JP2020106022A - ディーゼルエンジン - Google Patents
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Abstract
Description
図1(A)に例示するように、シリンダ(1)内の燃焼室(2)と、シリンダヘッド(3)内の燃料噴射室(4)と、燃焼室(2)と燃料噴射室(4)を連通させる連通口(9)と、燃料噴射室(4)に臨む燃料インジェクタ(6)と、燃料インジェクタ(6)から噴射される燃料(5)の噴射時期と噴射量を制御する電子制御装置(8)を備え、
図2(A)(B)に例示するように、燃料噴射室(4)は、連通口(9)側から燃料噴射室(4)の奥側に伸びる圧縮空気ガイド板(40)を備えている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
図1(A)に例示するように、この発明では、燃料(5)の噴射が電子制御され、圧縮行程で連通口(9)から燃料噴射室(4)に押し込まれる圧縮空気(10)と燃料インジェクタ(6)から噴射される燃料(5)の予混合の調節により、燃焼室(2)での燃焼が適正化され、シリンダ(1)のボア径を小さくしても、騒音、燃費、スモーク濃度を良好に維持することができ、エンジンを小型化することができる。
図1(D)に例示するように、シリンダ中心軸線(1c)と平行な向きに見て、連通口中心軸線(1c)と直交する向きを横方向として、図2(A)(B)に例示するように、燃料噴射室(4)の中央部から横方向両脇側に拡散しようとする圧縮空気(10)が、圧縮空気ガイド板(40)の案内で、燃料噴射室(4)の中央部に戻され、圧縮空気(10)の速度が高速に維持され、燃料噴射室(4)での圧縮空気(10)と燃料(5)の予混合が促進される。
このエンジンは、吸気装置と、排気装置と、燃焼装置と、電子制御装置と、エンジン水冷装置を備えている。
排気装置は、図5に示す排気マニホルド(25)と、排気マニホルド(25)の排気下流側に接続される排気処理装置(図示せず)を備えている。
吸気マニホルド(24)は、シリンダヘッド(3)の左右の一側に、排気マニホルド(25)はシリンダヘッド(3)の左右の他側に配置されている。
図2(A)(B)に示すように、燃料噴射室(4)は、連通口(9)側から燃料噴射室(4)の奥側に伸びる圧縮空気ガイド板(40)を備えている。
このため、図1(A)に示すように、燃料(5)の噴射が電子制御され、圧縮行程で連通口(9)から燃料噴射室(4)に押し込まれる圧縮空気(10)と燃料インジェクタ(6)から噴射される燃料(5)の予混合の調節により、燃焼室(2)での燃焼が適正化され、シリンダ(1)のボア径を小さくしても、騒音、燃費、スモーク濃度を良好に維持することができ、エンジンを小型化することができる。
また、図1(D)に示すように、シリンダ中心軸線(1c)と平行な向きに見て、連通口中心軸線(1c)と直交する向きを横方向として、図2(A)(B)に示すように、燃料噴射室(4)の中央部から横方向両脇側に拡散しようとする圧縮空気(10)が、圧縮空気ガイド板(40)の案内で、燃料噴射室(4)の中央部に戻され、圧縮空気(10)の速度が高速に維持され、燃料噴射室(4)での圧縮空気(10)と燃料(5)の予混合が促進される。
クランク軸センサ(28)にはピックアップコイルが用いられる。このクランク軸センサ(28)は、フライホイール(22)に取り付けられたクランク軸検出ディスク(図示せず)の突起がセンサ前を通過するのを検出する近接センサである。クランク軸検出ディスクは、周縁に1個の起点突起と、等ピッチで設けられた多数の位相突起を備えている。
気筒判別センサ(29)にもピックアップコイルが用いられる。この気筒判別センサ(29)は、図2に示す動弁カム軸(30)に取り付けられたカム軸位相検出ディスク(図示せず)の突起がセンサ前を通過するのを検出する近接センサである。カム軸位相検出ディスクは、周縁に1個の突起を備えている。
クランク軸センサ(28)と気筒判別センサ(29)は、突起のピックアップ信号による実回転数検出信号とクランク角度検出信号とカム軸位相検出信号をエンジンECU(26)に発信し、エンジンECU(26)では、この実回転数検出信号とクランク角度検出信号から、エンジンの実回転数とクランク角度を演算するとともに、カム軸位相検出信号から各気筒が燃焼サイクルのどの行程にあるかを判別する。
このため、圧縮行程で燃料噴射室(4)に押し込まれる圧縮空気(10)が燃料噴射室(4)の粗い内面に接し、発生した微小渦で燃料インジェクタ(6)から噴射された燃料(5)が燃料噴射室(4)の内面に付着することなく圧縮空気(10)中に拡散し、燃料噴射室(4)での圧縮空気(10)と燃料(5)の予混合が促進される。
