JP2020113151A - 処理水質推定装置、処理水質推定方法及びプログラム - Google Patents

処理水質推定装置、処理水質推定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】与えられる状況に応じて複数の推定モデルを適切且つ自動で切り替えあるいは組み合わせて高い精度の推定結果を取得すること。【解決手段】制御対象プラントで処理が必要な水質の計測により得られる統計情報と、操作値情報とを入力情報として取得する入力情報取得部11と、取得した入力情報と、夫々異なるアルゴリズムの複数の推定モデルとを用いて処理水質の推定値を算出する推定演算部13と、推定演算部13が算出した複数の処理水質推定値を、複数の集約演算モデルの1つを用いて集約する集約演算部17と、入力情報取得部11で取得した入力情報に基づいて、集約演算部17が用いる集約演算モデルを指令する集約演算指令部14とを備える。【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、処理水質推定装置、処理水質推定方法及びプログラムに関する。
水処理プラントにおいて、プラントを効率的、安定的に運用するために、操作値や管理値に基づく処理水質の時系列上の変化を推定したいという需要が存在する。処理水質を推定する具体的な技術として、物理・化学モデルに基づいて処理水質を予測する技術(特許文献1、特許文献2)や、機械学習による手法を用いて処理水質を予測する技術(特許文献3)などが提案されている。
特開2017−140595号公報 特開2017−121595号公報 特開2016−195974号公報
物理・化学モデルに基づいて処理水質等を推定する技術と、機械学習を用いて処理水質等を推定する技術は、プラントによっては機場特性の変動などによって予測精度が低下する場合や、学習時のデータ範囲を外れたデータが入力された際に予測精度が低下する場合など、与えられる状況に応じた得手不得手がある。そのため、水処理プラントの運営者は、複数の推定技術から1つを選択可能な環境で、状況に応じて適切なタイミングで推定技術を取捨選択して適用しなければならず、経験と習熟を要する煩雑な作業となっていた。
本実施形態は、前記のような実情に鑑みてなされたもので、その目的は、与えられる状況に応じて複数の推定モデルを適切且つ自動で切り替えあるいは組み合わせて、高い精度の推定結果を取得することが可能な処理水質推定装置、処理水質推定方法及びプログラムを提供することにある。
本実施形態に係る処理水質推定装置は、制御対象プラントで処理が必要な水質の計測により得られる統計情報と、操作値情報とを入力情報として取得する入力情報取得部と、前記入力情報取得部で取得した入力情報を格納する入力情報格納部と、それぞれ異なるアルゴリズムで入力情報を用いた処理水質の推定値を算出する複数の推定モデルを格納する推定モデル格納部と、前記入力情報格納部に格納される入力情報と、前記推定モデル格納部に格納される複数の推定モデルとを用いて処理水質の推定値を算出する推定演算部と、前記推定演算部で算出した処理水質推定値を格納する推定結果格納部と、複数の処理水質推定値を集約する集約演算モデルを複数格納する集約演算モデル格納部と、前記推定結果格納部に格納される複数の処理水質推定値を、前記集約演算モデル格納部に格納される集約演算モデルを用いて集約する集約演算部と、前記入力情報格納部に格納された入力情報に基づいて、前記集約演算部が用いる集約演算モデルを指令する集約演算指令部と、を備える。
第1の実施形態に係る制御対象プラント全体のシステム構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る処理水質推定装置の機能構成の具体例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る処理水質推定装置を用いて操作値を決定する際の処理行程を示すフローチャート。 第1の実施形態に係る集約演算モデルを指令するための処理内容を示すフローチャート。 第2の実施形態に係る処理水質推定装置の機能構成の具体例を示すブロック図。 第2の実施形態に係る集約演算モデルを更新するための処理内容を示すフローチャート。 第3の実施形態に係る処理水質推定装置の機能構成の具体例を示すブロック図。 第3の実施形態に係る複数の推定演算の並列処理と集約演算の処理の内容を示すフローチャート。 第4の実施形態に係る処理水質推定装置の機能構成の具体例を示すブロック図。 第4の実施形態に係るグラフ表示画面を例示する図。 第4の実施形態に係るグラフ表示画面を例示する図。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る制御対象プラント100全体のシステム構成を示すブロック図である。制御対象プラント100は、処理水質推定装置1、監視制御システム3、1以上の計測装置4を備え、流入水6を上下水道プラント5内で処理して、処理水7として供給するシステムである。
