JP2020101764A - 画像形成装置及び箔シート使用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】箔シートを用いた加飾処理におけるコストを抑制する。【解決手段】記録媒体上にトナー像を形成する画像形成部10と、トナー像が形成された記録媒体のトナー像側の面と、ベースフィルムに塗装層が形成された箔シートの塗装層側の面とを重ね合わせる重ね合わせ部20と、記録媒体と箔シートとが重ね合わされた状態で記録媒体及び箔シートを加熱及び加圧して、記録媒体上のトナー像が形成された部分に塗装層を転写する定着部30と、を備える画像形成装置100において、箔シートのサイズを示すサイズ情報、箔シートの塗装層が存在する領域を示す塗装層情報、記録媒体上に形成されたトナー像の位置を示すトナー像情報に基づいて、箔シートの塗装層と、記録媒体上に形成されたトナー像とが一致するように、重ね合わせ部を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及び箔シート使用方法に関する。
近年、電子写真方式の画像形成装置では、より付加価値の高い出力物が求められており、用紙上に形成されたトナー像に、金・銀等の塗装層(箔)が形成された箔シートを重ねて加熱・加圧することで、トナー像部分に塗装層を転写するものが利用されている。トナーを接着剤として用いることで、金属光沢のある色等、通常のトナーでは表せない加飾処理を実現している。
例えば、未定着のトナー像が形成された用紙にトナーを定着させる定着部を備えた画像形成装置において、用紙と接着せずトナーと接着する箔を、定着部よりも上流で未定着のトナー像が形成された用紙に重ね合わせ、箔と用紙とが重ね合わさった状態で定着部に送り出すことで、用紙に箔画像を形成する技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2013−195909号公報
しかしながら、箔シートを用いて加飾を行う場合、1枚の記録媒体に対して1枚の箔シートを使用することになるため、ワンポイントの加飾であっても、箔シートの全面を用いた加飾と同様のコストがかかるという問題があった。
また、一度使用した箔シートを再使用するためには、どの部分の塗装層(箔)が使用済みであるかを把握する必要があるとともに、記録媒体との位置合わせも考慮しなければならず、箔シートを無駄なく使用することは困難であった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、箔シートを用いた加飾処理におけるコストを抑制することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、記録媒体上にトナー像を形成する画像形成部と、トナー像が形成された前記記録媒体のトナー像側の面と、ベースフィルムに塗装層が形成された箔シートの塗装層側の面とを重ね合わせる重ね合わせ部と、前記記録媒体と前記箔シートとが重ね合わされた状態で前記記録媒体及び前記箔シートを加熱及び加圧して、前記記録媒体上のトナー像が形成された部分に前記塗装層を転写する定着部と、を備える画像形成装置であって、前記箔シートの前記塗装層が存在する領域を示す塗装層情報を取得する塗装層情報取得部と、前記箔シートのサイズを示すサイズ情報、前記塗装層情報、前記記録媒体上に形成されたトナー像の位置を示すトナー像情報に基づいて、前記箔シートの前記塗装層と、前記記録媒体上に形成されたトナー像とが一致するように、前記重ね合わせ部を制御する制御部と、を備える。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記記録媒体上の新たにトナー像が形成される部分を、前記箔シートに存在する前記塗装層で覆えるか否かを判断する。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記制御部は、給紙トレイに積載されている箔シート、又は、前記重ね合わせ部に搬送可能な経路内の箔シートを対象として、前記記録媒体上の新たにトナー像が形成される部分を、前記箔シートに存在する前記塗装層で覆えるか否かを判断し、前記箔シートに存在する前記塗装層で覆えると判断された当該箔シートを前記重ね合わせ部に搬送させる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記制御部は、前記記録媒体上の新たにトナー像が形成される部分を、複数の箔シートにそれぞれ存在する前記塗装層で覆えるか否かを判断する。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、前記制御部は、給紙トレイに積載されている箔シート、又は、前記重ね合わせ部に搬送可能な経路内の箔シートを対象として、前記記録媒体上の新たにトナー像が形成される部分を、前記複数の箔シートにそれぞれ存在する前記塗装層で覆えるか否かを判断し、前記複数の箔シートに存在する前記塗装層で覆えると判断された当該複数の箔シートを前記重ね合わせ部に搬送させる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記定着部により前記塗装層が転写された後の前記記録媒体と前記箔シートとを分離させる分離部と、当該分離された前記箔シートを再び前記重ね合わせ部に搬送する経路と、を備える。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記定着部により前記塗装層が転写された後の前記記録媒体と前記箔シートとを分離させる分離部と、当該分離された前記記録媒体を再び前記重ね合わせ部に搬送する経路と、を備える。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像形成装置において、前記記録媒体を再び前記重ね合わせ部に搬送する経路は、前記記録媒体の搬送方向において前記画像形成部の上流側に接続されており、前記画像形成部は、前記記録媒体上の前記塗装層が転写された部分にトナー像を形成する。
請求項9に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記塗装層情報取得部は、画像読取装置によって前記箔シートを読み取ることで、前記塗装層情報を取得する。
