JP2020107495A - 灯具ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】反射型の空間光変調器を備えた灯具ユニットにおいて、配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまうのを効果的に抑制可能とする。【解決手段】空間光変調器30よりもユニット前方側においてこれを支持するブラケット40の鉛直面部40Aに、空間光変調器30の透光板30Cを囲む開口部40Aaが形成された構成とした上で、この鉛直面部40Aに、その開口部40Aaをユニット前方側から覆う透光カバー36が支持された構成とする。これにより、空間光変調器30の透光板30Cに異物が付着してしまうのを未然に防止する。一方、透光カバー36に異物が付着しても、透光カバー36は透光板30Cよりも反射制御部30Aからユニット前方側に離れた位置にあるので、投影レンズ72によって投影される異物の像は大きくボケたものとなり、したがって配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまうのが効果的に抑制される。【選択図】図11

Description

本願発明は、反射型の空間光変調器を備えた灯具ユニットに関するものである。
従来より、車載用の灯具ユニットとして、空間光変調器で反射した光源からの光を、投影レンズ等の光学部材を介してユニット前方へ向けて照射するように構成されたものが知られている。
「特許文献1」には、このような灯具ユニットにおける空間光変調器として、光源からの光を反射させる複数の反射素子(マイクロミラー31)が配列されてなる反射制御部(表示部32)と、この反射制御部よりもユニット前方側に配置された透光板(透明部材33)とを備えたものが記載されている。
その際、この「特許文献1」に記載された空間光変調器においては、反射制御部を収容する筐体部(支持部34)によって反射制御部と透光板との間の空間が封止されるように構成されている。
特開2015−138763号公報
このような灯具ユニットにおいて、その照射光により配光パターンを精度良く形成するためには、光学部材としての投影レンズの後側焦点を反射制御部の位置に設定することが好ましいが、この反射制御部にホコリ等の異物が付着するようなことがあると、配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまう。
この点、上記「特許文献1」に記載された空間光変調器のように、反射制御部よりもユニット前方側に配置された透光板と反射制御部との間の空間が封止された構成とすれば、反射制御部に異物が付着してしまうのを未然に防止することが可能となる。
また、上記「特許文献1」に記載された空間光変調器においては、透光板に異物が付着するようなことあっても、この透光板の位置は投影レンズの後側焦点からユニット前方側に変位しているので、光学部材によって投影される異物の像はボケたものとなり、その影やグレアはさほど目立たないものとなる。
しかしながら、灯具ユニットからの照射光により形成される配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまうのを効果的に抑制するためには、さらなる改善が望まれる。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、反射型の空間光変調器を備えた灯具ユニットにおいて、配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまうのを効果的に抑制することができる灯具ユニットを提供することを目的とするものである。
本願発明は、所定の透光カバーを備えた構成とすることにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る灯具ユニットは、
光源と、この光源からの光を反射させる空間光変調器と、この空間光変調器で反射した光をユニット前方へ向けて照射する光学部材と、を備えた灯具ユニットにおいて、
上記光学部材は投影レンズで構成されており、
上記空間光変調器は、上記光源からの光を反射させる複数の反射素子が配列されてなる反射制御部と、この反射制御部を収容する筐体部と、上記反射制御部よりもユニット前方側に配置された状態で上記筐体部に支持された透光板とを備えており、
上記空間光変調器よりもユニット前方側に、該空間光変調器を支持するブラケットが配置されており、
上記ブラケットは、上記透光板を囲むように形成された開口部を有しており、
上記ブラケットに、上記開口部をユニット前方側から覆う透光カバーが支持されている、ことを特徴とするものである。
上記「空間光変調器」は、光源からの光を反射させる際にその反射光の空間的な分布を制御することが可能なものであれば、その具体的な構成は特に限定されるものではなく、例えばデジタルマイクロミラーを用いたものや反射型液晶を用いたもの等が採用可能である。
上記「ブラケット」は、空間光変調器よりもユニット前方側に配置された状態で空間光変調器を支持しており、かつ、透光板を囲むように形成された開口部を有していれば、その具体的な配置や構成は特に限定されるものではない。
上記「透光カバー」は、ブラケットの開口部をユニット前方側から覆うように構成された透光部材であれば、その具体的な配置や構成は特に限定されるものではない。
本願発明に係る灯具ユニットは、空間光変調器で反射した光源からの光を、光学部材を介してユニット前方へ向けて照射するように構成されているので、その空間光変調器において反射光の空間的な分布を制御することにより、種々の配光パターンを精度良く形成することができる。
その際、空間光変調器は、光源からの光を反射させる複数の反射素子が配列されてなる反射制御部と、この反射制御部を収容する筐体部と、反射制御部よりもユニット前方側に配置された状態で筐体部に支持された透光板とを備えているので、反射制御部に異物が付着してしまうのを未然に防止することが可能となる。
その上で、本願発明に係る灯具ユニットにおいては、空間光変調器よりもユニット前方側にこれを支持するブラケットが配置されており、このブラケットには空間光変調器の透光板を囲む開口部が形成されているが、このブラケットには、その開口部をユニット前方側から覆う透光カバーが支持されているので、透光板に異物が付着してしまうのを未然に防止することが可能となる。
一方、本願発明に係る灯具ユニットにおいては、透光カバーに異物が付着するようなことあっても、この透光カバーは透光板よりもさらに反射制御部からユニット前方側に離れた位置にあるので、光学部材としての投影レンズによって投影される異物の像は大きくボケたものとなり、したがって配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまうのを効果的に抑制することができる。
