JP2020101650A - ネガ型感光性樹脂組成物、それを用いた半導体装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
Description
熱硬化性樹脂と、
光酸発生剤と、
酸無水物基を有するカップリング剤と、
水と、を含む、ネガ型感光性樹脂組成物であって、
前記水の含有量が、水を除いた当該ネガ型感光性樹脂組成物全体に対して、0.20質量%以上10質量%以下である、ネガ型感光性樹脂組成物が提供される。
半導体チップと、
前記半導体チップ上に設けられた、上記に記載のネガ型感光性樹脂組成物の硬化物を含む樹脂膜と、
を備える、半導体装置が提供される。
本実施形態の感光性樹脂組成物は、熱硬化性樹脂と、光酸発生剤と、酸無水物基を有するカップリング剤と、水と、を含む、ネガ型感光性樹脂組成物である。当該水の含有量は、水を除いた当該ネガ型感光性樹脂組成物全体に対して、0.20質量%以上10質量%以下となる。
上記熱硬化性樹脂として、例えば、25℃で固形状の成分、または25℃で液状の成分を含むことができる。これらを単独で用いても2種以上を組み合わせて用いてもよい。
(エポキシ樹脂)
上記エポキシ樹脂としては、たとえば、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールナフトール型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹脂、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、ナフタレン骨格型エポキシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールAジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフェノールFジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、ビスフェノールSジグリシジルエーテル型エポキシ樹脂、グリシジルエーテル型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、芳香族多官能エポキシ樹脂、脂肪族エポキシ樹脂、脂肪族多官能エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、多官能脂環式エポキシ樹脂などが挙げられる。エポキシ樹脂は、単独で用いても複数組み合わせて用いてもよい。
また、上記感光性樹脂組成物は、硬化剤を含んでいてもよい。
上記硬化剤としては、熱硬化性樹脂の重合反応を促進させるものであれば特に限定されないが、例えば、熱硬化性樹脂がエポキシ樹脂を含む場合には、フェノール性水酸基を有する硬化剤が用いられる。具体的には、フェノール樹脂を用いることができる。
上記感光性樹脂組成物は、熱可塑性樹脂を含むことができる。
上記熱可塑性樹脂としては、例えば、フェノキシ樹脂、アクリル系樹脂、ポリアミド系樹脂(例えばナイロン等)、熱可塑性ウレタン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂(例えばポリエチレン、ポリプロピレン等)、ポリカーボネート、ポリエステル系樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等)、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、液晶ポリマー、フッ素樹脂(例えばポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン等)、変性ポリフェニレンエーテル、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリアリレート、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、熱可塑性ポリイミド等が挙げられる。また、感光性樹脂組成物では、これらの中の1種類を単独で用いてもよいし、異なる重量平均分子量を有する2種類以上を併用してもよく、1種類または2種類以上と、それらのプレポリマーとを併用してもよい。
本実施形態の感光性樹脂組成物は、光酸発生剤を含む。これにより感度や解像度などパターニング時における加工性を高めることができる。
