JP2020095631A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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康貴 岡田
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裕明 佐野
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亮 吉村
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篤 吉原
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Tomoki Shidori
知騎 倭文
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Abstract

【課題】区画線の検出精度を向上させること。【解決手段】実施形態に係る画像処理装置は、区画線検出部と、除外判定部とを備える。区画線検出部は、車両の周囲が撮像された画像データに基づいて、駐車枠を区画する区画線の候補となる区画線候補を検出する。除外判定部は、区画線検出部によって検出された区画線候補を区画線の候補から除外するか否かを判定する。また、除外判定部は、路面より輝度が高い区画線より検出される白色区画線候補と、路面より輝度が低い区画線より検出される黒色区画線候補とが検出され、白色区画線候補および黒色区画線候補のうち一方を第1区画線候補とし、他方を第2区画線候補とした場合において、第2区画線候補を挟んで1対の第1区画線候補が配置され、かつ1対の第1区画線候補の距離が所定のしきい値以下である場合、第2区画線候補を区画線の候補から除外する。【選択図】図1B

Description

本発明は、画像処理装置および画像処理方法に関する。
近年、自動運転技術の発展に伴い、車両の周囲を撮像した画像データから車両を駐車させる駐車枠を検出する画像処理装置が普及しつつある。この種の画像処理装置では、撮像データから駐車枠を区画する区画線を検出し、検出した区画線に基づいて駐車枠を検出する(例えば、特許文献1参照)。
特開2017−87758号公報
しかしながら、従来技術では、例えば、U字型の区画線のように狭い間隔で2本の平行線が路面に描かれている場合に、かかる2本の平行線に挟まれた領域が誤って区画線として検出されてしまう場合がある。これにより、駐車枠を正常に検出できない恐れがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、区画線の検出精度を向上させることができる画像処理装置および画像処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像処理装置は、区画線検出部と、除外判定部とを備える。区画線検出部は、車両の周囲が撮像された画像データに基づいて、駐車枠を区画する区画線の候補となる区画線候補を検出する。除外判定部は、前記区画線検出部によって検出された前記区画線候補を前記区画線の候補から除外するか否かを判定する。また、前記除外判定部は、路面より輝度が高い区画線から検出される白色区画線候補と、路面より輝度が低い区画線から検出される黒色区画線候補とが検出され、前記白色区画線候補および前記黒色区画線候補のうち一方を第1区画線候補とし、他方を第2区画線候補とした場合において、前記第2区画線候補を挟んで1対の前記第1区画線候補が配置され、かつ1対の前記第1区画線候補の距離が所定のしきい値以下である場合、前記第2区画線候補を前記区画線の候補から除外する。
本発明によれば、区画線の検出精度を向上させることができる。
図1Aは、実施形態に係る画像処理装置の搭載例を示す図である。 図1Bは、実施形態に係る画像処理方法の詳細を説明するための図である。 図2は、実施形態に係る駐車支援システムの構成を示すブロック図である。 図3は、実施形態に係る区画線検出処理の一例を示す図である。 図4は、実施形態の変形例1に係る画像処理方法の詳細を説明するための図である。 図5は、実施形態の変形例2に係る画像処理方法の詳細を説明するための図である。 図6は、実施形態の変形例3に係る画像処理方法の詳細を説明するための図である。 図7は、実施形態に係る画像処理方法の手順を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する画像処理装置および画像処理方法の実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。
<画像処理装置の概要>