このように本願発明によれば、反射型の空間光変調器を備えた灯具ユニットにおいて、配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまうのを効果的に抑制することができる。
なお、本願発明に係る灯具ユニットは車載用の灯具ユニットに適しているが、車載用以外の用途に用いることも可能である。
上記構成において、さらに、透光カバーの構成として、空間光変調器の反射制御部の位置を中心とする凸曲面に沿って延びるように形成された構成とすれば、空間光変調器に入射する光源からの光および空間光変調器で反射した光源からの光が透光カバーを透過する際、その光路がずれてしまうのを効果的に抑制することができ、これにより灯具ユニットの配光制御機能を高めることができる。
上記構成において、さらに、ブラケットと空間光変調器の筐体部との間にガスケットが介装された構成とすれば、透光板の前面が露出する空間の密閉性を高めることができ、これにより透光板への異物付着の可能性をより低く抑えることができる。
上記構成において、さらに、ブラケットの前面にその開口部を囲むように延びる環状溝部が形成された構成とした上で、この環状溝部と係合した状態で透光カバーがブラケットに取り付けられた構成とすれば、透光板の前面が露出する空間の密閉性を高めることができ、これにより透光板への異物付着の可能性をより低く抑えることができる。
上記構成において、さらに、透光カバーと透光板とのユニット前後方向の間隔が、透光板と反射制御部とのユニット前後方向の間隔よりも大きい値に設定された構成とすれば、透光カバーは透光板よりも2倍以上反射制御部からユニット前方側に離れた位置に配置されることとなるので、投影レンズによって投影される異物の像を大きくボケたものとすることが容易に可能となる。したがって、配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまうのを一層効果的に抑制することができる。
上記構成において、さらに、透光カバーの構成として、空間光変調器へ向かう光源からの光を制御するためのレンズ機能を有する構成とすれば、空間光変調器への入射光制御の精度向上や灯具ユニットの構成簡素化を図ることができる。
本願発明の一実施形態に係る灯具ユニットを示す斜視図 図1のII方向矢視図 図2のIII−III線断面図 図2のIV方向矢視図 図4のV方向矢視図 図4のVI方向矢視図 図4のVII 方向矢視図 上記灯具ユニットを、その一部の構成要素を分解した状態で示す斜視図 上記灯具ユニットを、上記構成要素を取り外した状態で示す斜視図 上記灯具ユニットを、上記構成要素を取り外した状態で示す平面図 図3のXI部詳細図 図11のXII−XII線断面図 図11の要部詳細図 上記灯具ユニットを備えた車両用灯具を示す側断面図 上記実施形態の第1変形例に係る灯具ユニットの要部を示す、図11と同様の図 上記実施形態の第2変形例に係る灯具ユニットを示す、図3と同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る灯具ユニット10を示す斜視図であり、図2は図1のII方向矢視図である。また、図3は図2のIII−III線断面図であり、図4は図2のIV方向矢視図である。さらに、図5は図4のV方向矢視図であり、図6は図4のVI方向矢視図であり、図7は図4のVII 方向矢視図である。
これらの図において、Xで示す方向が「ユニット前方」であり、Yで示す方向が「ユニット前方」と直交する「左方向」(ユニット正面視では「右方向」)であり、Zで示す方向が「上方向」である。これら以外の図においても同様である。
本実施形態に係る灯具ユニット10は、図14において側断面図で示す車両用灯具100に組み込まれた状態で使用されるようになっている。
具体的には、この車両用灯具100は、車両の前端部に設けられるヘッドランプであって、灯具ユニット10は、ランプボディ102と透光カバー104とで形成される灯室内に収容された状態で、かつ、該灯具ユニット10の前後方向(すなわちユニット前後方向)を車両前後方向と一致させるように光軸調整が行われた状態で使用されるようになっている。
灯具ユニット10は、空間光変調ユニット20と、光源側サブアッシー50と、レンズ側サブアッシー70とを備えている。そして、この灯具ユニット10は、その空間光変調ユニット20の一部を構成するブラケット40において図示しない取付構造を介してランプボディ102に支持されるようになっている。
図3に示すように、空間光変調ユニット20は、空間光変調器30と、この空間光変調器30よりもユニット後方側に配置された支持基板22と、この支持基板22よりもユニット後方側に配置されたヒートシンク24と、空間光変調器30よりもユニット前方側に配置されたブラケット40とを備えている。
ブラケット40は、金属製(例えばアルミダイカスト製)の部材であって、ユニット前後方向と直交する鉛直面に沿って延びる鉛直面部40Aと、この鉛直面部40Aの下端縁からユニット前方へ向けて略水平面に沿って延びる水平面部40Bとを備えている。
図8は、灯具ユニット10を、その構成要素である遮光カバー90ならびに上部カバー92および下部カバー94(これらについては後述する)を分解した状態で示す斜視図であり、図9は、これらを取り外した状態で示す斜視図であり、図10は、これらを取り外した状態で示す平面図である。
図3および10に示すように、光源側サブアッシー50は、左右1対の光源52と、これら光源52からの出射光を空間光変調ユニット20へ向けて反射させるリフレクタ54と、これらを支持するベース部材60とを備えている。
レンズ側サブアッシー70は、ユニット前後方向に延びる光軸Axを有する投影レンズ72と、この投影レンズ72を支持するレンズホルダ74とを備えている。
そして、本実施形態に係る灯具ユニット10は、リフレクタ54で反射した各光源52からの光を空間光変調器30および投影レンズ72を介してユニット前方へ向けて照射することにより、種々の配光パターン(例えば、ロービーム用配光パターンやハイビーム用配光パターンあるいは車両走行状況に応じて変化する配光パターンさらには車両前方路面に文字や記号等を描画する配光パターン等)を精度良く形成し得る構成となっている。
これを実現するため、灯具ユニット10の組付工程において、各光源52を点灯させて配光パターンを形成した状態で、空間光変調器30と投影レンズ72との位置関係を微調整し、その位置関係精度を高めるようになっている。
次に、空間光変調ユニット20、光源側サブアッシー50およびレンズ側サブアッシー70の各々の具体的な構成について説明する。
まず、空間光変調ユニット20の構成について説明する前に、光源側サブアッシー50の構成について説明する。
