JP7092426B1 - 水成分推定装置、水成分推定方法、及び水成分推定プログラム - Google Patents

水成分推定装置、水成分推定方法、及び水成分推定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】フィルターを透過する水のデータを利用して水の成分を推定する。【解決手段】水成分推定装置22は、水を浄化するためのフィルター16に流入する水W1の第1の全有機体炭素データと、フィルター16から流出した水W2の第2の全有機体炭素データとを表す入力データを取得する。水成分推定装置22は、入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、学習済みモデルからフィルター16に流入する水の成分に関する出力データを出力させることにより、フィルター16に流入する水の成分を推定する。【選択図】図1

Description

本開示は、水成分推定装置、水成分推定方法、及び水成分推定プログラムに関するものである。
特許文献1には、複数の水処理プラントから収集したデータを効果的に活用するシステムが開示されている。このシステムは、水処理を分析するステップにおいて、蓄積する情報に基づいて水処理施設での分析結果を出力するように学習された学習済みモデルに、所定の水処理施設に関する情報を入力することで、当該水処理施設についての分析結果を出力する(例えば、請求項10を参照。)。
また、特許文献2には、別々の項目を測定する複数のセンサを有するセンサ装置において、測定項目を正確に計測するシステムが開示されている。このシステムは、複数のセンサのいずれかに異常があるか否かを推定するステップにおいて、過去に取得された複数項目の測定データを入力データ、当該測定データに基づく異常発生の判断を正解出力データとして学習された学習済みモデルに、前記取得した複数項目の測定データを入力することで、異常発生の有無を推定する(例えば、請求項7を参照。)。
また、特許文献3には、フィルターの分析を行う分析結果に基づいて、1以上のフィルターの性能又は採取された水についての解析を行う解析手段が開示されている(例えば、請求項1を参照。)。なお、許文献3における採取された水に関しては、特許文献3の段落[0043]において「処理済水が入力されるタイミング、処理済水がシャワーヘッド53から散水されたタイミング、排水がシャワーブース5から出力されたタイミング等、あらゆるタイミングの水を採取する。」と記載されている。
特許7016197号公報 特許7016196号公報 特許6732322号公報
ところで、様々な場所へ設置され得る水処理システム内には、水を浄化するためのフィルターが設置される場合が多い。このフィルターを水が透過することによりその水は浄化され、その他の各処理がその水に施されることにより、その水が再利用される場合もある。
この点、上記特許文献1に開示されている技術は、学習済みモデルを用いてある水処理施設で処理される水の水質データについての分析結果を取得する技術であり、フィルターを利用するものではない。また、上記特許文献2に開示されている技術も、学習済みモデルを用いて異常発生の判断をするものの、フィルターを利用するものではない。また、上記特許文献3に開示されている技術は、フィルターの性能を解析するものの、フィルターを透過した水を利用するものではない。
このため、従来技術は、水を浄化するためのフィルターを利用して水の成分を推定することができない、という課題がある。
本開示は、上記の事情を鑑みてなされたもので、フィルターを透過する水のデータを利用して水の成分を推定することができる、水成分推定装置、水成分推定方法、及び水成分推定プログラムを提供する。
本開示の第1態様は、水を浄化するためのフィルターに流入する水の第1の有機物データと前記フィルターから流出した水の第2の前記有機物データとを表す入力データを取得する取得部と、前記入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、前記学習済みモデルから前記フィルターに流入する水の成分に関する出力データを出力させることにより、前記フィルターに流入する水の成分を推定する推定部と、を含み、前記学習済みモデルは、前記フィルターに流入する水の学習用の第1の前記有機物データ及び前記フィルターから流出した水の学習用の第2の前記有機物データと、前記フィルターに流入する水の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられた学習用データから予め機械学習された学習済みモデルである、水成分推定装置である。