まず、図1Aおよび図1Bを用いて実施形態に係る画像処理装置の概要について説明する。図1Aは、画像処理装置1の搭載例を示す図である。また、図1Bは、実施形態に係る画像処理方法の詳細を説明するための図である。なお、かかる画像処理方法は、図2に示す画像処理装置1によって実行される。
図1Aに示すように、実施形態に係る画像処理装置1は、車両Cに搭載され、車載カメラ10によって撮像された撮像データから区画線Lを検出し、かかる区画線Lから駐車枠PSを検出する。
車載カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を備え、車両Cの周囲を撮像する。また、車載カメラ10のレンズには、例えば、魚眼レンズなどの広角レンズが採用され、図1Aに示すような撮像領域Rを有する。
なお、図1Aの例では、車載カメラ10が、車両Cの左側方を撮像する左サイドカメラである場合について示すが、車載カメラ10には、車両Cの前方を撮像する前方カメラ、車両Cの後方を撮像するバックカメラ、車両Cの右側方を撮像する右サイドカメラなどが含まれる。
ところで、画像処理装置1は、駐車枠PSの検出を行うに当たり、各駐車枠PSを区画する区画線Lの候補となる区画線候補Lc(図1B参照)を検出し、検出した区画線候補Lcに基づいて駐車枠PSを検出する。
しかしながら、例えば、U字型の区画線Lのように狭い間隔で2本の平行線が路面に描かれている場合に、かかる2本の平行線に挟まれた領域が誤って区画線Lとして検出されてしまう場合がある。
なぜなら、狭い間隔で2本の平行線が描かれている場合には、画像データから各画素の輝度に基づくエッジ点を繋いだエッジ線が狭い間隔で合わせて4本検出されることから、かかる4本のエッジ線のうち内側の2本のエッジ線にも基づいて区画線候補Lcが検出されてしまうからである。
そして、誤って検出された区画線候補Lcに基づいて駐車枠PSを検出すると、駐車枠PSを正常に検出できない恐れがある。
そこで、実施形態に係る画像処理装置1は、所定の処理により、上記のように誤って区画線Lとして検出された区画線候補Lcを区画線Lの候補から除外することとした。これにより、実施形態に係る画像処理装置1では、区画線Lの検出精度を向上させることができる。
具体的には、図1Bに示すように、画像処理装置1は、まず、撮像データから白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2を検出する(ステップS1)。例えば、画像処理装置1は、撮像データに対してエッジ処理を行うことで得られるエッジ点を繋いだエッジ線に基づいて白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2を検出する。なお、図1Bの例では、区画線LがU字型である場合について示す。
ここで、白色区画線候補Lc1とは、路面より輝度が高い区画線Lから検出される区画線候補Lcのことであり、黒色区画線候補Lc2とは、路面より輝度が低い区画線Lから検出される区画線候補Lcのことである。
すなわち、撮像データに基づいて検出された区画線候補Lcが白色区画線候補Lc1であるか黒色区画線候補Lc2であるかは、かかる区画線候補Lcの輝度と周囲の路面の輝度とを輝度差パターンなどを用いて比較することにより同定することができる。
例えば、U字型の区画線Lが白線で描かれている場合に、昼間などの明るい環境下では、直線状の白線部分が周囲の路面より輝度が高いため、白色区画線候補Lc1として検出され、かかる白線部分に挟まれた領域は、その両隣に隣接する白線部分より輝度が低いため、黒色区画線候補Lc2として検出される。
なお、白色区画線候補Lc1の「白色」とは白い色のことを表すのではなく、輝度が高いことを表している。また、黒色区画線候補Lc2の「黒色」とは黒い色のことを表すのではなく、輝度が低いことを表している。
そして、かかるステップS1では、1対の白色区画線候補Lc1と、1つの黒色区画線候補Lc2とが検出される。
なお、以降の図面では、理解の容易のため、撮像データを上方から俯瞰した俯瞰図に変換した図面に基づいて説明を行う。また、以降の図面では、理解の容易のため、白色区画線候補Lc1には斜線のハッチングを付し、黒色区画線候補Lc2にはドットのハッチングを付する。
次に、画像処理装置1は、検出された両方の区画線候補Lc(白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2)の相対位置関係を比較する(ステップS2)。そして、黒色区画線候補Lc2を挟んで1対の白色区画線候補Lc1が配置されている場合に、画像処理装置1は、1対の白色区画線候補Lc1の距離Dを評価する(ステップS3)。
