JP2020096366A - 支援システムおよびその制御方法、コンピュータプログラム - Google Patents

支援システムおよびその制御方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サポート側でもその解決策を予期できない可能性がある電子装置の現況を迅速に把握できるようにするリモート支援技術を提供する。【解決手段】支援を求めるユーザのためにそれぞれ異なる支援処理を実行可能な複数の処理手段を有する画像形成装置101と、オペレータにより操作されるリモート支援装置102とを通信路106を通じて接続する。リモート支援装置102は、選択した処理手段による支援処理の実行要求、又は、選択後の特定の処理手段への切替要求及び実行要求を画像形成装置101に向けて送信する。画像形成装置101は、実行要求に従う処理手段による支援処理を実行可能にするとともに、切替要求に従って処理手段を切り替え、切り替えた処理手段による支援処理を実行可能にする。また、実行された支援処理結果のうち返信を要するものをリモート支援装置102へ返信する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば画像形成装置のような電子装置の使い方やトラブル対応の処置に関する支援を遠隔地からリモートで行うためのリモート支援技術に関する。
例えば画像形成装置のような電子装置の使い方やトラブル対応の処置が複雑になるにつれ、その電子装置のユーザが、直接メーカーのコールセンターに質問し、回答を得ることが頻繁に行われている。このようなコールセンターに関し、特許文献1,2には、遠隔地の電子機器に対して所定のコマンドを送信することにより、その状態情報を収集し、解析する端末装置が開示されている。この端末装置は、コールセンターに設置される。端末装置は、電子機器においてエラーが発生したことを検知すると、所定のコマンドを電子機器に送信する。電子機器は、コマンドに基づき、ユーザ操作画面の画像、ユーザ操作情報、電子機器の状態情報を収集し、端末装置へ送信する。端末装置は、収集した情報を解析し、解析結果に応じたサポートデータを電子機器に送信する。電子機器は、サポートデータに基づくエラー解決手順をユーザ操作画面に表示させる。
特開2013−45198号公報 特開2013−45200号公報
特許文献1,2に開示された端末装置によれば、支援を求めるユーザと、コールセンター側のオペレータとが電話連絡を行わなくとも、電子機器の状況に応じて、コールセンターからユーザへの適切なサポートが可能になるとされている。
しかしながら、上記端末装置では、予めサポートデータと、それに基づいて判明するエラー解析手順が、サポート側で定められていることが前提となっている。そのため、求められる支援内容によっては、必ずしもユーザの支援にはならないという課題が残る。つまり、コールセンターにおいて把握している情報だけでは情報不足となり、適切な支援策を決めることが困難になる場合がある。
このような場合、技術サポートを担当するサービスマンがユーザ先へ赴いて解決することになるが、その分、支援が遅くなってしまう。電子装置がサポート側で予期しない状態に陥っていた場合には、ユーザの業務、特に商材を作成するユーザにおいては、損害を発生させてしまう事態になりかねない。
本発明は、上記事情に鑑み、サポート側でもその解決策を予期できない可能性がある電子装置の現況を迅速に把握できるようにするリモート支援技術を提供することを主たる課題とする。
本発明は、支援を求めるユーザ(例えば電子装置を操作するユーザ)のためにそれぞれ異なる支援処理を実行可能な複数の処理手段を有する電子装置のリモート支援方法を提供する。このリモート支援方法は、ユーザに支援を与えるオペレータにより操作されるリモート支援装置と電子装置とを通信路を通じて接続することから始まる。
電子装置と接続した後、リモート支援装置が、複数の処理手段のいずれかを選択し、選択した処理手段による支援処理の実行要求、又は、選択後の特定の前記処理手段への切替要求及び切り替わった処理手段による支援処理の実行要求を電子装置に向けて送信する。
また、電子装置が、複数の処理手段のうちリモート支援装置からの実行要求に従う処理手段による支援処理を実行可能にするとともに、切替要求に従って処理手段を切り替え、切り替えた処理手段による支援処理を実行可能にし、実行された支援処理結果のうち返信を要するものをリモート支援装置へ返信する。
リモート支援装置は、電子装置において実行された支援処理結果のうち返信されたものを取得する。
本発明によれば、リモート支援装置が、電子装置に対して、複数の処理手段による支援処理のいずれかを選択的に実行させ、必要に応じて、選択後の特定の処理手段への切替要求と、切り替わった処理手段による支援処理の実行要求を行うことができる。また、電子装置の各処理手段により実行された支援処理結果をすべて返信させるのではなく、返信を要するものだけをリモート支援装置へ返信させる。そのため、支援のために必ずしも必要でない情報の返信を回避することができる。
これにより、ユーザが望む支援を、より正確に、より速く、効率的に行うことが可能になる。
本実施形態に係るリモート支援システムの全体構成図。 画像形成装置とリモート支援装置のハードウェア構成図。 画像形成装置とリモート支援装置のソフトウェア構成図。 画像形成装置において実行される処理手順説明図(1)。 画像形成装置において実行される処理手順説明図(2)。 リモート支援装置において実行される処理手順説明図(1)。 リモート支援装置において実行される処理手順説明図(2)。