請求項10に記載の発明は、請求項1から8のいずれか一項に記載の画像形成装置において、前記塗装層情報取得部は、前記記録媒体上に前記塗装層が転写される部分に対応するトナー像を形成するための画像データに基づいて、前記塗装層情報を取得する。
請求項11に記載の発明は、記録媒体上にトナー像を形成する画像形成部と、トナー像が形成された前記記録媒体のトナー像側の面と、ベースフィルムに塗装層が形成された箔シートの塗装層側の面とを重ね合わせる重ね合わせ部と、前記記録媒体と前記箔シートとが重ね合わされた状態で前記記録媒体及び前記箔シートを加熱及び加圧して、前記記録媒体上のトナー像が形成された部分に前記塗装層を転写する定着部と、を備える画像形成装置における箔シート使用方法であって、前記箔シートの前記塗装層が存在する領域を示す塗装層情報を取得する工程と、前記箔シートのサイズを示すサイズ情報、前記塗装層情報、前記記録媒体上に形成されたトナー像の位置を示すトナー像情報に基づいて、前記箔シートの前記塗装層と、前記記録媒体上に形成されたトナー像とが一致するように、前記重ね合わせ部を制御する工程と、を含む。
本発明によれば、箔シートを用いた加飾処理におけるコストを抑制することができる。
本発明の実施の形態における画像形成装置の概略構成図である。 箔シートの構成を示す斜視図である。 重ね合わせ部の構成を説明するための図である。 画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 箔シート管理テーブルのデータ構成を示す図である。 加飾処理を説明するための図である。 画像形成装置において実行される箔画像形成処理を示すフローチャートである。 加飾可能判断処理を示すフローチャートである。 箔シートの再使用例Aを説明するための図である。 加飾部分が複数箇所で構成されている場合の用紙と箔シートの例である。 箔シートの再使用例Bを説明するための図である。 箔シートの再使用例Cを説明するための図である。 変形例2における重ね合わせ部の構成を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る画像形成装置の実施の形態について説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1に、本実施の形態における画像形成装置100の概略構成を示す。画像形成装置100は、電子写真方式の画像形成装置である。
図1に示すように、画像形成装置100は、画像形成部10、重ね合わせ部20、定着部30、分離部40、画像読取装置50、給紙トレイT1,T2、排紙トレイT3、箔シート給紙トレイT4,T5、使用済み箔シート排紙トレイT6、用紙搬送経路R1、箔シート搬送経路R2、排紙経路R11、反転経路R12、非反転循環経路R13、排紙経路R21、箔シート戻り経路R22等を備える。
画像形成部10は、作像対象となる画像データに基づいて、記録媒体としての用紙P上にトナー像を形成する。例えば、画像形成部10は、画像読取装置50により読み取られた画像データ、外部装置から受信した画像データ、記憶部61(図4参照)に記憶されている画像データに基づいて、トナー像を形成する。
画像形成部10は、感光体ドラム11、帯電部12、露光部13、現像部14、転写部15、クリーニング部16を備える。
帯電部12は、感光体ドラム11を一様に帯電させる。
露光部13は、画像データに基づいて、レーザービームにより感光体ドラム11を走査露光し、静電潜像を形成する。
現像部14は、感光体ドラム11上の静電潜像にトナーを付着させ、現像する。現像部14により、感光体ドラム11上にトナー像が形成される。
転写部15は、感光体ドラム11上のトナー像を、給紙トレイT1,T2、反転経路R12又は非反転循環経路R13から搬送された用紙P上に転写する。転写部15により、用紙P上にトナー像が形成される。
クリーニング部16は、転写後の感光体ドラム11上のトナーをクリーニングする。
重ね合わせ部20は、画像形成部10によりトナー像が形成された用紙Pと、箔シート給紙トレイT4,T5又は箔シート戻り経路R22から搬送された箔シートQと、を重ね合わせる。
箔シートQは、図2に示すように、ベースフィルム70と、ベースフィルム70上に形成された剥離層71と、剥離層71上に形成された塗装層72と、を有する。ベースフィルム70は、光透過性を有する樹脂等により構成されている。剥離層71は、ベースフィルム70から塗装層72を剥離しやすくするための層である。塗装層72は、着色層72Aが蒸着層72Bでコーティングされて構成されている。着色層72Aの色が、加飾処理で用紙Pに付加される箔画像の色となる。箔シートQに熱と圧力を加えることで、用紙P上のトナー像が形成された部分に塗装層72が転写される。本実施の形態では、塗装層72を用紙Pに転写・定着することを、装飾を加えると言うことで、「加飾」と表現する。
重ね合わせ部20は、トナー像が形成された用紙Pのトナー像側の面と、箔シートQの塗装層72側の面とを重ね合わせる。
なお、通常の画像形成時(箔シートQを用いた加飾処理を行わない場合)には、用紙Pに対する箔シートQの重ね合わせは行われない。
重ね合わせ部20では、用紙Pの未定着のトナー像と箔シートQとを重ね合わせるため、未定着トナー像と箔シートQとが摺擦しない構成とすることが望ましい。具体的には、図3(a)に示すように、重ね合わせ部20を、用紙Pを吸着させながら搬送する吸着ベルト21と、箔シートQを吸着させながら搬送する吸着ベルト22と、で構成する。
吸着ベルト21は、その全面に亘って表裏を貫通する複数の通気孔が形成されており、吸引ファン23による吸引により、各通気孔を介して吸着ベルト21の上部に用紙Pを吸着させる。また、吸着ベルト21は、複数のローラーに架け渡されており、複数のローラーのうち少なくとも一つのローラーの回転駆動に伴い、回転する。吸着ベルト21は、用紙Pを吸着させつつ、吸着ベルト21自身の回転により用紙Pを搬送する。
同様に、吸着ベルト22は、その全面に亘って表裏を貫通する複数の通気孔が形成されており、吸引ファン24による吸引により、各通気孔を介して吸着ベルト22の下部に箔シートQを吸着させる。また、吸着ベルト22は、複数のローラーに架け渡されており、複数のローラーのうち少なくとも一つのローラーの回転駆動に伴い、回転する。吸着ベルト22は、箔シートQを吸着させつつ、吸着ベルト22自身の回転により箔シートQを搬送する。