そして、1対の白色区画線候補Lc1の距離Dが所定のしきい値以下である場合、画像処理装置1は、かかる1対の白色区画線候補Lc1に挟まれた黒色区画線候補Lc2を、U字型区画線を構成する2本の区画線に挟まれた非区画線であると判断し、区画線Lの候補から除外する(ステップS4)。なお、上述の所定のしきい値とは、区画線Lのライン幅に応じた値であり、例えば、5cm〜10cmまでの値である。
これにより、画像処理装置1は、誤って検出された黒色区画線候補Lc2を区画線Lの候補から除外することができる。したがって、実施形態によれば、昼間などの明るい環境下である場合に、区画線Lの検出精度を向上させることができる。
また、実施形態では、U字型の区画線Lのように狭い間隔で2本の平行線が路面に描かれている場合に、区画線LがU字型であることを画像処理などで検出することなく、かかる2本の平行線が一体の区画線Lであることを検知することができる。したがって、実施形態によれば、区画線LがU字型であることを画像処理などで検出することが不要となることから、画像処理装置1の処理負荷を抑制することができる。
<画像処理装置の構成例>
次に、図2を用いて実施形態に係る画像処理装置1の構成例について説明する。図2は、画像処理装置1のブロック図である。なお、図2には、画像処理装置1を含む駐車支援システム100を示す。
図2に示すように、駐車支援システム100は、画像処理装置1と、車載カメラ10と、センサ群Scと、上位ECU(Electronic Control Unit)50とを備える。また、図2に示すように、画像処理装置1と、センサ群Scと、上位ECU50とは、それぞれCAN(Control Area Network)通信の通信規格の通信バスBによって相互に通信することができる。
センサ群Scは、車両C(図1A参照)の走行状態を検出する各種センサであり、検出したセンサ値を画像処理装置1へ通知する。センサ群Scは、車両Cの車輪の回転数を検出する車速センサや、車両Cの舵角を検出する舵角センサなどを含む。
上位ECU50は、例えば、車両Cの自動駐車を支援するECUであり、例えば、画像処理装置1によって検出された駐車枠PSに基づいて車両Cを駐車枠PSへ駐車させる。
例えば、上位ECU50は、車両Cの操舵角を制御するEPS(Electric Power Steering)−ECUであり、画像処理装置1によって検出された駐車枠PSへの操舵角を制御することができる。なお、上位ECU50は、アクセル制御やブレーキ制御を行うECUを含むようにしてもよい。
図2に示すように、画像処理装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、線分抽出部21と、不適領域判定部22と、区画線検出部23と、除外判定部24と、駐車枠検出部25と、駐車枠管理部26と、停車位置決定部27とを備える。記憶部3は、区画線情報31を備える。
制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
かかるコンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の線分抽出部21、不適領域判定部22、区画線検出部23、除外判定部24、駐車枠検出部25、駐車枠管理部26および停車位置決定部27として機能する。
また、制御部2の線分抽出部21、不適領域判定部22、区画線検出部23、除外判定部24、駐車枠検出部25、駐車枠管理部26および停車位置決定部27の少なくともいずれか一部または全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアで構成することもできる。
制御部2は、例えば、車両Cが駐車場を走行していると想定される場合(例えば、車速30km/h以内)に、後述する駐車枠PSの検出処理を行うことにしてもよいし、あるいは、車両Cが走行している全ての期間でかかる検出処理を行うことにしてもよい。
線分抽出部21は、車載カメラ10から入力される画像データから各画素の輝度に基づくエッジ点を繋いだエッジ線を検出する。具体的には、線分抽出部21は、車載カメラ10から入力される画像データをグレースケール化することでグレースケール画像へ変換する。グレースケール画像とは、画像データにおける各画素を輝度に応じて白から黒までの各階調(例えば256階調)で表現するように変換する処理である。
続いて、線分抽出部21は、グレースケール画像に対して例えば、ソベルフィルタを適用することで、各画素のエッジ強度および輝度勾配を求めることができる。続いて、線分抽出部21は、エッジ強度が所定値を超える画素を抽出することで、上記のエッジ点を抽出し、隣接するエッジ点を繋ぐことで、エッジ線を抽出することができる。線分抽出部21は、抽出したエッジ点およびエッジ線に関するエッジ情報を不適領域判定部22へ通知する。
