JP2020097062A - 把持装置及び把持方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークを適正な姿勢として把持することができる把持装置及び把持方法を提供する。【解決手段】把持装置10は、縦置きされた板状のワーク60を間に対向して配置される一対の挟持部14と、両挟持部14の間に配置される姿勢矯正部15と、を備える。姿勢矯正部15は、ワーク60に相対的に近づいてワーク60の板面に当てがわれ、ワーク60を縦向きの起立姿勢とする。こうしてワーク60の姿勢が矯正された状態で、両挟持部14が互いに近づいてワーク60の外周面(板厚部分)に当接し、ワーク60が両挟持部14によって挟み持たれる。【選択図】図5

Description

本発明は、板状のワークを把持する把持装置及び把持方法に関する。
板状のワークを供給位置から取り出す際に、人手による負担を軽減するため、把持装置を用いることがある。例えば、把持装置は、互いに接近・離間可能な一対の挟持片を有している。両挟持片は、板状のワークが縦置きされた状態で、ワークの板面に沿う幅方向の両側に対向して配置され、互いに近づいてワークの外周面(板厚部分)に当接し、ワークを挟み持つように動作する。
把持装置がロボットアームに装着されるエンドエフェクタである場合、ロボットアームの駆動によりワークを供給位置から組み付け位置まで搬送することができる。
しかし、仮に、板状のワークが傾いた状態となり、そのワークの傾きをロボット側が認識できないと、ワークの取り出しができないか、あるいは取り出しができても、搬送中にワークが落下したり、搬送先でワークの組み付け不良が発生するという問題が生じる。これに対し、特許文献1には、ラインセンサーの情報に基づいてロボットを制御する技術が開示されている。この技術を利用して、ワークの傾きをロボット側が認識できれば、ワークの取り出しが可能になると考えられる。
特開2014−172122号公報
しかし、ラインセンサーのような検知手段を設けることに起因し、把持装置の構造が複雑になる懸念があり、より簡易な方法で対応することが望まれる。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、ワークを適正な姿勢として把持することができる把持装置及び把持方法を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の把持装置は、一対の挟持部と、姿勢矯正部と、を備える。一対の挟持部は、板状のワークが縦置きされた状態で、ワークの板面に沿う幅方向の両側に、ワークを間にして、対向して配置され、互いに近づいてワークの板厚部分に当接し、ワークを挟み持つ。姿勢矯正部は、幅方向において一対の挟持部の間に配置され、ワークの板面に当接し、ワークを縦向きの起立姿勢に矯正する。
本発明の把持方法は、縦置きされた板状のワークに対し、ワークの板面に沿う幅方向の両側に、ワークを間にして、一対の挟持部を対向して配置し、幅方向において一対の挟持部の間で且つワークの板面から離れた位置に姿勢矯正部を配置する。次いで、姿勢矯正部とワークとを相対的に近づけ、姿勢矯正部をワークの板面に当てて、ワークを縦向きの起立姿勢とする。その状態から一対の挟持部を互いに近づく向きに移動させ、一対の挟持部をワークの板厚部分に当てて、一対の挟持部がワークを挟み持つようにする。
板状のワークが縦方向から傾いた状態にあるときに、姿勢矯正部がワークの板面に当接してワークを縦向きの起立姿勢に矯正するため、両挟持部が起立姿勢のワークを適正に挟み持つことができる。したがって、センサーなどの検知手段に頼らずとも、簡易な構成で、ワークを適正な姿勢として把持することができ、省人化および作業負担の軽減を図ることができる。
本発明の把持装置は、一対の挟持部側から互いに近づく向きに突出し、ワークの板面に当接する第2の姿勢矯正部を有しているとよい。これによれば、姿勢矯正部に加えて第2の姿勢矯正部もワークの板面に当接するため、ワークの傾き矯正の信頼性を高めることができる。