本実施形態の感光性樹脂組成物は、光酸発生剤から発生した酸を触媒として利用する化学増幅型感光性樹脂組成物であり、ネガ型感光性樹脂組成物として用いることができる。
本明細書中、「〜」は、特に明示しない限り、上限値と下限値を含むことを表す。
他の感光剤としては、例えば、オニウム塩化合物が挙げられる。より具体的には、ジアゾニウム塩、ジアリールヨードニウム塩等のヨードニウム塩、トリアリールスルホニウム塩のようなスルホニウム塩、トリアリールビリリウム塩、ベンジルピリジニウムチオシアネート、ジアルキルフェナシルスルホニウム塩、ジアルキルヒドロキシフェニルホスホニウム塩のようなカチオン型光重合開始剤等が挙げられる。
本実施形態の感光性樹脂組成物は、界面活性剤を含むことができる。界面活性剤を含むことにより、塗工時における濡れ性を向上させ、均一な樹脂膜そして硬化膜を得ることができる。界面活性剤は、たとえば、フッ素系界面活性剤、シリコーン系界面活性剤、アルキル系界面活性剤、およびアクリル系界面活性剤等が挙げられる。
本実施形態の感光性樹脂組成物は、密着助剤を含む。これにより、無機材料との密着性を一層向上させることができる。
上記酸無水物基を有するカップリング剤としては、例えば3−トリメトキシシリルプロピルコハク酸無水物、3−トリエトキシシシリルプロピルコハク酸無水物、3−ジメチルメトキシシリルプロピルコハク酸無水物等が挙げられる。
上記エポキシ基含有カップリング剤としては、例えばγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、γ−グリシジルプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。
アクリル基含有カップリング剤またはメタクリル基含有カップリング剤としては、例えばγ−(メタクリロキシプロピル)トリメトキシシラン、γ−(メタクリロキシプロピル)メチルジメトキシシラン、γ−(メタクリロキシプロピル)メチルジエトキシシラン等が挙げられる。
上記メルカプト基含有カップリング剤としては、例えば3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン等が挙げられる。
上記ビニル基含有カップリング剤としては、例えばビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン等が挙げられる。
ウレイド基含有カップリング剤としては、例えば3−ウレイドプロピルトリエトキシシラン等が挙げられる。
上記スルフィド基含有カップリング剤としては、例えばビス(3−(トリエトキシシリル)プロピル)ジスルフィド、ビス(3−(トリエトキシシリル)プロピル)テトラスルフィド等が挙げられる。
本実施形態の感光性樹脂組成物には、上記の成分に加えて、必要に応じて、その他の添加剤が添加されていてもよい。その他の添加剤としては、例えば、酸化防止剤、シリカ等の充填材、増感剤、フィルム化剤等が挙げられる。
本実施形態の感光性樹脂組成物は、溶剤を含むことができる。溶剤として、有機溶剤を含むことができる。上記有機溶剤としては、感光性樹脂組成物の各成分を溶解可能なもので、且つ、各構成成分と化学反応しないものであれば特に制限なく用いることができる。
図2に示す貫通電極基板2が備える下層配線層24および上層配線層25は、それぞれ絶縁層、配線層および貫通配線等を含んでいる。これにより、下層配線層24および上層配線層25は、内部や表面に配線を含むとともに、絶縁層21を貫通する貫通配線221を介して相互の電気的接続が図られる。
次に、図1に示す半導体装置1を製造する方法について説明する。
まず、図4(a)に示すように、基板202と、基板202上に設けられた半導体チップ23および貫通配線221、222と、これらを埋め込むように設けられた絶縁層21と、を備えるチップ埋込構造体27を用意する。
次に、絶縁層21上および半導体チップ23上に、上層配線層25を形成する。
まず、図4(b)に示すように、絶縁層21上および半導体チップ23上に感光性樹脂ワニス5を塗布する(配置する)。これにより、図4(c)に示すように、感光性樹脂ワニス5の液状被膜が得られる。感光性樹脂ワニス5については、本実施形態の感光性樹脂組成物であって、感光性を有するワニスである。
次に、感光性樹脂層2510に露光処理を施す。