不適領域判定部22は、線分抽出部21によって抽出されたエッジ点およびエッジ線に基づき、駐車枠PSを構築する区画線Lの検出が困難となる不適領域の有無を判定する。例えば、不適領域判定部22は、舗装された路面に比べて、エッジ点が多く抽出される舗装されていない路面領域(例えば、砂利)や、グレーチング領域を不適領域として判定することができる。
具体的には、不適領域判定部22は、各エッジ点の密度が所定値以上であり、各エッジ点の輝度勾配が不均一である領域について、不適領域として判定することができる。不適領域判定部22は、判定した不適領域に基づいて上記のエッジ情報から不適領域に関するエッジ情報を除去して後段の処理へ回す。
区画線検出部23は、線分抽出部21によって抽出されたエッジ線に基づいて、駐車枠PSを区画する区画線Lの候補となる区画線候補Lcを検出する。具体的には、区画線検出部23は、互いに略平行であり、その間隔が区画線Lの幅に応じた所定範囲に収まるエッジ線同士を2辺とする矩形状の領域を区画線候補Lcとして検出する。換言すると、区画線検出部23は、実際の区画線と路面との境界に対応するエッジ線のペアを2辺とする矩形状の領域を区画線候補Lcとして検出する。
すなわち、区画線検出部23は、各区画線Lの幅方向の左右両端に対応する1対のエッジ線を区画線候補Lcとして検出する。図3は、実施形態に係る区画線検出処理の一例を示す図である。図3に示すように、区画線検出部23は、エッジ線Le1およびエッジ線Le2が略平行であり、かつ、エッジ線Le1およびエッジ線Le2の距離dが所定範囲に収まる場合に、エッジ線Le1およびエッジ線Le2から区画線候補Lcを検出する。
例えば、区画線が白線である場合を想定する。この場合、白線と路面との境界では、輝度差が大きくなるため、略平行な2本のエッジ線が抽出されやすくなる。このため、区画線検出部23は、互いに略平行であり、かつ、所定間隔を隔てて配置されたエッジ線Le1およびエッジ線Le2のペアを区画線候補Lcとして検出する。
ここで、所定範囲とは、区画線のライン幅に応じた範囲であり、例えば、5cm〜10cmまでの範囲である。また、区画線検出部23は、図3に示すように、エッジ線Le1およびエッジ線Le2が重複する領域を区画線候補Lcとして検出し、距離dが区画線候補Lcの幅となる。
換言すると、区画線検出部23は、エッジ線Le1およびエッジ線Le2が重複しない領域については、区画線候補Lcとして検出しないことになる。これは、上述のように、区画線であれば、区画線の幅方向の左右両端にそれぞれ対応する1対のエッジ線で構成されるためである。
すなわち、エッジ線Le1およびエッジ線Le2が重複しない領域については、ノイズであることも想定される。このため、区画線検出部23は、エッジ線Le1およびエッジ線Le2が重複しない領域について区画線候補Lcとして検出しないことで、確度の高い区画線候補Lcのみを検出することができる。これにより、駐車枠PSの誤検知を抑制することができる。
図2の説明に戻る。区画線検出部23は、上述のように検出した区画線候補Lcに関する情報を、記憶部3の区画線情報31に登録する。例えば、区画線検出部23は、区画線候補Lcを検出すると、検出した区画線候補Lcの4隅の頂点座標を区画線情報31に登録する。
なお、区画線検出部23は、不適領域判定部22によって検出された不適領域を除いて、区画線候補Lcの検出処理を行うことができる。換言すると、区画線検出部23は、不適領域について区画線候補Lcの検出処理を行わない。これにより、制御部2の処理負荷を抑制することができる。
除外判定部24は、区画線検出部23によって検出され、区画線情報31に登録された区画線候補Lcに基づいて、車両Cの駐車が認められていない駐車不可領域の有無を判定する。例えば、除外判定部24は、駐車不可領域として、ゼブラゾーン(導流帯)などの駐車不可領域の有無を判定する。
具体的には、互いに略平行な区画線候補Lcを支持区画線と仮定し、かかる支持区画線に対して傾斜した平行線が所定の間隔をあけて複数存在する場合に、除外判定部24は支持区画線に挟まれた領域をゼブラゾーンとみなす。そして、除外判定部24は、かかるゼブラゾーンを駐車不可領域と判定する。
また、除外判定部24は、区画線検出部23によって検出された区画線候補Lcと、各路面標識のテンプレートモデルとのマッチング処理を行うことで、画像データに含まれる各路面標識を検出することもできる。
また、除外判定部24は、路面標識などの駐車枠PSの検出に不要な区画線候補Lcの有無を判定することもできる。例えば、除外判定部24は、黒色区画線候補Lc2を挟んで1対の白色区画線候補Lc1が配置されている場合に、1対の白色区画線候補Lc1の距離Dを評価する。
そして、1対の白色区画線候補Lc1の距離Dが所定のしきい値以下である場合、除外判定部24は、かかる1対の白色区画線候補Lc1に挟まれた黒色区画線候補Lc2を区画線Lの候補から除外する。