以下、本発明の実施形態例について図面を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るリモート支援システムの全体構成図である。リモート支援システムは、電子装置の一例となる画像形成装置101と、コールセンターに設置されるリモート支援装置102とを備えて構成される。画像形成装置101及びリモート支援装置102は、それぞれHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)通信により呼制御を実行し、データ通信を行うデータ通信機能を有するコンピュータである。
画像形成装置101は、FW(Firewall)104を通じてネットワーク106に接続される。ネットワーク106には、FW105を通じてリモート支援装置102が接続される。ネットワーク106には、HTTP中継サーバ103も接続される。HTTP通信では、クライアントノード同士は、HTTP中継サーバ103から提供されるURI(Uniform Resource Identifier)にPOST又はGETを行うことでデータ通信を実施する。「POST」はリソースの転送要求であり、「GET」はリソースの取得要求である。これにより、クライアントノード同士がプライベートアドレスエリアやFW104,105に遮られていても、データ通信を行うことができる。
画像形成装置101及びリモート支援装置102は、いずれも上記の「クライアントノード」として動作する。なお、図1の例では、クライアントノード間は、ネットワーク106に対してFW104,105を介して通信する構成を示しているが、FW104,105を介さないネットワーク構成であっても良い。また、ネットワーク106には、図示したよりも多くのFW、画像形成装置、リモート支援装置が接続されていても構わない。さらに、通信プロトコルとしては、必ずしもHTTPでなくても良い。
図2は、リモート支援システムのハードウェア構成図である。画像形成装置101は、CPU(CPUはCentral Processing Unitの略。以下同じ)202を有するコンピュータの一種である。CPU202は、ROM(ROMはRead Only Memoryの略。以下同じ)203又はハードディスク(HDD)205に記憶されたコンピュータプログラムに基づいてシステムバス206に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御する。ROM203は、基本制御プログラムその他の読取専用データを記憶する。RAM(RAMはRandom Access Memoryの略。以下同じ )204は、主としてCPU202の主メモリ、ワークエリアとして機能する。また、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMにより、メモリ容量を拡張することができる。ハードディスク(HDD)205は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶する。
なお、HDD205の他に、SDカードや、フラッシュメモリなどを外部記憶装置として利用しても良い。
スキャナI/F(I/Fは、「interface」の略。以下同じ。) 201は、スキャナ215からの画像入力を制御する。プリンタI/F207は、プリンタ216への画像出力を制御する。オペレーションパネル212は、画像形成装置101内に保持されている情報を視覚的に表現可能な表示画面と、装置内の動作制御用の操作入力を受付可能な受付画面とを搭載している。パネル操作I/F208は、このオペレーションパネル212の表示画面への表示及び受付画面への各種設定情報の入力を行う。画像入力I/F209は、カメラ等の画像入力装置213から支援用画像を取得する。音声入出力I/F210は、ヘッドセット等の音声入出力装置214との間で音声の入出力を行う。ネットワークI/F211は、ネットワークケーブルを経由して外部ネットワークとデータ通信を行う。
リモート支援装置102は、CPU221が、ROM222又はハードディスク(HDD)224に記憶されたコンピュータプログラムに基づいてシステムバス225に接続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御する。ROM222は、基本制御プログラムその他の読取専用データを記憶する。RAM223は、主としてCPU221の主メモリ、ワークエリア等として機能する。また、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。ハードディスク(HDD)224は、ブートプログラム、各種アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶する。
なお、HDD224の他にSDカードや、フラッシュメモリなどを外部記憶装置として利用しても良い。
ネットワークI/F226は、ネットワークケーブルを経由して外部ネットワークとデータ通信を行う。キーボードI/F227は、キーボード231や図示しないポインティングデバイスからのキー入力を制御する。ディプレイI/F228は、ディスプレイ232の表示を制御する。画像入力I/F229は、カメラ等の画像入力装置233からの画像入力を制御する。音声入出力I/F230は、ヘッドセット等の音声入出力装置234との音声入出力を制御する。
図3は、リモート支援システムのソフトウェア構成図である。
画像形成装置101は、CPU202が上記の制御プログラムを読み込んで実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU202を含むハードウエアを、ユーザーインターフェース(以下、「UI部」という。)301、セッション管理部302、HTTP制御部303、主制御部304として機能させる。
