JP2020100422A - 複合容器 - Google Patents

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【課題】レトルトを掛けることが可能で、かつ、断熱性の高い紙を使用した容器を得る。【解決手段】融着性を有する耐熱性プラスチックを基材とした内容器(2)と、紙を基材とし内容器に融着可能なシーラント層を内面に有する外容器(3)と、内容器に融着可能な内面を有する蓋(4)と、からなり、内容物を収納して蓋をして密封しレトルトされた内容器の外側を、外容器で覆い、内容器と外容器が少なくとも一面で融着して一体化したことを特徴とする複合容器。【選択図】図2

Description

本発明は、紙を基材とした外容器と、プラスチックからなる内容器と、からなり、レトルト性を付与した複合容器に関する。
レトルト容器として、シート成形等で成形されたポリプロピレン樹脂製容器などが、使用されているが、見栄えが一定で、差別化できず、せいぜい、蓋部に印刷されたフィルムを使用したり、蓋部や側面、底面に印刷したラベルを貼ったりするなどの方法しかなかった。
しかし、紙を基材としたトレーにすれば、印刷による装飾効果も高くすることができ、耐熱性も高く、断熱性も高くすることができる。
紙を基材とした容器として、例えば、特許文献1では、
方形の底面板の相対向する二辺に、それぞれ山折り線を介して側面板が連設され、側面板の外周に、谷折り線を介して縁片が連設され、縁片の左右端に、それぞれ横方向に延びる舌片が設けられ、前記側面板の左右端に、それぞれ山折り線を介して逆三角形状の折り込み接合板が連設され、折り込み接合板の外周には、谷折り線を介して接合縁片が連設され、底面板の他の相対向する二辺に、それぞれ山折り線を介して第2側面板が連設され、第2側面板の外周に、谷折り線を介して第2縁片が連設され、第2縁片の左右端に、それぞれ横方向に延びる第2舌片が設けられ、前記第2側面板の左右端に、それぞれ谷折り線を介して逆三角形状の第2折り込み接合板が連設され、前記折り込み接合板の側面板と連設していない方の端縁と、第2折り込み接合板の第2側面板と連設していない方の端縁とは、山折り線を介して連設されると共に、各側面板を折り曲げてトレー状に組立てた際、縁片、第2縁片、接合縁片がそれぞれ同一平面を形成するように設定されているトレー容器用ブランクであって、各隅角の第2舌片と第2折り込み接合板が接する近傍の第2舌片の端縁に、第2折り込み接合板側に突出する小突起が設けられていることを特徴とするトレー容器用ブランクを提案している。
各隅角の第2舌片と第2折り込み接合板が接する近傍の第2舌片の端縁に、第2折り込み接合板側に突出する小突起を設けたことによって、内容物の粉末や液汁を漏れにくくしており、単に包装するだけのトレーとしては問題がない。しかし、もし、これをレトルト容器と使用した場合、基材の紙が端部で露出してしまい、レトルトを掛けることができないといった問題があった。
特許第3687396号公報
そこで、本発明は、レトルトを掛けることが可能で、かつ、断熱性の高い紙を使用した容器を得ることが、本発明の課題である。
本発明の複合容器は、
融着性を有する耐熱性プラスチックを基材とした内容器と、紙を基材とし内容器に融着可能なシーラント層を内面に有する外容器と、内容器に融着可能な内面を有する蓋と、から
なり、
内容物を収納して蓋をして密封しレトルトされた内容器の外側を、外容器で覆い、内容器と外容器が少なくとも一面で融着して一体化したことを特徴とする複合容器である。
本発明の複合容器は、先に内容器に内容物を充填して密閉した状態でレトルト殺菌し、その後、外容器と一体化した複合容器なので、レトルトによる常温、長期保存が可能である。しかも、紙基材を使用した外容器によって、高級で多彩な装飾を施すことが可能であり、断熱性が高く、再加熱時に容器を直ぐに手で持つことも可能な容器である。