上水道施設として適用する場合は、河川からの流入水6を配水場や需要家へ処理水7として供給する。下水道施設として適用する場合は、下水管網からの流入水6を河川に処理水7として供給する。
処理水質推定装置1は、監視制御システム3から送られてくる、上下水道プラント5での計測により得られる統計情報と、ユーザ2により入力される、操作項目と操作数値とで構成される操作値情報とに基づいて、処理後の各種物質濃度等の水質を示す推定結果情報を算出し、ユーザ2に提示する。
操作項目は、操作値のラベルであり、例えば「曝気風量」「返送率」「余剰汚泥引抜率」等が挙げられる。操作数値は、例えば、操作項目「曝気風量」に対する「400[m/h]」のような数値である。
また、処理水質推定装置1が出力する具体的な推定結果情報としては、例えば「リン酸態リン濃度」「硝酸態窒素濃度」「アンモニア性態窒素濃度」等の情報が挙げられる。
監視制御システム3が水質推定装置1に送信する統計情報は、現在までの一定時間分の操作値指令と計測情報を含む。計測情報は、操作値指令(計測時に管理されていた操作値として「管理値」とも称する)と、計測装置4で計測した、例えば「リン酸態リン濃度」「硝酸態窒素濃度」「アンモニア性態窒素濃度」等の処理水質値とを含む。
ユーザ2は、処理水質の推定計算に必要となる操作値情報を処理水質推定装置1に入力し、入力した操作値情報に基づく推定結果情報を取得する。ユーザ2は、様々な操作値情報を入力して得られる推定結果情報に従って操作値を決定し、決定した結果を操作値指令として監視制御システム3に入力する。ユーザ2が操作値情報を処理水質推定装置1に入力し、処理水質推定装置1から推定結果情報を取得する行程は、ユーザ2が操作値を決定するまで繰り返し実行可能である。
監視制御システム3は、上下水道プラント5を監視して制御する機能を有し、ユーザ2からの操作値指令に応じてプラント5内の各部を制御するための制御情報を上下水道プラント5に送信する。また監視制御システム3は、計測装置4により計測された上下水道プラント5の計測情報を取得し、現在までの一定時間分の操作値指令と計測情報を統計情報として処理水質推定装置1に送信する。
計測装置4は、上下水道プラント5での処理水質値を計測し、計測時点の時刻と操作値指令(管理値)、計測した処理水質値を取り纏めて計測情報として監視制御システム3に出力する。
図2は、処理水質推定装置1の機能構成の具体例を示すブロック図である。処理水質推定装置1は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)、メモリ及び補助記憶装置などを備え、プログラムを実行する。処理水質推定装置1は、プログラムの実行によって、入力情報取得部11、入力情報格納部12、推定演算部13、集約演算指令部14、推定モデル格納部15、推定結果格納部16、集約演算部17、及び集約演算モデル格納部18を備える装置として機能する。
なお、処理水質推定装置1の各機能の全て、あるいは一部を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現しても良い。
プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に記録されていても良い。コンピュータが読み取り可能な記録媒体とは、例えば光磁気ディスクやROM(Read Only Memory)等の可搬媒体、コンピュータに内蔵あるいは外付けされるハードディスク装置等の記憶装置などである。さらにプログラムは、有線または無線の通信回線を介して受信した上で媒体に記憶しても良い。
入力情報格納部12、推定モデル格納部15、推定結果格納部16、及び集約演算モデル格納部18は、ハードディスク装置や半導体記憶装置などの記憶装置を用いて構成される。
入力情報取得部11は、通信インタフェースを含んで構成され、通信インタフェースを介して監視制御システム3と通信する。入力情報取得部11は、監視制御システム3から得た統計情報と、ユーザ2によって入力された操作値情報とを入力情報として入力情報格納部12に送信して格納させる。入力情報取得部11が統計情報の取得を所定の周期タイミングで繰り返し実行することにより、取得した統計情報を入力情報の一部として入力情報格納部12に蓄積する。