図10に示すように、左右1対の光源52は、いずれも白色発光ダイオードであって、光軸Axを含む鉛直面に関して左右対称の位置関係で配置されている。各光源52は、その発光面52aを斜め上前方へ向けた状態で基板56の前面に搭載されている。そして、この基板56は、その後面をベース部材60に面接触させた状態で該ベース部材60にネジ締めによって固定されている。なお、図3および6に示すように、基板56の前面の下端部には、左右1対の光源52に給電するためのコネクタ58が搭載されている。
図3に示すように、ベース部材60は、金属製(例えばアルミダイカスト製)の板状部材であって、その下端位置から上端位置へ向けて斜め上後方に延びる傾斜面部60Aと、この傾斜面部60Aの上端位置からユニット後方へ向けて延びる水平面部60Bとを備えており、その水平面部60Bにおいてブラケット40の水平面部40Bにネジ締めによって固定されている。
図10に示すように、リフレクタ54は、左右1対の光源52をユニット前方側から覆うようにして配置されており、その周縁部においてネジ締めによってベース部材60に固定されている。このリフレクタ54は、光軸Axを含む鉛直面に関して左右対称の位置関係で形成された左右1対の反射面54aを備えている。各反射面54aは、各光源52からの出射光を投影レンズ72の後側焦点F(図3参照)の近傍に収束させるように、その表面形状が設定されている。なお、このリフレクタ54の下端部は、コネクタ58を囲むように形成されている。
図3に示すように、ブラケット40は、その水平面部40Bがリフレクタ54よりもユニット前方側まで延びるように形成されており、この水平面部40Bにはリフレクタ54を挿通させるための開口部40Baが形成されている。
ベース部材60の傾斜面部60Aの後面側には、金属製(例えばアルミダイカスト製)の伝熱板62が配置されている。この伝熱板62は、ベース部材60の傾斜面部60Aの後面と面接触した状態で該傾斜面部60Aにネジ締めによって固定されている。
図3に示すように、光源側サブアッシー50よりもユニット前方側でかつレンズ側サブアッシー70よりも下方側には、各光源52の点灯によって発生する熱を放散させるための放熱部材としてヒートシンク80が配置されている。
このヒートシンク80は、金属製(例えばアルミダイカスト製)の部材であって、水平面に沿って延びるように配置されており、その下面には複数の放熱フィン80aが横縞状に(すなわち左右方向に延びるように)形成されている。そして、このヒートシンク80は、ブラケット40の水平面部40Bにネジ締めによって固定されている。このネジ締めは、ブラケット40の水平面部40Bの複数箇所(具体的には3箇所)において下向きに突出するボス部40Bbに対して行われており、これによりヒートシンク80の上面とブラケット40の水平面部40Bとの間に一定の空間が形成されるようになっている。
このヒートシンク80の下方には、該ヒートシンク80による放熱を促すための放熱ファン82が配置されている。
この放熱ファン82は、ファン本体82Aとこれを鉛直軸線回りに回転可能に支持する支持部82Bとを備えており、ファン本体82Aの回転により発生する風をヒートシンク80の放熱フィン80aに当てるように構成されている。この放熱ファン82は、その支持部82Bにおいてヒートシンク80にネジ締めによって固定されている(図6参照)。
図3に示すように、ヒートシンク80の上面側には、金属製(例えばアルミダイカスト製)の伝熱板84が配置されている。この伝熱板84は、水平面に沿って延びるように配置されており、ヒートシンク80の上面と面接触した状態で該ヒートシンク80にネジ締めによって固定されている。
この伝熱板84は、左右1対のヒートパイプ86を介して光源側サブアッシー50の伝熱板62と連結されている。すなわち、各ヒートパイプ86は、伝熱板62、84を連結する伝熱部材であって、ヒートシンク80および伝熱板62、84を同一材料でかつ同一寸法で連結する場合よりも熱抵抗が低い熱輸送部材として構成されている。
各ヒートパイプ86は、光源側サブアッシー50の左右両側においてユニット前後方向に延びるとともに、その前端部および後端部が光軸Ax寄りの方向へ向けて水平方向に延びるように形成されている。そして、各ヒートパイプ86の前端部は、伝熱板84の後部上面に形成された支持凹部84aに嵌め込まれた状態で該伝熱板84に固定されており、また、各ヒートパイプ86の後端部は、伝熱板62の上部後面に形成された支持凹部62aに嵌め込まれた状態で該伝熱板62に固定されている。
ブラケット40の水平面部40Bに形成された各ボス部40Bbは、該水平面部40Bの下面と伝熱板84の上面との間に隙間S1が形成されるように、その長さ寸法が設定されている。その際、隙間S1の上下幅は1mm以上(例えば2〜10mm程度)の値に設定されている。
次に、空間光変調ユニット20の構成について説明する。
図11は、図3のXI部詳細図であり、図12は、図11のXII−XII線断面図である。
これらの図に示すように、空間光変調器30は、反射型の空間光変調器であって、リフレクタ54からの反射光を反射させる複数の反射素子30Asが配列されてなる反射制御部30Aと、この反射制御部30Aを収容する筐体部30Bと、反射制御部30Aよりもユニット前方側に配置された透光板30Cと、この透光板30Cを該透光板30Cの周縁部において筐体部30Bにシールするシール部30Dとを備えている。
具体的には、この空間光変調器30は、デジタルマイクロミラーディバイス(DMD)であって、その反射制御部30Aは、複数の反射素子30Asとして数十万個の微小ミラーがマトリクス状に配置された構成となっている。その際、この反射制御部30Aは、ユニット正面視において光軸Axを中心とする横長矩形状の外形形状を有しており、そのサイズは例えば縦6×横12mm程度のサイズに設定されている。
そして、この空間光変調器30は、その反射制御部30Aを構成する複数の反射素子30Asの各々の反射面の角度を制御することによって、各反射素子30Asに到達した左右1対の光源52からの光の反射方向を選択的に切り換え得る構成となっている。具体的には、左右1対の光源52からの光を投影レンズ72へ向かう光路R1の方向に反射させる第1のモードと投影レンズ72から外れた方向(すなわち配光パターンの形成に悪影響を及ぼさない方向)へ向かう光路R2の方向に反射させる第2のモードとが選択されるようになっている。
図13は、図11の要部詳細図である。
同図に示すように、各反射素子30Asは、左右方向に延びる水平軸線回りに回動し得る構成となっており、第1のモードでは、光軸Axと直交する鉛直面に対して所定角度(例えば12°程度)下向きに回動に対して、リフレクタ54(図3参照)からの反射光をやや上向きの光(光路R1の光)としてユニット前方へ向けて反射させる一方、第2のモードでは、光軸Axと直交する鉛直面に対して所定角度(例えば12°程度)上向きに回動に対して、リフレクタ54からの反射光をかなり上向きの光(光路R2の光)としてユニット前方へ向けて反射させるようになっている。