本発明に係る複合容器の第一実施形態例で、その平面図である。 本発明に係る複合容器の第一実施形態例で、その縦断面図である。 本発明に係る複合容器の第二実施形態例で、それに使用される内容器の平面図である。 本発明に係る複合容器の第二実施形態例で、それに使用される外容器のブランクを示す展開図である。 本発明に係る複合容器の第二実施形態例で、それに使用される内容器の外観斜視図である。 本発明に係る複合容器の第二実施形態例で、その外観斜視図である。 本発明に係る複合容器の第二実施形態例における縦断面図である。 本発明に係る複合容器の第三実施形態例で、それに使用される内容器の平面図である。 本発明に係る複合容器の第三実施形態例で、それに使用される外容器のブランクを示す展開図である。 本発明に係る複合容器の第三実施形態例で、それに使用される内容器の外観斜視図である。 本発明に係る複合容器の第三実施形態例で、その外観斜視図である。
以下、本発明の複合容器の実施形態について、図で説明する。
図1は、本発明に係る複合容器の第一実施形態例で、その平面図である。
複合容器1は、内容器2と外容器3とが重なり合った容器であって、その開口部周縁にはフランジ11が形成され、フランジ11面に蓋4を融着した状態で使用される。
蓋4には、端部にタブ41を設け、開口する時に蓋4だけを引き上げて剥離しやすくしておくことが望ましい。また、蓋4は、最内層には融着性の高いシーラント材が必要であるが、その外側には、バリア層や印刷層などを加えた多層材であっても良い。
図2は、本発明に係る複合容器の第一実施形態例で、その縦断面図である。
複合容器1は、内容器2の外側に外容器3があって、少なくともその内容器2のフランジ部21の下面に、外容器3のフランジ板35が融着した面を少なくとも1面は有する形態となっている。
この断面図では、側面においても、内容器2の外面に外容器3の内面が融着した形態となっている。このように、少なくとも1箇所の側面板33に側面融着部331があって、側面部でも融着していることが望ましい。もちろん、手前と奥の側面板32や底面板31にも融着部を設けても良い。
断面の拡大図に示すように、外容器3は基材に断熱性の高い紙を使用し、その少なくとも内側には融着性を有するシーラント材を用いている。
プラスチックで成形された内容器2と外容器3の内側シーラント層52との間には、側面融着部331で溶着されていると共に、溶着部以外ではわずかな隙間11を有し、かつ、
外容器に紙基材51を使用していることから、高い断熱性を有する層構造となっている。
図3は、本発明に係る複合容器の第二実施形態例で、それに使用される内容器2の平面図である。
第二実施形態例では、内容器2の4隅には、柱部22が設けられ、容器が高温に加熱されても、側面部23やフランジ部21をしっかりと支えることができるような形状になっている。また、中央には底部24があって、側面部23でその左右前奥の4方を囲み、かつ、側面部23は4隅の柱部22を繋止している。
図4は、本発明に係る複合容器の第二実施形態例で、それに使用される外容器3のブランク30を示す展開図である。
中央に底面板31を有し、その左右に谷折罫線61を介して左の側面板33と右の側面板33を有し、底面板31の手前と奥に谷折罫線61を介してそれぞれ前の側面板32と、後ろの側面板32とを有している。
左右の側面板33と、手前と奥の側面板32とには、それぞれ山折罫線62を介してフランジ融着板34、35を有し、又、山折罫線62を介して2枚ずつの柱融着板36を有している。
そして、フランジ融着板34、35にはそれぞれ、内容器のフランジに融着するフランジ融着部341、351を有し、柱融着板36には柱融着部361が設けられている。
融着部は、融着する代わりに、接着剤を塗布しても良いし、両面接着テープを使用してもかまわないが、その場合は、110℃以上の耐熱性の高い接着剤や両面接着テープを使用する必要がある。
図5は、本発明に係る複合容器の第二実施形態例で、それに使用される内容器2の外観斜視図である。
第二実施形態例の内容器2は、4隅に垂直状に柱部22を有し、フランジ21を支える形状となっている。