また、吸着ベルト22内には、可動ローラー25,26が設けられている。箔シートQの塗装層72と用紙P上のトナー像27の位置が合うところまで、箔シートQ及び用紙Pをそれぞれ搬送した後、図3(b)に示すように、可動ローラー25,26を外側に移動させることで、吸着ベルト22が下側に張り出した状態となり、吸着ベルト22に吸着された箔シートQが用紙Pに密着する。こうして、箔シートQの塗装層72側の面と、用紙P上のトナー像27側の面とを重ね合わせることができる。
例えば、用紙Pの搬送方向における先端部をセンサーで検知し、用紙Pの先端部からトナー像27までの距離と箔シートQの塗装層72の位置に基づいて、吸着ベルト21,22を動作させて、箔シートQの塗装層72と用紙P上のトナー像27とが一致するように、箔シートQと用紙Pを重ね合わせて定着部30へ搬送する。
なお、未定着トナー像と箔シートQとが摺擦しない構成としては、上記のようなエアー吸引に限定されず、静電吸着等を用いることとしてもよい。
定着部30は、加熱ローラー及び加圧ローラーからなる一対のローラーを備えている。用紙Pは、一対のローラーのニップ部を通ることにより熱と圧力が加えられる。
通常の画像形成時には、定着部30は、画像形成部10によりトナー像が形成された用紙Pに対して、加熱及び加圧により画像を定着させる。
また、加飾処理時には、定着部30は、用紙Pと箔シートQとが重ね合わされた状態で用紙P及び箔シートQを加熱及び加圧して、用紙P上のトナー像が形成された部分に塗装層72を転写する。
分離部40は、定着部30により箔シートQの塗装層72が転写された後の用紙Pと箔シートQとを分離させる。分離部40によって、用紙Pは用紙搬送経路R1へ、箔シートQは箔シート搬送経路R2へ搬送される。
用紙搬送経路R1は、排紙経路R11、反転経路R12、非反転循環経路R13に繋がっている。排紙経路R11は、用紙Pを排紙トレイT3に排出するための経路である。反転経路R12は、用紙Pの両面に画像形成を行う際に、用紙Pの表裏を反転させるための経路であり、用紙Pの搬送方向において画像形成部10の上流側に接続されている。非反転循環経路R13は、用紙Pの表裏を反転させずに、用紙Pを画像形成部10、重ね合わせ部20に導くための経路であり、用紙Pの搬送方向において画像形成部10の上流側に接続されている。非反転循環経路R13は、分離部40により分離された用紙Pを再び重ね合わせ部20に搬送する経路である。
箔シート搬送経路R2は、排紙経路R21、箔シート戻り経路R22に繋がっている。排紙経路R21は、箔シートQを使用済み箔シート排紙トレイT6に排出するための経路である。箔シート戻り経路R22は、箔シートQの表裏を反転させずに、箔シートQを再使用するための経路であり、重ね合わせ部20の上流側に接続されている。箔シート戻り経路R22は、分離部40により分離された箔シートQを再び重ね合わせ部20に搬送する経路である。
画像読取装置50は、スキャナー51、ADF(自動原稿送り装置)52等を備え、原稿等の画像を読み取って得られた画像データを生成する。
例えば、画像読取装置50は、スキャナー51にセットされた箔シートQを読み取り、画像データを生成する。画像読取装置50は、箔シートQを読み取ることで、箔シートQの塗装層72が存在する領域を示す塗装層情報を取得する塗装層情報取得部として機能する。例えば、画像読取装置50により生成された画像データにおいて、箔シートQの塗装層72が存在する領域は黒色の画素、塗装層72が剥離された領域(透明の部分)は白色の画素として表される。
給紙トレイT1,T2には、紙種、サイズごとに、用紙Pが収納されている。
排紙トレイT3には、画像形成後の用紙P、加飾処理後の用紙Pが排出される。
箔シート給紙トレイT4,T5には、箔シートQが積載される。箔シート給紙トレイT4,T5には、一旦使用された箔シートQが再度積載される場合もある。
使用済み箔シート排紙トレイT6には、使用済みの箔シートQが排出される。
図4は、画像形成装置100の機能的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、画像形成装置100は、画像形成部10、重ね合わせ部20、定着部30、分離部40、画像読取装置50、制御部60、記憶部61、操作部62、表示部63、搬送部64、通信部65等を備える。なお、既に説明した機能部については、説明を省略する。
制御部60は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成される。CPUは、ROMに記憶されている各種処理プログラムを読み出してRAMに展開し、展開されたプログラムに従って、画像形成装置100の各部の動作を集中制御する。
記憶部61は、ハードディスクやフラッシュメモリー等により構成され、各種データを記憶する。例えば、記憶部61には、箔シート管理テーブル611が記憶される。
図5に、箔シート管理テーブル611のデータ構成を示す。箔シート管理テーブル611には、箔シート給紙トレイ、サイズ、使用済みフラグ、塗装層領域が対応付けられて格納されている。
「箔シート給紙トレイ」フィールドには、箔シートQが積載されている箔シート給紙トレイT4,T5の識別情報が格納される。
「サイズ」フィールドには、箔シートQの搬送方向及び幅方向の長さを示す情報が格納される。
「使用済みフラグ」フィールドには、箔シートQが使用済みの箔シートQであるか否かを示すフラグ(1:使用済み、0:未使用)が格納される。
「塗装層領域」フィールドには、使用済みフラグが「1」である場合に、箔シートQに存在する塗装層72の領域(塗装層領域)を示す塗装層情報が格納される。
なお、箔シート給紙トレイT4,T5に複数枚の箔シートQが積載される場合には、何枚目の箔シートQの情報であるかという情報がさらに対応付けられる。
また、箔シート管理テーブル611に登録されている箔シートQが使用され、箔シート給紙トレイT4,T5上に存在しなくなった場合には、当該箔シートQのレコードが箔シート管理テーブル611から削除される。
操作部62は、表示部63の表示画面上を覆うように形成されたタッチパネルや、数字ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備え、ユーザーの操作に基づく操作信号を制御部60に出力する。
表示部63は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部60から入力される表示信号の指示に従って各種画面を表示する。