UI部301は、オペレーションパネル212の表示画面への表示制御と、オペレーションパネル212の受付画面で設定される各種設定情報の入力制御とを行う。また、これにより、ハードウエアを、ユーザに対してそれぞれ異なる支援処理を実行可能な複数の処理モジュールとして動作させる。処理モジュールは、本実施形態では、支援用画像表示モジュール、支援用画像送信モジュール、操作モジュール、第1の画像管理モジュール、第2の画像管理モジュールであり、適宜、切り替えて実行可能となる。
支援用画像表示モジュールは、リモート支援装置102から支援用画像を取得するとともに、取得した支援用画像をオペレーションパネル212の表示画面に表示可能にする。支援用画像送信モジュールは、画像形成装置101において発生した事象を表す支援用画像を取得し、取得した支援用画像をリモート支援装置102が認識可能な態様で送信する。「認識可能な態様」とは、リモート支援装置102において再生可能なデータ構造であることを意味する。操作モジュールは、受付画面を表す操作部画像をリモート支援装置102が認識可能な態様で送信するとともに、その操作部画像への操作内容を認識し、認識した操作内容に基づいて操作入力を行う。第1の画像管理モジュールは、支援用画像をリモート支援装置102が認識可能な態様で送信する。第2画像管理モジュールは、支援用画像に加工が施された加工画像をリモート支援装置102が有する表示画面に表示可能にする。
セッション管理部302は、UI部301から受けたセッションの開始・終了の指示に従って、HTTP制御部303へセッション管理用のデータ送受信の指示を行う。つまり、HTTP制御部303と共に、外部ネットワークとの接続を行う通信モジュールとして動作する。
主制御部304は、UI部301、セッション管理部302及びHTTP制御部303を含む画像形成装置101内の動作を統括的に制御する。主制御部304は、また、UI部301との協働により、上述した各種処理モジュールのうちリモート支援装置102からの実行要求に従う処理モジュールによる支援処理を実行可能にする。すなわち、HTTP制御部313を通じて、処理モジュールの選択、切換要求、支援処理の実行要求を表す支援種別用データを取得する。そして、取得した支援種別用データから、支援種別の判定を行う。また、切替要求に従って処理モジュールを切り替え、切替後の処理モジュールによる支援処理を実行可能にする。さらに、実行された支援処理結果のうちリモート支援装置102に対して返信を要するものを、HTTP制御部303を通じて送信するための制御を行う。
リモート支援装置102もまた、CPU221が制御プログラムを読み込んで実行することにより、各種機能を実現する。具体的には、CPU221を含むハードウエアを、UI部311、セッション管理部312、HTTP制御部313、主制御部314として機能させる。
UI部311は、キーボードI/F227、ディスプレイI/F228を介して、キーボードで入力されるキーの制御及びディスプレイ232の表示制御を行う。また、音声入出力I/F230、ディスプレイI/F228、画像入力I/F229を介して、音声や画像データの入出力制御をも行う。また、これにより、画像形成装置101において実現される複数の処理モジュールのいずれかを選択するモジュール選択手段として動作する。さらに、モジュール選択手段を通じて選択された処理モジュールによる支援処理の実行要求、又は、選択後の特定の処理モジュールへの切替要求及び切り替わった処理モジュールによる支援処理の実行要求を出力する出力手段として動作する。
セッション管理部312は、UI部311から受けたセッションの開始・終了の指示に従って、HTTP制御部313へセッション管理用のデータ送受信の指示を行う。つまり、HTTP制御部313と共に、通信モジュールとして動作する。
主制御部314は、UI部311、セッション管理部312及びHTTP制御部313を含むリモート支援装置102の動作を統括的に制御する。
主制御部314は、また、UI部311との協働により、上述した各種処理モジュールによる支援処理の実行等をサポートする。主制御部314は、また、加工対象の画像に対し、キーボード231から入力された文字、記号等を上書きするなどの加工を施す画像加工モジュールとして動作する。加工対象の画像は、ネットワーク106からの画像取得を行うネットワークI/F226、又は、ユーザからの画像取得を行う画像入力装置233、画像入力I/F229を通じて伝達される。主制御部314は、さらに、画像形成装置101において実行された支援処理結果のうち取得を要するものをネットワークI/F226を介して取得する支援処理結果取得手段として動作する。
[リモート支援方法]
次に、上記のように構成されるリモート支援システムにより実施可能となるリモート支援方法について説明する。
まず、図4及び図5を参照して、画像形成装置101における処理手順を説明する。
画像形成装置101は、UI部301が、パネル操作I/F208からのコールセンター接続ボタンの押下を検知する(S401)。これにより、セッション管理部302が、予めHDD205に保存されているHTTP中継サーバ103のURIに対して、画像形成装置101の識別情報と認証情報をPOSTする(S402)。識別情報は、例えば画像形成装置101のシリアルナンバーである。認証情報は、例えば画像形成装置101に割り振られているIDとパスワードである。この処理により、HTTP中継サーバ103は、画像形成装置101の認証を行い、待ち受けしているリモート支援装置102とのセッションの中継を行う。
画像形成装置101とリモート支援装置102とを結びつける情報には、例えばPOSTされた画像形成装置101の識別情報が使用される。HTTP中継サーバ103は、画像形成装置101とリモート支援装置102が支援情報の受け渡しを行うための支援通信用URIを作成し、これを画像形成装置101及びリモート支援装置102に送信する。