これに対し、燃料噴射室(4)の内面の表面粗さの値が、算術平均粗さ(Ra)で12.5a〜25aの場合には、上記のような問題がなく、圧縮空気(10)と燃料(5)の予混合が促進される。
このため、燃焼室の圧縮空気(10)は、滑らかな連通口(9)の内周面の案内で、大きな抵抗を受けることなく、高速で燃料噴射室(4)に押し込まれ、燃料噴射室(4)の粗い内面に接し、微小渦の発生が促進され、燃料噴射室(4)での圧縮空気(10)と燃料(5)の予混合が促進される。
連通口(9)の内周面の表面粗さの値は、算術平均粗さ(Ra)で6.3aとされている。
このため、図2(B)及び図3に示すように、燃料噴射室(4)に中央連通口(9a)から押し込まれる中央圧縮空気(10a)と、脇連通口(9b)(9b)から押し込まれる脇圧縮空気(10b)(10b)に、燃料(5)が巻き込まれ、燃料(5)が圧縮空気(10)中に広く拡散し、燃料噴射室(4)での燃料(5)と圧縮空気(10)の予混合が促進される。
また、図2(B)及び図3に示すように、この発明では、脇圧縮空気(10b)(10b)が燃料噴射室(4)の脇空間(4b)(4b)に流入し、この脇空間(4b)(4b)内の空気の流動が促進され、燃料噴射室(4)での空気利用率が高まる。
このため、図2(B)及び図3に示すように、一対の脇圧縮空気(10b)(10b)は、燃料噴射室(4)で中央圧縮空気(10a)に両側から衝突し、或いは相互に衝突し、脇空間(4b)(4b)側に偏向され、燃料噴射室(4)の横方向の両脇空間(4b)(4b)に流入し、この脇空間(4b)(4b)内の空気の流動が促進され、燃料噴射室(4)での空気利用率が高まる。
中央燃料噴射孔(6a)の中央燃料噴射軸線(6ac)が、連通口(9)側に向けられ、脇燃料噴射孔(6b)(6b)の脇燃料噴射軸線(6bc)(6bc)が中央燃料噴射軸線(6ac)の横方向両脇側に向けられている。
このため、図2(B)及び図3に示すように、中央圧縮空気(10a)中で中央燃料噴射孔(6a)から噴射される中央燃料(5a)が拡散され、脇圧縮空気(10b)(10b)中で脇燃料(5b)(5b)が拡散され、燃料噴射室(4)での燃料(5)と圧縮空気(10)の予混合が促進される。
このため、中央圧縮空気(10a)に生じる角部(4c)の後流に中央燃料(5a)が巻き込まれ、燃料噴射室(4)での中央燃料(5a)と中央圧縮空気(10a)の予混合が促進される。
このため、図2(B)及び図3に示すように、燃料噴射室(4)の内周面に沿って流れる脇圧縮空気(10b)(10b)に脇燃料(5b)(5b)が巻き込まれ、脇燃料(5b)(5b)が脇圧「0018」縮空気(10b)(10b)中で拡散され、燃料噴射室(4)での燃料(5)と圧縮空気(10)の予混合が促進される。
中央燃料噴射軸線(6ac)は、角部(4c)寄りの位置を経て中央連通口(9a)に向けられていている場合には、脇燃料噴射軸線(6bc)(6bc)が、燃料噴射室(4)の内周面に突き当たる位置は、角部(4c)寄りの位置の真横にある横方向両脇の位置とされる。
このため、燃料インジェクタ(6)から噴射された燃料(5)の一部は、副燃焼室(4a)で圧縮空気(10)と予混合燃焼され、残りの未燃燃料は、予混合燃焼の燃焼ガスで、連通口(9)から主燃焼室(2a)に噴出し、主燃焼室(2a)に燃料(5)が広く拡散され、主燃焼室(2a)での燃焼が促進される。
このため、図2(B)及び図3に示すように、燃料インジェクタ(6)から噴射された燃料(5)は、主燃焼室(2a)からうず室(4at)に押し込まれた圧縮空気(10)のうず流に巻き込まれ、うず室(4at)での燃料(5)と圧縮空気(10)の予混合が促進される。
このため、図2(B)及び図3に示すように、脇燃料(5b)は、脇圧縮空気(10b)に乗って副燃焼室(4a)を旋回し、副燃焼室(4a)での燃料(5)と圧縮空気(10)の予混合が促進される。
図4(A)に示すように、ピストン(1a)は、頂面に設けられた燃焼ガスガイド溝(37)と、3個のバルブリセス(38)(38)(39)を備え、燃焼ガスガイド溝(37)の始端部はシリンダ(1)の周壁付近で連通口(9)と対向し、燃焼ガスガイド溝(37)の終端部は、シリンダ中心軸線(1c)を越えて、連通口(9)と反対側に伸び、3個のバルブリセス(38)(38)(39)と連通している。
燃焼ガスガイド溝(37)は、図4(A)に示すように、シリンダ中心軸線(1c)と平行な向きに見て、扇形に形成され、図4(B)に示すように、始端部が最も深く、終端部に近づくにつれて次第に浅くなっている。
図4(A)に示す3個のバルブリセスのうち、径小の一対のバルブリセス(38)(38)は、吸気バルブリセスで、径大のバルブリセス(39)は、排気バルブリセスである。