入力情報格納部12は、入力情報取得部11を介して取得した入力情報中の統計情報を時系列データとして格納する。入力情報格納部12が格納する時系列の統計情報と操作値情報は、推定演算部13、集約演算指令部14及び集約演算部17に読出される。
推定演算部13は、入力情報格納部12に格納された現在までの統計情報、推定モデル格納部15に格納された複数の推定モデル、及びユーザ2によって入力された操作値に基づいて、例えば時間単位での将来の、例えば「リン酸態リン濃度」「硝酸態窒素濃度」「アンモニア性態窒素濃度」等の処理水質推定値を演算し、算出した処理水質推定値を推定結果格納部16に送信して格納させる。
推定モデル格納部15は、互いにアルゴリズムが異なる複数の推定モデルを格納する。推定モデル格納部15に格納される複数の推定モデルはそれぞれ、1以上の統計情報を入力し、1以上の水質処理推定値を出力する。これら複数の推定モデルは、物理・化学モデルによる静的解析手法を用いたもの、機械学習を用いたものをそれぞれ複数格納するものとしても良く、有識者によるパラメータ調整に基づく手動生成手法や、学習データを用いた機械学習等による自動生成手法により事前に生成される。推定モデル格納部15に格納される推定モデルは、対象の処理水質毎に異なる推定モデルを複数用意し、あるいは同一の処理水質を推定する推定モデルが複数あっても良い。
推定結果格納部16は、推定演算部13で得た複数の処理水質推定値を格納する。推定結果格納部16が格納する複数の処理水質推定値は、集約演算部17に読み出される。
集約演算部17は、入力情報格納部12が格納した統計情報が定常値からどの程度外れているかに対応し、推定結果格納部16に格納された複数の処理水質推定値から、集約演算モデル格納部18に格納された複数の集約演算モデルのうちの1つに基づいて、1つに集約した高精度な処理水質推定値を算出し、推定結果情報としてユーザ2に提示する。
集約演算モデル格納部18は、複数の同一処理水質推定値を1つに集約するための集約演算モデルを複数格納する。集約演算モデル格納部18に格納している複数の集約演算モデルはいずれも、1つ以上の同一処理水質推定値を入力し、1つの同一処理水質推定値を出力する。集約演算モデルは、複数の推定結果の中から中央値などの任意の1つを出力値として選択するような選択モデル、複数の推定結果を組み合わせて計算し、平均値などを出力する単純な関数モデル、事前学習データによる機械学習等を用いて複数の推定結果を複雑に組み合わせて1つの出力値を計算するブラックボックスモデルなどを含む。
集約演算指令部14は、入力情報格納部12から与えられる入力情報に含まれる操作値を参照して、集約演算モデル格納部18に格納される複数の集約演算モデルの中から、集約演算に用いる集約演算モデルを自動且つ適切に選択し、選択した集約演算モデルに基づく演算を集約演算部17で実行させる。
前記のような構成における本実施形態の動作について説明する。
図3は、同一条件下で複数の推定モデルから算出した高精度推定値に基づき、オペレータであるユーザ2が処理水質推定装置1を用いて操作値を決定する際の処理行程を示すフローチャートである。なお、本実施形態では、決定すべき操作値が複数ある場合を想定している。
その処理当初に、ユーザ2が評価対象とする処理水質と推定先時間とを入力して設定する(ステップS101)。
これを受けた入力情報取得部11では、全推定モデルに必要な入力情報として、計測装置4での計測情報を含めて監視制御システム3で生成した統計情報を取得し、前記操作値情報と対応付けて入力情報格納部12に格納する(ステップS102)。
推定演算部13は、全推定モデルでの演算を実行するべく、まず1つの操作値により全処理水質が基準を満たすか否かを全推定モデルで演算して判断する(ステップS103)。
全処理水質が基準を満たさないと判断した場合(ステップS103のNO)、次に推定演算部13は、その時点で選択中の操作値を変更することにより全処理水質が基準を満たすようになるか否かを判断する(ステップS104)。
ここで選択中の操作値を変更することにより全処理水質が基準を満たすようになると判断した場合(ステップS104のYES)、推定演算部13は選択中の操作値を変更するようユーザ2に提示し、その変更操作を受け付けて設定した上で(ステップS105)、ステップS103に進んで確認のための判断処理を行なう。