第1のモードと第2のモードとの切換えは、各反射素子30Asを回動可能に支持する部材(図示せず)の近傍に配置された電極(図示せず)への通電を制御することによって行われるようになっている。そして、この通電が行われていない中立状態では、各反射素子30Asは、その反射面が光軸Axと直交する鉛直面に沿って互いに面一で配置されるように構成されている。
投影レンズ72(図3参照)の後側焦点Fは、中立状態にある複数の反射素子30Asの反射面によって形成される鉛直面と光軸Axとの交点の位置に設定されている。
なお、図13においては、光軸Ax上に位置する反射素子30Asおよびその上方側に位置する反射素子30Asが第1のモードの角度位置にあり、光軸Axよりも下方側に位置する反射素子30Asが第2のモードの角度位置にある状態を示している。
図11および12に示すように、空間光変調器30の透光板30Cは、横長矩形状の外形形状を有する平板状のガラス板で構成されており、その板厚は1〜1.5mm程度の値に設定されている。
空間光変調器30の筐体部30Bには、その前面の内周縁部に環状段差部30Bbが形成されている。そして、空間光変調器30のシール部30Dは、透光板30Cの外周面と筐体部30Bの環状段差部30Bbと間に有機物を含む封止材を充填することにより形成されており、これにより両者間の隙間を完全にシールするようになっている。
空間光変調器30は、その前面がシール部30Dの位置においてユニット後方側に変位しており、これにより筐体部30Bの前面は光板30Cの前面に対してユニット後方側に段下がりになっている。
空間光変調器30は、その筐体部30Bの後面においてソケット26を介して支持基板22に支持されている。
ソケット26は、筐体部30Bの後面の周縁部に沿った横長矩形状のフレーム部材として構成されている。一方、支持基板22は、ソケット26よりもユニット後方側において光軸Axと直交する鉛直面に沿って延びるように配置されている。この支持基板22には、ソケット26の内周面形状と略同一形状の開口部22aが形成されており、その前面には導電パターン(図示せず)が形成されている。そして、ソケット26は、支持基板22に形成された上記導電パターンと電気的に接続された状態で該支持基板22に固定されている。
空間光変調器30の筐体部30Bにおける後面の周縁部には、ユニット後方へ向けて突出する複数の端子ピン30Baが形成されている。一方、ソケット26には、複数の端子ピン30Baと対応する位置においてその後面からユニット後方へ向けて突出する複数の端子ピン26aが形成されている。
ソケット26の各端子ピン26aは、その基端部(すなわち該ソケット26に埋設された部分の前端部)が略筒状に形成されており、この基端部に空間光変調器30の各端子ピン30Baの先端部が嵌め込まれることによって、空間光変調器30とソケット26とが電気的に接続されるようになっている。
ソケット26の各端子ピン26aは、その先端部(すなわち後端部)において支持基板22の導電パターン(図示せず)にハンダ付けされている。このため、ソケット26は、その後面が支持基板22の前面から僅かに浮いた状態で配置されている。
空間光変調ユニット20は、その空間光変調器30がブラケット40の鉛直面部40Aとヒートシンク24とによってユニット前後方向両側から支持された構成となっている。
ブラケット40の鉛直面部40Aには、横長矩形状の開口部40Aaが形成されている。この開口部40Aaは、光軸Axから真下に変位した位置を中心として光軸Axを囲むように形成されている。その際、この開口部40Aaの内周面形状は、その上端面および左右両側端面においては空間光変調器30の透光板30Cの外周面形状よりは大きいがシール部30Dの外周面形状よりは小さい値に設定されており、その下端面においてはシール部30Dの外周面形状よりも大きい値に設定されている。さらに、この開口部40Aaの内周面の前端縁は、その全周にわたって面取りされている。
図12に示すように、ブラケット40の鉛直面部40Aの後面には、その開口部40Aaの周囲の3箇所にユニット後方へ向けて突出する円柱状の突起部40Abが形成されている。そして、ブラケット40の鉛直面部40Aは、これら3箇所の突起部40Abの先端面(すなわち後端面)において筐体部30Bに対してユニット前方側から当接するようになっている。その際、3箇所の突起部40Abは、筐体部30Bの右端部の上下方向中央位置に当接するとともに筐体部30Bの左端部の上部位置および下部位置に当接するように形成されている。
ブラケット40の鉛直面部40Aと空間光変調器30との間には、板状部材32とガスケット34とが配置されている。
板状部材32は、空間光変調器30の筐体部30Bよりも大きい外周面形状を有するアルミ板で構成されており、その表面には黒アルマイト処理が施されている。
この板状部材32には、光軸Axを中心とする横長矩形状の開口部32aが、空間光変調器30の反射制御部34を囲むようにして形成されている。その際、この開口部32aは透光板30Cの外周面形状よりも小さい開口形状を有しており、これにより板状部材32は空間光変調器30のシール部30Dをユニット前方側から覆うようになっている。
この板状部材32は、空間光変調器30の透光板30Cよりも薄い板厚(例えば0.3〜0.6mm程度の板厚)を有しており、ブラケット40の鉛直面部40Aの後面と面接触した状態で配置されている。この板状部材32は、空間光変調器30の透光板30Cからユニット前方側に離れた位置に配置されており、その際、両者間の隙間は透光板30Cの板厚よりも小さい値(例えば0.5mm程度の値)に設定されている。
この板状部材32には、ブラケット40の鉛直面部40Aの後面に形成された3つの突起部40Abと対応する位置に、該突起部40Abを挿通させるための挿通孔32bが形成されている。これら3つの挿通孔32bのうち2つの挿通孔32bは、突起部40Abの外径よりも僅かに大きい円形形状を有しており、これにより板状部材32をブラケット40の鉛直面部40Aとの係合によって光軸Axと直交する方向に関して位置決めするようになっている。
一方、ガスケット34は、シリコーンゴムで構成されており、板状部材32と空間光変調器30の筐体部30Bとの間に介装されている。
このガスケット34は、その前面が平面状に形成されており、板状部材32と面接触している。
このガスケット34は、板状部材32の外周面形状よりも僅かに小さい外周面形状を有しており、また、空間光変調器30のシール部30Dの外周面形状よりも僅かに小さい内周面形状を有している。
このガスケット34は、筐体部30Bに対してユニット前方側に位置する部分が薄肉部34Aとして形成されており、筐体部30Bを囲む部分が厚肉部34Bとして形成されている。その際、薄肉部34Aの肉厚は、ブラケット40の突起部40Abの長さと板状部材32の板厚との差よりも僅かに小さい値に設定されている。そして、この薄肉部34Aの後面には、その周方向の4箇所(具体的には上下両側の左右方向中央位置、左側の上下方向中央位置および右側の下端位置)に、ユニット後方へ向けて突出するドーム状の突起部34Aaが形成されている。各突起部34Aaの突出高さは、薄肉部34Aと筐体部30Bとの間隔よりも大きい値に設定されている。