本開示の第2態様は、水を浄化するためのフィルターに流入する水の第1の有機物データと前記フィルターから流出した水の第2の前記有機物データとを表す入力データを取得し、前記入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、前記学習済みモデルから前記フィルターに流入する水の成分に関する出力データを出力させることにより、前記フィルターに流入する水の成分を推定する、処理をコンピュータが実行する水成分推定方法であって、前記学習済みモデルは、前記フィルターに流入する水の学習用の第1の前記有機物データ及び前記フィルターから流出した水の学習用の第2の前記有機物データと、前記フィルターに流入する水の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられた学習用データから予め機械学習された学習済みモデルである、水成分推定方法である。
本開示の第3態様は、水を浄化するためのフィルターに流入する水の第1の有機物データと前記フィルターから流出した水の第2の前記有機物データとを表す入力データを取得し、前記入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、前記学習済みモデルから前記フィルターに流入する水の成分に関する出力データを出力させることにより、前記フィルターに流入する水の成分を推定する、処理をコンピュータに実行させるための水成分推定プログラムであって、前記学習済みモデルは、前記フィルターに流入する水の学習用の第1の前記有機物データ及び前記フィルターから流出した水の学習用の第2の前記有機物データと、前記フィルターに流入する水の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられた学習用データから予め機械学習された学習済みモデルである、水成分推定プログラムである。
本開示によれば、フィルターを透過する水のデータを利用して水の成分を推定することができる、という効果が得られる。
本実施形態の水処理システムの概略構成の一例を示す図である。 本実施形態の水成分推定装置の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態の学習済みモデルの一例を示す図である。 本実施形態の学習装置の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態の学習用データの一例を示す図である。 水成分推定装置又は学習装置として機能するコンピュータの概略ブロック図である。 学習装置によって実行される処理を説明するための図である。 水成分推定装置によって実行される処理を説明するための図である。 本実施形態の水処理システムの変形例の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態の学習済みモデルの変形例を示す図である。 本実施形態の水処理システムの変形例の概略構成の一例を示す図である。 本実施形態の学習済みモデルの変形例を示す図である。 本実施形態の学習済みモデルの変形例を示す図である。 本実施形態の学習済みモデルの変形例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態を詳細に説明する。
<実施形態の水処理システム>
図1は、本実施形態の水処理システム10を示す図である。図1に示されるように、本実施形態の水処理システム10は、洗浄水を吐出する水栓12と、シンク14と、フィルター16と、第1センサ20Aと、第2センサ20Bと、水成分推定装置22と、を備える。フィルター16へ流れ込む水(以下、単に流入水とも称する。)W1は排水管18A内を流れる。また、フィルター16から流れ出た水(以下、単に流出水とも称する。)W2は、排水管18B内を流れる。なお、水処理システム10の構成は図1に限定されるものではない。図1は、実施形態である水処理システム10を説明するためのものであり、センサ、フィルター、及び排水管等の各種構成要素の配置及び構成は、図1に限定されるものではない。
第1センサ20A及び第2センサ20Bと水成分推定装置22とは電気的に接続されており、水成分推定装置22は第1センサ20A及び第2センサ20Bから出力された信号を取得する。
例えば、水処理システム10が可搬である場合には、任意の場所に設置可能であるため、屋内、屋外など様々な場所に設置され得る。例えば、水処理システム10は、特開2022‐014999号公報に開示されているような手洗い装置に搭載される。なお、水処理システム10は、可搬でなくともよい。水処理システム10が可搬でない場合の設置例としては、例えば、車両等の移動体に設置される場合又は利用者により任意の場所に設置される場合等がある。水処理システム10が車両等の移動体に設置される場合の例としては、例えば、キャンピングカー、寝台列車、飛行機、又は客船等における手洗い、シャワー、又は簡易キッチン等として水処理システム10が設置され得る。水処理システム10が任意の場所に設置される場合の例としては、例えば、コンテナハウス、キャンプ施設、別荘、山小屋、又はゴルフ場等の屋外施設等における手洗い、シャワー、又は簡易キッチン等として水処理システム10が設置され得る。
水栓12は洗浄水を吐出する。なお、水栓12から吐出される洗浄水は、ユーザによって手洗い等に利用される。