例えば、把持装置がロボットアームに装着されるエンドエフェクタである場合、ワークを取り出した後、ワークを水平姿勢に変換し、水平姿勢のワークを組み付け位置まで搬送することができる。この場合に、水平姿勢のワークを姿勢矯正部と第2の姿勢矯正部とで下方から安定して支持することができる。
本発明の把持装置の場合、姿勢矯正部と第2の姿勢矯正部は、同一の平面内に、ワークの板面に当接する当接面を有しているとよい。これによれば、姿勢矯正部と第2の姿勢矯正部の各当接面がいずれもワークの板面に当接する状態を良好に実現することができる。
実施形態1において、第1の状態にある把持装置とワークを斜め下前方から見た斜視図である。 第1の状態にある把持装置とワークを斜め下後方から見た斜視図である。 第1の状態にある把持装置とワークの正面図である。 第2の状態にある把持装置とワークの正面図である。 第4の状態にある把持装置とワークの正面図である。 第1の状態にある把持装置とワークの側面図である。 第2の状態にある把持装置とワークの側面図である。 第3の状態に向かう途中の把持装置とワークの側面図である。 第3の状態にある把持装置とワークの側面図である。 第3の状態にある把持装置とワークの断面図である。
<実施形態1>
実施形態1を、図1〜図10に基づいて説明する。実施形態1の把持装置10は、多関節ロボットのエンドエフェクタである。把持装置10は、ワーク60を把持し、ロボットアームの駆動によってワーク60を搬送し、所定の組み付け位置でワーク60の把持を解除し、組み付け位置の組み付け対象にワーク60をセットするように動作する。
実施形態1の場合、ワーク60は、油圧緩衝器内に設けられるオイルシールとして構成される。ワーク60としてのオイルシールは、円環状のベースメタル61と、ベースメタル61の内周側に設けられ、ピストンロッドの外周に摺接する、シールリップ及びダストリップを有するリップ62とを備えている。
把持装置10への供給位置には、図6〜図10の二点鎖線で概略的に示すパレットケース80が設置される。パレットケース80は、ワーク60を縦置きして収容可能な収容溝81を有している。収容溝81は、上方にスリット状に開口し、パレットケース80に複数並列して設けられている(図6〜図10は1つの収容溝81のみ図示)。収容溝81には、厚みを異にする多品種のワーク60が収容され得る。このため、収容溝81の溝幅は、厚みが最も大きいワークに対応して設定される。ワーク60は、収容溝81に収容された状態で、リップ62が突出する後方側(図6の左側)に重心が偏り、板面を上下方向(縦方向)に対し後方側へ傾斜させた状態になり得る。傾斜状態のワーク60は、後述する姿勢矯正部15によって上下方向に起立する姿勢へと矯正される。
次に、把持装置10の構造を具体的に説明する。図1および図2に示すように、把持装置10は、ロボットアームの終端に取り付けられるアタッチメント11、ハウジング12、シリンダボディ13、一対の挟持部14および姿勢矯正部15を備えている。図1および2は、把持装置10が供給位置に供給されたワーク60を把持する作業を行う直前の状態(後述する第1の状態)を示している。以下の説明において、上下方向は、図1および図2を基準とし、前後方向は、図1および図2の右側を前側とする。
ハウジング12は、ほぼ直方形に形成される。ハウジング12の前面側にはアタッチメント11が配置され、ハウジング12の下面側にはシリンダボディ13が配置される。
アタッチメント11は、円柱状をなし、ロボットアームの終端における前後方向の回転軸(図1の一点鎖線)を中心として回転可能とされている。アタッチメント11は、板状の中継部16を介してハウジング12に連結される。中継部16は、ハウジング12の上面側に対面して固定される平板17を有している。