またステップS104において、選択中の操作値を変更しても全処理水質が基準を満たすようにはならないと判断した場合(ステップS104のNO)、推定演算部13は選択する操作項目を変更するようユーザ2に提示し、その変更操作を受け付けて設定した上で(ステップS106)、ステップS103からの処理に戻る。
こうして選択操作値とその数値を適宜変更設定することで、全推定モデルで全処理水質が基準を満たすようになる各操作値を模索する。
ステップS103において、その時点で選択している推定モデルで全処理水質が基準を満たすと判断した時点で(ステップS103のYES)、推定演算部13は設定されている操作値を決定するものとし(ステップS107)、決定した操作値を推定結果格納部16に格納させ(ステップS108)、以上で、主として推定演算部13による図3の処理を終了する。
図4は、全推定モデルの推定結果が推定結果格納部16に格納された状態で、集約演算指令部14が集約演算部17に対して集約演算モデルを指令する際の処理内容を示すフローチャートである。
図4に示す処理の例は、集約演算モデルが2つに限定されている場合を示す。実際にはそれに限らず、3つ以上のモデルについて切り替える場合でもよい。また判断基準として定常値以外を用いてもよい。
処理当初に集約演算指令部14は、入力情報格納部12から全入力情報を読み出して取得する(ステップS201)。集約演算指令部14は、取得した全入力情報に含まれる操作値情報、統計情報の内容を参照して、それらの特性に応じた最適な集約演算モデルを選択する。
具体的には、全入力情報が、それぞれに予め設定されている定常値の範囲をいずれも外れていないかどうかを判断する(ステップS202)。
全入力情報がいずれも定常値の範囲内であると判断した場合(ステップS202のYES)、物理・化学モデルを用いた静的解析の推定モデルでの推定結果と、機械学習の推定モデルでの推定結果が共に信頼度の高いものと考えられる。そのため、集約演算指令部14は、物理・化学モデルを用いた静的解析の推定モデルでの推定結果と、機械学習の推論モデルでの推定結果の双方を用いる集約演算モデルを集約演算モデル格納部18から選択するよう集約演算部17に指令し、選択した集約演算モデルによる演算を実行させて(ステップS203)、図4の処理を終了する。
またステップS202において、全入力情報の内の少なくとも1つは定常値の範囲を外れていると判断した場合(ステップS202のNO)、機械学習の推定モデルでの推定結果については、信頼度が低くなるものと考えられる。そのため、集約演算指令部14は、機械学習の推定モデルでの推定結果を使用せず、物理・化学モデルを用いた静的解析の推定モデルでの推定結果のみを用いた集約演算モデルを集約演算モデル格納部18から選択するよう集約演算部17に指令し、選択した集約演算モデルによる演算を実行させて(ステップS204)、図4の処理を終了する。
なお、図4の説明では、集約演算指令部14が、機械学習に基づく推定モデルでの推定結果を用いるかどうかを定常値の設定に基づいて明確に決定し、集約演算部14で実行する集約演算モデルを指令するものとしたが、集約演算モデル内で、機械学習に基づく推定モデルでの推定結果を用いるかどうかを自動的に決定するよう内部処理するものとしても良い。
この場合、事前学習データによる機械学習等を用いて複数の推定結果を複雑に組み合わせて1つの出力値を計算する、ブラックボックスモデルである集約演算モデルを用いた、集約演算部17での内部処理とすることで、集約演算指令部14の構成を省略することができる。
そうした内部処理を行なう場合、定常値から外れているかという判断基準は、画一的あるいは段階的な閾値設定による非連続的なものではなく、外れる度合いに応じた自動調整による連続的な表現が可能となる。また、単純に定常値に基づく判定基準のみならず、例えば条件Aと条件Bとが重なったときだけ非定常となる等、機場の特性に基づく複雑な条件も集約演算モデルに内包することが可能である。
集約演算部17は、集約演算指令部14に指令された集約演算モデル、あるいは内部処理により判断する機構を備える集約演算モデルを集約演算モデル格納部18から読出して演算を実行することにより、集約した1つの高精度な処理水質推定値を算出し、推定結果情報としてユーザ2に提示する。
以上詳述した如く本実施形態によれば、入力情報のデータ特性に応じて集約演算モデルを自動、且つ適切に選択することができる。その結果、ユーザ2は手動で状況に応じた集約演算モデルを選択する等の必要なしに、高精度の推定結果情報を取得できる。