シンク14は、ユーザによって使用された洗浄水(以下、単に「対象水」とも称する。)を受ける。シンク14の底部には、槽内に吐水された洗浄水を排水するための排水口(図示省略)が形成されている。シンク14の排水口から排出された対象水は流入水W1となり、排水管18Aを通ってフィルター16を透過する。また、フィルター16を透過した流出水W2は排水管18B内を流れる。
フィルター16は、流入水W1を浄化するためのものである。フィルター16は、例えば、活性炭フィルター又はRO(Reverse Osmosis)フィルター等であるが、これに限定されない。
第1センサ20A及び第2センサ20Bは、水処理システム10内部に設置され、水に含まれる全有機体炭素(TOC:Total Organic Carbon)を検知する。具体的には、第1センサ20Aは流入水W1に含まれる全有機体炭素データを検知する。また、第2センサ20Bは流出水W2に含まれる全有機体炭素データを検知する。なお、本実施形態では、水中に含まれる有機物を表す有機物データの一例として、全有機体炭素データを利用する場合を例に説明する。
水成分推定装置22は、第1センサ20Aによって検知された流入水W1に含まれる全有機体炭素を表す全有機体炭素データ(以下、単に「第1の全有機体炭素データ」とも称する。)と、第2センサ20Bによって検知された流出水W2に含まれる全有機体炭素を表す全有機体炭素データ(以下、単に「第2の全有機体炭素データ」とも称する。)とに基づいて、流入水W1の成分を推定する。
水に含まれる全有機体炭素データは、水の成分を推定する際の有用なデータであると考えられる。また、水がフィルターを透過する場合、フィルターを透過する前後において水に含まれる全有機体炭素は変化すると予想される。このため、このフィルターを透過する前後の水に含まれる全有機体炭素データを利用すれば、水の成分を簡易かつ精度良く推定することができると予想される。
そこで、本実施形態の水処理システム10の水成分推定装置22は、第1の全有機体炭素データ及び第2の全有機体炭素データと、予め学習された学習済みモデルとに基づいて流入水W1の成分を推定する。以下、具体的に説明する。
水成分推定装置22は、機能的には、図2に示されるように、データ記憶部24、学習済みモデル記憶部26、結果記憶部28、取得部30、及び推定部32を備えている。
データ記憶部24には、第1センサ20Aによって検知された第1の全有機体炭素データと、第2センサ20Bによって検知された第2の全有機体炭素データとが格納される。
学習済みモデル記憶部26には、予め機械学習により生成された学習済みモデルが格納されている。図3に、本実施形態の学習済みモデルを説明するための図を示す。図3に示されているように、本実施形態の学習済みモデルM1は、第1の全有機体炭素データと第2の全有機体炭素データとが入力されると、流入水W1の成分が出力されるように構成されている。学習済みモデルM1は、例えば、既知の機械学習モデルであるニューラルネットワークモデル等である。
結果記憶部28には、後述する推定部32によって推定された流入水W1の成分の結果が格納される。
取得部30は、データ記憶部24に格納されている第1の全有機体炭素データ及び第2の全有機体炭素データを、後述する学習済みモデルM1への入力データとして取得する。
推定部32は、取得部30により取得された入力データを、学習済みモデル記憶部26に格納されている学習済みモデルM1に対して入力する。学習済みモデルM1からは、流入水W1の成分に関する出力データが出力される。これにより、流入水W1の成分を推定することができる。
なお、学習済みモデル記憶部26に格納される学習済みモデルは、例えば、図4に示される学習装置40によって予め学習される。
学習装置40は、機能的には、図4に示されるように、学習用データ記憶部42、学習部44、及び学習済みモデル記憶部46を備えている。
学習用データ記憶部42には、図3に示される学習済みモデルM1を生成するための学習用データが格納される。図5に、学習用データの一例を説明するための図を示す。図5に示されるように、本実施形態の学習用データは、フィルター16への流入水W1の学習用の第1の全有機体炭素データ及びフィルターからの流出水W2の学習用の第2の全有機体炭素データと、フィルター16への流入水W1の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられたデータである。この学習用データは、例えば、実験等によって予め収集される。なお、実験等に限らず、実運用中の水処理システム10から収集されたデータも学習用データとして利用することが可能である。
学習部44は、学習用データ記憶部42に格納されている複数の学習用データを読み出す。そして、学習部44は、読み出した複数の学習用データに基づいて、所定の機械学習モデルを教師あり機械学習アルゴリズムを用いて学習させることにより、学習済みモデルM1を生成する。
学習済みモデル記憶部46には、学習部44によって生成された学習済みモデルM1が格納される。