除外判定部24は、不要な区画線候補Lcと判定された場合、当該区画線候補Lcを区画線情報31から除外する。また、除外判定部24は、区画線情報31に駐車不可領域に関する情報を付与して、駐車枠検出部25へ通知する。
駐車枠検出部25は、区画線検出部23によって検出された区画線候補Lcに基づき、駐車枠PSを検出する。具体的には、駐車枠検出部25は、所定間隔をあけて平行配置される1対の区画線候補Lcに挟まれた領域を駐車枠PSとして検出する。
ここで、所定間隔とは、駐車場に関する法令などで規定される一般公共用の標準的な駐車領域の幅である。また、この際、駐車枠検出部25は、除外判定部24によって駐車不可領域として判定された領域を避けて、駐車枠PSを検出することができる。
すなわち、駐車枠検出部25は、駐車不可領域と判定されたゼブラゾーンなどを避けて駐車枠PSを検出することができる。駐車枠検出部25は、駐車枠PSを検出すると、駐車枠PSに関する駐車枠情報を駐車枠管理部26へ通知する。
なお、以下では、駐車枠検出部25によって駐車枠PSとして検出するために用いられた区画線候補Lcについて、区画線Lと記載する。また、上述の駐車枠情報には、車両Cを基準とする各駐車枠PSの頂点座標(すなわち、区画線Lにおいて駐車枠PSと接する側の頂点座標)が含まれる。
駐車枠管理部26は、駐車枠検出部25によって検出された駐車枠PSを時系列で管理する。駐車枠管理部26は、センサ群Scから入力されるセンサ値に基づいて車両Cの移動量を推定し、かかる移動量に基づいて過去の駐車枠情報に基づく実際の各駐車枠PSの頂点座標を推定することができる。
また、駐車枠管理部26は、新たに入力される駐車枠情報に基づいて、過去の駐車枠情報における駐車枠PSの座標情報を更新することも可能である。すなわち、駐車枠管理部26は、車両Cとの駐車枠PSとの相対的な位置関係を車両Cの移動に伴って随時更新する。
また、駐車枠管理部26は、複数の駐車枠PSがそれぞれ連続して配置されると仮定して、駐車枠PSの検出範囲を設定することも可能である。例えば、駐車枠管理部26は、駐車枠検出部25によって検出された1つの駐車枠PSを基準とし、かかる駐車枠PSと連続して複数の駐車枠PSが存在すると仮定する。
そして、駐車枠管理部26は、仮定された駐車枠PSの位置を検出範囲として設定する。これにより、上記の線分抽出部21は、駐車枠管理部26によって設定された検出範囲においてのみエッジ線の検出処理を行えばよいので、制御部2の処理負荷を抑制することができる。
停車位置決定部27は、線分抽出部21によって検出されたエッジ線に基づき、車両Cが駐車枠PSへ駐車する際の停車位置を決定する。例えば、停車位置決定部27は、線分抽出部21によって検出されたエッジ線に基づき、輪留めや縁石、壁、車幅方向に延びる白線などを検出することで、車両Cの停車位置を決定する。
停車位置決定部27は、輪留めを検出した場合、車両Cの後輪が輪留めの手前に来るように停車位置を決定し、輪留めに代えて、白線や壁などを検出した場合、白線の手前に車両Cの後端(例えば、リアバンパの先端)がくるように停車位置を決定する。
記憶部3は、例えば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、各種情報や各種プログラムの情報を記憶することができる。なお、画像処理装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
区画線情報31には、区画線検出部23により検出された区画線候補Lcに関する情報が登録される。例えば、区画線情報31には、検出された区画線候補Lcの4隅の頂点座標が登録される。
<変形例>
続いては、実施形態に係る画像処理の各種変形例について、図4〜図6を参照しながら説明する。図4は、実施形態の変形例1に係る画像処理方法の詳細を説明するための図である。
図4に示すように、U字型の区画線Lが白線で描かれている場合に、夜間などの暗い環境下で、雨などにより路面が濡れている場合には、直線状の白線部分が輝度の低い黒色区画線候補Lc2として検出され、かかる白線部分に挟まれた領域が輝度の高い白色区画線候補Lc1として検出される。
このような場合に、除外判定部24は、まず、撮像データから白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2を検出する(ステップS11)。そして、かかるステップS11では、1対の黒色区画線候補Lc2と、1つの白色区画線候補Lc1とが検出される。