シリンダボディ13は、ほぼ直方形をなし、内部にピストンを有し、且つ内外を貫通するポートを有している。シリンダボディ13には、ポートに接続されるアダプタ21を介してエア導管22が取り付けられている。
シリンダボディ13の下面側には、ガイド23が設けられている。ガイド23は、シリンダボディ13の下面側において、前後方向に直線状に延びるレール状に形成されている。
一対の挟持部14は、シリンダボディ13の下面側において、ガイド23に摺接可能に支持されつつ、幅方向(ワーク60の板面に沿う方向で且つ図3〜図5の左右方向)に間隔をあけて並設されている。ピストンは、シリンダボディ13の内側で狭持部14に連結され、幅方向に往復移動する。両挟持部14は、エア導管22からポートを介して供排される圧縮空気により動作するピストンに応じ、ガイド23に案内されつつ、互いに接近・離間(開閉)する方向に平行移動(開閉駆動)することができる。
両挟持部14は、図3に示すように、下向きに突出し、幅方向に対をなして配置される腕部24と、腕部24の下端側から互いに近づく方向に突出する板片状の把持部25とを有している。把持部25は、腕部24とは別体であり、腕部24に連結されている。
幅方向に対をなす把持部25は、両狭持部14にそれぞれ連なる基部26と、基部26の対向面における厚み方向の後側(図3の紙面奥側)に位置し、互いに対向するように突出する第2の姿勢矯正部27とを有している。基部26は、その対向面における厚み方向の前側(図3の紙面手前側)に、断面弧状の凹溝29を有し、凹溝29から上下両側にテーパ状に広がる斜面状の把持面28を有している。基部26の把持面28は、ワーク60のベースメタル61の外周面(板厚部分)に当接可能とされている。
第2の姿勢矯正部27は、正面から見て外形が略矩形に縁取られた平板状をなし、その前面が、ワーク60の板面(ベースメタル61の後面)に当接可能な当接面31として構成される。第2の姿勢矯正部27の当接面31は、上下方向に沿って平坦に形成されている。
把持部25は、第2の姿勢矯正部27の当接面31と基部26の把持面28とで区画される凹部32(図2を参照)を有している。ワーク60における外周面から板面(後面)にわたる幅方向両端部の外周部63は、凹部32に収容される。
シリンダボディ13の背面側には、板状の取付部34が取り付けられている。取付部34は、シリンダボディ13の後面全体を覆い、且つ、シリンダボディ13の下方に突出する垂直板状に形成されている。
取付部34の下端の幅方向中央部には、前方に屈曲して突出する水平板状の連繋部35が連設されている。
姿勢矯正部15は、連繋部35の前端から下方に屈曲して突出する垂直板状をなし、連繋部35と同幅に連設されている。姿勢矯正部15は、両挟持部14の移動方向となる幅方向において両挟持部14の間で、且つ、把持部25の上方に配置されている。
姿勢矯正部15の前面は、ワーク60の板面(ベースメタル61の後面)に当接可能な当接面37として構成される。姿勢矯正部15の当接面37は、上下方向に沿って平坦に形成されている。図6および図7に示すように、姿勢矯正部15の当接面37と両第2の姿勢矯正部27の当接面31は、ワーク60の板厚方向となる前後方向において、実質的に同じ位置に平行に配置されている。
次に、把持装置10の作用を説明する。
把持装置10は、一対の挟持部14を下向きに突出させた状態で、所定位置にて待機させられる。ワーク60は、パレットケース80の収容溝81に縦置きされた状態で収容され、供給位置に設置される。ここで、ワーク60は、パレットケース80の収容溝81において、上下方向に対して上部が後方に傾斜した状態になっている。
続いて、把持装置10は、ロボットアームの駆動に基づいて、供給位置に移動させられ、図1〜図3および図6に示す第1の状態に設置される。なお、ロボットアームは、制御機構により制御され、アタッチメント11を介して、把持装置10の位置および姿勢を変更し得る。
