JP2020107930A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2020107930A
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典嗣 岡山
Noritsugu Okayama
典嗣 岡山
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Abstract

【課題】 プリンタモデル(スキャナ無)モデルにおいて、MFPモデル(スキャナ有)モデルと同じように人感センサが有効だと、出力した紙を取りに来ただけにもかかわらず、スリープ復帰してしまう懸念が大きくなる。【解決手段】 MFPモデルか、プリンタモデルかを判断して、プリンタモデルの場合、人感センサの設定をOFFにする。ただし、認証プリントなどのジョブがメモリにある場合は、人感センサの設定をONにする。【選択図】図5

Description

本発明は、省電力制御を行う画像形成装置に関するものである。
近年、画像形成装置周辺に人体が存在するかをセンサー(以下人感センサー)により検知し、画像形成装置のスリープ状態と、通常の電力状態を切り替える機器が提案されている。特許文献1には、ユーザの操作履歴に基づいて人感センサの感度を切り替える提案がなされている。
特開2010−147725号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、装置の構成によらず人感センサにより人体を検知させるため、装置の構成によってはユーザの利便性を低下させる懸念があった。
上記の課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、
移動体を検出する移動体検出手段(321)と、
前記の移動体検出手段(321)により、移動体が検出された場合(S602)、節電状態から復帰するスリープ復帰手段(S603)と、
前記移動体検出手段の有効無効を切り替える移動体検出設定手段(S502,S503、S702,S703)と、
スキャナ(330)の有無を検知するスキャナ検知手段(S501、S701)と、
上記スキャナ検知手段により、スキャナ無と判断された場合(S501)、上記移動体検出設定手段により、移動体検出手段を無効にすること(S503)を特徴とする。。
本発明に係る画像形成装置によれば、スキャナの有無により人感センサの設定を切り替えることで、画像形成装置の構成にあった省電力制御をユーザに提供できる。
複合機を示す図である。 複合機を示す図である。 複合機の構成を表すブロック図である。 複合機の構成を表すブロック図である。 本発明における複合機でのフローチャートである。 本発明における複合機でのフローチャートである。 本発明における複合機でのフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
<実施例1>
図1は、本発明における複合機120aの外観図である。
上部はスキャナ330、下部はプリンタ340で構成されている。複合機120aについての詳細な説明については後述する。
図2は、本発明における複合機120bの外観図である。
複合機120aと異なり上部のスキャナ330がない以外は、同じ構成であり、複合機120bの下部は複合機120aとプリンタ340で構成されている。複合機120bについての詳細な説明については後述する。
図3は本発明における複合機120aの構成を表すブロック図である。
複合機120aは、コントローラユニット300、操作部320、スキャナ330、プリンタ340を含んでいる。コントローラユニット300には、操作部320が接続されるとともに、画像入力デバイスであるスキャナ330や画像出力デバイスであるプリンタ340が接続される。
コントローラユニット300は、CPU(Central Processing Unit)302を有し、CPU302は、ROM306に格納されているブートプログラムによりOS(Operating System)を起動する。CPU302は、このOS上で、HDD(Hard Disk Drive)305に格納されているアプリケーションプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU302の作業領域としてはRAM(Random Access Memory)303が用いられる。また、RAM303は、作業領域を提供するとともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。HDD305は、上記アプリケーションプログラムや画像データ、各種設定値を格納する。複合機120aにおける設定値の管理方法については後述する。
CPU302には、システムバス310を介して、ROM306およびRAM303とともに、操作部I/F301、デバイスI/F304、Network I/F307、画像処理部308が接続される。操作部I/F301は、タッチパネルを有する操作部320および人感センサ321とのインタフェースであり、操作部320に表示すべき画像データを操作部320に対して出力する。また、操作部I/F301は、操作部320によってユーザにより入力された情報や人感センサ321が感知した移動体の有無をCPU302に送出する。この人感センサ321が移動体の有無の検知結果に基づきCPU302は、複合機120aの電力状態を制御する。
デバイスI/F304には、スキャナ330およびプリンタ340が接続され、デバイスI/F304は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。Network I/F307は、ネットワーク100に接続され、ネットワーク100を介してネットワーク100上の各装置との間で情報の入出力を行う。画像処理部308では、スキャナからの入力画像処理やプリンタへの出力画像処理、画像回転、画像圧縮、解像度変換、色空間変換、階調変換などの処理を行う。
図4は本発明における複合機120bの構成を表すブロック図である。
複合機120aとの違いはスキャナ330がない点であり、それ以外については、複合機120bは複合機120a同じブロック構成をとる。
図5は本発明における、人感センサ設定のフローである。
S501では、スキャナ330の有無を検知する、複合機120aの場合は、スキャナ330があるため、S502では人感センサを有効にする。また複合機120bの場合は、スキャナがないため、S503では人感センサ321を無効にする。すなわち複合機120bでは、人感センサ321が装着されているが、人感センサ321での移動体の検知を行わないようにする。図5の人感センサ設定のフローは、複合機120a、複合機120bの起動時などに実行する。
図6は、本発明における、人感センサ321によるスリープ状態からの復帰のフローである。
S601ではS501で設定した人感センサ321の有効無効をチェックする。人感センサ321が有効の場合、人感センサ321による移動体の検知を行う。移動体が検知された場合は、CPU302は複合機をスリープ状態から復帰させる。図5,6のフローにより、スキャナがない構成の複合機120bの場合、人感センサ321によるスリープ復帰を行わなくなる。これにより複合機120bのプリンタ340に出力済みの用紙をユーザが取りに来ただけでスリープから復帰することがなくなり、無駄な電力の消費を抑えることができる。
<実施例2>
図7は、本発明における、人感センサ設定のフローである。
図5との違いは、S704にて、RAM303,HDD305に印刷ジョブがあるかを検知して、人感センサ321の有効無効を切り替える処理を追加しているところであり、それ以外は図5と同じである。これにより印刷ジョブが複合機120a、120b内にあるときは、人感センサ321が有効になり、人がスリープ状態の複合機120a、120bに近づくとスリープ復帰から短い時間での印刷ジョブ出力が可能となる。近年セキュリティ意識の高まりから、ユーザが複合機本体に近づいてから印刷を行うことで情報の漏えいを防ぐ、セキュアなプリント機能がある。こうしたプリント機能が有効な場合に置いても本実施例は有効に機能する。
120a 複合機、120b 複合機、321 移動体検出手段、
303,305印刷ジョブ蓄積手段

Claims (2)

  1. 移動体を検出する移動体検出手段と、
    前記移動体検出手段により、移動体が検出された場合、節電状態から復帰するスリープ復帰手段と、
    前記移動体検出手段の有効無効を切り替える移動体検出設定手段と、
    スキャナの有無を検知するスキャナ検知手段と、
    上記スキャナ検知手段により、スキャナ無と判断された場合、上記移動体検出設定手段により、移動体検出手段を無効にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 印刷ジョブを蓄積する印刷ジョブ蓄積手段と、
    印刷ジョブ蓄積手段により印刷ジョブが蓄積されている場合、移動体検出手段を有効にすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
JP2018241921A 2018-12-26 2018-12-26 画像形成装置 Pending JP2020107930A (ja)

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