搬送部64は、用紙Pや箔シートQを搬送するための搬送ローラーを備え、画像形成装置100内において用紙Pや箔シートQを搬送する。
通信部65は、所定のケーブルによって接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。また、通信部65は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部装置との間でデータの送受信を行う。
制御部60は、搬送部64を制御して、用紙Pを給紙トレイT1,T2から給紙させ、用紙Pを画像形成部10に搬送させ、画像形成部10を制御して、用紙Pにトナー像を形成(転写)させる。制御部60は、搬送部64を制御して、反転経路R12又は非反転循環経路R13を介して用紙Pを再度画像形成部10に搬送させる場合もある。
制御部60は、搬送部64を制御して、トナー像が形成された用紙Pを重ね合わせ部20に搬送させる。
また、制御部60は、搬送部64を制御して、箔シートQを箔シート給紙トレイT4,T5から給紙させ、箔シートQを重ね合わせ部20に搬送させる。制御部60は、搬送部64を制御して、箔シート戻り経路R22を介して箔シートQを再度重ね合わせ部20に搬送させる場合もある。
制御部60は、箔シートQのサイズを示すサイズ情報、箔シートQの塗装層72が存在する領域を示す塗装層情報、用紙P上に形成されたトナー像の位置を示すトナー像情報に基づいて、箔シートQの塗装層72と、用紙P上に形成されたトナー像とが一致するように、重ね合わせ部20を制御する。具体的には、制御部60は、箔シートQのサイズ情報及び塗装層情報から、箔シートQの塗装層72が残っている領域(塗装層領域)を把握する。制御部60は、箔シートQの塗装層領域と用紙P上にトナー像が形成された部分(加飾部分)とを照合し、箔シートQの塗装層領域で加飾ができるよう、箔シートQ及び用紙Pの搬送タイミングや搬送速度を調整する。
制御部60は、重ね合わせ部20により用紙Pに箔シートQを重ねた状態で、搬送部64を制御して、用紙P及び箔シートQを定着部30に搬送させる。
定着部30での加熱によりトナーの成分が粘性を持つようになり、トナーと接触する部分の箔シートQの剥離層71から塗装層72が剥がれ、当該塗装層72が用紙Pに転写される。また、用紙Pが定着部30を通過した後、塗装層72が転写された用紙Pが冷却されることにより、用紙Pに塗装層72が定着・固定(接着)される。
ここで、図6を参照して、加飾処理について説明する。以下、各工程に対応して用紙P、箔シートQを区別する場合には、符号P,Qに数字を付すこととする。
用紙P1は、加飾処理が施される前の状態であり、オフセット印刷等で予め「ABC」という文字81が印刷されている。
用紙P2は、用紙P1に対して、画像形成部10により星形のトナー像82が形成された状態である。重ね合わせ部20において用紙P2に金色の塗装層72を有する箔シートQ1を重ね合わせ、定着部30を通過させることにより、金色の箔画像83が転写された用紙P3と、星形部分84の塗装層72が剥離された箔シートQ2が得られる。箔シートQ2において、星形部分84は透明である。
なお、用紙Pに箔シートQを用いて加飾した後で、電子写真方式等、任意の画像形成方法により、「ABC」等の文字を形成してもよい。
制御部60は、用紙P上の新たにトナー像が形成される部分を、箔シートQに存在する塗装層72で覆えるか否かを判断する。具体的には、制御部60は、箔シート給紙トレイT4,T5に積載されている箔シートQ、又は、重ね合わせ部20に搬送可能な経路(箔シート戻り経路R22)内の箔シートQを対象として、用紙P上の新たにトナー像が形成される部分を、箔シートQに存在する塗装層72で覆えるか否かを判断する。すなわち、制御部60は、箔シートQに加飾に必要な面積の塗装層72が残っているか否かを判断する。
制御部60は、箔シートQに存在する塗装層72で用紙P上の新たにトナー像が形成される部分を覆えると判断された当該箔シートQを重ね合わせ部20に搬送させる。
また、箔シートQに次の加飾に必要な面積の塗装層72が残っている場合には、制御部60は、再使用のために箔シートQと用紙Pを分離部40にて分離した後、箔シートQを、箔シート戻り経路R22を介して再び重ね合わせ部20に搬送させる。一方、箔シートQに次の加飾に必要な面積の塗装層72が残っていない場合には、制御部60は、箔シートQを使用済み箔シート排紙トレイT6に排出する。
制御部60は、用紙P上の新たにトナー像が形成される部分を、複数の箔シートQにそれぞれ存在する塗装層72で覆えるか否かを判断する。具体的には、制御部60は、箔シート給紙トレイT4,T5に積載されている箔シートQ、又は、重ね合わせ部20に搬送可能な経路(箔シート戻り経路R22)内の箔シートQを対象として、用紙P上の新たにトナー像が形成される部分を、複数の箔シートQにそれぞれ存在する塗装層72で覆えるか否かを判断する。
制御部60は、複数の箔シートQに存在する塗装層72で用紙P上の新たにトナー像が形成される部分を覆えると判断された当該複数の箔シートQを重ね合わせ部20に搬送させる。
制御部60は、用紙P上に塗装層72が転写される部分に対応するトナー像を形成するための画像データに基づいて、箔シートQの塗装層72が存在する領域を示す塗装層情報を取得する。すなわち、制御部60は、塗装層情報取得部として機能する。制御部60は、加飾を行う用紙Pのサイズや加飾部分の形状を認識しているため、箔シートQから用紙Pに塗装層72が転写される部分と、箔シートQに塗装層72が残る部分がどこかを判断することができる。
次に、画像形成装置100における動作について説明する。
図7は、画像形成装置100において実行される箔画像形成処理を示すフローチャートである。この処理は、制御部60のCPUと、ROMに記憶されているプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、制御部60は、箔シート戻り経路R22に箔シートQがあるか否かを判断する(ステップS1)。例えば、箔シート戻り経路R22に箔シートQの有無を検出するセンサーを設け、このセンサーの検出結果に基づいて、箔シート戻り経路R22に箔シートQがあるか否かを判断する。また、これ以前に箔シートQを使用した際に、箔シート戻り経路R22に箔シートQが搬送されたこと示す情報を記憶しておき、この情報に基づいて、箔シート戻り経路R22に箔シートQがあると判断してもよい。