図6は、本発明に係る複合容器の第二実施形態例で、その外観斜視図である。
図5に示した内容器2の外面に、外容器3を貼り合わせた複合容器を形成している。
すなわち、内容器2の底部24には外容器3の底面板31が、内容器2の側面部23には外容器3の側面板32、33が近接し、内容器2のフランジ21には外容器3のフランジ板34,35が接し、融着固定されている。
図7は、本発明に係る複合容器の第二実施形態例における縦断面図である。
内容器2の側面部23には外容器3の側面板32、33が近接し、内容器2のフランジ部21の下面には外容器3のフランジ融着板34,35が接して融着固定している。
また、内容器2のフランジ部214の上面には蓋4が融着している。
図8は、本発明に係る複合容器の第三実施形態例で、それに使用される内容器の平面図である。
この内容器2は側面部23が傾斜した一般的な形状となっている。
図9は、本発明に係る複合容器の第三実施形態例で、それに使用される外容器のブランク30を示す展開図である。
中央に底面板31を有し、その左右に谷折罫線61を介して左の側面板33と右の側面板33を有し、底面板31の手前と奥に谷折罫線61を介してそれぞれ前の側面板32と、後ろの側面板32とを有している。左右の側面板33と前後の側面板32とは、台形形状となっている。
左右の側面板33と、手前と奥の側面板32とには、それぞれ山折罫線62を介してフラ
ンジ融着板34、35を有し、又、谷折罫線62を介してのりしろ37を有している。
そして、フランジ融着板34、35にはそれぞれ、内容器のフランジに融着するフランジ融着部341、351を有し、のりしろ37にはのりしろ融着部371が設けられている。
さらに、外容器の側面板32、33や底面板31が内容器に融着するようにしても良い。
図10は、本発明に係る複合容器の第三実施形態例で、それに使用される内容器2の外観斜視図である。
第二実施形態例のように4隅に柱部はないが、側面部23同士が繋止しているので、強固な収納部を形成している。
上方にはフランジ部21が設けられ、蓋で密封可能としている。
図11は、本発明に係る複合容器の第三実施形態例で、その外観斜視図である。
図10に示した内容器2の外面に、外容器3を貼り合わせた複合容器を形成している。
すなわち、内容器2の底部24には外容器3の底面板41が、内容器2の側面部23には外容器3の側面板32、33が当接し、内容器2のフランジ21には外容器3のフランジ板34,35が当接して融着固定されている。
左右の側面板33から伸びるのりしろ37が、前後の側面板32に融着され、4隅がより強固に形成されている。
本発明の複合容器は、以上のような構成で、次に梱包工程を下記に示す。
すなわち、第一工程は、内容器に内容物を充填して、蓋をシールする。
次に、第二工程でレトルト処理を行い、殺菌する。
第三工程では、殺菌した内容物が入って蓋をシールされた内容器の外側に、外容器を熱溶着する。
本発明に使用する内容器に使用するプラスチックは、レトルト適正のあるポリプロピレン樹脂、エチレン・プロピレン共重合体が好ましいが、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブタジエンテレフタレート樹脂などの融着性を持たせた樹脂フィルムであってもかまわない。
また、ポリプロピレン/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/ポリプロピレン、
ポリプロピレン/フタル酸変性ポリプロピレン/ポリアミド/フタル酸変性ポリプロピレン/ポリプロピレン、
ポリエチレンテレフタレート/エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物/ポリエチレンテレフタレート、
などの多層シートであってもかまわない。
成形としては、真空成形、圧空成形、真空・圧空成形、射出成形、多層射出成形、などが使用できる。