その後、必要に応じて、感光性樹脂層2510に露光後加熱処理を施す。
次に、感光性樹脂層2510に現像処理を施す。これにより、マスク412の遮光部に対応した領域に、感光性樹脂層2510を貫通する開口部423が形成される(図5(e)参照)。
現像液としては、例えば、有機系現像液、水溶性現像液等が挙げられる。
現像処理の後、感光性樹脂層2510に対して硬化処理(現像後加熱処理)を施す。硬化処理の条件は、特に限定されないが、160〜250℃程度の加熱温度で、30〜240分程度の加熱時間とされる。これにより、半導体チップ23に対する熱影響を抑えつつ、感光性樹脂層2510を硬化させ、有機絶縁層251を得ることができる。
次に、有機絶縁層251上に配線層253を形成する(図5(f)参照)。配線層253は、例えばスパッタリング法、真空蒸着法等の気相成膜法を用いて金属層を得た後、フォトリソグラフィー法およびエッチング法によりパターニングされることによって形成される。
次に、図5(g)に示すように、第1樹脂膜配置工程S20と同様にして感光性樹脂層2520を得る。感光性樹脂層2520は、配線層253を覆うように配置される。
次に、感光性樹脂層2520に露光処理を施す。処理条件は、例えば第1露光工程S21で記載した条件とされる。
次に、感光性樹脂層2520に現像処理を施す。処理条件は、例えば第1現像工程S22で記載した条件とされる。これにより、感光性樹脂層2510、2520を貫通する開口部424が形成される(図5(h)参照)。
現像処理の後、感光性樹脂層2520に対して硬化処理(現像後加熱処理)を施す。硬化条件は、例えば第1硬化工程S23で記載した条件とされる。これにより、感光性樹脂層2520を硬化させ、有機絶縁層252を得る(図6(i)参照)。
次に、開口部424に対し、図6(i)に示す貫通配線254を形成する。
なお、貫通配線254の形成箇所は、図示の位置に限定されない。
次に、図6(j)に示すように、基板202を剥離する。これにより、絶縁層21の下面が露出することとなる。
次に、図6(k)に示すように、絶縁層21の下面側に下層配線層24を形成する。下層配線層24は、いかなる方法で形成されてもよく、例えば上述した上層配線層形成工程S2と同様にして形成されてもよい。
次に、図6(L)に示すように、下層配線層24に半田バンプ26を形成する。また、上層配線層25や下層配線層24には、必要に応じてソルダーレジスト層のような保護膜を形成するようにしてもよい。
以上のようにして、貫通電極基板2が得られる。
次に、個片化した貫通電極基板2上に半導体パッケージ3を配置する。これにより、図1に示す半導体装置1が得られる。
次に、実施形態に係る半導体装置の変形例について説明する。
まず、第1変形例について説明する。
図7は、実施形態に係る半導体装置の第1変形例を示す部分拡大断面図である。
以下、第1変形例について説明するが、以下の説明では、図1、2に示す実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。なお、図1、2と同様の構成については、図7において同じ符号を付している。
次に、第2変形例について説明する。
図8は、実施形態に係る半導体装置の第2変形例を示す部分拡大断面図である。
以下、第2変形例について説明するが、以下の説明では、図1、2に示す実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。なお、図1、2と同様の構成については、図8において同じ符号を付している。
本実施形態に係る電子装置は、前述した本実施形態に係る半導体装置を備えている。
(エポキシ樹脂)
・エポキシ樹脂1:エポキシ樹脂1:以下構造で表される多官能エポキシ樹脂(日本化薬社製 EPPN201、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、25℃で固形、n=約5)
・フェノキシ樹脂1:ビスフェノールA型フェノキシ樹脂(jER1256 三菱化学株式会社製、Mw:約50,000))
・光酸発生剤1:オニウム塩化合物(サンアプロ社製、CPI−310B)
・界面活性剤1:含フッ素基・親油性基含有オリゴマー(R−41、DIC社製)
・溶剤1:プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)