箔シート戻り経路R22に箔シートQがある場合には(ステップS1;YES)、制御部60は、箔シート戻り経路R22の箔シートQについて、箔シートQのサイズ全体(加飾前の塗装層72の領域)から使用箇所を除いた領域を塗装層領域として求める(ステップS2)。塗装層領域は、1回目の加飾が終わったばかりであれば、箔シートQのサイズ全体から1回目の加飾に使用した塗装層72の領域を除いた部分であり、複数回の加飾が行われた場合には、箔シートQのサイズ全体から複数回の加飾に使用した塗装層72の領域を除いた部分である。使用箇所は、箔画像が形成される部分に対応して、用紙P上に形成されるトナー像の画像データから判断する。
次に、制御部60は、加飾可能判断処理を行う(ステップS3)。
ここで、図8を参照して、加飾可能判断処理について説明する。
制御部60は、用紙P上の新たにトナー像が形成される部分(加飾部分)と、箔シートQの塗装層領域とを比較し(ステップS21)、箔シートQの塗装層領域で用紙Pの加飾部分を覆えるか否かを判断する(ステップS22)。
箔シートQの塗装層領域で用紙Pの加飾部分を覆える場合には(ステップS22;YES)、制御部60は、加飾可能と判断する(ステップS23)。
ステップS22において、箔シートQの塗装層領域で用紙Pの加飾部分を覆えない場合には(ステップS22;NO)、制御部60は、加飾部分が複数箇所に分かれているか否かを判断する(ステップS24)。
加飾部分が複数箇所に分かれている場合には(ステップS24;YES)、制御部60は、処理対象の箔シートQの塗装層領域で複数箇所のうちいずれかの箇所を覆えるか否かを判断する(ステップS25)。
処理対象の箔シートQの塗装層領域でいずれかの箇所を覆える場合には(ステップS25;YES)、制御部60は、加飾部分を分割し(ステップS26)、塗装層領域で覆える箇所について、加飾可能と判断する(ステップS23)。この場合、制御部60は、複数箇所ある加飾部分の該当部分を、今回の加飾部分として画像形成部10でトナー像を形成し、加飾するとともに、残りの箇所を次回の加飾部分として加飾するために、用紙Pを非反転循環経路R13に導くよう制御することになる。
ステップS24において、加飾部分が複数箇所に分かれていない場合(ステップS24;NO)、又は、ステップS25において、処理対象の箔シートQの塗装層領域で複数箇所のいずれの箇所も覆えない場合には(ステップS25;NO)、制御部60は、加飾不可と判断する(ステップS27)。
ステップS23又はステップS27の後、加飾可能判断処理が終了する。
図7に戻り、ステップS3の後、加飾が可能である場合には(ステップS4;YES)、制御部60は、箔シート戻り経路R22の箔シートQを用いて、加飾を行う(ステップS5)。具体的には、制御部60は、画像形成部10を制御して、箔画像(塗装層72が転写される部分)に対応する画像データに基づいて、用紙P上にトナー像を形成させる。そして、制御部60は、重ね合わせ部20を制御して、用紙Pのトナー像側の面と箔シートQの塗装層72側の面とを重ね合わせ、定着部30により、用紙P及び箔シートQを加熱及び加圧して、用紙P上のトナー像が形成された部分に塗装層72を転写させる。この際、制御部60は、箔シートQのサイズを示すサイズ情報、箔シートQの塗装層72が存在する領域を示す塗装層情報、用紙P上に形成されたトナー像の位置を示すトナー像情報に基づいて、箔シートQの塗装層72と、用紙P上に形成されたトナー像とが一致するように、重ね合わせ部20を制御する。
ステップS1において、箔シート戻り経路R22に箔シートQがない場合(ステップS1;NO)、又は、ステップS4において、加飾が可能でない場合には(ステップS4;NO)、制御部60は、箔シート給紙トレイT4,T5に箔シートQがあるか否かを判断する(ステップS6)。例えば、制御部60は、箔シート給紙トレイT4,T5に箔シートQの有無を検出するセンサーを設け、このセンサーの検出結果に基づいて、箔シート給紙トレイT4,T5に箔シートQがあるか否かを判断する。また、制御部60は、記憶部61に記憶されている箔シート管理テーブル611に登録されている箔シートQがあるか否かを判断することとしてもよい。
箔シート給紙トレイT4,T5に箔シートQがある場合には(ステップS6;YES)、制御部60は、処理対象の箔シートQについて使用済み情報があるか否かを判断する(ステップS7)。具体的には、制御部60は、記憶部61に記憶されている箔シート管理テーブル611を参照して、処理対象の箔シートQの「使用済みフラグ」が「1」であるか否かを判断する。
処理対象の箔シートQについて使用済み情報がある場合には(ステップS7;YES)、制御部60は、この箔シートQに対応する「塗装層領域」を箔シート管理テーブル611から取得する(ステップS8)。
なお、箔シート管理テーブル611の「塗装層領域」は、使用済みの箔シートQをユーザーが箔シート給紙トレイT4,T5に置き直す際に登録された情報である。この際、制御部60は、画像読取装置50に使用済みの箔シートQを読み取らせ、生成された画像データから塗装層領域を示す情報を取得し、箔シート管理テーブル611に格納する。また、ユーザーが箔シートQの塗装層72が存在する領域について、箔シートQの搬送方向における先端側半分、後端側半分等の情報を、操作部62から手動で入力してもよい。
ステップS7において、処理対象の箔シートQについて使用済み情報がない場合には(ステップS7;NO)、制御部60は、この箔シートQに対応する「サイズ」を箔シート管理テーブル611から取得し、箔シートQのサイズ全体を塗装層領域とする(ステップS9)。
ステップS8又はステップS9の後、制御部60は、加飾可能判断処理(図8参照)を行う(ステップS10)。
ステップS10の後、加飾が可能である場合には(ステップS11;YES)、制御部60は、箔シート給紙トレイT4,T5の箔シートQを用いて、加飾を行う(ステップS12)。加飾処理の詳細については、ステップS5と同様である。
ステップS6において、箔シート給紙トレイT4,T5に箔シートQがない場合(ステップS6;NO)、又は、ステップS11において、加飾が可能でない場合には(ステップS11;NO)、制御部60は、加飾不可と判断し(ステップS13)、箔シートQを補給する旨のメッセージを表示部63に表示させる(ステップS14)。