次に、除外判定部24は、検出された両方の区画線候補Lc(白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2)の相対位置関係を比較する(ステップS12)。そして、白色区画線候補Lc1を挟んで1対の黒色区画線候補Lc2が配置されている場合に、除外判定部24は、1対の黒色区画線候補Lc2の距離Dを評価する(ステップS13)。
そして、1対の黒色区画線候補Lc2の距離Dが所定のしきい値以下である場合、除外判定部24は、かかる1対の黒色区画線候補Lc2に挟まれた白色区画線候補Lc1を区画線Lの候補から除外する(ステップS14)。
これにより、除外判定部24は、誤って検出された白色区画線候補Lc1を区画線Lの候補から除外することができる。したがって、変形例1によれば、夜間などの暗い環境下で雨などにより路面が濡れている場合にも、区画線Lの検出精度を向上させることができる。
ここまで説明したように、実施形態および変形例1によれば、昼間などの明るい環境下である場合でも、夜間などの暗い環境下で雨などにより路面が濡れている場合でも、区画線Lの検出精度を向上させることができる。
なお、実施形態および変形例1では、区画線LがU字型で描かれている場合について示したが、本開示が適用される区画線Lの形状はU字型に限られない。図5は、実施形態の変形例2に係る画像処理方法の詳細を説明するための図である。
図5に示すように、近接する2本の平行線である区画線Lが白線で描かれている場合に、昼間などの明るい環境下では、白線部分が白色区画線候補Lc1として検出され、かかる白線部分に挟まれた領域が黒色区画線候補Lc2として検出される。
このような場合に、除外判定部24は、まず、撮像データから白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2を検出する(ステップS21)。そして、かかるステップS21では、1対の白色区画線候補Lc1と、1つの黒色区画線候補Lc2とが検出される。
次に、除外判定部24は、検出された両方の区画線候補Lc(白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2)の相対位置関係を比較する(ステップS22)。そして、黒色区画線候補Lc2を挟んで1対の白色区画線候補Lc1が配置されている場合に、除外判定部24は、1対の白色区画線候補Lc1の距離Dを評価する(ステップS23)。
そして、1対の白色区画線候補Lc1の距離Dが所定のしきい値以下である場合、除外判定部24は、かかる1対の白色区画線候補Lc1に挟まれた黒色区画線候補Lc2を区画線Lの候補から除外する(ステップS24)。
これにより、除外判定部24は、誤って検出された黒色区画線候補Lc2を区画線Lの候補から除外することができる。したがって、変形例2によれば、区画線Lが近接する2本の平行線で描かれている場合にも、区画線Lの検出精度を向上させることができる。
図6は、実施形態の変形例3に係る画像処理方法の詳細を説明するための図である。図6に示すように、区画線Lが近接する2本の平行線で描かれている場合に、夜間などの暗い環境下で雨などにより路面が濡れている場合には、路面の方が白線より輝度が高くなる場合があり、そのような場合、白線部分が輝度の低い黒色区画線候補Lc2として検出され、かかる白線部分に挟まれた領域が輝度の高い白色区画線候補Lc1として検出される。
このような場合に、除外判定部24は、まず、撮像データから白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2を検出する(ステップS31)。そして、かかるステップS11では、1対の黒色区画線候補Lc2と、1つの白色区画線候補Lc1とが検出される。
次に、除外判定部24は、検出された両方の区画線候補Lc(白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2)の相対位置関係を比較する(ステップS32)。そして、白色区画線候補Lc1を挟んで1対の黒色区画線候補Lc2が配置されている場合に、除外判定部24は、1対の黒色区画線候補Lc2の距離Dを評価する(ステップS33)。
そして、1対の黒色区画線候補Lc2の距離Dが所定のしきい値以下である場合、除外判定部24は、かかる1対の黒色区画線候補Lc2に挟まれた白色区画線候補Lc1を区画線Lの候補から除外する(ステップS34)。
これにより、除外判定部24は、誤って検出された白色区画線候補Lc1を区画線Lの候補から除外することができる。したがって、変形例3によれば、区画線Lが近接する2本の平行線で描かれており、夜間などの暗い環境下で雨などにより路面が濡れている場合にも、区画線Lの検出精度を向上させることができる。
<画像処理の手順>
続いては、実施形態に係る画像処理の手順について、図7を参照しながら説明する。図7は、実施形態に係る画像処理方法の手順を示すフローチャートである。
