JP2020111284A - 車両用前照灯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】霧等による視界不良のときでも運転者が自車の走行レーンを正確に把握できる車両用前照灯装置を得る。【解決手段】レーザー光源20と、レーザー光源20から出射されたレーザー光を反射する反射手段22と、車両12の周辺状況を検出する検出手段と、検出手段により視界不良と判断されたときに、予め入手した道路上の車線位置情報に基づいて、その道路上の車線位置に車線CL、SLを描画するように、レーザー光源20及び反射手段22を制御する制御手段と、を備えた車両用前照灯装置10とする。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用前照灯装置に関する。
カメラの撮像範囲内を照射するライトの光軸を含んだ周辺環境を、そのカメラで撮影し、その周辺環境を含む画像を処理することで霧を検出したときには、フォグライトを点灯させるようにした夜間画像による霧検出装置は、従来に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−227876号公報
しかしながら、単にフォグライトを点灯させただけでは、霧の発生状態によっては、センターラインや車道外側線等を基準とした自車の走行レーンを把握しづらい場合がある。
そこで、本発明は、霧等による視界不良のときでも運転者が自車の走行レーンを正確に把握できる車両用前照灯装置を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の車両用前照灯装置は、レーザー光源と、前記レーザー光源から出射されたレーザー光を反射する反射手段と、車両の周辺状況を検出する検出手段と、前記検出手段により視界不良と判断されたときに、予め入手した道路上の車線位置情報に基づいて前記道路上の車線位置に車線を描画するように、前記レーザー光源及び前記反射手段を制御する制御手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明によれば、検出手段により視界不良と判断されたときには、予め入手した道路上の車線位置情報に基づいて、制御手段が、レーザー光源及び反射手段を制御し、その道路上の車線位置に車線を描画する。したがって、例えば霧等による視界不良が発生しても、運転者が自車の走行レーンを正確に把握可能となる。
以上のように、本発明によれば、霧等による視界不良のときでも運転者は自車の走行レーンを正確に把握することができる。
本実施形態に係る車両用前照灯装置を備えた車両を示す正面図である。 本実施形態に係る車両用前照灯装置の構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る車両用前照灯装置の作用を示す説明図である。
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を基に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、各図において適宜示す矢印UPを車両上方向、矢印FRを車両前方向、矢印RHを車両右方向とする。したがって、以下の説明で、特記することなく上下、前後、左右の方向を記載した場合は、車両上下方向の上下、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右を示すものとする。
図1に示されるように、車両12には、車両12の前方側の視界を確保するための左右一対のヘッドランプユニット14が備えられている。すなわち、車両12の右側前端部には、ヘッドランプユニット14Rが配置され、車両12の左側前端部には、ヘッドランプユニット14Lが配置されている。そして、ヘッドランプユニット14R、14Lは、車幅方向において左右対称に構成されている。
したがって、以下においては、右側のヘッドランプユニット14Rについて説明し、左側のヘッドランプユニット14Lについての説明は省略する。右側のヘッドランプユニット14Rは、車幅方向外側に配置されたロービームユニット16と、車幅方向内側に配置されたハイビームユニット18と、を含んで構成されている。なお、このハイビームユニット18を含んで本実施形態に係る車両用前照灯装置10が構成されている。
ロービームユニット16は、車両12の前方側の車道(路面)におけるロービーム配光エリア(図示省略)に可視光を照射するように構成されている。そして、ハイビームユニット18は、ロービーム配光エリアよりも上方側で、かつ前方側のハイビーム配光エリア(図示省略)に可視光を照射する通常モードと、後述する車道外側線SL(図3参照)とセンターラインCL(図3参照)とを描画する描画モードと、を取れるように構成されている。