ステップS5、ステップS12又はステップS14の後、箔画像形成処理が終了する。
[再使用例A]
次に、箔シートQの再使用を伴う加飾処理の具体例について説明する。
図6では、用紙Pと箔シートQが同じサイズで、シート全体同士を重ねる場合について説明したが、箔シートQの節約のためには、加飾に必要な塗装層72の幅だけ毎回用紙Pとの相対位置をシフトさせることが好ましい。
再使用例Aは、1枚の箔シートQを複数回使用する場合の例である。箔シートQは、箔シート戻り経路R22を介して再度重ね合わせ部20に搬送されてもよいし、箔シート給紙トレイT4,T5に置き直された使用済みの箔シートQが、再度給紙されてもよい。
図9に示すように、オフセット印刷等で予め「ABC」という文字91が印刷されている用紙P11に対して、用紙P12のように、画像形成部10により星形のトナー像92を形成する。
箔シートQ11は、既に一度使用され、星形部分93の塗装層72が剥離されていることとする。重ね合わせ部20において、用紙P12のトナー像92と箔シートQ11の星形部分93が一致しないように、星形約1個分だけ用紙搬送方向にずらして重ね合わせ、定着部30を通過させることにより、箔画像94が転写された用紙P13と、(星形部分93に加え)星形部分95の塗装層72が剥離された箔シートQ12が得られる。同様の処理を繰り返すと、星形部分93,95,96,97の塗装層72が剥離された箔シートQ13が得られる。
なお、図9では、用紙搬送方向のみ、用紙Pと箔シートQとを重ね合わせる相対位置をシフトさせているが、用紙Pを用紙搬送方向と直交する方向(用紙幅方向)にシフトさせることで、塗装層72の無駄をさらに少なくするようにしてもよい。
[再使用例B]
加飾部分は、ワンポイントに限らず、複数の箇所から構成されていてもよい。
例えば、図10(a)に示すように、用紙P上の所定の距離だけ離れた位置に箔画像101,102が形成されることもある。この場合、加飾処理後の箔シートQでは、図10(b)に示すように、今後利用可能な領域103が狭くなってしまい、箔シートQを効率良く再使用して加飾処理を行うことは難しい。
このような場合には、用紙Pの同一面に対する加飾処理を複数回に分けて行うことで、箔シートQの塗装層72の無駄を最小限に抑えることとする。用紙Pの同一面に対し複数回の加飾処理を可能とするために、定着後の用紙Pを表裏反転させることなく再び重ね合わせ部20へ搬送するための非反転循環経路R13を使用する。
再使用例Bは、箔シートQの塗装層72を端部から無駄なく使用する場合の例である。
図11に示すように、用紙P21には、オフセット印刷等で予め「ABC」という文字111が印刷されている。
用紙P22は、用紙P21に対して、画像形成部10により星形のトナー像112が形成された状態である。重ね合わせ部20において、用紙P22に箔シートQ21を重ね合わせ、定着部30を通過させることにより、箔画像113が転写された用紙P23と、星形部分114の塗装層72が剥離された箔シートQ22が得られる。箔シートQ22は、箔シート戻り経路R22に搬送される。
次に、用紙P23を非反転循環経路R13を介して画像形成部10に搬送し、用紙P24のように、画像形成部10により菱形のトナー像115を形成する。重ね合わせ部20において、用紙P24に箔シートQ22を重ね合わせ、定着部30を通過させることにより、箔画像116が転写された用紙P25と、菱形部分117の塗装層72が剥離された箔シートQ23が得られる。この時、星形部分114と菱形部分117との位置を、重ならない程度に離しつつ、できるだけ近付けることで、塗装層72が残っている領域を広く確保することができ、塗装層72の無駄を最小限に抑えることができる。
[再使用例C]
再使用例Cは、用紙Pの同一面の加飾に対して、箔シートQを複数枚使用する場合の例である。塗装層72の残りが少ない箔シートQや、用紙サイズより小さい箔シートQであっても、箔シートQを複数枚使用して、用紙Pを重ね合わせ部20に複数回通すことで、目的の加飾が可能となり、箔シートQの無駄を最小限に留めることが可能となる。
図12を参照して、全領域の半分の領域の塗装層72が使用されたリユース箔シートQ31,Q41を用いて、用紙Pの同一面に加飾を行う場合について説明する。リユース箔シートQ31,Q41は、再使用するために箔シート給紙トレイT4,T5に積載された、使用済みの箔シートQを想定している。
まず、画像形成部10により用紙P31に星形のトナー像121を形成する。重ね合わせ部20において用紙P31に塗装層72が半分残っているリユース箔シートQ31を重ね合わせ、定着部30を通過させることにより、箔画像122が転写された用紙P32と、星形部分123の塗装層72が剥離された使用済み箔シートQ32が得られる。
次に、用紙P33のように、画像形成部10により菱形のトナー像124を形成する。重ね合わせ部20において用紙P33に塗装層72が半分残っているリユース箔シートQ41を重ね合わせ、定着部30を通過させることにより、箔画像125が転写された用紙P34と、菱形部分126の塗装層72が剥離された使用済み箔シートQ42が得られる。
図12では、塗装層72の残りが少ないリユース箔シートQ31,Q41を用いた場合について説明したが、同様に、小さいサイズの箔シートQを複数枚用いて、大きな用紙Pに加飾することも可能である。
また、同一形状の箔画像を複数回形成する場合は、使用済みの箔シートQをリユース用に保管しておき、再使用する前に使用済みの箔シートQを画像読取装置50で読み取って、各箔シートQの塗装層領域をシート順と対応付けて記憶部61に記憶させてから、使用済みの箔シートQを箔シート給紙トレイT4,T5に積載し、その情報を元に加飾を行うことができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、箔シートQの塗装層72と、用紙P上に形成されたトナー像とが一致するように、箔シートQと用紙Pとを重ね合わせるので、箔シートQを再使用する際に塗装層72を無駄なく利用でき、箔シートQを用いた加飾処理におけるコストを抑制することができる。
また、画像読取装置50によって箔シートQを読み取ることで、箔シートQの塗装層72が存在する領域を示す塗装層情報を取得するので、使用済みの箔シートQに対して、どの領域に塗装層72が残っているかを容易に把握することができる。