最初に、区画線検出部23は、撮像データから白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2を検出する(ステップS101)。次に、除外判定部24は、検出された両方の区画線候補Lc(白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2)の相対位置関係を比較する(ステップS102)。
そして、除外判定部24は、黒色区画線候補Lc2を挟んで1対の白色区画線候補Lc1が配置されているか否かを判定する(ステップS103)。そして、黒色区画線候補Lc2を挟んで1対の白色区画線候補Lc1が配置されている場合(ステップS103、Yes)、除外判定部24は、1対の白色区画線候補Lc1の距離Dを評価する(ステップS104)。
そして、除外判定部24は、1対の白色区画線候補Lc1の距離Dが所定のしきい値以下であるか否かを判定する(ステップS105)。ここで、1対の白色区画線候補Lc1の距離Dが所定のしきい値以下である場合(ステップS105,Yes)、除外判定部24は、かかる1対の白色区画線候補Lc1に挟まれた黒色区画線候補Lc2を区画線Lの候補から除外し(ステップS106)、処理を終了する。
一方で、1対の白色区画線候補Lc1の距離Dが所定のしきい値以下でない場合(ステップS105,No)、処理を終了する。
なお、ステップS103において黒色区画線候補Lc2を挟んで1対の白色区画線候補Lc1が配置されていない場合(ステップS103、No)、除外判定部24は、白色区画線候補Lc1を挟んで1対の黒色区画線候補Lc2が配置されているか否かを判定する(ステップS107)。
そして、白色区画線候補Lc1を挟んで1対の黒色区画線候補Lc2が配置されている場合(ステップS107、Yes)、除外判定部24は、1対の黒色区画線候補Lc2の距離Dを評価する(ステップS108)。
そして、除外判定部24は、1対の黒色区画線候補Lc2の距離Dが所定のしきい値以下であるか否かを判定する(ステップS109)。ここで、1対の黒色区画線候補Lc2の距離Dが所定のしきい値以下である場合(ステップS109,Yes)、除外判定部24は、かかる1対の黒色区画線候補Lc2に挟まれた白色区画線候補Lc1を区画線Lの候補から除外し(ステップS110)、処理を終了する。
一方で、1対の黒色区画線候補Lc2の距離Dが所定のしきい値以下でない場合(ステップS109,No)、処理を終了する。また、ステップS107において、白色区画線候補Lc1を挟んで1対の黒色区画線候補Lc2が配置されていない場合(ステップS107、No)、処理を終了する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、区画線LがU字型や近接する2本の平行線の場合について示したが、区画線Lの形状はかかる例に限られない。
実施形態に係る画像処理装置1は、区画線検出部23と、除外判定部24とを備える。区画線検出部23は、車両Cの周囲が撮像された画像データに基づいて、駐車枠PSを区画する区画線Lの候補となる区画線候補Lcを検出する。除外判定部24は、区画線検出部23によって検出された区画線候補Lcを区画線Lの候補から除外するか否かを判定する。また、除外判定部24は、路面より輝度が高い区画線Lより検出される白色区画線候補Lc1と、路面より輝度が低い区画線Lより検出される黒色区画線候補Lc2とが検出され、白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2のうち一方を第1区画線候補とし、他方を第2区画線候補とした場合において、第2区画線候補を挟んで1対の第1区画線候補が配置され、かつ1対の第1区画線候補の距離Dが所定のしきい値以下である場合、第2区画線候補を区画線Lの候補から除外する。これにより、昼間などの明るい環境下である場合でも、夜間などの暗い環境下で雨などにより路面が濡れている場合でも、区画線Lの検出精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る画像処理装置1において、除外判定部24は、黒色区画線候補Lc2を挟んで1対の白色区画線候補Lc1が配置され、かつ1対の白色区画線候補Lc1の距離Dが所定のしきい値以下である場合、黒色区画線候補Lc2を区画線Lの候補から除外する。これにより、昼間などの明るい環境下である場合に、区画線Lの検出精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る画像処理装置1において、除外判定部24は、白色区画線候補Lc1を挟んで1対の黒色区画線候補Lc2が配置され、かつ1対の黒色区画線候補Lc2の距離Dが所定のしきい値以下である場合、白色区画線候補Lc1を区画線Lの候補から除外する。これにより、夜間などの暗い環境下で、雨などにより路面が濡れている場合にも、区画線Lの検出精度を向上させることができる。
