JP2020105756A - 床材 - Google Patents

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山本 卓也
Takuya Yamamoto
卓也 山本
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Abstract

【課題】表面化粧層として厚単板や挽き板などの厚めの木質化粧板を用いた場合であっても、床下地の不陸に十分に追従できる床材を提供する。【解決手段】合板基材層10の裏面の複数本の溝18は、これらの溝によって区分される当該床材の床材長手方向に間隔を空けた部位同士が床下地の段差に追従して床材厚さ方向に相対的に変位し得るように、床材長手方向に間隔を空けて設けられている。一方、合板基材層10の表面側に設けた表面化粧層30は、1mm以上、3mm以下の木質化粧板とされ、床材幅方向の全体にわたって延び裏面側に開口する複数本の化粧層溝31が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、合板基材層の表面側に表面化粧層を設けた床材に関する。
従来には、床下地の不陸に追従可能なように、合板基材層の裏面に、床材幅方向の全体にわたって延び裏面側に開口する複数本の本体溝が設けられた床材が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−145867号公報
しかしながら、この種の従来の床材において無垢感を表出するために、表面化粧層として、厚さ寸法の大きい例えば1mm〜3mm厚程度の厚単板や挽き板を用いた場合には、合板基材層の本体溝だけでは、床下地の不陸に十分に追従できない可能性がある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、表面化粧層として厚単板や挽き板などの厚めの木質化粧板を用いた場合であっても、床下地の不陸に十分に追従できる床材を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の床材は、一方向に長尺状とされ、合板基材層の表面側に表面化粧層を設けた床材であって、前記合板基材層は、3枚以上の単板が積層された構成とされ、かつ、裏面には、床材幅方向の全体にわたって延び裏面側に開口する複数本の本体溝が設けられており、これら複数本の本体溝は、これら複数本の本体溝によって床材長手方向に区分される当該床材の床材長手方向に間隔を空けた部位同士が床下地の段差に追従して床材厚さ方向に相対的に変位し得るように、床材長手方向に間隔を空けて設けられており、前記表面化粧層は、1mm以上、3mm以下の木質化粧板とされ、床材幅方向の全体にわたって延び裏面側に開口する複数本の化粧層溝が設けられていることを特徴とする。
本発明の床材は上述した構成とされているため、表面化粧層として厚単板や挽き板などの厚めの木質化粧板を用いた場合であっても、床下地の不陸に十分に追従させることができる。
本発明の一実施形態に係る床材の説明図である。(a)は同床材の一部を破断した分解概略縦断面図、(b)は同床材の一部を破断した概略縦断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。まず、以下の実施形態に係る床材1の基本構成について記述する。
本実施形態に係る床材1は、一方向に長尺状とされ、合板基材層10の表面側に表面化粧層30を設けた床材1である。この合板基材層10は、3枚以上の単板11〜15が積層された構成とされ、かつ、裏面には、床材幅方向の全体にわたって延び、裏面側に開口する複数本の本体溝18が設けられている。
これら複数本の本体溝18は、これら複数本の本体溝18によって床材長手方向に区分される当該床材1の床材長手方向に間隔を空けた部位同士が床下地3の段差に追従して床材厚さ方向に相対的に変位し得るように、床材長手方向に間隔を空けて設けてある。
また、表面化粧層30は、1mm以上、3mm以下の木質化粧板とされ、床材幅方向の全体にわたって延び裏面側に開口する複数本の化粧層溝31が設けられている。
ここで、床材幅方向とは図1における紙面を貫く方向、床材長手方向とは図1における左右方向、床材厚さ方向とは図1における上下方向とされる。
ついで、本床材1の詳細な構成等について、図1を参照しながら説明する。
本床材1は、一方向に長尺状とされた平面視略矩形の平板材とされ、図1(a)に示すように、合板基材層10の表面側に表面化粧層30を設け、裏面側に裏面シート20を貼着した構成とされている。
この床材1は、床下地3上に床材長手方向および床材幅方向に複数並べられて床面を構成する(図1(b)参照)。この床材1は、ねじ、釘等の固定具や接着剤等を用いて施工されるものとしてもよく、あるいは床下地3上に置敷床的に施工されるものとしてもよい。また、床下地3としては、根太や床下地ボード、床スラブ等が想定されるほか、フリーアクセスフロア等の二重床下地でもよい。
この床材1の長さ寸法や幅寸法、厚さ寸法等としては、種々の寸法が想定される。例えば、床材1を、長さ寸法が1500mm〜2000mm程度、幅寸法が250mm〜500mm程度とされた長尺板状体としてもよい。また、床材1を、置敷床的に施工されるものとした場合には、上記の寸法よりも小さい寸法としてもよい。例えば、床材1を、長さ寸法が600mm〜1200mm程度、幅寸法が100mm〜200mm程度とされたものとしてもよい。
また、床材1の厚さ寸法は、合板基材層10として用いる合板および表面化粧層30として用いる木質化粧板の厚さ寸法によりおおむね定まるが、5mm以上、30mm以下とすることが望ましい。