セッション管理部302は、POSTの「Response」により、認証成功と支援通信用URIを取得する(S403)。なお、認証成功と支援通信用URIは、新たにGETにより取得しても良い。
以上の処理により、画像形成装置101とリモート支援装置102との間に、HTTP中継サーバ103によるHTTP通信路を確立するステップが完了する。
次に、画像形成装置101は、以下のステップで動作する。すなわち、主制御部304は、セッション管理部302が取得した支援通信用URIから、処理モジュールの選択、切換要求、支援処理の実行要求を表す支援種別用データをGETする(S404)。そして、取得した支援種別用データから、S405、S408、S411、S416、S420において、それぞれ支援種別の判定を行う。
S405では、主制御部304は、取得した支援種別が「エラー発生部映像送信」かどうかを判定する。「エラー発生部映像送信」という支援は、画像形成装置101(UI部301)を支援用画像送信モジュールとして動作(切換、実行)させるためのものである。具体的には、画像形成装置101内で発生したエラー箇所をカメラで撮影し、これにより得た映像データをリモート支援装置102に送信する。カメラは予め設置されていても良く、外付けのものを用いて良い。後者の場合は、画像入力装置233、画像入力I/F229を通じて、HDD224に格納され、適宜、読み出される。この支援用画像送信モジュールによる支援処理が実行されることで、リモート支援装置102に映像データが届き、ディスプレイ232に表示される。そのため、リモート支援装置102を操作するオペレータは、画像形成装置101で具体的にどのようなエラーが発生しているのかを視覚的に把握することができる。
S405において、支援種別が「エラー発生部映像送信」と判定し、映像データを送信している間、UI部301は、オペレーションパネル212の表示画面に映像データを送信している旨の表示を行う(S405:YES、S406)。その後、主制御部304は、一定時間分のエラー発生箇所の映像データを支援通信用URIにPOSTする(S407)。映像データをPOSTした後、主制御部304は、S404に戻り、次の支援種別を判定する。なお、ストリームデータをPOSTし続け、非同期で次の支援種別データのURIをGETした時点で、POSTをやめるという手順であっても良い。
S405において、支援種別が「エラー発生部映像送信」でないと判定した場合、主制御部304は、支援種別が「メンテナンス動画表示」かどうかを判定する(S405:NO、S408)。「メンテナンス動画表示」という支援は、画像形成装置101(UI部301)を支援用画像表示モジュールとして動作(切換、実行)させるためのものである。具体的には、オペレーションパネル212に、画像形成装置101をメンテナンスする手順を示した動画を流すというものである。この支援処理が実行されることにより、ユーザは、メンテナンスの手順を迷うことなく実施することができる。なお、メンテナンス動画は、支援用画像の一例であり、この例に限定されるものではない。
S408において、支援種別が「メンテナンス動画表示」と判定した場合、主制御部304は、メンテナンス用動画を支援通信用URIからGETする(S408:YES、S409)。また、UI部301は、オペレーションパネル212に取得したメンテナンス動画を表示する(S410)。表示が終了すると、S404に戻り、次の支援種別を判定する。
S408において、支援種別が「メンテナンス動画表示」でないと判定した場合、主制御部304は、支援種別が「操作部遠隔操作」かどうかを判定する(S408:NO、S411)。「操作部遠隔操作」という支援は、画像形成装置101(UI部301)を、オペレータがリモート支援装置102からパネル操作I/F208を操作する操作モジュールとして動作(切換、実行)させるためのものである。この支援処理が実行されることにより、オペレータが設定操作を遠隔地から実施することができるため、ユーザとの会話が進まない場合であっても、スムーズにトラブルを解決することができる。
S411において、支援種別が「操作部遠隔操作」と判定した場合、主制御部304は、オペレーションパネル212に表示している画像を支援通信用URIにPOSTする(S411:YES、S412)。その後、主制御部304は、遠隔操作コマンドを支援通信用URIからGETする(S413)。遠隔操作コマンドは、例えば、「操作部のXY座標の特定位置に対してクリックした」といった内容のコマンドである。
UI部301は、主制御部304が取得した遠隔操作コマンドに従い、パネル操作I/F208を操作する(S414)。また、操作している内容をオペレーションパネル212に表示させる(S415)。その後、S404に戻り、次の支援種別を判定する。
S411において、支援種別が「操作部遠隔操作」でないと判定した場合、主制御部304は、支援種別が「カメラでの操作支援」かどうかを判定する(S411:NO、S416)。「カメラでの操作支援」という支援は、画像形成装置101でのメンテナンスが必要な部位をカメラで撮影し、これにより得た映像データをリモート支援装置102に向けて送信する第1の画像管理モジュールとして動作(切換、実行)させるためのものである。カメラは予め設置されていても良く、外付けのものを用いて良い。後者の場合は、画像入力装置233、画像入力I/F229を通じて、HDD224に格納され、適宜、読み出される。
