JP2020096431A - 過電流検知装置 - Google Patents

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Naoki Kurihara
直樹 栗原
石川 勝美
Katsumi Ishikawa
勝美 石川
河野 恭彦
Yasuhiko Kono
恭彦 河野
鈴木 弘
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Abstract

【課題】装置の大型化、信頼性の低下及び消費電力の増大を招くことなく、過電流を精度良く検出し得る過電流検知装置を提案する。【解決手段】並列に接続され、それぞれ高電圧端子23、33及び低電圧端子26、36からなる一対の主端子対と、主端子対間を流れる電流を制御する一対の制御端子対24、34とを有する複数のパワー半導体モジュール22、32を流れる過電流を検知する機能を有する電力変換装置において、それぞれカソード端子が互いに異なるパワー半導体モジュール22、32の低電圧端子に接続され、アノード端子がオア接続された複数のダイオード42A、42Bと、各パワー半導体モジュール22、32に流れる過電流を検出する過電流検出回路とを設け、過電流検出回路における各パワー半導体モジュール22、32の低電圧端子との接続用端子に各ダイオード42A、42Bのオア接続されたアノード端子を接続する。【選択図】図1

Description

本発明は過電流検知装置に関し、特に、2レベルインバータ回路を構成するパワー半導体の過電流を検知する過電流検知回路に適用して好適なものである。
直流電力を交流電力に変換するインバータや、交流電力を直流電力に変換するコンバータなどの電力変換装置では、過負荷や負荷の短絡などにより過電流が流れ、パワー半導体が破壊することがある。
このようなパワー半導体の破壊を防止するための機能として、従来、短絡保護機能がある。例えば特許文献1には、パワー半導体に電流が流れるときに半導体モジュール内の配線の寄生インダクタンスにそのときの電流変化率(di/dt)に比例した電圧が発生することを利用して過電流を検知し、パワー半導体素子に流れ込む電流を遮断する方式が開示されている。
ところで、近年、鉄道車両の電力変換装置用の高電圧・大電力のパワー半導体パッケージとして、新しいフルSiC(シリコンカーバイト)素子に対応した2素子一体型のパッケージが普及し始めている。
この種のパッケージでは、高速スイッチングが可能なフルSiC素子に対応し、システムを小型化するためにインバータの上下アームの2素子を1つのパッケージに収容することにより内部のインダクタンスを低減している。
また、かかるパッケージでは、従来のパッケージのように電流容量別にサイズの異なるものを用意するのではなく、小電流容量のパッケージ品を必要な電流に合わせて複数並列接続して使用することができ、これによりシステムのシンプル化を図れるようになされている。
特開2000−324846号公報 特開2005−51901号公報
上述のように、今後、大電力の電力変換システムでは、複数の小電流容量のパワー半導体モジュールを複数並列接続して使用することが予測される。しかしながら、このように構成された大電力の電力変換システムに特許文献1の短絡保護方式を採用する場合、パワー半導体駆動用のゲート駆動装置をパワー半導体素子に対して1対1に設ける必要があった。
例えば、特許文献2には、並列接続された2つのIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)を制御するために、各IGBTのゲート端子電圧をそれぞれ異なるゲート駆動装置でそれぞれコントロールすることが開示されている。この結果、ゲート駆動装置の基板枚数の増加による装置の大型化や部品点数の増加による信頼性の低下、さらには消費電力の増大を招くことになるという問題があった。
このような問題を解決するための1つの方法として、1つのゲート駆動装置に複数のパワー半導体モジュールを並列に接続して駆動する方法が考えられる。しかしながら、特許文献1の過電流検知方式によると、並列に接続された複数のパワー半導体モジュール間で過電流値に差が生じている場合に各パワー半導体モジュールの過電流検出用信号線を1つのゲート駆動装置に接続すると、複数のパワー半導体モジュールの電流検出用信号線同士が短絡されてしまうために、過電流検出信号が電圧の高いパワー半導体モジュールから電圧の低いパワー半導体モジュールに寄生電流が流れてしまい、過電流検出値が低下して正確に過電流を検出できないという問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、装置の大型化、信頼性の低下及び消費電力の増大を招くことなく、過電流を精度良く検出し得る過電流検知装置を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、並列に接続され、それぞれ高電圧端子及び低電圧端子からなる一対の主端子対と、前記主端子対間を流れる電流を制御する一対の制御端子対とを有する複数のパワー半導体モジュールを流れる過電流を検知する過電流検知装置において、それぞれカソード端子が互いに異なる前記パワー半導体モジュールの前記低電圧端子に接続され、アノード端子がオア接続された複数のダイオードと、各前記パワー半導体モジュールに流れる過電流を検出する過電流検出回路とを設け、前記過電流検出回路における各前記パワー半導体モジュールの前記低電圧端子との接続用端子に各前記ダイオードのオア接続された前記アノード端子を接続するようにした。