また、用紙P上に塗装層72が転写される部分(加飾部分)に対応するトナー像を形成するための画像データから、塗装層情報を取得することもできる。
また、用紙P上の新たにトナー像が形成される部分(加飾部分)を、箔シートQに存在する塗装層72で覆えるか否かを判断し、箔シートQに存在する塗装層72で用紙P上の加飾部分を覆えると判断された当該箔シートQを重ね合わせ部20に搬送させることができる。
また、加飾部分が複数箇所に分かれている場合には、複数の箔シートQを用いて、用紙P上の加飾部分を覆うことができる。具体的には、加飾部分を構成する複数箇所のいずれかの箇所を箔シートQに存在する塗装層72で覆えるように、加飾部分を順次分割していくことで、複数の箔シートQに存在する塗装層72で加飾部分を覆えると判断された当該複数の箔シートQが重ね合わせ部20に搬送されることになる。
また、画像形成装置100には、分離部40により分離された箔シートQを再び重ね合わせ部20に搬送する箔シート戻り経路R22が設けられているので、箔シートQを複数回使用することができる。
また、画像形成装置100には、分離部40により分離された用紙Pを再び重ね合わせ部20に搬送する非反転循環経路R13が設けられているので、用紙Pの同一面に対する加飾処理を複数回に分けて行うことができる。
なお、箔シートQと用紙Pとを重ね合わせる際、同一サイズであれば端部を合わせて搬送することで、箔シートQと用紙Pのずれが生じにくくなる。しかし、箔シートQの塗装層領域と用紙Pの加飾部分(トナー像)を合わせるために端部をずらす場合には、定着部30への進入タイミングの違いによって、また、箔シートQと用紙Pとの重ね合わせによって、箔シートQと用紙Pとが接触した状態でずれが生じる可能性がある。特に、未定着トナー像と箔シートQを重ね合わせる場合には、このずれが未定着トナー像の乱れとなり、加飾される部分(箔画像)の画像不良となる可能性がある。
そのため、未定着トナー像に箔シートQを重ねて加飾を行うだけでなく、非反転循環経路R13を利用して定着後の用紙Pを重ね合わせ部20へ搬送し、定着後のトナー像に加飾を行うこととしてもよい。この場合、箔画像の乱れを抑制することができる。また、未定着トナー像を用いて定着と加飾を一度に行う方法と、トナーを定着させた後で加飾を行う方法と、を選択的に実施できるようにしてもよい。
また、非反転循環経路R13は、重ね合わせ部20より上流側であれば、画像形成部10の上流側に接続されていても、画像形成部10の下流側に接続されていても構わない。
非反転循環経路R13が画像形成部10の上流側に接続されている場合には、一度定着部30を通った用紙Pに対し、トナー像を再形成できるといった利点もある。
仮に、画像形成部10の下流側に非反転循環経路R13が接続されている場合には、複数箇所に加飾処理を行う際に、画像形成部10により用紙P上に複数のトナー像を形成し、加飾工程のみを複数回に分けて行うこととしてもよい。
[変形例1]
次に、上記実施の形態の変形例1について説明する。変形例1において、上記実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成部分については同一の符号を用い、図示及び説明を省略する。
変形例1では、加飾処理後の用紙Pの上に、さらにトナーで画像を形成する。
画像形成部10は、用紙P上の塗装層72が転写された部分にトナー像を形成する。
箔シートQを再使用するために、箔シート給紙トレイT4,T5に使用済みの箔シートQを積載する場合、箔シートQの種類を数多く準備することは難しい。そのため、加飾処理に使われることが多い「金」、「銀」の箔シートQをそれぞれ用意する代わりに、「銀」の箔シートQのみを使用する方法もある。金色の加飾を行いたい場合には、「銀」の箔シートQで加飾を行った後、用紙Pを非反転循環経路R13を介して再度画像形成部10に送り、「銀」の箔(塗装層)の上に黄色のトナーをのせることで、「金」の加飾と同等の効果を得ることができる。
変形例1によれば、用紙P上の塗装層72が転写された部分(箔画像)にトナー像を形成するので、塗装層72の着色層72Aとトナーの色の混色で表現される色で、加飾処理を行うことができる。また、箔シートQを各色持たなくてよいというメリットの他に、箔シートQを「銀」に統一することにより、箔シートQの再使用がより促進され、コストの抑制に繋がるという効果がある。
なお、カラーのトナーを使用する場合には、画像形成装置100は、図1に記載した単色の画像形成部10ではなく、カラーの画像形成部を備えることとする。
[変形例2]
次に、上記実施の形態の変形例2について説明する。変形例2において、上記実施の形態に示した画像形成装置100と同様の構成部分については同一の符号を用い、図示及び説明を省略する。
上記実施の形態では、重ね合わせ部20において、用紙Pの未定着トナー像と箔シートQを重ね合わせる場合について説明したが、変形例2では、用紙Pの定着後のトナー像と箔シートQを重ねる構成とする。この場合、未定着トナー像と箔シートQとの摺擦により、トナー像が乱れることながいため、図13のような簡易な構成で、用紙Pと箔シートQの搬送方向における位置を合わせつつ、用紙Pと箔シートQを重ね合わせることが可能となる。
図13に示すように、変形例2における重ね合わせ部20は、用紙搬送ローラー641,642、箔シート搬送ローラー643,644を備える。用紙搬送方向(箔シート搬送方向)において下流側の用紙搬送ローラー642及び箔シート搬送ローラー644をレジストローラーとして用い、用紙搬送ローラー642及び箔シート搬送ローラー644に用紙P及び箔シートQを突き当てることでシート端面(先端)を合わせ、用紙搬送ローラー642及び箔シート搬送ローラー644を同時に回転させて、用紙P及び箔シートQを定着部30に搬送する。
ここで、用紙Pは、トナー像が形成された後、一旦定着部30を通過しており、非反転循環経路R13を介して再度重ね合わせ部20に搬送されたものである。
制御部60は、用紙Pのサイズと、用紙P上に形成されたトナー像の位置を示すトナー像情報により、用紙Pの先端部からトナー像までの距離を求める。
制御部60は、箔シートQが再使用される場合には、箔シートQの先端部から塗装層72が残っている部分までの距離を求める。
制御部60は、用紙Pと箔シートQのそれぞれを搬送すべき距離に基づいて、より多く搬送する必要がある方に対応する搬送ローラーを、その差分に応じて動作させ、用紙P上のトナー像と箔シートQの塗装層72の位置を合わせた状態で、定着部30に搬送する。