把持装置10が第1の状態にあるときに、両挟持部14は、ワーク60の上方で且つワーク60の幅方向両側にワーク60から離れて配置され、姿勢矯正部15は、ワーク60の幅方向中央部の上方にワーク60から離れて配置される。また、姿勢矯正部15および両第2の姿勢矯正部27の各当接面37、31は、前後方向においてワーク60の後方に配置される。
次いで、把持装置10は、ロボットアームの駆動に基づいて、第1の状態から下降させられ、図4および図7に示す第2の状態に配置される。
把持装置10が第2の状態にあるときに、両挟持部14は、ワーク60の幅方向両側にワーク60から離れて配置され、両第2の姿勢矯正部27は、ワーク60の幅方向両端部と幅方向に重なり、且つ当接面31がワーク60の幅方向両端部の後方に配置される。また、姿勢矯正部15は、ワーク60の上端部と上下方向に重なり、且つ当接面37がワーク60の上端部の後方に配置される。
次いで、把持装置10は、ロボットアームの駆動に基づいて、第2の状態から前進させられ、図9および図10に示す第3の状態に配置される。
把持装置10が第3の状態に向かう過程で、図8に示すように、姿勢矯正部15がワーク60の上端部の板面(ベースメタル61の上端部の後面)に当接し、さらに、両第2の姿勢矯正部27がワーク60の幅方向両端部の板面(ベースメタル61の幅方向両端部の後面)に当接する。このようにして、姿勢矯正部15および両第2の姿勢矯正部27は、ワーク60の板面における周方向に90度の等間隔をあけた3カ所に当接する。
さらに、把持装置10が前進させられて第3の状態に至ると、姿勢矯正部15および両第2の姿勢矯正部27は、傾斜状態のワーク60を前方に押圧し、ワーク60を、下端部を支点として前方に傾動させて、上下方向にほぼ垂直に起立する姿勢へと導く。
次いで、把持装置10は、全体を移動させずに、両挟持部14がエア駆動によって互いに近づく方向にガイド23に沿って平行移動させられ、図5に示す第4の状態に至る。両挟持部14は、第4の状態において、基部26の把持面28がワーク60の外周面における幅方向両端部で且つ上下方向中央部の領域に当接し、ワーク60に対しその中心部に向けて同軸上に把持力を付与する。このとき、ワーク60が姿勢矯正部15および両第2の姿勢矯正部27によって起立姿勢に矯正されているため、両挟持部14がワーク60の外周面の上記領域に当接する状態が実現される。また、第4の状態では、両挟持部14の把持部25の凹部32に、ワーク60の外周部63が収容される。これにより、両第2挟持部14がワーク60を安定して挟み持つことができる。
その後、把持装置10は、ロボットアームの駆動に基づいて、供給位置から離れた組み付け位置に移動させられる。把持装置10は、組み付け位置に至るまでの間に、両挟持部14が横向きに姿勢変更される。このため、両挟持部14に把持されたワーク60は、板面を水平方向に沿わせた水平姿勢に変換され、水平姿勢で組み付け位置の組み付け対象にセットされる。姿勢矯正部15および両第2の姿勢矯正部27は、ワーク60が水平姿勢に変換された後、ワーク60の板面(下面)に下方から当接することができる。このため、姿勢矯正部15および両第2の姿勢矯正部27は、水平姿勢のワーク60を安定して支持することができる。
以上のとおり、実施形態1によれば、板状のワーク60が上下方向から傾いた状態にあるときに、姿勢矯正部15がワーク60の板面に当接してワーク60を上下方向に沿った起立姿勢に矯正するため、両挟持部14が起立姿勢のワーク60を適正に挟み持つことができる。したがって、センサーなどの検知手段に頼らずとも、簡易な構成で、ワーク60を適正な姿勢として自動的に取り出すことができ、省人化および作業負担の軽減を図ることができる。なお、両挟持部14および姿勢矯正部15がワーク60の内周側のリップ62に当たらないため、リップ62のシール性を維持することができる。