本発明の過電流検知装置によれば、パワー半導体モジュールごとのゲート駆動装置を設ける必要がなく、また電圧の高いパワー半導体モジュールから電圧の低いパワー半導体モジュールに寄生電流が流れることを抑止することができる。
本発明によれば、装置の大型化、信頼性の低下及び消費電力の増大を招くことなく、過電流を精度良く検出し得る過電流検知装置を実現できる。
第1の実施の形態による電力変換装置の全体構成を示す図である。 第2の実施の形態による電力変換装置の一部構成を示す図である。 第2の実施の形態の変形例を示す図である。 第3の実施の形態による電力変換装置の一部構成を示す図である。 第4の実施の形態による電力変換装置の一部構成を示す図である。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
図1において、1は全体として鉄道車両に搭載された本実施の形態による電力変換装置を示す。この電力変換装置1は、プラス電源線2及びマイナス電源線3と、U相、V相及びW相の各上アーム4A(4UA,4VA,4WA)及び各下アーム4B(4UB,4VB,4WB)と、これらU相、V相及びW相の各上アーム4A及び各下アーム4Bとそれぞれ対応付けて設けられたゲート駆動装置5A(5UA,5VA,5WA),5B(5UB,5VB,5WB)と、各ゲート駆動装置5A,5Bに切替え制御信号を送信するコントローラ6と、コントローラ6及び各ゲート駆動装置5A,5B間を接続する制御指令信号線7とを備えて構成される。
プラス電源線2は、フィルタリアクトル10、遮断器11及びパンタグラフ12を順次介して架線13に接続され、マイナス電源線3は、車輪14を介してレール15に接続(接地)される。またプラス電源線2及びマイナス電源線3間は、フィルタリアクトル10と共に20〜50(Hz)程度以上のカットオフ周波数を有するローパスフィルタを構成するフィルタコンデンサ16を介して接続されている。遮断器11は、過電流及び過電圧が発生した際に電源を遮断し、電力変換装置1を保護するために設けられる。電力変換装置1により駆動される電動機17は、電力変換装置1のU相、V相及びW相の各出力端子18U,18V,18Wにそれぞれ接続される。
一方、U相の上アーム4A(4UA)は、それぞれSiC MOSFETなどから構成されるパワー半導体20,30と、当該パワー半導体20,30に並列接続された帰還ダイオード21,31とから構成される第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32を備える。そして第1のパワー半導体モジュール22のパワー半導体20(以下、適宜、これを第1のパワー半導体20と呼ぶ)のドレインが接続された第1のパワー半導体モジュール22の高電圧端子23と、第2のパワー半導体モジュール32のパワー半導体30(以下、適宜、これを第2のパワー半導体30と呼ぶ)のドレインが接続された第2のパワー半導体モジュール32の高電圧端子33とがそれぞれプラス電源線2に接続されている。
また、第1のパワー半導体20のゲート端子が接続された第1のパワー半導体モジュール22の第1の制御端子(以下、これをゲート端子と呼ぶ)24と、第2のパワー半導体30のゲート端子が接続された第2のパワー半導体モジュール32の第1のゲート端子34とは、それぞれ対応するゲート駆動装置5A(5UA)のゲート出力端子50に接続される。
さらに、第1のパワー半導体20のソースセンス端子は、第1のパワー半導体モジュール22の第2の制御端子(以下、これをソースセンス端子と呼ぶ)25及び低電圧端子26にそれぞれ接続されると共に、第2のパワー半導体30のソースセンス端子は、第2のパワー半導体モジュール32のソースセンス端子35及び低電圧端子36にそれぞれ接続される。
そして、第1のパワー半導体モジュール22のソースセンス端子25と、第2のパワー半導体モジュール32のソースセンス端子35とは、ソースセンス配線40を介して対応するゲート駆動装置5A(5UA)のグランド(GND)端子51に接続されている。また、第1のパワー半導体モジュール22の低電圧端子26と、第2のパワー半導体モジュール32の低電圧端子36とは、いずれもU相のモータ負荷線41Uに接続されている。
さらに第1のパワー半導体モジュール22の低電圧端子26には、双方のアノード端子が結線された第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bのうちの第1の並列接続用ダイオード42Aのカソード端子が接続されると共に、第2のパワー半導体モジュール32の低電圧端子36には、第2の並列接続用ダイオード42Bのカソード端子が接続されている。そして、これら第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bの接続中点が対応するゲート駆動装置5A(5UA)の過電流検知端子52に接続されている。