成形される内容器の厚みは、内容物の重量にもよるが、300μm〜500μmが好ましい。
本発明に使用する外容器に使用する紙トレーは、基材の紙として、坪量150〜400g/m、密度0.6〜1.1g/cmの範囲の紙が好ましい。
内側には、熱可塑性樹脂層として、内容器の融着面に使用する樹脂と同じ樹脂が良い。その他には、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・メタアクリル酸共重合体、などやそれらのポリマーブレンド樹脂のであっても良い。
さらに、紙外側表面にはアンダーコート剤を塗工し、印刷等の加飾を施したり、紙基材とシーラント層との間に、酸化金属蒸着したポリエチレンテレフタレートフィルムなどを貼り合わせてバリア層を設けたりしても良い。
内容器と外容器との融着は、ヒートシール、ホットエアーあぶり後の圧着、超音波融着、インパルスシール等の融着方法が使用できる。
<実施例1>
包装容器として、図1、図2に示す縦120mm、横180mmの容量500mLの第一実施形態例の形状とし、厚さ500μmのポリプロピレンをシート成形した内容器と、基材層として250g/mの紙基材に30μmの溶融ポリプロピレン樹脂を積層した積層シートからなる外容器と、ポリプロピレンシート120μm単体からなる蓋と、を使用した。
内容物として、カレーを450g内容器に入れ、内容器のフランジ全体をホットエアーであぶり、蓋部で内容器のフランジ全体を覆って圧着し、周縁を融着した。
これをレトルト釜に入れて殺菌し、釜から取り出し後、外容器内面をホットエアーであぶり、内容器に圧着して複合容器を得た。
<実施例2>
包装容器として、図3〜図7に示す縦120mm、横180mmの容量500mLの第二実施形態例の形状とした以外、材質は実施例1と同じ材質の内容器と、外容器と、蓋と、を使用した。
内容物として、カレーを450g内容器に入れ、内容器のフランジと蓋を、フランジ部でヒートシールによって融着した。
これをレトルト釜に入れて殺菌し、釜から取り出し後、外容器のフランジと内容器のフランジとを内面をヒートシールによって融着して複合容器を得た。
<実施例3>
包装容器として、図8〜図11に示す縦120mm、横180mmの容量500mLの第二実施形態例の形状とした以外、材質は実施例1と同じ材質の内容器と、外容器と、蓋と、を使用した。
内容物として、カレーを450g内容器に入れ、内容器のフランジと蓋を、フランジ部でヒートシールによって融着した。
これをレトルト釜に入れて殺菌し、釜から取り出し後、外容器ののりしろと前側面板、のりしろと後側面板、それぞれ8箇所をヒートシールして円錐台形状とした外容器内側に、内容器を挿入し、外容器のフランジと内容器のフランジとをヒートシールによって融着して複合容器を得た。
<比較例1>
包装容器として、図1に示す縦120mm、横180mmの容量500mLの第一実施形態例の形状とした以外、材質は実施例1と同じ材質の内容器と、蓋と、を使用した。
内容物として、カレーを450g内容器に入れ、内容器のフランジと蓋を、フランジ部でヒートシールによって融着した。
これをレトルト釜に入れて殺菌し、釜から取り出し、外容器のない比較例1の容器を得た。
<比較例2>
包装容器として、図8〜図11に示す縦120mm、横180mmの容量500mLの第二実施形態例の形状とした以外、材質は実施例1と同じ材質の内容器と、外容器と、蓋と、を使用した。
内容物として、カレーを450g内容器に入れ、内容器のフランジと蓋を、フランジ部でヒートシールによって融着した。
これをレトルト釜に入れて殺菌し、釜から取り出し後、外容器ののりしろと前側面板、の
りしろと後側面板、それぞれ8箇所をヒートシールして円錐台形状とした外容器内側に、内容器を挿入し、外容器のフランジと内容器のフランジとはシールしないで重ね合わせただけの複合容器を得た。
<比較例3>
包装容器として、図9、図11に示す縦120mm、横180mmの容量500mLの第二実施形態例の形状とした以外、材質は実施例1と同じ材質の外容器と、蓋と、を使用した。