また、この支援は、リモート支援装置102において、映像データの加工がなされ、これにより得られた加工画像を取得して表示させる第2の画像管理モジュールとしても動作(切換、実行)させるためのものである。これらの支援処理が実行されることにより、ユーザは、カメラで撮影したメンテナンス箇所の中のどの部分に対して作業をするのかが明確に分かり、スムーズにトラブルを解決することができる。
S416において、支援種別が「カメラでの操作支援」と判定した場合、主制御部304は、カメラで撮影した一定時間の映像データを支援通信用URIにPOSTする(S416:YES、S417)。また、主制御部304は、リモート支援装置102において加工された映像データを支援通信用URIからGETする(S418)。リモート支援装置102による加工内容としては、オペレータが、映像データにポインタを合成したり、説明文を合成したりすることが挙げられる。
UI部301は、取得した加工画像をオペレーションパネル212に表示する(S419)。表示が終了すると、S404に戻り、次の支援種別を判定する。
S416において、支援種別が「カメラでの操作支援」でないと判定した場合、主制御部304は、支援種別が「終了」かどうかを判定する(S416:NO、S420)。支援種別が「終了」であれば処理を終了する(S420:YES)。支援種別が「終了」でなければS404に戻って、次の支援種別を判定する(S420:NO)。
次に、リモート支援装置102側の処理手順を、図6及び図7を参照して説明する。
リモート支援装置102では、セッション管理部312が、HTTP中継サーバ103のURIに対して、認証情報と画像形成装置101の識別情報とを「Request」に記述してGETを行う(S501)。HTTP中継サーバ103のURIは、予めHDD224に登録されているので、これを参照する。認証情報は、例えばID/パスワードを用いる。識別情報は、例えば画像形成装置101のシリアルナンバーを用いる。この処理により、HTTP中継サーバ103は、画像形成装置101とリモート支援装置102とのセッションの中継が可能になる。
セッション管理部312は、GETの「Response」で、接続開始の記述かどうかを判定する(S502)。接続開始の記述でなければS501に戻り、GETを実行し直す(S502:NO)。S502において接続開始の記述であった場合、セッション管理部312は、「Response」の認証成功と支援通信用URIを取得する(S502:YES、S503)。
以上の処理により、画像形成装置101とリモート支援装置102との間に、HTTP中継サーバ103によるHTTP通信路を確立するステップが完了する。
次に、リモート支援装置102は、以下のステップで動作する。すなわち、UI部311が、キーボードI/F227からの支援種別の選択又は切替を受け付ける(S504)。以後、S505、S510、S513、S519、S525において、支援種別を判定する。
S505では、UI部311は、受け付けた支援種別が「エラー発生映像送信」かどうかを判定する。支援種別が「エラー発生映像送信」であった場合、UI部311は、キーボードI/F227から、支援の「終了」を受け付けたかどうかを判定する(S505:YES、S506)。「終了」を受け付けた場合はS504に戻り、次の支援種別を受け付ける(S506:YES)。「終了」でない場合は、主制御部314にその旨を伝える。
主制御部314は、支援種別を「エラー発生映像送信」とした「Request」を生成し、支援通信用URIにPOSTする(S506:NO、S507)。その後、主制御部314は、エラー発生部の映像データを支援通信用URIからGETする(S508)。
UI部311は、主制御部314が取得した映像データをディスプレイI/F228に表示させる(S509)。表示後はS506に戻り、処理を継続する。
S505において、支援種別が「エラー発生映像送信」でないと判定した場合、UI部311は、支援種別が「メンテナンス動画表示」かどうかを判定する(S505:NO、S510)。支援種別が「メンテナンス動画表示」と判定した場合、主制御部314にその旨を伝える。
主制御部314は、支援種別を「メンテナンス動画表示」とした「Request」を生成し、支援通信用URIにPOSTする(S505:NO,S511)。主制御部314は、また、HDD224に保存されている所定のメンテナンス動画を支援通信用URIにPOSTする(S512)。その後S504に戻り、次の支援種別の選択を受け付ける。
支援種別が「メンテナンス動画表示」でないと判定した場合、UI部311は、支援種別が「操作部遠隔操作」かどうかを判定する(S510:NO,S513)。支援種別が「操作部遠隔操作」であった場合、UI部311は、キーボードI/F227から、選択された支援の「終了」を受け付けたかどうかを判定する(S513:YES,S514)。「終了」を受け付けた場合はS504に戻り、次の支援種別の選択を受け付ける(S514:YES)。「終了」でない場合は、主制御部314にその旨を伝える。
主制御部314は、支援種別を「操作部遠隔操作」とした「Request」を生成し、これを支援通信用URIにPOSTする(S514:NO,S515)。 主制御部314は、また、画像形成装置101のオペレーションパネル212の操作部画像を支援通信用URIからGETする(S516)。
UI部311は、主制御部314が取得した操作部画像をディスプレイI/F228に表示させ、操作部画像に対する操作内容をキーボードI/F227から取得する(S517)。主制御部314は、操作内容を遠隔操作コマンドとして支援通信用URIにPOSTする(S518)。その後S514に戻り、処理を継続する。