水成分推定装置22及び学習装置40は、例えば、図6に示すコンピュータ50で実現することができる。コンピュータ50はCPU51、一時記憶領域としてのメモリ52、及び不揮発性の記憶部53を備える。また、コンピュータ50は、入出力装置等(図示省略)が接続される入出力interface(I/F)54、及び記録媒体59に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するread/write(R/W)部55を備える。また、コンピュータ50は、インターネット等のネットワークに接続されるネットワークinterface(I/F)56を備える。CPU51、メモリ52、記憶部53、入出力I/F54、R/W部55、及びネットワークI/F56は、バス57を介して互いに接続される。
記憶部53は、Hard Disk Drive(HDD)、solid state drive(SSD)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部53には、コンピュータ50を機能させるためのプログラムが記憶されている。CPU51は、プログラムを記憶部53から読み出してメモリ52に展開し、プログラムが有するプロセスを順次実行する。
なお、プログラムにより実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはApplication Specific Integrated Circuit(ASIC)等で実現することも可能である。
<学習装置40の作用>
次に、実施形態の学習装置40の作用について説明する。複数の学習用データが学習用データ記憶部42に格納され、学習装置40が学習処理の指示信号を受け付けると、図7に示す学習処理ルーチンを実行する。
ステップS100において、学習部44は、学習用データ記憶部42に格納されている複数の学習用データを取得する。
ステップS102において、学習部44は、ステップS100で取得された複数の学習用データに基づいて、所定の機械学習モデルを教師あり機械学習アルゴリズムを用いて学習させることにより、学習済みモデルM1を生成する。
ステップS104において、学習部44は、ステップS102で生成した学習済みモデルM1を学習済みモデル記憶部46へ格納して、学習処理ルーチンを終了する。
<水成分推定装置22の作用>
次に、実施形態の水成分推定装置22の作用について説明する。水成分推定装置22へ学習済みモデルM1が入力されると、水成分推定装置22は学習済みモデルM1を学習済みモデル記憶部26へ格納する。また、水成分推定装置22は、第1センサ20Aによって逐次検知される第1の全有機体炭素データ及び第2センサ20Bによって逐次検知される第2の全有機体炭素データをデータ記憶部24へ格納する。水成分推定装置22は、水成分推定の指示信号を受け付けると、図8に示す推定処理ルーチンを実行する。
ステップS200において、取得部30は、データ記憶部24に格納されている第1の全有機体炭素データ及び第2の全有機体炭素データを入力データとして取得する。
ステップS202において、推定部32は、学習済みモデル記憶部26に格納されている学習済みモデルM1を読み出す。
ステップS204において、推定部32は、ステップS200で取得された入力データを、ステップS202で読み出された学習済みモデルM1に対して入力する。学習済みモデルM1からは、流入水W1の成分に関する出力データが出力される。推定部32は、この出力データを流入水W1の成分として取得する。
ステップS206において、推定部32は、ステップS204で取得された流入水W1の成分を結果記憶部28へ格納して、推定処理ルーチンを終了する。
なお、この結果記憶部28に格納された流入水W1の成分は、例えば、水処理システム10内での各種の制御に利用される。または、結果記憶部28に格納された流入水W1の成分のデータは、外部のサーバ(図示省略)へ送信される。
以上説明したように、実施形態に係る水処理システム10の水成分推定装置22は、水を浄化するためのフィルターへの流入水の第1の全有機体炭素データと、フィルターからの流出水の第2の全有機体炭素データとを表す入力データを取得する。水成分推定装置22は、入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、学習済みモデルからフィルターへの流入水の成分に関する出力データを出力させることにより、フィルターへの流入水の成分を推定する。なお、学習済みモデルは、フィルターへの流入水の学習用の第1の全有機体炭素データ及びフィルターからの流出水の学習用の第2の全有機体炭素データと、フィルターへの流入水の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられた学習用データから予め機械学習された学習済みモデルである。これにより、水を浄化するためのフィルターを透過する前後の水のデータを利用して、水の成分を推定することができる。
具体的には、水に含まれる全有機体炭素はその水の成分に関係しているため、フィルター16への流入水W1の全有機体炭素データとフィルター16からの流出水W2の全有機体炭素データとを用いることにより、流入水W1の成分を精度良くかつ簡易に推定することができる。