そしてこれにより、ブラケット40の各突起部40Abが筐体部30Bに当接する際、ガスケット34の各突起部34Aaの頂点部分が筐体部30Bに当接して弾性変形し、これにより筐体部30Bを過度に押圧しない構成となっている。 また、ガスケット34の薄肉部34Aには、ガスケット34の3つの挿通孔32bに対応する位置に、ブラケット40の突起部40Abを挿通させるための挿通孔34Abが形成されている。
図11および12に示すように、ブラケット40の鉛直面部40Aには、その開口部40Aをユニット前方側から覆うように配置された透光カバー36が支持されている。
この透光カバー36は、透明樹脂製(例えばアクリル樹脂製)の部材で構成されている。そして、この透光カバー36は、光軸Axと直交する鉛直面に沿って平面状に延びる前面上部領域36Aと、この前面上部領域36Aの下端縁から斜め下後方へ向かって平面状に延びる前面下部領域36Bと、これらを囲むように形成された外周フランジ部36Cとを備えている。
前面上部領域36Aと前面下部領域36Bとの境界位置は、光軸Axよりも下方側に位置している。そして、この透光カバー36は、その前面下部領域36Bにおいてリフレクタ54からの反射光を透過させるとともに、その前面上部領域36Aにおいて第1のモードにある反射素子30Asからの反射光を透過させるように構成されている。なお、この透光カバー36は、その外周フランジ部36Cの上部領域において、第2のモードにある反射素子30Asからの反射光を透過させるように構成されている。
そして、この透光カバー36は、その外周フランジ部36Cの左右両側に形成された左右1対のボス部36Caにおいて、ブラケット40の鉛直面部40Aにネジ締めによって固定されている。
ブラケット40の鉛直面部40Aの前面には、その開口部40Aaを囲むようにして延びる環状溝部40Acが形成されている。一方、透光カバー36には、その外周フランジ部36Cの後端面からユニット後方へ向けて突出する環状リブ36Cbが形成されている。そして、ブラケット40の鉛直面部40Aに対する透光カバー36の固定は、その環状リブ36Cbを鉛直面部40Aの環状溝部40Acに係合させた状態で行われている。
透光カバー36の前面上部領域36Aおよび前面下部領域36Bと空間光変調器30の透光板30Cとのユニット前後方向の間隔は、透光板30Cと反射制御部30Aとのユニット前後方向の間隔よりも大きい値(例えば5倍以上の値)に設定されている。
そして、透光カバー36と空間光変調器30との間の空間は、両者間に介在するブラケット40の鉛直面部40Aと板状部材32とガスケット34とによって封止されており、これにより空間光変調器30の透光板30Cの表面にホコリ等の異物が付着しない構成となっている。
ヒートシンク24は、金属製(例えばアルミダイカスト製)の部材であって、光軸Axと直交する鉛直面に沿って延びるように配置されており、その後面には複数の放熱フィン24bが縦縞状に形成されている。
このヒートシンク24の前面の中央部には、ユニット前方へ向けて突出する角柱状の突起部24aが形成されている。この突起部24aは光軸Axを中心とする横長矩形状の断面形状を有しており、その大きさはソケット26の内周面形状よりも小さい値に設定されている。そして、この突起部24aは、支持基板22の開口部22aを挿通した状態で、その前端面において空間光変調器30の筐体部30Bに対してユニット後方側から当接するようになっている。
このヒートシンク24は、その突起部24aの前端面が空間光変調器30の筐体部30Bに当接した状態で、左右2対の段付きボルト42によってブラケット40の鉛直面部40Aに固定されている(図9、10参照)。この固定は、ヒートシンク24の突起部24aが当接している空間光変調器30を、各段付きボルト42の大径部に取り付けられた圧縮コイルバネ44によりユニット前方へ向けて弾性的に押圧した状態で行われるようになっている。
図9に示すように、ヒートシンク24の前面には、ユニット前方へ向けて突出する左右1対のシャフト24cが形成されている。各シャフト24cは、上下1対の段付きボルト42の中央に位置するように配置されており、円柱状に形成されている。
一方、ブラケット40の鉛直面部40Aには、左右1対のシャフト24cの先端部を挿入させた状態でブラケット40に対してヒートシンク24を光軸Axと直交する方向に関して位置決めするための左右1対のシャフト位置決め孔40Adが形成されている。
そして、鉛直面部40Aの各シャフト位置決め孔40Adが各シャフト24cと一定の長さにわたって摺動可能に係合することにより、ヒートシンク24の突起部24aの前端面が光軸Axと直交する鉛直面に対して傾斜してしまうのを未然に防止するようになっている。
なお、支持基板22には、左右1対のシャフト24cを挿通させるための左右1対のシャフト挿通孔(図示せず)が形成されている。
図9および10に示すように、支持基板22の左右両端面の上下2箇所には、支持基板22をユニット前後方向両側から挟持する挟持部材46が装着されている。各挟持部材46は、平面視においてL字形に形成された2枚の金属板が、ユニット前後方向に間隔をおいて配置された状態で互いに溶接されることにより構成されている。そして、各挟持部材46は、2枚の金属板が重ね合わされた部分においてブラケット40の鉛直面部40Aにネジ締めによって固定されている。
その際、各挟持部材46には、ユニット前後方向に延びる長孔(図示せず)が形成されており、この長孔においてネジ締めを行うことにより、ブラケット40の鉛直面部40Aに対する支持基板22のユニット前後方向の位置を微調整し得るようになっている。
そしてこれにより、図11および12に示すように、空間光変調器30の筐体部30Bの後面に形成された複数の端子ピン30Baがソケット26に形成された複数の嵌合孔(すなわち端子ピン26aの略筒状に形成された基端部)に適正に嵌め込まれた状態(すなわち空間光変調器30とソケット26との電気的接続が確実に行われた状態)を維持するようになっている。
次に、レンズ側サブアッシー70の構成について説明する。
図3に示すように、投影レンズ72は、光軸Ax上においてユニット前後方向に所要間隔をおいて配置された樹脂製の第1、第2および第3レンズ72A、72B、72Cで構成されている。
最もユニット前方側に位置する第1レンズ72Aは、ユニット前方へ向けて膨らんだ平凸レンズとして構成されており、中央に位置する第2レンズ72Bは、両凹レンズとして構成されており、最もユニット後方側に位置する第3レンズ72Cは、両凸レンズとして構成されている。その際、これら第1〜第3レンズ72A〜72Cは、その上端部が水平面に沿って僅かに切除されるとともにその下部部が水平面に沿って比較的大きく切除された構成となっている。
