出された光)の光量の比率を算出した。結果を表1に示す。
Figure 2020113686
表1から明らかなように、回路層の中心部を研磨して平坦な実装面を形成した実施例1は、実装面の反り量が5μmと小さいため、光量比が33.2%と高かった。また、実施例2も、実施例1に比べて反り量が大きいものの、10μmと小さいため、光量比が20.6%と高かった。一方、回路層を研磨しなかった比較例1では、回路層の中心部の反り量が30μmと大きいため、光量比が12.1%と低かった。このため、回路層の中心部を研磨して平坦な実装面を形成することにより、実装面の反り量を小さくでき、LEDモジュールとして適切に使用できることがわかった。
1 ヒートシンク付き絶縁回路基板
10 絶縁回路基板
11 セラミックス基板
12 12A 回路層
121 凸状表面
122 実装面
13 金属層
14 第一回路層
15 第二回路層
20 ヒートシンク
30 LED素子
40 LEDモジュール

Claims (2)

  1. セラミックス基板の一方の面に回路層が接合された絶縁回路基板の前記回路層とは反対側の面にヒートシンクを接合する接合工程と、
    前記接合工程後に前記回路層の凸状表面の少なくとも中心部を研磨して平坦な実装面を形成する研磨工程と、を備えることを特徴とするヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法。
  2. セラミックス基板の一方の面に回路層が形成された絶縁回路基板の前記回路層とは反対側の面にヒートシンクが配置されたヒートシンク付き絶縁回路基板であって、
    前記回路層の凸状表面の少なくとも中心部に平坦な実装面が形成され、かつ、前記ヒートシンクの前記絶縁回路基板と反対側の面は、凸曲面状に形成されていることを特徴とするヒートシンク付き絶縁回路基板。
JP2019004829A 2019-01-16 2019-01-16 ヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板 Active JP7243201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004829A JP7243201B2 (ja) 2019-01-16 2019-01-16 ヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019004829A JP7243201B2 (ja) 2019-01-16 2019-01-16 ヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020113686A true JP2020113686A (ja) 2020-07-27
JP7243201B2 JP7243201B2 (ja) 2023-03-22

Family

ID=71667256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019004829A Active JP7243201B2 (ja) 2019-01-16 2019-01-16 ヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7243201B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022064599A1 (ja) * 2020-09-24 2022-03-31 三菱電機株式会社 半導体装置および電力変換装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07147348A (ja) * 1993-11-26 1995-06-06 Shinko Electric Ind Co Ltd 半導体装置用パッケージ及びその製造方法
WO2014054609A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 株式会社東芝 半導体回路基板およびそれを用いた半導体装置並びに半導体回路基板の製造方法
JP2015130431A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 三菱マテリアル株式会社 ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法
JP2018137395A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 三菱マテリアル株式会社 Ledモジュール、及び、絶縁回路基板

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07147348A (ja) * 1993-11-26 1995-06-06 Shinko Electric Ind Co Ltd 半導体装置用パッケージ及びその製造方法
WO2014054609A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 株式会社東芝 半導体回路基板およびそれを用いた半導体装置並びに半導体回路基板の製造方法
JP2015130431A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 三菱マテリアル株式会社 ヒートシンク付パワーモジュール用基板の製造方法
JP2018137395A (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 三菱マテリアル株式会社 Ledモジュール、及び、絶縁回路基板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022064599A1 (ja) * 2020-09-24 2022-03-31 三菱電機株式会社 半導体装置および電力変換装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP7243201B2 (ja) 2023-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4969738B2 (ja) セラミックス回路基板およびそれを用いた半導体モジュール
WO2016002803A1 (ja) パワーモジュール用基板ユニット及びパワーモジュール
JP6435945B2 (ja) ヒートシンク付きパワーモジュール用基板
JP2003273289A (ja) セラミックス回路基板およびパワーモジュール
JP2013042165A (ja) 回路基板及びこれを用いた半導体モジュール、回路基板の製造方法
JPH04162756A (ja) 半導体モジュール
JP6601512B2 (ja) ヒートシンク付きパワーモジュール用基板及びパワーモジュール
JP5520815B2 (ja) 絶縁基板およびパワーモジュール用ベース
JP6435711B2 (ja) 放熱板付パワーモジュール用基板及びパワーモジュール
WO2019167942A1 (ja) 絶縁回路基板
WO2017051794A1 (ja) 冷却器付き発光モジュールおよび冷却器付き発光モジュールの製造方法
JP2011071260A (ja) 積層材およびその製造方法、絶縁積層材およびその製造方法
JP7243201B2 (ja) ヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板
WO2017051798A1 (ja) 発光モジュール用基板、発光モジュール、冷却器付き発光モジュール用基板、および発光モジュール用基板の製造方法
JP6884217B2 (ja) 凹形湾曲部を備えた底部プレートを有する半導体モジュール
JP7192469B2 (ja) ヒートシンク付き絶縁回路基板の筐体への取り付け構造
JP2007150342A (ja) 半導体装置およびその製造方法
US11013107B2 (en) Insulated circuit board
KR101418008B1 (ko) Led용 기판 및 led 방열 구조
JP5614127B2 (ja) パワーモジュール用基板及びその製造方法
JP7054073B2 (ja) ヒートシンク付き絶縁回路基板
JP3588315B2 (ja) 半導体素子モジュール
JP7205214B2 (ja) ヒートシンク付絶縁回路基板
JP7119689B2 (ja) ヒートシンク付き絶縁回路基板の製造方法及びヒートシンク付き絶縁回路基板
JP2018137395A (ja) Ledモジュール、及び、絶縁回路基板

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210930

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221014

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7243201

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150