図4(B)に示すように、副燃焼室(4a)は球形のうず室(4at)とされ、連通口(9)の連通口中心軸線(9c)は、口金(3b)の底面(3c)に対し、45°の仰角で、主燃焼室(2a)側から副燃焼室(4a)の内周面の接線方向に向けられている。
このため、圧縮行程で連通口(9)からうず室(4at)に押し込まれる圧縮空気(10)はうず室(4at)内で立うず流となって旋回する。図4{B}中の符号(4t)は圧縮空気(10)の立うずのうず中心である。
うず室(4at)にはグロープラグ(4e)が差し込まれている。
図1(B)〜(E)に示すように、一対の脇連通口(9b)(9b)の通路断面積は、副燃焼室(4a)に近づくにつれて次第に狭くなり、脇圧縮空気(10b)(10b)は副燃焼室(4a)に近づくにつれて次第に加速される。
この燃料インジェクタ(6)からの液体燃料(5)の噴射圧力は、シリンダ内の燃焼室に直接に燃料を噴射する既存のコモンレール式ディーゼルエンジンのそれが一般的に120〜160MPaに設定されているのに対し、かなり低く設定されている。
燃料インジェクタ(6)からの燃料(5)の噴射圧力が5MPa未満では、燃料噴射室(4)での燃料(5)の貫通力が不足し、50MPaを越えると、燃料噴射室(4)での燃料(5)の飛行時間が不足し、いずれの場合にも燃料噴射室(4)での燃料(5)と圧縮空気(10)の予混合が停滞するおそれがある。これに対し、5〜50MPaでは上記の問題がなく、燃料噴射室(4)での燃料(5)と圧縮空気(10)の予混合が促進される。
また、燃料インジェクタ(6)からの燃料(5)の噴射圧力が5〜50 MPaで済み、ディーゼルエンジンでありながら、低圧燃料噴射のガソリン噴射システム等の燃料インジェクタ(6)や燃料蓄圧装置(7)の部品を転用することができ、他の低圧燃料噴射システムと部品を共通化することができる。
このため、燃料インジェクタ(6)からの燃料(5)の噴射圧力が5〜50MPaで済み、ディーゼルエンジンでありながら、低圧燃料噴射のガソリン噴射システム等のアキュムレータ(11)と燃料フィードポンプ(12)をそのまま転用することができ、他の低圧燃料噴射システムと燃料蓄圧装置(7)の部品を共通化することができる。
このため、デリバリパイプ(11a)内の燃料圧力が5〜50MPa程度になり、ディーゼルエンジンでありながら、低圧燃料噴射のガソリン噴射システム等のデリバリパイプ(11a)をそのまま転用することができ、他の多気筒低圧燃料噴射システムと燃料蓄圧装置(7)の部品を共通化することができる。
なお、図1(A)中の符号(13)は安全弁であり、デリバリパイプ(11a)内の燃料圧が所定の上限値を越えると、開弁され、デリバリパイプ(11a)内の燃料圧を低下させる。
このため、プレ噴射の燃料(5)は、燃料噴射室(4)で圧縮空気(10)と混合されて燃焼し、メイン噴射の燃料(5)は、プレ噴射の燃焼ガスで着火され、燃焼室(2)での燃焼が促進される。
エンジン冷却水の温度が高まると、サーモスタット弁(33)の開弁により、エンジン冷却水は、ラジエータ(21)と水ポンプ(18)とシリンダジャケット(31)とシリンダヘッドジャケット(32)の相互間をその順番で循環し、エンジンの冷却がなされる。エンジン冷却水の一部は、戻しパイプから水ポンプ(18)に吸い込まれ、ラジエータ(21)を迂回する。
上記実施形態では、2気筒エンジンについて説明したが、本発明は、単気筒や3気筒以上の多気筒エンジンにも適用できる。
また、燃料噴射室(4)は、必ずしも副室式でなくてもよく、連通口(9)を有しない室、すなわちシリンダヘッド(3)の底面を単に窪ませた室であってもよい。
また、燃料インジェクタ(6)の燃料噴射孔は、必ずしも複数でなくてもよく、単一であってもよい。この場合、燃料噴射孔から噴射される燃料(5)の噴射は、必ずしも燃料噴射室(4)の内面に向けられなくてもよく、連通口(9)を介して主燃焼室(2a)に向けられたものであってもよい。また、連通口(9)がない場合には、燃料噴射室(4)の開口を介して主燃焼室(2a)に向けられたものであってもよい。
Claims (15)
- シリンダ(1)内の燃焼室(2)と、シリンダヘッド(3)内の燃料噴射室(4)と、燃焼室(2)と燃料噴射室(4)を連通させる連通口(9)と、燃料噴射室(4)に臨む燃料インジェクタ(6)と、燃料インジェクタ(6)から噴射される燃料(5)の噴射時期と噴射量を制御する電子制御装置(8)を備え、
燃料噴射室(4)は、連通口(9)側から燃料噴射室(4)の奥側に伸びる圧縮空気ガイド板(40)を備えている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項1に記載されたディーゼルエンジンにおいて、