図2に示されるように、ハイビームユニット18は、レーザー光源20と、レーザー光源20から出射されたレーザー光を反射する反射手段としての二軸走査ミラー22と、二軸走査ミラー22で反射したレーザー光を透過させる蛍光体24と、蛍光体24を透過したレーザー光を透過させて車両前方側へ照射する投影レンズ26と、を有している。なお、レーザー光源20と二軸走査ミラー22とでレーザースキャンユニット28が構成されている。
レーザー光源20は、赤色、緑色、青色の各半導体レーザー(LD:Laser Diode)で構成されており、直進性が高く、高輝度な光源とされている。なお、以下において、各色のレーザー光源20を区別して説明する場合には、数字「20」の後に英字「R」、「G」、「B」の何れかを付与して区別する。
二軸走査ミラー22は、鉛直方向を軸方向として左右方向(水平方向)に回動可能に構成されるとともに、水平方向を軸方向として上下方向(鉛直方向)に回動可能に構成されている。そして、レーザー光源20及び二軸走査ミラー22とで構成されたレーザースキャンユニット28は、制御手段としての制御装置40(図1参照)に電気的に接続されている。
したがって、その制御装置40の制御により、二軸走査ミラー22が、例えば1秒間に2万回の高速で回動動作する(公知の所謂ラスタースキャンする)ことにより、投影レンズ26から照射されるレーザー光が面状(後述する車道外側線SL及びセンターラインCLのような細長い面状も含む)の走査光となるようになっている。
蛍光体24は、黄色の蛍光体とされており、図2において仮想線で示されるように、青色のレーザー光源20Bから出射され、二軸走査ミラー22で反射されて入射される青色のレーザー光の波長を変換して白色のレーザー光とするようになっている。つまり、蛍光体24は、白色変換部材として機能する構成になっている。
投影レンズ26は、車両前方側が半球状に突出し、車両後方側が平坦面とされたレンズとなっており、黄色の蛍光体24によって青色から白色に変換されたレーザー光(走査光)を透過させ、車両前方側のハイビーム配光エリアへ白色の可視光を照射するようになっている。なお、投影レンズ26の形状は、図示の形状に限定されるものではない。
また、制御装置40によってレーザー光源20Bの点灯及び消灯が所定のタイミングで制御されることにより、ハイビーム配光エリアには、遮光エリア(図示省略)が形成されるようになっている。遮光エリアとは、対向車や先行車等に眩しさを与えないようにするために、ハイビーム配光エリアの一部を遮光するエリアのことである。
また、蛍光体24の一端部には、例えば赤色のレーザー光源20R及び緑色のレーザー光源20Gから出射され、二軸走査ミラー22で反射されたレーザー光、即ち赤色と緑色とが組み合わされて黄色となったレーザー光(走査光)を透過させる透明なパネル25が、一体的に連続して設けられている。
このパネル25を透過し、更に投影レンズ26を透過した黄色(有色)のレーザー光(走査光)により、図3に示されるように、車線としての車道外側線SLとセンターラインCLとが、車両12の走行に追従して描画されるようになっている。
このように、ハイビームユニット18は、制御装置40が各レーザー光源20R、20G、20Bの点灯及び消灯と二軸走査ミラー22の角度等を制御することにより、ハイビーム配光エリアへ白色の可視光を照射する通常モードと、車道外側線SLとセンターラインCLとを有色(例えば黄色)の可視光によって描画する描画モードと、を同時又は選択的に取れるように構成されている。
また、制御装置40は、車両12に設けられたカメラ32やレーダー34等の車両12の周辺状況を検出する検出手段30(図1参照)と電気的に接続されている。したがって、その検出手段30によって検出された情報に基づいて、制御装置40がハイビームユニット18のレーザースキャンユニット28を制御することにより、自動的に遮光エリアを除くハイビーム配光エリアへ白色の可視光(走査光)が照射されるようになっている。
そして、その検出手段30によって検出された情報(霧等により視界が不良であるという情報)に基づいて、制御装置40がハイビームユニット18のレーザースキャンユニット28を制御することにより、自動的に車道外側線SL及びセンターラインCLへ有色(例えば黄色)の可視光が照射される(仮想車線が描画される)ようになっている。なお、制御装置40は、カーナビゲーションシステムとも電気的に接続されている。
また、制御装置40は、平時に走行した道路上の車線(車道外側線SL及びセンターラインCL)をカメラ32によって撮影して画像データとして取り込み(予め入手し)、カーナビゲーションシステム上の位置情報(走行地点)とリンクさせることで、描画すべき車線位置情報(車道外側線SL及びセンターラインCLの画像データ)を記憶するメモリー部38(図1参照)を有している。
また、ロービームユニット16もハイビームユニット18と共に制御装置40に電気的に接続されている。これにより、運転者のスイッチ操作だけではなく、制御装置40の制御によってもロービームユニット16における可視光源(図示省略)の点灯及び消灯が実行される構成になっている。