なお、本開示は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。
例えば、水処理システムの複数のフィルターの間には、全有機体炭素データを検知する複数のセンサを設置し、その複数のセンサによって検知された全有機体炭素データに基づいて水の成分を推定するようにしてもよい。図9に本実施形態の変形例1である水処理システム210を示す。図9の水処理システム210は、フィルター16Bと第3センサ20Cとを更に備えている。このため、水処理システム210は、複数のフィルター16A,16Bを備えており、複数のフィルター16A,16Bの間には、全有機体炭素データを検知する第1センサ20A、第2センサ20B、及び第3センサ20Cが設置されている。
フィルター16Bからの流出水W3は、排水管18Cを流れる。第3センサ20Cは、流出水W3 の全有機体炭素データを検知する。この場合、水処理システム210の水成分推定装置22は、複数のフィルター16A,16Bの間に設置された第1センサ20A、第2センサ20B、及び第3センサ20Cによって検知された全有機体炭素データを入力データとして学習済みモデルへ入力する。そして、学習済みモデルは、フィルター16Aへの流入水W1の成分に関する出力データを出力する。この場合の学習済みモデルは、第1センサ20A、第2センサ20B、及び第3センサ20Cによって検知される学習用の全有機体炭素データと学習用の水の成分に関するデータとが関連付けられた学習用データに基づき予め学習されている。この場合の学習済みモデルは、例えば、図10に示されるような学習済みモデルM2となる。
または、例えば、水処理システムは水成分推定装置22を備えていなくてもよい。例えば、図11に本実施形態の変形例2である水処理システム310を示す。図11に示される例では、水成分推定装置22は、水処理システム310内部ではなく外部に存在している。水処理システム310はデータ送信装置21を備えており、このデータ送信装置21が全有機体炭素データを取得し、ネットワークNWを介してその全有機体炭素データを水成分推定装置22へ送信する。水成分推定装置22は、データ送信装置21から送信された全有機体炭素データに基づいて流入水W1の成分を推定する。
また、学習済みモデルの入力データには、フィルターに関するデータが更に含まれ、学習済みモデルの学習用データにも、学習用のフィルターに関するデータが更に含まれるようにしてもよい。この場合の学習済みモデルは、例えば、図12に示されるような学習済みモデルM3となる。この場合、例えば、フィルターに関するデータには、フィルターの識別データ、フィルターの材質を表すデータ、フィルターの使用履歴データ、フィルターの耐性特徴に関するデータ、フィルターの劣化傾向に関するデータ、フィルターの目詰まりパターンに関するデータ、及びフィルターのハウジングに関するデータの少なくとも1つが含まれるようにしてもよい。フィルターが有する特性によって、フィルターを透過した水の前後の全有機体炭素データは異なるものと予想されるため、フィルターの識別データを利用することにより、水の成分を精度良く推定することができる。また、フィルターの材質を表すデータ、フィルターの耐性特徴に関するデータ、フィルターの劣化傾向に関するデータ、及びフィルターの目詰まりパターンに関するデータの少なくとも1つも、同様にフィルターが有する特性を表すものであるため、これらのデータを利用することにより、水の成分を精度良く推定することができる。また、フィルターのハウジングに関するデータとしては、フィルターのハウジングの大きさが挙げられる。フィルターのハウジングの大きさは、フィルターの性能に関係しているため、これを考慮することにより、水の成分を精度良く推定することができる。なお、フィルターの使用履歴データには、フィルターに流入した累積の全有機炭素量を表すデータ、フィルターから流出した累積の全有機炭素量を表すデータ、フィルターの使用時間、及びフィルターの前後の水圧データの少なくとも1つが含まれるようにしてもよい。これらのデータは、例えば、水処理システム内に設置されるセンサによって取得される。
また、学習済みモデルの入力データには、水に関する他のデータが更に含まれ、学習用データにも学習用の水に関する他のデータが更に含まれるようにしてもよい。この場合の学習済みモデルは、例えば、図13に示されるような学習済みモデルM4となる。この場合、例えば、水に関するデータには、水の温度を表すデータ、水の電気伝導度を表すデータ、水の濁度を表すデータ、水のpHデータ、及び水の酸化還元電位を表すデータの少なくとも1つが含まれるようにしてもよい。これらのデータは、例えば、水処理システム内に設置されるセンサによって取得される。
また、学習済みモデルの入力データは、第1の全有機体炭素データと第2の全有機体炭素データとの間の比率データであり、学習済みモデルの学習用データは、学習用の第1の全有機体炭素データと学習用の第2の全有機体炭素データとの間の比率データであってもよい。この場合の学習済みモデルは、例えば、図14に示されるような学習済みモデルM5となる。