S513において、支援種別が「操作部遠隔操作」でないと判定した場合、UI部311は、支援種別が「カメラでの操作支援」かどうかを判定する(S513:NO,S519)。支援種別が「カメラでの操作支援」であった場合、UI部311は、キーボードI/F227から、選択された支援の「終了」を受け付けたかどうかを判定する(S519:YES、S520)。「終了」を受け付けた場合はS504に戻り、次の支援種別の選択を受け付ける(S520:YES)。「終了」を受け付けなかった場合は、主制御部314にその旨を伝える。
主制御部314は、支援種別を「カメラでの操作支援」とした「Request」を生成し、支援通信用URIにPOSTする(S520:NO、S521)。そして、主制御部314は、画像形成装置101より送信された映像データを支援通信用URIからGETする(S522)。
UI部311は、主制御部314が取得した映像データをディスプレイI/F228に表示させ、映像データに対する加工の指示をキーボードI/F227から受け付ける(S523)。このとき、リモート支援装置102は、画像加工モジュールとして動作する。この画像加工モジュールにより加工される内容は、例えばオペレータにより、ポインタを合成したり、説明文を合成したりすることが挙げられる。主制御部314は、これにより得られた加工画像を支援通信用URIにPOSTする(S524)。その後、S520に戻り、処理を継続する。
S519において、選択された支援の「終了」を受け付けていない場合、UI部311は、支援種別が「終了」かどうかを判定する(S519:NO、S525)。「終了」の場合、主制御部314は、支援種別を「終了」とした「Request」を生成し、支援通信用URIにPOSTする(S525:YES、S526)。その後、処理を終える。
S525において「終了」でなかった場合(S525:NO)、S504に戻り、次の支援種別の選択を受け付ける。
このように、本実施形態のリモート支援システムでは、リモート支援装置102から画像形成装置101に対して支援種別に応じた要求(切換要求及び実行要求)が送信されることにより、処理モジュールが適宜切り替わり、支援処理が実行される。そのため、予めサポート側で把握している原因とその対応策では対処できない予期せぬ事象が生じた場合であっても、柔軟に対応することが可能となる。
例えば、リモート支援装置102で選択され、あるいは切替要求が送信されたときの支援種別が「エラー発生部映像送信」のとき、画像形成装置101は、支援用画像送信モジュールとして動作する。例えば、画像形成装置101においてエラーが発生した場合は、エラー箇所が撮影された映像データがリモート支援装置102に届く。そのため、リモート支援装置102を操作するオペレータは、画像形成装置101で具体的にどのようなエラーが発生しているかを正しく把握することができる。その後、必要に応じて、別の処理モジュールへの切換要求と実行要求とを送信することで、ユーザに対して、適切な復旧手順を指示することが可能になる。
また、支援種別が「メンテナンス動画表示」のとき、画像形成装置101は、支援用画像表示モジュールとして動作する。例えば、リモート支援装置102は、画像形成装置101のメンテナンス手順を示した動画を流すことが適切である場合は、オペレーションパネル212に、メンテナンス手順を示した動画を流す。支援用画像は、操作マニュアルのようなドキュメントデータやメンテナンスの実演動画であっても良い。これにより、ユーザは、メンテナンスの手順を迷うことなく実施することができる。
また、支援種別が「操作部遠隔操作」のとき、画像形成装置101は、操作モジュールとして動作する。すなわち、実行要求に従い、オペレータは、リモート支援装置102を通じて画像形成装置101のパネル操作I/Fを操作することができる。その際、画像形成装置101のオペレーションパネル212の操作画面に表示されている画像をリモート支援装置102に転送する処理も行う。そして、リモート支援装置102から遠隔操作コマンド(「操作部のXY座標の特定位置に対してクリックした」といった内容のコマンド)を取得したときは、さらなる実行要求に従う処理を行う。取得した遠隔操作コマンドに従い、パネル操作I/F208を操作している内容は、オペレーションパネル212の表示画面に表示される。これにより、ユーザは、オペレータが伝えたい内容を視覚的に把握することができる。
支援種別が「カメラでの操作支援」のとき、画像形成装置101は、第1の画像管理モジュールとして動作する。このとき、画像形成装置101においてメンテナンスが必要な部位を撮影した映像データがリモート支援装置102に届く。その後、画像形成装置101は、切換要求に従い、第2の画像管理モジュールに切り替わる。そして、その実行要求に従い、説明文等の合成など加工された加工画像を取得し、取得した加工画像をオペレーションパネル212の表示画面に表示させる。そのため、ユーザは、映像データに含まれるどの部分に対して作業をするのかが明確に分かり、スムーズにトラブル解決することができる。
画像形成装置101の各処理モジュールにより実行された支援処理結果は、返信を要するものだけがリモート支援装置102に返信される。そのため、支援のために必ずしも必要でない情報の返信を回避することができるため、ユーザが望む支援を、より速く、効率的に行うことが可能になる。
なお、本実施形態では、リモート支援装置102に接続される電子装置が画像形成装置101である場合の例について説明したが、この例に限定されるものではない。支援を求めるユーザのためそれぞれ異なる支援処理を実行可能な複数の処理モジュールを適宜切り替えて実行できる電子装置であれば、その種類は問わない。ゲーム装置その他の情報処理装置についても、本発明を適用することが可能である。
101・・・画像形成装置、102・・・リモート支援装置、106・・・ネットワーク。