内容物として、カレーを450g、外容器に入れ、外容器のフランジと蓋を、フランジ部でヒートシールによって融着した。
これをレトルト釜に入れて殺菌し、釜から取り出し、外容器と蓋のみの内容器のない比較例1の容器を得た。
<レトルト性評価方法>
内容物を充填して、蓋をシールし、レトルト処理を行った時に、容器に不具合がないか評価する。
<容器の一体化評価方法>
内容物を充填して、最終的な容器形態になった段階で、不具合がないか評価する。
<断熱性評価方法>
最終的な容器形態になった容器に、80℃の熱湯を入れて、容器の外側を手で包むようにして持つことができるか、評価する。
<レトルト性評価結果>
実施例1〜3、比較例1、2は、レトルト処理を行った時の不具合はなかった。
しかし、比較例3では、内容器がなく、外容器に内容物を充填した為、外容器の基材に使用している紙が水を吸って容器の形状を維持できないばかりか、内容物が漏れるなどの問題が発生した。
<容器の一体化評価結果>
実施例1〜3、比較例1、3は、不具合はなかった。
しかし、比較例2では、内容器と外容器が簡単に外れてしまう問題が発生した。
<断熱性評価結果>
実施例1〜3、比較例2は、不具合はなかった。
しかし、比較例1と比較例3では、容器外面が熱くて持つことができなかった。
Figure 2020100422
本発明の複合容器は、以上のように、先に内容器に内容物を充填して密閉した状態でレトルト殺菌し、その後、外容器と一体化した複合容器なので、レトルト殺菌によって常温での長期保存が可能な容器として使用できる。
特に、レトルトには向かない紙を外側に使用した二重容器にもなるので、一般的なレトルト容器の断熱性が悪くて、加熱後手で持てないなどの問題が生じにくい。
さらに、紙基材を使用した外容器によって、印刷等により高級で多彩な装飾を施すことが可能であり、品位の高い容器とすることができるなど、本発明のメリットは大きい。
1・・・・・・・・複合容器
11・・・・・・・隙間
2・・・・・・・・内容器
21・・・・・・・フランジ部
22・・・・・・・柱部
23・・・・・・・側面部
24・・・・・・・底面部
3・・・・・・・・外容器
30・・・・・・・ブランク
31・・・・・・・底面板
32・・・・・・・側面板(前・後)
33・・・・・・・側面板(左・右)
331・・・・・・側面融着部
34・・・・・・・フランジ融着板(前・後)
341・・・・・・フランジ融着部(前・後)
35・・・・・・・フランジ融着板(左・右)
351・・・・・・フランジ融着部(左・右)
36・・・・・・・柱融着板
361・・・・・・柱融着部
37・・・・・・・のりしろ
371・・・・・・のりしろ融着部
4・・・・・・・・蓋
41・・・・・・・タブ
51・・・・・・・紙基材
52・・・・・・・シーラント層
61・・・・・・・谷折罫線
62・・・・・・・山折罫線

Claims (3)

  1. 融着性を有する耐熱性プラスチックを基材とした内容器と、紙を基材とし内容器に融着可能なシーラント層を内面に有する外容器と、内容器に融着可能な内面を有する蓋と、からなり、
    内容物を収納して蓋をして密封しレトルトされた内容器の外側を、外容器で覆い、内容器と外容器が少なくとも一面で融着して一体化したことを特徴とする複合容器。
  2. 内容器が周縁に舌状に外側へ伸びた柱部を有する内容器であって、内容器周囲を覆う外容器が底面板の隣り合う二辺に、谷折罫線を介して底面板に連結され互いに隣り合う側面板が形成され、隣り合う側面板の対応する辺に、山折罫線を介して、内容器の柱部に融着する柱融着板を設けたことを特徴とする請求項1に記載の複合容器。
  3. 外容器と内容器の上端周縁にフランジを設け、外容器のフランジ部が、内容器のフランジに少なくとも一か所以上融着したことを特徴とする請求項1又は2に記載の複合容器。
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