[第2の実施形態]
図5は、図2の機能構成に代えて、第2の実施形態における処理水質推定装置1の機能構成の具体例を示すブロック図である。なお、基本的な構成はほぼ同様であるものとして、同一部分には同一符号を付して、それらの説明を省略する。
本実施形態においては、処理水質推定装置1に集約演算モデル更新部21を追加する構成となる。この集約演算モデル更新部21は、入力情報格納部12に格納される入力情報中の統計情報に含まれる現在の処理水質計測値と、推定結果格納部16に格納される直近の過去の処理水質推定値とに基づき、集約演算モデル格納部18に格納される集約演算モデルを必要に応じて更新させる。
次に本実施形態の動作について説明する。
図6は、集約演算モデル更新部21による集約演算モデルを更新するための処理内容を示すフローチャートである。この処理は、統計情報の更新周期以上の一定周期、例えば24時間毎に実行するものであり、その当初に推定結果格納部16に格納される直近の過去、例えば24時間分の処理水質推定値を取得する(ステップS301)。
次に集約演算モデル更新部21は、入力情報格納部12に格納される入力情報に含まれる24時間前から現在までの処理水質計測値を取得する(ステップS302)。
集約演算モデル更新部21は、これら取得した各情報により、24時間前から現在までの処理水質計測値を基準として、同時系列について過去に計算された処理水質推定値がどの程度の誤差を有するかを算出する(ステップS303)。
集約演算モデル更新部21は、算出した24時間前から現在までの処理水質推定値の誤差が、予め設定されている誤差のしきい値を超えているか否かにより、集約演算モデルの更新処理を行なう必要性があるか否かを判断する(ステップS304)。
24時間前から現在までの処理水質推定値の誤差が、予め設定されている誤差のしきい値を超えない範囲内にあると判断した場合(ステップS304のNO)、集約演算モデル更新部21では集約演算モデルの更新処理を行なう必要性がないものとして、以上で図6の処理を終了する。
一方で、24時間前から現在までの処理水質計測値の誤差が、予め設定されているしきい値を超えていると判断した場合(ステップS304のYES)、集約演算モデル更新部21は現在の処理水質計測値に基づいて、集約演算モデル格納部18に格納される集約演算モデルの更新処理を行なった上で(ステップS305)、図6の処理を終了する。
集約演算モデル格納部18に格納される集約演算モデルの更新処理に関しては、誤差の大きさと方向性とに応じて、線形特性に重み付けを付与した更新を行なう手法や、機械学習を用いた手法等が考えられる。
以上に述べた如く本実施形態によれば、過去の各推定モデルによる推定結果と、それに対応する正解値となるべき、現在の処理水質の計測値とを比較することにより、現在までの一定時間分の入力情報の特性に対応する各推定モデルの信頼度を自動的に評価し、その評価結果に基づいて集約演算モデルを更新できる。その結果、集約演算モデルでの演算により求められる最終的な推定結果の精度をより高くできる(請求項3の効果)。
[第3の実施形態]
図7は、図2の機能構成に代えて、第3の実施形態における処理水質推定装置1の機能構成の具体例を示すブロック図である。なお、基本的な構成はほぼ同様であるものとして、同一部分には同一符号を付して、それらの説明を省略する。
本実施形態においては、シリアルに複数の推定モデルの演算を実行する推定演算部13に代えて、パラレルに複数の推定モデルの演算を実行する推定演算部131,132,…を備える。また、これら推定演算部131,132,…で実行する推定モデルの割り付けと演算実行時の優先順位を設定するべく、推定演算指令部22を備える。
推定演算部131,132,…は、ハードウェア上で並列配置された構成でも良いし、または同一ハードウェアで論理的に並列化されていても良い。さらに、これら複数の推定演算部131,132,…は、ハードウェア面あるいはソフトウェア面で異なる性能の計算機資源でも良く、再構成可能な計算機資源の場合に、推定演算指令部22からの指令に応じて構成を変更しても良い。
推定演算指令部22は、複数の推定演算部131,132,…に対して、順次並列に推定モデルを割り付けて演算を実行させることで、処理を高速化することが可能である。
さらに推定演算指令部22が、集約演算モデル格納部18に格納される、後行程の集約演算に用いる推定結果を参照することで、必要な推定演算のみを推定演算部131,132,…に割り付けて実施させ、最終的な推定結果情報を出力するまでの時間をより短縮させることも可能となる。