なお図1において、符号27は、第1のパワー半導体モジュール22の寄生インダクタンス、符号28は、第1のパワー半導体モジュール22の低電圧端子26及びU相のモータ負荷配線41U間を接続する配線の寄生インダクタンスである。また符号37は、第2のパワー半導体モジュール32の寄生インダクタンス、符号38は、第2のパワー半導体モジュール32の低電圧端子36及びU相のモータ負荷配線41U間を接続する配線の寄生インダクタンスである。さらに符号40Aは、ソースセンス配線40の寄生インダクタンスであり、符号41UAは、U相のモータ負荷配線41Uの寄生インダクタンスである。
V相及びW相の各上アーム4Aや、U相、V相及びW相の各下アーム4BもそれぞれU相の上アーム4Aと同じ構成を有する。ただし、V相の上アーム4Aでは、第1のパワー半導体モジュール22の低電圧端子26及び第2のパワー半導体モジュール32の低電圧端子36が、それぞれV相のモータ負荷線41Vに接続される。またW相の上アーム4Aでは、第1のパワー半導体モジュール22の低電圧端子26及び第2のパワー半導体モジュール32の低電圧端子36が、それぞれW相のモータ負荷線41Wに接続される。
さらにU相の下アーム4Bでは、第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32の各高電圧端子23,33がそれぞれU相のモータ負荷線41Uにそれぞれ接続されると共に、これら第1及び第2のパワー半導体モジュール23,33の各低電圧端子26,36がそれぞれマイナス電源線3にそれぞれ接続される。
同様に、V相の各下アーム4Bでは、第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32の各高電圧端子23,33がそれぞれV相のモータ負荷線41Vにそれぞれ接続されると共に、これら第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32の各低電圧端子26,36がそれぞれマイナス電源線3にそれぞれ接続される。
またW相の各下アーム4Bでは、第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32の各高電圧端子23,33がそれぞれW相のモータ負荷線41Wにそれぞれ接続されると共に、これら第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32の各低電圧端子26,36がそれぞれマイナス電源線3にそれぞれ接続される。
一方、各ゲート駆動装置5A,5Bは、過電流検出回路を構成する積分回路53及び比較回路54と、ゲート出力切替え回路55及びゲート駆動回路56とを備えて構成される。
積分回路53は、第1のパワー半導体モジュール22の寄生インダクタンス27及び第2のパワー半導体モジュール32の寄生インダクタンス27に発生する電圧を積分して、第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32に流れる電流を出力する回路であり、オペアンプ60と、当該オペアンプ60のマイナス端子及び出力端間に並列接続されたコンデンサ61及び抵抗62と、当該オペアンプ60のマイナス端子に接続された抵抗63とから構成される。
そして、積分回路53においては、オペアンプ60のプラス端子がゲート駆動装置5Aのグランド(GND)端子51を介して対応するU相、V相又はW相の上アーム4A又は下アーム4Bを構成する第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32のソースセンス端子25,35とそれぞれ接続され、オペアンプ60のマイナス端子がDCカットコンデンサ57及びゲート駆動装置5A,5Bの過電流検知端子52を介して第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bの接続中点と接続されている。
また比較回路54は、積分回路53の出力(第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32に流れる電流)を、予め設定された閾値(以下、これを遮断閾値と呼ぶ)と比較し、積分回路53の出力が遮断閾値以下の場合には論理「0」レベルの比較結果信号をゲート出力切替え回路55に出力し、積分回路53の出力が遮断閾値を超えた場合に論理「1」レベルの比較結果信号をゲート出力切替え回路55に出力する。
ゲート出力切替え回路55は、比較回路54から与えられる比較結果信号に基づいて、比較結果信号の論理レベルが論理「0」のときには、後述のようにコントローラ6から与えられる切替え制御信号に応じた駆動信号をゲート駆動回路56に出力し、比較結果信号の論理レベルが論理「1」のときには、ゲート駆動回路56に駆動信号を出力するのを停止する。
ゲート駆動回路56は、比較結果信号の論理レベルが論理「0」のときにゲート出力切替え回路55から与えられる駆動信号に基づいて、切替え制御信号に応じてPMW変調された駆動パルスを、ゲート出力端子50を介して対応するU相、V相またはW相の上アーム4A又は下アーム4Bの第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32のゲート端子24,34に印加する。これにより第1及び第2のパワー半導体20,30がスイッチング動作を開始する。