また、実施形態に係る画像処理方法は、区画線検出工程(ステップS101)と、除外判定工程(ステップS102〜S110)と、を含む。区画線検出工程(ステップS101)は、車両Cの周囲が撮像された画像データに基づいて、駐車枠PSを区画する区画線Lの候補となる区画線候補Lcを検出する。除外判定工程(ステップS102〜S110)は、区画線検出工程(ステップS101)によって検出された区画線候補Lcを区画線Lの候補から除外するか否かを判定する。また、除外判定工程(ステップS102〜S110)は、路面より輝度が高い区画線Lから検出される白色区画線候補Lc1と、路面より輝度が低い区画線Lから検出される黒色区画線候補Lc2とが検出され、白色区画線候補Lc1および黒色区画線候補Lc2のうち一方を第1区画線候補とし、他方を第2区画線候補とした場合において、第2区画線候補を挟んで1対の第1区画線候補が配置され、かつ1対の第1区画線候補の距離Dが所定のしきい値以下である場合、第2区画線候補を区画線Lの候補から除外する(ステップS106、S110)。これにより、昼間などの明るい環境下である場合でも、夜間などの暗い環境下で雨などにより路面が濡れている場合でも、区画線Lの検出精度を向上させることができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細及び代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲及びその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 画像処理装置
2 制御部
3 記憶部
21 線分抽出部
22 不適領域判定部
23 区画線検出部
24 除外判定部
25 駐車枠検出部
26 駐車枠管理部
27 停車位置決定部
31 区画線情報
100 駐車支援システム
PS 駐車枠
L 区画線
Lc 区画線候補
Lc1 白色区画線候補
Lc2 黒色区画線候補
D 距離

Claims (4)

  1. 車両の周囲が撮像された画像データに基づいて、駐車枠を区画する区画線の候補となる区画線候補を検出する区画線検出部と、
    前記区画線検出部によって検出された前記区画線候補を前記区画線の候補から除外するか否かを判定する除外判定部と、
    を備え、
    前記除外判定部は、
    路面より輝度が高い区画線から検出される白色区画線候補と、路面より輝度が低い区画線から検出される黒色区画線候補とが検出され、前記白色区画線候補および前記黒色区画線候補のうち一方を第1区画線候補とし、他方を第2区画線候補とした場合において、
    前記第2区画線候補を挟んで1対の前記第1区画線候補が配置され、かつ1対の前記第1区画線候補の距離が所定のしきい値以下である場合、前記第2区画線候補を前記区画線の候補から除外すること
    を特徴とする画像処理装置。
  2. 前記除外判定部は、
    前記黒色区画線候補を挟んで1対の前記白色区画線候補が配置され、かつ1対の前記白色区画線候補の距離が所定のしきい値以下である場合、前記黒色区画線候補を前記区画線の候補から除外すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記除外判定部は、
    前記白色区画線候補を挟んで1対の前記黒色区画線候補が配置され、かつ1対の前記黒色区画線候補の距離が所定のしきい値以下である場合、前記白色区画線候補を前記区画線の候補から除外すること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 車両の周囲が撮像された画像データに基づいて、駐車枠を区画する区画線の候補となる区画線候補を検出する区画線検出工程と、
    前記区画線検出工程によって検出された前記区画線候補を前記区画線の候補から除外するか否かを判定する除外判定工程と、
    を含み、
    前記除外判定工程は、
    路面より輝度が高い区画線から検出される白色区画線候補と、路面より輝度が低い区画線から検出される黒色区画線候補とが検出され、前記白色区画線候補および前記黒色区画線候補のうち一方を第1区画線候補とし、他方を第2区画線候補とした場合において、
    前記第2区画線候補を挟んで1対の前記第1区画線候補が配置され、かつ1対の前記第1区画線候補の距離が所定のしきい値以下である場合、前記第2区画線候補を前記区画線の候補から除外すること
    を特徴とする画像処理方法。
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