この場合、加えて推定演算指令部22は、集約演算部17で全推定演算が完了する前においても、未完了の推定結果については過去の推定結果等の暫定値を用いさせることで、暫定的な集約演算を実行させ、暫定的な集約演算結果を、早期段階で最終的な集約演算の結果に近付けることが可能となる。
次に本実施形態の動作について説明する。
本動作例では、単に複数の推定モデルのすべてを推定演算部131,132,…に順次割り付けて実施させるのではなく、重要度に応じた優先度を考慮して、必要な推定モデルでの演算に限定して実施する場合について説明する。
図8は、推定演算指令部22による複数の推定演算の並列処理と集約演算の制御処理の内容を示すフローチャートである。暫定値には過去の推定結果を用いる。
推定モデル格納部15に格納される推定モデルを用いて推定演算部131,132,…で演算を実行させるのに際し、推定演算指令部22は集約演算モデル格納部18に格納されている集約演算モデルを読み出し、後の行程の集約演算モデルの実行時に必要な推定結果を参照する(ステップS401)。
この参照結果に基づいて、推定演算指令部22は推定演算部131,132,…により実行する推定モデルを必要なものに限定し、且つ、重要度に応じた優先度を設定して、それら限定した推定モデルを並列に実施するよう指令する(ステップS402)。
なお、ここでいう重要度とは、集約演算モデルにおける本推定結果の参照度合い、例えば線形和における重み付けなどや、計算負荷などにより設定される。
推定演算指令部22からの指令を受けた推定演算部131,132,…は、それぞれ指定された推定モデルを用いて推定演算を実施し、推定結果を算出して、随時推定結果格納部16に格納する。
その後、推定演算部131,132,…を監視する推定演算指令部22は、指令した全ての推定モデルの演算の実行が終了したか否かを判断する(ステップS403)。
指令した全ての推定モデルの演算の実行が終了していないと判断した場合(ステップS403のNO)、推定演算指令部22は集約演算モデル格納部18に格納される集約演算モデル中の入力に用いる入力情報に関して、まだ推定結果が算出されていない推定結果に関し、推定結果格納部16に格納される過去の推定結果を読み出して置換させ(ステップS404)、集約演算モデルによる暫定的な集約演算を実行させる(ステップS405)。そして、その演算結果を随時、仮の推定結果情報として出力させた上で(ステップS406)、ステップS403からの処理に戻る。
こうして、指令した全ての推定モデルの演算の実行が終了するまでの間、ステップS403〜S406の処理を繰り返し実行し、暫定的な集約演算モデルでの推定結果を出力し続けるが、その過程で順次推定演算部131,132,…での推定モデルの演算が終了し、当該推定モデルでの現在の推定結果が推定結果格納部16に格納される。
そのため、全ての推定モデルの演算の実行が完了する前に、暫定的な集約演算ではありながら、精度が順次高くなるような推定結果情報が出力されることとなる。
そして、ステップS403において、指令した全ての推定モデルの演算の実行が終了したと判断した時点で(ステップS403のYES)、推定演算指令部22はそれら推定結果を用いた最終的な集約演算モデルでの演算の実行を集約演算部17に指令する(ステップS407)。
この指令に基づいて集約演算部17が最終的な集約演算を実行し、算出された推定結果情報を出力することで(ステップS408)、以上で図8の処理を終了する。
以上に述べた如く本実施形態によれば、推定演算を並列して実行することにより、全推定モデルでの演算の実行を高速化することができる。
特に、推定モデルでの演算を複数の演算部に割り付けて実行させる際、必要と思われる推定モデルでの演算のみに限定し、重要度に応じた優先度を設定した上で演算を実施することで、演算に要する時間をさらに短縮できる。
加えて、並列した推定モデルでの演算を実行中、まだ算出されていない推定結果に対して、推定結果格納部16から、暫定的に対応する過去の推定結果を集約演算部17に読み出させて集約演算モデルの演算を実行させるものとしたので、暫定的な集約演算モデルでの演算により算出される推定結果を、より早い段階で最終的に得られる値に近付けることが可能となる。
[第4の実施形態]
図9は、図2、図5、図7の機能構成に代えて、第4の実施形態における処理水質推定装置1の機能構成の具体例を示すブロック図である。なお、基本的な構成はほぼ同様であるものとして、同一部分には同一符号を付して、それらの説明を省略する。