把持装置10は、姿勢矯正部15に加え、一対の挟持部14側から互いに近づく向きに突出し、ワーク60の板面に当接する第2の姿勢矯正部27を有している。姿勢矯正部15に加えて両第2の姿勢矯正部27もワーク60の板面に当接するため、ワーク60の傾き矯正の信頼性を高めることができる。
実施形態1の場合、ワーク60は、搬送過程で水平姿勢に変換される。ここで、姿勢矯正部15と両第2の姿勢矯正部27は、水平姿勢のワーク60を下方から安定して支持することができる。
姿勢矯正部15と両第2の姿勢矯正部27が、上下方向に沿った同一平面内に、ワーク60の板面に当接する当接面37、31を有しているため、ワーク60の平坦な板面に当接面37、31がいずれも当接する状態を良好に実現することができる。
両挟持部14がワーク60の中心部に向けて移動し、ワーク60の中心部に把持力を付与するため、両挟持部14間にワーク60をバランス良く安定して把持することができる。
本発明は上記記述および図面によって説明した実施形態1に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)ワークは、オイルシールに限らず、カバー部材などの板状部材であってもよい。また、ワークは、油圧緩衝器の部品に限らない。
(2)ワークは、縦置き可能な板状の形態であればよく、例えば、矩形板状に形成されていてもよい。
(3)ワークを収容するパレットケースなどのワーク側の部材が姿勢矯正部に近づいて、姿勢矯正部がワークの板面に当接し、ワークを起立姿勢に矯正する構成であってもよい。
(4)把持装置は、ロボットアームに装着されるエンドエフェクタに限らず、リンク機構などを内蔵した機械構造に組み込まれていてもよい。
(5)一対の挟持部が移動する駆動源は、エアシリンダに限らず、電動駆動源であってもよい。
(6)把持装置には、種々のセンサーを取り付けることができる。
(7)把持方法は、一対の挟持部がワークを挟み持つ工程を有していればよく、組み付け位置に搬送される工程などを省略することができる。
(8)把持方法は、姿勢矯正部がワークの板面に当接してワークを起立姿勢に矯正する第3の状態が発生するタイミングと、両挟持部が互いに近づいてワークの外周面(板厚部分)に当接してワークを挟み持つ第4の状態が発生するタイミングを、ほぼ時間差なく設定してもよい。
10…把持装置、13…シリンダボディ、14…挟持部、15…姿勢矯正部、25…把持部、27…第2の姿勢矯正部、31…第2の姿勢矯正部の当接面、37…姿勢矯正部の当接面、60…ワーク

Claims (4)

  1. 板状のワークが縦置きされた状態で、前記ワークの板面に沿う幅方向の両側に、前記ワークを間にして、対向して配置され、互いに近づいて前記ワークの板厚部分に当接し、前記ワークを挟み持つ一対の挟持部と、
    前記幅方向において前記一対の挟持部の間に配置され、前記ワークの板面に当接し、前記ワークを縦向きの起立姿勢に矯正する姿勢矯正部と、を備える把持装置。
  2. 前記一対の挟持部側から互いに近づく向きに突出し、前記ワークの板面に当接する第2の姿勢矯正部を有している請求項1に記載の把持装置。
  3. 前記姿勢矯正部と前記第2の姿勢矯正部は、同一の平面内に、前記ワークの板面に当接する当接面を有している請求項2に記載の把持装置。
  4. 縦置きされた板状のワークに対し、前記ワークの板面に沿う幅方向の両側に、前記ワークを間にして、一対の挟持部を対向して配置し、前記幅方向において前記一対の挟持部の間で且つ前記ワークの板面から離れた位置に姿勢矯正部を配置し、
    前記姿勢矯正部と前記ワークとを相対的に近づけ、前記姿勢矯正部を前記ワークの板面に当てて、前記ワークを縦向きの起立姿勢とし、
    その状態から前記一対の挟持部を互いに近づく向きに移動させ、前記一対の挟持部を前記ワークの板厚部分に当てて、前記一対の挟持部が前記ワークを挟み持つようにする把持方法。
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