・実施例1〜6
まず、表1に示すカップリング剤および水のモル比に従って、純水にカップリング剤を添加し、得られた混合物を、表1に示す混合時間だけ、室温で攪拌混合して調製液を得た。
続いて、表1に示す配合比率に従って、得られた調製液、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、光酸発生剤および界面活性剤を、溶剤(PGMEA)に溶解させて、室温で2.5時間混合して混合溶液を得た。続いて、混合溶液中に、表1に示す配合比率(質量換算)となるように純水を添加し、再び混合した。
その後、混合溶液を0.2μmのポリプロピレンフィルターで濾過し、25℃で、粘度が約100mPa・sのワニス状のネガ型感光性樹脂組成物を得た。
感光性樹脂組成物の粘度は、コーンプレート型粘度計(TV−25、東機産業社製)を用いて回転速度100rpmと設定して測定した。
なお、表1中の水分量は、水を除いた感光性樹脂組成物全体(100質量)に対する、水の含有量(質量%)を表す。
上記の調製液の作製を行わずに、表1に示す配合比率に従って、カップリング剤、エポキシ樹脂、フェノキシ樹脂、光酸発生剤および界面活性剤を、溶剤(PGMEA)に溶解させて、室温で2.5時間混合して混合溶液を得た。続いて、混合溶液中に、表1に示す配合比率(質量換算)となるように純水を添加し、再び混合した。
その後、混合溶液を0.2μmのポリプロピレンフィルターで濾過し、25℃で、粘度が約100mPa・sのワニス状のネガ型感光性樹脂組成物を得た。
感光性樹脂組成物の粘度は、コーンプレート型粘度計(TV−25、東機産業社製)を用いて回転速度100rpmと設定して測定した。
・外観評価
得られたワニス状のネガ型感光性樹脂組成物を透明なガラス容器に入れ、目視にて、容器中のワニスの外観を評価した。結果を表1に示す。
得られたワニス状のネガ型感光性樹脂組成物を透明なガラス容器に入れ、回転数100rpmで10min攪拌後、必要時間静置することで発生した泡を除去した。その後、容器中のワニスについて、装置名:NDH2000(日本電色工業社製)を用いて、ヘーズ値を測定した。
・評価用試験サンプルAの作製
下地基材として、厚さ0.3μmのCu膜(Cuスパッタ膜)が表面に形成された、8インチシリコンウエハーを準備した。
続いて、下地基材上に、得られた感光性樹脂組成物をスピンコートして、スピンコート膜(液状被膜)を形成した。液状被膜を100℃で3分間加熱して乾燥させ、厚さ5〜30μmの感光性樹脂膜を得た。
続いて、得られた感光性樹脂膜に対し、自動露光機を用いて、波長365nmのi線を600mJ/cm2の露光量で全面露光した。
続いて、シリコンウエハーを、大気中でホットプレートにて70℃、5分間加熱した。
続いて、シリコンウエハーを、PGMEA中に20秒間浸漬した。
その後、シリコンウエハーを、窒素雰囲気において170℃、180分間加熱して、感光性樹脂膜を硬化させ、下地基材の表面に硬化膜が形成された、評価試験サンプルAを得た。
得られた評価試験サンプルAを装置内に配置し、温度130℃、相対湿度85%RHの条件で、96時間、HAST(不飽和加圧蒸気試験)を行った後、装置内からシリコンウエハーを取り出し、評価試験サンプルBを得た。
次のようなクロスカット試験によって、得られた評価試験サンプルA、Bの硬化膜と、下地基板表面のCu膜との密着性を評価した。
まず、硬化膜に、装置名:CrossCut−Master3000(オールグッド社製)にてカッターナイフで1mm角の碁盤目を100マス作成した。その硬化膜の表面に、セロハン粘着テープ(積水化学工業社製、商品名:LP−18)を貼り付けた後、そのテープの端を持ち、60°方向に剥がした。この操作を、碁盤目の縦方向、90度角度を変更して横方向、再度の縦方向の順に3回繰り返した。その後、100マスのうち、下地表面から剥離されたマス(碁盤目)の個数を測定した。
なお、評価試験サンプルAを用いて硬化後の密着性を評価し、評価試験サンプルBを用いてHAST後の密着性を評価した。
表1中、クロスカット試験の結果が「0/100」であれば、硬化膜が全く剥がれなかったことを表す。
上記<密着性評価>で得られた評価試験サンプルAにおいて、硬化膜の表面状態を観察した。
硬化膜の表面にざらつきがない場合を○、硬化膜の表面にややざらつきがある場合を△、硬化膜の表面に大きなざらつきがある場合を×とした。
