JP2020111357A - ケース矯正装置 - Google Patents
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Abstract
Description
ケースが変形していたり、正規の位置からずれていると、ケースに内容物を装填する際に、ロボットがケースに接触ないしは衝突し、内容物をケースに収容できなかったり、ロボット又はケースの損傷を招くことになる。このような不都合を回避するために、ケースを矯正する装置が開発されている。
棒状をなして垂下する引掛部を含む4つの矯正部材と、
上記4つの矯正部材を、上記引掛部が上記ケースに挿入された位置から、放射状に互いに離れる方向に移動させ、上記引掛部により上記ケースの四隅部をそれぞれ上記基準位置に矯正する4つの駆動部と、
を備えたことを特徴とする。
また、棒状の引掛部を有する矯正部材によりケースの四隅部を矯正するので、ケースの隅部に位置する引掛部と内容物との接触面積を最小限にすることができる。特に断面円形の長尺の内容物をケースに縦に装填する場合には、内容物とケースの隅部との間の小さなスペースに引掛部が配置されるので、引掛部と内容物の接触を殆ど無くすことができる。これにより、内容物の装填終了後に引掛部をケースから抜き取る際に、内容物の装填状態を乱したり内容物がケースから離脱するのを防ぐことができる。
上記構成によれば、内容物の形状や装填の仕方と関係なく、引掛部と内容物の接触をより一層抑制することができる。
上記構成によれば、矯正部材および駆動部の構成を簡略化することができる。
コンベア1は、前ステージにおいてプラスチック製、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)製の袋60を掛けられた段ボール等からなるケース50を、箱詰めステージへと搬送する。ケース50はこの箱詰めステージでストッパにより所定位置に止められ、ロボットにより内容物が装填される。
上記袋60の外側部62の折り返し部62x(最下位部)は、フラップ52a,52bの下縁より低い位置にある。
フラップ52a,52bは、ケース50に袋60を掛ける際に外側に折られて、それぞれ側壁51a、51bの外面と対向している。フラップ52a,52bは袋60の外側部62に拘束され、側壁51a,51bから離れる方向に開くのを禁じられているが、この拘束状態で側壁51a,51bから離れている(図2参照)。
昇降フレーム4aはコンベア1に沿って延びており、その両端に形成された垂直をなす板部4cを介して、図示しない垂直ガイドにより上下動可能に支持されている。
各第1隅部ユニット5は、支持ブラケット10と、この支持ブラケット10に支持された矯正機構20および第1押圧機構30と、を有している。
各第2隅部ユニット6は、支持ブラケット10’と、この支持ブラケット10’に支持された矯正機構20および第2押圧機構40と、を有している。
2つの第1押圧機構30と、2つの第2押圧機構40と、支持フレーム3と、昇降機構4により、後述の作用をなす袋上げ装置9(図1にのみ符号を付す)が構成されている。支持フレーム3と昇降機構4は、ケース矯正装置8と袋上げ装置9の共有の構成である。
下側水平板部13’の下面には、エアシリンダ45の本体部が固定されており、そのロッド45aの軸線は、箱詰めステージにあるケース本体51の側壁51aと直交する方向に延びている。ロッド45aの先端には、垂直をなす平板形状の押さえ部41が固定されている。押さえ部41の押さえ面41aはケース本体51の側壁51aと平行をなしており、この押さえ面41aには、ウレタンシート製のパッド43が取り付けられている。
図5Aには、正規形状で正規の位置にあるケース50が想像線で示されている。この想像線で示すケース50の隅部の位置が基準位置Pである。これに対して、図5Aに実線で誇張して示すようにケース50が変形していたり正規位置からずれている場合には、ケース50の隅部は上記基準位置Pから外れている。上述したように4つのフック25が放射状に移動することにより、図5Aに実線で示すケース50の隅部は、上記フック25の引掛部25bに引っ掛けられて、図5Bに示すように基準位置Pへと移動される。その結果、ケース50の位置が矯正されるとともに、ケース50の形状も正規形状に矯正される。
なお、図5A〜図5Cに図示しないが、内容物100は、ケース本体51に袋60の内側部61を介して装填される。
上記フラップ52a,52bの押圧状態において、上記パッド34,43,44は、袋60の二重の外側部62のうち、外周部62bに接している。
上記実施形態において、断面円形の内容物をケースに縦に装填する場合について説明したが、内容物の形状および装填の仕方に特に制約はない。矯正部材の引掛部は棒状をなし、ケースの隅部に配置されているため、内容物との接触は最小限に抑えることができる。また、上記実施形態のように矯正部材の引掛部をケースの上端部開口のみに浅く挿入する場合には、より一層内容物との接触を抑えることができる。
引掛部の断面形状は円の他に多角形を採用することもできる。
上記実施形態では、コンベアおよび支持フレームが水平であるが、内容物の装填を容易にするために例えば30°程度傾かせてもよい。この場合、上記実施形態の全ての構成要素が傾いて配置される。
4 昇降機構
8 ケース矯正装置
20 矯正機構
21 エアシリンダ(駆動部)
25 フック(矯正部材)
25a 連結部
25b 引掛部
50 ケース
Claims (4)
- ケースに内容物を装填する前にケースの四隅部を基準位置に矯正し、上記内容物の装填時にこの矯正状態を維持するケース矯正装置において、
棒状をなして垂下する引掛部を含む4つの矯正部材と、
上記4つの矯正部材を、上記引掛部が上記ケースに挿入された位置から、放射状に互いに離れる方向に移動させ、上記引掛部により上記ケースの四隅部をそれぞれ上記基準位置に矯正する4つの駆動部と、
を備えたことを特徴とするケース矯正装置。 - 上記矯正部材の引掛部は、上記ケースの上端部開口にのみ挿入されることを特徴とする請求項1に記載のケース矯正装置。
- 上記駆動部がエアシリンダからなり、
上記矯正部材が棒形状のフックからなり、上記フックは、上記引掛部と、上記引掛部と直交する連結部を含み、
上記連結部が上記エアシリンダのロッドと同軸をなして連結されていることを特徴とする請求項1または2に記載のケース矯正装置。 - さらに、上記ケースの上方に配置された支持フレームと、上記支持フレームを昇降させる昇降機構とを備え、上記支持フレームに上記4つの駆動部が設置されており、
上記昇降機構により上記支持フレームが下降することにより、上記矯正部材の引掛部が上記ケースに挿入され、上記内容物の装填終了後に上記昇降機構により上記支持フレームを上昇させることにより、上記引掛部が上記ケースの隅部から離脱することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のケース矯正装置。
Priority Applications (1)
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JP2019003133A JP7210102B2 (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | ケース矯正装置 |
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JP2019003133A JP7210102B2 (ja) | 2019-01-11 | 2019-01-11 | ケース矯正装置 |
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Family Applications (1)
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