そして、これら第1〜第3レンズ72A〜72Cは、その外周縁部において共通のレンズホルダ74に支持されている。
図2に示すように、レンズホルダ74は、金属製(例えばアルミダイカスト製)の部材であって、投影レンズ72を筒状に囲むように形成されたホルダ本体74Aと、このホルダ本体74Aの外周面の下端部から左右両側に張り出すように形成された左右1対のフランジ部74Bとを備えている。
ホルダ本体74Aには、ユニット前方側から第1金具76Aが装着されるとともにユニット後方側から第2金具76Bが装着されている。そして、第1〜第3レンズ72A〜72Cは、これら第1および第2金具76A、76Bおよび図示しない支持構造により、ホルダ本体74Aに対して所定の位置関係で支持されている。
左右1対のフランジ部74Bは、ホルダ本体74Aの外周面の下端部から左右両側へ向けてやや下向きに張り出すように形成されており、その先端部は水平面に沿って延びるように形成されている。
そして、図1に示すように、レンズホルダ74は、各フランジ部74Bの先端部の前後2箇所においてブラケット40の水平面部40Bに対してネジ締めによって固定されている。
その際、各フランジ部74Bには、ユニット前後方向に延びる長孔(図示せず)が形成されており、この長孔においてネジ締めを行うことにより、ブラケット40の水平面部40Bに対するレンズホルダ74のユニット前後方向の位置を微調整し得るようになっている。そしてこれにより、各反射素子30Asからの反射光が透光板30Cおよび透光カバー36を透過する際に生じる屈折による光路のずれを加味した上で、投影レンズ72の後側焦点Fの位置設定を行い得るようになっている。
レンズホルダ74は、左右1対のフランジ部74Bが左右両側へ向けてやや下向きに張り出していることにより、そのホルダ本体74Aとブラケット40の水平面部40Bとの間には隙間S2が形成されるようになっている。その際、隙間S2の上下幅は1mm以上(例えば1〜5mm程度)の値に設定されている。
図1、3および8に示すように、空間光変調ユニット20とレンズ側サブアッシー70との間には、第2の角度位置にあるときの複数の反射素子30Asの各々からの反射光を遮光する遮光カバー90が配置されている。
この遮光カバー90は、光の反射を抑制するための表面処理が施された板状部材で構成されており、レンズホルダ74とブラケット40の鉛直面部40Aとの間の空間を上方側から覆うように形成されている。そして、この遮光カバー90は、その左右両側に形成された前後1対のフランジ部90aにおいて、ブラケット40の水平面部40Bに対してネジ締めによって固定されている。
この遮光カバー90は、ブラケット40を介して車体側の導電性部材(図示せず)に対して電気的に接地された導電性部材として構成されている。
具体的には、この遮光カバー90は、黒アルマイト処理が施されたアルミ板(具体的には略半円筒状に形成されたアルミダイカスト製品)で構成されている。そして、この遮光カバー90は、ブラケット40の水平面部40Bに対してネジ締めされる際に、その黒アルマイト処理が施された部分が削り取られることによって、ブラケット40との導通が図られるようになっている。
なお、この遮光カバー90をブラケット40の水平面部40Bに固定する際、水平面部40Bと面接触する部分(すなわち左右2対のフランジ部90aの下面)に施された黒アルマイト処理を予め剥離しておくことにより、ブラケット40との導通がより確実に行われる構成とすることも可能である。
この遮光カバー90は、ブラケット40の水平面部40Bに固定された状態において、その前端部がレンズホルダ74の後端部を覆うとともにその後端縁がブラケット40の鉛直面部40Aのユニット前方近傍に位置するように、その形状が設定されている。
一方、図1、3および8に示すように、基板22の周囲には、上部カバー92および下部カバー94が配置されている。
これら上部カバー92および下部カバー94は、金属板(例えばアルミ板)に曲げ加工を施すことによって形成されている。そして、上部カバー92は、基板22の上部領域を囲むようにして配置されており、下部カバー94は、基板22の下部領域を囲むようにして配置されている。
その際、上部カバー92は、ブラケット40の鉛直面部40Aとヒートシンク24との間の空間を、上方側および左右両側から覆うように配置されており、下部カバー94は、ブラケット40の鉛直面部40Aおよびヒートシンク24よりも下方側において、基板22を前後左右から覆うように形成されている。
これら上部カバー92および下部カバー94は、ブラケット40およびヒートシンク24に対して上下両側から当接するようにして配置されており、その左右両側部92a、94aを互いに部分的に重複させた状態でネジ締めによって一体化されている。
上部カバー92には、ブラケット40の鉛直面部40Aの左右両端部において該鉛直面部40Aに係止される左右1対の係止片92bと、左右方向の複数箇所においてヒートシンク24に係止される複数の係止片92cとが形成されている。
一方、下部カバー94には、ブラケット40の鉛直面部40Aの左右両端部において該鉛直面部40Aに係止される左右1対の係止片94bが形成されている。また、この下部カバー94には、その前面部上端縁から斜め下前方へ向けて延びる傾斜面部94cが形成されており、この傾斜面部94cにおいてベース部材60に対してネジ締めによって固定されている。
このように上部カバー92および下部カバー94も、遮光カバー90と同様、電気的に接地された第2の導電性部材として構成されている。
そしてこれにより、これら遮光カバー90ならびに上部カバー92および下部カバー94を、光源52の点消灯の繰り返しによって発生するノイズから空間光変調器30を保護するための電磁シールドとして機能させ、空間光変調器30の制御に悪影響が及んでしまうのを効果的に抑制するようになっている。
次に本実施形態の作用について説明する。
本実施形態に係る灯具ユニット10は、車載用の灯具ユニットとして、空間光変調器30で反射した光源52からの光を、投影レンズ72(光学部材)を介してユニット前方へ向けて照射するように構成されているので、この空間光変調器30においてその反射光の空間的な分布を制御することにより、種々の配光パターンを精度良く形成することができる。
その際、空間光変調器30は、光源52からの光を反射させる複数の反射素子30Asが配列されてなる反射制御部30Aと、この反射制御部30Aを収容する筐体部30Bと、反射制御部30Aよりもユニット前方側に配置された状態で筐体部30Bに支持された透光板30Cとを備えているので、反射制御部30Aに異物が付着してしまうのを未然に防止することが可能となる。
その上で、本実施形態に係る灯具ユニット10においては、空間光変調器30よりもユニット前方側にこれを支持するブラケット40が配置されており、このブラケット40の鉛直面部40Aには空間光変調器30の透光板30Cを囲む開口部40Aaが形成されているが、このブラケット40の鉛直面部40Aには、その開口部40Aaをユニット前方側から覆う透光カバー36が支持されているので、透光板30Cに異物が付着してしまうのを未然に防止することが可能となる。