つまり、検出手段30によって検出された情報に基づいて、車両12の周辺が暗い(例えばトンネル内又は夜間である)と判断されたときには、制御装置40がロービームユニット16を制御することにより、自動的にロービーム配光エリアへ可視光が照射されるようになっている。
以上のような構成とされた本実施形態に係る車両用前照灯装置10において、次にその作用について説明する。
車両12の走行時には、検出手段30としてのカメラ32によって撮影した画像データを制御装置40に取り込む。なお、取り込んだ画像データが所定の容量を越えたときには、古い画像データから順次消去される。そして、制御装置40は、その取り込んだ画像データがホワイトアウトしているときには、車両12の周辺が濃霧状態(運転者の視界が不良)であると判定する。
すると、制御装置40は、メモリー部38に記憶されている(予め入手した)、カーナビゲーションシステム上の位置情報(走行地点)とリンクした車線位置情報(車道外側線SL及びセンターラインCLの画像データ)を、そのメモリー部38から呼び出し、その車線位置情報に基づく車線位置に仮想車線を描画する。
具体的には、制御装置40が、ハイビームユニット18のレーザースキャンユニット28を構成するレーザー光源20R及びレーザー光源20Gの点灯及び消灯と二軸走査ミラー22の回動動作とを制御する。
すると、図3に示されるように、レーザー光源20R及びレーザー光源20Gから出射され、二軸走査ミラー22で反射された有色の(赤色と緑色とが組み合わされて黄色となった)レーザー光(走査光)が、パネル25及び投影レンズ26を透過することにより、車道外側線SL及びセンターラインCLとして、車両12の走行に追従して描画される。
したがって、車両12の周辺が濃霧状態であっても(運転者の視界が不良になっても)、運転者は、車両12(自車)の走行レーンを正確に把握することができ(容易に認識することができ)、車両12を安全に走行させることができる。しかも、本実施形態では、光源としてレーザー光源20を使用しているため、光の直進性が高く、車道外側線SL及びセンターラインCLを明確に表示することができる。
なお、例えば道路交通情報センター等が、車両12(自車)を含む他の各車両から、実際に走行している道路上の車線位置情報(車道外側線SL及びセンターラインCLの画像データ)を送信されることで、その車線位置情報を収集するようになっている場合には、車線位置情報(車道外側線SL及びセンターラインCLの画像データ)を記憶するメモリー部38を制御装置40に設けなくてもよい。
すなわち、その場合には、制御装置40は、道路交通情報センター等で収集された車線位置情報(カーナビゲーションシステム上の位置情報とリンクした車道外側線SL及びセンターラインCLの画像データ)を呼び出すことにより、実際に走行したことのある道路か否かに関係なく、その車線位置情報に基づく車線位置に仮想車線を描画することが可能となる。
以上、本実施形態に係る車両用前照灯装置10について図面を基に説明したが、本実施形態に係る車両用前照灯装置10は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば、車道外側線SL及びセンターラインCLを描画するレーザー光の色は、黄色に限定されるものではない。
また、視界不良の発生原因も、霧に限定されるものではない。更に、二軸走査ミラー22は、鉛直方向及び水平方向を軸方向として回動される構成に限定されるものではなく、互いに直交する方向をそれぞれ軸方向として回動される構成になっていればよい。
10 車両用前照灯装置
12 車両
20 レーザー光源
22 二軸走査ミラー(反射手段)
30 検出手段
40 制御装置(制御手段)
CL センターライン(車線)
SL 車道外側線(車線)

Claims (1)

  1. レーザー光源と、
    前記レーザー光源から出射されたレーザー光を反射する反射手段と、
    車両の周辺状況を検出する検出手段と、
    前記検出手段により視界不良と判断されたときに、予め入手した道路上の車線位置情報に基づいて前記道路上の車線位置に車線を描画するように、前記レーザー光源及び前記反射手段を制御する制御手段と、
    を備えた車両用前照灯装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016016780A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 トヨタ自動車株式会社 車両用照明装置
JP2017159853A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社デンソー 車両用光照射システム及び制御装置

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