一方、実施例1〜6のネガ型感光性樹脂組成物は、硬化膜の外観に優れる結果が示されており、その硬化膜が光による外観分析特性に優れることが分かった。
このような実施例1〜6のネガ型感光性樹脂組成物は、配線層の絶縁膜などのバンプ保護膜に好適に用いられることが期待される。
1A 半導体装置
1B 半導体装置
2 貫通電極基板
3 半導体パッケージ
5 感光性樹脂ワニス
21 絶縁層
23 半導体チップ
24 下層配線層
24A 下層配線層
24B 下層配線層
25 上層配線層
26 半田バンプ
27 チップ埋込構造体
31 パッケージ基板
32 半導体チップ
33 ボンディングワイヤー
34 封止層
35 半田バンプ
202 基板
221 貫通配線
222 貫通配線
231 ランド
240 有機絶縁層
241 有機絶縁層
242 有機絶縁層
243 配線層
245 バンプ密着層
251 有機絶縁層
252 有機絶縁層
253 配線層
254 貫通配線
412 マスク
423 開口部
424 開口部
2510 感光性樹脂層
2520 感光性樹脂層
S1 チップ配置工程
S2 上層配線層形成工程
S20 第1樹脂膜配置工程
S21 第1露光工程
S22 第1現像工程
S23 第1硬化工程
S24 配線層形成工程
S25 第2樹脂膜配置工程
S26 第2露光工程
S27 第2現像工程
S28 第2硬化工程
S29 貫通配線形成工程
S3 基板剥離工程
S4 下層配線層形成工程
S5 半田バンプ形成工程
S6 積層工程
W 直径
Claims (13)
- 熱硬化性樹脂と、
光酸発生剤と、
酸無水物基を有するカップリング剤と、
水と、を含む、ネガ型感光性樹脂組成物であって、
前記水の含有量が、水を除いた当該ネガ型感光性樹脂組成物全体に対して、0.20質量%以上10質量%以下である、ネガ型感光性樹脂組成物。 - 請求項1に記載のネガ型感光性樹脂組成物であって、
ヘーズメーターを用いて測定した、25℃における当該ネガ型感光性樹脂組成物のヘーズ値が、3.0以下である、ネガ型感光性樹脂組成物。 - 請求項1または2に記載のネガ型感光性樹脂組成物であって、
有機溶剤を含む、ネガ型感光性樹脂組成物。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のネガ型感光性樹脂組成物であって、
当該ネガ型感光性樹脂組成物の不揮発成分の含有量が、20質量%以上60質量%以下である、ネガ型感光性樹脂組成物。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載のネガ型感光性樹脂組成物であって、
25℃における当該ネガ型感光性樹脂組成物の粘度が、10cP以上6000cP以下である、ネガ型感光性樹脂組成物。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載のネガ型感光性樹脂組成物であって、
前記熱硬化性樹脂は、25℃で固形状の成分を含む、ネガ型感光性樹脂組成物。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のネガ型感光性樹脂組成物であって、
前記熱硬化性樹脂が、エポキシ樹脂を含む、ネガ型感光性樹脂組成物。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載のネガ型感光性樹脂組成物であって、
硬化剤を含む、ネガ型感光性樹脂組成物。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載のネガ型感光性樹脂組成物であって、
熱可塑性樹脂を含む、ネガ型感光性樹脂組成物。 - 請求項9に記載のネガ型感光性樹脂組成物であって、
前記熱可塑性樹脂が、フェノキシ樹脂を含む、ネガ型感光性樹脂組成物。 - 半導体チップと、
前記半導体チップ上に設けられた、請求項1〜10のいずれか一項に記載のネガ型感光性樹脂組成物の硬化物を含む樹脂膜と、
を備える、半導体装置。 - 請求項11に記載の半導体装置であって、
前記樹脂膜中に埋設された再配線層を備えており、
前記再配線層が、前記半導体チップと電気的に接続するように構成される、半導体装置。 - 請求項11または12に記載の半導体装置を備える、電子機器。
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