また、本実施形態では、床材1の長手方向の一方の端部には、側方に突出した雄実部16が形成され、他方の端部には、側方に開口した雌実部17が形成されており、これらの実部が長手方向に隣り合う床材1の実部に接合される。これらの実部は、合板基材層10に形成されている。なお、床材1の幅方向両端部の図示を省略しているが、幅方向両端部には幅方向に隣り合う床材1に接合される実部を設けた構成としてもよいし、設けない構成としてもよい。また、このような本実に代えて、床材1の四周端部に相じゃくり状の実部を設けた構成としてもよい。
また、図例では、床材1の長手方向両端部の表面側縁部にC面取り状の面取り部が設けられた例を示しているが、床材1の幅方向両端部の表面側縁部にも同様な面取り部が設けられたものとしてもよい。
合板基材層10は、床材長手方向に繊維方向を沿わせた奇数層の単板11、13、15と、床材幅方向に繊維方向を沿わせた偶数層の単板12、14とよりなり、全単板枚数が3枚以上となるような奇数枚数の積層構成とすればよい。図1の例では、5プライ合板としているが、3プライ合板や7プライ合板等であってもよい。
この合板基材層10の裏面には、上述したように、裏面側に開口した複数本の本体溝18が床材長手方向に間隔を空けて形成されている。これらの本体溝18の深さ寸法は相互に略同一とされ、図1の例では溝底18aの床材厚さ方向における位置が上から3層目の単板13内とされている。これらの本体溝18は、深さ寸法に限定はないが、合板基材層10の表面側となる単板11に達しない深さとすることが望ましい。
これらの複数の本体溝18は、上述したように、これらの本体溝18によって床材長手方向に区分される、間隔を空けた部位同士が、床下地3の不陸(段差や突部)に追従して床材厚さ方向に相対的に変位可能なように設けられたものである。つまり、床材1が床下地3の段差等を跨ぐように配されれば、床材長手方向に間隔を空けた部位同士が床材厚さ方向に相対的に変位し、床材1の裏面の略全面が床下地3に接触する。それにより、床材1の浮きやがたつきの抑制が可能とされる。
また、これら複数本の本体溝18により、床材1を長手辺側より見て床材1を表面側に凸湾曲状に変形させて、隣り合う床材1との床材長手方向の両端側の実接合を解除させることもできる。このような構成にすることで、床材1を置敷床的に施工すれば、施工後に一枚単位で床材1を容易に取り外すことができる。
合板基材層10の厚さ寸法は、特に限定はないが、後述する表面化粧層30の厚みに対応して、4.0mm〜6.5mm程度とすることが望ましい。
この合板基材層10の表面側には、上述したように、合板基材層10に積層一体化された表面化粧層30が配されている。この表面化粧層30と合板基材層10との間に防湿層が配されるようにしてもよい。表面化粧層30を構成する木質化粧板としては、無垢感を表出するために、天然木材から形成された厚単板や挽き板などの1mm以上、3mm以下の厚みのものが用いられればよい。
この表面化粧層30の裏面には、床材幅方向の全体にわたって延び裏面側に開口する複数本の化粧層溝31が設けてある。この化粧層溝31の深さは、木質化粧板の厚みが1mm〜2mmのものでは溝深さを0.5mm程度とし、木質化粧板の厚みが3mmのものでは溝深さを1.5mm程度とすることが望ましい。
また、図1に示すように、合板基材層10の裏面に、床材厚さ方向への変位に追従可能であり、かつ、合板基材層10への裏面側からの吸湿を抑制し得る裏面シート20が、複数本の本体溝18の開口を塞ぐように貼着されていることが望ましい。この裏面シート20としては、厚さ寸法が0.5mm以下の樹脂シートを用いることが望ましい。床材1を床下地3に設置する際には、この裏面シート20に再剥離性接着剤などの接着剤を塗布して施工すればよい。
以上のように、本床材1は、無垢感や高級感を表出するために表面化粧層30として厚めの木質化粧板が用いてあるが、裏面に複数の化粧層溝31が設けてあるため、柔軟性が向上し、床下地3の不陸に十分に追従させることができる。なお、図例の表面化粧層30は化粧層溝31が本体溝18と同ピッチで設けてあるが、これには限らず、不陸への追従性に合わせて種々異ならせてもよい。
また、本床材1には裏面シート20が貼着されているため、合板基材層10の裏面を直接床下地3に接着する必要がなく、貼り剥がしの際に木屑が残ることなく施工できる。さらにまた、この裏面シート20を厚みが0.5mm以下の樹脂シートで構成すれば、床下地3の不陸への追従性を向上させることができる。
1 床材
3 床下地
10 合板基材層
11〜15 単板
18 本体溝
20 裏面シート
30 表面化粧層
31 化粧層溝


Claims (3)

  1. 一方向に長尺状とされ、合板基材層の表面側に表面化粧層を設けた床材であって、
    前記合板基材層は、3枚以上の単板が積層された構成とされ、かつ、裏面には、床材幅方向の全体にわたって延び裏面側に開口する複数本の本体溝が設けられており、
    これら複数本の本体溝は、これら複数本の本体溝によって床材長手方向に区分される当該床材の床材長手方向に間隔を空けた部位同士が床下地の段差に追従して床材厚さ方向に相対的に変位し得るように、床材長手方向に間隔を空けて設けられており、
    前記表面化粧層は、1mm以上、3mm以下の木質化粧板とされ、床材幅方向の全体にわたって延び裏面側に開口する複数本の化粧層溝が設けられていることを特徴とする床材。
  2. 請求項1において、
    前記合板基材層の裏面には、前記床材厚さ方向への変位に追従可能であり、かつ、前記合板基材層への裏面側からの吸湿を抑制し得る裏面シートが、前記複数本の本体溝の開口を塞ぐように貼着されていることを特徴とする床材。
  3. 請求項2において、
    前記裏面シートは、厚さ寸法が0.5mm以下の樹脂シートとされていることを特徴とする床材。



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