また、学習済みモデルの入力データ及び学習用データには、水を表す画像データが含まれていても良い。水の色等は水の成分を表しているともいえるため、水の画像データを利用することにより、水の成分を精度良く推定することができる。
また、上記実施形態では、学習済みモデルは機械学習モデルである場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、学習済みモデルは、機械学習モデルではなく、線形回帰等の統計的なモデルであってもよい。
また、上記実施形態では、水中に含まれる有機物を表す有機物データの一例として、全有機体炭素データを利用する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。有機物データとしては、例えば、全有機体炭素データであるTOC(Total Organic Carbon)、COD(Chemical Oxygen Demand)、及びBOD(Biochemical Oxygen Demand)の3種類があり、これら3種類の何れかのデータであってもよい。また、これらのデータを計測するセンサとしては、どのようなものを用いてもよく、それぞれの正規の測定方法以外に紫外吸光による近似測定を用いてもよい。なお、BODに含まれる有機物については、無機物測定センサ(例えば、亜硝酸センサ)によって別途センシングしている無機物のセンシング結果を利用することにより、有機物濃度を補正するようにしてもよい。
また、本願明細書中において、プログラムが予めインストールされている実施形態として説明したが、当該プログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。例えば、プログラムは、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、及びUSB(Universal Serial Bus)メモリ等の非一時的(non-transitory)記憶媒体に記憶された形態で提供されてもよい。また、プログラムは、ネットワークを介して外部装置からダウンロードされる形態としてもよい。
なお、上記実施形態でCPUがソフトウェア(プログラム)を読み込んで実行した処理を、CPU以外の各種のプロセッサが実行してもよい。この場合のプロセッサとしては、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なPLD(Programmable Logic Device)、及びASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等が例示される。または、プロセッサとしては、GPGPU(General-purpose graphics processing UNIT)を用いてもよい。また、各処理を、これらの各種のプロセッサのうちの1つで実行してもよいし、同種又は異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、及びCPUとFPGAとの組み合わせ等)で実行してもよい。また、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路である。
また、本実施形態の各処理を、汎用演算処理装置及び記憶装置等を備えたコンピュータ又はサーバ等により構成して、各処理がプログラムによって実行されるものとしてもよい。このプログラムは記憶装置に記憶されており、磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリ等の記録媒体に記録することも、ネットワークを通して提供することも可能である。もちろん、その他いかなる構成要素についても、単一のコンピュータやサーバによって実現しなければならないものではなく、ネットワークによって接続された複数のコンピュータに分散して実現してもよい。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願、および技術規格は、個々の文献、特許出願、および技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
なお、上記実施形態においては、「××のみに基づいて」、「××のみに応じて」、「××のみの場合」というように「のみ」との記載がなければ、本明細書においては、付加的な情報も考慮し得ることが想定されていることに留意されたい。一例として、「aの場合にbする」という記載は、明示した場合を除き、「aの場合に常にbする」ことを必ずしも意味しない。
また、何らかの方法、プログラム、端末、装置、サーバ又はシステム(以下「方法等」)において、本明細書で記述された動作と異なる動作を行う側面があるとしても、開示の技術の各態様は、本明細書で記述された動作のいずれかと同一の動作を対象とするものであり、本明細書で記述された動作と異なる動作が存在することは、当該方法等を本開示の技術の各態様の範囲外とするものではない。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