本実施形態においては、集約演算部17の出力する推定結果情報を、GUI(Graphical User Interface)表示部23に与える。GUI表示部23は、集約演算部17から与えられる推定結果情報に含まれる数値情報を、ディスプレイの画面上に展開したグラフ表示として、座標や色の濃淡を用いて視覚的に理解し易い形態で表現する。
図10は、ユーザ2に提示されるGUI表示部23でのグラフ表示画面の例を示す。画面の中央よりやや右側においては、ユーザ2が選択可能な項目として、操作指標の項目「曝気風量」「返送率」「余剰汚泥引抜率」と、管理指標の項目「MLSS(Mixed Liquor Suspended Solids:活性汚泥浮遊物質)」「DO(Dissolved Oxygen:溶存酸素)」「SRT(Sludge Retention Time:汚泥滞留時間)」とを列挙している。ここでは操作指標中の項目「曝気風量」を選択した状態として、他の項目と区別するように反転表示した例を示している。
これと対応するように、画面の中央を含む左側において、「PO4−P(リン酸態リン)」「NH4−N(硝酸態窒素)」「NO3−N(アンモニア性態窒素)」の各「曝気風量」に対応する推定グラフを表示している。
各グラフは、縦軸を操作値である曝気風量[m/h]、横軸を現在時刻を左端とした未来の時間軸として、色の濃淡で処理水質である「PO4−P」「NH4−N」「NO3−N」の各濃度の推定値を表示する3次元グラフとしている。各グラフ中、破線は現状の曝気風量300[m/h]弱を示している。
各グラフは、下端側で示すように現在時刻「6:00」から最大24時間後の明日の「6:00」までの推定結果を示している。例えば上段の「PO4−P」のグラフでは、曝気風量が400[m/h]以上となる場合にPO4−P濃度が上昇する一方で、曝気風量が200[m/h]強以下となる場合にも12時間後からPO4−P濃度が上昇するような予測となっていることを視覚的に表現している。
また、このような3次元グラフに代えて、現状の操作値における推定結果を2次元グラフで表した表示にも容易に切替えられる。
図11は、図10で現状のグラフボタンBT2が操作されている状態から、ボタンBT1を操作した場合に切り替わる2次元グラフを例示する図である。縦軸を処理水質の濃度、横軸を時間軸として、現状または任意の操作値で処理水質がどのように変化するのかの推定結果を表示する。
同図では、1つのボタンBT1の操作により、3つの処理水質「PO4−P」「NH4−N」「NO3−N」のグラフを連動して切り替えた場合を示しているが、各処理水質毎にボタンが用意されているように、グラフの内容を選択的に操作することも可能である。
以上に述べたように本実施形態によれば、操作値に対する複数の処理水質の推定結果を1画面内で比較して表示できるため、設定すべき操作値を視覚的に理解し易い形態で認識することができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…処理水質推定装置、2…ユーザ、3…監視制御システム、4…計測装置、5…上下水道プラント、6…流入水、7…処理水、11…入力情報取得部、12…入力情報格納部、13,131,132…推定演算部、14…集約演算指令部、15…推定モデル格納部、16…推定結果格納部、17…集約演算部、18…集約演算モデル格納部、21…集約演算モデル更新部、22…推定演算指令部、23…GUI表示部、100…制御対象プラント。

Claims (9)

  1. 制御対象プラントで処理が必要な水質の計測により得られる統計情報と、操作値情報とを入力情報として取得する入力情報取得部と、
    前記入力情報取得部で取得した入力情報を格納する入力情報格納部と、
    それぞれ異なるアルゴリズムで入力情報を用いた処理水質の推定値を算出する複数の推定モデルを格納する推定モデル格納部と、
    前記入力情報格納部に格納される入力情報と、前記推定モデル格納部に格納される複数の推定モデルとを用いて処理水質の推定値を算出する推定演算部と、
    前記推定演算部で算出した処理水質推定値を格納する推定結果格納部と、
    複数の処理水質推定値を集約する集約演算モデルを複数格納する集約演算モデル格納部と、
    前記推定結果格納部に格納される複数の処理水質推定値を、前記集約演算モデル格納部に格納される集約演算モデルを用いて集約する集約演算部と、