変形例2によれば、用紙Pの定着後のトナー像と箔シートQとを重ね合わせて、用紙Pに塗装層72を転写させるので、未定着トナー像と箔シートQとを重ね合わせる場合と比較して、箔画像の乱れを防ぐことができる。
なお、上記実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係る画像形成装置の例であり、これに限定されるものではない。装置を構成する各部の細部構成及び細部動作に関しても本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
10 画像形成部
20 重ね合わせ部
21 吸着ベルト
22 吸着ベルト
30 定着部
40 分離部
50 画像読取装置
60 制御部
61 記憶部
64 搬送部
70 ベースフィルム
72 塗装層
611 箔シート管理テーブル
P 用紙
Q 箔シート
R13 非反転循環経路
R22 箔シート戻り経路
T1,T2 給紙トレイ
T3 排紙トレイ
T4,T5 箔シート給紙トレイ
T6 使用済み箔シート排紙トレイ

Claims (11)

  1. 記録媒体上にトナー像を形成する画像形成部と、
    トナー像が形成された前記記録媒体のトナー像側の面と、ベースフィルムに塗装層が形成された箔シートの塗装層側の面とを重ね合わせる重ね合わせ部と、
    前記記録媒体と前記箔シートとが重ね合わされた状態で前記記録媒体及び前記箔シートを加熱及び加圧して、前記記録媒体上のトナー像が形成された部分に前記塗装層を転写する定着部と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記箔シートの前記塗装層が存在する領域を示す塗装層情報を取得する塗装層情報取得部と、
    前記箔シートのサイズを示すサイズ情報、前記塗装層情報、前記記録媒体上に形成されたトナー像の位置を示すトナー像情報に基づいて、前記箔シートの前記塗装層と、前記記録媒体上に形成されたトナー像とが一致するように、前記重ね合わせ部を制御する制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記記録媒体上の新たにトナー像が形成される部分を、前記箔シートに存在する前記塗装層で覆えるか否かを判断する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    給紙トレイに積載されている箔シート、又は、前記重ね合わせ部に搬送可能な経路内の箔シートを対象として、前記記録媒体上の新たにトナー像が形成される部分を、前記箔シートに存在する前記塗装層で覆えるか否かを判断し、
    前記箔シートに存在する前記塗装層で覆えると判断された当該箔シートを前記重ね合わせ部に搬送させる請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記記録媒体上の新たにトナー像が形成される部分を、複数の箔シートにそれぞれ存在する前記塗装層で覆えるか否かを判断する請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    給紙トレイに積載されている箔シート、又は、前記重ね合わせ部に搬送可能な経路内の箔シートを対象として、前記記録媒体上の新たにトナー像が形成される部分を、前記複数の箔シートにそれぞれ存在する前記塗装層で覆えるか否かを判断し、
    前記複数の箔シートに存在する前記塗装層で覆えると判断された当該複数の箔シートを前記重ね合わせ部に搬送させる請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記定着部により前記塗装層が転写された後の前記記録媒体と前記箔シートとを分離させる分離部と、
    当該分離された前記箔シートを再び前記重ね合わせ部に搬送する経路と、
    を備える請求項1から5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記定着部により前記塗装層が転写された後の前記記録媒体と前記箔シートとを分離させる分離部と、
    当該分離された前記記録媒体を再び前記重ね合わせ部に搬送する経路と、
    を備える請求項1から6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記記録媒体を再び前記重ね合わせ部に搬送する経路は、前記記録媒体の搬送方向において前記画像形成部の上流側に接続されており、
    前記画像形成部は、前記記録媒体上の前記塗装層が転写された部分にトナー像を形成する請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記塗装層情報取得部は、画像読取装置によって前記箔シートを読み取ることで、前記塗装層情報を取得する請求項1から8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記塗装層情報取得部は、前記記録媒体上に前記塗装層が転写される部分に対応するトナー像を形成するための画像データに基づいて、前記塗装層情報を取得する請求項1から8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 記録媒体上にトナー像を形成する画像形成部と、トナー像が形成された前記記録媒体のトナー像側の面と、ベースフィルムに塗装層が形成された箔シートの塗装層側の面とを重ね合わせる重ね合わせ部と、前記記録媒体と前記箔シートとが重ね合わされた状態で前記記録媒体及び前記箔シートを加熱及び加圧して、前記記録媒体上のトナー像が形成された部分に前記塗装層を転写する定着部と、を備える画像形成装置における箔シート使用方法であって、
    前記箔シートの前記塗装層が存在する領域を示す塗装層情報を取得する工程と、
    前記箔シートのサイズを示すサイズ情報、前記塗装層情報、前記記録媒体上に形成されたトナー像の位置を示すトナー像情報に基づいて、前記箔シートの前記塗装層と、前記記録媒体上に形成されたトナー像とが一致するように、前記重ね合わせ部を制御する工程と、
    を含む箔シート使用方法。
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