一方、本実施形態に係る灯具ユニット10においては、透光カバー36に異物が付着するようなことあっても、この透光カバー36は透光板30Cよりもさらに反射制御部30Aからユニット前方側に離れた位置にあるので、投影レンズ72によって投影される異物の像は大きくボケたものとなり、したがって配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまうのを効果的に抑制することができる。
このように本実施形態によれば、反射型の空間光変調器30を備えた灯具ユニット10において、配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまうのを効果的に抑制することができる。
その際、本実施形態においては、ブラケット40の鉛直面部40Aと空間光変調器30の筐体部30Bとの間にガスケット34が板状部材32と共に介装されているので、透光板30Cの前面が露出する空間の密閉性を高めることができ、これにより透光板30Cへの異物付着の可能性をより低く抑えることができる。
また本実施形態においては、ブラケット40の鉛直面部40Aの前面にその開口部40Aaを囲むように延びる環状溝部40Acが形成されており、透光カバー36はこの環状溝部40Acと係合した状態でブラケット40に取り付けられているので、透光板30Cの前面が露出する空間の密閉性を高めることができ、これにより透光板30Cへの異物付着の可能性をより低く抑えることができる。
さらに本実施形態においては、透光カバー36と透光板30Cとのユニット前後方向の間隔が、透光板30Cと反射制御部30Aとのユニット前後方向の間隔よりも大きい値に設定されているので、透光カバー36は透光板30Cよりも2倍以上反射制御部30Aからユニット前方側に離れた位置に配置されることとなり、これにより投影レンズ72によって投影される異物の像を大きくボケたものとすることが容易に可能となる。したがって、配光パターンに予期しない影やグレアが発生してしまうのを一層効果的に抑制することができる。
上記実施形態においては、ユニット前後方向(すなわち光軸Axが延びる方向)と空間光変調器30の反射制御部30Aが平面状に延びる方向とが直交しているものとして説明したが、ユニット前後方向と直交する平面に対して反射制御部30Aが傾斜した方向に延びる構成とすることも可能である。
上記実施形態においては、リフレクタ54で反射した光源52からの出射光を空間光変調器30で反射させる構成となっているが、レンズ等によって偏向制御した光源52からの出射光を空間光変調器30で反射させる構成や光源52からの出射光を直接空間光変調器30で反射させる構成を採用することも可能である。
上記実施形態においては、灯具ユニット10が車載用の灯具ユニットであるものとして説明したが、車載用以外の用途に用いることも可能である。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
まず、上記実施形態の第1変形例について説明する。
図15は、本変形例に係る灯具ユニットの要部を示す、図11と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、透光カバー136の構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
すなわち、本変形例に係る灯具ユニットにおいても、ブラケット40の鉛直面部40Aには、その開口部40Aをユニット前方側から覆うように配置された透光カバー136が支持されているが、この透光カバー136は、空間光変調器30の反射制御部30Aの位置を中心とする凸曲面に沿って延びるように形成されている。
具体的には、この透光カバー136は、投影レンズ72の後側焦点Fの位置を中心とする球面に沿って一定の肉厚で延びるように形成された前面領域136Aと、この前面領域136Aを囲むように形成された外周フランジ部136Cとを備えている。
そして、この透光カバー136は、その前面領域136Aにおいてリフレクタ54からの反射光を透過させるとともに第1のモードにある反射素子30Asからの反射光および第2のモードにある反射素子30Asからの反射光を透過させるように構成されている。
本変形例の透光カバー136にも、その外周フランジ部136Cの後端面からユニット後方へ向けて突出する環状リブ136Cbが形成されており、この環状リブ136Cbにおいてブラケット40の鉛直面部40Aに形成された環状溝部40Acに係合している。
また本変形例の透光カバー136も、その前面領域136Aと空間光変調器30の透光板30Cとのユニット前後方向の間隔が、透光板30Cと反射制御部30Aとのユニット前後方向の間隔よりも大きい値(例えば5倍以上の値)に設定されている。
本変形例の構成を採用することにより、空間光変調器30に入射する光源52からの光および空間光変調器30で反射した光源52からの光は、透光カバー136の前面領域136Aをほとんど屈折することなく透過することとなるので、透光カバー136を透過する際、その光路がずれてしまうのを効果的に抑制することができる。そしてこれにより、灯具ユニットの配光制御機能を高めることができる。
上記第1変形例においては、透光カバー136の前面領域136Aが、投影レンズ72の後側焦点Fの位置を中心とする球面に沿って延びるように形成されているものとして説明したが、これ以外の凸曲面(例えば横長の楕円球面や自由曲面等)に沿って延びるように形成された構成とすることも可能である。
次に、上記実施形態の第2変形例について説明する。
図16は、本変形例に係る灯具ユニット210を示す、図3と同様の図である。
同図に示すように、本変形例の基本的な構成は上記実施形態の場合と同様であるが、光源側サブアッシー250の構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
すなわち、本変形例の光源側サブアッシー250は、光源252からの出射光を、透光カバー236に形成された集光レンズ部236Baを介して空間光変調ユニット20に入射させるように構成されている。
光源252は、白色発光ダイオードであって、光軸Axの真下の位置において、その発光面を投影レンズ72の後側焦点Fへ向けた状態(すなわち斜め上後方へ向けた状態)で基板256の後面に搭載されている。そして、この基板256は、その前面をベース部材260に面接触させた状態で該ベース部材260にネジ締めによって固定されている。
ベース部材260は、金属製(例えばアルミダイカスト製)の板状部材であって、基板256を支持する第1傾斜面部と、この第1傾斜面部の下端位置から斜め上後方へ向けて延びる第2傾斜面部と、この第2傾斜面部の上端位置からユニット後方へ向けて延びる水平面部とを備えており、その水平面部においてブラケット40の水平面部40Bにネジ締めによって固定されている。