    前記入力情報格納部に格納された入力情報に基づいて、前記集約演算部が用いる集約演算モデルを指令する集約演算指令部と、
    を備える処理水質推定装置。
  2. 前記推定モデル格納部は、1つ以上の物理・化学モデルの静的解析に基づく推定モデルと、1つ以上の機械学習モデルのデータ解析に基づく推定モデルとを格納し、
    前記集約演算指令部は、前記入力情報格納部に格納された入力情報がそれぞれに事前に設定される定常値範囲を外れているか否かに基づいて、物理・化学モデルの静的解析に基づく推定モデルでの推定結果を用いる集約演算モデルと、機械学習モデルのデータ解析に基づく推定モデルでの推定結果を用いる集約演算モデルとを選択して指令する、
    請求項1記載の処理水質推定装置。
  3. 前記入力情報格納部に格納される入力情報に含まれる統計情報中の現在の処理水質計測値と、前記推定結果格納部に格納される過去の処理水質推定値とに基づき、前記集約演算モデル格納部に格納される集約演算モデルを更新する集約演算モデル更新部をさらに備える、請求項1記載の処理水質推定装置。
  4. 前記推定演算部は、複数で並列して推定モデルを用いた演算を実行し、
    前記複数の推定演算部それぞれに前記推定モデル格納部に格納される推定モデルを割り付けて演算を実行させる推定演算指令部をさらに備える、
    請求項1記載の処理水質推定装置。
  5. 前記推定演算指令部は、前記集約演算モデル格納部に格納される集約演算モデルで使用される推定結果とその重要度に基づき、前記推定演算部に割り付ける推定モデルを限定し、重要度に応じた優先度を設定して、前記複数の推定演算部それぞれに推定モデルを割り付けて演算を実行させる、請求項4記載の処理水質推定装置。
  6. 前記推定演算指令部は、前記推定演算部でまだ算出されていない推定結果に代えて、前記推定結果格納部から対応する過去の推定結果を前記集約演算部に読み出させ、集約演算モデルの演算を実行させる、請求項4または5記載の処理水質推定装置。
  7. 前記集約演算部が集約した処理水質推定値を、操作値と予測時間の関係を示すグラフ化して表示するグラフ表示部をさらに備える、請求項1記載の処理水質推定装置。
  8. 制御対象プラントで処理が必要な水質の計測により得られる統計情報と、操作値情報とを入力情報として取得する入力情報取得工程と、
    前記入力情報取得工程で取得した入力情報を格納する入力情報格納工程と、
    それぞれ異なるアルゴリズムで入力情報を用いた処理水質の推定値を算出する複数の推定モデルを格納する推定モデル格納工程と、
    前記入力情報格納工程で格納した入力情報と、前記推定モデル格納工程で格納した複数の推定モデルとを用いて処理水質の推定値を算出する推定演算工程と、
    前記推定演算工程で算出した処理水質推定値を格納する推定結果格納工程と、
    複数の処理水質推定値を集約する集約演算モデルを複数格納する集約演算モデル格納工程と、
    前記推定結果格納工程で格納した複数の処理水質推定値を、前記集約演算モデル格納工程で格納した集約演算モデルを用いて集約する集約演算工程と、
    前記入力情報格納工程で格納した入力情報に基づいて、前記集約演算工程で用いる集約演算モデルを指令する集約演算指令工程と、
    を有する処理水質推定方法。
  9. コンピュータが実行するプログラムであって、前記コンピュータを、
    制御対象プラントで処理が必要な水質の計測により得られる統計情報と、操作値情報とを入力情報として取得する入力情報取得部と、
    前記入力情報取得部で取得した入力情報を格納する入力情報格納部と、
    それぞれ異なるアルゴリズムで入力情報を用いた処理水質の推定値を算出する複数の推定モデルを格納する推定モデル格納部と、
    前記入力情報格納部で格納した入力情報と、前記推定モデル格納部で格納した複数の推定モデルとを用いて処理水質の推定値を算出する推定演算部と、
    前記推定演算部で算出した処理水質推定値を格納する推定結果格納部と、
    複数の処理水質推定値を集約する集約演算モデルを複数格納する集約演算モデル格納部と、
    前記推定結果格納部で格納した複数の処理水質推定値を、前記集約演算モデル格納部で格納した集約演算モデルを用いて集約する集約演算部と、
    前記入力情報格納部で格納した入力情報に基づいて、前記集約演算部で用いる集約演算モデルを指令する集約演算指令部と、
    して機能させるプログラム。
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