またゲート駆動回路56は、ゲート出力切替え回路55からの駆動信号が停止した場合には、ゲート出力端子50を介して対応するU相、V相またはW相の上アーム4A又は下アーム4Bの第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32のゲート端子24,34に駆動パルスを印加するのを停止する。これにより第1及び第2のパワー半導体20,30がスイッチング動作を停止する。
コントローラ6は、電力変換装置1の動作を制御する制御装置である。実際上、コントローラ6には、図示しない運転台から、当該運転台に設けられたノッチに対する運転手の操作内容に応じた指令が与えられる。そしてコントローラ6は、この指令に基づいて、かかる操作内容に応じた電力を電動機17に供給するためのU相用、V相用及びW相用の切替え制御信号SIUA,SIUB,SIVA,SIVB、SIWA,SIWBをそれぞれ生成し、生成したこれらの切替え制御信号SIUA,SIUB,SIVA,SIVB、SIWA,SIWBをそれぞれ対応するゲート駆動装置5A,5Bにそれぞれ出力する。
以上の構成を有する本実施の形態の電力変換装置1では、各ゲート駆動装置5A,5Bが、コントローラ6から与えられる切替え制御信号SIUA,SIUB,SIVA,SIVB、SIWA,SIWBに応じてPWM変調した駆動パルスをゲート出力端子50を介して対応するU相、V相又はW相の上アーム4A又は下アーム4Bの第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32のゲート端子24,34に印加する。
この結果、U相、V相及びW相の上アーム4A及び下アーム4Bにおいて、第1及び第2のパワー半導体20,30のスイッチング動作が行われ、かくして生成されたU相、V相及びW相の各交流電力がそれぞれ対応するU相、V相又はW相のモータ負荷線41U,41V,41Wと、U相、V相又はW相の出力端子18U,18V,18Wとを順次介して電動機17に印加される。これにより運転台に設けられたノッチに対する運転手の操作に応じた速度で電動機17が回転駆動される。
ここで本実施の形態の電力変換装置1の特徴は、上述のようにU相、V相及びW相の各上アーム4A及び下アーム4Bにおいて、第1のパワー半導体モジュール22の低電圧端子26及び第2のパワー半導体モジュール32の低電圧端子36にそれぞれ第1又は第2の並列接続用ダイオード42A,42Bのカソード端子を直列に接続すると共に、これら第1又は第2の並列接続用ダイオード42A,42Bのアノード端子をオア接続(並列接続)し、その接続中点を対応するゲート駆動装置5A,5Bの過電流検知端子52に接続した点にある。
上アーム4Aや下アーム4Bにおいて、第1のパワー半導体20に電流が流れると、第1のパワー半導体モジュール22の寄生インダクタンス27に流れる電流の変化率(di/dt)に比例した第1の電圧が発生する。同様に、第2のパワー半導体30に電流が流れると、当該第2のパワー半導体モジュール32の寄生インダクタンス37に流れる電流の変化率に比例した第2の電圧が発生する。
この場合、かかる第1及び第2の電圧は、第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32の電気的特性が異なるために必ずしも一致しない。具体的には、第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32におけるオン抵抗及び閾値電圧などは製造ばらつきのために同じではなく、さらにこれら第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32と、対応するモータ負荷線41U,41V,41Wとを接続する配線の長さの差などによりこれら配線の寄生インダクタンス28,38も異なるためである。
このため第1のパワー半導体モジュール22の低電圧端子26と、第2のパワー半導体モジュール32の低電圧端子36とを対応するゲート駆動装置5A,5Bの過電流検知端子52に直接結線した場合、これら第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32の低電圧端子26,36同士が短絡することになり、上述した電位差により第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32間に電流が流れることになる。
そして、このような電流が流れた場合、一方の第1又は第2のパワー半導体モジュール22,32のパワー半導体20,30だけが過電流検知電流に達しているときに、他方の第2又は第1のパワー半導体モジュール32,22の低電圧端子36,26に電流が流れ込み、当該低電圧端子36,26に発生する電圧が低下してしまって、過電流を適切に検知できなくなる。
この点について、本実施の形態の電力変換装置1によれば、第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bを第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32の低電圧端子26,36間に配置しているため、これら第1及び第2の半導体モジュール22,32間の電流による検知電圧の低下を有効に防止することができる。
次に、かかる過電流検知機能に関する動作を説明する。対応するゲート駆動装置5A,5Bからオン指令を受けた第1のパワー半導体モジュール22のパワー半導体20及び第2のパワー半導体モジュール32の第2のパワー半導体30は、それぞれスイッチングを開始して電流を流し始める。このときの電流の増加により第1のパワー半導体モジュール22の寄生インダクタンス27に上述の第1の電圧が発生すると共に、第2のパワー半導体モジュール32の寄生インダクタンス37に上述の第2の電圧が発生する。