水を浄化するためのフィルターに流入する水の第1の有機物データと前記フィルターから流出した水の第2の有機物データとを表す入力データを取得する取得部と、
前記入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、前記学習済みモデルから前記フィルターに流入する水の成分に関する出力データを出力させることにより、前記フィルターに流入する水の成分を推定する推定部と、を含み、
前記学習済みモデルは、前記フィルターに流入する水の学習用の第1の前記有機物データ及び前記フィルターから流出した水の学習用の第2の前記有機物データと、前記フィルターに流入する水の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられた学習用データから予め機械学習された学習済みモデルである、
水成分推定装置。
(付記2)
前記入力データには、前記フィルターに関するデータが更に含まれ、
前記学習用データには、学習用の前記フィルターに関するデータが更に含まれる、
付記1に記載の水成分推定装置。
(付記3)
前記フィルターに関するデータには、前記フィルターの識別データ、前記フィルターの使用履歴データ、及び前記フィルターのハウジングに関するデータの少なくとも1つが含まれる、
付記2に記載の水成分推定装置。
(付記4)
前記使用履歴データには、前記フィルターの使用時間及び前記フィルターの前後の水圧データの少なくとも1つが含まれる、
付記3に記載の水成分推定装置。
(付記5)
前記入力データには、前記水に関するデータが更に含まれ、
前記学習用データには、学習用の前記水に関するデータが更に含まれる、
付記1~付記4の何れか1項に記載の水成分推定装置。
(付記6)
前記水に関するデータには、前記水の温度を表すデータ、前記水の電気伝導度を表すデータ、前記水の濁度を表すデータ、前記水のpHデータ、及び前記水の酸化還元電位を表すデータの少なくとも1つが含まれる、
付記5に記載の水成分推定装置。
(付記7)
前記入力データは、前記第1の有機物データと前記第2の有機物データとの比率を表す比率データであり、
前記学習用データは、学習用の第1の有機物データと前記第2の有機物データとの比率を表す比率データである、
付記1~付記6の何れか1項に記載の水成分推定装置。
(付記8)
前記フィルターは複数であり、
複数の前記フィルターの間には、有機物データを検知するセンサが設置されており、
前記入力データは、複数の前記フィルターの間に設置された前記センサによって検知された前記有機物データである、
付記1~付記7の何れか1項に記載の水成分推定装置。
(付記9)
水を浄化するためのフィルターに流入する水の第1の有機物データと前記フィルターから流出した水の第2の有機物データとを表す入力データを取得し、
前記入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、前記学習済みモデルから前記フィルターに流入する水の成分に関する出力データを出力させることにより、前記フィルターに流入する水の成分を推定する、
処理をコンピュータが実行する水成分推定方法であって、
前記学習済みモデルは、前記フィルターに流入する水の学習用の第1の前記有機物データ及び前記フィルターから流出した水の学習用の第2の前記有機物データと、前記フィルターに流入する水の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられた学習用データから予め機械学習された学習済みモデルである、
水成分推定方法。
(付記10)
水を浄化するためのフィルターに流入する水の第1の有機物データと前記フィルターから流出した水の第2の有機物データとを表す入力データを取得し、
前記入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、前記学習済みモデルから前記フィルターに流入する水の成分に関する出力データを出力させることにより、前記フィルターに流入する水の成分を推定する、
処理をコンピュータに実行させるための水成分推定プログラムであって、
前記学習済みモデルは、前記フィルターに流入する水の学習用の第1の前記有機物データ及び前記フィルターから流出した水の学習用の第2の前記有機物データと、前記フィルターに流入する水の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられた学習用データから予め機械学習された学習済みモデルである、
水成分推定プログラム。
10 水処理システム
12 水栓
14 シンク
16A,16B フィルター
20A センサ
20B センサ
20C センサ
21 データ送信装置
22 水成分推定装置
24 データ記憶部
26 学習済みモデル記憶部
28 結果記憶部
30 取得部
32 推定部
40 学習装置
42 学習用データ記憶部
44 学習部
46 学習済みモデル記憶部