上記課題を解決する本発明の一態様は、支援装置と情報処理装置とを含む支援システムであって、前記支援装置は、前記支援装置のオペレータによる支援種別の選択を受け付ける受付手段と、前記選択された支援種別の支援処理の実行要求を前記情報処理装置に対して送信する送信手段と、を有し、前記情報処理装置は、それぞれ異なる支援処理を実行する複数の処理手段と、前記支援装置から送信された実行要求を受信する受信手段と、前記複数の処理手段のうち、前記受信した実行要求に係る支援処理に対応する処理手段を実行させる実行手段と、を有することを特徴とする

Claims (16)

  1. 支援を求めるユーザのためにそれぞれ異なる支援処理を実行可能な複数の処理手段を有する電子装置との間に通信路を確立する通信手段と、
    前記複数の処理手段のいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択された処理手段による支援処理の実行要求、又は、選択後の特定の前記処理手段への切替要求及び切り替わった処理手段による支援処理の実行要求を前記通信路を通じて送信するとともに、前記電子装置において実行された支援処理結果のうち取得を要するものを前記通信路を通じて取得する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするリモート支援装置。
  2. 前記電子装置は、装置内に保持されている情報を視覚的に表現するための表示画面を搭載したオペレーションパネルを備えており、
    前記複数の処理手段の一つは、前記電子装置が取得した支援用画像を前記表示画面に表示させる支援用画像表示手段であり、
    前記制御手段は、前記支援用画像表示手段による支援処理の実行要求を送信する際に、前記支援用画像を前記表示画面に表現可能な態様で送信することを特徴とする、
    請求項1記載のリモート支援装置。
  3. 装置内に保持されている情報を視覚的に表現するための表示装置をさらに備えており、
    前記複数の処理手段の一つは、前記電子装置において発生した事象を表す支援用画像を取得し、取得した支援用画像を前記表示装置において表現可能な態様で前記通信路へ送信する支援用画像送信手段であり、
    前記制御手段は、前記実行要求に対応する支援処理結果として、前記通信路より前記支援用画像を取得し、取得した支援用画像を前記表示装置に表示させることを特徴とする、
    請求項1記載のリモート支援装置。
  4. 前記電子装置は、装置内の動作制御用の操作入力を受け付ける受付画面を搭載したオペレーションパネルを備えており、
    前記複数の処理手段の一つは、前記受付画面への操作入力を行う操作手段であり、
    前記制御手段は、前記操作手段による操作入力の実行要求を送信することを特徴とする、 請求項1記載のリモート支援装置。
  5. 装置内に保持されている情報を視覚的に表現するための表示装置をさらに備えており、
    前記操作手段は、前記受付画面を表す操作部画像を形成し、形成した操作部画像を前記表示装置が表示可能な態様で前記通信路へ送信するとともに、前記通信路より前記表示装置における当該操作部画像への操作内容を認識し、認識した操作内容に基づいて前記操作入力を行うものであり、
    前記制御手段は、前記操作部画像を前記通信路より取得し、取得した操作部画像を前記表示装置に表示させるとともに前記操作内容の入力を受け付け、受け付けた操作内容を前記操作手段が認識可能な態様で前記通信路へ送信することを特徴とする、
    請求項4記載のリモート支援装置。
  6. 画像の加工を行う画像加工手段をさらに備えており、
    前記電子装置は、装置内に保持されている情報を視覚的に表現するための表示画面を搭載したオペレーションパネルと、加工対象となる支援用画像を取得する画像取得手段とを備えており、
    前記複数の処理手段の一つは、前記支援用画像を前記通信路へ送信する第1の画像管理手段であり、
    前記特定の処理手段は、前記通信路より取得した加工画像を前記表示画面に表示させる第2の画像管理手段であり、
    前記制御手段は、前記第1の画像管理手段による支援処理結果として前記支援用画像を前記通信路より取得し、取得した支援用画像を前記画像加工手段へ伝達し、これにより得た加工画像を、前記切り替わった処理手段による支援処理の実行要求と共に前記通信路へ送信することを特徴とする、
    請求項1記載のリモート支援装置。
  7. 支援を求めるユーザに対してそれぞれ異なる支援処理を実行可能な複数の処理手段と、
    いずれかの処理手段による支援処理の実行要求、又は、その後の特定の前記処理手段への切替要求及び切り替わった処理手段による実行要求を行うリモート支援装置との間に通信路を確立する通信手段と、
    前記複数の処理手段のうち前記リモート支援装置からの実行要求に従う処理手段による支援処理を実行可能にするとともに、前記切替要求に従って処理手段を切り替え、切り替えた処理手段による支援処理を実行可能にし、実行された支援処理結果のうち返信を要するものを前記通信路を通じて前記リモート支援装置へ返信する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする電子装置。
  8. 装置内に保持されている情報を視覚的に表現するための表示画面を搭載したオペレーションパネルをさらに備えており、
    前記複数の処理手段の一つは、前記リモート支援装置から前記通信路へ送信された支援用画像を取得するとともに、取得した支援用画像を前記表示画面に表示させる支援用画像表示手段であり、
    前記制御手段は、前記実行要求に従い、前記表示画面に表現可能な態様で送信された前記支援用画像を前記通信路より取得することを特徴とする、
    請求項7記載の電子装置。
  9. 前記リモート支援装置は、装置内に保持されている情報を視覚的に表現するための表示装置を備えるものであり、