このとき、例えば、インバータ主回路に異常があり、負荷が短絡するなどして第1及び第2のパワー半導体20,30を流れる電流が急激に増加すると、かかる第1及び第2の電圧が所定値よりも大きくなり、これら第1及び第2の電圧が検知レベルを超えると、ゲート駆動装置5A,5Bの積分回路53及び比較回路54から構成される短絡保護回路が動作してゲート切替え回路55からゲート駆動回路56に出力される駆動信号を遮断させる。これにより第1及び第2のパワー半導体20,30を過電流に起因する破壊から保護することができる。
このように本実施の形態の電力変換装置1によれば、パワー半導体モジュール22,32ごとのゲート駆動装置5A,5Bを設ける必要がなく、また電圧の高いパワー半導体モジュール22,32から電圧の低いパワー半導体モジュール22,32に寄生電流が流れることを抑止することができ、かくして装置の大型化、信頼性の低下及び消費電力の増大を招くことなく、過電流を精度良く検出することができる。
(2)第2の実施の形態
図1との対応部分に同一符号を付して示す図2は、第2の実施の形態による電力変換装置におけるU相、V相及びW相の上アーム4A及び下アーム4Bの第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32と、当該上アーム4A又は下アーム4Bに対応するゲート駆動装置5A,5Bとの接続関係を示す。
本実施の形態では、第1の実施の形態と同様に、対応するゲート駆動装置5A,5Bに対して第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32が並列に接続される。
このときスイッチング動作時のゲート電圧変動を抑制するため、ゲート駆動装置5A,5Bのゲート出力端子50並びに第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32のゲート端子24,34間を接続するゲート配線70と、ゲート駆動装置5A,5Bのグランド端子51並びに第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32の第1のソースセンス端子25,35間を接続するグランド配線71とが、平行平板の対となるバーをラミネート加工により絶縁処理した1枚のラミネートブスバー化した配線基板73により構成されている。
また第1のパワー半導体モジュール22のパッケージ上には、当該第1のパワー半導体モジュール22の低電圧端子26にカソード端子が接続された第1の並列接続用ダイオード42Aが実装されると共に、第2のパワー半導体モジュール32のパッケージ上には、当該第2のパワー半導体モジュール32の低電圧端子36にカソード端子が接続された第2の並列接続用ダイオード42Bが実装され、これら第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bのアノード端子がオア接続されて過電流検知信号線72を介して対応するゲート駆動装置5A,5Bの過電流検知端子52に接続されている。
このように本実施の形態においては、第1の並列接続用ダイオード42Aが第1のパワー半導体モジュール22のパッケージ上に実装されると共に、第2の並列接続用ダイオード42Bが第2のパワー半導体モジュール32のパッケージ上に実装されているため、第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bと、対応するゲート駆動装置5A,5Bの過電流検知端子52との接続を1本の過電流検知信号線72により行うことができる。
そして、このようにゲート駆動装置5A,5Bと、第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bとの間を1本の過電流検知信号線72だけで接続することにより、ゲート駆動装置5A,5Bと、第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bとの間をそれぞれ別の過電流検知信号線72で接続する場合に比べて、新幹線などの高速車両や海外の機関車などの高電圧の主回路に適用する場合に問題となるノイズによる過電流検知信号線72への誤信号の誘導のリスクを低減することができ、かくして信頼性の高い電力変換装置を実現することができる。
なお本実施の形態では、ゲート駆動装置5A,5B並びに第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32間を接続するゲート配線70及びグランド配線71を、1枚の配線基板73により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、図2との対応部分に同一符号を付した図3に示すように、ゲート駆動装置5A,5Bのゲート出力端子50並びに第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32のゲート端子24,34間を接続するゲート配線70と、ゲート駆動装置5A,5Bのグランド端子51並びに第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32の第1のソースセンス端子16間を接続するグランド配線71とをそれぞれラミネートブスバー化した別々の配線基板74A,74Bにより構成するようにしてもよい。