燃料噴射室(4)の内面の表面粗さの値が、算術平均粗さ(Ra)で12.5a〜25aとされている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項1または請求項2に記載されたディーゼルエンジンにおいて、
連通口(9)の内周面の表面粗さの値は、燃料噴射室(4)の内面のそれよりも小さい値とされている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載されたディーゼルエンジンにおいて、
シリンダ中心軸線(1c)と平行な向きに見て、連通口中心軸線(9c)と直交する方向を横方向として、連通口(9)は、横方向中央側の中央連通口(9a)と、横方向両脇側の脇連通口(9b)(9b)を備えている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項4に記載された記載されたディーゼルエンジンにおいて、
図1(B)(D)に示すように、脇連通口(9b)(9b)の脇連通口中心軸線(9bc)(9bc)の相互の離間距離は、燃料噴射室(4)に近づくにつれて、次第に狭くなるように構成されている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項4または請求項5に記載されたディーゼルエンジンにおいて、
燃料インジェクタ(6)は、横方向中央側の中央燃料噴射孔(6a)と、横方向両脇側の脇燃料噴射孔(6b)(6b)を備え、
中央燃料噴射孔(6a)の中央燃料噴射軸線(6ac)が、連通口(9)側に向けられ、脇燃料噴射孔(6b)(6b)の脇燃料噴射軸線(6bc)(6bc)が中央燃料噴射軸線(6ac)の横方向両脇側に向けられている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項6に記載されたディーゼルエンジンにおいて、
中央燃料噴射孔(6a)の中央燃料噴射軸線(6ac)は、中央連通口(9a)と燃料噴射室(4)の境界の角部(4c)のある位置、又は角部(4c)寄りの位置を経て中央連通口(9a)に向けられている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項6または請求項7に記載されたディーゼルエンジンにおいて、
脇燃料噴射孔(6b)(6b)の脇燃料噴射軸線(6bc)(6bc)が、燃料噴射室(4)の内周面に向けられている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項1から請求項8のいずれかに記載されたディーゼルエンジンにおいて、
シリンダ(1)内の燃焼室(2)が主燃焼室(2a)とされ、燃料噴射室(4)が副燃焼室(4a)とされている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項9に記載されたディーゼルエンジンにおいて、
副燃焼室(4a)がうず室(4at)とされている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項10に記載されたディーゼルエンジンにおいて、
脇燃料噴射孔(6b)の脇燃料噴射軸線(6bc)は、うず室(4at)で旋回する脇圧縮空気(10b)の旋回方向に向けられている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項1から請求項11のいずれかに記載されたディーゼルエンジンにおいて、
燃料インジェクタ(6)からの燃料(5)の噴射圧力は、5〜50MPaに設定されている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項12に記載されたディーゼルエンジンにおいて、
燃料インジェクタ(6)から噴射する燃料(5)を蓄圧する燃料蓄圧装置(7)を備え、燃料蓄圧装置(7)は、アキュムレータ(11)と、アキュムレータ(11)に燃料(5)を供給する燃料フィードポンプ(12)を備えている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項13に記載されたディーゼルエンジンにおいて、
アキュムレータ(11)は、複数の燃料インジェクタ(6)に燃料(5)を分配するデリバリパイプ(11a)である、ことを特徴とするディーゼルエンジン。 - 請求項1から請求項14のいずれかに記載されたディーゼルエンジンにおいて、
燃料インジェクタ(6)の燃料(5)の噴射は、メイン噴射と、メイン噴射に先立つプレ噴射を備えている、ことを特徴とするディーゼルエンジン。
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