    前記複数の処理手段の一つは、装置内において発生した事象を表す支援用画像を取得し、取得した支援用画像を前記表示装置において表現可能な態様で前記通信路へ送信する支援用画像送信手段であり、
    前記制御手段は、前記実行要求に従い、前記支援用画像送信手段による支援用画像の取得を可能にするとともに、前記支援処理結果の返信に際し、前記取得した支援用画像の前記通信路への送信を可能にすることを特徴とする、
    請求項7記載の電子装置。
  10. 装置内の動作制御用の操作入力を受け付ける受付画面を搭載したオペレーションパネルをさらに備えており、
    前記複数の処理手段の一つは、前記受付画面への操作入力を行う操作手段であり、
    前記制御手段は、前記実行要求に従い、前記操作手段へ入力する操作内容を前記通信路より取得することを特徴とする、
    請求項7記載の電子装置。
  11. 前記リモート支援装置は、装置内に保持されている情報を視覚的に表現するための表示装置を備えるものであり、
    前記操作手段は、前記受付画面を表す操作部画像を形成し、形成した操作部画像を前記表示装置が表示可能な態様で前記通信路へ送信するとともに、前記通信路より前記表示装置における当該操作部画像への操作内容を認識し、認識した操作内容に基づいて前記操作入力を行うものであり、
    前記制御手段は、前記実行要求に従い、前記操作部画像を前記通信路へ送信するとともに、前記操作部画像への操作内容を前記通信路より取得することを特徴とする、
    請求項10記載の電子装置。
  12. 装置内に保持されている情報を視覚的に表現するための表示画面を搭載したオペレーションパネルと、
    加工対象となる支援用画像を取得する画像取得手段とをさらに備えており、
    前記リモート支援装置は、画像の加工を行う画像加工手段を備えるものであり、
    前記複数の処理手段の一つは、前記支援用画像を前記通信路へ送信する第1の画像管理手段であり、
    前記特定の処理手段は、前記支援用画像に加工が施された加工画像を前記表示画面に表示させる第2の画像管理手段であり、
    前記制御手段は、前記第1の画像管理手段が選択されたときの実行要求に従い、前記画像取得手段より前記支援用画像を取得し、前記第2の画像管理手段への切替後の実行要求に従い、前記通信路より前記加工画像を取得することを特徴とする、
    請求項7記載の電子装置。
  13. 支援を求めるユーザのためにそれぞれ異なる支援処理を実行可能な複数の処理手段を有する電子装置のリモート支援方法であって、
    前記ユーザに支援を与えるオペレータにより操作されるリモート支援装置と前記電子装置とを通信路を通じて接続するステップと、
    前記リモート支援装置が、前記複数の処理手段のいずれかを選択し、選択した処理手段による支援処理の実行要求、又は、選択後の特定の前記処理手段への切替要求及び切り替わった処理手段による支援処理の実行要求を前記電子装置に向けて送信するステップと、
    前記電子装置が、
    前記複数の処理手段のうち前記リモート支援装置からの実行要求に従う処理手段による支援処理を実行可能にするとともに、前記切替要求に従って処理手段を切り替え、切り替えた処理手段による支援処理を実行可能にし、実行された支援処理結果のうち返信を要するものを前記リモート支援装置へ返信するステップと、
    前記リモート支援装置が、
    前記電子装置において実行された支援処理結果のうち返信されたものを取得するステップとを有することを特徴とする、リモート支援方法。
  14. 前記電子装置と前記リモート支援装置との接続を、HTTP中継サーバによるHTTP通信を通じて行うことを特徴とする、
    請求項13記載のリモート支援方法。
  15. 通信機能を有するコンピュータをリモート支援装置として動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    支援を求めるユーザのためにそれぞれ異なる支援処理を実行可能な複数の処理手段を有する電子装置との間に通信路を確立する通信手段、
    前記複数の処理手段のいずれかを選択する選択手段、
    前記選択された処理手段による支援処理の実行要求、又は、選択後の特定の前記処理手段への切替要求及び切り替わった処理手段による支援処理の実行要求を前記通信路を通じて送信するとともに、前記電子装置において実行された支援処理結果のうち取得を要するものを前記通信路を通じて取得する制御手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. 通信機能を有するコンピュータを電子装置として動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    支援を求めるユーザに対してそれぞれ異なる支援処理を実行可能な複数の処理手段、
    いずれかの処理手段による支援処理の実行要求、又は、その後の特定の前記処理手段への切替要求及び切り替わった処理手段による実行要求を行うリモート支援装置との間に通信路を確立する通信手段、
    前記複数の処理手段のうち前記リモート支援装置からの実行要求に従う処理手段による支援処理を実行可能にするとともに、前記切替要求に従って処理手段を切り替え、切り替えた処理手段による支援処理を実行可能にし、実行された支援処理結果のうち返信を要するものを前記通信路を通じて前記リモート支援装置へ返信する制御手段、
    として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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