ラミネートブスバー化した配線基板73,74A,74Bは、間隔数がミリメートル単位で近接した2枚の平板の組合せで配線を構成したものであり、このような構成とすることによりゲート駆動装置5A,5B並びに第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32間を接続するゲート配線70及びグランド配線71のインダクタンスを低減できる。また、このような構成とすることによりゲート駆動装置5A,5Bによるパワー半導体20,30(図1)の制御性を向上させることができる。
なお、過電流検知信号線72についても同様にラミネートブスバー化した配線基板で構成することができ、このようにすることにより過電流検知信号線72の寄生インダクタンスを下げて、ノイズによる誘導リスクを低減することができる。
(3)第3の実施の形態
第2の実施の形態のように第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bを第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32上に実装する場合、第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bは、第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32が発する熱による熱ストレスを受け易くなる。
この場合、第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32を構成するパワー半導体20,30が例えばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などのような高熱を発しないパワー半導体であれば問題はないが、かかるパワー半導体20,30が近年普及が始まっているSiCパワー半導体などのように高熱を発するパワー半導体の場合には、第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bの劣化が発生する。
そこで本実施の形態の場合、第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bを、第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32のパッケージ上に実装することなく、これら第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32から離れた位置に配置する。以下、このような本実施の形態による電力変換装置の構成について説明する。
図1との対応部分に同一符号を付して示す図4は、第3の実施の形態による電力変換装置におけるU相、V相及びW相の上アーム4A及び下アーム4Bの第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32と、当該上アーム4A又は下アーム4Bに対応するゲート駆動装置5A,5Bとの接続関係を示す。
本実施の形態においても、第1及び第2の実施の形態と同様に、ゲート駆動装置5A,5Bに対して第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32が並列に接続される。
このとき第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bは、対応するゲート駆動装置5A,5Bの近傍に配置され、これら第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bのアノード端子はオア接続されて当該ゲート駆動装置5A,5Bの過電流検知端子52に接続される。
また第1の並列接続用ダイオード42Aのカソード端子は、第1の過電流検知信号線75Aを介して第1のパワー半導体モジュール22の低電圧端子26に接続されると共に、第2の並列接続用ダイオード42Bのカソード端子は、第2の過電流検知信号線75Bを介して第2のパワー半導体モジュール32の低電圧端子36に接続されている。
このように本実施の形態においては、第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bを対応するゲート駆動装置5A,5Bの近傍に配置する構成としたことにより、これら第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bが第1のパワー半導体モジュール22や第2のパワー半導体モジュール32が発する熱の影響を受けることを未然に防止することができる。これによりかかる熱に起因する第1及び第2の並列接続用ダイオード42A,42Bの劣化を有効に防止でき、かくしてより一層と信頼性の高い電力変換装置を実現することができる。
(4)第4の実施の形態