透光カバー236は、上記実施形態の透光カバー36と同様の構成を有しているが、その前面下部領域236Bに集光レンズ部236Baが形成されている点で、上記実施形態の透光カバー36と異なっている。集光レンズ部236Baは、前面下部領域236Bの前面を凸曲面状に形成することによって構成されている。
ベース部材260の第1傾斜面部の前面側には、金属製(例えばアルミダイカスト製)の伝熱板262が配置されている。この伝熱板262は、ベース部材260の第1傾斜面部の前面と面接触した状態で該第1傾斜面部にネジ締めによって固定されている。
この伝熱板262は、左右1対のヒートパイプ286を介してヒートシンク80に支持された伝熱板82と連結されている。各ヒートパイプ286は、光源側サブアッシー250の左右両側においてユニット前後方向に延びるとともに、その前端部および後端部が光軸Ax寄りの方向へ向けて水平方向に延びるように形成されている。そして、各ヒートパイプ286の前端部は、伝熱板84の支持凹部84aに嵌め込まれた状態で該伝熱板84に固定されており、また、各ヒートパイプ286の後端部は、伝熱板262の下部前面に形成された支持凹部262aに嵌め込まれた状態で該伝熱板262に固定されている。
本変形例においても、ブラケット40の鉛直面部40Aには、その開口部40Aaをユニット前方側から覆う透光カバー236が支持されているので、透光板30Cに異物が付着してしまうのを未然に防止することが可能となる。
しかも本変形例においては、透光カバー236が光源252からの出射光を制御する集光レンズ部236Baとしての機能を有しているので、少ない部品点数で上記作用効果を得ることができる。
上記第2変形例においては、集光レンズ部236Baが平凸レンズ状に形成されているものとして説明したが、両凸レンズ状や凸メニスカスレンズ状に形成された構成とすることも可能であり、また、光源252が上記実施形態の光源52のように光軸Axの左右両側にそれぞれ配置された構成とした上で、これら左右1対の光源252の各々に対応する位置に集光レンズ部236Baが形成された構成とすることも可能である。
なお、上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また本願発明は、上記実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
10、210 灯具ユニット
20 空間光変調ユニット
22 支持基板
22a、32a、40Aa、40Ba 開口部
24 ヒートシンク
24a、34Aa 突起部
24b 放熱フィン
24c シャフト
26 ソケット
26a 端子ピン
30 空間光変調器
30A 反射制御部
30As 反射素子
30B 筐体部
30Ba 端子ピン
30Bb 環状段差部
30C 透光板
30D シール部
32 板状部材
32b 挿通孔
34 ガスケット
34A 薄肉部
34B 厚肉部
36、136、236 透光カバー
36A 前面上部領域
36B、236B 前面下部領域
36C、136C 外周フランジ部
36Ca、40Bb ボス部
36Cb、136Cb 環状リブ
40 ブラケット
40A 鉛直面部
40Ab 突起部
40Ac 環状溝部
40Ad シャフト位置決め孔
40B 水平面部
42 段付きボルト
44 圧縮コイルバネ
46 挟持部材
50、250 光源側サブアッシー
52、252 光源
52a 発光面
54 リフレクタ
54a 反射面
56、256 基板
58 コネクタ
60、260 ベース部材
60A 傾斜面部
60B、260C 水平面部
62、84、184、262 伝熱板
62a、84a、262a 支持凹部
70 レンズ側サブアッシー
72 投影レンズ(光学部材)
72A 第1レンズ
72B 第2レンズ
72C 第3レンズ
74、258 レンズホルダ
74A ホルダ本体
74B、90a フランジ部
76A 第1金具
76B 第2金具
80、180 ヒートシンク
80a、180a 放熱フィン
82 放熱ファン
82A ファン本体
82B 支持部
86、286 ヒートパイプ
90 遮光カバー
92 上部カバー
92a、94a 左右両側部
92b、92c、94b 係止片
94 下部カバー
94c 傾斜面部
100 車両用灯具
102 ランプボディ
104 透光カバー
136A 前面領域
236Ba 集光レンズ部
Ax 光軸
F 後側焦点
R1、R2 光路
S1、S2 隙間

Claims (6)

  1. 光源と、この光源からの光を反射させる空間光変調器と、この空間光変調器で反射した光をユニット前方へ向けて照射する光学部材と、を備えた灯具ユニットにおいて、
    上記光学部材は投影レンズで構成されており、
    上記空間光変調器は、上記光源からの光を反射させる複数の反射素子が配列されてなる反射制御部と、この反射制御部を収容する筐体部と、上記反射制御部よりもユニット前方側に配置された状態で上記筐体部に支持された透光板とを備えており、
    上記空間光変調器よりもユニット前方側に、該空間光変調器を支持するブラケットが配置されており、
    上記ブラケットは、上記透光板を囲むように形成された開口部を有しており、
    上記ブラケットに、上記開口部をユニット前方側から覆う透光カバーが支持されている、ことを特徴とする灯具ユニット。
  2. 上記透光カバーは、上記空間光変調器の反射制御部の位置を中心とする凸曲面に沿って延びるように形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の灯具ユニット。
  3. 上記ブラケットと上記筐体部との間にガスケットが介装されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の灯具ユニット。
  4. 上記ブラケットの前面に、上記開口部を囲むように延びる環状溝部が形成されており、
    上記透光カバーは、上記環状溝部と係合した状態で上記ブラケットに取り付けられている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の灯具ユニット。
  5. 上記透光カバーと上記透光板とのユニット前後方向の間隔が、上記透光板と上記反射制御部とのユニット前後方向の間隔よりも大きい値に設定されている、ことを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の灯具ユニット。
  6. 上記透光カバーは、上記空間光変調器へ向かう上記光源からの光を制御するためのレンズ機能を有している、ことを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の灯具ユニット。
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