50 コンピュータ

Claims (10)

  1. 水を浄化するためのフィルターに流入する水の第1の有機物データと前記フィルターから流出した水の第2の有機物データとを表す入力データを取得する取得部と、
    前記入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、前記学習済みモデルから前記フィルターに流入する水の成分に関する出力データを出力させることにより、前記フィルターに流入する水の成分を推定する推定部と、を含み、
    前記学習済みモデルは、前記フィルターに流入する水の学習用の第1の前記有機物データ及び前記フィルターから流出した水の学習用の第2の前記有機物データと、前記フィルターに流入する水の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられた学習用データから予め機械学習された学習済みモデルである、
    水成分推定装置。
  2. 前記入力データには、前記フィルターに関するデータが更に含まれ、
    前記学習用データには、学習用の前記フィルターに関するデータが更に含まれる、
    請求項1に記載の水成分推定装置。
  3. 前記フィルターに関するデータには、前記フィルターの識別データ、前記フィルターの材質を表すデータ、前記フィルターの使用履歴データ、前記フィルターの耐性特徴に関するデータ、前記フィルターの劣化傾向に関するデータ、前記フィルターの目詰まりパターンに関するデータ、及び前記フィルターのハウジングに関するデータの少なくとも1つが含まれる、
    請求項2に記載の水成分推定装置。
  4. 前記使用履歴データには、前記フィルターに流入した累積の全有機炭素量を表すデータ、前記フィルターから流出した累積の全有機炭素量を表すデータ、前記フィルターの使用時間、及び前記フィルターの前後の水圧データの少なくとも1つが含まれる、
    請求項3に記載の水成分推定装置。
  5. 前記入力データには、前記水に関するデータが更に含まれ、
    前記学習用データには、学習用の前記水に関するデータが更に含まれる、
    請求項1に記載の水成分推定装置。
  6. 前記水に関するデータには、前記水の温度を表すデータ、前記水の電気伝導度を表すデータ、前記水の濁度を表すデータ、前記水のpHデータ、及び前記水の酸化還元電位を表すデータの少なくとも1つが含まれる、
    請求項5に記載の水成分推定装置。
  7. 前記入力データは、前記第1の有機物データと前記第2の有機物データとの比率を表す比率データであり、
    前記学習用データは、学習用の第1の有機物データと前記第2の有機物データとの比率を表す比率データである、
    請求項1に記載の水成分推定装置。
  8. 前記フィルターは複数であり、
    複数の前記フィルターの間には、有機物データを検知するセンサが設置されており、
    前記入力データは、複数の前記フィルターの間に設置された前記センサによって検知された前記有機物データである、
    請求項1~請求項7の何れか1項に記載の水成分推定装置。
  9. 水を浄化するためのフィルターに流入する水の第1の有機物データと前記フィルターから流出した水の第2の有機物データとを表す入力データを取得し、
    前記入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、前記学習済みモデルから前記フィルターに流入する水の成分に関する出力データを出力させることにより、前記フィルターに流入する水の成分を推定する、
    処理をコンピュータが実行する水成分推定方法であって、
    前記学習済みモデルは、前記フィルターに流入する水の学習用の第1の前記有機物データ及び前記フィルターから流出した水の学習用の第2の前記有機物データと、前記フィルターに流入する水の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられた学習用データから予め機械学習された学習済みモデルである、
    水成分推定方法。
  10. 水を浄化するためのフィルターに流入する水の第1の有機物データと前記フィルターから流出した水の第2の有機物データとを表す入力データを取得し、
    前記入力データを、予め学習された学習済みモデルに対して入力し、前記学習済みモデルから前記フィルターに流入する水の成分に関する出力データを出力させることにより、前記フィルターに流入する水の成分を推定する、
    処理をコンピュータに実行させるための水成分推定プログラムであって、
    前記学習済みモデルは、前記フィルターに流入する水の学習用の第1の前記有機物データ及び前記フィルターから流出した水の学習用の第2の前記有機物データと、前記フィルターに流入する水の学習用の成分に関する成分データと、が関連付けられた学習用データから予め機械学習された学習済みモデルである、
    水成分推定プログラム。
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