図1との対応部分に同一符号又は同一符号に添え字「X」若しくは「Y」を付して示す図5は、第3の実施の形態による電力変換装置におけるU相、V相及びW相の上アーム4A及び下アーム4Bの第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32と、当該上アーム4A又は下アーム4Bに対応するゲート駆動装置5AZ,5BZとの接続関係を示す。本実施の形態においては、各ゲート駆動装置80A,80Bがそれぞれ第1〜第3の実施の形態におけるゲート駆動装置5A,5Bに対応する。
そして本実施の形態の場合、第1及び第2のパワー半導体モジュール22,32にそれぞれ対応させて、ゲート駆動装置5AZ,5BZに複数の積分回路53X,53Y及び比較回路54X,54Yが設けられており、これら比較回路54X,54Yの出力がオア回路81を介してゲート出力切替え回路55に与えられる。またゲート駆動装置5AZ,5BZにはメモリ82が設けられており、各比較回路54X,54Yの出力が一定周期でメモリ82に格納される。
このように本実施の形態においては、各比較回路54X,54Yの出力をメモリ82に蓄積するため、電力変換装置に故障が発生した場合に、メモリ82に蓄積された各比較回路54A,54Bの出力を故障原因を特定する際の情報として利用することができる。
なお上述の実施の形態においては、各比較回路54X,54Yの出力を一定周期でメモリ82に格納するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、各比較回路54X,54Yの出力をコントローラ6(図1)に送信し、コントローラ6においてこれらの情報を蓄積及び管理するようにしてもよい。
(5)他の実施の形態
なお上述の第1〜第4の実施の形態においては、第1及び第2のパワー半導体20,30をそれぞれ個別に第1又は第2のパワー半導体モジュール22,32としてモジュール化するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、第1及び第2のパワー半導体20,30を1つのモジュールにモジュール化してもよい。またU相、V相及びW相の各相ごとに、上モジュール4A及び下モジュール4Bをまとめて1つのモジュールにモジュール化するようにしてもよい。
また上述の第1〜第4の実施の形態においては、上モジュール4A及び下モジュール4Bを2つのパワー半導体モジュール22,32(2つのパワー半導体20,30)により構成するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、上モジュール4A及び下モジュール4Bを3つ以上のパワー半導体モジュール(2つのパワー半導体)により構成するようにしてもよい。この場合においても、各パワー半導体モジュールの低電圧端子にそれぞれ別個のダイオードのカソード端子をそれぞれ接続し、これらダイオードのアノード端子をオア接続してゲート駆動装置5A,5Bの過電流検知端子52に接続するようにすればよい。
本発明は、並列接続されたパワー半導体モジュールの過電流を検知する種々の構成及び用途の過電流検知装置に広く適用することができる。
1……電力変換装置、4A,4UA,4VA,4WA……上アーム、4B,4UB,4VB,4WB……下アーム、5A,5UA,5VA,5WA,5B,5UB,5VB,5WB……ゲート駆動装置、6……コントローラ、17……電動機、20,30……パワー半導体、21,31……帰還ダイオード、22,32……パワー半導体モジュール、25,35……ソースセンス端子、26,36……低電圧端子、27,37……寄生インダクタンス、41U,41V,41W……モータ負荷線、42A,42B……並列接続用ダイオード、53……積分回路、54……比較回路、55……ゲート出力切替え回路、56……ゲート駆動回路、70……ゲート配線、71……グランド配線、72……過電流検知信号線、73,74A,74B……配線基板。

Claims (4)

  1. 並列に接続され、それぞれ高電圧端子及び低電圧端子からなる一対の主端子対と、前記主端子対間を流れる電流を制御する一対の制御端子対とを有する複数のパワー半導体モジュールを流れる過電流を検知する過電流検知装置において、
    それぞれカソード端子が互いに異なる前記パワー半導体モジュールの前記低電圧端子に接続され、アノード端子がオア接続された複数のダイオードと、
    各前記パワー半導体モジュールに流れる過電流を検出する過電流検出回路と
    を備え、
    前記過電流検出回路における各前記パワー半導体モジュールの前記低電圧端子との接続用端子に各前記ダイオードのオア接続された前記アノード端子が接続された
    ことを特徴とする過電流検知装置。
  2. 各前記パワー半導体モジュールのパッケージ上に、当該パワー半導体モジュールの前記低電圧端子に前記カソード端子が接続された前記ダイオードが実装された
    ことを特徴とする請求項1に記載の過電流検知装置。
  3. 前記過電流検出回路における各前記パワー半導体モジュールの前記低電圧端子との前記接続用端子と、各前記ダイオードのオア接続された前記アノード端子との間がラミネートブスバー化した配線基板により接続された
    ことを特徴とする請求項2に記載の過電流検知装置。
  4. 複数の前記ダイオードが、並列に接続された各前記パワー半導体モジュールを駆動するゲート駆動装置の近傍に配置された
    ことを特徴とする請求項1に記載の過電流検知装置。
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